Japan Evangelical Churches JEC正・補教師セミナー

一宮基督教研究所
Japan Evangelical
Churches
JEC正・補教師セミナー
2005年度
11月20日
西宮 JEC本部にて
目次
JEC共通の教理的アイデンティティを考える
多様性は崩壊を意味はしないし、
崩壊を示唆することもない…。ただ
し、福音的な焦点と共通の関心事を
欠くと、…特に教理的関係の問題に
対する興味の欠如が明らかに拡大
しつつあることは、この運動の核心
をむしばむことになりかねない深刻
な危険をはらんでいる。
…一例として米国では、南部バプ
テスト連盟の内部で、教理的洞察力
の深刻な喪失が明らかになってい
る。このヴィジョンの喪失は、自分た
ちが受け継いできたものに対する関
心の不足から容易に起こりうる。
バプテストの、特に米国における
バプテストの思想を最近まとめた文
章で、ティモシー・ジョージとデヴィッ
ド・S・ドッケリーは、次のような考え
方がバプテストの間で多くなっている
と言う。
歴史的運動と組織神 1
学の関係
伝統的福音主義から 2
実用的福音主義へ
3
JECの歴史神学
軸:パワーポイント
JECの歴史神学的 7
描写の輪郭
JECの神学教育機関のKBI
「バプテストは、本来が教理重視の
グループではない。われわれには聖
書のほかに信条はないし、聖書は誰
もが個人的好みに従って解釈すべき
ものである。神学の基礎となる基準
は個人の経験であり…バプテストと
は自由を意味する。束縛されずに考
え、信じ、宣教する自由を。」
アイデンティティの希薄化現象に対処する
だが、ジョージとドカリーが指摘す
るように、それは容易に「根なし草」
の意味にもなりうる。この「成熟し
きった無関心のイデオロギー」と明ら
かに同じものが他の多くの主要教派
にも存在する。
アメリカのゴードン・コンウェル神学
校(福音派)のD.ウェルズ教授はそ
の著作〝No Place for Truth〟の中
で、福音派教会内部における「聖書
の真理の喪失の事態」と「アイデン
ティティの希薄化現象」を指摘してい
る。
JECも50年の歴史を越えて、新し
い世紀の宣教の只中にある。宣教の
スピリットと神学のロゴスは車の両輪
である。このセミナーの機会にJECと
いう群れが共有する教理的アイデン
ティティについて考えてみることにし
よう。
13
JECの組織神学
軸:パワーポイント
JECの組織神学的 16
展開の要点
電子メール講義録、 117
ビデオ講義録リスト
JECの「組織神学」
以前、JECニュースに
歴史神学講義の結実と
して「JECの源流と歴史
的遺産」を掲載させてい
ただきました。今回は、
組織神学講義の結実と
して「エリクソンの『キリ
スト教神学』とJEC教理
的アイデンティティ」の関
連を模索する機会とさ
せていただきたいと思い
ます。この両者があい
まって神学的な座標軸
が明らかとなり、その結
果JECの立体的な把握
が可能になるのです。
日本福音教会
施行細則
沿革
日本福音教会は(以下「JEC」という。)は、オレブロ・ミッションが、1952年2
月に最初の教会を堺市に設立して以来、各地に設立された諸教会と同ミッションとが連合
体を結成したものである。
信仰告白
第1条
聖書は、聖なる霊感によって記された神の言であり、信仰と生活のすべてにおい
て絶対に信頼しうる最高の権威である。
第2条
父なる神は、天地の創造者であり、聖において完全、全知全能にして、恵みと愛
に富み給うかたである。
第3条
イエス・キリストは、父なる神のひとり子であり、聖霊によって受胎し、処女マ
リヤより生れ、罪のない生涯をおくられ、十字架において世の罪の贖いのために身代わり
の死をとげ、葬られてよみにくだり、三日目に肉体をもってよみがえり、天に昇り、ご自
分の民のために大祭司となられ、とりなしの祈りをされている。そしてご自分の王国を建
てるために見える姿で再びこの世に来られる。
第4条
聖霊は、三位一体なる神の第三位であり、罪と義と審きについて世の人の目を開
き、信じる者を新生、聖化し、また慰め主なるかたである。われらは、聖霊のバプテスマ、
九つの賜物、聖霊による結実を信じる。聖霊のバプテスマ、あるいは満たしは明確な体験
である。
第5条
すべての人は、性質においても行為においても罪人である。しかし、キリストを
主、また救い主として受け入れるものは罪ゆるされ、神のみ前で永遠の命を喜ぶものとな
り、キリストを拒むものは刑罰を受けて苦しむものとなる。
第6条
普遍教会は、キリストを頭として新生した人々のみが肢体であるところの生ける
霊の体である。また、目に見える地方教会は、イエス・キリストを信じる者の交わりであ
る。信徒は、バプテスマによってキリストと共に葬られ、よみがえらされ、礼拝、奉仕、
相互援助において結ばれる。これらの地方教会には、洗礼(浸礼)と聖餐の礼典が委ねら
れている。
第7条
それぞれの地方教会は独立自治であり、それを基として他の地方教会との相互依
存の関係を保つ。
それでは、二千年の教会史における「JECの源流と歴史的遺産」を以下の三
つの要素に注目しつつ見てまいりましょう。まず第一に、最も根本的な要素と
して神学的・教理的要素があります。つまり、何を信じているのかの問題で
す。JECは「聖書信仰」に立っていると主張されますように、穏健で中庸
な、バランスのとれた一定の神学的立場に立っています。第二に、歴史的要素
があります。JECの背後には、カリスマ運動、ケズィック運動、バプテスト
運動、会衆派ピューリタン運動、等々の特定の歴史的運動が存在しています。
よく「現在の根は過去に深く根ざしている」とか、「教会の歴史は現在を解明
する」といわれるところです。第三に、社会的、文化的要素があります。JE
Cという現象は歴史における一つの社会的・文化的現象という一面を持ってい
ます。区別できるJEC独自の行動様式を分析することによって、JECの立
体的な把握を得ることができます。
組織神学軸
終末論
教会論
救済論
聖霊論
キリスト論
人間論
神論
歴史神学軸
使徒
古代
宗改
四つ
ア・カ
信条
正統
敬虔
フリ-
L対F
伝統的
E
啓示論
神学方法論
1
実用的
E
ヤンガ
ーE
エリクソンの神学のJECにおける活用
組織神学軸
JECは、「エリクンソンの神学をJECの 神学的座標軸 と位置づけ、
その下にJECの過去と現在の霊的遺産を適切に整理し、そして今後
展開していくであろう種々のムーブメントを適切に関係づける」というか
たちで、JECの流れの中のよきものを継承・深化・発展させていく軌道
を敷設することができる…
終末論
JECの共通項
と多様性
教会論
福音主義的霊性の探求
機能論
この点についてすぐれた解説者のひとりが
ジェームズ・I・パッカーで、…彼の含蓄の深い
1989年の講義「組織的霊性への序論」を考
察したい。前にも注目したが、その中で彼は、
神学と霊性を分離することは全く不可能であ
ると説いている。特に、パッカーは霊性を「もっ
と聖書的、神学的な支配下に置くこと」の必要
性に注意を喚起し…
共通項
礼拝
建徳
伝道
社会的責任
救済論
聖霊のBP・
満たし
聖化
新生
聖霊論
多様性
ルーツ
アイデンテ
ィティ
ストラトジィ
根
幹
枝
キリスト論
人間論
伝統的E
実用的E
神論
メガ・
チャーチ
スモール・
グループ
歴史神学軸
オレ
ブロ
JEC
伝道・教会設立
宣教師時代
塩屋
カリスマ
教会
成長
賜物
十字架と聖霊
福音理解
アイデンティティ論
第一世代
日本人教職者
スモー
ルG
小牧
者
アルフ
ァC
伝道戦略論
教会形成戦略論
2
第二世代
日本人教職者
…
啓示論
神学方法論
JECが聖書を
神学の根源、キ
リスト者生活の
究極的基準とし
て強調すること
で、JEC内の多
様性は、聖書的
に認められる多
様性でしかない
ことが確証され
る。
言い換えれ
ば、JEC内の多
様性はそれと対
応する多様性
が聖書に見られ
るならば容認さ
れる。聖書自体
がアプローチに
一定の幅を含
むか許容してい
る場面では、JE
Cは自分たちの
間にも同様の幅
のあるアプロー
チのあることを
当然と考えるべ
きである。結合
を強化しようとし
てこの多様性を
押さえ込むの
は、キリスト教
信仰の聖書的
基盤を歪めるこ
とになりかねな
い。
古代教会の正統信仰としてのJ
EC
JECの神学的座標軸
1.
− 歴史神学軸(横軸) −
2.
異端:主要教理の軽視
正統:公同性、古代性、一致同意
1.
2.
2003.11.16 甲山自然の家
三位一体論
神人二性一人格論
JEC正・補教師セミナー
一宮基督教研究所
安黒務
4
1
序:ルーツについて
1.
2.
3.
宗教改革の子孫としてのJEC
JEC→スウェーデン・オレブロ・ミッション
(インターアクト)→スウェーデン・バプテ
スト諸教会
SB→アメリカ・バプテスト→会衆派ピュー
リタン(英国宗教改革)
宗教改革→古代の正統信仰→初代教会
の信仰→キリストの死・葬り・復活の事実
1.
2.
中世カトリックを背景にした宗教改革
改革の三大原理
1.
2.
3.
聖書のみ
信仰義認
聖徒の交わりとしての教会
2
5
英国プロテスタントからの分岐と
してのJEC
使徒的キリスト教としてのJEC
1.
2.
3.
聖書における創造・福音の記述
神話・創作とみる立場
事実の記述・描写とみる立場
1.
2.
3.
4.
3
ルター派、カルヴァン派、アナバプテスト
派、英国のプロテスタント
英国のプロテスタント(ピューリタン運動)
会衆派ピューリタン→バプテスト派
第二ロンドン告白:ウエストミンスター信
仰告白との関連
6
3
敬虔主義運動の体質をもつ群れ
としてのJEC
予定論論争におけるJEC
1.
2.
3.
4.
アルミニウス主義とカルヴァン主義
人間の自由意志と神の主権
聖書は神学よりも大きい
両者を包摂していく
正統主義神学の正統的実践
敬虔主義運動
ケズィック運動のメッセージ
ウォッチマン・ニー「キリスト者の標準」
1.
2.
3.
4.
1.
2.
3.
ケズィック運動のメッセージとW.ニーの分離
W.ニーの人間論・教会論・終末論等には問題あり
異端:ウィットネス・リーと日本福音書房
7
10
簡易信条主義としてのJEC
1.
2.
3.
自由教会としてのJEC
信条
信条主義の教会
簡易信条主義の教会
1.
2.
教会と国家とか明確に分離した社会
独立と自治を有し、目的を同じくする者の
自発的共同体
8
11
正統主義神学との連続性をもつ
JEC
1.
2.
3.
福音主義同盟の一員としてのJ
EC
宗教改革の遺産の体系化
カルヴァン→トゥレタン→ホッジ
ストロング、シーセン→エリクソン
1.
2.
3.
9
啓蒙思潮
自由主義神学:「適応・適合」の道
福音主義神学:近代理性との戦い
12
4
ローザンヌ運動の推進者として
のJEC
1.
2.
3.
聖霊のメッセージ①
プレ・ローザンヌ
ローザンヌ会議
ポスト・ローザンヌ
1.
歴史的背景
1.
2.
3.
2.
カトリック:
保守プロテスタント福音派:
ペンテコステ福音派:
今世紀の展開
1.
2.
3.
ペンテコステ運動
カリスマ運動
第三の波の運動
13
16
序:アイデンティティについて
1.
2.
3.
4.
5.
聖霊のメッセージ②
ルーツとアイデンティティの関係
2000年の歴史の中の50年の運動
「十字架と聖霊」:我喜屋師
十字架とは:義認論・聖化論
聖霊とは:聖霊論の中の賜物論
1.
2.
3.
4.
5.
表現の多様性
JEC:「聖霊のバプテスマもしくは満たし」
保守福音派とペンテコステ福音派の真ん
中:二股、架け橋的位置
異言理解: アバ 意識からの派生語−
霊による祈りと賛美
「聖霊の満たし」の真の目的は何か
14
17
十字架のメッセージ
1.
2.
3.
4.
5.
6.
序:継承・深化・発展への輪郭
スウェーデン・バプテスト:漸進的聖化論
塩屋の神学校:危機的聖化の強調
折衷的理解:「キリスト者の標準」
ローカル・チャーチ運動の顕在化
「ウォッチマン・ニー」ブーム去る
しかし、敬虔主義運動の遺産の継承は
大切
1.
2.
15
意味ある選択肢、市民権の獲得
神学的特質の確認
18
5
聖書的であること
1.
2.
3.
自己革新性
教派的伝統・特色の盲目的継承ではなく
聖書的適格性の絶えざる吟味
伝統の良き部分の継承・深化・発展を目
指す
1.
2.
3.
非批判的伝統主義ではなく、
「改革された教会は常に改革され続け
る」べき
批判的学問性:JECの流れの検証力
1.
2.
時代遅れのもの、変革すべきもの
継承・深化・発展させるべきもの
19
22
公同的であること
1.
2.
3.
4.
5.
6.
M.J.エリクソンの神学
分派的・自己流ではいけない
つまり、JEC独自の表現・体験的証しを
教派を越えて理解されうる、包括的な神
学の中に位置づけ、表現していく
特に、十字架経験と聖霊経験において
公同性を反映させていく努力
そして、次の世代へ継承していく
1.
2.
1.
2.
3.
3.
4.
20
2.
3.
4.
スウェーデン・バプテスト系
牧会者のハートと神学者の知性
四つの特質を宿す
福音派のスタンダードとしてのJEC
カリスマ的なことにオープンなエヴアジェ
リカルとしてのJEC
23
現代的適応性
1.
JECの神学的座標軸となりうる神学書
M.J.エリクソンの組織神学、書籍群
聖書の使信をオウム返しで語る:シーセ
ン
今日的情況に即して、新しく語る:エリク
ソン
集会やムーブメントからの刺激・メッセー
ジの収集とともに
JEC関連の神学書の収集・継続的研究
21
6
JECの神学的座標軸
− 過去・現在・未来を眺望して −
JECの神学的輪郭とその座標軸を模索する
JEC宣教50周年記念誌小論文
山崎チャペル(一宮基督教研究所):安黒務
<序>
ずっと以前、フレッド・スンベリ師に「KBIの二十五周年の記念論文」をお願いし
ましたとき、「過去のことはもういい、未来のことを考えよう!」と言われたことを
思い出します。今回JEC宣教50周年を機会に“JECのルーツとアイデンティ
ティ”を過去・現在・未来というマクロ的な視野から模索し、ひとつの試案とし
て“JECの神学的輪郭とその座標軸”を描きだしてみたいと思います。
<1> 過去:JECのルーツについて
まずJECのルーツについて、歴史的におおまかにさかのぼっていくことにしましょ
う。JECのマザー・ミッションは、「スウェーデン・オレブロ・ミッション(現在
は三教派合同により“インターアクト”)」です。スウェーデン・オレブロ・ミッ
ションは、「スウェーデン・バプテスト系諸教会」を基盤としています。スウェーデ
ン・バプテスト教会のルーツは英国の宗教改革であります「ピューリタン運動」の流
れにあります。ピューリタン運動は16世紀のルターやカルヴァンの「宗教改革の流
れ」の中のひとつにあたります。宗教改革は、ある意味で「古代の正統教理」を継承
する運動であります。そして古代の正統教理は、「初代教会の信仰」に根差してお
り、「イエス・キリストの死・葬り・復活の事実と使徒たちの証言」を基盤にしてい
ます。
このような理解に立ち、私なりにもう少し詳しく記述していきますと、第一に「初
7
file:///D|/200310-JEC/JEC補教師セミナー/⑥JECの神学的座標軸.htm (1/6)15/11/15 13:44:50
JECの神学的座標軸
代教会」との関連におきましては、「聖書における創造や福音を神話とか創作とみる
立場」とは異なり、JECは使徒たちの信じていた通りの使徒的キリスト教を割り引
きもせず、水増しもせず、忠実に継承し、それを熱烈にあかしする群れです。
第二に「古代教会」との関連におきましては、「主要教理を軽視して異端に走る群
れ」とは異なり、JECとはあらゆるところで(公同性)、常に(古代性)、すべて
によって(一致同意)信じられてきた正統信仰の根幹を基本とする群れです。三位一
体論やキリストの神人二性一人格論などがそれにあたります。
第三に「中世を背景にした宗教改革」との関連におきましては、JECは「聖書の
み(が神の唯一のことば)」「信仰義認(キリストの贖いのみによる罪の赦し)」
「(法王を中心とするピラミッド型の構造ではなく)聖徒の交わりとしての教会(万
人祭司)」の三大原理を忠実に継承する宗教改革の子孫です。
第四に「宗教改革における四つの流れ(ルター派、カルヴァン派、アナバプテスト
派、英国のプロテスタント)」の関連におきましては、JECは英国のプロテスタン
ト(ピューリタン運動)につながりをもつ流れです。実際にバプテストの信仰告白の
ひとつであります第二ロンドン告白は、「ピューリタン神学の華」といわれますウェ
ストミンスター信仰告白のうち、教会論のみを会衆制に変えたものと言われていま
す。
第五に「アルミニウス主義対カルヴァン主義の論争」の関連におきましては、JE
Cは神は常に神学よりも大きいし、聖書は私たちの組織的成文化よりもずっと豊かで
大きいという理解の下に両者を包摂する立場をとる群れです。スウェーデン・バプテ
スト系の流れはカルヴァン主義者を主としつつ、アルミニウス主義者をも包摂してい
ると聞きます。
第六に「信条主義」の関連におきましては、JECは簡易信条主義の立場をとって
いますが、信条は常に誤りのない聖書に従属することを認識しつつ、バプテストの信
仰告白をはじめとし、ウエストミンスター信仰告白などの諸信条の価値を認め、それ
らからも学ぶ群れです。
第七に「正統主義神学」との関連におきましては、JECは宗教改革の遺産の体系
化であります17世紀のプロテスタント正統主義と近代の福音派の神学との連続性を
認識する群れです。KBIで使用されてきましたヘンリー・シーセンの「組織神学」
や現在使用されていますミラード・エリクソンの「キリスト教教理入門」もそれらを
継承しているものです。
第八に「敬虔主義運動」との関連におきましては、JECは正しい教理は正しい生
活実践を伴わなければならないと考える敬虔主義運動の体質を有する群れです。「十
字架のメッセージ」もその霊的遺産のひとつです。
第九に「自由教会(フリー・チャーチ)運動」との関連におきましては、JECは
教会と国家とが明確に分離した社会において独立と自治を有する「目的を同じくする
自発的共同体」としての群れです。「明確に新生したもののみに、浸礼を授け、その
8
file:///D|/200310-JEC/JEC補教師セミナー/⑥JECの神学的座標軸.htm (2/6)15/11/15 13:44:50
JECの神学的座標軸
メンバーで教会形成をする」バプテストの流れはその典型です。
第十に「リベラリズム(自由主義神学)と福音主義」との関連におきましては、J
ECは「聖書を誤りのある歴史的・宗教的一文書」としてみるリベラリズムに危機感
を抱いて1846年に結成された「聖書を神によって霊感された誤りのないことば」
としてみる福音主義同盟の9項目より成る福音主義信仰にたつ群れです。オレブロ・
ミッションはスウェーデン福音同盟に所属しており、世界福音同盟の一員でもありま
す。JECは日本福音同盟に加盟していませんが、同じ立場に立っていることに疑い
の余地はありません。
そして第十一に「世界宣教運動」との関連におきましては、JECは「世界宣教運
動を非聖書的な方向に向けてきたWCC(世界キリスト教協議会)」に対抗して開催
されました1974年の「ローザンヌ世界伝道会議」が明らかにしました「ローザン
ヌ誓約」の聖書的な「福音的信仰と宣教観とライフ・スタイル」を信奉するところの
群れです。オレブロ・ミッションは、1978年の総会で「ローザンヌ誓約」を宣教
活動の基本方針として採択しました。JECも同様の福音理解と宣教観の流れの中に
あるといってよいでしょう。以上、キリスト教史2000年の流れの中に歴史的ルー
ツとの連続性をもつJECについてみてまいりました。(参考文献:宇田進「福音主
義キリスト教と福音派」、他)
<2> 現在:JECのアイデンティティについて
次に、JECのアイデンティティについてみてまいりましょう。まず明らかなこと
は、ルーツとアイデンティティを切り離すことはできないということです。すでに記
述してきました内容において“JECのアイデンティティ”の九割方が決定づけられ
ていると思います。ここ50年間のJECの中心的流れは、我喜屋師に代表される
「十字架と聖霊」のメッセージといえると思います。ただそれらは新しい、あるいは
奇異なものではなく、すでに継承されてきました聖書の啓示とキリスト教神学の歴史
の“絶大な霊的な遺産”の一領域、特に救済論の中の「聖化論」と聖霊論の中の「聖
霊の賜物論」の領域に聖霊がその時代状況の中で解き明かしの光を注がれた時代で
あったといってよいでしょう。このメッセージの神学的輪郭を二つに分けて描きたい
と思います。(参考資料:「シカゴ・コール」、他)
①「十字架」のメッセージ
十字架のメッセージは、JECの第一世代の日本人教職者に共通するものと聞いて
います。第一世代の先生方が「“きよめ(危機的聖化)“を強調する塩屋の神学校」
で学ばれたことも関係があると思います。スウェーデン・バプテストの流れは基本的
に「聖化を一生涯の漸進的過程」において捉える理解です。それらの両者の折衷的理
解として有名なウォッチマン・ニーの「キリスト者の標準」においてメッセージの輪
郭が明確にされてきたようです。
9
file:///D|/200310-JEC/JEC補教師セミナー/⑥JECの神学的座標軸.htm (3/6)15/11/15 13:44:50
JECの神学的座標軸
ウォッチマン・ニーの「キリスト者の標準」や「キリスト者の行程」は、ケズィッ
ク聖会におけるメッセージを資料源として芸術作品のように仕上げられたものである
と言われています。「ケズィック」は英国のリゾート地の名前で、そこで毎年開催さ
れている「ホーリネスを強調する」聖会の名前です。ただ、ケズック運動は組織とか
教派ではなく、超教派の聖会であり、聖公会・バプテスト・長老派そして他の教派か
ら多くの著名な説教者が奉仕しています。教理的には幅広い多様性があります。そし
てこれらのメッセージの流れは、歴史的に「敬虔主義運動」に包括し位置づけること
ができると思います。(参考文献:ダナ・ロバーツ「ウォッチマン・ニーを理解す
る」、他)
②「聖霊」のメッセージ
聖霊のメッセージとは、今世紀中期からの「聖霊カリスマ運動」からのものです。今
世紀初頭からのペンテコステ運動は、スウェーデンにも波及し、スウェーデン・バプ
テスト同盟から分離した諸教会は、1937年にオレブロ・ミッションを設立しまし
た。ですから、ペンテコステ的経験は宣教師の来日以前のオレブロ・ミッション諸教
会にあったと思われます。また、ペンテコステ的経験が世界宣教へのエネルギーで
あったと思われます。
日本福音教会における聖霊経験の広がりは、今世紀中期からのアメリカやカナダか
らの「聖霊カリスマのチーム」によってさかんなものとなっていきました。単なる経
験のみではなく、聖霊と経験についてのバランスのとれた教えが特徴としてありまし
た。聖公会のデニス・ベネットの「朝の九時」や「聖霊とあなた」はよく読まれまし
た。
オレブロ・ミッションもJECも、バプテスト的な背景とバランスのとれた伝統的
教理を保ちつつ、ペンテコステ的経験にオープンであったという点において、「伝統
的脈絡に立ちつつ、その神学的脈絡にそうかたちでペンテコステ的経験を理解し受容
する」というカリスマ運動の特徴を明らかにしてきました。ただ聖霊運動は非常に多
面的であり、簡潔に表現し位置づけることは困難です。いうなればすべての神学と実
践の領域に関与しています。その神学的位置づけ等に関心のある方は、私のホームペ
ージにあります「JECアイデンティティ研究室」にある資料集をご覧ください。
(参考文献:R.H.カルペッパー「カリスマ運動を考える」、他)
<3> 未来:JEC神学の継承・深化・発展への輪郭
ここでさらに次の50年を見渡してのJECの神学的輪郭のあり方を模索してみたい
と思います。JECのあり方が、日本のキリスト教会の中において、ひとつの意味あ
る選択(オプション)として評価され、市民権を獲得しうるかたちに成熟していくた
めには、一体どのような神学的特質に特色づけられている必要があるのでしょうか。
10
file:///D|/200310-JEC/JEC補教師セミナー/⑥JECの神学的座標軸.htm (4/6)15/11/15 13:44:50
JECの神学的座標軸
その第一は、真に聖書的、福音的であることです。“聖書的適格性”が絶えず自己
吟味されていく必要があります。
第二に、分派的、自己流であってはいけません。常に公教会的であることが大切で
す。あらゆるところで、常に、すべてによって信じられてきた“正統信仰の公同
性”を反映するものでなければなりません。
第三に、“現代的適応性”と四つに取り組むものでなければなりません。聖書の使
信の高さ・深さ・広さを特定の文化言語と思惟様式において積極的に立証することを
不可避の機能として担うことが必要です。オウム返しに語るのみではなく、新しく語
らねばなりません。単に要約するのみでなく、新しく理解されなければならないので
す。
第四に、“自己革新性”を不可欠の属性としてもつものでなければなりません。改
革された教会は常に改革され続けなければなりません。さらに「非批判的伝統主義」
に対して、キリスト教有神論というパラダイムに立った批判的学問性が必要とされて
います。宗教者一般によく見受けられる主観、熱狂、独善のみでなく、客観的、学問
的脈絡が求められているのです。(参考資料:宇田進「日本の福音主義神学に未来は
あるか」、他)
最後に、「これらの四つの特質を保ちつつ、JECのルーツとアイデンティティの
脈絡にかなう神学のあり方を示すものにはどのようなものがあるのか。」と問わねば
なりません。
私はそれにかなう神学のひとつとして、“ミラード・J・エリクソンの神学著作
集”を推薦できると思います。エリクソンは、私たちと同じルーツのスウェーデン・
バプテスト系のクリスチャンです。彼はバプテストと福音主義の遺産に忠実でありつ
つ、上記の四つの特質を宿す神学者です。「牧会者のハートと学者の知性」をもつ神
学者とも言われます。
彼の著書は「組織神学の傑作」と評価され、現在のアメリカのキリスト教大学や神
学校で教派を越えて「基準書」として用いられています。実際読んでみての感想は、
「多くの神学書は概念的であり“電話帳”を読んでいるような印象をもちますが、エ
リクソンの著書は魂のこもった“讃美歌”を歌っているようなのです。」ただ紙面が
限られていますので、ここで詳しい紹介はできません。このエリクソン著作集をテキ
ストにしました講義レジュメと講義テープは、山崎チャペル内“一宮基督教研究
所”にありますので、必要な方はご連絡ください。またインターネットを通して「電
子メール講義」を毎日配信していますのでご利用ください。(参考文献:ミラード・
J・エリクソン「キリスト教神学入門」、他)
<結び>
11
file:///D|/200310-JEC/JEC補教師セミナー/⑥JECの神学的座標軸.htm (5/6)15/11/15 13:44:50
JECの神学的座標軸
以上、JECの過去・現在を振り返りつつ、次の50年間における神学のあり方を
ひとつの試案として模索してみました。私は来世紀におけるJECの神学のあり方・
方向性というものを真剣に考慮していくとき、“ミラード・J・エリクソンの神
学”を無視することはできないと思います。
私の提案としてですが、「エリクンソンの神学をJECの“神学的座標軸”と位置
づけ、その下にJECの過去と現在の霊的遺産を適切に整理し、そして今後展開して
いくであろう種々のムーブメントを適切に関係づける」というかたちで、JECの流
れの中のよきものを継承・深化・発展させていく軌道を敷設することができると思い
ます。
このような堅実な神学的作業を通してJECは、①明確な聖書的適格性・正統的公
同性を有する神学的ルーツ・アイデンティを自己確認する群れ、②現代的適応性・自
己革新性という神学的な意味での“未来展開可能な枠組み”を形作る群れ、③宣教の
パトス(情熱)と神学のロゴス(論理)の両輪を駆動させる群れ、そして④保守福音
派とカリスマ福音派の“架け橋的な位置”においてユニークな貢献をなす群れ、とし
てたゆむことなく前進し続けると思います。
このページで 「つながりにくいリンク」 がありましたら、お知らせください。
●感想、質問、登録、注文、コピー・印刷、資料代金・支援献金窓口
気軽に下記のアドレスまでメールをお寄せください。あなたのメールをお待ちしています。このホームページの資料を
プリントアウト、そして再コピーされる場合は、それぞれ与えられた恵みに従って「ICI支援献金」をしていただけ
たら感謝です。
安黒務 : 郵便振替口座番号: 01110-0-15025 加入者名: 一宮基督教研究所
12
file:///D|/200310-JEC/JEC補教師セミナー/⑥JECの神学的座標軸.htm (6/6)15/11/15 13:44:50
「第二部 神の啓示」とJEC
JECの神学的座標軸
1.
