The ACOM Standard アニュアルレポート 2006 2006年3月期 ACOM CO., LTD. 企業理念 アコムは 人間尊重の精神とお客さま第一義に基づき 創造と革新の経営を通じて 楽しく豊かなパーソナルライフの実現と 生活文化の向上に貢献する アコムは、 「信頼の輪」 という創業の精神に基づき、 1936年の創業以来、 一貫してお客さまを信頼し、 そしてお客さまからも信頼されるビジネスを 続けてまいりました。 アコムは、愛情、信頼、節度によって 成り立っています。 Moderation【節度】 Affection【愛情】 消費者の立場に立った、 心のこもったあたたかいおつきあい。 消費者の暮らしの中に、 健全に生きる節度ある企業姿勢。 Confidence【信頼】 消費者とのより良き信頼関係を築きあげること。 目次 2 財務ハイライト 4 CEOからのメッセージ 9 特集 1.「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」 との提携スキームの進捗状況 2. The ACOM Standard 15 営業概況 23 マネジメント体制 29 データ集 関連マクロデータ/6年分連結財務データ/ 7年分単体財務データ/その他各種営業関連データ 55 財務セクション 114 子会社・関連会社 116 組織図 117 会社概要 1. 業績予想に関する注意事項 このアニュアルレポートに掲載されている数値のうち、 過去の事実以外のアコム株式会社の計画、 方針その他の記載にかかわるものは、 将来の業 績にかかる予想値であり、 それらはいずれも、 現時点においてアコムが把握している情報に基づく経営上の想定や見解を基礎に算出されたもの です。従いまして、 かかる予想値は、 リスクや不確定要因を内包するものであって、 現実の業績は、 諸々の要因により、 かかる予想値と異なってくる 可能性があります。かかる潜在的なリスクや不確定要因として考えられるものとしては、 たとえばアコムを取り巻く経済情勢や消費者金融を取り巻 く市場規模の変化、 債務不履行に陥る顧客の割合、 アコムが支払う借入金利率のレベル、 法定制限利率が考えられますがこれらに限りません。 2. 金額の表示について 金額の表示は単位未満を切り捨てて表示しています。 3. 比率の表示について 比率の表示は単位未満を四捨五入して表示しています。 1 財務ハイライト アコム株式会社及び連結子会社 百万円 2002 2003 2004 2005 2006 PL関連 営業収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち貸倒費用(注1). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち利息返還費用(注2). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . その他の営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 営業利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 414,918 243,669 72,047 — 171,622 171,248 171,836 95,637 437,572 290,877 115,671 — 175,206 146,695 144,244 75,096 434,968 314,577 140,505 — 174,072 120,391 118,773 70,319 433,965 289,604 108,453 — 181,151 144,361 143,347 81,533 445,431 335,039 117,125 37,228 180,685 110,392 113,011 65,595 CF関連 営業キャッシュフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 投資キャッシュフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 財務キャッシュフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . フリーキャッシュフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (46,554) (5,590) 67,639 (52,144) 164,158 (5,398) (166,105) 158,760 141,014 (17,350) (136,508) 123,664 100,226 (44,973) (104,389) 55,253 BS関連 総資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2,166,865 営業債権残高(注3). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,888,265 44,516 不良債権総額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81,064 貸倒引当金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 582,737 株主資本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47,550 (8,191) 7,906 39,359 2,183,414 1,940,055 60,791 112,549 644,431 2,075,389 1,851,454 80,259 135,350 697,166 2,077,334 1,856,962 83,961 130,532 863,760 2,106,681 1,834,628 114,371 131,620 927,722 516.23 5,456.39 100 416.69 5,901.69 140 円 1株あたりデータ 653.18 当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3,983.61 株主資本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80 配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 513.08 4,405.08 80 487.77 4,855.98 80 % 指標 収益性 営業利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注4) ....................... 株主資本当期純利益率(ROE) 効率性 営業効率指標(注5). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注4) ......................... 総資本当期純利益率(ROA1) (注4) ....................... 営業債権当期純利益率(ROA2) 安全性 株主資本比率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注6) ................ 開示不良債権比率(グロス) [アコム単体] (注7) 開示不良債権カバー率(グロス) [アコム単体] ............ 41.3 17.6 33.5 12.2 27.7 10.5 33.3 10.4 24.8 7.3 9.5 4.7 5.3 9.2 3.5 3.9 9.2 3.3 3.7 9.8 3.9 4.4 11.8 3.1 3.6 26.9 2.7 177.8 29.5 3.7 178.0 33.6 4.9 162.2 41.6 5.1 150.7 44.0 6.9 112.0 (注1) うち貸倒費用=貸倒損失+貸倒引当金積増+債務保証損失引当金積増 (注2) うち利息返還費用=利息返還金+利息返還損失引当金積増 (注3)営業債権残高=営業貸付金+割賦売掛金 (注4)ROE 、 ROAの貸借対照表科目は、 期首・期末の単純平均 (注5)営業効率指標=貸倒費用を除く営業費用÷平均債権残高 (注6)開示不良債権比率(グロス)=不良債権総額÷ (営業貸付金残高+破産再生更生債権等) (注7)開示不良債権カバー率(グロス)=貸倒引当金残高÷不良債権総額 2 株主資本とROE 営業収益と営業利益率 十億円 % 十億円 % 500 50 1,000 25 400 40 800 20 300 30 600 15 200 20 400 10 100 10 200 5 0 0 ’02/3 ’03/3 ’04/3 0 営業収益 ’05/3 ’06/3 営業債権残高とROA2 ’05/3 ’06/3 0 ROE 貸倒引当金残高と不良債権総額 % 十億円 ’02/3 ’03/3 ’04/3 株主資本 営業利益率 2,000 8 1,500 6 十億円 150 100 1,000 4 500 2 50 0 ’02/3 ’03/3 ’04/3 営業債権残高 ’05/3 ’06/3 0 0 ROA2 ’02/3 ’03/3 ’04/3 貸倒引当金残高 ’05/3 ’06/3 不良債権総額 株主資本比率 1株当たり配当金 円 % 150 50 40 100 30 20 50 10 0 ’02/3 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 0 ’02/3 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 3 CEOからのメッセージ 代表取締役社長 木下 盛好 私たちは、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループをはじめとする 各社とのアライアンスも活用しながら、 ローン事業のさらなる拡充と新 規事業の育成を図っていきます。 2005年度を振り返って 景気回復基調強まるも業界環境は厳しさを増す バブル崩壊後、 日本経済回復の足かせとなっていた「設備、 雇用、 債務」の3つの過剰のうち「設備、 雇用」が大企業・製造業で約 14年ぶりに不足に転じ、 中長期的な景気回復期待が強まりました。 また、 高水準の企業収益を背景に賃金の回復が見られ、 個人 消費も緩やかながら上昇トレンドに入りました。 しかしながら、 少子高齢化の加速、 異業種の参入による競合の激化、 消費者ニーズ の多様化、 ローン事業における法的債務整理の急増など、 業界環境の激変によるマイナス面を打ち消すには至りませんでした。 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの誕生 既述のように消費者金融市場は、環境が激変する中、大きな変革期を迎えています。 しかし、当社グループにとっては、 チャンスも広がっています。 というのも2005年10月、 総資産192兆円にのぼる「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」 (以下「MUFG」)が誕生し、 当社グループは、 リテール金融分野での事業提携などにおいて、 当初、 「株式会社三菱東京 フィナンシャル・グループ (現:株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ) 」 [以下 「MTFG」] との間で想定していた以上の 規模で「MUFG」 と深く関わっていくことになると期待しております。 連結増収、利息返還損失引当金の計上響き減益 こうした環境下、 2005年度は、 営業収益4,454億円(前期比2.6%増)、 営業利益1,103億円(同23.5%減)、 当期純利益655 億円(同19.5%減) となりました。 増収の主な要因は、 2005年1月に連結子会社化した「株式会社DCキャッシュワン」 (以下「DCキャッシュワン」) によるローン 事業収益の通年寄与 (113億円) 、 タイの連結子会社「EASY BUY Public Company Limited」 (以下「EASY BUY」) の 業容拡大効果 (67億円) 、 そして「アイ ・アール債権回収株式会社」 (以下「アイ ・アール債権回収」) の成長(53億円) が挙げら 4 消費者向け無担保ローンの 利用者数推移(アコム) 千件 2,846 消費者向け無担保ローンの 1口座当たり貸付単価の推移(アコム) 千円 3,000 600 2,000 400 1,000 200 0 ’02/3 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 0 542 ’02/3 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 れます。 このため、アコム単体の営業収益は60億円の減収となりましたが、 連結ベースでは増収を確保することができました。 営業利益・当期純利益の大幅減益は、 ローン事業における法的債務整理の増加に伴い、 今後の超過利息部分の返還 リスクに備え「利息返還損失引当金」を237億円計上したことが主因です。金融費用は調達金利が低水準で推移したこ とから、 18億円減(前期比8.1%減) となりました。 ローン事業(単体)―量の拡大が課題 2005年度のアコム単体のローン事業を総括しますと、 「債権の質の向上」 という面では着実に効果が現れています。与信審 査精度の向上を背景としたきめ細かい与信枠の設定や優遇金利の適用により、 優良なお客さまの利用が増え、 「貸付単価」 の上昇基調を維持しました。 しかし、 「量の拡大」 という面では、 利用者数が前期末比1.5%減、 新規顧客数も前期比1万人 減少し33万人となるなど、 漸減傾向に歯止めがかかっていません。 ローン事業(関係会社)―「DCキャッシュワン」が急拡大、 「EASY BUY」は上限金利規制で減益 国内では、 連結子会社となった「DCキャッシュワン」 との連携強化に注力し、 アコムの有人店舗のうち117店舗に専用窓口 を設置したほか、 全ての「クイックむじん」 (201台) で新規申し込み受付を開始したことが効果を上げ、 口座数が17.2万人 (前期末比14.7%増) となりました。 しかし、 アコムグループとしては、 「アコム」 「DCキャッシュワン」の2ブランドで新しい顧客層を開拓し、 ローン残高の拡充を 目指す中、 2005年度は、 「DCキャッシュワン」のローン口座数が22,109件増加したのに対し、 アコム単体の消費者向け無担 保ローン口座数は43,477件減少するなど、 2ブランド戦略の真価を十分発揮するには至りませんでした。 一方、 海外では、 タイの連結子会社「EASY BUY」が、 タイ王国中央銀行による上限金利規制(上限28%) の影響を受 け、 営業利益は前期比5億円減少し、 14億円となりました。 しかし、 同社のローン事業利用者数は順調に拡大しており、 中長 期的な成長を確信しています。 金融周辺事業―信用保証事業とサービサー事業が牽引し、 収益基盤の多角化は着実に進展 信用保証事業では新たに地方銀行3行と提携し保証提携先は計13行1社となりました。加えて、 「DCキャッシュワン」 も、 2006年2月より、 「株式会社三菱東京UFJ銀行」 (以下「三菱東京UFJ銀行」)が発行する『スーパーICカード「三菱東京 UFJ−VISA」』の保証業務を開始しました。サービサー事業(債権管理回収事業) の中核である「アイ・アール債権回収」 は、 持分法適用関連会社「株式会社ディーシーカード」の100%子会社「株式会社ディーシー債権回収」 と統合し、 スケール アップと業務の効率化を推進しました。