イエネコのあゆみ 縄文時代 古代エジプト: ネズミを退治する猫(リビアヤマネコ)が家畜化→神聖な生き物として崇拝 日本:オオヤマネコが野生していた。 弥生時代 エジプトから南ヨーロッパ、中東へネズミから食糧を守るため持ち出される 「リビアヤマネコ」がヤマネコと交配しヨーロッパに広まる 古墳時代(5 世紀)飛鳥時代 ネズミ退治 室内飼い シルクロードを経て中国に持ち込まれる 教典をネズミから守るために重宝がられる 愛玩化 奈良時代 中国から日本に持ち込まれる 貴族の間で飼われ愛好される( 「唐猫」と呼ばれた) 平安時代 日本霊異記(亡くなった父が猫になって息子に飼われる) 枕草子(猫の名前をつけた) 源氏物語(引き綱をつけた猫) 鳥獣戯画(日本猫を思わせる短尾) 鎌倉時代 徒然草(年老いた猫が化ける) 猫又や猫鬼の伝承によって妖怪視されるようになる 室町時代 ヨーロッパ:魔女狩り―悪の象徴とされ、ネズミが繁殖し、ペストが流行 豊臣秀吉「猫を首輪につながないように」 猫の虐待 放し飼い 江戸時代後期 短い尾のネコを好む(ジャパニーズボブテール) 「日本猫」の原型 1 ネコの生態 ネコ(猫) 狭義にはネコ目(食肉目)- ネコ亜目- ネコ科- ネコ亜科- ネコ属に分類 小型哺乳類であるイエネコ(学名:Felis silvestris catus)の通称 広義には、ヤマネコやネコ科動物全般を指す ネコ科(学名:familia Felidae、英語名:Felids) 脊椎動物亜門 哺乳綱 ネコ目(食肉目)に属する動物の一分類群(1 科) 大型ネコ:猛獣のライオン、トラ、ヒョウ、ジャガー、チーター 小型ネコ:オオヤマネコ、ピューマ、ボブキャットなど イエネコ以外の小型ネコはヤマネコ イエネコとその他のヤマネコとは、交雑することが可能 ヤマネコ (Felis silvestris) の 1 亜種 (Felis silvestris silvestris) 生態 夜行性 肉食:食物連鎖の頂点 単独 狩りに適した身体的特徴 特徴 爪:収納することが可能 肉球:足音を消す 野猫(のねこ) ネコ科の家畜種であるネコ(イエネコ)が野生化した個体群である。 野良猫と野猫は、通常は同じ意味 野猫の定義人間の生活圏への依存が全くみられない、野生動物 野猫と野良猫に遺伝的な違いはないが、食生活によって区別する 野猫と、ヤマネコは遺伝的に異なるグループである ヤマネコ(山猫) ネコ目(食肉目)ネコ科に属する哺乳類のグループである。 1. (野生化したイエネコを除く)野生の小型ネコ科動物の総称。 2. 日本に生息するベンガルヤマネコ(ツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコ) 3. ヨーロッパに棲息するネコ属の 1 種、ヤマネコ Felis silvestris。 4. 野猫(野生化したイエネコ)の別称。 2
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