− 組織神学軸(縦軸) −
2.
3.
2003.11.16 甲山自然の家
4.
JEC正・補教師セミナー
一宮基督教研究所
安黒務
5.
神の普遍的啓示
神の特別啓示
啓示の保存:霊感
神の言葉の信頼性:無
誤性
神の言葉の力:権威
1
4
「キリスト教神学」の要約版
『キリスト教教理入門』概略
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
「第三部 神の性質」とJEC
神学をすること
啓示
神の性質
神のみわざ
人間
罪
キリストの人格
キリストのみわざ
聖霊
救い
教会
終末
1.
2.
3.
4.
神についての教理
神の偉大さ
神の善良さ
神の三一性:三位一体
聖書
神
終末
教会
神学
救済
人間
キリスト
聖霊
2
5
「第一部 神学をすること」とJEC
1.
2.
神についての研究
キリスト教のメッセージ
を今日化すること
「第四部 神のみわざ」とJEC
1.
2.
1世紀:
洗足
今日化:
3.
4.
5.
本質:
謙遜
3
神の計画
神の原初的みわざ:創
造
神の継続的みわざ:摂
理
悪と神の世界:特別の
問題
神の特別の代理人:天
使
計画
摂理
創造
6
13
「第五部 人間」とJEC
1.
2.
3.
「第八部 キリストのみわざ」とJEC
人間の教理についての
導入
人間における神の像
人間を構成している性
質
機能論
キリストのみわざへの
導入
贖いの中心的主題
1.
関係論
実体論
2.
モニズム
三分説
二分説
7
10
「第六部 罪」とJEC
1.
2.
3.
「第九部 聖霊」とJEC
罪の性質と源
罪の結果
罪の程度
人格
1.
神性
人格性
1.
2.
働き
2.
1.
2.
1.
2.
3.
旧約
新約
イエス
クリスチャン生活
今日におけるしるしと不思
議
8
11
「第七部 キリストの人格」とJEC
1.
2.
3.
「第十部 救い」とJEC
キリストの神性
キリストの人性
キリストの人格の統一
性
救いの概念
救いの先行性:予定
救いのはじまり
1.
2.
3.
1.
2.
救いの継続
4.
1.
2.
聖化
堅忍
救いの完成
5.
1.
9
主観的側面
客観的側面
栄化
12
14
「第十一部 教会」とJEC
教会の性質
1.
1.
2.
3.
神の民
キリストのからだ
聖霊の宮
教会政治
2.
1.
2.
3.
監督制
長老制
会衆制
教会の儀式
3.
1.
2.
洗礼
聖餐
13
「第十二部 終末」とJEC
1.
2.
3.
4.
導入的事柄と個人終末
論
再臨とその結果
千年王国と大患難の見
方
最後の状態
14
15
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第1章 神学をすること
神学の性質
2. 神学の方法
1.
3
1.神学の性質
1.教理の学びとしての神学
最も基本的な信仰-単純な陳述
„ 注意深い、組織的な研究と分析
1. 聖書的
2. 組織的
3. 人間の文化の脈絡において
4. 今日的
5. 実際的
„
4
1.神学の性質
2.教理の学びの必要性
イエスへの愛だけで十分?
信仰者と神との関係で必須のもの
2. 真理と経験の結びつき
3. 競合している世俗と宗教の思想の体系
„ 合衆国財務省の偽札のチェック方法
„
1.
5
1.神学の性質
3.科学としての神学
客観的・科学的研究の対象の一つ
2. 科学的知識についての伝統的な基準
3. 同じ論理のルール、伝達可能性
4. 特別な立場をもつ科学
1.
6
1.神学の性質
4.キリスト教教理研究の出発点
16
1
知識が引き出される資料源は?
2. 憲法に矛盾するいかなる法律も無効
3. 聖書は人間の手によって改訂されえない
4. オウム返しではなく、再表現・再適用
1.
7
2.神学の方法
1.聖書の材料の収集
関連聖句の箇所の確認
2. 注解書の著書の立場
3. 聖書の著者が聴衆に語っているもの
4. 種々の聖書資料の研究
1.
8
2.神学の方法
2.聖書の材料の整理
相違した状況-ひとつの主題
2. 相違した5%を一致のある95%で
1.
9
2.神学の方法
3.聖書の教えの意味の分析
1.
2.
10
今日的な意味を読み込まない
この箇所の本当の意味は何か
2.神学の方法
4.歴史的取り扱いの吟味
1.
2.
11
ひとつの教理-歴史の中での見方
他の神学者がどう扱ったか
2.神学の方法
5.他文化のもつ視点の検討
グローバリゼーションという現象と他文化の視点を参照する利点
2. 日本のバプテスト派の牧師の意見
1.
12
2.神学の方法
6.教理の本質のみきわめ
1.
13
聖書の教えは特別な状況下で記述
2.神学の方法
7.聖書以外の資料からの光
第一義的資料だが、唯一の資料ではない
神の像が何を意味しているのか
3. 非聖書的学問も神学知識に貢献
4. 時期尚早な結論をださない
1.
2.
14
2.神学の方法
17
2
8.教理の今日的表現
ティリッヒの「呼応の方法」
2. 生の個人的な次元に対する必要
3. 聖書時代から現在へのメッセージの再表現
1.
15
2.神学の方法
9.解釈における中心的な主題の深化
1.
16
神学に特性を与えることの意味
2.神学の方法
10.主題における層形成
主要な論争点、副次的なポイント
2. 神学的主題の相対的重要性
1.
18
3
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第一部 神学をすること
„
„
3
1章 神についての研究
2章 キリスト教のメッセージを今日化すること
第2章 キリスト教のメッセージを
今日化すること
神学の今日的脈絡
キリスト教のメッセージの今日化へのアプローチ
3. キリスト教における不変の要素
4. 今日化の性質
5. 教理における永遠性の基準
6. まとめ
1.
2.
4
1.神学の今日的脈絡
神学の方法
2. 神学の短命化
3. 偉大なる学派の衰微
4. 神学的巨星の消滅
5. 福音主義神学−衰微を避ける
6. 文化との関係
7. 折衷主義
8. 独立性を維持する」
1.
5
2.キリスト教のメッセージの
今日化へのアプローチ
聖書時代の世界と現在の世界の比較
„ 天国と地獄は上下の関係なのか?
„ 聖書の真理を今日意味あるイメージで
1. 聖書の概念を聖書の用語において
2. メッセージの変革者
19
3. メッセージの翻訳者」
„
6
3.キリスト教における不変の要素
1
制度:カトリックの立場
2. 経験:フォスディックの立場
3. 行動・生き方:ラウシェンバッハの立場
4. 教理:メイチェンの立場
„ 教理的教えと道徳的行為の分離の問題
„ 教理的教えと経験の分離の問題」
1.
7
4.今日化の性質
不変:教理の本質的意味−今日的状況に適用
1世紀の教理の本質−21世紀の等価訳
3. 永続的本質と一時的形式の区別」
1.
2.
8
5.教理における永遠性の基準
普遍的要素を特定するための基準
文化を超えた不変性
2. 普遍的背景
3. 基盤として認識された普遍的要素
4. 本質的経験との確固とした結びつき
5. 漸進的啓示のうちでの最終的位置」
„
1.
9
6.まとめ
穀物の殻と実を見分ける−そのすべてから意味を
系図・公衆衛生のルール−特別な陳述にも意味が
3. カトリックの神学者−教理の歴史を辿る
4. 最小の共通分母ではなく、聖書の陳述そのものから」
最小の共通分母ではなく、聖書の陳述そのものから」
1.
2.
10
ICIインフォメーション
„
この講義はテープとMDで録音されており、必要な方にお分かちしています。関心の
ある方はご連絡ください。
20
2
http://www.aguro.jp/
2004/10/17
キリスト教神学
第7章 ポストモダンと神学
1
改訂版『基督教教理入門』第三章
一宮基督教研究所
安黒務
「キリスト教神学」
概略
2
1
1.神を研究すること
2.神を知ること
3.神はどのような方か
4.神は何をなされるか
5.人間
6.罪
2
7.
8.
9.
10.
11.
12.
第1部 神を研究すること
概略
3
1
2
4
キリストの人格
キリストのみわざ
聖霊
救い
教会
終末
1.神学とは何か
2.神学と哲学
3.神学の方法
4.神学と聖書の批評的研究
5.キリスト教のメッセージの今日化
6.神学とその言語
7.ポストモダンと神学
1.神についての研究
2.キリスト教のメッセージの今日化
3.ポストモダンと神学
第7章 ポストモダンと神学
概略
1.ポストモダニズムを定義する
1.プレモダニズム
2.モダニズム
3.モダニズムに対する不満
4.急進的ポストモダニズム
2.ポストモダン時代に神学すること
1.急進的ポストモダニズムに対する批判
2.建設的なポストモダン神学の諸原理
5
序
1.本章の目的
2.本章の概要
21
[email protected]
1
http://www.aguro.jp/
2004/10/17
3.研究課題
6
第1節 ポストモダニズムを定義する
序−1
• 神学において
• どの程度ポストモダン的?
• モダン、コンテンポラリーの意味
7
第1節 ポストモダニズムを定義する
序−2
1.近年−「モダン」という言葉の意味−変化
2.トーマス・オーデンの定義
8
第1節 ポストモダニズムを定義する
①プレモダニズム
1.宇宙は合理的なものである
2.目的論的
3.歴史も秩序立ったパターンに
4.形而上学的概念・認識的概念が関係していた
9
第1節 ポストモダニズムを定義する
②モダニズム
1.アプローチの一致点と相違点
2.近代思想−合理性・確実性の強調
3.インマヌエル・カント
4.ベーコンの思想・ニュートンの思想
5.ランドル『近代知性の形成過程』
6.あらゆる事柄を覆い尽くす説明を探求
10
第1節 ポストモダニズムを定義する
③モダニズムに対する不満
• アレン:モダン全体の崩壊の四領域
1.「自己充足的な宇宙」の問題
2.道徳と社会の基盤を見出すことに失敗
3.進歩への楽観主義の喪失
4.知識は中立的なもの
11
第1節 ポストモダニズムを定義する
④急進的ポストモダニズム
• 合理性の基本事項のいくつかを拒否しつつ、さらに急進的に
1.「脱構築」
2.ネオ・プラグマティズム
3.新しい歴史主義
4.モダニティの極端な拡張
12
第2節 ポストモダン時代に神学すること
22
[email protected]
2
http://www.aguro.jp/
2004/10/17
序
1.ポストモダン時代への移行の事実
2.真剣にポスチモダンの見方に備える
3.ポストモダンの精神構造
13
第2節 ポストモダン時代に神学すること
①急進的ポストモダニズムに対する批判-a
1.極端なポストモダニズムの信念には抵抗
2.中心的問題のひとつ−一貫性をもって主張を維持することの難しさ
3.脱構築を唱導しつつ、脱構築主義者であることは難しい
14
第2節 ポストモダン時代に神学すること
①急進的ポストモダニズムに対する批判-b
4.デリダのサールへのレスポンス
5.合理主義が制限したので、ポストモダンは合理主義を拒否
6.ポストモダン神学のための洞察
15
第2節 ポストモダン時代に神学すること
②建設的なポストモダン神学の諸原理−a
1.五人の目の見えない人たちと象
2.相対主義、多元主義、主観主義
3.外見上の主観性を扱う一つの試み
4.ある程度の謙遜が神学を保持する
16
第2節 ポストモダン時代に神学すること
②建設的なポストモダン神学の諸原理−b
5.福音の文化脈化にかかわる
6.共同体の訴え−客観性を保証しない
7.神学が未信者に提示される
23
[email protected]
3
キリスト教教理入門
1
1
1.
2.
3.
4.
5.
6.
2
神学をすること
神の啓示
神の性質
神のみわざ
人間
罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10. 救い
11. 教会
12. 終末
7.
8.
2
第二部 啓示論
z
z
z
z
z
3
3章
4章
5章
6章
7章
神の普遍的啓示
神の特別啓示
啓示の保存:霊感
神のことばの信頼性:無誤性
神のことばの力:権威
3章 神の普遍的啓示★
啓示の性質
一般啓示の様式
3. 一般啓示の現実と有効性
4. 一般啓示と人間の責任
5. 一般啓示の意味合い
1.
2.
4
第一節 啓示の性質
1.
2.
5
啓示には二つの分類
一般啓示に関して
第二節 一般啓示の様式
自然‥詩篇19:1、ローマ1:20
歴史‥イスラエルの歴史
3. 人間
1.
2.
1.
2.
6
第三節 一般啓示の現実と効力
1.自然神学−a
1.
2.
一般啓示の性質、範囲、有効性
自然神学の前提
1.
2.
3.
4.
3.
創造の完全さ
人間の完全さ
人間の知性と創造の一致
理性のみで純粋な神知識
トマス・アクイナス
1.
2.
7
道徳的、霊的資質
宗教的性質
自然と理性
下方の真理と上方の真理
第三節 一般啓示の現実と効力 24
1.自然神学−b.神存在証明★
1
宇宙論的証明
目的論的証明
3. 至高のデザイナーの存在
4. 人間論的・存在論的証明
5. 道徳的衝動と範疇的命令
6. 経験的論証
7. カントの論争
1.
2.
8
第三節 一般啓示の現実と効力
2.自然神学批判
論証の使用自体−不利益
原因の直接的連鎖−唯一の方法ではない
3. 経験を越えるものへ−論証の拡大
4. 100パウンド(50kg)持ち上げる人−それ以上
5. 生物の領域−複雑さと美しさ
6. 否定的データ−悪魔の存在の論証へ
1.
2.
9
第三節 一般啓示の現実と効力
3.関連聖句の吟味
1.
2.
3.
鍵となる聖句−吟味
多くの自然詩篇−詩篇19篇
ローマ人への手紙
1.
2.
4.
5.
6.
7.
10
1章:自然のうちの神の啓示
2章:人間の人格のうちの神の啓示
純粋で正確な知識−所有を示唆
不従順−等しく皆非難されている
使徒14:15−17
使徒17:22−31
第三節 一般啓示の現実と効力
4.一般啓示、しかし自然神学なしの
ジャン・カルヴァンの立場
一般啓示の有効性
3. 人間の理解力の盲目と暗闇
4. 自然神学の可能性−疑問視
5. 信仰の眼鏡
6. 神存在についての外形的証拠
1.
2.
11
第四節 一般啓示と人間の責任
人間に対する有罪宣告:ローマ1−2章
未信者の内的律法−ユダヤ人の律法と同じ働き
3. 憐れみの基盤を知らず−その上への自己投与
4. 理論上の可能性にオープン−それに過ぎず
1.
2.
12
第五節 一般啓示の意味合い
信者と未信者−共通の土台の存在
特別啓示の外−神知識についての可能性
3. 福音を耳にしなかった人々
4. 宗教と諸宗教の世界大の現象を説明
5. 創造と福音−一貫性のある神の啓示
6. 神が構成された全宇宙の真理の開示
1.
2.
25
2
キリスト教教理入門
1
1
1.神学をすること
2.神の啓示
3.神の性質
4.神のみわざ
5.人間
6.罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第二部 啓示論
3章
4章
5章
6章
7章
3
神の普遍的啓示
神の特別啓示
啓示の保存:霊感
神のことばの信頼性:無誤性
神のことばの力:権威
第4章 神の特別啓示
1.特別啓示の定義と必要性
2.特別啓示の様式
1.
2.
3.
特別啓示の人格的性質
特別啓示の人間的性質
特別啓示の類比的性質
3.特別啓示の方法
1.
2.
3.
歴史的出来事
神の語りかけ
受肉
4.特別啓示:命題的か人格的か?
5.啓示としての聖書
4
1.特別啓示の定義と必要性
1.語義と概念
2.生来の制限と道徳的制限
3.知識の拡張ではなく、選択的
4.罪深さに対して、治癒的
5.理解力の減少に対して、治療的
6.二つの啓示:調和的・補完的
5
2.特別啓示の様式
1.特別啓示の人格的性質
1.「わたしはある。」
2.ユークリッドの公理のようではなく
3.宇宙論の精査、伝記の詳述でなく
26
6
2.特別啓示の様式
1
2.特別啓示の人間的性質
1.人間の範疇において
2.特別に創造された言語なのか?
3.光輪をもつイエス像?
4.大部分は自然な出来事の形式で
7
2.特別啓示の様式
3.特別啓示の類比的性質
1.「走る」:単一の意味と相違
2.軍の工兵隊による作業
3.質的に同じ、しかし程度において差
4.神は両側を知っておられる
8
3.特別啓示の方法
1.歴史的出来事
1.一連の神的出来事
2.奇跡的介入と日常的介入
9
3.特別啓示の方法
2.神の語りかけ
1.自身からではなく、神からのもの
2.言語=仲介機能
3.語りかけの幾つかの形態
4.洞察・意見ではなく、啓示された解釈
10
3.特別啓示の方法
3.受肉
1.直接に現臨された
2.神の行為の頂点
3.神の肖像がそこに
4.行為としての啓示と言葉としての啓示
11
4.特別啓示:
命題的か人格的か?
