郊外田園クラブ 記者発表文案

平成25年2月21日
報道機関各位
郊外田園クラブ 主催者 小池 満一
郊外田園クラブ株式会社 代表取締役社長 釘尾 純一郎
名古屋市東部に隣接する日進市赤池町に、山の手住民のための市民農園「郊外田園クラブ
下田ビレッジ」(主
催者:小池満一)が平成25年4月に開園します。4 月からキッチンガーデン講座をスタートさせ、5 月にグラ
ンドオープンのイベントを行います。
愛知県内では初となる「市民農園整備促進法」による農園利用方式の市民農園を開設します。「市民農園整備促
進法」の適用によって、敷地内のクラブハウス(管理棟)、駐車スペース等の施設部分の開発を農地転用ではな
く、農地の用途変更だけで行うことができました。また、地主農家が主催者となって市民農園を開設する農園利
用方式で行うため、農地法や税制面での自作農保護は持続されます。
本事業は都市近郊農地における耕作放棄地や後継者難への解決策という社会的起業として企画され、賛同するメ
ンバーが法人を設立して、主催者である地主農家をサポートする体制をとっています。スポーツにおけるフィッ
トネスクラブを市民農園(農業)で実現することを目指しています。
「労働としての農業」ではなく、
「レジャー
としての農」を展開します。都市近郊農地の高付加価値な利用は、大規模化や6次産業化とは違った農業問題へ
のアプローチになります。
下田ビレッジは名古屋の中心地から車で約20分と交通至便の地でありながら、水田が広がる農業振興地域の中
にあります。区切られた畑があるだけだった従来の市民農園とは全く違う、都市生活者のニーズに応えた上質な
メンバー制の市民農園です。想定している利用者は、新しい居場所を求めるアクティブシニアと食育等への関心
が高いヤングファミリーです。
「田園に通う」をキーワードに都市生活者に「学び」を通じて農業や田園ライフを楽しんでいただきます。キッ
チンガーデン講座・通年コースでは、毎月座学90分と実習90分の講習会を行い、3×5mの専用実習農地を
担当してもらいます。月額10,500円(税込み)で2名まで受講でき、更に補助者として5名(月額1,0
50円/1名)の参加が可能です。
クラブハウスでは農カルチャー講座、パブリックスペースではマルシェを行い、人が集う場所、文化的な発信地
になります。
当事業は経済産業省の中小企業支援ネットワーク支援強化事業の創業支援事業としてネットワークアドバイザ
ーで中小企業診断士である 戸谷 忍氏が計画に参加し種々な支援活動を致しました。
事業の概要
キッチンガーデン講座・通年コース: 専用実習農地を割り当て、学びながらヨーロッパ流の装飾的菜園を実践
農カルチャー教室:農業に関連するフラワー・園芸、ヘルス・グルメ、工芸・アートの講座
マルシェ・シーズンイベント:土日を中心に年間約100日の産地直売所を開設
主な施設
愛知県日進市赤池町下田 91 番地 3,337㎡ 専用実習農地 81 区画(3×5m/1区画)
クラブハウス 1棟(99 ㎡) 育苗ハウス 3棟
駐車スペース 40台分