「地道に」であって、「血道に」ではない

1 9
3
年間第 3
週 木曜日 1月 1日
5 。
朗 読 → マカバイ塗早1︲3節︶
第一
。
からである ﹂
、
、
︲
4 ェルサレムに近づき 都が見えたとき イエスはその都 のために泣 い
、
、
。
もしこの日に お前 も平和 への道 をわきまえていた
て 2
4 言われた ﹁
、
。3
、
。
なら⋮⋮ しかし今 は それがお前 には見えない 4 やがて時が来 て
、4
、
敵が周りに堡 塁を築 き お前を取り巻 いて四方から攻 め寄せ 4 お前
、
とそこにいるお前 の子らを地にたたきつけ お前 の中 の石を残 らず崩 し
。
、
てしまうだ ろう それは 神 の訪 れてくだ さる時 をわきま えなか った
9章︲︲ 4節︶
ルカー
4 4
矩翌日 ︵
、
、
、
9 。
2 ︲3 一方 これと時 を 同じく して 義 と公 正を求 める多 く の者が
、
、
。
妻子や家畜を伴 って 荒れ野に下り そこに住 んだ 災 いが迫 って来た
。
からである
。7
ィアは町の中 で大声をあ
ノ
一
律法 への情熱から出た行為 であ った 2 マタ一
、
。
げ て言 った ﹁
律法に情熱を燃やす者 契約を固く守る者 はわたした続
、
。 8
してマタティアと息子たちは、家財 一
こ
う
け ﹂2
切を町に残 したまま
。
山に逃れた
、
けにえを強 要しに来 ていた王の役人の 一人をも殺 し この祭壇を引 き団
、
、
6
した。 2
それは あ のサルの子ジムリに対 してピネ ハスがしたような
、
﹁
地道 に﹂ であ って ﹁
血道 に﹂ ではな い
、
5 時に、
︲
背教を強 いる王の役人たちが 異教のいけにえを献げさせる
。6
く
ス
ラエル人が彼らを迎え
ためにモデインの町にやって来た 1
の
イ
多
、
。
ィ
ノ
1 そこで王の役人た
に出 マタ一
一
アとその息子たちも集められた 7
、
、
。
ちは マタティアに言 った ﹁
あなたはこの町では有力な指導者であり
。8
御子患や御兄弟の信望もあつい 1 率先して王の命令を果たしてもら
、
、
。
いたい これはすべての民族が実行 しているもので ユダの人々も エ
。
、
ルサレムに残留している者たちも行 っているのだ そうすれば あなた
、
、
や御子息たちは王の友人と認められ 金銀 その他多くの報奨を受け
。
る栄誉にあずかるであろう ﹂
。 と
9
ィ
た え王の領土内に往む
タ
︲
テ
は
ア
でこれに答えて言った ﹁
声
マ
大
、
全民族が王に従 い 各自その先祖の宗教を捨 てて工の命令に服したと
、
しても、 抑 このわたしと息子たち 同胞たちはわたしたちの先種の契
、
。2
。︲
約を守 って歩みます 2 律法と掟を捨てるなど 論外です 2 わたし
、
たちの宗教を離れて右や左に行けという王の命令に 従うつもりはあ
りません。
﹂
、
、
3
ダ
同
人
が
一
の
ユ
ヤ
に
出
人
前
の
み
て
進
2 マタティアが語り終えたとき 一
。4
王の命令に従いモデインの異教の祭壇にいけにえを献げようとした 2
、
、
これを見たマタティアは律法 への情熱にかられて立腹し 義 慣を覚え
、
。5
駆け寄りざまその祭壇の前でこの男を切り殺した 2 またその時 い
10
!から祈,ヘ
朗読
︱ 掟を守る熱重︱
。キロほど離 れた 田舎 町 モ
エルサレムから 2
デインに住んでいた祭 司 マタティス 彼はその
、
町では ﹁
有力な指導者 であり﹂人望 もあつかっ
。
た そ の彼にエ アンティオ コスが派 遣 した役
。
人が王の命令に従うように説得した マタティ
、
。
アはこれに反発する ﹁