クレジットカード事業では、 自動契約機「むじんくん」 と連動した即時カード発行機に 5 連結営業収益に占める金融周辺事業の構成比 9.4% 3.5% 1999年度 2005年度 よるアコムMasterCard®の販売推進のほか、 新たに2社との提携クレジットカードの発行を開始し、 2005年度末のクレジット カード会員数は1,253千件(前期末比5.2%増) となりました。反面、 信販事業では、 収益性が著しく低下した加盟店との契 約見直しを最優先に既存加盟店への営業推進強化と新規加盟店の開拓強化に取り組みました。 以上、 収益基盤の多角化を推進してきた結果、 金融周辺事業の営業収益に占める構成比は1999年度の3.5%から9.4% に上昇しました。 今後の成長戦略と2006年度の見通し 「MUFG」との提携から生まれるチャンスを活かす 当社グループが業務提携している「MUFG」 との提携スキームは当初の計画に対して多少遅延していますが、 当初の想定 よりも拡大の方向で見直しが進んでいます(MUFGとの提携スキームの進捗状況の詳細はP10∼11の特集1をご参照下さ い)。 もっとも、 無担保ローン事業においては、 既にMUFGブランドを有する「DCキャッシュワン」を子会社化し、 アコムとの2ブ ランド体制を構築しました。 また、 保証業務においても、 「三菱東京UFJ銀行」のご協力もあり、 地方銀行からの業務受託が 急拡大するなど、 着実に業務提携によるシナジー効果は現れています。予想以上に厳しい環境下にある消費者金融業界 において、 安定した成長軌道に回帰するため、 今、 アコムグループは、 「MUFG」 との提携から生まれるチャンスを最大限に 活かしながら、 主力のローン事業の再浮上と金融周辺事業の拡大を目指しています。 ローン事業―「量の拡大」に注力 当社グループのコア事業である国内無担保ローン事業においては、 これまで当社の優位性である債権の質をさらに強化し、 信用力を向上させることに注力してきました。今後も 「債権の質の向上」において手綱を緩めるつもりはありませんが、 「量の 拡大」すなわち「営業基盤の拡充」 との両立も重要な課題であることは確かです。基本戦略は、 「アコム」 と 「DCキャッシュ ワン」の2ブランドで、 グループ全体として、 顧客層を広げ優良顧客を開拓していくことです。そのために、 ①地域の特性に応 じた効果的な広告媒体で2ブランドの認知を図る一方、 ②優良なお客さまへの優遇金利適用を広げ継続率を高め、 ③チャ ネル展開では、 お客さまの利便性とローコストオペレーションが両立できる「無人店舗の拡充と営業時間の延長」、 さらには、 ④お客さまの立場に立った相談や提案ができる質の高いカウンセラー (2005年度末、 認定カウンセラー442名) の育成など、 あらゆる施策によって、 コンシューマーファイナンスでお客さまに最初に選ばれる企業グループを目指しています。今後、 「MUFG」 との戦略的提携をテコに当社グループは、 この厳しい環境をチャンスに変えるべく、 ローン事業の巻き返しを図っ ていきます。 6 ローン事業店舗 所 2,000 コンタクトセンターの設立 (4ヵ所:2003年3月期) 1,500 1,000 500 0 ’92/3 ’93 ’94 ’95 ’96 ’97 ’98 ’99 無人店舗 ’00 ’01 ’02 有人店舗 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07/3(計画) 金融周辺事業の戦略―保証残高の大幅な積み増しを図る 金融周辺事業は、 クレジットカード事業、 信用保証事業、 サービサー事業を牽引役として、 一段と 「量の拡大」を追求していきま す。特に信用保証事業は、 当社グループの大きな強みである個人向け無担保ローンの与信ノウハウが活かせる分野で、 既に 「MUFG」 との提携効果も顕著に現れています。2006年度も、 地方銀行を中心に5∼6行の提携先の開拓を進め、 保証残高の 大幅な積み増しを図っていきます。日本市場において、 カードローンやクレジットカードは、 銀行にとってリテール金融事業の有力 な収益源となっており、 全国の地方銀行64行の無担保フリーローン残高は3兆円に達していると推測されます。当社グループ ではこうした状況を捉え、 2005年3月、 無担保ローンに対するコールセンター業務やカード発行を始めとするバックオフィス業務、 マーケティング等の受託業務に特化した100%子会社「株式会社リレイツ」 (以下「リレイツ」) を設立しました。2006年度からは、 「アコム」 「 、DCキャッシュワン」 「 、リレイツ」 、 そして「MUFG」 との連携により、 信用保証事業の成長を加速させていきます。 2006年度の業績見通し 以上のように、 景気回復を背景に、 課題である「量の拡大」戦略を推進していきますが、 ローン事業を取り巻く環境は予想以 上に厳しくなっており、 2006年度の連結業績見通しは、 営業収益4,383億円(前期比1.6%減) を想定しています。一方、 営 業利益・当期純利益は、 質の向上とローコストオペレーションの推進により、 それぞれ1,113億円(同0.8%増)、 666億円(同 1.5%増) を見込んでいます。 資本政策と株主還元 資本政策―当面は連結株主資本比率40%台を維持 安定的な利益の上積みと 「MTFG(現:MUFG)」 との提携に伴う増資により、 連結株主資本比率は44.0%となりました。今 後の方針としては、 経営の安定性確保と資本効率を勘案し、 保証残高を含めた連結株主資本比率の水準を30%台とする ことを基本としています。 しかし、 当面は今後の成長戦略のための資金確保に加え、 景気回復による金利上昇余地を見極 める必要もあり、 連結株主資本比率は40%台を目標水準とする方針です。 株主還元―株主還元率30%以上を維持 株主の皆さまへの利益還元目標としては、 アコム単体における当期純利益に対し、 配当額と自己株取得額を合計した値の比 率を「株主還元率」 と捉え、 中期的には株主還元率30%以上を維持していく方針です。なお、 2005年度については、 減益では ありましたが、 期末配当金も中間期と同額の1株につき70円とし、 年間配当140円 (前期比40円増) とさせていただきました。 7 The ACOM Standard―アコムはもっとアコムらしく アコムの経営の根幹には「人間尊重の精神」 と 「お客さま第一義」、 そして「創造と革新の経営」 という企業理念が脈々と 受け継がれています。 まず、 「人間尊重の精神」 と 「お客さま第一義」、 すなわち、 徹底してお客さまの立場に立って考え、 行 動することであり、 これはとりもなおさず、 アコムの強みである「サービス力、 債権の質、 事業効率、 財務体質において競争優 位性をさらに強めること」、 そしてそれによって「お客さまに選ばれるブランド」を目指すことにつながります。 また、 アコムはこれ まで、 環境の変化、 市場の変化、 お客さまの変化に対応し、 常に変わり続けることを信条にビジネスを展開してきました。 一社員の発想から開発した自動契約機「むじんくん」をはじめ、業界に先駆けて行ったことは数多くあり、 そして、 「MTFG(現:MUFG) 」 との戦略的業務・資本提携というビックアライアンスが実現しました。 これらが、 まさに「創造と革新の 経営」です。当社は、 これまで培ってきたスキル・ノウハウを活用しつつも、 決してそこに安住することなく、 金融周辺事業を含 む全ての事業を成長させていきます。 このスタンスこそが、 アコムらしさ、 すなわち「The ACOM Standard」です。 アコムは消費者金融市場のメジャープレイヤーから、 リテール金融市場の勝ち組企業となることを目指し、 努力を続けてまい りますが、 この「The ACOM Standard」を貫くことで、 環境がどのように変化しようとも、 私たちは、 成長を続けていけるもの と確信しています。 私たちアコムグループに対し、 今後も変わらぬご支援を賜りたく、 よろしくお願い申し上げます。 代表取締役社長 木下 盛好 8 特集 1 「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」 との 提携スキームの進捗状況 2 The ACOM Standard アコムは創業以来、 「人間尊重の精神」 「お客さま第一義」 「創造と 革新の経営」 を企業理念に掲げ、 常に「お客さまに選ばれるブラン ド」 を目指してきました。 「株式会社三菱東京フィナンシャル・グルー プ(現: 「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」) (以下 「MTFG」)」 との業務・資本提携も、 こうしたアコムが70年間にわた り受け継いできた基本理念に基づくものです。今回の特集には、 MTFGとの提携戦略の進捗状況とともに、 アコムの基本理念、 すな わち「The ACOM Standard」についても掲載しています。 10 特集1:「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」 との提携スキームの進捗状況 12 特集2:The ACOM Standard 特集1 「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」 との 提携スキームの進捗状況 「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」との 取引データをもとに構築した高度な与信・審査モデルによって、 業務提携の背景と意義 与信管理を適正に行うとともに、 各債権をリスク別に分類し、 各 種インディケータによる管理を徹底することで、 債権ポートフォリオ ライフスタイルの多様化といった環境変化を背景に、 わが国の の改善・管理に努めています。 個人向け金融市場が今後大きく拡大していくことが予想される また、 無担保融資では与信・審査能力だけでなく、 債権管理 中、 当社と 「株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ (現:「株 にも経験から得た様々なノウハウが必要です。特に、 細心の注 式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」)」 (以下「MTFG」) 意を要するアフターケアでは、 コンプライアンスの遵守は当然とし は、 それぞれのノウハウや営業基盤を最大限効率的に相互活 て、 返済が滞ってしまった場合にも、 お客さまとともに、 お客さまの 用し、 両者のリテール分野における競争力を強化・拡充して収 立場に立って懇切丁寧に返済計画を提案できる人材が欠かせ 益向上を図るとともに、 わが国の消費者金融市場の健全な発 ません。そのため、 コールセンターでは従業員とお客さまとのやり 展に寄与することを目的に、 2004年3月、 リテール分野における 取りをすべて録音し、 法令違反がなかったかを厳格にチェックし 戦略的業務・資本提携を行うことについて合意しました。2005 ているほか、 お客さま対応マニュアルに「お客さま第一義」の企 年10月には、 「MTFG」と 「株式会社UFJホールディングス」が 業理念を貫く詳細なルールを規定し、 それが有名無実とならな 合併し、 「 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」 (以下 いよう徹底した教育・研修(P14の「人材マネジメント」 も参照く 「MUFG」)が誕生しました。これにより、 当初「MTFG」との間 で想定していた以上の規模で、 「MUFG」 と深く関わっていくこ ととなっています。 ださい) を行っています。 こうした無担保ローン事業における、 与信・審査ノウハウとお 客さまとの信頼関係を築く人材育成ノウハウは、 アコムの財産で あり、銀行や他の金融機関に対するアコムの大きな優位性と なっています。 アコム独自の無担保ローンノウハウを活かす アコムがもつ最大の強みは、 卓越した無担保ローン事業ノウハ 既に動き出した提携スキーム ウです。元来、 「担保主義」 を融資の基本としてきた銀行に対し、 アコムは、 いわば「人の信用」のみを担保に小口融資を行う個 「DCキャッシュワン」 との2ブランド体制 人向け無担保ローンをコア事業として消費者金融業界トップク 2005年1月、 アコムと 「MTFG」 (現:「MUFG」) グループの共同 ラスの地位へと発展してきた歴史があります。実際、 アコムの個 出資会社であった「株式会社東京三菱キャッシュワン」へのア 人向け無担保ローン債権は、 過去800万人以上のお客さまとの コムの出資比率を38.85%から54.73%に引き上げ、 当社の連結 10 MUFG 提携スキーム:提携業務相関図 保証業務提携 債権回収会社 (2006年1月1日統合) 保証業務を アコムへ 移行予定 アイ ・アール (株) ディーシー 債権回収(株) 債権回収 地方銀行:計13行 常陽銀行:2005年10月3日 群馬銀行:2005年10月3日 岩手銀行:2005年11月15日 (株)DCキャッシュワン (株) ディーシーカード 三菱東京UFJ銀行発行のスーパーICカード 『三菱東京UFJ−VISA』の保証業務 三菱東京UFJ銀行の 無担保ローン商品の保証業務 新たな個人向け無担保ローンの保証 (株)三菱東京UFJ銀行 タイの「EASY BUY」を核とした東南アジアでの事業展開の検討 子会社「株式会社DCキャッシュワン」 (以下「DCキャシュワン」) 程度の新規提携先の開拓を進め、 保証残高のさらなる拡大を としました。 これにより、 アコムグループのローン事業は、 「アコム」 図る予定です。 と 「DCキャッシュワン」の2ブランド体制のもと、 相互代理店戦略 などを推進し、 成長回帰に向け始動しました。 「アコム」と「DC サービサー事業における連携 キャッシュワン」 との顧客重複率は20%程度となっており、 アコム 「MTFG(現:MUFG)」との基本合意に基づき、 同グループ会 ブランドではカバーできなかった顧客層を、 アコムの無担保ロー 社である「株式会社ディーシー債権回収」を2005年10月に子 ンノウハウを得た「DCキャッシュワン」を通じて開拓しています。 会社とした後、 サービサー事業の強化を図るため、 2006年1月 に「アイ・アール債権回収株式会社」を存続会社として、 合併し 「株式会社ディーシーカード」を持分法適用関連会社化 ました。 これにより、 両社の持つノウハウと機能が融合し、 一層の 2005年1月、 「MTFG(現:MUFG) 」傘下にあったクレジットカー シェア拡大が見込まれるとともに、 業務の効率化を進め、 収益性 ド会社「株式会社ディーシーカード」 (以下「ディーシーカード」) が向上していくものと期待されます。 に対して、 アコムは20.33%の資本を注入し、 持分法適用関連会 社としました。 「ディーシーカード」が長年にわたって培ってきたク レジットカード事業のスキル・ノウハウを当社グループに注入する 保証残高は中長期的に大幅な上積みを期待 ことで、 消費者信用市場全体に対する業務スキルを向上させ ることが大きな目的です。同社のスキル・ノウハウは、 本年2月よ 当社と 「MTFG(現:MUFG) 」における各種提携スキームの実 り 「DCキャッシュワン」が開始した「株式会社三菱東京UFJ銀 施は当初の予定より多少の遅れはあるものの、 アコムグループが 行」 (以下「三菱東京UFJ銀行」) が発行する『スーパーICカー 「MUFG」グループのリテール金融戦略において重要な役割を ド「三菱東京UFJ−VISA」』のショッピングおよびキャッシングに 担っていくことに変わりはなく、 既述したとおり、 保証事業やサービ 対する保証業務に活かされています。 サー事業など着手可能なスキームについては着実に推進してい ます。