コンパクトSUV向け6速手動変速機を生産開始 (2009年05月11日) アイシン・エーアイ株式会社 アイシン・エーアイ株式会社(本社:愛知県西尾市、社長:周防雅弘)は、欧州市場へ新規投入されたトヨタ自動車株式会社のコンパ クトSUV「アーバンクルーザー」に搭載される「小中容量FF6速マニュアルトランスミッション」の生産を開始致しました。このマニュアルト ランスミッション(以下、MT)は、欧州向け「カローラ」や「オーリス」にも搭載されました。 このMTは従来の小容量6速MTに比べて許容トルク容量を約8%引き上げる一方で、全長を約11%短縮し、車両への搭載性が向上し ました。昨年8月に当社吉良工場にて生産開始した中容量FF6速MTと混流生産を行うことで、生産における設備・人・スペースの最大 効率を追及しました。 製品の主な特長 1.商品名:小中容量FF6速マニュアルトランスミッション 2.特 徴: (1) CAEによるケース形状の最適化※とシフトコントロールカバーの廃止による軽量化、2分割ケースの採用(従来は3分割ケ ース)によるコンパクト化を達成 (2) オイルセパレータを装着することでオイル攪拌抵抗を低減し、動力伝達効率を向上 (3) 高効率シフトレイアウトにより、シフト操作力を低減し、軽快且つ滑らかなシフトフィーリングを実現 (4) 中容量FF6速マニュアルトランスミッションと同一コンセプトでシリーズ設計 ※CAE(Computer Aided Engineering)を駆使し、評価・解析をコンピュータ上で行うことで、強度を落とすことなく振動や騒音を抑制するとともに、ケースの駄肉を削ぎ 落とし、より洗練された設計が可能となる。 小中容量FF6速マニュアルトランスミッション <ご参考> アイシン・エーアイ株式会社の概要 1991年7月 アイシン精機株式会社よりマニュアルトランスミッション部門を分離独立し、アイシン・エーアイ株式会社として設立。 ●資本金:50億円 ●株 主:アイシン精機株式会社(100%出資) ●売上高:1,675億円(2008年3月期) ●従業員数:2,000名(2009年3月末) <関連リンク1 アイシン・エーアイ株式会社ウェブサイト> <関連リンク2 アイシングループのドライブトレイン関連部品>
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