月刊 B-maga2010 年 2 月号掲載ケーブル技術スタッフの機器チェック！日々開発されるケーブルテレビ関連機器を、技術スタッフが厳しい目でチェック！実用性に焦点を当てて報告します。 No. 10 「10MHz 周波数発振器」と「NTP サーバ」豊島ケーブルネットワーク（株）技術部　部長　上山裕史今回は、GPS を利用した「10MHz 周波数発振器」と「NTP サーバ」を紹介します。私たちCATV 局の技術者は、地上デジ実際に構築したタルの普及で、周波数・時刻の精度、正確 GPS システムのア 3272D は、複数さに目を光らせる時代になってきました。ンテナを写真2 にの基準信号を取り今回紹介するのは、GPS を利用した正確示します。 FM アン出せるため、地上デな10MHz 周波数発振器とNTP サーバ（ネテナの上にGPS アジタルのMER やットワーク・タイム・プロトコルサーバ）でンテナを設置していす。ます。アンテナから周波数を測定する周波数発振器 50Ω系の同軸ケーブルでヘッドエンドまでデジタル放送信号は、日本通信機の引き込み、その後、写真3 に示すGPS 信アナライザ 3272D（写真1）で号の4 分配器を通して、 3272D に接続しま MS8901A の基準地上デジタルす。次に4 分配器からNTP サーバに正確信号に入力するとな1 秒パルスと時刻を伝えるフルノの放送局の周波数チャン送出装置の TS820（タイムサーバ）に接続します。写真精度がわかります。基準信号として利用しています。内蔵のル 4、5 にTS820 の外観と、無料のUnix ライまた、スペクトラムビジウム発振器単独でも十分安定な周波クなOS：FreeBSD とNTP サーバソフトアナライザや信号数が得られますが、これをもっと正確なをインストールしたDELL のPC を示しま発生器など多くの GPS 衛星からの超精密な1 秒信号によりす。測定器は、 10MHz OFDM 方式のコミ写真 1　日本通信機製の周波数発振器「3272D」ことと思います。写真 2　GPS システムのアンテナ写真3　GPS信号の4分配器遅延プロファイル、写真 4　無料 OS：FreeBSD と NTP サーバソフトをインストールした DELL のパソコン写真 5　フルノ製タイムサーバ「TS820」の外観制御されるので精度があがります。精度が NTP サーバソフトは、 FreeBSD に含まあがるのは、数時間から数十時間の時間れるntpd を使用できます。現在、当社の内ありますので、これを利用すると高精度なをかけて、ルビジウム発振器の周波数を部のネットワークにおいて時刻同期の親測定が可能となります。測定器内蔵の基 GPS 衛星から得られる正確な1 秒を元にサーバとして活躍しています。インターネッ準発振器より何桁も精度が上なのでこれカウントして、誤差がわかるからです。このトのサーバの時刻が一致していると、複数を利用しない手はありません。誤差を検知してフィードバック制御をかけのサーバやルータ、センターモデムこのようにして、 GPS を活用して、放送るので、ルビジウム単独より精度が上がり（CMTS）が取っているログ情報の参照が局と同様の精度をもつ、時刻と周波数標ます。簡単になるので、障害の把握が迅速になるの基準信号入力が準を持つことができるようになります。