その他「三菱東京UFJ銀行」の無担保ローン商品に対し、 「MUFG」との提携効果が顕著な信用保証事業 「ディーシーカード」が行っていた保証業務の移行は2006年度上 「MUFG」をはじめ各金融機関では収益性の高い個人向け無 期後半、 「三菱東京UFJ銀行」の新たな個人向け無担保ローン 担保ローンに着目し、 「スピーディで利便性の高いローン商品を の保証業務は同下期前半を目処に実施される予定です。 提供する」方針を掲げる動きが活発化しています。 こうした中、 「三菱東京UFJ銀行」のご協力もあり、 2005年度は新たに地方 銀行3行との保証提携を開始しています。2006年度は5∼6行 11 特集2 The ACOM Standard 丸糸呉服店の「反物籠」 (左) と 「畳紙」 (右) アコムは、 創業者である故・木下政雄が1936年に 「丸糸呉服店」 できる「対人信用」 という新しいビジネスモデルはそのスマートさ を開業したのを出発点に、 今年創業70周年を迎えました。創業 が受け入れられ、 瞬く間に消費者の心をつかみました。 者は、 この商いをはじめるにあたって、 「人を信頼する」 「人から 信頼は自らの労力を惜しまず、 一生懸命に努力することから 信頼される」 という相互信頼の精神を信条にしていくことを心に 築かれていくとし、 創業者は次の3つを「商いの心」として貫い 誓いました。 ていきました。 「丸糸」の屋号も、 呉服の要素に通じる経糸(たていと) と緯 糸(よこいと) の和合が、 「相互信頼の和」を表すことから決めら ①商人としてその手段に正しくあれ れたものでした。 「心から人を信じれば、 人は必ずそれに応えて ②新しい方法を選べ くれる」。その輪を拡げていきたいという思いを「信頼の輪」の4 ③常に努力を持続せよ 文字に託した創業者は実際にそのとおりの商いを行っていきま した。店に来られたお客さまが商品の購入を決めかねていると、 この信条は、 創業の精神「信頼の輪」とともに、 今日の企業理 たとえ初めてのお客さまであっても 「お持ち帰りになって、 お気に 念へと受け継がれ、 創業から70年を経た今でも、 すべての行動 召したらお買い上げください」 と高価な品物をお渡ししてご検討 指針であり続けています。 いただいたのです。 このように、 徹底して「お客さまを信用する」 精神的な基盤が評価を受けて、 いつしか丸糸呉服店への信頼 The ACOM Standard が積み重ねられていきました。そして、 この「信頼の輪」 という創 業の精神は、 後の質屋業、 手形割引や商人貸付といった金融 業へと受け継がれていきました。その後、 日本は大量生産・大 当社の経営の根幹には「人間尊重の精神」 と 「お客さま第一義」 、 量消費の時代を迎え、 「対物信用」を支える物の値打ちが下落 そして「創造と革新の経営」が脈々と受け継がれています。 したことから、 斜陽化が進む質屋業からの脱皮を図るべく、 「対 「人間尊重の精神」 と 「お客さま第一義」は、 すなわち、 徹底して 人信用」で融資を行う 「サラリーマン金融(勤人信用貸し)」へ お客さまの立場に立って考え、 行動することであり、 これはとりも の挑戦を試みます。それまでの常識になかったことだけに不安 なおさず、 アコムの強みである「サービス力、 債権の質、 事業効 はあったものの、 「お客さまを信用する」という創業者の強い信 率、 財務体質において競争優位性をさらに強めること」、 そして 念のもと、 1960年、 神戸元町質店で試験的にサラリーマン金融 それによって、 「お客さまに選ばれるブランド」を目指すことにつ を開始した後、 1963年には手形割引や商人貸付を中止し、 サ ながります。 ラリーマン金融を事業の主体とする構想を発表しました。質屋 また、 アコムはこれまで、 環境の変化、 市場の変化、 お客さまの とは違い、 手ぶらで来て、 必要な現金を即座に手にすることが 変化に対応し、 常に変わり続けることを信条にビジネスを展開し 12 てきました。一社員の発想から開発した自動契約機「むじんく お客さま第一義 ん」をはじめ、 業界に先駆けて行ったことは数多くあり、 そして、 アコムは『信頼の輪』の創業の精神のもと、 「お客さま第一義」 「株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ (現:株式会社三 を企業理念に掲げ、 これに基づいて今日まで歩み続けてきま 菱UFJフィナンシャル・グループ)」 との戦略的業務・資本提携と した。 「第一義」とは本来は仏教用語で、 「 究極の真理、理屈 いうビッグアライアンスの実現を果たしました。これらが、 まさに を超えて尊いもの」を意味しています。類似した表現に「お客 「創造と革新の経営」です。アコムは、 現在のポジションに、 決し さま第一主義」という言葉がありますが、 主義には自分の主観 て安住することなく、 これまで培ってきたスキルノウハウを活用し や意志が強く含まれています。 「お客さま第一義」には、 こうし つつ、 金融周辺事業を含む全ての事業を成長させていきます。 た主観や意志が入る余地はありません。アコムにとって、 お客 このスタンスこそが、 アコムらしさ、すなわち「The ACOM さまは理屈抜きに尊い存在、 絶対の存在であることをこの理念 Standard」です。 に込めています。 人間尊重の精神 創造と革新の経営 自分の立場を尊重するように、 相手の立場やプライバシーを尊 アコムはこれまで、 その時代に誰もしていないことに果敢に挑戦 重する、 すなわち「お客さまの立場に立って考える」という姿勢 し、 業界の常識を次々と創り変えてきました。私たちは、 この「創 を表しています。アコムでは、 お客さまを「顧客」ではなく 「個客」 造と革新の経営」を伝統として守り続けています。常に一番手 として捉え、 一人ひとりに真の満足を感じていただくためのCS として行動を起こす。先頭の様子をうかがいながら、 二番手、 三 (お客さま満足)経営を推進しています。 また、 この理念は社員 番手で動いていたとしたら、 今日の私たちの発展はなかったか を尊重する精神にもつながっており、 そのためのES(社員満足) もしれません。この行動の背景には必ず共通項があります。そ 活動を社内に根づかせています。 これは、 「仕事に誇りと満足を れは、 いついかなる時、 どのような斬新なアイディアにおいても、 感じ、 働きがいを持った社員ほどお客さまのニーズに敏感になれ 「お客さま第一義」が前提にあったことです。お客さま満足のた る」との観点からはじまった活動で、CS経営のバックボーンに めに何ができるのか。その問いかけが、 アコムの商品・サービス なっています。 開発の原動力になっています。私たちの最大のライバルは、 競 合企業ではありません。変化するお客さまのニーズです。 13 人材育成体系 教育レベル スキル エクセレントリーダー 幅広い知識と経験を有し、 強力なリーダーシップで組織を運営・管理する ことができる。旺盛なチャレンジ精神と行動力で新しい着想(革新性) を 持って企画立案し、 職務を遂行することができる人材 経営幹部候補 次期または次世代の候補者を指し、 経営をリードすることができる人材 プロフェッショナル人材 卓越した専門知識および技能を有する人材 ・応対技術 ・クレーム処理技術 ・カウンセリング技術 ・各部における専門知識、 技能等 人材マネジメント 地域ナンバーワンを目指す全国の営業店 全国に広がる営業店は、 業務をお客さま応対に特化させ、 地域 アコムグループは、 企業理念である「人間尊重の精神」 「お客さ に密着した“Face to Face”のサービスを行っています。バック ま第一義」 「創造と革新の経営」に基づき、 徹底してお客さまの オフィス業務をコンタクトセンターに集中化させた現在、 営業店 立場に立って考え、 行動し、 「お客さまに選ばれるブランド」を構 が注力しているのは金融のプロフェッショナルとしてのサービス 築すべく、今後の当社グループのノウハウを受け継いだプロ です。単なる融資にとどまらず、 ライフステージに合わせた金融 フェッショナル人材の育成を行っています。 商品や家計経済のアドバイスを行うほか、 お客さまにとって最良 の相談相手となるためのカウンセラー活動に取り組んでいます。 アコム認定カウンセラー制度を導入 1993年の自動契約機「むじんくん」の導入を契機に、 アコムはマ 時代に適合する人材育成を実施 ン&マシンの思想のもと、 お客さまの利便性に配慮し、 画期的で 社会の変化や業界を取り巻く環境の変化にともない、当社グ システマチックなサービス体系を次々とつくりあげてきました。そ ループの業務も、 より高度かつ多様な知識とスキルの習得が求 れがお客さまに評価され、 業容を拡大してきた一方で、 対応の仕 められています。 これまでの知識やスキルのレベルアップは、 どち 方が次第に画一的になっていった感も否めませんでした。そこで、 らかというとIQ(知能面) に重点を置いた教育を主体としてきま お客さまの正常かつ健全な家計の維持を支援していくことを目 したが、 最近では、 EQ(理性・人望・人徳)やSQ(感性) にも目 的に、 お客さまからの「相談」や支払いなどのアドバイスを専門に を向け、 IQとあわせたトータルでBQ(ビジネス感度) の高い人材 行う 「カウンセラー活動」を推進してきました。そして、 2005年10月 こそが新たな企業価値を創造していく中心的役割を担うといっ からは、 「カウンセラー」を社内の正式なライセンスとして認定しま た考えのもと、 人材育成のあり方を十分に検討し、 目指すべき した。法定研修など一定の研修を終了した社員のうち、 あらゆる 人材像の育成に合った研修を進めています。 局面でお客さまのニーズに的確に応え、 金融のプロフェッショナル として相談・提案が行える知識とスキルを有すると認められた人 材に対し、 「アコム認定カウンセラー」という称号を与えています (2005年度末現在認定者442名)。 また、 認定証は店内掲示また はカウンター盾に設置し、 アコムの取り組みを明確にしています。 14 営業概況 消費者金融業界を取り巻く事業環境は、 消費者ニーズの多様化、 少子高齢化の加速、異業種参入による競合激化などを背景に 厳しさを増しています。こうした逆境をしのぎ、消費者信用市場の リーディングカンパニーとなるため、 主力の無担保ローン事業で培った ノウハウ・スキルをフル活用し、 シナジー効果が期待できる周辺事業 領域の拡大を目指しています。 16 事業ハイライト 18 事業別概況 (ご参照)各事業に関する顧客属性を含む他詳細な情報は、 データ集「ACOM in Figures」 (P29∼54) をご覧下さい。 事業ハイライト セグメント 事業内容と業界ポジション ローン事業 消費者向け無担保ローンを中心とする同事業は、 当社グループ連結営業収益の89%(2005年度実績) を占 める中核事業です。アコムでは、 過去にお取引のあった800万人以上のお客さまのデータを基に、 高度な与 信・審査モデルを確立しており、 店頭、 自動契約機、 インターネット、 携帯電話といった様々なチャネルを通じて、 そのノウハウを活かしています。 また、 新たに導入した簡易型自動契約機「クイックむじん」によるチャネルの 拡大や、 営業時間の延長などにより、 お客さまサービスの一層の向上にも注力しています。なお、 連結子会社 「株式会社DCキャッシュワン」やタイ王国で事業を展開する「EASY BUY Public Company Limited」 も 着実に業容を拡大しています。 「日本の消費者信用統計平成18年度版[(社)日本クレジット産業協会]」 (以下「統計」) によれば、 約10兆円(残高ベース) の規模と推定される日本の消費者金融専業市場におい て、 当社グループのシェアは約16%となっており、 消費者金融業界では最大手の一角に位置しています。 金融周辺事業 クレジットカード事業 ク 1998年にMasterCard Internationalの発行ライセンスを取得し、 翌年に「アコムMasterCard®」を発行、 レジットカード事業に本格参入しました。当事業では、 「むじんくん」 と連動した即時カード発行機による販売 促進に加え、 それぞれの分野に強みを持つパートナーとの連携強化に注力しています。2005年度末で31社 31種類の提携カードを発行しています。提携カード会員数は68万人を超える規模となっており、 全有効会員 数125万3千人の約半数を占めるまでに成長しています。 「統計」によれば、 信用供与額ベースで約29.1兆円 規模といわれる同業界の中で、 当社グループのシェアは0.2%程度と推定しています。 信販事業 アコムグループでは、 個品割賦に特化した信販事業を行っており、 お客さまが加盟店で商品を購入した代金 を「立替え払い」するシステムで、 高額商品の分割払いに適したサービスです。 「統計」によると、 国内市場 規模は約10兆円で、 当社グループのシェアは1%弱と推定しています。なお、 成長ポテンシャルの大きいアジア でも、 タイの連結子会社「EASY BUY Public Company Limited」を通じハイヤーパーチェス事業を拡大 させています。 信用保証事業 アコムでは、 有力地方銀行を中心とした金融機関と提携し、 個人向け無担保ローンの保証業務を行っていま す。銀行が持つブランド力・販売チャネルと当社の消費者向け無担保ローンの与信・回収ノウハウを融合する ことにより、 商品企画から債権回収に至るまで、 提携先のニーズに合わせたオーダーメイドでの保証スキームを 提供しています。2005年度期末の保証提携先は13行1社となっており、 保証残高も着実に拡大しています。 サービサー事業 「アイ・アール債権回収株式会社」への出資を通じて開始したサービサー事業では、 債権買取サービス、 債 権回収代行サービスを柱に、 債権管理に関する事務代行サービス、 人材派遣サービス、 企業再生支援サー ビス等をビジネス領域とした総合サービサー事業を展開しています。2005年度末の受託・買取債権の取扱 元本額は、 2兆4千億円を超え、 現在では業界屈指の存在として確固たる地位を築いています。 また、 新たに 子会社化した「株式会社ディーシー債権回収」 との統合により、 双方の持つノウハウや機能を結集すること で、 今後さらなる飛躍が期待されます。なお、 法務省の調べでは、 同市場における取扱債権額は2005年12 月末で164兆円と言われています。 その他の事業 16 レンタル事業 一般生活用品、 レジャー用品のレンタルやイベントの企画制作の支援を行っています。 その他 広告代理業、 損害・生命保険代理業、 不動産関連事業等の事業活動を行っています。 主な事業運営会社 営業収益構成比の推移 • アコム株式会社 • 株式会社DCキャッシュワン • EASY BUY Public Company Limited • ジェイシーケイクレジット株式会社 94.1% 1999年度 89.0% 2005年度 • アコム株式会社 • アコム株式会社 • EASY BUY Public Company Limited • ジェイシーケイクレジット株式会社 3.5% 9.4% • アコム株式会社 • 株式会社DCキャッシュワン 1999年度 2005年度 • アイ ・アール債権回収株式会社 • アコムレンタル株式会社 • 株式会社リレイツ • エーシーベンチャーズ株式会社 • ジェイ ・エル・エイ株式会社 • 有限会社アジャスト • アコムエステート株式会社 • エービス株式会社 • エイビーパートナー株式会社 • ACOM FUNDING CO., LTD. • ACOM PACIFIC, INC. • ACOM(U.S.A.)INC. 2.4% 1999年度 1.6% 2005年度 17 事業別概況 ローン事業(連結) ローン事業(単体) 営業収益と期末残高 営業収益、期末残高、会員数 十億円 2,000 1,703 1,739 千件 2,000 4,000 1,500 1,500 1,596 1,597 2,859 2,807 374 360 1,000 1,000 396 386 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画) 連結営業収益 期末残高 ローン事業 3,000 2,000 500 500 0 十億円 1,000 0 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画)0 営業収益 期末残高 会員数(右軸) 新規集客力の強化と既存顧客の確保 従来の無人店舗「むじんくん」に比べ出店コストを3分の1程度 事業の特徴と基本戦略 に抑えた簡易型自動契約機「クイックむじん」の本格導入を開 始したほか、 無人店舗における営業時間の延長、 広告内容の ローン事業は、国内における「アコム」と「株式会社DCキャッ 抜本的な見直しに取り組み、 新規集客力の強化に努めました。 