律法 と掟を捨てるなど
。
論外 です わたしたちの宗 教を離 れて右 や左
、
に行 けという 王の命 令に 従う つもりはあり
。
ません﹂
。
律 法 や掟 は ﹁
道 じるべ﹂ のよう に思 える
。
。
。
神 への道 幸せへの道 自 己完結 への道 平和
。
への道 神が与 えた律法 や掟はその道 の途 上
。
にある ﹁
道 じるべ﹂
道 じるべ﹂ のよう その ﹁
、
に従 って生きる時 救 いへの道を歩むことにな
。
Z
O
、
今 の世界 神が示した律法 や掟を軽視して
。
いるのではないかと思うことがある すべての
律法 は愛に基づいているというイエスの教 えを
、
知 っているがゆえに こころのど こかで法 や掟
。
を軽 んじているのではな いかと感 じる 真 剣
律法 主 義 者 のよう に決めつけているのでは
、
。
ないか 私自身 そのように感 じることが
、
。
ある そして その曇には掟を軽視する気
。
持ちがある そんなに真剣 に掟を守る必要
。
こころでま じめに生 きていれ
はな い 愛 のサ
、 。
ば いい と
。
殉 教者 のことを思う なにも命 まで捨 て
、
ることはないのではないか と正直 思ってし
、
。
まう △ス 命を懸けてまで 神 の道を歩 も
。
うとする気持ちが薄いのではないだろうか
、
に掟 を守 って生 きようとする人を まるで
、
。
フアリサイ派 の人々 彼らは熱 意 のあまり
︱ 平和への道︱
いを悟 ることができず、自分 中 心に自 己満
。
足を求 めて法を守 っていた その間違 いを
。
イエスは指摘する そのイエスの思いが伝わ
。
。
らない イエスは泣く
イエスに従う多 くの人がそのために血を
。
流した 破壊 された遺跡 には血 の跡が見 え
、
。
る その跡 に築 かれた平和 もま た崩 され
。
。
血 の跡が残 る 繰 り返 される争 いと破 壊
。
イエスがその血を流 して示した平和 への道
、
小 さな愛 の行 いを通 して過 去 の血 を拭 い
。
地道に﹂築 いていかねばならない
平和を ﹁
。
﹁
M ,M ・Y︶
血道に﹂ではなく ︵
ま ことの平和 の道を示したイエスを理解す
。
ることができず小敵対 する その熱 意がイ
、
。
エスを十字架 で殺すことになる 平和の町
。
平和 への道L神
エルサレムで もし彼 らが ﹁
が訪れてくださる時﹂をわきまえていたな
、
ら そのよう な ことにはならな かっただろ
う。
、
。
法 を守 る熱意 があることは いい ただ
、
それは神 の法 であ って 人が定 めた間 違 っ
、
。
た法 ではな い 神 のみ旨な のか 人 の単な
、
る望みなのか はては悪意に満 ちた法なの
。
、
か それを見 極 めなければ ならな い フア
、
リサイ派 の人 々は熱 心さのあまり 神 の思
熱 意 はと きとして争 いと破 壊 を もたら
。
す 日本 では争 いと破壊 の遺 跡をあまり見
、
ることはできないが 石 の文 化 といわれて
いる西洋では破壊 の歴史 の跡が今 でも多 く
、
。
残 っている 石でできた要塞 や城 壁 華 麗
な神 殿 や権威 と支 配と栄 光 の残 骸 を見 る
、
。
ことが できる 壊 しては建 て 壊 しては建
。
てた跡 を見ることができる, 政 治 の世 界 で
、
、
も
の
教
界でも 争 いと栄 光が繰り返
宗
世
。
、
までとどまるところを らない
さ
知
現
れ
代
。
この
神 の平和 と呼ば れる町 エルサレム ︼
、
エルサ レムが今 イエスに敵 対 するものと
して示される。律法を完全に守ろうとする
11