柔軟構造大気突入システム開発プロジェクトミーティング議事録

柔軟構造大気突入システム開発プロジェクトミーティング議事録
2007/10/05
山田
<進捗状況の報告>
*膜面材料関連の進展報告
クレーストのサンプルを皆で確認した。
予想以上にもろい。
耐熱性の評価方法を考えて直さなくてはいけない。
→柏へ持ち帰って検討する。
ZYLON へコーティングしたもので、試験するほうが現実的か?
→産総研への進捗状況の確認を急ぐ。
林先生から、ZYLON 布への溶射試験を今月中に行って様子をみると提案。
*メートル級の試験機の製作
床においた状態で展開試験、吊った状態で展開試験、減圧環境(0.3atm)で展開試験の報告。
順調にステップアップしている。
減圧環境で、チューブ内に残っている空気が膨張してしまった。
→チューブ内の空気を完全に抜く工夫をする必要がある。
今後の予定
上記問題点を改良した上で、
完全な真空環境での展開試験を行う。
電磁弁を4つ使って 2.5mサイズの展開試験を行う。
強度試験
上下から引っ張る形での試験を行う。
エアロシェル内部を真空に引くかどうかは再検討。
*超小型柔構造回収体について
搭載機器の製作にかかる。
→無線機と GPS を合わせたシステムを製作する。
下記の小規模柔構造飛翔体フライト試験に搭載することを目標にする。
*小規模柔構造飛翔体フライト実験
具体的に機体の設計、コスト見積、スケジュールを立てて、どのように実現するかを気球グ
ループへのアプローチの仕方を含めて検討する。
<発表など>
*宇宙航行の力学シンポジウム
5~6人の発表者をあつめて、セッションを構成する。
大津先生(静岡大学)、樋口先生(ISAS)、PI になりそうな人、+身内3人程度で考える。
<予算実施>
超小型柔構造回収体用の GPS、無線機を購入。(10 万)
消耗品の補充をする。
(数万)
ミシンのメンテナンス。(未定)
小規模柔構造飛翔体フライト実験の費用を確保。(30 万)