シュワン」 (以下「DCキャシュワン」) との2ブランド戦略の推進に また、 連結子会社となった「DCキャシュワン」 と相互代理店化戦 加え、海 外ではタイで業 界トップブランドの地 位を得ている 略を積極的に進めたほか、 金融機関との提携によるATMネット 「EASY BUY Public Company Limited」 (以下「EASY ワークの拡大など、 一層の利便性向上に努めました。 BUY」)が、 それぞれ個人向け無担保ローンを中心に事業を展 開しており、 「債権内容の向上」 「新規集客力の強化」 「さらなる 効率的な営業体制の構築 効率的な営業体制の構築」を重点課題として業績の拡大に取 「クイックむじん」の本格導入や自社および提携ATMが増加す る中、 契約は無人店舗で行い、 入出金時はATMを利用される り組んでいます。 など、 「お客さまの志向」の変化に伴って、 有人店舗の役割も変 2005年度の主な施策 りつつあります。こうした状況を受け、 営業の業務プロセスを抜 本的に見直し、 その一環として福岡、 広島、 熊本、 沖縄の4ヶ所 債権内容の質的向上 のサービスセンター(自動契約機等の集中オペレーションセン 精密な顧客セグメント分析による管理の強化、 お客さまへの懇 ター) を集約した西日本サービスセンター (福岡市) を開設する 切丁寧なフォローとカウンセリングサービスの向上など、 ローン事 など、 一層の業務効率化と併せ、 営業サービス競争力の強化 業の「債権の質の向上」に対する取り組みは着実に成果を上 を図りました。今後も、 有人店舗の役割を地域のお客さまの「ご げています。引き続き与信・審査の厳正化を推進したことにより、 相談」をお受けすることや、 周辺に設置されている無人契約機 優良なお客さまが増加しました。その結果、 優遇金利の適用が のメンテナンスなどに特化することで、 無人化を推進し、 残る有 さらに進展し、 2005年度のアコム単体における無担保ローンの 人店舗を「核」として、 その周辺に「クイックむじん」を配す形で 平均利回りは23.32%(前期比23bp低下) となりました。 また、 優 全体の営業チャネルを拡大していきます。この施策により、 ロー 良なお客さまのご利用が増えたことにより、 お客さま一人あたり ン営業の人件費をはじめとする各種オペレーションコストの削減 の「貸付単価」 も上昇しています。なお、 無担保ローンの貸倒損 と、 業務効率化を通じた人材育成のさらなる充実・サービス力 失率は6.15%と前期比0.08%ポイント低下しました。 の向上を推進していきます。 18 DCキャシュワン 営業収益、期末残高、会員数 千件 十億円 92 100 74 172 80 191 60 200 150 40 11 13 20 0 250 100 50 ’05/3 営業収益 ’06/3 期末残高 ’07/3(計画) 0 会員数(右軸) 「CROSS FIVE MasterCard®」 (左) と 「LINK UP BEAUTY MasterCard®」 (右) 2005年度の業績回顧と2006年度の見通し クレジットカード事業 2005年度は、 アコム単体のローン事業の伸び悩みを連結子会 事業の特徴と基本戦略 社「DCキャッシュワン」とタイの連結子会社「EASY BUY」の 業容拡大によりカバーし、連結営業収益は前期比2.4%増の クレジットカード事業は、 ローン事業とのシナジー効果が期待で 3,964億円、 営業貸付金残高は前期末比1.4%増の1兆7,031億 きる事業です。クレジットカードの発行形態には、 ①「ローン顧客 円となりました。 への付加価値サービス」、 ②「それぞれの分野で強みを持つ企 2006年度は、 更に優遇金利の適用を推進することにより、 ア 業との提携カード」の2種類があります。特に、 アコムのローン事 コム単体の無担保ローンの平均利回りは22.60%(72bp低下) 業とは異なる顧客基盤の開拓につながる点で、 ②のカード提携 を想定しており、 営業収益は3,864億円(前期比2.5%減) になる 先の拡大に注力しています。 ものと予想しています。 しかし、 国内では「アコム」 と 「DCキャッ シュワン」の2ブランド戦略が本格化することで、期末残高1兆 2005年度の主な施策 7,392億円(前期末比2.1%増) を見込んでいます。 なお、 2006年度のアコム単体では、 金融費用197億円(前期 提携カードは2社増え31社に/ 比8.3%増)、 貸倒費用1,099億円(同1.6%増)、 利息返還費用 FIFAのオフィシャルカードも発行 237億円を事業計画の前提としています。 また、 海外では、 2005 自動契約機「むじんくん」 と連動した即時カード発行機によるア 年7月のタイ王国中央銀行による上限金利の規制を受け、 コムMasterCard®の販売促進のほか、 新たに2社と提携しクレ 「EASY BUY」における無担保ローンの適用金利を43%程度 ジットカードを発行しました (累計31社31種類発行) 。新たに加 から28%に引き下げたことにより、 営業収益は119億円と伸び率 わった2つの提携カードは、 ①イベント企画制作会社の「株式会 は2005年度の34.6%から9.2%に低下しますが、 口座数653千件 社クロスファイブ」 と提携した「CROSS FIVE MasterCard®」、 (前期末比59.3%増)、 営業貸付金残高446億円(同50.8%増) ②エステティックサロン経営と美容機器の輸入・販売を行う 「株 と、 引き続き、 業容の拡大を見込んでいます。 式 会 社リンクアップビューティー」と提 携した「 LINK UP BEAUTY MasterCard®」です。 また、 2006年のサッカーワー ルドカップ (ドイツ大会) を記念して、 2005年12月∼2006年7月の 期間限定で、 アコムMasterCard ®として「FIFA WORLD CUPTM」のオフィシャルデザインカードも発行しています。 19 クレジットカード事業(連結) 信販事業(連結) 営業収益、期末残高、会員数 営業収益と期末残高 十億円 60 千人 1,259 1,358 48 40 十億円 1,500 49 300 1,000 200 500 100 83 20 6 6 0 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画)0 連結営業収益 期末残高 会員数 66 14 0 10 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画) 連結営業収益 期末残高 2005年度の業績回顧と2006年度の見通し 2005年度の主な施策 2005年度の連結営業収益は64億円(前期比2.4%増)、 割賦売 EASY BUYは攻守バランス戦略 掛金残高は481億円(前期末比2.6%減) と小幅な変動にとどま 国内では、 「守り」の戦略に軸足を置く信販事業ですが、 海外で りました。 しかしながら、 アコム単体のクレジットカード会員数は はタイの子会社「EASY BUY」を通じ「攻め」の戦略を展開し 1,253千人(前期末比5.2%増) となり、 その内、 提携カード会員は ています。その結果、 2005年度の「EASY BUY」の営業収益 688千人(同177千人増加) と順調に拡大しました。一方、 当社 は前期比2.4倍の67億円となりました。 しかし、 既述のとおり、 タイ グループ全体のテーマである「債権の質の向上」は当該事業 での上限金利規制を受け、 「EASY BUY」はローン事業ととも においても進んでおり、 アコムMasterCard ®の貸倒損失率は に信販事業における適用金利も33%∼39%程度から28%に引 8.20%(前期比0.78%ポイント低下) となりました。 き下げたことにより、 債権の質の見直しを進め、 「攻守」のバラン 2006年度も、 それぞれの分野に強みを持つ企業との提携 カードの発行を推進し、 今までとは異なる顧客基盤の拡大を目 スをとる戦略に切り替えることで、 中長期的な安定成長基盤の 構築に取り組みました。 指します。2006年度の営業収益は67億円(同3.7%増)、 割賦売 掛金残高499億円(前期末比3.7%増) を見込んでいます。 2005年度の業績回顧と2006年度の見通し 2005年度の連結営業収益は債権の質の向上を図る構造改革 信販事業 を断行しており、 148億円(前期比10.7%減) 、 割賦売掛金残高 は833億円(前期末比34.6%減) となりました。 また、 アコム単体 事業の特徴と基本戦略 の信販事業の貸倒損失率は4.53%と前期比0.14%ポイント上昇 しました。現在、 新規加盟店獲得の加速化や提携カード発行 信販事業は、 ショッピングニーズにおいて、 クレジットカード事業と 先におけるクロスセルの強化も推進していますが、 加盟店審査 のシナジー効果を創出し、 中長期的な収益拡大を目指していま を厳格化し、 リスクの高い加盟店との契約見直しを優先課題と す。一部の提携カード発行先にて個品割賦をお申し込みいただ しているほか、 既述のとおり、 タイの「EASY BUY」においても いたお客さまに、 クレジットカードを同時に発行するサービスを推 債権の質の見直しを進めており、 2006年度の営業収益は102 進するとともに、 提携カード発行先では個品割賦のクロスセルの 億円(前期比31.3%減)、 割賦売掛金残高は660億円(前期末 対応を行っています。足元では引き続き、 既存加盟店の見直し 比20.8%減) を想定しています。 による 「債権の質の向上」 を最重要課題として取り組んでいます。 20 信用保証事業(連結) 保証提携先及び提携先利用件数 営業収益と期末残高 十億円 千件 300 255 20 15 200 6 387 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画) 連結営業収益 期末残高 信用保証事業 0 ’03/3 保証提携銀行数 800 400 200 1社 5 12 678 600 13行 10 89 100 0 18∼19行 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画)0 利用件数(単体) ( 右軸) 保証提携企業数 の信用保証残高は2ヶ月間の実績で2.5億円ですが、 2006年度 末は417億円へ拡大し、 本格的な成長ステージに入っていくも 事業の特徴と基本戦略 のと期待しています。 信用保証事業は、 主として個人向け無担保ローンの保証業務 「株式会社リレイツ」との連携で一段と体制強化 を行っています。アコムが長年にわたって培ってきた無担保ロー 地方銀行等の保証提携先に対しコールセンター受託業務、 人 ンの与信・審査と管理ノウハウが活かせる分野であり、 「株式会 材派遣業務、 コンサルティング業務等を専門的に行う100%子会 社三菱東京UFJ銀行」 (以下「三菱東京UFJ銀行」) や有力地 社「株式会社リレイツ」 (以下「リレイツ」) が2005年3月から営業 方銀行との業務提携により、 今後、 新たな成長基盤として金融 を開始しています。 「リレイツ」の稼動により、 「アコム」 「DCキャッ 周辺事業を牽引する事業です。 また、 貸倒リスクが小さく収益 シュワン」の信用保証業務は一段と強化されるとともに、 3社そ 性の面でも魅力的な事業です。 れぞれが業容を拡大しており、 シナジー効果は着実に現れてい ます。 2005年度の主な施策 2005年度の業績回顧と2006年度の見通し 有力地方銀行3行から新規受託、 「DCキャッシュワン」も保証業務開始 2005年度は、 「DCキャッシュワン」が連結子会社となったことで、 保証事業では、 銀行の強みである幅広い顧客営業基盤とアコ 連結会計上の内部取引消去の影響により、 当該事業の連結営 ムの強みである与信・審査ノウハウを相互に活かし、 提携先の 業収益は66億円と前期比12.8%の減少となりました。 しかし、 既 ニーズに応じたオーダーメイドの保証スキームを提供していま 述のとおり、 有力地方銀行3行と新たに提携を結ぶなど、 実質的 す。そうした中、 2005年度は、 「三菱東京UFJ銀行」のご協力も には着実に事業を拡大しており、 期末保証残高は898億円と前 あり、 「株式会社常陽銀行」 「 、株式会社群馬銀行」 「 、株式会社 期末比15.2%の増加となりました。 また、 アコム単体の貸倒損失 岩手銀行」の3行の保証業務を受託しました。 これにより、 アコム 率は3.18%と前期比0.50%ポイント上昇しました。 単体の保証業務の受託先は13行1社となりました。 また、 2006 2006年度は、 新たに地方銀行5∼6行との保証提携が期待 年2月より、 連結子会社「DCキャッシュワン」 も「三菱東京UFJ され、 営業収益は前期比1.9倍の127億円、 期末保証残高は前 銀行」が発行する『スーパーICカード「三菱東京UFJ−VISA」 』 期末比2.8倍の2,553億円を想定しています。 の保証業務を開始しました。 「DCキャッシュワン」の2005年度末 21 その他事業(連結) サービサー事業(連結) 営業収益 営業収益と期末残高 十億円 十億円 6 30 17 20 14 14 3 4 2 2 10 0 4 4 20 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画) 連結営業収益 期末残高 サービサー事業 0 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3(計画) レンタル事業 その他事業 プライバシーマーク認定 2005年6月、 「アイ ・アール債権回収」は、 財団法人日本情報処理 事業の特徴と基本戦略 開発協会認定「プライバシーマーク (Pマーク) 」を取得しました。 Pマークは、 個人情報について適切な保護措置を講じる体制を 「アイ ・アール債権回収株式会社」 (以下 「アイ ・アール債権回収」) 整備している事業者等を認定して、 事業活動に関してPマーク への出資を通じて開始したサービサー事業では、 買取債権管 の使用を認める制度です。2006年5月23日現在、 債権回収業に 理回収業務、 受託債権管理回収業務を柱に、 債権管理に関す おけるPマークの認定企業は、 同社を含め9社となっています。 る事務代行サービス、 人材派遣サービス等をビジネス領域に事 業の拡大を図っています。また、20%出資の「株式会社リサ・ 2005年度の業績回顧と2006年度の見通し パートナーズ」社の法人向け債権マネジメントのノウハウも兼ね 備えており、個人債権から法人債権まで扱う総合的なサービ 2005年度の連結営業収益は、 ビジネスチャンスを着実に捉え、 連結 サー事業を展開しています。 営業収益は141億円 (前期比61.1%増) 、 買取債権回収高は133 億円 (同71.7%増) 、 債権買取残高は174億円 (前期末比36.9%増) 2005年度の主な施策 となり当初計画を大きく上回る成果となりました。