遭朧法令鬮饌黛驫A 原因者負担金 って何 ? B ⋮た しか に、交 通事 故 におけ る故意 ・過失 の認 定 はと ても 難し いです よね。 でも 、ど んな場合 でも故 意 ・過失 を 問わず負 担金 を課 され ると い う のも酷 な よう な気 がします 。 A "そう だ ね。原因者負 担金 制度 が 「 衡 平 の原則」 によ るも のであ る以上 、例え ば 、 ト ンネ ル内 の て 、 つ い で に ガ ー ド レ ー ル を 損 傷 し ち ゃ って 、 合 には、 そ の費 用を当 該 工事 又は行為 を行 った 工事 又は他 の行為 によ って生 じたも のであ る場 者 が負 担す る のが原則だ け れども、 それが他 の 本来 、道路 の管 理 に要 す る費 用 は、道路管 理 範 囲内 で発 せら れ るよう に運 用 され る べき だ ろ り 、原因者 への負 担金 の金額 が社会 的 に妥 当 な 為 と の相 当 因 果 関 係 を 厳 格 に解 す る な ど に よ く よう な場合 には、当 該損害 と 原因と な った行 者に無過失責任を課すことが社会的妥当性を欠 火災 など のよう に莫大 な損害を も たら し、原因 道路管 理者 から 「 原因者負担金」 の支払 請求 と 者 に負 担 させ る のが衡 平 の観点 か ら適 切 であ る う ね。 へA係 長と新 人 B係員 の会話 ﹀ いう のを受 け たら し いん です 。 でも 、本 人 は 、 と考え ら れ るからだ。 す るな ん て、ち ょ っと横 暴だ よ」 と主張 し て い だ。 それな のに、 過失 の認定も ち ゃんと しな い で、 一方的 に ﹃ 原因者負 担金 ﹄ な るも のを請 求 ーキを かけ たか ら、慌 て て ハンド ルを 切 った ん います が、 こ のよう な主 張 に ついてはどう です 負 担金 を 課す のは不当 ではな いか、と 主張 し て し て いま せ ん。僕 の友 人 は 、過失 の認定を せず 規定 の中 では、原因者 の故 意 又 は過失 を要件 と B ⋮わ かりま した。と こ ろで、 こ の第 五十 八条 の か。 担 金 の全 額 が 私 の友 人 に課 さ れ る ので し ょう し て いま す 。 それな のに、どう し て、 原因者負 そも前 の車 の急 ブ レーキ によ るも のだ 、と主張 B “それ から、私 の友 人は、事 故 の原因 は、 そも B ⋮ 係長 、最 近、私 の友 人 が道 路 で事 故 を起 こし 「 事 故 は自 分 の責 任 じ ゃな い。 前 の車 が急 ブ レ ま す 。た しか に、道路 法 の第 五十 八条 には 「 原 か。 A ⋮道路法 第 五十 八条 は、 いわ ゆる 「 原因者負 担 でも負 担金 を課す こと は適 切な のでし ょう か。 実務 上、故意 ・過失 の判断 は極 め て難 し いこと 故 意 .過失 を 必 要 と し て いな いこと 、 さ ら に、 よう に道 路法第 五十 八条 の規定 中 には、明文 上 、 平 の原則 に基 づくも のであり 、 キ ミが指摘 した A "そ こが問題な のだね。 原因者負担金 制度 は衡 理 され る こと が想定 され て いる のだ よ。 傷者 に対 し て課す こと と し、後 は内部求 償 で処 担金 を課す にあ た っては、基本 的 には直接 の損 は非常 に困難 な こと だよね。だ から 、原因者負 管 理者 が事 故 の過失割 合 の認定 を行う と いう の A ⋮それ はね 、さき ほども 指摘 した よう に、道 路 因者負 担金」 の規定 があ ります が、 こんな場合 工事 の施 工又は維 持 の必 要を 生 じ させた場合 に 等 から 、原則 的 には原因者負 担金制度 は無 過失 「 原因者負 担金」 は、第 三者 が道 路 に関す る 金」 に関す る規定 だね 。 は、 そ の費 用は当 該第 三者 が負 担す ると いう 制 責任 の制度と され て いるんだ よ。 た 上 で、他 の原因者 に対 し て過失 の割合 に応 じ B ⋮つまり 、私 の友 人 は、原因者負 担金 を支払 っ 度 のこと を いう んだ よ。 て求 償す ること が でき ると いう わ け です ね 。 と いえ る のだ ろう ね。 キ ミ の友 人 にも よ ろしく 説 明 し てお いてね。 事又は道路の維持の費用については、 その必要を生 じた限度において、 他の工事又 は他の行為につき費用を負担する者にその全部又は一部を負担させるものとする。 A ⋮そう いう こと にな るね 。ま た、実 務上 は、例 えば直接損傷者が行方不明であるなど直接損傷 (原因者負担金) 第五十八条 道路管理者は、 他の工事又は他の行為により必要を生 じた道路に関する工 53 2002 3 道 行セ 者 に負 担金 を 課す こと が事 実 上困難 であ る場合 には、損傷 と の間 に相当 因 果 関係 が認 めら れ る 他 の行為 を行 った者 に対 し て原因 者負 担金 を 課 す ことも あ る んだ よ。 B " 係長 、もう 一点 。私 の友 人 は、課 された金額 があま り に高 すぎ る のではな いか 、とも 主張 し て いま す。例えば 、損傷 した ガ ード レー ルは設 置からもう 何 十年 も 経 って いる のに、減価 分 が 考慮 され て いな か った よう です。 A ⋮そ れ に ついては、 そも そも 原因者負 担金 の趣 旨 にさか のぼ って考え てみると、 原因者負 担金 制度 は、価値 の復 元 のため の制度 ではなく 、機 能 の復 旧 のた め の制 度 であ ると 考 え ら れ る か ら、 たとえ 老 朽化 し て いるも のでも 、機能 復 旧 に要 した費 用 に ついては負 担 さ せ ても よ いと さ れ て いる のだ よ。た だ し、あくま で当該金 額 が 社会 通念 上妥 当 な範 囲 であ る限り 、と いう こと だけ れどね 。 前項の場合において、 他の工事が河川工事であるときは、 道路に関する工事の費用 については、 河川法第六十八条の規定は、 適用 しない。 2 B "な るほど 、 原因者 負担金 制度 は、通常 の民事 上 の不法行 為責任と は かなり異な るも のな ん で すね。 A ⋮そう だね。 原因者負担金 制度 に ついては 、道 路 法 のよう な 公 物管 理法 に特 有 の部 分 があ る、 道路法 (昭和二十七年六月十日法律第百八十号)
© Copyright 2024 Paperzz