1.新正統主義によれば
2.信仰が依拠しうる基盤
3.信頼に値する対象
4.神学それ自身のうちにある問題
5.結びつきが正しく説明されず
12
5.啓示としての聖書
1.命題→保存→文書化
2.経過・出来事−結果・生産物も
27
2
3.啓示の性質の問題=霊感
4.漸進的の意味
5.人格的臨在と情報としての真理
13
ICIインフォメーション
この講義はテープとMDで録音されており、必要な方にお分かちしています。関心の
ある方はご連絡ください。
28
3
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
第二部 神を知ること
2
1
2
3
「キリスト教神学」
„ 8 章 神の普遍的啓示
„ 9 章 神の特別啓示
„ 10章 啓示の保存:霊感
„ 11章 神の言葉の信頼性:無誤性
„ 12章 神の言葉の力:権威
『キリスト教教理入門』
„ 3章 神の普遍的啓示
„ 4章 神の特別啓示
„ 5章 啓示の保存:霊感
„ 6章 神のことばの信頼性:無誤性
„ 7章 神のことばの力:権威
第5章 啓示の保存:霊感
霊感の定義
霊感の事実
3. 霊感の諸理論
4. 霊感の範囲
5. 霊感の強度
6. 霊感についてのひとつのモデル
1.
2.
4
第一節 霊感の定義
聖霊の超自然的影響
口伝以上の何か
3. 垂直的行為と水平的行為
1.
2.
5
第二節 霊感の事実-a
循環論法なのか
2. 循環論法との非難に答える
3. 神によって吹き出された
1.
6
第二節 霊感の事実-b
29
1
初期の教会の説教
2. 「主は…と語られた」
3. 主ご自身の見方
1.
7
第三節 霊感の諸理論
直観理論
照明理論
3. ダイナミック理論
4. 言語理論
5. 口述理論
1.
2.
8
第四節 霊感の範囲
霊感されているもの何か
第二テモテ3:16「聖書はすべて」
3. 第二ペテロ1:19-21、ヨハネ10:34-35「律法と預言」
4. 新約聖書も-ペテロ、ヨハネ、パウロ
1.
2.
9
第五節 霊感の強度
言葉の選択まで?
言葉、音節、句読点のしるし
3. 説明の記述も-神に
4. イエスの言及「…と書いてある」
1.
2.
10
第六節 霊感についてのモデル-a
二つの基本的方法
第一義的に、教えのための資料
3. 聖書著者の思想を導く
1.
2.
11
第六節 霊感についてのモデル-b
ケネス・パイクの倍率の次元
2. 特性-詳細・拡大の様々なレベル
1.
12
第六節 霊感についてのモデル-c
1.
2.
13
霊感は言葉の選択にまで
霊的生活を通しての備え
第六節 霊感についてのモデル-d
1.
2.
「神の思い」を思う
書物-派生的に霊感
30
2
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
2
第二部 啓示論
„
„
„
„
„
3
3章
4章
5章
6章
7章
神の普遍的啓示
神の特別啓示
啓示の保存:霊感
神の言葉の信頼性:無誤性
神の言葉の力:権威
第6章 神のことばの信頼性:
無誤性
1. 無誤性についての多様な概念
2. 無誤性の重要性
3. 無誤性と事象
4. 無誤性を定義する
5. 付随的問題
4
1.無誤性についての多様な概念
1. 絶対無誤説
2. 全的無誤説
3. 限定的無誤説
5
2.無誤性の重要性
„ 無誤説は聖書的な概念か?
„ もし聖書がそれを語っているとしたら
1. 神学的重要性
2. 歴史的重要性
3. 認識論的重要性
6
3.無誤性と事象
1. 聖書の実際の事象をみる
2. 問題のある箇所の存在:年代、数、他
31
3. ウォーフィールドとビーグルのアプローチ
4. もしすべてのデータを手にしたとしたら
1
7
4.無誤性を定義する:
序
„ 無誤性とは‥
„ 文化とコミュニケーションの手段が、それが書かれた時代に発展したレベルの光に
おいて、そしてそれが与えられた目的という視点において正しく翻訳されるとき、聖
書はそれが主張しているところのすべてにおいて完全に真実である。
8
4.無誤性を定義する:
1.記録より、断言されているもの
1. 引用の資料源の正典性の保障ではない
2. 直説法以外の叙法へのどんな適用が可能なのか
9
4.無誤性を定義する:
2.陳述が意味されていた範囲内で
„ 引用における正確さの水準が1世紀に存在していただろうか?
10
4.無誤性を定義する:
3.書かれた目的において判断
1. 正確さは、著述の目的に依存している
2. 年収はいくらか:友人の問いと税務署の問い
3. 数字だけではなく、歴史物語においても
11
4.無誤性を定義する:
4.科学言語でなく、現象的言語
„ 科学的なサークルでさえ、「日の出」と言う
12
4.無誤性を定義する:
5.急いで結論を出すべきでない
1. すべてのデータを手にしたら解決されるから、残りのデータを待つのがよい
2. ユダの自殺の描写:「プレネース」の解釈
13
5.付随的問題
1. 「無誤性」という用語は適切か?
2. 「誤り」ということにおいて何を意味しているのか?
3. 無誤性は「原典」のみに、派生的な意味で翻訳にも
4. 正しく解釈されるとき、教えているすべてを信頼しうる
14
ICIインフォメーション
„ この講義はテープとMDで録音されており、必要な方にお分かちしています。関心の
ある方はご連絡ください。
32
2
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
第二部 神を知ること
2
1
「キリスト教神学」
„ 8 章 神の普遍的啓示
„ 9 章 神の特別啓示
„ 10章 啓示の保存:霊感
„ 11章 神の言葉の信頼性:無誤性
12章 神の言葉の力:権威
『キリスト教教理入門』
„ 3章 神の普遍的啓示
„ 4章 神の特別啓示
„ 5章 啓示の保存:霊感
„ 6章 神のことばの信頼性:無誤性
„
2
„
3
7章 神のことばの力:権威
第7章 神の言葉の力:権威
宗教的権威
2. 聖霊の内的働き
3. 権威の客観的そして主観的要素
4. 聖書と理性
5. 歴史的そして規範的権威あるもの
1.
4
第一節 宗教的権威
1.
2.
5
権威とは-What?
信条・行為を規定する権威-Where?
第二節 聖霊の内的働き
啓示と霊感と照明
存在論的差異:創造者と被造物の関係
3. 神の事柄・人の永遠の運命-確かさ
4. 人類の罪深さに由来する制限
5. 「デコマイ」-歓迎し、受け入れる
6. 人間の知恵によってではなく
7. 心の覆いが取り除けられる
8. 一度きりのみわざと継続的な働き
9. 新しい啓示の追加ではなく
1.
2.
33
1
6
第二節 聖霊の内的働き
啓示と霊感と照明
2. 存在論的差異:創造者と被造物の関係
3. 神の事柄・人の永遠の運命-確かさ
4. 人類の罪深さに由来する制限
5. 「デコマイ」-歓迎し、受け入れる
6. 人間の知恵によってではなく
7. 心の覆いが取り除けられる
8. 一度きりのみわざと継続的な働き
9. 新しい啓示の追加ではなく
1.
7
第三節 権威の客観的・主観的要素
バーナード・ラムの「権威のパターン」
「一日一章、悪魔遠ざける」
3. 権威ある聖書と聖霊の特別な働き
4. 客観的基盤と主観的経験
1.
2.
8
第四節 聖書と理性
聖書の権威と理性の関係
立法的権威と司法的権威
3. 聖書と種々の解釈学
1.
2.
9
第五節 歴史的・規範的権威
当時の人々を拘束するものと私たちを拘束するもの
2. 一時的な形式と普遍的な本質
1.
34
2
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第三部 神論
„
„
„
„
3
8章 神の教理
9章 神の偉大さ
10章 神の善良さ
11章 神の三一性:三位一体
第8章 神の教理
1. 序
2. 神の内在性と超越性
1.内在性の意味合い
2.超越性の意味合い
3. 属性の性質
4. 属性の分類
4
序
1. 神学の中心的位置にある
2. あなたの神は小さすぎる
3. より知的なレベルの問題
4. 解剖学より、親密な人格関係への手段
5
第一節 神の内在性と超越性
序
1. エレミヤ23:24と23:23
2. イザヤ55:8-9と6:1-5
3. 内在性の意味と超越性の意味
4. ふたつの教理をともに保持
5. いくつかの実在の共存
6. 一方を過度に強調することの危険
6
第一節 神の内在性と超越性35
①内在性の意味合い
1
1. 医学は神の活動のひとつのチャンネル
2. クリスチャンだけでなく、未信者さえ
3. 環境的な適用
4. 創造のうちに論理の明確なパターン
5. 福音が未信者に接触するポイント
7
第一節 神の内在性と超越性
②超越性の意味合い
1. 上から価値を与えるお方
2. 私たちの理解には制限されないお方
3. 神との交わりは賜物である
4. 私たちは決して神にはなれない
5. 行き過ぎた馴れ馴れしさの危険
6. 神の超越的助言・介入の祈り
8
第二節 属性の性質
1. 神の行為・役割ではなく、性質の特徴
2. 全き神の特質
3. 不変の特質
4. 存在・本質から分離できないもの
5. 神秘の要素は存在し続ける
9
第三節 属性の分類
„ 分類の種々の体系
–
–
–
–
ローマ教会:消極的属性と積極的属性
ルーテル教会:静思的属性と活動的属性
改革派教会:不流通属性と流通属性
エリクソンの提案:神の偉大さと善良さ
36
2
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
第三部 神論
2
1
„
„
„
„
„
2
„
„
„
„
„
3
『キリスト教神学』
13章 神の偉大さ
14章 神の慈しみ深い善性
15章 神の近さと隔たり:内在性と超越性
16章 神の三一性:三位一体
『基督教教理入門』
8章 神の教理
9章 神の偉大さ
10章 神の善良さ
11章 神の三一性:三位一体
第9章 神の偉大さ
霊
いのち
3. 人格
4. 無限性
5. 不変性
1.
2.
4
第一節 霊性
神は霊である。
制限されるお方ではない。
3. 神人同形論
4. モルモン教は…
1.
2.
5
第二節 いのち-a
生きておられる。
2. 偶像とのコントラスト
3. 異なった種類のいのち
4. 自存されるお方
5. 冷淡・無関心なお方ではない。
6. 原因なしに存在されるお方
1.
6
第二節 いのち-b
37
1
生きておられる。
2. 偶像とのコントラスト
3. 異なった種類のいのち
4. 自存されるお方
5. 冷淡・無関心なお方ではない。
6. 原因なしに存在されるお方
1.
第三節 人格-a
7
人格をもつお方
名前をもっておられる。
3. 知っておられ、交わりを持たれる。
4. 暖かみと思いやりの側面がある。
5. 一方通行の関係ではない。
6. 彼自身が目的のお方
1.
2.
第三節 人格-b
8
人格をもつお方
2. 名前をもっておられる。
3. 知っておられ、交わりを持たれる。
4. 暖かみと思いやりの側面がある。
5. 一方通行の関係ではない。
6. 彼自身が目的のお方
1.
第四節 無限性
9
1
1.
制限されることのないお方
1.
空間
1.
2.
2.
時間
1.
2.
3.
2
空間的に制限されない
見出しえない場所はない
「神は何歳か?」
存在-過去・現在・未来
時間のすべてのポイントを
3. 知識
•
•
頭の毛すら
何が善であるか
4. 力
1.
2.
3.
10
全能性
創造・摂理・救い
全能の制限
第五節 不変性
変わらないお方
2. 量的変化・質的変化なし
3. 神の変化についての説明
4. ギリシャ思想の影響
1.
38
2
キリスト教教理入門
1
1
1.
2
7.
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
第三部 神論
2
1
„
„
„
„
„
2
„
„
„
„
„
『キリスト教神学』
13章 神の偉大さ
14章 神の慈しみ深い善性
15章 神の近さと隔たり:内在性と超越性
16章 神の三一性:三位一体
『基督教教理入門』
8章 神の教理
9章 神の偉大さ
10章 神の善良さ
11章 神の三一性:三位一体
第十章 神の善良さ
3
1.
道徳的特質
1.
2.
3.
2.
神の愛と正義-緊張のポイント
第一節 道徳的特質
第一項 道徳的純粋さ
4
1
„
1.
序
聖さ
1.
2.
3.
4.
2.
2.
3.
2
威厳ある聖さ
完全な純粋さ
基準・動機付け
信者もまた
義
1.
他者との関係に適用された神の聖さ
制定された律法に完全に合致
実在論者と唯名論者
3. 公正さ
1.
2.
3.
4.
5
道徳的純粋さ
誠実さ
愛
公けの義
罪は明らかな結果を
律法を公平に行使
信者も見習うことを
第一節 道徳的特質
39
1
第二項 誠実さ
1
„
1.
序
純粋さ
1.
2.
2.
真実さ
1.
2.
2
まことの神
現実そのものの御方
偽ることのない神
信者に正直であるように
3. 忠実さ
1.
2.
3.
真実さを証明すること
約束を成就される
神への約束・仲間への約束
第一節 道徳的特質
第三項 愛
6
1
„
1.
序
博愛
1.
2.
3.
4.
2.
恵み
1.
2.
2
人々の幸福への関心
アガペーの愛
神のなされたものの内に
実際的な世話と供給
気前のよさ
旧約における描写
3. 憐れみ
•
貧窮者への優しさ
4. 忍耐
•
•
•
•
7
裁きを差し控えて
見捨てられず
イスラエルに制限されず
永続的で執拗な赦し
第二節 神の愛と正義
緊張のポイント
属性の間に緊張は?
神の愛と神の正義の関係は
3. 愛のある正義、正しい愛
4. 罪には刑罰、愛は贖いとしてのキリストの提供
1.
2.
40
2
キリスト教教理入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
キリスト教教理入門
2
1
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
1.
2.
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
3
第三部 神の性質
“ 8章
神の教理
神の偉大さ
“ 10章 神の善良さ
“ 11章 神の三一性:三位一体
“ 9章
4
第十一章 神の三一性:三位一体
1.
聖書的教え
1.
2.
3.
2.
歴史的展開
1.
2.
3.
4.
3.
4.
5
神の唯一性
三位の神性
三一性
三位一体の“経綸的”見方
ダイナミック・モナルキアニズム
モダリスティック・モナルキアニズム
正統的信条
三位一体の教理の本質的要素
類比の探索
第十一章 神の三一性:三位一体
序
キリスト教の特有の教理のひとつ
三位一体における立場ーキリスト論との関係
3. 三位一体における立場ー実際的性質の問いへの答え
4. 教理の聖書的基盤からスタート
1.
2.
6
第一節 聖書的教え
序
1. 神の唯一性の証拠
2. 神である三位の存在
41
3. 三一性の示唆ないし暗示
1
7
第一節 聖書的教え
第一項 神の唯一性
1. 古代のヘブル人の宗教ー厳格な唯一神信仰(十戒など)
2. 偶像礼拝の禁止、多神教の拒絶
3. 申命記六章ーShema
4. 神の唯一性の教えー旧約に限定されていない
8
第一節 聖書的教え
第二項 三位の神性
唯一神信仰を越えて、三位の信仰に導いたものはなにかー神と御父は交換可能な用語
神としてのイエスの立場ー神のかたちーmorpheの使用ーピリピ2:6
3. 御子の全き神性ーヘブル1:2
4. イエスご自身の自己意識
5. 神としての聖霊ー使徒5:3-4
6. 神の宮、聖霊の宮ーⅠコリント3:16-17
1.
2.
9
第一節 聖書的教え
第三項 三一性
これは聖書が教えているものなのか
伝統的聖句ーⅠヨハネ5:7、しかし弱い証拠
3. Elohimー三位一体的見方の暗示
4. 創世記1:26ー単数から複数へのシフト
5. 創世記1:27ー人のうちの神の像ー三位一体性の暗示、創世記2:24ーechad、申命記6:4
6. マタイ28:19-20ー洗礼式の式文、Ⅱコリ13:1ー祝祷
7. 第四福音書ー三位の同等性の最も強い証拠
8. 第四福音書の序文ー前置詞pros=with
9. 福音書ー父と御子の親密さと一体性
10.明白な主張なし、しかし三位の神性と一体性の暗示、ゆえに教会は信条を形成
1.
2.
10
第二節 歴史的展開
序
1. 最初の1、2世紀ー神学的・哲学的取り組みなし
2. ユスティヌス、タティアヌスの強調点
11
第二節 歴史的展開
第一項 三位一体の“経綸的”見方
1. ヒポクリトス、テルトリアヌスー経綸的見方の発展
2. 三位一体理解のあいまいさーより正確な理解の試みは失望に
12
第二節 歴史的展開
第二項 ダイナミック・モナルキアニズム
1. 二世紀後半から三世紀ー単一神論(モナルキアニズム)
2. 勢力的単一神論ーバプテスマのときイエスの上にキリストが降臨された
42
13
第二節 歴史的展開
2
第三項 モダーリスティック・モナルキアニズム
1. 様態論的単一神論
2. 三つの名前・役割・活動をもった同一の人格
3. 三位はときどき同時に現れておられるーバプテスマの情景
14
第二節 歴史的展開
第四項 正統的信条
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
単一神論、アリウス主義の論争から正統的信条形成へ
三つの人格(ヒポスタシス)におけるひとつの実体(ウシア)
カッパドキアの神学者ー共通の実体と複数の分かたれた人格の概念の発展
様態論への反対ー三神論の危険ー三位一体論
御父において創始され、御子において遂行され、御霊において完成
神の実体の具体性と非分割性
実体(ウシア)は抽象的ではない、具体的リアリティである
15
第三節 三位一体の教理の本質的要素
1. 神は一体である
2. 三位の神性
3. 神の三性と一性は同じ考慮にない
4. 三位は永遠である
5. 三位の従属関係、しかし本質は同等
6. 三位は理解できない
16
第四節 類比の探索①
用語、位格、相互関係の問題
卵ー黄身・白身・殻、水ー固体・液体・気体、ズボンは単数か複数か?
3. 三神論や様態論の傾向、神の本質の分割、などの危険性
4. アウグスチヌスー神の像につくられた人間ー三位一体の反映
5. 人間の心理的領域ー自問自答、複数の役割ー夫・父・神学校教師・米国市民
6. 人間の立場・役割ー緊張・競争、しかし神ー完全な調和・対話・愛
1.
2.
17
第四節 類比の探索②
1. 対人関係からの類比ー一卵性双生児
2. 唯一性への強調と三性への強調ー論理的に同時に不可能
3. アウグスツゥス・ストロングー光の性質
4. 三位一体の愛と交わりーキリストのからだなる教会の模範
5. テルトゥリアヌスー三位一体の教理は、人間に構成されず、神に啓示
18
三位一体について
“ それを説明しようと試みなさい。そのときあなたはあなたの知性を失うでしょう。
“ しかしそれを否定してみなさい。そのときあなたはあなたの魂を失うことになるでしょ
う。
43
3
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第四部 神のみわざ
•
•
•
•
•
3
12章
13章
14章
15章
16章
神の計画
神の原初的みわざ:創造
神の継続的働き:摂理
悪と神の世界:特殊な問題
神の特別な代理人:天使
第12章 神の計画
1. 鍵となる定義
2. 聖書の教え
1. 用語
2. 旧約聖書の教え
3. 新約聖書の教え
3. 神の計画の性質
4. 論理的優先順位:神の計画か人の行為
5. 穏健カルヴァン主義
6. 歴史についての種々の理解
4
1.鍵となる定義
1.神の計画とは?
2.用語を明確にする。
5
2.聖書の教え:
旧約聖書の教え
1.愛に満ちた人格のお方
2.雨を送られる神
3.悪者さえ、くじ投げさえ
6
2.聖書の教え:
新約聖書の教え
1.イエス:神の計画のゆえに必ず
2.使徒たち:神の計画と予知のゆえに
44
3.パウロ書簡:生まれる以前から
1
7
3.神の計画の性質
1. 永遠の昔から
2. 神の側で自由なもの
3. 目的は神の栄光
4. 全包括的
5. 有効性
6. 神の決定・行為
7. 創造・保持・導き・贖い
8. 人間の行為も含む
9. 詳細においても不変
8
5.穏健カルヴァン主義モデル
1.神の計画の無条件の性質
1.聖書における「予知」の概念とは?
2.ヤコブとエサウ、陶器師と土のかたまり
9
5.穏健カルヴァン主義モデル
2.人間の自由の意味
1.「確かにする」と「必要とする」
2.「私が自由である」とは?
3.誰が諸要素を決定したのか?
4.私がどのような者であるかによって
5.相応主義について
10
5.穏健カルヴァン主義モデル
1.神の意志と人間の自由
1.予測の可能性
2.自由の定義
3.予知と予定の相違
11
5.穏健カルヴァン主義モデル
4.神の願いと神の意志
1.「確かにする」ことと殺人
2.神の「願い」と神の「意思」
3.両親と子供
12
5.穏健カルヴァン主義モデル
5.神の意志と人間行為の必要
• 伝道・証しは、神の手段
13
6.歴史についての種々の見解
1.循環的な歴史観
2.最後の審判の日の哲学
3.悲観的な哲学:実存主義
45
2
4.楽観的な見方:進化論的
5.弁証法的唯物主義:共産主義
6.明確なゴール:キリスト教歴史観
46
3
キリスト教教理入門
1
1
1.神学をすること
2.神の啓示
3.神の性質
4.神のみわざ
5.人間
6.罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第四部 神のみわざ
12章
13章
14章
15章
16章
3
神の計画
神の原初的みわざ:創造
神の継続的働き:摂理
悪と神の世界:特殊な問題
神の特別な代理人:天使
第13章 神の原初的みわざ:創造
1.創造の教理を学ぶ理由
2.創造に関する聖書の教えの要素
3.教理の神学的意味
4.創造の教理とそれの科学への関係
5.創造の教理の意味合い
4
1.創造の教理を学ぶ理由
1.聖書
2.教会の信仰
3.他の教理への影響
4.他の宗教や世界観からの区別
5.キリスト教と自然科学
6.キリスト教界内部での不一致
5
2.創造に関する聖書の教えの要素
1.無からの創造
2.その包括的な性質
3.三位一体の神のみわざ
4.その目的:神の栄光
6
4.教理の神学的意味
1. 神以外ものは神に存在を依拠
2.創造の独特さ
3.創造物は本質的に悪ではない
4.人類への責任
5.受肉を軽視することに反対
47
1
6.禁欲主義を抑制
7.創造物間の関連性・類似性
8.二元論とある種の一元論を除外
9.被造物の限界性
7
5.創造の教理の科学への関連
1.科学と聖書
1.科学とキリスト教:
•
天文学→地質学→生物学→人類学
2.ランドン・ギルキィ:
1.