2006年度は、 景気 回復に伴うマーケッ ト規模の縮小や他社との競争が一段と激しくな 「ディーシー債権回収」と合併 ることが予想されますが、 「ディーシー債権回収」 との合併により、 新 アコムは、 2004年10月に「株式会社三菱東京フィナンシャル・グ たな資産や取引先を得たことに加え、 さらなる業務の効率化を図る ループ (現:株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ)」と基 ことにより、 営業収益144億円(前期比2.0%増) 、 債権買取残高 本合意した「コンシューマーファイナンス業務の抜本的な強化の 204億円 (前期末比17.1%増) を想定しています。 ための機能結集と再編」に基づき、同グループ会社であった 「株式会社ディーシー債権回収」 (以下「ディーシー債権回収」) を、 2005年10月に子会社化した後、 債権管理回収事業の強化 その他の事業 を図るため、 2006年1月に「アイ・アール債権回収」を存続会社 として合併しました。これにより、 「アイ・アール債権回収」は、 債 2005年度、 その他の事業の連結営業収益は、 レンタル事業が 権管理回収の強化や効率化を図るとともに、 業界内外の幅広 43億円(前期比14.2%増)、 その他事業(損害・生命保険代理 いニーズに応える総合サービサーとして、 より一層のシェアアッ 業、 不動産関連事業など) が25億円(同27.2%減) となりました。 プと収益基盤の拡充を推進していきます。 2006年度の見通しは、 レンタル事業が45億円(同4.2%増)、 そ の他事業が34億円(同32.9%増) を想定しています。 22 マネジメント体制 更なる事 業 領 域の拡 大と、持 続 的 成 長を目 指していくためには、 コーポレート ・ガバナンスの充実とコンプライアンスの徹底が不可欠です。 アコムでは、 法令遵守はもとより、 経営の健全性、 透明性をより確かな ものとするために、 内部統制システムによるチェック・監査機能の強化に 取り組んでいます。 24 コーポレート・ガバナンス コンプライアンス 27 社会貢献 28 取締役・監査役及び執行役員 コーポレート ・ガバナンス コンプライアンス 当社は、 ステークホルダーの皆さまの期待に応え、 さらなる信頼 「監査役・監査役会」 関係を構築するため、 コーポレート・ガバナンスの充実を経営の 監査役会は、 社外監査役3名を含む4名の監査役で構成され、 重要課題に位置付け、 「コンプライアンスの徹底」「 、リスク管理 監査に関する重要事項についての報告を受け、 協議・決議を の高度化」「 、モニタリングの強化」「 、ディスクロージャーの積極 行っています。監査役は、 取締役会を含む主要会議に出席す 的推進」等の内部統制システムの拡充を通じて、 経営の健全 るほか、 内部監査部門および会計監査人との連携により、 経営 性、 透明性および効率性を確保し、 継続的な株主価値の向上 の実態を正確に把握し、 内部統制システムの整備状況を評価 を図ることを基本的な考え方としています。なお、 当社は監査役 するとともに、 業務執行状況や財産状況の調査などにより、 取締 制度を採用しており、 業務に精通した社内取締役を中心とした 役・執行役員等の職務遂行を監査しています。 取締役構成による意志決定と業務執行の迅速化、 社外監査役 を中心とした監査役選任と社外取締役の継続的選任による監 「経営執行会議」 督機能強化、 執行役員制度導入による監督と執行の役割の明 役付執行役員で構成され、 取締役会で決議された基本方針に 確化に努めています。 基づき、当社および関係会社の経営に関する重要事項を協 議・決定するとともに、 当社各部門の業務執行に関する重要事 「取締役会」 項の調整を行っています。 執行役員制度の導入時に少人数化を実施し、 意思決定の迅 速化および取締役相互監督機能の実効性確保を図っており、 「関係会社調整会」 社外取締役1名を含めた11名で構成されています。経営計画 役付執行役員とグループ各社の代表で構成され、 当社の関係 等の経営上の重要事項を決定するとともに、 コーポレート・ガバ 会社の経営に関する重要事項について協議し、 あわせて各関 ナンスおよび内部統制システム構築の基本方針を決定し、 経営 係会社の業務執行に関する重要事項の調整・連絡および報告 計画および基本方針に基づき、 代表取締役社長および執行役 を行っています。 員の業務執行の監視、 監督を行っています。 24 コーポレート・ガバナンス、内部統制の模式図 株主総会 選任 評価委員会 評価 監査 監督 監査 報告 執行機能 提言 経営執行会議 指示 ビ ジ ネ 支援 ス 倫 指導 理 室 選任 監査役会 連携 監査役 取締役会 報告 ビ ジ ネ ス 検証 倫 理 委 員 会 選任 監査 報告 指示 関係会社調整会 指示 報告 報告 情報セキュリティ委員会 会 計 監 監査 査 人 リスク統括管理 (経営管理部) 指導 法務リスク (法務部) 信用リスク (審査第一部) 市場性リスク (財務部) 流動性リスク (財務部) 事務リスク (事務管理部) 事故災害リスク (総務部) 情報資産リスク (事務管理部) 指導 報告 報告 関係会社 報 告 業務執行部室 内部監査 監査部 「ビジネス倫理委員会」 理・内部統制に関する開示・評価の枠組みについて」中間報告 経営執行会議により選任された役付執行役員で構成され、 役 案等の公表を踏まえ、 社内検討体制として、 財務報告に係る内 職員のビジネス倫理観の向上を図ることを目的に、 ビジネス倫 部統制評価体制の確立、 コーポレート・ガバナンスの拡充、 リス 理(コンプライアンス)の実践に関する基本的な方針を審議・検 クマネジメント態勢の確立、 内部監査の拡充を主要テーマに検 証するとともに、 ビジネス倫理の実践に関する定着化施策・役職 討プロジェクトを立ち上げています。 員教育施策、 違反事態の是正や改善措置等についての検証 や提言を行っています。 ビジネス倫理(コンプライアンス)の定着化推進 「情報セキュリティ委員会」 当社グループは「コンプライアンスの徹底」を経営の重要課題と 役付執行役員で構成され、 個人情報をはじめとする情報資産 位置付け、 アコムビジネス倫理綱領およびビジネス倫理規程を を厳格に保護することにより、 情報資産リスクを許容範囲内に 制定し、 ビジネス倫理実践の行動原則や具体的なあり方を明示 抑え、 当社の健全性の維持向上を図るため、 情報セキュリティ するとともに、 ビジネス倫理委員会およびビジネス倫理室の設置 の維持・向上、 管理体制の整備、 中期的レベルアップ計画の策 ならびにビジネス倫理統括責任者およびコンプライアンス担当者 定と推進に係る事項等について審議、 決定を行っています。 を配置することで、 ビジネス倫理の実践を組織的、 計画的に実 施しています。 また、 関係会社においては、 グループ全体の基本 内部統制システムの強化・拡充 方針を定め、 各社を統括するとともに、 各社のコンプライアンス関 連規程の制定をはじめとするビジネス倫理実践体制の構築を 適正なコーポレート・ガバナンスを確保するために内部統制シス 支援し、 グループの役職員が一体となったビジネス倫理実践を テムの構築は不可欠であるとの認識に基づき、 取締役会のリー 推進しています。 ダーシップのもと、 組織内のすべての構成員が内部統制システ なお、 当社では、 ビジネス倫理の実践に関する通報、 相談窓 ムの構築および実効性の確保にあたるとともに、 内部統制シス 口を社内および社外に設置し、 不祥事の未然防止および早期 テムの有効性を常に評価、 検証し、 継続的に改善しています。 発見、 是正を図るとともに、 内部通報保護規程を制定し、 内部通 また、 金融庁の「内部統制の評価および監査の基準(公開草 報に関する運用の適正化および通報、 相談者の保護に努めて 案)」や経済産業省の「コーポレート・ガバナンスおよびリスク管 います。 25 IRサイトトップページ http://www.acom.co.jp/ir/index.html リスク管理体制の充実・強化 個人投資家専用ページ http://www.acom.co.jp/ir/pageobj330.html ク管理に基づく内部統制システムが構築されているか等を調 査し、 その結果を取締役会および監査役へ定期的に報告して リスク管理に関する基本的事項を経営リスク管理規程として制 います。 また、 モニタリング機能強化のため、 外部専門家との連 定し、 管理すべきリスクや管理手法を明確化するとともに、 リスク 携により監査知識・技能の向上を図るとともに、 高い倫理観と専 管理の統括部署である経営管理部で業務執行におけるリスク 門能力を有した監査人の育成に努めています。 を統括・一元管理し、 統合リスク管理体制の一層の充実・強化 に努めています。 また、 個人情報などの情報資産リスク管理に 正確で迅速なフェアディスクロージャーを推進 おいては、 情報セキュリティ管理規程に基づき、 想定されるリス クに対し適切な安全管理措置をはじめとする各種の対策を実 アコムでは、 投資家、 証券アナリスト向けの決算説明会、 個別取 施するとともに、 情報セキュリティ委員会の設置や情報セキュリ 材や投資家訪問、海外投資家を対象とした電話・ビデオコン ティ管理責任者の任命等、 各組織および役職員の役割を決定 ファレンス、 海外ロードショーの実施など、 国内外におけるIR活 し、 組織的、 体系的に情報セキュリティの確保に努めています。 動やインターネットIRによる公平かつ積極的なディスクロージャー を推進し、 ステークホルダーの皆さまに対する経営の透明性の モニタリング体制の充実・強化 維持・確保に努めています。 グローバル企業として海外投資家からも注目を集めている当 内部統制システムの構築、 運用状況については、 各組織におけ 社では、 毎年、 北米、 欧州、 アジアの各国を訪問し、 積極的に海 るモニタリングに加え、 監査部による独立したモニタリングを実施 外IR活動を展開しています。2005年度は、 北米10都市46社、 しています。監査部では業務執行部門における関連法令等の 欧州9都市46社、 アジア4都市17社とミーティングを実施し、 決算 遵守状況、 内部管理の取組状況などを検証、 評価し、 問題点の 内容の説明と今後の経営戦略についてプレゼンテーションを行 改善方法の提言等を行うとともに、 ルールの準拠性のみならず、 いました。 各組織において適切にリスク管理が行われているか、 また、 リス 26 社会貢献 “みる” コンサート物語 スポーツ支援活動 アコム創業の精神である『信頼の輪』のもと、 「企業活動を通じ て社会に奉仕する」こと、 そして、 地域社会との良好な関係を構 築することは、 企業の持続的な成長を実現するために不可欠 な要素だと、 私たちは考えます。 「さっぽろ祭りマラソン」に協賛 札幌祭りの慣例イベントとして広く市民に親しまれている「さっぽ ろ祭りマラソン」のスポンサーとして、 10年以上にわたり特別協 100回を超えるロングラン公演「 “みる”コンサート物語」 賛を続けています。 1994年にスタートした「 “みる” コンサート物語」は「影絵」 「生演 アコムインターナショナル 奏」 「語り」が一体化した、 誰でも楽しめるバリアフリーコンサート 「世界に通用する選手の育成」を目的として、 1983年からはじ として全国各地で開催しています。開催にあたっては、 地元行 められたトーナメントも23回目を迎え、 日本を代表するゴルフトー 政機関などから後援いただき、 運営スタッフも市民ボランティアに ナメントとして伝統を育んでいます。単なるスポーツ支援だけで お手伝いいただくなど、 多くの皆さんに支えられてきました。2005 はなく、 ギャラリーイベントなども開催し、 家族で楽しめるイベント 年度は13公演を開催し、 これまでの通算開催回数は101回、 来 として地域に根付いています。 また、 イベントの1つであるチャリ 場者総数は95,289名となりました。 ティーで得た募金は、 地元の福祉協会への寄付を通じ、 地域社 会への還元も行っています。 社員による自主的な社会貢献活動 「アコム青い鳥募金」活動 1984年に一社員の提案から始まった募金活動は、 2005年で22 年目を迎えました。集まった募金は、 財団法人自動車事故被害 者援護財団など、 社会福祉を主たる目的とした団体への寄付 に役立てられています。 27 取締役・監査役及び執行役員 2006年6月22日現在 取締役 代表取締役会長 木下 恭輔 代表取締役副会長 執行役員 社長執行役員 木下 盛好 専務執行役員 立田 正義 代表取締役社長 総務部 審査第一部 審査第二部 木下 盛好 嶋田 一弘 立田 正義 嶋田 一弘 常務取締役 赤木 滋 福田 順哉 守谷 修 冨松 悟 立木 清 取締役 永易 克典(社外) 赤木 滋 財務部 人事部 大橋 雄治 専務取締役 常務執行役員 経営企画部 経営管理部 海外事業開発部 国内関連事業部 保証事業部 福田 順哉 お客さまサービス部 事務管理部 システム部 守谷 修 監査部 法務部 ビジネス倫理室 社員相談室 冨松 悟 宣伝部 営業企画部 営業推進部 第一営業部 第二営業部 第三営業部 第四営業部 クレジット営業部 立木 清 リテール戦略室(リテール戦略室長兼務) 広報部 執行役員 日置 善一 田中 省三 監査役 村田 達明 清水 紘一 伊藤 哲士(社外) 高橋 紀勝(社外) 安藤 健二 佐藤 茂 新下 正彦 芦塚 司 田淵 悦郎 福元 一雄 28 ACOM in Figures データ集 30 関連マクロデータ 32 事業別の営業収益、 期末残高、 利用者数(連結) 36 6年分財務データ (連結) 38 7年分財務データ (単体) 40 その他営業・財務データ (単体) 54 株式情報 関連マクロデータ (年度) 2001/3 2002/3 2003/3 2004/3 . . . . . 3.20 4.7 0.62 0.5 -0.3 3.48 5.2 0.56 -2.1 -0.4 3.59 5.4 0.55 -2.6 -0.7 3.42 5.1 0.69 -0.9 -0.3 2. 消費関連統計 消費支出(前年同期比変化率) (%) . . . . . . . . . . . . . . 小売業販売額(前年度同期比変化率) (%) . . . . . . . . -1.2 -0.8 -3.4 -3.3 -0.6 -3.2 -0.2 -1.4 3. 金融関連統計他 10年国債利回り (%) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1.270 日経225(円) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15,616 1.400 11,468 0.700 9,611 1.435 9,939 1. 雇用関連統計 完全失業者数(百万人) . . . . . . . . . . . . . . . 完全失業率(%) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 有効求人倍率(倍) . . . . . . . . . . . . . . . . . . 現金給与総額(前年同期比変化率) (%) . 常用雇用指数(前年同期比変化率) (%) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 出所:日本経済新聞 関連マクロデータ (月次) 2004年 2005年 12月 1月 2月 3月 4月 5月 4.5 10,856 4.7 14,415 4.5 18,002 4.4 16,522 4.4 14,126 4.5 完全失業率(%). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 自己破産申請数(件数). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19,820 出所:総務省(完全失業率) 出所:最高裁判所(自己破産申請数) 30 2005/3 2006/3 3.08 4.6 0.86 -0.3 0.7 2.74 4.4 0.98 0.7 0.5 -0.2 -0.7 -1.4 1.3 1.320 11,321 1.770 17,059 2006年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4.2 17,193 4.4 15,614 4.3 15,523 4.2 15,250 4.5 15,141 4.6 15,291 4.4 16,361 4.5 10,479 4.1 14,359 4.1 16,001 31 事業別営業収益(連結) 2002/3 前期比 (%) 営業収益 . . . . . . . . . . . . . . . ローン事業 . . . . . . . . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . DCキャッシュワン . . . . . EASY BUY(注1) . . . . . ジェイシーケイクレジット クレジットカード事業 . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . ジェイシーケイクレジット 信販事業 . . . . . . . . . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . EASY BUY . . . . . . . . ジェイシーケイクレジット 保証事業 . . . . . . . . . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . DCキャッシュワン . . . . . サービサー事業 . . . . . . . . 買取債権回収高 . . . . レンタル事業 . . . . . . . . . . その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 414,918 . 380,553 — . — . — . — . 3,771 . — . — . . 23,595 — . — . — . 319 . — . — . 191 . — . 3,853 . 2,634 . 10.4 9.3 — — — — 60.2 — — 35.2 — — — — — — — — -30.8 31.1 百万円 2003/3 437,572 5.5 398,057 4.6 — — — — — — — — 5,096 35.1 — — — — 25,725 9.0 — — — — — — 1,866 483.8 — — — — 925 383.9 436 192.1 3,629 -5.8 2,271 -13.8 (注1)EASY BUY Public Company Limited は2005年4月1日付で、SIAM A&C CO., LTD. より商号を変更(以下同じ) 。 32 2004/3 前期比 (%) 前期比 (%) 434,968 391,259 386,217 — 5,028 13 5,876 5,782 93 22,738 14,002 1,975 6,761 5,037 5,037 — 2,786 2,088 3,527 3,742 -0.6 -1.7 -2.4 — 129.5 -65.8 15.3 15.4 10.7 -11.6 -14.4 18.5 -12.2 169.8 169.8 — 201.2 377.9 -2.8 64.8 百万円 2006/3 2005/3 前期比 (%) 433,965 -0.2 387,348 -1.0 379,248 -1.8 — — 8,095 61.0 4 -69.2 6,311 7.4 6,227 7.7 84 -9.7 16,622 -26.9 9,456 -32.5 2,827 43.1 4,339 -35.8 7,627 51.4 7,627 51.4 — — 8,762 214.5 7,757 271.5 3,781 7.2 3,511 -6.2 2007/3計画 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 (通期) 前期比 (%) 110,512 99,428 94,359 2,596 2,471 0 1,631 1,613 17 4,006 1,740 1,540 725 1,345 1,345 — 2,466 2,289 1,041 591 222,182 199,358 188,899 5,388 5,070 0 3,265 3,229 35 7,759 3,264 3,159 1,335 3,013 3,013 — 5,323 4,936 2,119 1,343 336,123 299,790 283,610 8,356 7,823 0 4,921 4,867 53 11,488 4,630 5,008 1,849 4,469 4,469 — 10,229 9,565 3,285 1,937 445,431 396,485 374,233 11,354 10,895 0 6,462 6,389 72 14,839 5,802 6,762 2,275 6,651 6,244 406 14,117 13,322 4,318 2,557 2.6 2.4 -1.3 — 34.6 -77.5 2.4 2.6 -14.0 -10.7 -38.6 139.2 -47.6 -12.8 -18.1 — 61.1 71.7 14.2 -27.2 前期比 (%) 438,300 386,400 360,800 13,700 11,900 0 6,700 6,600 100 10,200 4,000 5,100 1,100 12,700 9,700 3,000 14,400 13,700 4,500 3,400 -1.6 -2.5 -3.6 20.7 9.2 — 3.7 3.3 38.2 -31.3 -31.1 -24.6 -51.6 90.9 55.3 638.3 2.0 2.8 4.2 32.9 33 事業別期末残高(連結) 百万円 2003/3 2002/3 前期末比 (%) 期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . ローン事業 . . . . . . . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . ジェイシーケイクレジット EASY BUY . . . . . . . DCキャッシュワン . . . . . クレジットカード事業 . . . . . アコムMasterCard® . ジェイシーケイクレジット 信販事業 . . . . . . . . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . ジェイシーケイクレジット EASY BUY . . . . . . . サービサー事業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,888,413 . 1,618,660 . 1,616,837 327 . 1,495 . — . 32,102 . 31,388 . 624 . . 237,502 . 161,247 69,996 . 6,258 . 147 . <参考> 保証残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . アコム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . DCキャッシュワン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9.8 8.1 8.1 -59.5 — — 62.7 63.8 54.1 16.5 7.1 42.5 51.1 — 9,539 9,539 — — — — 2004/3 前期末比 (%) 1,941,244 2.8 1,660,256 2.6 1,652,890 2.2 153 -53.1 7,212 382.3 — — 41,850 30.4 41,114 31.0 684 9.6 237,948 0.2 153,203 -5.0 77,338 10.5 7,406 18.3 1,189 706.5 57,926 57,926 — — — — 前期末比 (%) 1,857,536 1,623,154 1,612,799 66 10,289 — 46,731 45,941 758 181,567 113,934 59,785 7,847 6,082 -4.3 -2.2 -2.4 -56.8 42.7 — 11.7 11.7 10.8 -23.7 -25.6 -22.7 6.0 411.1 100,971 100,971 — 74.3 74.3 — 事業別利用者数(連結) 2002/3 2003/3 前期末比 (%) (注1) ローン事業(件) ...... アコム . . . . . . . . . . . . . . ジェイシーケイクレジット . EASY BUY . . . . . . . . . DCキャッシュワン . . . . . . (注2) クレジットカード事業(人) アコムMasterCard® . . . ジェイシーケイクレジット . (注3) 信販事業(件) ....... アコム . . . . . . . . . . . . . . ジェイシーケイクレジット . EASY BUY . . . . . . . . . (注4) サービサー事業(件) .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3,058,274 3,035,706 2,719 19,849 — 1,016,544 1,004,118 4,952 905,725 486,532 246,786 172,407 1,468 (注1) ローン事業:営業貸付金残高(無利息残高を含む) を有する口座数 (注2) クレジットカード事業:有効会員数 (注3)信販事業:割賦売掛金残高を有する契約件数 (注4)サービサー事業:債権買取額の残高を有する口座数 34 5.5 4.9 -45.3 — — 30.1 33.4 52.9 17.8 9.0 16.4 55.9 — 2004/3 前期末比 (%) 3,161,304 3.4 3,032,330 -0.1 1,122 -58.7 127,852 544.1 — — 1,021,131 0.5 1,014,845 1.1 6,004 21.2 991,162 9.4 479,182 -1.5 263,202 6.7 248,778 44.3 10,540 618.0 前期末比 (%) 3,161,894 2,954,073 422 207,399 — 1,071,681 1,064,492 6,982 886,110 387,261 222,424 276,425 31,851 0.0 -2.6 -62.4 62.2 — 5.0 4.9 16.3 -10.6 -19.2 -15.5 11.1 202.2 百万円 2006/3 2005/3 前期末比 (%) 1,869,685 0.7 1,680,184 3.5 1,601,773 -0.7 33 -49.8 17,163 66.8 59,246 — 49,399 5.7 48,833 6.3 546 -27.9 127,378 -29.8 70,014 -38.5 33,607 -43.8 23,756 202.7 12,723 109.2 78,015 78,015 — -22.7 -22.7 — 第2四半期 第3四半期 第4四半期 (通期) 前期末比 (%) 1,873,667 1,688,899 1,603,842 28 19,040 63,701 49,392 48,822 556 121,313 64,128 29,576 27,608 14,061 1,871,972 1,697,962 1,606,799 24 20,504 68,103 49,129 48,579 538 108,949 56,783 24,521 27,645 15,930 1,852,470 1,692,016 1,593,832 22 24,541 70,768 49,323 48,739 569 96,379 51,840 20,702 23,837 14,751 1,852,053 1,703,172 1,596,276 20 29,564 74,142 48,120 47,537 568 83,335 45,769 17,335 20,229 17,423 -0.9 1.4 -0.3 -38.7 72.3 25.1 -2.6 -2.7 4.1 -34.6 -34.6 -48.4 -14.8 36.9 80,856 80,856 — 83,580 83,580 — 86,134 86,134 — 89,894 89,639 254 15.2 14.9 — 2005/3 前期末比 (%) 3,406,054 7.7 2,902,916 -1.7 167 -60.4 347,003 67.3 150,074 — 1,197,784 11.8 1,191,975 12.0 5,609 -19.7 958,768 8.2 284,782 -26.5 148,059 -33.4 525,927 90.3 137,808 332.7 2007/3計画 第1四半期 2006/3 第1四半期 第2四半期 第3四半期 3,423,022 2,894,869 132 363,317 157,849 1,209,028 1,203,179 5,650 960,816 265,708 133,652 561,456 161,588 3,443,070 2,888,690 98 383,168 163,612 1,226,580 1,220,853 5,528 924,944 244,575 120,214 560,155 190,900 3,442,555 2,870,024 64 396,057 168,082 1,240,513 1,234,566 5,750 809,563 226,289 107,363 475,911 183,854 前期末比 (%) 1,875,500 1.3 1,739,200 2.1 1,597,600 0.1 0 -100.0 44,600 50.8 92,100 24.2 49,900 3.7 49,200 3.5 700 23.1 66,000 -20.8 39,000 -14.8 9,700 -44.0 17,300 -14.5 20,400 17.1 255,300 213,600 41,700 184.0 138.3 — 2007/3計画 第4四半期 (通期) 前期末比 (%) 3,450,636 2,859,176 40 410,142 172,183 1,259,509 1,253,603 5,709 671,742 205,783 96,023 369,936 200,662 1.3 -1.5 -76.0 18.2 14.7 5.2 5.2 1.8 -29.9 -27.7 -35.1 -29.7 45.6 前期末比 (%) 3,666,100 6.2 2,807,200 -1.8 0 -100.0 653,400 59.3 191,300 11.1 1,358,700 7.9 1,351,300 7.8 7,200 26.1 589,600 -12.2 205,900 0.1 53,500 -44.3 330,200 -10.7 — — 35 6年分財務データ (連結) 各3月31日に終了した会計年度 百万円 2001 1. 期間値 営業収益 . . . . . . . . . . . . 