資料 14 モニタリングにおける5つの焦点 法令違反リスク の大きい業務

自主行動基準検討委員会
I. Taka (Reitaku Univ.)
資料 14
(
『よくわかるコンプライアンス経営』より)
モニタリングにおける5つの焦点
法令違反リスク
の大きい業務
報告や相談が
あった事項
当該部署で過去に問題があった
場合には、そこにウエイトを置い
たモニタリングを行います。たと
えば、総会屋への利益供与、官庁
との取引における水増し請求、消
費者対応の仕組み、商品販売に当
たっての説明のあり方など。
交際費などの経理処理、会社資
産の公私混同、セクハラに関する
事項など、同年度中に報告・相談
があった場合には、改善状況を把
握するためにチェックします。
関係する法令やその
他ルールの遵守状況
関係法令には、条例や省令なども
含めて遵守状況を確認します。
自社の倫理方針や
コンプライアンス・
マニュアルの遵守状況
倫理方針に掲げた内容、とくに
コンプライアンス・マニュアルに
示された事項について広く遵守
状況を把握します。たとえば、意
識調査や聞き取り調査などを実
施し、全体的な状況を理解してお
きます。
実施計画の
進捗状況、達成状況
各部門や部署で作成された実
施計画が具体的な形で実践され
ているかを確認します。計画倒れ
にならないよう、実施計画の進捗
状況をチェックします。