科学と神学の役割の区別・尊重
2. 聖書の性質:その価値と権威は
8
5.創造の教理の科学への関連
2.地球の年齢と発展
• ジェームズ・アッシャー
• 放射性物質の特徴
1.断絶説
2.洪水説
3.理想的時点説
4.時代−日説
5.図式的日説
9
5.創造の教理の科学への関連
3.創造内での進化
1. 進化の範囲
2.「ミン」という用語:種を意味しているのか
3.有神論的進化:進化を通して内側から
4.漸進的創造論:目ほど広く、属と同様に狭く
5.小進化「種内分岐」と大進化「門の分化」
6.★生物学上の分類順序: kingdom (界)―【動】 phylum, 【植】 division (門)―class
(綱)―order (目)―family (科)―genus (属)―species (種)―variety (変種).
10
6.創造の教理の意味合い
1.存在しているもの全てに価値
2.原初的活動だけでなく、間接的な創造も
3.創造の科学的研究には正当性
4.神以外に自己充足、永遠性なし
48
2
キリスト教教理入門
1
1
1.神学をすること
2.神の啓示
3.神の性質
4.神のみわざ
5.人間
6.罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第四部 神のみわざ
12章
13章
14章
15章
16章
3
神の計画
神の原初的みわざ:創造
神の継続的働き:摂理
悪と神の世界:特殊な問題
神の特別な代理人:天使
第14章 神の継続的みわざ:
摂理
1.保持としての摂理
2.統治としての摂理
1. 神の統治的活動の範囲
2. 神の統治的活動と罪の間の関係
3. 神の統治的活動の主な特徴
3.摂理と祈り
4.摂理と奇跡
4
序
1.創造と摂理の関係
2.クリスチャン生活に中心的なもの
3.摂理には二つの側面
5
1.保持としての摂理
1.保持に関する聖書の教え
1.保持とは
2.聖書が全体として
3.イスラエル民族の保護
4.ダニエル書において
5.イエスの教えにおいて
6
1.保持としての摂理
49
2.保持に関する神学的次元
1.イエスとパウロの教え
1
2.危険や試みの只中で
3.理神論の思想について
4.機械の構造からの例証
5.天からの修理工なのか
6.聖書の著者の絶対的な信頼感
7.創造された世界の規則性
7
2.統治としての摂理
1.神の統治的活動の範囲
1.神の計画を成就するため
2.広大で多様な領域に
3.創造物を導き、案内される
4.人間の歴史と民族の運命を含む
5.個々人の生活環境を支配
6.人生における偶然の出来事をも
7.最も広範で可能な領域において
8
2.統治としての摂理
2.神の統治的活動と罪の間の関係
神の働きと人間の罪深い行為の関係
1.神は罪を妨げることができる
2.神は必ずしも罪を妨げられない
3.神はまた罪を監督することができる
4.最後に、神は罪を制限することができる
9
2.統治としての摂理
3.神の統治的活動の主な特徴
1.神の統治的活動はすべてを含んでいる
2.神の摂理はご自身の民のみではない
3.神の統治において善良なお方である
4.個人的に彼の民に関心を寄せておられる
5.私たちと神との活動は排他的なものではない
6.神は統治において主権者である
7.神の摂理とみなすものに注意が必要である
10
3.摂理と祈り
11
4.摂理と奇跡
50
2
キリスト教神学入門
1
一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
キリスト教教理入門
2
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
3
第五部
• 17章
• 18章
• 19章
4
17章
人間論
人間の教理への導入
人間における神の像
人間の性質の構成
人間の教理への導入
1. 人間についてのイメージ
1. 機械としての人間
2. 動物としての人間
3. 宇宙の人質としての人間
2. 人間についてのキリスト教的見方
3. 人間の創造についての聖書的説明
1. 聖書における直接の人間の創造
2. 直接の人間の創造と科学
4. 人間の創造についての神学的意味
5
1.人間についてのイメージ
1.機械としての人間
1.雇い主は雇われ人を賃貸している
2.仕事とこそが第一の目標・関心である
3.彼らは有益である限りにおいて価値がある
6
1.人間についてのイメージ
2.動物としての人間
1.人間と他の動物との間には質的な相違は存在しない
2.人間の動機は生物学の観点から理解される
3.パブロフの犬のように、人間もある方法に反応するように条件づけられている
51
7
1.人間についてのイメージ
3.宇宙の人質としての人間
1
1.基本的に悲観的な見方
2.シジフォスの神話
8
2.人間についてのキリスト教的見方
1.進化の偶然のプロセスを通してでなく、神による意識的・目的をもった行為
2.時間における有限の始まり、しかし永遠の未来をもっている
3.彼らはより高い存在のお方に仕え、愛するときにのみ
4.すべての人は価値があり、神に知られている
9
3.人間の創造についての聖書の説明
1.どのように人間はもたらされたのかだけでなく、彼らの存在にはどんな目的があるの
か
2.創世記1:26−27
1. 神ご自身の像、似たものにつくる決定
2. 決定を履行する
3.創世記2:7
– 神が創造された方法に強調
10
3.人間の創造についての聖書の説明
1.聖書における直接の人間の創造
1.創造論と進化論の論争
1. 有神論的進化論
2. 命令創造論
3. 漸進的創造論
2.創世記の最初の章の解釈のアプローチ
3.「善悪の知識の木」
4.「ちり」という用語
5.「生きたもの」という表現
11
3.人間の創造についての聖書の説明
2.直接の人間の創造と科学
1.漸進的進化論
2.アダムの化石
3.道具つくり
12
4.人間の創造についての神学的意味
• 神学的な意味の決定
1.神は所有者、人は管理者
2.人間と他の創造物との調和
3.動物は「種類によって」、人は「神の像に」
4.他者への関心、感情移入
5.人間の有限性
6.有限性は悪ではない
7.神の像につくられた唯一のもの
13
ICIインフォメーション
• この講義は、テープ、あるいはMDで録音されています。必要な方は下記にメールで
52
お問合せください。
• [email protected]
2
キリスト教神学入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
キリスト教教理入門
2
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
3
第五部 人間論
17章 人間の教理への導入
18章 人間における神の像
19章 人間の性質の構成
4
第18章 人間における神の像
1.
2.
関連聖句
像についての諸観点
1.
2.
3.
実体論的見方
関係論的見方
機能論的見方
諸観点の評価
4. 像の性質に関する結論
5. 教理の意味合い
3.
5
序
1. 人間はどこから来たのか
2. 異常な状態にある人間
3. 鍵となる表現
4. 「神の像」と何を意味するのか?
6
1.関連聖句
1. 創世記1:26-27、5:1、9:6
2. Ⅰコリント11:7、ヤコブ3:9、使徒17:28
3. ローマ8:29、Ⅱコリント3:18(エペソ4:23、コロサイ3:10)
7
2.像についての諸観点
序
神の像についての幾つかの定義
1.
2.
人間の真の性質→実体論的見方
神と人間、人と人→関係論的見方
53
1
3.
8
人間がなす事柄→機能論的見方
2.像についての諸観点
1.実体論的見方
1. キリスト教の歴史で最も顕著な見方
2. 心理学的・霊的特質-ホモ・サピエンス
3. 最も重要な側面-理性?
4. 人間の内側に性質として存在
9
2.像についての諸観点
2.関係論的見方
1. 関係を経験すること
2. ブルンナーとバルト
1. イエスの人格の研究を通して
2. 神の啓示から
3. 神との関係の事柄として
4. 人間関係、男女関係、社会との関係
5. 普遍的、肯定的と否定的な関係
6. 結論は引き出されない
3. 関係が生き生きとして存在する経験
10
2.像についての諸観点
3.機能論的見方
1. 私たちが遂行する行為
2. 創世記1:26-28:神の像と支配の並置
3. 詩篇8:5-8は創世記1章に依存
4. レオナルド・バーデュイン
1. 支配の思想
2. 文化命令
3. 弟子とせよ
11
3.諸観点の評価
1.
関係論
1.
2.
3.
2.
機能論
1.
2.
3.
3.
神の像と支配権の密接な関係
困難-詩篇8と創世記1の結びつき?
創世記1:神の像と支配権の行使を同等視?
実体論
1.
2.
12
十戒、二つの偉大な命令
関係論のもつ問題点
反実体論的立場の背景
聖書は知的側面に特定していない
知的な未信者の方が知的にすぐれている場合も
4.像の性質に関する結論
1. 直接の陳述なし、合理的な推論が必要
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
神の像は普遍的なものである
神の像は堕落においても失われなかった
神の像において程度差は示唆されてない
神の像は変わりやすい相互関係ではない
所有・行為よりも、存在のうちにある
運命達成を可能とする人間のうちにある諸能力
神の創造は明確な目的をもっている
2. 人間はなぜ神の像に造られたのか
1.
2.
3.
4.
イエスは御父との完全な交わりをもっておられた
イエスは御父の御心に完全に従順であられた
イエスは人間に対して常に強い愛を明らかにされた
同様の御心を人間に抱いておられる
54
2
13
5.教理の意味合い
1. 私たちは神に属している
2. 私たちはイエスに習うべきである
3. 私たちは完全な人間性を経験しうる
4. 学問や仕事において長所がある
5. 人間は価値ある存在である
6. 人間において普遍的である
1.
2.
3.
4.
5.
人間には尊厳がある
他者の合法的な支配権を侵害すべきでない
さらに広範な領域への意味合い
胎児はすでに人間なのか
神の像に造られた神の作品
55
3
キリスト教教理入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
キリスト教教理入門
2
1
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
1.
2.
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
3
第五部
人間論
V 17章
人間の教理への導入
V 18章 人間における神の像
V 19章 人間の性質の構成
4
19章
人間の性質の構成
1. 人間構成の基本的な諸観点
1.三分説
2.二分説
3.一元説
2. 聖書的考察
3. 代替案:条件付統一性
4. 条件付統一性の意味合い
5
1.人間構成の基本的な諸観点
1.三分説
1. 肉体・魂・霊
2. 三分説の基盤の吟味
1.
2.
3.
1テサロニケ5:23
ヘブル4:12
1コリント2:14-3:4
3. 教父の時代から今日まで
6
1.人間構成の基本的な諸観点
2.二分説
1. 物質的要素と非物質的要素
2. 旧約聖書の見方と新約聖書の見方
1.
2.
3.
4.
1テサロニケ5:23
ルカ10:27
伝道者の書3:21
ルカ1:46-47
56
1
5.
6.
7.
マタイ6:25、10:28
伝道者の書12:7
1コリント5:3,5
3. リベラルな神学者の見方と保守的な見方
7
1.人間構成の基本的な諸観点
3.一元説
1. 人間は複雑な構成物
2. 肉体なしに人間なし
3. 魂の不死性に反対するリベラルに対して
4. からだと魂は交換可能な同義語
8
2.聖書的考察
1. 聖書の全データの光の下で評価
2. 死と復活の中間的な状態の描写
1.
2.
3.
4.
ルカ23:43
ルカ16:19-31
2コリント5:8、3-4
マタイ10:28
3. ある種の複合性、ある種の分割性
9
3.代替案:条件付統一性
1. 旧約-統一体、新約-肉体と魂
2. 人間の非物質的側面の指摘、中間状態における意識
3. 聖書の全データ-「条件つき統一性」理解
4. 類比-化学の複合物
5. 物質的と非物質、肉体的と霊的の複合的存在
10
4.条件付統一性の意味合い
1. 統一的存在として扱われるべき
2. 複雑な存在である
3. それぞれの側面は留意され、重んじられるべき
4. 宗教的成長・成熟はひとつの側面が他を征服することではない
5. 死と復活の教えの一貫性
11
ICIインフォメーション
V この講義はテープとMDで録音されており、必要な方にお分かちしています。関心の
ある方はご連絡ください。
57
2
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第六部 罪論
20章 罪の性質と源
21章 罪の結果
22章 罪の重大性
3
第20章 罪の性質と源
1.罪を議論することの難しさ
2.罪の性質に関する聖書の見方
3.罪の源
4
第1節 罪を議論することの難しさ
1.罪という主題は余り喜ばしいものではない
2.罪という概念は見知らぬ概念である
3.罪とは外的で具体的なものと考えられている
5
第2節 罪の性質に関する
聖書の見方
1.罪は内的な傾向である
2.罪は反逆・不従順である
3.罪は霊的不能を伴う
4.罪は神の基準の不完全な成就である
5.罪は神を置き換えることである
6
第3節 罪の源
第1項 多様な概念
罪の源は何か?−治療に必要
1. F・テナント
動物的性質である
2. R.ニーバー
人間の有限性に起因する心配である
3. P.ティリッヒ
存在の基盤からの離間に関係している
58
4. 解放の神学
経済的闘争にある
1
5. H.S.エリオット
個人主義的競争
7
第3節 罪の源
第2項 聖書の教え
1. 罪は神によって引き起こされない
2. 欲求の適切さの問題がある
3. 人間の能力、選択肢
4. 自然な欲求と誘惑となる領域
物事を楽しみたい願い
物事を手に入れたい願い
3. 物事をなしたい願い
1.
2.
5. 満足する適切な方法と神の課せられた制限
6. サタンによる合法的な誘惑
7. 外部からの誘導が含まれる
8. 肉と呼ばれるものの存在
9. 罪の源は治癒について語りかけている
59
2
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
2
第六部 罪論
20章
z 21章
z 22章
z
3
罪の性質と源
罪の結果
罪の大きさ
第21章 罪の結果
1. 神との関係に影響する結果
2. 罪人への影響
3. 他の人間との関係への影響
4
1.神との関係に影響する結果
1. 神の不興
2. 罪責
3. 刑罰
4. 死
1. 肉体の死
2. 霊的死
3. 永遠の死
5
1.神との関係に影響する結果
1.神の不興
1. 罪・罪人の神への関係
2. 私たちが神の不興の領域に動いた
3. 罪を犯すことは、神の敵となること
4. 神は罪を憎まれる
5. 罪は神のうちに怒り・憤り・苦痛
6
1.神との関係に影響する結果
2.罪責
1. 罪責と罪責感
2. 美学の観点からの悪
3. 道徳的観点からの悪
4. 下手のプレイとファウル
5. 罪と罪責のうみだす断絶の性質
60
1
7
1.神との関係に影響する結果
3.刑罰
1. 治療的・防止的・報復的?
2. 復讐−愛の神には不適切?
3. ヘブル語「ナーカム」の意味
4. 懲罰的側面:復讐の神
5. 新約:懲罰的正義−未来に対するもの
6. 思いとどまらせる手段:公然たる刑罰
7. 刑罰を通して罪からきよめる:懲戒的効果」
8
1.神との関係に影響する結果
4.死−①
4.死−①肉体の死
1. 罪の最も明白な結果
2. 死すべき者に創造
or 不死なる者に創造
3. イエスの事例:罪とは無縁のお方
4. パウロ:死についての統合的な見方
5. アダムとエバ、そしてイエス
6. 「条件つき不死性」の概念の提唱
7. 罪の結果としての変化
8. 死と永遠のいのちの潜在的可能性
9
1.神との関係に影響する結果
4.死−②
4.死−②霊的な死
1. 神との人格的分離
2. 客観的側面と主観的側面」
10
1.神との関係に影響する結果
4.死−③
4.死−③永遠の死
1. 霊的死の拡張、終局
2. 第一の死と第二の死
3. 第一義的に、罪は神に対する悪」
11
2.罪人への影響
1. 奴隷
2. 現実からの逃避
3. 罪の否定
4. 自己欺瞞
5. 無感覚
6. 自己中心
7. 平安のなさ」
12
3.他の人々との関係への影響
1. 競争
2. 感情移入の不能性
3. 権威への反逆
4. 愛することができない」
61
2
キリスト教教理入門
1
1
1.神学をすること
1.神学をすること
2.神の啓示
2.神の啓示
3.神の性質
3.神の性質
4.神のみわざ
4.神のみわざ
5.人間
5.人間
6.罪
6.罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第六部 罪論
20章 罪の性質と源
21章 罪の結果
22章 罪の程度
3
1.罪の範囲
1.旧約聖書の教え
1.旧約聖書の教え
1.
2.
3.
罪の普遍性
断定的陳述
完全無欠の人でさえ
2.新約聖書の教え
2.新約聖書の教え
1.
2.
3.
4
正しい人はひとりもいない
あらゆる箇所で仮定されている
すべての人は罪の刑罰に従属している
2.罪の徹底性
1.旧約聖書の教え
1.旧約聖書の教え
1.
2.
3.
状態としてよりも行為としての罪
霊的な病としての罪
内的状態としての罪
2.新約聖書の教え
2.新約聖書の教え
1.
2.
イエス:怒りと情欲について
パウロの告白
3.罪と全的堕落
3.罪と全的堕落
1.
2.
3.
5
「全的」の意味
「全的堕落」が意味していないもの
「全的堕落」が意味しているもの
3.原罪の諸理論
1. ペラギウス主義
1.
2.
「腐敗」なし
「罪責」なし
2. アルミニウス主義
1.
2.
「腐敗」あり
「罪責」なし
3. カルヴァン主義
カルヴァン主義
1.
2.
62
「腐敗」あり
「罪責」あり
4. アダムと私たちの関係
1
1.
2.
6
連帯首長説−霊魂創造説−代表として契約
自然首長説−霊魂遺伝説−有機的伝達
4.原罪:聖書的・今日的モデル
1. アダムの罪とすべての人の罪の関係
2. すべての人は個人的に罪を犯すゆえに、罪責がある
3. 「罪を犯した」という言葉の時制
4. アオリスト(不定過去):神に対するただ一度の永遠の反逆
5. 「代表としての契約」ではなく、「最初の先祖からの遺伝」によって
6. 追加的課題−幼児や子供の死
7. 主イエスとダビデの言及
8. 道徳的・霊的事柄に対する責任能力の年齢
9. アダムとキリストの平衡描写
10.「キリストの義」の転嫁−意思的決断の必要、「アダムの罪」の転嫁−真の道徳的決断の時期
10.「キリストの義」の転嫁−意思的決断の必要、「アダムの罪」の転嫁−真の道徳的決断の時期
11.無垢な時期が終わるとき、最初の罪において「アダムの罪」を批准する
11.無垢な時期が終わるとき、最初の罪において「アダムの罪」を批准する
63
2
キリスト教教理入門
1
1
1.神学をすること
2.神の啓示
3.神の性質
4.神のみわざ
5.人間
6.罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第七部 キリスト論
• 23章 キリストの神性
• 24章 キリストの人性
• 25章 キリストの人格の統一性
3
第23章 キリストの神性
1.聖書の教え
2.キリストの全き神性の信仰からの歴史的逸脱
3.機能的キリスト論
4.キリストの神性の意味合い
4
1.聖書の教え①
1.イエスの自己意識
1. イエスを信じる or イエスとともに信じる
2. 「私は神」−公然たる主張は?
3. 神の大権
4. 安息日規定
5. 御父との関係
6. 大祭司の詰問への回答
7. 神性の受託、訂正されず
8. イエスの言葉は神の言葉と同等視
9. 生と死を超えた力
10.ご自身を御父と同等視
5
1.聖書の教え②
1.ヨハネによる福音書
2.ヘブル書
3.パウロ
4.“主”という言葉
5.復活の証拠
6
64
2.キリストの神性の信仰からの
歴史的逸脱
1
1.エビオン主義
• 人間イエスに、キリストの霊が、ヨルダン川受洗のとき下られ、神の力の臨在を明らかにされ
た
2.アリウス主義
• ただ神のみが創造されず永遠のお方であり、「ことば」は存在するもののうちで最初で至高の
ものとして創造された、そして御子は御父より劣ったお方である
7
3.機能的キリスト論
• イエスがどのようなお方であるかより、イエスが何をなされたか
8
4.キリストの神性の意味合い
1.私たちは神についての真の知識を知り得る。
2.贖いは私たちに有効である。
3.神と人間は再びひとつにされる。
4.キリストに対する礼拝は適切なものである。
65
2
キリスト教教理入門
1
1
2
2
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
7. キリストの人格
8. キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
1.
第七部 キリスト論
™ 23章
キリストの神性
キリストの人性
™ 25章 キリストの人格の統一性
™ 24章
3
第24章 キリストの人性
1. キリストの人性の重要性
2. 聖書における証拠
3. イエスの人性に関する初期の異端
4. 処女降誕
5. イエスの罪のなさ
6. イエスの人性の意味合い
4
1.キリストの人性の重要性
1. 存在論的隔たり
2. 霊的・道徳的隔たり
3. イエスのとりなしの奉仕
5
2.聖書における証拠
①人としての肉体的性質
1. 母の胎からの誕生・典型的な家系図
2. 食べ物・水で養われて成長、空腹・渇き
3. 肉体において傷つき、死なれた
4. 「人」という言葉
5. ことばは肉となった
6. イエスは肉体をとられた
6
2.聖書における証拠
②人としての精神的性質
1.
2.
3.
4.
5.
6.
考え、論じ、感じられた
真の人間の孤独の表現
涙を流し、うめかれた
イエスの知的特質
制限なしではなかった
再臨の時期に対する無知
66
1
7.
8.
7
人間としての宗教的生活
食べ、出血し、眠り、叫ばれた。
3.イエスの人性に関する初期の異端
①ドケティズム
1. グノーシス主義、マルキオン派
2. 物質は悪である
3. 神性は完全、しかし人性はみかけのみ
8
3.イエスの人性に関する初期の異端
②アポリナリウス主義
1. 二つの完全な性質
2. 人性における意思なし
3. コンスタンチノープル会議で断罪
9
4.処女降誕
①序
1.
2.
根本主義者とモダニストとの論争
“処女”の概念?
1. 聖書における証拠
™ 二つの明白な聖書箇所
10
4.処女降誕
②神学的意味合い
™ 処女降誕の重要度の濃淡
1. 受肉に必須の教理なのか
2. イエスの罪のなさに必須なのか
3. 受肉の現実を象徴化する点で価値がある?
1.
2.
3.
4.
11
救いの超自然性を思い起こさせる
救いは完全に神の恵みであることを思い起こさせる
救い主イエスの独自性の証拠である
自然を超えた神の力と主権の証拠である
5.イエスの罪のなさ
1. イエスは罪を犯したのか、また罪を犯すことができたのか。
2. 聖書はイエスの罪なき方であると証ししている
3. イエスは罪を犯すことができた。しかし犯されなかった
4. 誘惑のまったき力を知っておられる
5. 罪を犯さない人は真の人間なのか
12
6.イエスの人性の意味合い
1.
2.
3.
4.
5.
6.
イエスの贖いの死は役に立つのか?
イエスは私たちに同情し、とりなしてくださるのか?
イエスは人性の真の性質を明らかにしておられる
イエスは私たちの模範である
人間の性質は良きものである
神は完全に超越されているだけのお方ではない
67
2
キリスト教教理入門
1
1
1.
2.
3.
4.
5.
6.
2
神学をすること
神の啓示
神の性質
神のみわざ
人間
罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
2
第七部 キリスト論
23章 キリストの神性
24章 キリストの人性
‹ 25章 キリストの人格の統一性
‹
‹
3
第25章 キリストの人格の統一性
1.
2.
3.
4.
5.
4
1.問題の重要性と難しさ
1.
2.
3.
5
最も難解な神学的問題のひとつ
矛盾する属性−同時にありうるのか?
聖書の資料の乏しさ−推論からの描写
2.聖書における資料
1.
2.
3.
4.