営業費用 . . . . . . . . . . . . うち貸倒費用(注1) . . . . うち利息返還費用(注2). 営業利益 . . . . . . . . . . . . 経常利益 . . . . . . . . . . . . 当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 375,674 215,363 52,420 — 160,310 160,811 81,369 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2. 期末値 総資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 期末債権残高(営業貸付金+割賦売掛金) . 不良債権総額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち破綻先債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち延滞債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち3ヶ月以上延滞債権 . . . . . . . . . . . . . . うち貸出条件緩和債権 . . . . . . . . . . . . . . 貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 株主資本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 有利子負債残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,943,836 . 1,720,616 34,819 . 3,650 . 16,897 . 684 . 13,587 . 64,360 . . 503,335 . 1,333,568 3. 1株当りデータ 当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 株主資本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4. 指標 営業利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注3) .............................................................. 株主資本当期純利益率(ROE) (注3) 総資本当期純利益率(ROA) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注1)貸倒費用=貸倒損失+貸倒引当金積増+債務保証損失引当金積増 (注2)利息返還費用=利息返還金+利息返還損失引当金積増 (注3)ROE、 ROAの貸借対照表科目は、 期首・期末の単純平均 36 円 554.92 3,432.67 65.00 % 42.7 17.5 4.2 2002 2003 百万円 2004 2005 2006 414,918 243,669 72,047 — 171,248 171,836 95,637 437,572 290,877 115,671 — 146,695 144,244 75,096 434,968 314,577 140,505 — 120,391 118,773 70,319 433,965 289,604 108,453 — 144,361 143,347 81,533 445,431 335,039 117,125 37,228 110,392 113,011 65,595 2,166,865 1,888,265 44,516 7,204 21,751 519 15,041 81,064 582,737 1,470,366 2,183,414 1,940,055 60,791 9,227 31,302 1,139 19,122 112,549 644,431 1,439,905 2,075,389 1,851,454 80,259 9,280 36,966 1,787 32,225 135,350 697,166 1,294,571 2,077,334 1,856,962 83,961 8,906 37,077 1,781 36,196 130,532 863,760 1,128,226 2,106,681 1,834,629 114,371 7,707 49,904 1,995 54,764 131,620 927,722 1,064,585 653.18 3,983.61 80.00 513.08 4,405.08 80.00 487.77 4,855.98 80.00 516.23 5,456.39 100.00 416.69 5,901.69 140.00 41.3 17.6 4.7 33.5 12.2 3.5 33.3 10.4 3.9 24.8 7.3 3.1 円 % 27.7 10.5 3.3 37 7年分財務データ (単体) 各3月31日に終了した会計年度 百万円 2000 1. 期間値 営業収益 . . . . . . . . . . . . . 営業費用 . . . . . . . . . . . . . うち貸倒費用(注1) . . . . . うち利息返還費用(注2) . 営業利益 . . . . . . . . . . . . . 経常利益 . . . . . . . . . . . . . 当期純利益 . . . . . . . . . . . 2001 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 341,767 197,392 47,461 — 144,374 142,735 74,038 366,712 208,205 51,654 — 158,507 159,062 80,757 2. 期末値 総資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 期末債権残高(営業貸付金+割賦売掛金). 不良債権総額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち破綻先債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち延滞債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . うち3ヶ月以上延滞債権 . . . . . . . . . . . . . うち貸出条件緩和債権 . . . . . . . . . . . . . . 貸倒引当金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 株主資本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 有利子負債残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,700,322 . 1,476,050 34,077 . 3,776 . 13,408 . 498 . 16,394 . 54,300 . . 427,716 . 1,192,926 1,876,210 1,666,149 34,596 3,650 16,866 518 13,561 61,900 502,833 1,283,167 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3. 1株当りデータ 当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 株主資本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4. 指標 営業利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注3) 株主資本当期純利益率(ROE) (注3) 総資本当期純利益率(ROA) . . ローン事業貸倒損失率 . . . . . . . . . (注4) 開示不良債権比率(グロス) .... (注5) 開示不良債権比率(ネット) . . . . . 円 504.93 2,916.96 55.00 % . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注1)貸倒費用=貸倒損失+貸倒引当金積増+債務保証損失引当金積増 (注2)利息返還費用=利息返還金+利息返還損失引当金積増 (注3)ROE、 ROAの貸借対照表科目は、 期首・期末の単純平均 (注4)開示不良債権比率(グロス)=不良債権総額÷ (営業貸付金残高+破産再生更生債権等) (注5)開示不良債権比率(ネット)=(不良債権総額−貸倒引当金残高) ÷ (営業貸付金残高+破産再生更生債権等) 38 550.75 3,429.24 65.00 42.2 19.2 4.5 2.7 2.5 -1.5 43.2 17.4 4.5 2.9 2.3 -1.8 2002 2003 百万円 2004 2005 2006 400,818 231,857 69,997 — 168,961 170,680 94,777 419,258 276,677 112,108 — 142,581 144,502 77,489 411,799 295,918 135,474 — 115,880 117,799 65,648 402,734 262,500 102,462 — 140,234 141,695 83,001 396,637 290,512 108,183 37,227 106,124 108,174 64,152 2,095,251 1,809,564 43,691 7,204 20,972 497 15,016 77,700 580,716 1,417,966 2,110,009 1,847,259 60,491 9,227 31,128 1,036 19,099 107,700 645,386 1,384,848 2,019,648 1,772,706 79,754 9,280 36,632 1,638 32,204 129,400 694,082 1,260,090 1,951,625 1,720,641 81,210 8,377 35,310 1,345 36,177 122,400 862,301 1,028,722 1,961,462 1,689,598 109,573 7,000 46,709 1,110 54,752 122,700 923,408 945,208 647.31 3,969.80 80.00 529.45 4,411.62 80.00 455.36 4,834.50 80.00 525.53 5,447.18 100.00 407.52 5,874.25 140.00 42.2 17.5 4.8 3.2 2.7 -2.1 34.0 12.6 3.7 4.6 3.7 -2.9 34.8 10.7 4.2 6.1 5.1 -2.6 26.8 7.2 3.3 6.0 6.9 -0.8 円 % 28.1 9.8 3.2 6.4 4.9 -3.1 39 期末残高(単体) 百万円 2004/3 2003/3 前期末比 (%) 2005/3 前期末比 (%) 前期末比 (%) . . . . . . . . . . 1,847,259 1,652,890 1,582,751 1,582,125 625 70,139 56,852 41,166 41,114 153,203 2.1 2.2 2.2 2.2 -40.1 3.2 6.2 30.8 31.0 -5.0 1,772,706 1,612,799 1,548,616 1,548,274 341 64,183 52,781 45,973 45,941 113,934 -4.0 -2.4 -2.2 -2.1 -45.4 -8.5 -7.2 11.7 11.7 -25.6 1,720,641 1,601,773 1,545,493 1,545,295 197 56,280 47,135 48,853 48,833 70,014 -2.9 -0.7 -0.2 -0.2 -42.3 -12.3 -10.7 6.3 6.3 -38.5 ......... 524 2.3 527 0.6 535 1.5 <参考> 保証残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57,926 — 100,971 74.3 137,261 35.9 期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . ローン事業 . . . . . . . . . . . 無担保ローン . . . . . . . 消費者向 . . . . . . . . 事業者向 . . . . . . . . 有担保ローン . . . . . . . 不動産カードローン クレジットカード事業 . . . . . アコムMasterCard® . 信販事業 . . . . . . . . . . . . 1口座当たり貸付単価 [消費者向無担保(千円)] . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 利用者数(単体) 2003/3 2004/3 前期末比 (%) (注1) ローン事業(件) ........ 無担保ローン . . . . . . . . . 消費者向 . . . . . . . . . . 事業者向 . . . . . . . . . . 有担保ローン . . . . . . . . . (注2) クレジットカード事業(人) . アコムMasterCard® . . . (注3) 信販事業(件) ......... . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注1) ローン事業:営業貸付金残高を有する口座数 (注2) クレジットカード事業:有効会員数 (注3)信販事業:割賦売掛金残高を有する契約件数 40 . . . . . . . . 