6
問題の重要性と難しさ
聖書における資料
初期の誤謬
問題解決の他の試み
一人格二性の教理の基本的綱領
神のうちにある複数性の示唆
イエスの神性と人性に言及の聖句
神性・人性を統一的主題として
イエスについての称号−神の子・人の子
3.初期の誤謬
①ネストリウス派
1.
2.
コンスタンチノープルの総主教
「セオトコスとしてのマリヤ」の問題
1.
2.
3.
3.
4.
神は母をもちえない
マリヤは神を生まなかった
神の器としての人間を生んだ
キリストの人格の分裂
二性二人格−エペソ会議(431)で異端として非難
68
1
7
3.初期の誤謬
②エウチュケス派
1.
2.
3.
4.
5.
6.
8
コンスタンチノープルのある修道院長
キリストはただひとつの性質のみ所有
受肉以前と以後にそれぞれひとつの性質
イエスの人性は神性の中に吸収−ドケチズム(仮現説)的
神性と人性は第三の実体・雑種的なものに融合
エウチュケスの主張には混乱がみられる
4.誤った問題解決の他の試み
①養子説:アドプショニズム
1.
二性一人格の問題の解決策:養子説
1.
2.
2.
聖書と整合せず
1.
2.
3.
9
イエスはご自身をむなしくされた
1.
2.
3.
4.
ダイナミックな受肉の教理
1.
2.
3.
2.
神・人における神の存在は、実体的統合の形式ではない
人間イエスのうちにある神の力の生きた臨在である
キリストと私たちの相違:質的なものではなく、量的なもの
聖書の記述
1.
2.
3.
コロサイ 2:9
ヨハネ 1:18; 8:58
ヨハネ 3:16
5.一人格二性の教理の
基本的綱領:序①
1.
古典的教理の陳述:カルケドン信条(451)
1.
2.
12
ケノー(ギ):空しくする
全能性、遍在性を放棄されたのか?
神性と人性の交換で説明
同時に神であり人であることは不可能、連続的にはありうる
4.誤った問題解決の他の試み
③勢力的受肉の教理
1.
11
キリストの先存在
キリストの誕生物語
処女降誕
4.誤った問題解決の他の試み
②ケノーシス説
1.
10
ナザレのイエスは単なる人間
ヨルダン川の洗礼−神の子として養子とされた−人間が神となるケース
四つの否定語:混同せず、変化せず、分割せず、分離せず
ひとつの人格(プロソーポン)、ひとつの本質(ヒポスタシス)
5.一人格二性の教理の
基本的綱領:序②
1.
古典的教理の陳述:カルケドン信条(451)
1.
2.
四つの否定語:混同せず、変化せず、分割せず、分離せず
ひとつの人格(プロソーポン)、ひとつの本質(ヒポスタシス)
69
2
2.
人格の統一性・二性の統合と分離についての陳述
1.
2.
3.
4.
13
二性の関係はどうなのか?
カルケドンの結論:本質的に否定的
それは解答ではない、それ問いである
私たちはさらに、受肉の教理の本質的原則は?
5.一人格二性の教理の
基本的綱領
1.
基本的綱領
1.
2.
3.
4.
5.
2.
受肉は、神性の破棄ではなく、人性の入手である。
二性の統合は、それらが別個に機能することを意味しない。
神性と人性は、イエスにおいて最も明確に知られうる
受肉の主導権は、上からであり下からではない。
イエスはきわめて複雑な人間と考えることは助けとなる。
聖書の教えへの全き忠誠は、注意深く曲解(図示)を避けさせるものとなる
70
3
キリスト教教理入門
1
1
1.神学をすること
2.神の啓示
3.神の性質
4.神のみわざ
5.人間
6.罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第八部 キリストのみわざ論
• 26章 キリストのみわざ論への導入
• 27章 贖罪の中心的主題
3
第26章 キリストのみわざ論への導入
1.キリストのみわざの諸段階
2.キリストの役割
3.贖罪についての主要な諸理論
4
1.キリストのみわざの諸段階
1.謙卑
1.受肉
2.死
2.高挙
1.復活
2.昇天と御父の右への着座
3.再臨
5
1.キリストのみわざの諸段階
序
1.キリストの人格は、キリストのみわざの基盤
2.キリストの人格理解なしに、キリストのみわざは理解できない
6
1.キリストのみわざの諸段階
1.謙卑−1.受肉
1.イエスの受肉の事実
2.イエスがあきらめたもの
3.律法の下に生まれた
4.神の属性についてはどうか?
7
1.キリストのみわざの諸段階
1.謙卑−2.死
71
1.イエスの究極の下方へのステップ
1
2.イエスへの辱め
8
1.キリストのみわざの諸段階
2.高挙−1.復活
1.高挙の第一歩
2.復活の二つの証拠
3.復活のからだの性質
4.復活後のからだと昇天後のからだ
9
1.キリストのみわざの諸段階
2.高挙−2.昇天と御父の右の座
1.地上の状態を離れ、御父のともにある場所の回復
2.単なる地理的な事柄ではない
3.地上における痛みはもはやない
4.地上を離れる二つの理由
5.右の座は栄誉と力の場所
10
1.キリストのみわざの諸段階
2.高挙−3.再臨
1.再臨のとき、勝利は完全なものに
11
2.キリストの役割
1.キリストの啓示的役割
2.キリストの支配
3.キリストの和解の働き:とりなしと贖い
12
2.キリストの役割
1.キリストの啓示的役割
1.預言者としてのキリスト
2.キリストと預言者たちとの相違
3.奉仕の内容においての類似
4.キリストの啓示的働きの範囲
5.究極的な啓示は未来にある
13
2.キリストの役割
2.キリストの支配
1.王としてのキリスト
2.今日におけるキリストの支配
3.キリストの支配は未来において完全に
14
2.キリストの役割
3.キリストの和解の働き:とりなしと贖い
1.和解者としてのキリストの働き
2.御座にあるキリストがなさること
72
3.とりなしの焦点は何か
4.贖いはキリスト教信仰の重大な点である
2
5.神論・キリスト論は贖いの理解に影響する
15
4.贖罪についての主要な諸理論
1.ソッツィーニ説:模範としての贖い
1.身代わりの満足を拒否
2.贖いは、単なる暗喩なのか?
16
4.贖罪についての主要な諸理論
2.道徳感化説:神の愛の証明としての贖い
1.神の本質は愛であり、正義・聖・義を矮小化。
2.困難さは神のうちにはなく、私たちのうちにある。
17
4.贖罪についての主要な諸理論
3.統治説:神の義の証明としての贖い
1.神の律法は重大な事柄である
2.罪は本質的に刑罰に値する
3.支配者は、ルールの違反を見逃すことはできない
4.神の正義を立証すること
5.聖書的基盤の欠如
18
4.贖罪についての主要な諸理論
4.賠償説:罪と悪の力に対する勝利としての贖い
1.教会の初期において基準的な見方
2.大いなる宇宙的ドラマの描写
3.サタンに賠償金が払われたのではない
19
4.贖罪についての主要な諸理論
5.満足説:御父への償いとしての贖い
1.神の真の性質の原則を満たす
2.私たちが神から奪い取ったものを回復すること
3.どのようにして満足は達成されるのか
4.神・人であるキリストは、無限の価値
20
4.贖罪についての主要な諸理論
まとめ
• 理論のそれぞれは、キリストのみわざの重要な視点を把握している
1.神が期待しておられる献身の模範
2.神の愛の大いなる広さを開示
3.罪の重大さと神の義の峻厳を強調
4.罪と死の諸力に対する大勝利
5.御父の満足を返す
• 諸説の中で何が最も基本的なのか?
73
3
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
2
第八部 キリストのみわざ論
26章 キリストのみわざ論への導入
27章 贖罪の中心的主題
3
第27章 贖罪の中心的主題
1. 背景としての諸要素
2. 新約聖書の教え
3. 贖いの基本的意味
4. 刑罰代償説への異論
5. 代償的贖いの意味合い
4
1.背景としての諸要素
1. 神の性質
2. 律法の位置
3. 人間の状態
4. キリスト
5. 旧約聖書のいけにえの体系
5
2.新約聖書の教え
1. 福音書
2. パウロ書簡
6
3.贖いの基本的意味
1. 犠牲
2. なだめ
3. 身代わり
4. 和解
7
4.刑罰代償説への異論
1. 贖いの必要の概念への異論
2. 身代わりの概念への異論
3. なだめの概念への異論
74
4. キリストの義の転嫁の概念への異論
1
8
5.代償的贖罪の意味合い
代償的贖いの理論−複雑さをもつが、豊かで意味深い真理
1. 全的堕落の人間観−尊い御子の死
2. 神の性質−義(罪の犠牲)と愛(ご自身犠牲)
3. 無限の価値−あらゆる時代のすべての人の罪をおおう
4. キリストの死(完全・無限)−救いの基盤は不変
5. 自由の恵み、しかし高価な恵み−私たち習うべき
9
詩
彼は、彼が負うべきではなかった負債を負ってくださった。
私は、私が払い得ない負債を負っていた。私は、私の罪をだれかに洗い流してもらうことを必要
としていた。
そして、今私はまったく新しい歌を、ひねもす驚くべき恵みを賛美している。
それは、私が決して払うことができなかった負債をイエスが払ってくださったからである。
75
2
キリスト教教理入門
1
1
1.
2.
3.
4.
5.
6.
2
神学をすること
神の啓示
神の性質
神のみわざ
人間
罪
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
2
第九部 聖霊論
z
z
3
28章 聖霊の人格
29章 聖霊のみわざ
第28章 聖霊の人格
聖霊の教理の重要性
2. 聖霊を理解することの難しさ
3. 聖霊の性質
4. 聖霊の教理の意味合い
1.
4
序
1.
2.
5
研究主題を教理的文脈の中に位置づける
三位一体のメンバーの働きに焦点
1.聖霊の教理の重要性
特別な重要性−いくつかの理由
2. 聖霊の働きのより卓越した時期
3. 今日の文化−経験的なものに強調
1.
6
2.聖霊を理解することの困難さ
他の教理より不完全−混乱
2. 具体的イメージの欠如
3. 聖霊の奉仕の性質
4. 20世紀後半−かなりの論争
1.
7
3.聖霊の性質:a.聖霊の神性
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
聖霊の性質
聖霊と神についての言及−交換可能
パウロの議論−聖霊と神−交換可能
聖霊の資質−神の属性
聖霊の力−新約で卓越
聖霊の永遠性
聖霊の働き−神に帰する働き
聖霊の役割−人間の上・内の霊的働き
聖霊の働き−聖書の形成
76
1
10. 聖霊の神性−父と子と等しい
8
3.聖霊の性質:b.聖霊の人格性
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
9
聖霊の人格性
男性名詞の使用
誰か他の働きを想起させる
三位一体の他のメンバーに栄光を帰す
御父と御子との結びつき
ある個人的な性格の所有
聖霊は、人であるかのように影響される
道徳的行為や奉仕に従事される
前述の考慮のすべては、ひとつの結論に導く
4.聖霊の教理の意味合い
人格であり、曖昧な力ではない
2. 御父と御子と同じ栄誉・尊厳
3. 御父と御子とひとつである
4. 神は遠く離れておられるお方ではない
1.
77
2
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第九部 聖霊論
• 28章 聖霊の人格
• 29章 聖霊のみわざ
3
第29章 聖霊のみわざ
1.旧約聖書における聖霊の働き
2.イエスの生涯における聖霊の働き
3.クリススチャン生活における聖霊の働き
4.今日における奇跡的賜物
5.聖霊の働きの意味合い
4
序
• 特別な関心−信者の生活の中に
5
1.旧約聖書における聖霊の働き
1.漸進的啓示の最も初期のものを反映
2.旧約−聖霊の働きの主要な領域
3.預言と聖書の付与
4.働きのために必要な熟練
5.劇的な出来事のみでなく
6.より完全な、来るべき時期の予期
6
2.イエスの生涯における
聖霊の働き
1.広くしみわたる聖霊の臨在
2.公生涯の最初から−劇的なかたちで
3.イエスの奉仕−聖霊の力・方向づけ
4.イエスの教えの真実性−奇跡・悪霊の追い出し
5.イエスの全生涯が聖霊の中に
6.臨在の成長の証拠はない
78
7
3.クリスチャン生活における聖霊の働き
1
a.クリスチャン生活の始まり
1.回心と再生の働き
2.回心−悔い改めと信仰
3.再生−個人の奇跡的変貌と霊的エネルギーの移植
8
3.クリスチャン生活における聖霊の働き
b.クリスチャン生活の継続
1.力の付与
2.聖霊の内住
3.教える役割
4.とりなしの働き
5.聖化の働きと御霊にある生活
6.キリストのからだへの特別な賜物
9
キリストのからだへの特別な賜物
付記
1. 御霊の賜物への言及
1. 教会における種々の職務:エペソ 4:11
2. 基本的な機能のカタログ:ロマ12:6-8、Ⅰペテロ4:11
3. より特別な能力の事柄:Ⅰコリント
2. 付与される時期について
3. すべての信者に期待されている賜物
4. どのリストにも全ての賜物はリストされていない
↓
• 教訓
1.
2.
3.
4.
10
賜物はキリストのからだに与えられている
だれも、すべての賜物を所有してはいない
等しく目立たないが、すべての賜物が大切
御心に従って、賜物は分配される
4.今日における奇跡的賜物
a.歴史的経緯
1. さらに目立つ賜物の幾つかはかなりの論争を引き起こしている
2. カリスマ的なグループは、教会史の初期に登場した
3. モンタニウス主義のようなグループは教会に永続的な影響をもたらさなかった
4. ペンテコステ主義の発展:W.J.シーモア
5. 長年、ペンテコステ主義は孤立した運動であった
11
4.今日における奇跡的賜物
b.両サイドからの議論
1. 肯定的な議論
1. 異言について
2. 経験的な議論が支えとなっている
3. その実践は、聖書において禁じられていない
2. 否定的な議論
1. カリスマ的な賜物の今日的分与を拒否
2. 聖霊の賜物として解釈されるべきでない異言の存在
3. 言語学者による分析
12
4.今日における奇跡的賜物 79
c.責任ある処理の方法
2
1. 両サイドの議論の責任ある処理の方法は存在するのか
2. 「聖霊のバプテスマ」についての問題
3. 使徒行伝の事例について
4. エリクソンの判断
5. 私たちがしなければならないものは
6. 今日的な御霊の賜物の分与を聖書が教えているかどうかは問題ではない
7. 御霊の賜物の付与よりも、御霊の実の方が重要である
8. 聖書的異言の公けの場での適切な手順は何か
9. 聖書における強調は付与するお方の上にある
13
5.聖霊の働きの意味合い
1. 私たちの保有する賜物は聖霊によって付与された
2. 聖霊はクリスチャン生活と奉仕において信者に力を付与する
3. 聖霊は教会に知恵深く、主権をもって彼の賜物を分配される
4. だれもすべての賜物を保有していないし、賜物をひとつも保有していない人もいない
5. 私たちは神の言葉を理解することにおいて聖霊に依存している
6. 聖霊に直接の祈りをささげることは適切である
80
3
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
7.
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
8.
2
第十部 救済論
‘30章
‘31章
‘32章
‘33章
‘34章
3
救いの概念
救いの先行性:予定
救いの始まり:主観的側面
救いの始まり:客観的側面
救いの継続と完成
第30章 救いの概念
1. 救いの概念が相違する項目
1.
2.
3.
4.
5.
時間の次元
必要の性質と所在
救いの手段
救いの運動の方向
救いの範囲
2. 最近の救いについての概念
1.
2.
3.
4.
5.
4
解放の神学
実存主義神学
世俗神学
今日のカトリックの神学
福音主義神学
序
1. 救い=キリストのみわざの適用
2. 私たちの緊急の必要
3. 救いが必要としている概念
4. 幾つかの見方の分析
5
1.救いの概念が相違する項目
①時間の次元
1. 救いは時間に関係している
1. 端緒
2. プロセス
3. 未来
2. 時間的枠組みの種類の決定
6
1.救いの概念が相違する項目81
②必要の性質と所在
1. 伝統的見方…性質において垂直的
1
‘ 福音主義の見方
2. 水平的見方…個人・社会における関係の調和・癒し
1. 関係の神学…個々人の不適応・小さなグループの問題
2. 解放の神学…民族間の闘争・経済の格差の闘争
3. 内面的問題…個々人は根絶すべき感情に責められている
‘ 罪責・劣等感・不安…適応・自己理解・自己受容・自己評価における成長
7
1.救いの概念が相違する項目
③救いの手段
1. 物質的プロセス
1. 礼典主義者…聖餐のパンにあずかる
2. 伝統的ローマカトリック
3. 陪餐者の内的態度
2. 道徳的行為
1. 事柄の状態を変える
2. 社会的福音運動
3. 解放の神学
3. 信仰
1. キリストにより達成されたみわざの適用
2. 受領者は受身
8
1.救いの概念が相違する項目
④救いの運動の方向
1. 救いの運動の方向性
1. 個々人の救い → 社会変 革
2. 社会変 革 → 個人変 革
2. 19世紀後半・20世紀初期の社会的福音運動
1. 堕落した人間の性質にではなく
2. 悪しき社会的環境
3. 回心を強調するキリスト教
1. 人間の性質は根本的に腐敗している
2. 個々人の変革こそが社会変革の真の希望
9
1.救いの概念が相違する項目
⑤救いの範囲
1. 社会へではなく、個々人への救いの適用を考慮する人々の問題
2. だれが、どれくらいの人々が救われるのか?
3. 特定救済論者
1. 個々人の神の恵みへの応答を基盤にしている
2. ある者は救われ、他の者は失われる
4. 普遍救済論者
1. すべての人々が救われ
2. 誰も失われる者はない
5. 楽観的な特定救済論者
1. 救いのために信仰が必要
2. すべての人はそのようにするだろう
6. ありふれた普遍救済論者
1. 神はある基盤の上に簡単にすべての人々を受け入れる
10
2.最近の救いについての概念
①解放の神学
1. 解放の神学
1. 黒人神学
2. 女性神学
3. 第三世界神学
2. 社会の基本的問題
1. 抑圧・搾取
2. 救い−解放
3. 人間の苦境についての分析
1. 社会の発展は問題を解決せず
2. 神は抑圧されている人々の味方
82
4. 救いの性質について
1. 救いを死後の生として考えず
2. 現在における神の国の達成として
2
11
2.最近の救いについての概念
②実存主義神学
1. 20世紀神学−実存主義的
1. ルドルフ・ブルトマン
2. マルティン・ハイデッガー
2. ブルトマンはハイデッガーから真正・非真正の概念を
1. 自己中心的な方向付け
2. 自身の努力によって真の保証を
3. 人間は神と福音によって召され
1. 御言葉は、神に召して
2. 御言葉は、真正な自身に召して
12
2.最近の救いについての概念
③世俗神学
1. 文化の環境の変化
2. キリスト教と世俗主義
1. 競争相手として
2. キリスト教信仰の成熟した表現として
1. ディートリッヒ・ボンヘッファー
2. ジョン・A・T・ロビンソン
3. 神の死の神学者たち
3. 伝統的な救いの理解の拒否
1. 世界から移され、超自然的恵みの受容ではなく
2. 自己の能力の実現・役立てる・神からの自立・世界の必要に
13
2.最近の救いについての概念
④今日のカトリック神学
1. 今日のカトリック神学についての研究
1. 公的な教理的基準はそのまま
2. 第二バチカン公会議と個々の学者
2. 公式のカトリックの立場
1. カトリック教会が神の恵みの唯一の管
2. 神の恵みの排他的販売権
3. 伝統的立場は和らげられている
‘ メンバーシップの程度差を認める:Y.コンガー
1.
2.
3.
カトリック教会に組み込まれている人々:カトリックのクリスチャン
カトリック教会に結びつけられている人々:カトリック外のクリスチャン
カトリック教会に関係づけられている人々:未信者「匿名のキリスト者」K.ラーナー
4. カール・バルトの神学についてのH.キュンクの研究
1. 救いの性質についての議論
2. 義認と聖化(プロテスタント)−義化(カトリック)
3. バルトとトレントの間には、軋轢はない
14
2.最近の救いについての概念
⑤福音主義神学
1. 伝統的正統主義(福音主義)
1.
2.
人間の苦境についての正統的理解
神と人間の関係こそ第一のもの
2. 人間の罪の問題−二つの主要な側面
1.
2.
罪は神との破綻した関係
人間の真の性質は律法からの逸脱の結果として損なわれた
3. 救いの教理
1.
2.
3.
神に関する人間の立場の問題
個人の法的立場−有罪から無罪へ
義認→子とされること
4. 人間の心の状態を変えること
‘ 再生→聖化→栄化→堅忍
5. 救いの手段
‘ 神の言葉→信仰→結果としての行為
6. 救いの範囲
‘ 普遍救済主義と特定救済主義の問題
7. 福音主義の立場の採用とその展開
83
3
キリスト教教理入門
1
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
7.
8.
2
第十部 救済論
30章
31章
„ 32章
„ 33章
„ 34章
„
„
3
救いの概念
救いの先行性:予定
救いの始まり:主観的側面
救いの始まり:客観的側面
救いの継続と完成
第31章 救いの先行性:予定
1. 予定についての相違する見方
カルヴァン主義
2. アルミニウス主義
1.
2. 解決の示唆
3. 予定のもつ意味合い
4
序
1. 予定の教理は、最も困惑させ、最も理解しがたい教理である
2. 「予定」という用語において意味されているものを正確に定義すること
5
1.予定についての相違する見方
①カルヴァン主義
1. カルヴァンとアルミニウスの対照的な体系化
2. 全的堕落
3. 神の主権
4. 選び
5. 無条件
6. 主権的意思の表現
7. 選びと自由意志は矛盾しない
8. 遺棄の概念では多様性
6
1.予定についての相違する見方
②アルミニウス主義
1.
2.
3.
4.
多くの下位層を抱えている
84
神はすべての人が救われることを望んでおられる
全人類の救いへの願い
すべての人は信じることが可能である
1
5.
6.
7.
8.
9.
7
先行的恵みの付与
予知の役割
カルヴァン主義の無条件・完全への反対
カルヴァン主義は宣教への情熱を否定する
カルヴァン主義は人間の自由意志に矛盾する
2.解決の示唆
1. 救いに関する神の聖定
2. 聖書のデータの研究
3. 生まれつきの人間の救いの不可能性
4. 神の助けなしに福音に応答不可
5. 反応−神の前もっての決定
6. 予知の議論には説得力がない
7. 救いの普遍的提供・一般的招待は?
8. そのような状況に真の自由はあるのか
8
3.予定のもつ意味合い
1. 神が決定されたものは実現されると確信をもちうる。
2. ある人々がキリストを拒絶するとき、私たちは私たち自身を責める必要はない。
3. 予定は、伝道と宣教を無効とはしない。
4. 恵みは完全に必要なものである。
85
2
1
キリスト教教理入門
神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
1.
2
第十部 救済論
30章
31章
„ 32章
„ 33章
„ 34章
„
„
3
救いの概念
救いの先行性:予定
救いの始まり:主観的視点
救いの始まり:客観的視点
救いの継続と完成
第10部 救済論
第32章 救いの始まり:主観的視点
1.
2.
有効召命
回心
1.
2.
3.
再生
1.
2.
4.
悔い改め
信仰
聖書的意味
再生の意味
有効召命、回心、再生の意味合い
4
主観的側面
5
客観的側面
6
第32章
第1節 有効召命
準備的事柄
一般召命
3. 特別召命
4. 聖霊の照明の働き
5. 驚くべき救いのメッセージの提示
1.
2.
7
第32章
第2節 回心
以前と全く異なった何か
2. 旧新約聖書における回心のイメージ
3. 区別できるが、分割できないひとつの実在
4. 回心に必要とされる時間の量
5. 神の働きの方法における多様性
86
6. 単数形の回心と複数形の回心の相違
1.
8
第32章第2節 回心
1
第1項 悔い改め
回心の否定的側面
悔い改めのヘブル語ーnacham
3. 悔い改めのヘブル語ーshuv
4. 悔い改めのギリシャ語ーmetamelomai
5. 悔い改めのギリシャ語ーmetanoeo
6. 悔い改めにあらかじめ必要なこと
7. 罪に対する敬虔な悲しみ
8. 安価な恵み、安易な信仰の問題
1.
2.
9
第32章第2節 回心
第2項 信仰
キリストの約束とみわざに拠り所を
2. 信仰の概念を動詞形で捉える
3. 語られたことを信じるーpisteuo, pistis
4. 一般的信頼ではなく、人格的信頼
5. 神ご自身の啓示と情報
6. 信仰は理性に適合しないのか
7. 悔い改めと信仰は神からの賜物
1.
10
第32章
第3節 再生
1.
2.
11
再生ー回心のもうひとつの側面
再生の教理における人間観の前提
第32章第3節
第1項 聖書的記述
新生ー聖書における多様な記述
palingenesia(rebirth)ー再生
3. 新生についての包括的な解説ーヨハネ三章
1.
2.
12
第32章第3節
第2項 再生の意味
新生の理解の困難さに驚くべきではない
2. 存在の性質を死にふさせる
3. 本来意図されていたものへの回復
4. 新生の即時性
5. 一生涯継続する成長のプロセスの始まり
6. 御父が計画、御子が成就、御霊が適用
7. 一方で悲観的評価、他方で大変楽観的
1.
13
第32章
第4節 有効召命、回心、再生の意味合い
1.
2.
3.
4.
5.
6.
人間の性質は、社会改革や教育では変えられない
だれも新生を経験する人を予想・操作できない
クリスチャン生活の始まりは罪の自己認識から
87
救いの信仰は、神とそのみわざへの正しい信頼を
回心の経験は、他者とかなり相違する
新生は、生起しているとき感じられない
2
キリスト教神学入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
キリスト教教理入門
2
1
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
1.
2.
2
キリストの人格
キリストのみわざ
9. 聖霊
10. 救い
11. 教会
12. 終末
7.
8.
3
第十部 救済論
„ 30章
救いの概念
救いの先行性:予定
„ 32章 救いの始まり:主観的視点
„ 33章 救いの始まり:客観的視点
„ 34章 救いの継続と完成
„ 31章
4
第十部 救済論
第33章 救いの始まり:客観的視点
1.
2.
3.
5
キリストとの結合
聖書的教え
1.
不適切なモデル
2.
結合の性格
3.
キリストの結合の意味合い
4.
義認
義認と法的義
1.
法的義認の教理への反対
2.
信仰とわざ
3.
罪のひきずる結果
4.
子とされること
子とされることの性質
1.
子とされることの利益
2.
序
„ 救いの始まり(主観的視点)ー
救いの始まり(主観的視点)ー人の実際的な霊的状態
„ 救いの始まり(客観的視点)ー
救いの始まり(客観的視点)ー神との関係における個々人の地位・立場の変化
6
第一節 キリストとの結合
第一項 聖書的教え
1. 救いの全体に関する包括的用語ー
救いの全体に関する包括的用語ーIn Christ
2. キリストが信仰者の内に内住されるーChrist
キリストが信仰者の内に内住されるーChrist in you
7
第一節 キリストとの結合
88
第二項 不適切なモデル
1
1. その言語はあまり明瞭ではないー完全に比喩?あるいは字義的関連があるのか?
2. その結合は、形而上学なものなのか?
3. その結合は、神秘的なものなのか?
4. その結合は、友人もしくは教師と生徒関係?
5. その結合は、礼典的なものなのか?
8
第一節 キリストとの結合
第三項 結合の特徴
1.
2.
3.
4.
これは偉大なる奥義である
その結合は、性質において法的である
その結合は、霊的なものであるー御霊は一体性の絆
その結合は、霊の一体化である
(三位一体のように)ひとつの本質における人格の結合ではない
(二性一人格のように)ひとつの人格における二性の結合でもない
3.
ふたつの霊の結合である
その結合は、生命的であるーぶどうの木と枝の関係は、文字通りの真理
その他、多様な類比が存在するー人工呼吸、心理学、夫と妻などー多くの類比が「キリストとの結合」の理解を助ける
1.
2.
5.
6.
9
第一節 キリストとの結合
第四項 キリストとの結合の意味合い
1.
私たちは義とみなされている
1.
2.
3.
結合は法的
律法の前に、神の目において正しい立場
神ご自身の御子、イエス・キリストと同じ正しさ
私たちはキリストの力において生きている
3. 私たちは苦しむ
2.
1.
4.
1.
10
パウロの目標のひとつーキリストの苦しみを分かち合う
私たちはキリストと共に治める
栄光ある未来が眼前にある
第二節 義認
序
1.
2.
3.
4.
5.
11
人間には二重の問題
人間の性質の基本的な腐敗という問題
神の期待を満たすことに失敗ー
神の期待を満たすことに失敗ー罪責・刑罰の責任という問題
どのように私たちは神と正しくありうるのか?
罪人たる私は、きよく正しい裁きにおいて受け入れられるのか?
第二節 義認
第一項 義認と法的義
聖書的な義の概念の理解の必要性
旧約ー
旧約ー法的・司法的脈絡において
3. 新約ー
新約ー神の宣言的行為ー
神の宣言的行為ーキリストの贖いの脈絡
4. 義認は法的・宣言的性質をもつ
1.
2.
1.
2.
3.
5.
12
契約・律法の前の公的に立つ事柄
義とする・非難するー並置・宣言的行為
Dikaiooー
Dikaiooー無罪を立証する
義認ー
義認ー被告人を無罪と宣言する裁判官のような、法的・宣言的行為
第二節 義認
第二項 法的義認の教理への異議
1. 義認の法的性質への異議
2. 義認の本質的視点
89
3. 価値は一人から他者に転嫁されない
2
4. 三人の当事者の存在
5. 義認ー
義認ー神からの賜物
13
第二節 義認
第三項 信仰と行い
1. 義認に導く信仰は、新しい創造にふさわしい行いを生み出す
2. パウロとヤコブの関係ー
パウロとヤコブの関係ー義認を生み出す信仰の純粋性はそれから発する結果に
よって明らかにされる
3. よいわざが存在しなければ、本当の信仰も義認も存在しない。
14
第二節 義認
第四項 罪のひきずる結果
1. 罪がゆるされ、義とされた後も罪の結果をひきずる
2. 罪の一時的結果と永遠的結果の区別の必要ー
罪の一時的結果と永遠的結果の区別の必要ー罪の永遠の結果はキャンセルされ
た、しかしゆるされたけれどもまだ重たい結果を引き受けなければならない
15
第三節 子とされること
1. 刑罰の責任から解放される
2. 疎外・敵意の立場から受け入れと好意の立場へ
16
第三節 子とされること
第一項 子とされることの性質
1.
回心、再生、義認、キリストとの結合、子とされること
1.
2.
2.
立場と状態の変化
1.
2.
3.
2.
17
宣言的事柄ー
宣言的事柄ー法的立場の変化
実際的経験ー
実際的経験ー神の愛顧、子性の霊
神との関係の回復ー
神との関係の回復ーかつて持っていた、しかし失った
1.
4.
同時的である
論理的に区別されるが分離できない
いわば神の家族の一員として
原初に意図されていたものの回復
世は信者が体験している神との関係を知らない
第三節 子とされること
第二項 子とされることの益
子とされるー継続的赦しー隣人を赦せ
和解ー
和解ーもはや敵意を抱かないー隣人へ
3. 神の子としての自由性ー
神の子としての自由性ー重荷・強制で従う奴隷ではない
4. 自由は許可証ではないー誤用の戒め
5. 神の父親的な世話の受領者
6. 神を寛大で放任のお方ではないー訓練は子とされたことのひとつのかたち
7. 御父の善良な意思をあらわす
1.
2.
90
3
1
キリスト教教理入門
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
2
キリスト教教理入門
1.
2.
3.
4.
5.
6.
3
神学をすること
神の啓示
神の性質
神のみわざ
人間
罪
第十部 救済論
’ 30章
’ 31章
’ 32章
’ 33章
’ 34章
4
救いの概念
救いの先行性:予定
救いの始まり:主観的視点
救いの始まり:客観的視点
救いの継続と完成
第10部 救済論
第34章 救いの継続と完成
1.
2.
3.
聖化
1. 聖化の意味
2. 聖化の性格
3. 聖化:完全か不完全か
堅忍
1. カルビニストの見方
2. アルミニアンの見方
3. 問題の解決
栄化
1. 「栄光」の意味
2. 信仰者の栄化
5
1.聖化
1.聖化の意味
神の継続的な働き
2. 聖化ー二つの基本的な意味
3. 新約聖書における聖化
4. 聖化の第二の意味
5. 義認との対比
1.
6
1.聖化
2.聖化の性格
聖化の特徴
2. 漸進的事柄
3. キリストご自身に似た者へ
4. 聖霊の働き
5. 完全に受身の事柄
1.
91
1
7
1.聖化
3.聖化:完全か不完全か
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
8
地上の生涯のうちに完結されるのか
生涯のうちには得ることのできない理想
ローマ七章のパウロの経験
難解で重要な主題の結論への道筋
「完全」の性質とは何か
罪からの完全な自由
スタンスの仮定
Ⅰヨハネ3:4-6の教えの存在
経験されないが、目標である
2.堅忍
1.カルビニストの見方
信仰者の救いー完全に保持されるのか
2. 救いは永遠であるに違いない
3. 論理的一貫性だけではない
4. 堅忍の教理の裏付け
5. 主の保持の直接の約束
6. 他の教理からの推論
1.
9
2.堅忍
2.アルミニアンの見方
まったく異なったスタンス
信仰にとどまれとの勧め
3. 信仰を捨てるとの記述
4. 観念的な段階のままではない
5. カルヴィン主義に実際的反対
1.
2.
10
2.堅忍
3.問題の解決
ふたつの対照的な見方
保証についての力強い宣言
3. ヘブル人への手紙の事例
4. 第二の説明は困難
5. ギリシャ語のあいまいさ
6. ヨハネ10章とヘブル6章の相互関連
7. 警告・命令の目的は何か
8. 背教の実例について
9. 想像上
10.保証の中の安全に安らぐ
1.
2.
11
3.栄化
序
救いのプロセスの最後の段階
2. 栄化ー多次元的
1.
12
92
3.栄化
2
1.「栄光」の意味
「Glory」の意味
2. ギリシャ語「doxa」の意味
1.
13
3.栄化
2.信仰者の栄化
信仰者も栄化される
2. 道徳的・霊的に完全に
3. まったき知識へ
4. 肉体の栄化
5. 信仰者の栄化と被造物世界の刷新の関係
6. 地上の生涯ー不完全さのゆえにうめく
1.
93
3
「キリスト教神学」の要約版
1
『キリスト教教理入門」』
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www.aguro.jp/
「キリスト教神学」=『
「キリスト教神学」=『キリスト教教理入門』
キリスト教教理入門』
2
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
1.
2.
第十一部 教会論
3
1
2
4
「キリスト教神学」
z 50章 教会の性質
z 51章 教会の役割
z 52章 教会の政治
z 53章 教会の入会の儀式:洗礼式
z 54章 教会の継続的儀式:聖餐式
z 55章 教会の一致
『キリスト教教理入門』
z 第35章 教会の性質
z 第36章 教会の役割と政治
z 第37章 教会の儀式:洗礼と聖餐
第十一部 教会論
第35章 教会の性質
1. 「教会」という用語の基本的意味
2. 教会の一体性
3. 教会の聖書的イメージ
1.神の民
2.キリストのからだ
3.聖霊の宮
4. 意味合い
5
クリスチャン生活の二面性
6
1.「教会」という用語の基本的意味
社会における一つの組織−社会科学
聖書の資料−旧約(カハール)、新約(エクレシア)
3. 二つの意味
1.
2.
1. 普遍教会
2. 地理上の地方教会
7
2.教会の一体性
イエスの大祭司的祈り、パウロの議論
数え切れないほどの教派、敵意
3. 一致についての異なった概念
1.
2.
94
1
1. 霊的一致
2. 相互の認知と交わり
3. 会議における一致
4. 組織的・有機的一致
4.
8
教会についての聖書的イメージ
z
z
z
9
それぞれの教派は、関わりあいの程度を決定しなければならない
100以上のイメージ
どのように整理?
三位一体論的視点
3.教会の聖書的イメージ
1.神の民
1. わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる
2. 神による主権的選び
3. ユダヤ人とともに異邦人も
4. 割礼は神の所有権の証拠
5. 御霊による心の割礼
6. 聖潔についての特別の性質
10
3.教会の聖書的イメージ
2.キリストのからだ
教会がキリストの活動の焦点
キリストはすべての支配と権威の頭である
2. 御霊の賜物−からだの相互の結びつき
3. 信者は励ましあい、建て上げあう
4. 親密な感情とお互いについての理解
5. 統一されたからだである
6. 普遍的である
7. キリストの奉仕の拡大されたもの
z
1.
11
3.教会の聖書的イメージ
3.聖霊の宮
御霊−教会を創造されたお方
個人的基盤と集合的基盤
3. 御霊の実という特質の分与
4. 教会に力を運ばれるお方
5. からだのうちに一致を生み出される
6. 御霊の導きに対する感受性
7. 真理を思い起こさせられる
8. 教会の主権者、御霊の賜物の分与者
9. 御霊は教会を聖なるものとし、純粋なものと
1.
2.
12
4.意味合い
教会は第一義的には社会学的現象と考えられるべきではない。
教会は三位一体の神への関係のゆえに存在する。
3. 教会は主の臨在と世界への奉仕の継続である。
4. 教会は再生した信者の交わりであるべきである。
5. 教会は神の創造物であるが、不完全な人間から作り上げられている。
1.
2.
95
2
「キリスト教神学」の要約版
1
『キリスト教教理入門」』
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www.aguro.jp
http://www.aguro.jp//
「キリスト教神学」=『
「キリスト教神学」=『キリスト教教理入門』
キリスト教教理入門』
2
1.
2.
3.
4.
5.
6.
神学をすること
神の啓示
神の性質
神のみわざ
人間
罪
第十一部 教会論
3
1
「キリスト教神学」
50章
50章 教会の性質
„ 51章
51章 教会の役割
„ 52章
52章 教会の政治
„ 53章
53章 教会の入会の儀式:洗礼式
„ 54章
54章 教会の継続的儀式:聖餐式
„ 55章
55章 教会の一致
『キリスト教教理入門』
キリスト教教理入門』
„ 第35章 教会の性質
„ 第36章 教会の役割と政治
„ 第37章 教会の儀式:洗礼と聖餐
„
2
4
第十一部 教会論
第36章 教会の役割と統治
1.
教会の機能
1.
2.
3.
4.
2.
3.
教会の心と奉仕:福音
教会の統治の形式
1.
2.
3.
4.
4.
5
伝道
建徳
礼拝
社会的関心
聖公会
長老派
会衆派
ノンガバーンメント
今日のための教会統治の体系
1.教会の機能
1.伝道
1.
2.
3.
4.
5.
最後の時点における命令
命令であり、選択肢のひとつではない
彼ら自身の力のみの派遣ではなかった
大宣教命令の範囲−全包括的
主への忠実=宣教への忠実
96
1
6
1.教会の機能
2.建徳
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7
信者の建徳は論理的に優先する
御霊の賜物を建徳と結び付けている
異言は個人の徳を、預言は教会の徳を
交わりを通して
教えを通して
相互建徳を目標として
1.教会の機能
3.礼拝
1.
2.
焦点は主御自身に
教会の種々の機能
1.
2.
3.
8
1.教会の機能
4.社会的関心
1.
信者と未信者の両方に愛と同情を
1.
2.
2.
3.
4.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
教会は必要、傷つき、悪を見るときはいちでも関心を示し、行動を起こすべき
福音派と社会的関心
すべての機能の中心にある要素:福音
イエスの教えと説教を特徴づけた福音を委ねられた
「エバンゲリオン」
その内容は何か?
イエス・キリストとキリストのみわざ
パウロ:福音は最重要事項
福音は救いへの唯一のルートである
福音:防御的側面と攻撃的側面
民族、社会、経済、教育のすべての壁のみでなく、世紀を越えて
3.教会の統治の形式
1.聖公会
1.
2.
3.
11
ヤコブ書
2.教会の心と奉仕:福音
1.
10
福音書
使徒行伝
社会的関心は書簡にも
1.
9
礼拝:主御自身
交わり:兄弟姉妹
伝道:未信者
高度に組織化された監督制
権威は監督にある
監督制の本来のものは、異なったレベルの奉仕あるいは相違するレベルの叙階の
思想である
3.教会の統治の形式
2.長老派
97
2
1.
2.
3.
4.
12
3.教会の統治の形式
3.会衆派
1.
2.
3.
13
権威の座は地方教会の会衆にある:民主主義
牧師の招聘と予算の決定権は地方教会にある:独立自治
もちろん、ある種の代議制が機能している
3.教会の統治の形式
4.ノンカバーンメント
1.
14
鍵となるのは長老である。
教会を治める資格のある長老を選出した
この権威は一連の会議において行使される。
監督性に比して、長老制の聖職者の階層レベルはひとつである。
クェーカー、プリマス・ブレザレンは、統治形態を否定している
4.今日のための教会統治の体系
1.
2.
教えの聖書箇所の欠如
教えられる原則
1.
2.
3.
3.
秩序の価値
万人祭司制
それぞれがすべてにとって大切
会衆制が、それらの原則を達成するのに最も適切と判断される。
98
3
キリスト教神学入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www.aguro.jp/
キリスト教教理入門
2
1.神学をすること
2.神の啓示
3.神の性質
4.神のみわざ
5.人間
6.罪
第十一部 教会論
3
1
2
†第35章
†第36章
†第37章
†第50章
†第51章
†第52章
†第53章
†第54章
†第55章
教会の性質
教会の役割と政治
教会の儀式:洗礼と聖餐
教会の性質
教会の役割
教会の政治
教会の入会の儀式:洗礼
教会の継続的儀式:聖餐
教会の一致
第十一部 教会論
4
第37章
1
教会の儀式:洗礼と聖餐
1. 洗礼:教会の入会の儀式
1. 洗礼についての基本的な見方
1. 救いの恵みの手段としての洗礼
2. 契約の標識と証印としての洗礼
3. 救いのしるしとしての洗礼
2. その問題の解決
2
1. 洗礼の意味
2. 洗礼の主題
3. 洗礼の様式
1. 聖餐:教会の継続的儀式
1. 主要な見方
1.
2.
3.
4.
伝統的なローマ・カトリックの見方
ルター派の見方
改革派の見方
ツウィングリ派の見方
2. その問題の解決
1.
2.
3.
4.
5.
6.
5
キリストの臨在
儀式の効力
正しい執行者
適切な受領者
使用されるべき要素
儀式の頻度
A.洗礼:教会の入会の儀式
導入
1.入会の儀式
1.普遍的・見えない教会
2.地方にある・見える教会
2.三つの問い
1.洗礼の意味は?
2.正しい洗礼の対象者は?
3.正しい洗礼の様式とは?
6
第一節 洗礼の基本的な見方
第一項 救いの恵みの手段としての洗礼
99
1
1.洗礼による再生:カトリック、ルター派
2.礼典主義者:救いの恵みを付与する手段
3.洗礼は、客観的に信者とキリストを一度きりでひとつにする
4.ルター派
1. 大人は信仰によって
2. 子供・幼児もまた神の民の一部である
5.子供もまた洗礼を授けられた
6.信仰のみによる義認との矛盾
7.洗礼の様式は重要なものではない
7
第一節 洗礼の基本的な見方
第二項 契約の印・印章としての洗礼
1.改革派・長老派は契約の概念と
2.洗礼は契約への入会の手段
3.信者の子供たちも契約の子孫である
4.割礼の儀式と洗礼の儀式
5.主観的な応答ではなく、救いの約束の契約への客観的な入会
6.用いられる方法にではなく、洗礼の事実と結果
8
第一節 洗礼の基本的な見方
第三項 救いのしるしとしての洗礼
1.信者に結果した内的変化の外的象徴として
2.洗礼は霊的な利益を付与しない、信仰と救いを前提にしている
3.信仰者の洗礼、必ずしも大人に限定しない
4.救いの象徴・証しとして
9
第二節 問題を解決する
第一項 洗礼の意味
1.マルコ16:16
2.ヨハネ3:5
3.Ⅰペテロ3:21
4.使徒2:37,38
5.テトス3:5
6.ローマ2:29
7.ローマ6:1-11
8.キリストのみわざについての真理の宣言
10
第二節 問題を解決する
第二項 洗礼の対象
1.幼児洗礼あるいは信者の洗礼?
2.幼児洗礼は不適切である。
11
第二節 問題を解決する
第三項 洗礼の様式
1.ギリシャ語のバプティゾーの意味
2.新約聖書時代は浸礼であった。
3.バプテスマが意味しているもの
4.信者のキリストとの同一化のしるし、告白
12
B.聖餐:教会の継続的な儀式
100
2
導入
1.キリストの死を記念するものとして
2.多くの異なった解釈
3.意味しているもの、意味を経験すること
13
第一節 主要な見方
第一項 伝統的なローマ・カトリックの見方
1.トレントの公会議(1545-63)
2.実体変化の教理
3.キリストの犠牲が再びささげられる
4.僧権尊重
5.こぼす危険
14
第一節 主要な見方
第二項 ルター派の見方
1.キリストのからだと血は共在する
2.犠牲の儀式、僧権尊重の拒否
3.儀式の利益は?
15
第一節 主要な見方
第三項 改革派の見方
1.カルヴァンの聖餐の見方
2.キリストは聖餐式に臨在される
3.キリストの愛を証印される
4.陪餐者の信仰と授与力に
16
第一節 主要な見方
第四項 ツウィングリ派の見方
1.キリストの死の単なる記念である
2.信仰によってのみ受け取られる
17
第二節 問題を取り扱う
第一項 キリストの臨在 A
†パンとぶどう酒は、キリストの…
1.カトリック:物質的なからだと血である。
2.ルター派:物質的なからだと血を含む。
3.改革派:からだと血を霊的に含む。
4.ツウィングリ派:からだと血を表現している。
18
第二節 問題を取り扱う
第一項 キリストの臨在 B
1.文字通り「これはわたしの血である。」
2.概念的な困難さがある
3.わたしは道、真理、いのち等々−多くの隠喩
4.キリストの霊的臨在の思想はどうか?
5.キリストとの関係・交わりの時として
19
第二節 問題を取り扱う
101
3
第二項 儀式の有効性
1.個人的信仰・反応に比例して
2.聖餐式が象徴しているもの
3.聖餐式の意味を説明することの大切さ
20
第二節 問題を取り扱う
第三項 正しい奉仕者
1.聖餐式の奉仕者は?
2.特に規定されていない
3.教会によって選ばれた人
21
第二節 問題を取り扱う
第四項 正しい陪餐者
1.キリストにある本当の信仰者
2.陪餐の資格は自己吟味する
22
第二節 問題を取り扱う
第五項 用いられるべき要素
1.陪餐者の関心に依存
2.変わった代用品は避ける
23
第二節 問題を取り扱う
第五項 遵守されるべき頻度
1.明白な教えは存在しない
2.あまり長い空白がないように遵守すべき
3.キリストへの信仰と愛を鼓舞する手段
102
4
キリスト教教理入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www.aguro.jp/
キリスト教教理入門
2
1
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
7. キリストの人格
8. キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
1.
2.
2
第十二部 終末論
3
1
„
„
„
„
„
„
2
„
„
„
„
„
4
『キリスト教神学』
第56章 終末論への導入
第57章 個人終末論
第58章 再臨とその結果
第59章 千年王国と大患難の見方
第60章 最後の状態
『基督教教理入門』
第38章 導入的事柄と個人終末論
第39章 再臨とその結果
第40章 千年王国と大患難の見方
第41章 最後の状態
第38章 導入的事柄と個人終末論
終末論への導入
2. 死
3. 中間状態
4. 死についての教理と中間状態の意味
1.
5
1.終末論への導入
終末論とは?-p.4-5
希望の原理・希望の神学-p.9-11
3. 二つの対照的な傾向-p.15,19,20,21
4. 適切な位置は?-p.22,24,25
5. 終末論の鳥瞰図-p.28,29
6. 教義学の笠石-p32,33
7. コンセンサスと相違点-p.36-38
8. 踏み絵、条件?-p.39-40
9. 論争の主題ではなく、奉仕の資源-p.41
1.
2.
103
1
6
2.死
個人終末論と世界終末論-p.42-43
肉体の死の不可避性-p.43,45,46,47
3. 霊的死と永遠の死-p.48,49
4. 肉体の死:自然?不自然?-p.50,51,52
5. 死の結果-p.53,54,55
1.
2.
7
3.中間状態:序-中間状態とは-p.61
ウエストミンスター信仰告白-p.64,65
カトリックの五つの受容の場-p.66
3. リベラル派のモニズム—p67,68
1.
2.
8
3.中間状態:1.魂の眠り
単一の実在なのか?-p.73
人格的で意識ある存在-p.76
3. 婉曲語法-p.78
4. 火葬の問題-p.80
1.
2.
9
3.中間状態:2.煉獄
一時的刑罰の状態-p.82
2. ミサ、祈り、良い行い-p.83,84
3. 聖書+伝承-p.85
1.
10
3.中間状態:3.即座の復活
1.
2.
11
即座に着せられる-p.91
モニズムの前提
3.中間状態:4.解決の示唆
ゲヘナとハデスの区別
2. 義なる者はハデスに下らず
3. むしろパラダイスに入る
4. 肉体からの離脱=主と共にある
5. 中間状態と最後の状態-場所は同じ、程度には差異
1.
12
4.意味合い
p.108-109(電子メール講義録 ICD38章)
1. 死はすべての人に
2. 平安をもって直視しうる
3. 中間状態は最後の状態と同質
4. 基盤は行いではなく恵み
„
104
2
キリスト教神学入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/
キリスト教教理入門
2
1
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
7. キリストの人格
8. キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
1.
2.
2
第十二部 終末論
3
1
z
z
z
z
z
z
2
z
z
z
z
z
4
56.終末論導入
57.個人終末論
58.再臨とその結果
59.千年王国と大患難
60.最後の状態
結論
第38章 導入的事柄と個人終末論
第39章 再臨とその結果
第40章 千年王国と大患難の見方
第41章 最後の状態
結論
第39章 再臨とその結果
1.再臨
2.復活
3.最後の審判
4.再臨とその結果の意味
5
1.再臨
1. その出来事の確実性
2. その日時の不明瞭さ
3. 来臨の特徴
4. 再臨の統一性
5. 再臨の急迫性
6
1.その出来事の確実性
1. 多くの聖書箇所-イエスご自身も
2. 使徒的ケリュグマ-パウロ、ヤコブ、ペテロ、ヨハネ
105
1
2.その日時の不明瞭さ
7
z その時は明示されず-イエス、天使、弟子たちも知らず
3.来臨の性格
8
1. 人格的に
2. 肉体をともなって
3. 目に見えるかたちで
4. 予期せぬかたちで
5. 勝利と栄光のうちに
4.再臨の統一性
9
1. 再臨は二段階で起こるのか?
2. 携挙は秘密裏に起こるのか?
3. 再臨は一段階である
4. 再臨描写における三つの語彙
5. 用語の区別は支持されていない
6. アポカリプシスにおいて栄誉受ける
7. 用語の互換性は単一の出来事を示す
5.再臨の急迫性
10
1.
2.
まず成就必要な幾つかの預言があるのか?
大患難前再臨説-いかなる瞬間にも
1. いつ起こるか知らない
2. 主は近い、ゆえに熱心に待つべき
3. 祝福された望み
3.
上記の説の詳細な吟味→十分な説得力なし
1. ある出来事の生起を許容する遅延
2. 急迫している再臨周辺の出来事の複雑さ
2.復活
11
2
1. 聖書の教え
2. 三位一体の神の働き
3. 性質において肉体をもって
4. 義なる者と不義なる者の両方について
12
2.復活
1.聖書の教え
z 再臨の主要な結果→復活
1. 旧約-幾つかの直接の言明
2. 旧約-死・シェオールからの解放
3. イエス・新約-旧約は復活を教えている
4. 新約-より明確に復活を教えている
5. 書簡-復活を証言している
13
2.復活
2.三位一体の神の働き
z 三位の位格のすべて-信者の復活に関係
106
2
z キリストの復活-信者の希望と確信の基盤
2.復活
3.性質において肉体をもって
14
1. からだがいのちに回復される
2. 復活の肉体的性質-推論・間接的証拠
3. イエスの復活-肉体を伴った性質だった
4. 復活のからだ-元々のからだと関係あり
2.復活
4.義なる者と不義なる者の両方
15
1. 復活の関連聖句のほとんど-信者の復活について
2. 不信者の復活を示唆する多くの聖書箇所
z 義人も悪人も必ず復活-両者の復活が必要とされている
3.最後の審判
16
2
1. 未来の出来事
2. 審判者イエス・キリスト
3. 審判の対象
4. 審判の基盤
5. 審判の最終性
17
3.最後の審判
序
z 再臨は、大いなる最後の審判において起こります。
18
3.最後の審判
1.未来の出来事
1. 未来において
2. 再臨の後に
19
3.最後の審判
2.審判者イエス・キリスト
1. すべての裁き-御子に委ねられている
2. 信者-その裁きに参与する
20
3.最後の審判
3.審判の対象
1. 全人類が裁かれます
2. 悪しき天使も裁かれます
21
3.最後の審判
107
3
4.審判の基盤
1. 地上の生活の観点から裁かれます
2. 基準-神の啓示された御心
22
3.最後の審判
5.審判の最終性
z その裁き-永遠であり、取り消せない
23
4.再臨とその結果の意味合い
1. 歴史-神の摂理のもとに完成
2. 信者-目を覚まし、再臨を期待しつつ働く
3. 地上のからだ-はるかによいものに変貌
4. 正義が行われる時-近づいている
5. 神の御心に一致して生きること-必須
108
4
キリスト教神学入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www.aguro.jp/
キリスト教教理入門
2
1
神学をすること
神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
7. キリストの人格
8. キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
1.
2.
2
第十二部 終末論
3
1
„
„
„
„
„
„
2
„
„
„
„
„
4
56.終末論導入
57.個人終末論
58.再臨とその結果
59.千年王国と大患難
60.最後の状態
結論
第38章 導入的事柄と個人終末論
第39章 再臨とその結果
第40章 千年王国と大患難の見方
第41章 最後の状態
結論
第40章 千年王国と大患難の見方
1.
千年王国の見方
1.
2.
3.
4.
2.
大患難の見方
1.
2.
3.
4.
5
後千年王国
前千年王国
無千年王国
その問題の解決
大患難前再臨説
大患難後再臨説
中間的立場
その問題の解決
1.千年王国の見方
1.後千年王国
福音宣教の成功裏のうちの進展
2. 社会情勢への関与と進歩の時代
3. 個人的回心より社会的変革が王国のしるし
4. 未来より今ここにある現在の現実
5. 文字通りの千年ではなく拡張された期間
1.
109
1
1.千年王国の見方
2.前千年王国
6
1
一千年の地上支配
千年至福説
3. 19世紀中頃より流行
4. 鍵句:黙20:4-6
5. エゼサン二つの復活
6. 大変動の出来事
1.
2.
2
世界大の平和
再臨前-最悪の状態
9. ディスペンセーション主義?
10.聖書の文字通り解釈?
11.啓示の連続的段階?
12.イスラエルと教会の相違?
7.
8.
7
1.千年王国の見方
3.無千年王国
再臨後、ただちに最後の審判
「一千年」は象徴的に
3. 「後千年」と「無千年」-単純に区別されず
4. 黙20章の扱い-黙示録全体を考慮に
5. 黙示録は全体として「象徴的」
6. 何を象徴-聖なる数「七」と「三」は結びつき完全数「十」、3乗されて全体的な完全の「千」
7. 主要な解釈学的問題-「二つの復活」
8. 第一の復活「霊的」、第二の復活「肉体的」-一貫性の欠如
9. 預言-未来的・文字通りより、歴史的・象徴的に解釈
10. 再臨のしるしに対する熱心な研究なされない
1.
2.
8
1.千年王国の見方
4.その問題の解決
より困難の少ない見方を見出す努力
2. 福音宣教における楽観主義-不適切
3. 再臨前に信仰が冷める
4. 教理は単一の箇所に依拠すべきではない
5. 前千年王国説-聖書により適合
6. 時間的順序、二段階の復活-より適切
1.
9
2.大患難の見方
1.大患難前再臨説
歴史上かつてないほどの大患難
教会の携挙-空中再臨
3. 二つの再臨、三つの復活
4. 患難から教会を解放すること
5. 選民が患難の期間に存在する:マタイ24章
6. 次の瞬間にも再臨が起こりうる
7. 目を覚ましているように
8. 次の出来事-再臨=祝福された望み
1.
2.
10
2.大患難の見方
110
2
2.大患難後再臨説
再臨-大患難が終わるまで起こらない
最近の出来事を文字通りに解釈しない
3. 「選民」という用語=「信者」を意味
4. 「神の怒り」と「大患難」との相違
5. 患難は、世紀を通じて「教会の経験」
6. 「エクフューゴー」=その只中において守られる
7. 「アパンテス」=会い、伴ってパーティに歓迎する
8. ひとつの再臨、二つの復活
9. 大患難の只中で保護し、保たれるという確信
1.
2.
11
2.大患難の見方
3.中間的立場
z
多くの調停的立場
1.
2.
3.
z
12
大患難中期再臨説
部分的携挙の立場
切迫した大患難後再臨説
どれも多数の支持者得ていない
2.大患難の見方
4.その問題の解決
1.
大患難前再臨説-不自然、聖書支持せず
2.
大患難後再臨説-より適切な解釈が可能
3.
聖書の全般的な趣旨-大患難後再臨説に適合
4.
大患難後再臨説の課題
z
z
z
z
再臨の二段階、三つの復活、イスラエルと教会の鋭い分離に問題あり
選民が患難の中にあり、過酷さから保護
災難に打ち勝つ力の約束
千年王国に関する神学的理由が相対的に困難に
111
3
キリスト教教理入門
1
山崎チャペル内一宮基督教研究所
安黒 務
E-mail:[email protected]
http://www.aguro.jp/
キリスト教教理入門
2
1
1. 神学をすること
2. 神の啓示
3. 神の性質
4. 神のみわざ
5. 人間
6. 罪
2
7. キリストの人格
8. キリストのみわざ
9. 聖霊
10.救い
11.教会
12.終末
第十二部 終末論
3
1
2
56.終末論導入
57.個人終末論
58.再臨とその結果
59.千年王国と大患難
60.最後の状態
結論
第38章 導入的事柄と個人終末論
第39章 再臨とその結果
第40章 千年王国と大患難の見方
第41章 最後の状態
結論
第41章 最後の状態
4
1
1. 義なる者の最後の状態
1. 「天国」という用語
2. 天国の性質
3. 天国における私たちの生活:安息、礼拝、奉仕
4. 天国に関する問題
2
2. 悪しき者の最後の状態
1. 未来の裁きの最終性
2. 未来の刑罰の永遠性
3. 刑罰の程度
3. 最後の状態の教理の意味
5
1.義なる者の最後の状態
1.「天国」という用語
1. 宇宙論的
2. 「神」と同義語
3. 神の「住所」
112
1
6
1.義なる者の最後の状態
2.天国の性質
1. 基本的な性質-「神の臨在」
2. 顔と顔を合わせて-「完全に知る」
3. すべての悪の除去
4. 大いなる栄光の場所
7
1.義なる者の最後の状態
3.天国における私たちの生活
1. 安息
2. 礼拝
3. 奉仕
4. 交わり
8
1.義なる者の最後の状態
4.天国に関する問題
1. 場所なのか、状態なのか?
2. 肉体における満足-飲食・性行為?
3. 完成の問題-欲求不満・退屈?
4. 記憶の問題-知人・罪深い行為?
5. 報酬には等級がある?
6. 同じ環境-主観的知覚・鑑賞眼の差
9
2.悪しき者の最後の状態
序
1. 時代遅れ・副次的な教え?
2. 幾つかのイメージ
3. 神の不在・臨在からの追放
10
2.悪しき者の最後の状態
1.未来の裁きの最終性
1. 「普遍救済主義」の概念に直面
2. 救いは普遍的?-矛盾する聖書箇所
3. 普遍的箇所と制限的箇所の関係
4. 普遍的影響の並行描写-「すべて」と「多く」
5. 「有効性」と「受益者」
6. セカンド・チャンスの示唆-存在せず
113
2
11
2.悪しき者の最後の状態
2.未来の刑罰の永遠性
1. やり直しは不可、かつ永遠もの
2. 「絶滅主義」について
3. 聖書の教えに矛盾している
4. 永遠のいのち、永遠の刑罰-並行描写
5. 愛に満ちた神と永遠の刑罰-調和できるのか?
6. 罪を犯す-「無限の意思」との関係
7. 「行為の結果」を永遠に経験する
8. 「選択」の通りに「遺棄」される
12
2.悪しき者の最後の状態
3.刑罰の程度
1. 刑罰に等級あり
2. 等級の差-主観的理解・認識程度に釣り合う
13
3.最後の状態の教理の意味
1. 地上における決断-永遠の状態を決定
2. つかの間の生涯-永遠との対比
3. 地上での喜び-はるかに超越する天国
4. 地上の喜びの増幅以上-主とともにある信者
5. 地獄-肉体の苦しみよりも-主との完全かつ最終的な分離
6. 懲罰というより-罪深い生涯の自然な結果
7. 報酬と刑罰-等級がある
114
3
電子メール講義録 価格表
ICI電子メール講義録 一覧
2005/05/26
ICI電子メール講義録:第1章 「神についての研究」
1. キリスト教教理入門:序文[3]
1. 第一項 神学の性質
1. 第一節 教理の学びとしての神学[7]
2. 第二節 教理の学びの必要性[5]
3. 第三節 科学としての神学[6]
4. キリスト教教理の研究の出発点[6]
2. 第二項 神学の方法:序[1]
1. 第一節 聖書の材料の収集[4]
2. 第二節 聖書の材料の整理[2]
3. 第三節 聖書の教えの意味の分析[2]
4. 第四節 歴史的取り扱いの吟味[2]
5. 第五節 教理の本質のみきわめ[1]
6. 第六節 聖書以外の資料からの光[4]
7. 第七節 教理の今日的表現[5]
8. 第八節 解釈における中心的主題の深化[2]
9. 第九節 主題における層形成[2]
★[…]内は講義数です。全部で52回の講義が入っています。[Booklet1630
円] →半額815円
ICI電子メール講義録:第2章 「キリスト教のメッセージを今日化すること」
1. 第一節 神学の今日的脈絡 [8]
2. 第二節 キリスト教のメッセージの今日化へのアプローチ
[7]
115
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (1/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
3.
4.
5.
6.
第三節 キリスト教における不変の要素 [6]
第四節 今日化の性質 [3]
第五節 教理における永遠性の基準 [10]
まとめ [4]
★[…]内は講義数です。全部で38回の講義が入っています。[Booklet1150円] →
半額575円
ICI電子メール講義録:第3章 「神の普遍的啓示」
1. 啓示の性質 [2]
2. 一般啓示の様式 [4]
3. 一般啓示の現実と効力
1. 第一項 自然神学 [14]
2. 第二項 自然神学批判 [6]
3. 第三項 関連聖句の吟味 [7]
4. 第四項 自然神学なしの一般啓示 [6]
4. 一般啓示と人間の責任 [4]
5. 一般啓示の意味合い [6]
★[…]内は講義数です。全部で49回の講義が入っています。[Booklet1480円] →
半額740円
ICI電子メール講義録:第4章 「神の特別啓示」
1. 第一節 特別啓示の定義と必要性 [6]
116
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (2/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
2.
3.
4.
5.
第二節 特別啓示の様式
1. 第一項 特別啓示の人格的性質 [3]
2. 第二項 特別啓示の人間的性質 [4]
3. 第三項 特別啓示の類比的性質 [4]
第三節 特別啓示の方法:序 [1]
1. 第一項 歴史的出来事 [2]
2. 第二項 神の語りかけ [4]
3. 第三項 受肉 [4]
第四節 特別啓示:命題的、あるいは人格的? [5]
第五節 啓示としての聖書 [5]
★[…]内は講義数です。全部で38回の講義が入っています。[Booklet1330円]→半額
665円
ICI電子メール講義録:第5章 「啓示の保存:霊感」
1. 第一節 霊感の定義 [3]
2. 第二節 霊感の事実 [6]
3. 第三節 霊感の諸理論 [6]
4. 第四節 霊感の範囲 [4]
5. 第五節 霊感の強度 [4]
6. 第六節 霊感についてのモデル [10]
★[…]内は講義数です。全部で33回の講義が入っています。[Booklet1540円]→半額
770円
ICI電子メール講義録:第6章 「神のことばの信頼性:無誤性」
117
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (3/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
1. 序 [1]
2. 第一節 無誤性についての多様な概念 [4]
3. 第二節 無誤性の重要性 [6]
4. 第三節 無誤性と事象 [4]
5. 第四節 無誤性を定義する [10]
6. 第五節 付随的問題 [4]
★[…]内は講義数です。全部で29回の講義が入っています。[Booklet1300円]→半額
650円
ICI電子メール講義録:第7章 「神のことばの力:権威」
1. 第一節 宗教的権威 [2]
2. 第二節 聖霊の内的働き [9]
3. 第三節 権威の客観的、そして規範的要素 [4]
4. 第四節 聖書と理性 [3]
5. 第五節 歴史的、そして規範的権威あるもの [2]
★[…]内は講義数です。全部で20回の講義が入っています。[Booklet850円]→半額425
円
ICI電子メール講義録:第8章 「神の教理」
1. 序 [4]
2. 第一節 神の内在性と超越性 [6]
118
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (4/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
1. 第一項 内在性の意味合い [5]
2. 第二節 超越性の意味合い [7]
3. 第二節 属性の性質 [5]
4. 第三節 属性の分類 [1]
★[…]内は講義数です。全部で28回の講義が入っています。[Booklet1150円]→半額
575円
ICI電子メール講義録:第9章 「神の偉大さ」
1. 第一節 霊性 [4]
2. 第二節 いのち [7]
3. 第三節 人格 [[6]
4. 第四節 無限性 [12]
5. 第五節 不変性 [5]
★[…]内は講義数です。全部で34回の講義が入っています。[Booklet1150円]→半額
575円
ICI電子メール講義録:第10章 「神の善良さ」
1. 第一節 道徳的特質:序 [1]
1. 第一項 道徳的純粋さ:序 [1]
1. 聖さ [4]
2. 義 [3]
3. 公正さ [4]
2. 第二項 誠実さ:序 [1]
119
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (5/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
1. 純粋さ [2]
2. 真実さ [2]
3. 忠実さ [3]
3. 第三項 愛:序 [1]
1. 博愛 [4]
2. 恵み [2]
3. 憐れみ [1]
4. 忍耐 [4]
2. 第二節 神の愛と正義−緊張のポイント [4]
★[…]内は講義数です。全部で37回の講義が入っています。[Booklet1600円]→半額
800円
ICI電子メール講義録:第11章 「神の三一性:三位一体」
1. 序 [4]
2. 第一節 聖書の教え [1]
1. 第一項 神の唯一性 [4]
2. 第二項 三位の神性 [5]
3. 第三項 三位一体 [10]
3. 第二節 歴史上の解釈:序 [1]
1. 第一項 三位一体の「経綸的」見方 [2]
2. 第二項 勢力的単一神論 [2]
3. 第三項 様態論的単一神論 [3]
4. 第四項 正統信条 [6]
4. 三位一体の教理の本質的要素 [6]
5. 類比の探求 [11]
★[…]内は講義数です。全部で55回の講義が入っています。[Booklet1690円]→半額
845円
120
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (6/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
ICI電子メール講義録:第17章 「人間の教理についての導入」
1. 第一節 人間についてのイメージ:序 [1]
1. 第一項 機械としての人間 [3]
2. 第二項 動物としての人間 [3]
3. 第三項 宇宙の人質としての人間 [2]
2. 第二節 人間についてのキリスト教的見方 [4]
3. 第三節 人間の創造についての聖書の説明 [2]
1. 第一項 聖書における直接の人間の創造 [5]
2. 第二項 直接の人間の創造と科学 [3]
4. 第四節 人間の創造についての神学的意味 [14]
★[…]内は講義数です。全部で37回の講義が入っています。[Booklet1660円]→半額
830円
ICI電子メール講義録:第32章 「救いの始まり:主観的側面」
1. 序文 [1]
2. 第一節 有効召命 [5]
3. 第二節 回心 [7]
1. 第一項 悔い改め [8]
2. 第二項 信仰 [6]
4. 第三節 再生 [2]
1. 第一項 聖書の記述 [3]
2. 第二項 再生の意味 [7]
5. 第四節 有効召命、回心、再生の意味合い [1]
121
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (7/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
★[…]内は講義数です。全部で50回の講義が入っています。[Booklet1450円]→半額
725円
ICI電子メール講義録:第33章 「救いの始まり:客観的側面」
1. 序 [1]
2. 第一節 キリストとの結合
1. 第一項 聖書の教え [2]
2. 第二項 不適切なモデル [6]
3. 第三項 結合の特徴 [7]
4. 第四項 キリストとの結合の意味合い [4]
3. 第二節 義認:序 [1]
1. 第一項 義認と法的正しさ [4]
2. 第二項 法的義認の教理への異議 [5]
3. 第三項 信仰と行い [1]
4. 第四項 罪のひきずる結果 [2]
4. 第三節 子とされること:序 [1]
1. 第一項 子とされることの性質 [4]
2. 第二項 子とされることの利益 [7]
★[…]内は講義数です。全部で45回の講義が入っています。[Booklet1840円]→半額
920円
ICI電子メール講義録:第34章 「救いの継続と完成」
1. 序 [1]
2. 第一節 聖化
1. 第一項 聖化の意味 [4]
2. 第二項 聖化の特徴 [5]
122
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (8/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
3. 第三項 聖化:完全、あるいは不完全? [9]
3. 第二節 堅忍:序 [1]
1. 第一項 カルヴァン主義者の見方 [5]
2. 第二項 アルミニウス主義者の見方 [5]
3. 第三項 問題の解決 [10]
4. 第三節 栄化:序 [2]
1. 第一項 栄化の意味 [2]
2. 第二項 信者の栄化 [6]
★[…]内は講義数です。全部で49回の講義が入っています。[Booklet2200円]→半額
1100円
ICI電子メール講義録:第35章 「教会の性質」
●
●
●
●
●
序 [1] [2002年2月9日] (1)
第一節 〝教会〟という用語の基本的意味 [2002年9月6日] (3)
第一節 教会の一致 [2002年11月 1日 ] (7)
第三節 教会の聖書的イメージ [2002年11月8日] (1)
❍ 第一項 神の民 [2002年12月27日] (6)
❍ 第二項 キリストのからだ [2003年6月27日] (8)
❍ 第三項 聖霊の宮 [2003年10月3日 ](9)
第四節 意味合い [2003年10月10日 ](1)
★[…]内は講義数です。全部で36回の講義が入っています。[Booklet2500円]→半額
1250円
ICI電子メール講義録:第38章 「終末論への導入と個人終末論」
123
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (9/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
* 第一節 終末論への導入 [2003年5月6日] (20)
*
第二節 死 [2003年6月5日]
*
第一項 死の現実(2)
*
第二項 死の性質(2)
*
第三項 肉体の死:自然なのか、不自然なのか?(2)
* 第四項 死の結果(4)
*
第三節 中間状態 [2003年8月25日 ]
*
第一項 その教理の難しさ(4)
*
第二項 中間状態の最近の見方
魂の眠り(6)
煉獄(5)
即座の復活(2)
*
示唆されている解決(4)
第四節 死の教理と中間状態の意味合い [2003年8月26日] (4)
★[…]内は講義数です。全部で55回の講義が入っています。[Booklet3460
円]→半額1730円
ICI電子メール講義録:第39章 「 再臨とその結果」
124
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (10/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
❍
1.
2.
3.
4.
序(1)
再臨(27)
(ア)出来事の明瞭さ
(イ)期日の不明瞭さ
(ウ)来臨の特徴
①
個人的
②
肉体をもって
③
見えるかたちで
④
予期しないときに
⑤
勝利と栄光のうちに
(エ)再臨の一体性
(オ)再臨の急迫性
復活(13)
(ア)聖書の教え
(イ)三位一体の神の働き
(ウ)性質において肉体を伴う
(エ)義なる者と不義なる者の双方において
最後の審判(10)
(ア)未来の出来事
(イ)裁き主としてのイエス・キリスト
(ウ)裁きの対象
(エ)裁きの基盤
(オ)裁きの究極性
再臨とその結果の意味合い(1)
★[…]内は講義数です。全部で52回の講義が入っています。[Booklet 4030円]→
半額2015円
ICI電子メール講義録:第40章 「千年王国と大患難についての見方」
*
第一節 千年王国の見方 (1)
125
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (11/12)2005/06/15 16:15:46
電子メール講義録 価格表
●
後千年王国説(5)
●
前千年王国説(12)
●
無千年王国説(10)
●
*
問題を解決すること(6)
第二節 大患難の見方(1)
●
大患難前再臨説(9)
●
大患難後再臨説(9)
●
調停的立場(1)
●
問題を解決すること (5)
★[…]内は講義数です。全部で59回の講義が入っています。[Booklet 3670円]→
半額1835円
126
http://www.aguro.jp/file/e/eml_all_price.htm (12/12)2005/06/15 16:15:46
ビデオ講義紹介
ビデオ講義紹介
[ ホーム ] [ ICI日誌 ] [ ICI の意義・目的 ] [ 神学入門 ] [ 夏季講義スナップ集 ]
[ フォトギャラリーI ] [ エリクソン著作集 ] [ 宇田進著作集 ] [ キリスト教教理入門PP ]
[ キリスト教神学PP ] [ ビデオ講義紹介 ] [ 関西聖書学院講義録 ] [ 自己紹介&チャペル ]
[ 登録申込・資料注文 ] [ 神学会 関連サイト ]
2003-05 KV講義
2003-05 IV講義
2004-06 KV講義
2005-07 KV講義
ビデオ・オン・デマンド
ICI ビデオ講義紹介
2005/10/26
Standard DivX Codec(FREE)←スタンダード・
ディベックス・コーデック(無料ダウンロードサイト)
ICIのサイトのビデオ・ファイルは、DivX形式でデータ圧縮
されています。このデータを伸縮するためには、上記のDivX
コーデック(伸縮プログラム)が必要です。上記のDivXサイト
から無料でダウンロードできます。
●
左記のビデオ講義のページは、
ADSLか光ファイバー接続にてご利用ください。
❍ ビデオ講義紹介とは、
■ 幾つかの神学校での『キリスト教神学』講義を
デジタル・ビデオ収録したものです。
■ 講義の一部分(5∼10分)を「ビデオ講義紹
介」として無料公開しているものです。
ビデオ講義をインターネットを通して直接に受講できるよう
になりました 。
❍ 講義60分につき、1000円の計算です(60分講
義と90分講義があります)。
❍ 光ないしADSL接続の場合、ダウンロード(コ
ピー)保存してパソコン内で繰り返し学ぶことができ
ます。
ビデオ講義はDVD−Rでも学べます。
❍ 現在のところ講義60分につき、1000円の計算
❍
●
●
127
http://www.aguro.jp/file/25_v_l_i.htm (1/2)2005/11/15 10:21:26
ビデオ講義紹介
●
で、「DVD-R講義」を郵送させていただいています
(送料別)。
❍ パソコン、DVDレコーダー等々、DVDを見ること
のできる機器で、「DVD−R講義」を見ることがで
きます。
紹介ビデオをご覧になり、 その章の全体の視聴を希望される
方は下記に問い合わせ・申し込みください。
●感想、質問、登録、注文、コピー・印刷、資料代金・支援献金窓口
このページをご覧くださりありがとうございます。感想メールなどいただけたら感謝です。あなたのメールをお待ちし
ています。
[email protected]: 郵便振替口座番号: 01110-0-15025 加入者名: 一宮基督教研究所
三井住友銀行 ドットコム支店 支店番号953 普通預金 口座番号1412949 受取人名:イーバンクギンコウ(カ
128
http://www.aguro.jp/file/25_v_l_i.htm (2/2)2005/11/15 10:21:26
2003-05 KV講義
2003-05 KV講義
[ ホーム ] [ 上へ ] [ 2003-05 KV講義 ] [ 2003-05 IV講義 ] [ 2004-06 KV講義 ]
[ 2005-07 KV講義 ] [ ビデオ・オン・デマンド ]
○ 姫路読書会-講演
福音主義神学序説
歴史神学研究の応用
5.メッセージの今日化
8.普遍的啓示
9.特別啓示
10. 霊感
11. 無誤性
12. 神の言葉の権威
13.神の偉大さ
14.神の善良さ
15. 神の内在と超越
16. 神の三位一体
47. 継続と完成
50.教会の性質
51.教会の役割
53.教会の儀式
56.終末論導入
56-60.終末論概観
卒業論文指導
Classroom in Kansai Bible Institute & Others
ICI ビデオ講義紹介
2005/11/11
●
講義・講演時間:下記の講義は、すべて入手可能です。
〔DVD-R講義配布中!〕
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
姫路読書会講演(90)
福音主義神学序説(180)
第五章 メッセージの今日化(90)
第八章 普遍的啓示(90)
第九章 特別啓示(90)
第十章 霊感(90)
第十一章 無誤性(90)
第十二章 神の言葉の権威(90)
第十三章 神の偉大さ(90)
第十四章 神の善良さ(90)
第十五章 神の内在と超越(90)
第十六章 神の三位一体(90)
第十七章 神の計画(90)
第十八章 神の創造(90)
第十九章 神の摂理(90)
第二十二章 人間論への導入(90)
第二十四章 人間における神の像(90)
第二十五章 人間を構成する性質(90)
第二十七章 罪の性質と源(60)
第二十九章 罪の結果(60)
第三十章 罪の規模(60)
第三十三章 キリストの神性(90)
第三十四章 キリストの人性(90)
第三十五章 キリストの人格の統一性(90)
第三十七・八章 キリストのみわざについての導
入・贖いの諸理論(90)
第三十九章 贖罪において中心となる主題(90)
129
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_03-05/a_v_ct00_k03-05.htm (1/2)2005/11/15 10:21:58
2003-05 KV講義
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
第四十一章 聖霊の人格()
第四十二章 聖霊のみわざ(60):奇跡的賜物A
(60)・B(60)
第四十三章 救いの概念(180)
第四十四章 救いの先行性:予定(90)
第四十五章 救いの始まり:主観的側面(90)
第四十七・四十八章 救いの継続と完成(90)
第五十章 教会の性質(90)
第五十一章 教会の役割(90)
第五十三章 教会の儀式(90)
第五十六章 終末論導入(90)
第五十六∼六十章 終末論概観(90)
卒業論文指導(90)
●感想、質問、登録、注文、コピー・印刷、資料代金・支援献金窓口
このページをご覧くださりありがとうございます。感想メールなどいただけたら感謝です。あなたのメールをお待ちし
ています。
[email protected]: 郵便振替口座番号: 01110-0-15025 加入者名: 一宮基督教研究所
三井住友銀行 ドットコム支店 支店番号953 普通預金 口座番号1412949 受取人名:イーバンクギンコウ(カ
130
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_03-05/a_v_ct00_k03-05.htm (2/2)2005/11/15 10:21:58
2003-05 IV講義
2003-05 IV講義
[ ホーム ] [ 上へ ] [ 2003-05 KV講義 ] [ 2003-05 IV講義 ] [ 2004-06 KV講義 ]
[ 2005-07 KV講義 ] [ ビデオ・オン・デマンド ]
1.神学とは何か
3.神学の方法
5.メッセージの今日化
8.普遍的啓示
9.特別啓示
10. 霊感
11. 無誤性
12. 権威
13.神の偉大さ
14.神の慈しみ深い善性
15.神の内在と超越
16.神の三位一体
17.神の計画
18.神の創造
19.神の摂理
22.人間の教理への導入
24.人間における神の像
25.人間を構成する性質
27-28.罪の性質・源
29.罪の結果
30.罪の規模
33.キリストの神性
34.キリストの人性
35.キリストの人格の統一性
37.キリストのみわざへの導入
39.贖いの中心的主題
41. 聖霊の人格
42. 聖霊の働き
43. 救いの諸概念
44. 救いの先行性:予定
45. 救いの始まり:主観
46. 救いの始まり:客観
47-48. 救いの継続と完成
50-55. 教会の性質
51-52. 教会の役割と政治
53-54. 教会の儀式:洗礼と聖餐
Classroom in Ikoma Bible College
ICI ビデオ講義紹介
2005/11/11
●
講義・講演時間:下記の★講義は入手可能です。
〔DVD-R講義配布中!〕
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
第一章 神学とは何か(60分)★
第三章 神学の方法(60分)★
第五章 メッセージの今日化(60分)★
第八章 普遍的啓示(60分)★
第九章 特別啓示(60分)★
第十章 霊感(60分)★
第十一章 無誤性(60分)★
第十二章 神の言葉の権威(60分)★
第十三章 神の偉大さ(60分)★
第十四章 神の善良さ(60分)★
第十五章 神の内在と超越(60分)★
第十六章 神の三位一体(180分)★
第十七章 神の計画(120分)★
第十八章 神の創造(180分)★
第十九章 神の摂理(60分)★
第二十二章 人間の教理への導入(60
分)★
第二十四章 人間における神の像(60
分)★
第二十五章 人間を構成する性質(60
分)★
第二十七・八章 罪の性質・源(60分)
★
第二十九章 罪の結果(60分)★
第三十章 罪の規模(60分)★
第三十三章 キリストの神性(60分)★
131
http://www.aguro.jp/file/v/v_i_03-05/b_v_ct00_i03-05.htm (1/3)2005/11/15 10:22:17
2003-05 IV講義
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
❍
第三十四章 キリストの人性(60分)★
第三十五章 キリストの人格の統一性(6
0分)★
第三十七章 キリストのみわざ論への導入
(60分)★
第三十九章 贖いの中心的主題(60分)
★
第四十一章 聖霊の人格 (60分)★
第四十二章 聖霊の働き (120分)★
第四十三章 救いの諸概念 (60分)★
第四十四章 救いの先行性:予定 (60
分)★
第四十五章 救いの始まり:主観面 (60
分)★
第四十六章 救いの始まり:客観面 (90
分)★
第四十七・八章 救いの継続と完成 (90
分)★
第五十・五章 教会の性質 (60分)★
第五十一・二章 教会の役割と統治 (60
分)★
第五十三・四章 教会の儀式:洗礼と聖餐
(60分)★
第五十六・七章 導入的事柄と個人終末論
第五十八章 再臨とその結果
第五十九章 千年王国と大艱難
第六十章 最後の状態
132
http://www.aguro.jp/file/v/v_i_03-05/b_v_ct00_i03-05.htm (2/3)2005/11/15 10:22:17
2003-05 IV講義
●感想、質問、登録、注文、コピー・印刷、資料代金・支援献金窓口
このページをご覧くださりありがとうございます。感想メールなどいただけたら感謝です。あなたのメールをお待ちし
ています。
[email protected]: 郵便振替口座番号: 01110-0-15025 加入者名: 一宮基督教研究所
三井住友銀行 ドットコム支店 支店番号953 普通預金 口座番号1412949 受取人名:イーバンクギンコウ(カ
133
http://www.aguro.jp/file/v/v_i_03-05/b_v_ct00_i03-05.htm (3/3)2005/11/15 10:22:17
2004-06 KV講義
2004-06 KV講義
[ ホーム ] [ 上へ ] [ 2003-05 KV講義 ] [ 2003-05 IV講義 ] [ 2004-06 KV講義 ]
[ 2005-07 KV講義 ] [ ビデオ・オン・デマンド ]
01.神についての研究
03.神学の方法
05.メッセージの今日化
07.ポストモダンと神学
08.神の普遍的啓示
09.神の特別啓示
10.啓示の霊感
11.神の言の無誤性
12.神の言の権威
15.神の内在性と超越性
13.神の偉大さ
14.神の慈しみ深い善性
16.神の三一性:三位一体
17.神の計画
18.神の創造
19.神の摂理
22.人間論への導入
24.人間における神の像
25.人間を構成する性質
27.罪の性質と源
29.罪の結果
30.罪の規模
33.キリストの神性
34.キリストの人性
35.人格の統一性
37-38.導入と諸理論
39.贖罪の中心的主題
41.聖霊の人格
42.聖霊のみわざ
43a1.救いの概念
44.救いの先行性:予定
45.救いの始まり:主観
46.救いの始まり:客観
47.救いの継続と完成
50.教会の性質
51. 教会の役割・政治
Classroom in Kansai Bible Institute & Others
ICI ビデオ講義:2004秋スタート版
2005/11/11
講義パワーポイント資料と講義板書ノート
1. 神についての研究 :「講義板書ノートby Aguro」[閲覧
用]
1. 神学の性質(90分講義:2004.9.16)★
2. 神学の方法(90分講義:2004.10.15)★
2. キリスト教のメッセージを今日化すること:「講義板
書ノートby Aguro」[閲覧用](90分講義:
2004.10.16)★
3pm.改訂版三章:ポストモダンと神学:「講義板書
ノートby Aguro」[閲覧用](90分講義:
2004.10.16)★
3. 神の普遍的啓示:「講義板書ノートby Aguro」[閲覧
用](90分講義:2004.11.02)★
4. 神の特別啓示:「講義板書ノートby Aguro」[閲覧用]
(90分講義:2004.11.02)★
5. 啓示の保存:霊感:「講義板書ノートby Aguro」[閲覧
用](90分講義:2004.11.02)★
6. 神のことばの信頼性:無誤性 :「講義板書ノートby
Aguro」[閲覧用](90分講義:2004.11.25)★
134
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_04-06/c_v_ct00_k04-06.htm (1/4)2005/11/15 10:22:36
2004-06 KV講義
7. 神のことばの力:権威 :「講義板書ノートby Aguro」
[閲覧用](90分講義:2004.11.25)★
8. 神の教理 :「講義板書ノートby Aguro」[閲覧用](90
分講義:2004.11.26)★
9. 神の偉大さ :「講義板書ノートby Aguro」[閲覧用]
(90分講義:2004.11.26)★
10. 神の善良さ:(90分講義:2005.02.09)★
11. 神の三一性:三位一体:(90分講義:2005.02.09)
★
12. 神の計画:(90分講義:2004)★
13. 神の原初的働き:創造(90分講義:2004)★
14. 神の継続的働き:摂理(90分講義:2004)★
15. 悪と神の世界:特別な問題
16. 神の特別な代理人:天使
17. 人間の教理への導入(90分講義:2004)★
18. 人間における神の像(90分講義:2004)★
19. 人間を構成している性質(90分講義:2004)★
20. 罪の性質と源(90分講義:2004)★
21. 罪の結果(90分講義:2004)★
22. 罪の重大な影響(90分講義:2004)★
23. キリストの神性(90分講義:2004)★
24. キリストの人性(90分講義:2004)★
25. キリストの人格の統一性 : キリストの神学に関する
六つの基本的な異端(90分講義:2004)★
135
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_04-06/c_v_ct00_k04-06.htm (2/4)2005/11/15 10:22:36
2004-06 KV講義
26. キリストのみわざへの導入:(90分講義:
2004.09.15)★
27. 贖いの中心的主題:(90分講義:2004.09.16)★
28. 聖霊の人格:(90分講義:2005.04.14)★
29. 聖霊の働き:(90分講義:2005.04.14)★
30. 救いの諸概念:(90分講義:2005.04.28)★
31. 救いの先行性:予定:(90分講義:2005.05.10)★
32. 救いの始まり:主観面:(90分講義:2005.05.10)
★
33. 救いの始まり:客観面:(90分講義:2005.05.25)
★
34. 救いの継続と完成 :(90分講義:2005.05.25)★
35. 教会の性質:(90分講義:2005.09.14)★
36. 教会の役割と統治:(90分講義:2005.09.14)★
37. 教会の儀式:洗礼と聖餐
38. 導入的事柄と個人終末論
39. 再臨とその結果
40. 千年王国と大艱難
41. 最後の状態
136
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_04-06/c_v_ct00_k04-06.htm (3/4)2005/11/15 10:22:36
2005-07 KV講義
2005-07 KV講義
[ ホーム ] [ 上へ ] [ 2003-05 KV講義 ] [ 2003-05 IV講義 ] [ 2004-06 KV講義 ]
[ 2005-07 KV講義 ] [ ビデオ・オン・デマンド ]
00.神学入門
01.神学の性質
03.神学の方法
05. メッセージの今日化
07.ポストモダンと神学
08.神の普遍的啓示
09.神の特別啓示
10. 啓示の保存:霊感
11. 神の言葉の無誤性
12. 神の言葉の力:権威
13. 神の偉大さ
15. 神の教理
Classroom in Kansai Bible Institute & Others
ICI ビデオ講義:2005春スタート版
2005/11/11
講義パワーポイント資料
● 序:神学入門(90分講義:2005.0510)★
1. 神学をすること
1. 神についての研究
1. 神学の性質(90分講義:2005.0511)★
2. 神学の方法(90分講義:2005.0511)★
2. キリスト教のメッセージを今日化すること:
1. キリスト教のメッセージを今日化すること
(90分講義:2005.0517)★
2. 質疑応答(90分講義:2005.0517)★
3. 改訂版三章:ポストモダンと神学 (90分講義:
2005.0524)★
2. 神の啓示
1. 神の普遍的啓示:(90分講義:2005.0524)★
2. 神の特別啓示:(90分講義:2005.0524)★
137
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_05-07/d_v_ct00_k05-07.htm (1/4)2005/11/15 10:22:54
2005-07 KV講義
3. 啓示の保存:霊感:(90分講義:2005.0920)
★
4. 神のことばの信頼性:無誤性 :(90分講義:
2005.0920)★
5. 神のことばの力:権威:(60分講義:
2005.1108)★
3. 神の性質
1. 神の教理:(60分講義:2005.1108)★
2. 神の偉大さ:(60分講義:2005.1108)★
3. 神の善良さ
4. 神の三一性:三位一体
4. 神のみわざ
1. 神の計画
2. 神の原初的働き:創造
3. 神の継続的働き:摂理
4. 悪と神の世界:特別な問題
5. 神の特別な代理人:天使
5. 人間
1. 人間の教理への導入
2. 人間における神の像
6. 罪
3. 人間を構成している性質
1. 罪の性質と源
138
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_05-07/d_v_ct00_k05-07.htm (2/4)2005/11/15 10:22:54
2005-07 KV講義
2. 罪の結果
3. 罪の重大な影響
7. キリストの人格
1. キリストの神性
2. キリストの人性
3. キリストの人格の統一性 : キリストの神学に関
する六つの基本的な異端
8. キリストのみわざ
1. キリストのみわざへの導入
2. 贖いの中心的主題
9. 聖霊
1. 聖霊の人格
2. 聖霊の働き
10. 救い
1. 救いの諸概念
2. 救いの先行性:予定
3. 救いの始まり:主観面
4. 救いの始まり:客観面
5. 救いの継続と完成
11. 教会
1. 教会の性質
2. 教会の役割と統治
139
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_05-07/d_v_ct00_k05-07.htm (3/4)2005/11/15 10:22:54
2005-07 KV講義
3. 教会の儀式:洗礼と聖餐
12. 最後の事物
1. 導入的事柄と個人終末論
2. 再臨とその結果
3. 千年王国と大艱難
4. 最後の状態
●感想、質問、登録、注文、コピー・印刷、資料代金・支援献金窓口
このページをご覧くださりありがとうございます。感想メールなどいただけたら感謝です。あなたのメールをお待ちし
ています。
[email protected]: 郵便振替口座番号: 01110-0-15025 加入者名: 一宮基督教研究所
三井住友銀行 ドットコム支店 支店番号953 普通預金 口座番号1412949 受取人名:イーバンクギンコウ(カ
140
http://www.aguro.jp/file/v/v_k_05-07/d_v_ct00_k05-07.htm (4/4)2005/11/15 10:22:54