3,032,330 -0.1 3,017,837 -0.1 3,017,176 -0.1 661 -24.2 14,493 4.1 1,015,127 0.3 1,014,845 1.1 479,182 -1.5 2005/3 前期末比 (%) 2,954,073 2,940,345 2,939,945 400 13,728 1,064,699 1,064,492 387,261 -2.6 -2.6 -2.6 -39.5 -5.3 4.9 4.9 -19.2 前期末比 (%) 2,902,916 2,890,353 2,890,120 233 12,563 1,192,175 1,191,975 284,782 -1.7 -1.7 -1.7 -41.8 -8.5 12.0 12.0 -26.5 百万円 2006/3 第1四半期 前年 同期比(%) 第2四半期 前年 同期比(%) 2007/3計画 第3四半期 前年 同期比(%) 第4四半期 前期末比 (%) (通期) 1,716,806 -2.5 1,603,842 -0.5 1,548,745 -0.1 1,548,565 -0.1 179 -40.5 55,097 -10.8 — — 48,836 3.8 48,822 3.8 64,128 -37.3 1,712,174 -2.3 1,606,799 -0.5 1,551,716 -0.2 1,551,549 -0.1 167 -38.0 55,083 -8.4 — — 48,591 0.5 48,579 0.5 56,783 -36.4 1,694,425 -2.2 1,593,832 -0.6 1,539,522 -0.4 1,539,372 -0.4 149 -37.2 54,310 -5.9 — — 48,753 -0.4 48,739 -0.4 51,840 -35.3 1,689,598 -1.8 1,596,276 -0.3 1,542,256 -0.2 1,542,121 -0.2 134 -31.5 54,020 -4.0 46,210 -2.0 47,551 -2.7 47,537 -2.7 45,769 -34.6 537 1.5 539 1.3 539 1.3 542 144,558 30.8 151,684 25.0 156,903 21.5 163,782 1,685,800 1,597,600 1,546,000 1,545,900 100 51,600 — 49,200 49,200 39,000 -0.2 0.1 0.2 0.2 -25.9 -4.5 — 3.5 3.5 -14.8 1.3 553 2.0 19.3 305,600 86.6 2006/3 第1四半期 前年 同期比(%) 2,894,869 -1.6 2,882,435 -1.6 2,882,229 -1.5 206 -41.1 12,434 -6.8 1,203,378 12.7 1,203,179 12.7 265,708 -26.2 第2四半期 前年 同期比(%) 2,888,690 -1.5 2,876,210 -1.5 2,876,016 -1.5 194 -37.2 12,480 -4.8 1,221,052 2.6 1,220,853 2.6 244,575 -26.4 前期末比 (%) 2007/3計画 第3四半期 前年 同期比(%) 2,870,024 -1.5 2,857,629 -1.5 2,857,465 -1.5 164 -40.6 12,395 -2.9 1,234,763 3.2 1,234,566 3.2 226,289 -26.8 第4四半期 前期末比 (%) (通期) 2,859,176 -1.5 2,846,796 -1.5 2,846,643 -1.5 153 -34.3 12,380 -1.5 1,253,800 5.2 1,253,603 5.2 205,783 -27.7 前期末比 (%) 2,807,200 2,795,300 2,795,200 100 11,900 1,351,500 1,351,300 205,900 -1.8 -1.8 -1.8 -34.6 -3.9 7.8 7.8 0.1 41 新客数(単体) 人 2004/3 2003/3 前期比 (%) ローン事業新客数 無担保ローン . 消費者向 . . 事業者向 . . 有担保ローン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 408,146 . 406,693 . 406,685 8 . 1,453 . -8.0 -8.0 -8.0 -57.9 7.3 2005/3 前期比 (%) 359,311 -12.0 358,570 -11.8 358,570 -11.8 0 -100.0 741 -49.0 前期比 (%) 340,033 339,567 339,567 0 466 -5.4 -5.3 -5.3 — -37.1 ローン事業店舗数(単体) 所 2004/3 2003/3 前期末比 ローン事業店舗数 有人店舗 . . . . . 無人店舗 . . . . . クイックむじん . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,716 468 1,248 — -45 -53 8 — 2005/3 前期末比 1,699 381 1,318 — -17 -87 70 — 前期末比 1,785 324 1,461 38 86 -57 143 38 むじんくん(単体) 2003/3 2004/3 前期末比 むじんくんコーナー数(所). . . . . . . . . . . . むじんくん台数(台). . . . . . . . . . . . . . クイックむじん . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,705 1,706 — -44 -45 — 2005/3 前期末比 1,691 1,692 — -14 -14 — 前期末比 91 91 38 1,782 1,783 38 CD・ATM(単体) 2003/3 台 2004/3 前期末比 CD・ATM台数 . . . . . . . 自社設置分 . . . . . . . . 年中無休 . . . . . . . . 24時間稼働 . . . 提携分 . . . . . . . . . . . . ※その他提携チャネル(注). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注)※はコンビニエンスストアの決済代行 42 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69,215 19,438 2,026 -42 2,020 -39 1,749 -24 67,189 19,480 7,621 10 2005/3 前期末比 76,282 1,961 1,957 1,705 74,321 8,424 7,067 -65 -63 -44 7,132 803 前期末比 81,736 1,891 1,888 1,662 79,845 8,684 5,454 -70 -69 -43 5,524 260 人 2006/3 第1四半期 84,943 84,816 84,816 0 127 前年 同期比(%) -5.3 -5.3 -5.3 — 24.5 第2四半期 168,888 168,600 168,600 0 288 前年 同期比(%) 2007/3計画 第3四半期 247,630 247,198 247,198 0 432 -4.1 -4.1 -4.1 — 24.1 前年 同期比(%) -4.0 -4.0 -4.0 — 31.3 第4四半期 (通期) 330,385 329,814 329,814 0 571 前期比 (%) 前期比 (%) -2.8 -2.9 -2.9 — 22.5 346,500 346,000 346,000 0 500 4.9 4.9 4.9 — -12.4 所 2006/3 2007/3計画 第1四半期 前期末比 第2四半期 前期末比 第3四半期 前期末比 第4四半期 (通期) 1,835 310 1,525 73 50 -14 64 35 1,901 299 1,602 111 116 -25 141 73 1,938 288 1,650 138 153 -36 189 100 2,003 277 1,726 194 前期末比 225 225 163 前期末比 218 -47 265 156 2006/3 前期末比 2,148 266 1,882 298 145 -11 156 104 2007/3計画 第1四半期 前期末比 第2四半期 前期末比 第3四半期 前期末比 第4四半期 (通期) 1,832 1,833 73 50 50 35 1,898 1,899 111 116 116 73 1,939 1,940 142 157 157 104 2,007 2,008 201 前期末比 2,151 2,152 305 144 144 104 台 2006/3 第1四半期 81,020 1,905 1,904 1,680 79,115 8,746 前期末比 -716 14 16 18 -730 62 第2四半期 81,493 1,932 1,931 1,705 79,561 8,814 前期末比 -243 41 43 43 -284 130 2007/3計画 第3四半期 前期末比 第4四半期 (通期) 81,923 1,941 1,940 1,716 79,982 8,883 187 50 52 54 137 199 83,868 1,952 1,951 1,727 81,916 8,903 前期末比 2,132 61 63 65 2,071 219 前期末比 — 2,033 — — — — — 81 — — — — 43 社員数(単体) 人 2004/3 2003/3 前期末比 社員数(注) . . . . . . . . . . . . . 本社管理部門 . . . . . . . 審査部門 . . . . . . . . . 金融サービス事業部門 コンタクトセンター . . . クレジット営業部 . . . 保証事業部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4,405 869 302 3,536 1,059 228 — 39 113 61 -74 724 -3 — 2005/3 前期末比 4,238 932 345 3,306 943 346 — -167 63 43 -230 -116 118 — 前期末比 4,096 925 336 3,171 887 317 48 -142 -7 -9 -135 -56 -29 48 (注)社員数の2003年3月期の数値は同年6月の組織変更に伴う異動者を営業本部から本社管理部門へ調整したもの。 期中平均利回り (単体) % 2002/3 2001/3 期中平均利回り(注). 無担保ローン . . . 消費者向 . . . 事業者向 . . . 有担保ローン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24.08 24.75 24.76 22.88 11.33 . . . . . 2003/3 前期比 p.p. 前期比 p.p. -0.78 -0.95 -0.94 -1.20 0.13 23.80 24.32 24.32 21.59 12.13 -0.28 -0.43 -0.44 -1.29 0.80 前期比 p.p. 23.47 23.96 23.96 20.04 12.15 -0.33 -0.36 -0.36 -1.55 0.02 (注)期中平均利回り=営業貸付金利息/月初平均貸付金残高(%)[年率換算] 貸付金利別残高構成 [消費者向無担保ローン](単体) 百万円 2004/3 2003/3 2005/3 残高 実質年率 営業貸付金残高 . . . 28.470%以上 . . . 27.375% . . . . . . . 25.000∼26.500% 20.000∼24.820% 18.250∼19.000% 15.000∼18.000% 15.000%未満 . . . 44 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 構成比 (%) 構成比 (%) 構成比 (%) . 1,582,125 100.0 49,475 3.1 . 639,356 40.4 . . 345,529 21.9 . 332,760 21.0 96,294 6.1 . 99,223 6.3 . 19,485 1.2 . 1,548,274 100.0 39,701 2.5 642,084 41.5 338,972 21.9 312,491 20.2 87,939 5.7 92,256 6.0 34,827 2.2 1,545,295 100.0 31,483 2.1 652,293 42.2 343,838 22.3 304,686 19.7 79,546 5.1 91,183 5.9 42,263 2.7 人 2006/3 2007/3計画 第1四半期 前期末比 第2四半期 前期末比 第3四半期 前期末比 第4四半期 (通期) 4,129 930 343 3,199 895 310 52 33 5 7 28 8 -7 4 4,067 925 338 3,142 962 305 53 -29 0 2 -29 75 -12 5 4,004 939 347 3,065 973 293 55 -92 14 11 -106 86 -24 7 3,911 937 346 2,974 964 281 59 前期末比 -185 12 10 -197 77 -36 11 前期末比 3,772 994 361 2,778 — 260 110 -139 57 15 -196 — -21 51 % 2004/3 2005/3 前期比 p.p. 23.23 23.72 23.72 18.96 12.16 2006/3 前期比 p.p. 23.13 23.55 23.55 17.12 12.27 -0.24 -0.24 -0.24 -1.08 0.01 2007/3計画 前期比 p.p. -0.10 -0.17 -0.17 -1.84 0.11 22.94 23.32 23.32 16.63 12.38 -0.19 -0.23 -0.23 -0.49 0.11 前期比 p.p. 22.25 22.60 22.60 12.03 12.21 -0.69 -0.72 -0.72 -4.60 -0.17 百万円 2006/3 2007/3計画 残高 第1四半期 構成比 (%) 1,548,565 100.0 29,804 1.9 645,180 41.7 346,281 22.4 308,868 19.9 77,374 5.0 92,117 5.9 48,938 3.2 第2四半期 構成比 (%) 1,551,549 100.0 28,331 1.8 642,272 41.4 346,465 22.3 311,909 20.1 75,824 4.9 94,872 6.1 51,872 3.4 第3四半期 構成比 (%) 1,539,372 100.0 26,767 1.7 632,361 41.1 341,621 22.2 311,174 20.2 73,717 4.8 96,444 6.3 57,284 3.7 第4四半期 (通期) 構成比 (%) 構成比 (%) 1,542,121 100.0 25,418 1.6 623,676 40.4 338,043 21.9 314,393 20.4 73,732 4.8 104,125 6.8 62,731 4.1 1,545,900 100.0 0.9 14,000 532,900 34.5 315,300 20.4 298,000 19.3 4.7 73,200 246,700 16.0 4.2 65,800 45 貸付金額別残高構成 [消費者向無担保ローン](単体) 百万円 2004/3 2003/3 2005/3 残高 構成比 (%) 構成比 (%) 構成比 (%) 20,603 1.3 . 125,037 7.9 . . 631,290 39.9 . 326,476 20.6 . 478,716 30.3 . 1,582,125 100.0 20,278 1.3 124,248 8.0 599,785 38.7 307,933 20.0 496,029 32.0 1,548,274 100.0 19,936 1.3 116,143 7.5 599,363 38.8 295,102 19.1 514,749 33.3 1,545,295 100.0 残高ランク 10万円以下 . . . . . . . . 10万円超 30万円以下 30万円超 50万円以下 50万円超100万円以下 100万円超 . . . . . . . . . 合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 新規顧客年収別件数構成 [消費者向無担保ローン](単体) 件 2002/3 2003/3 口座数 初回 貸付単価 (千円) 構成比 (%) 年収ランク 200万円以下 . . . . . . . . . . 200万円超 500万円以下 500万円超 700万円以下 700万円超1000万円以下 1000万円超 . . . . . . . . . . . 合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 口座数 . 101,134 22.9 . 276,288 62.5 9.6 . 42,720 18,054 4.1 . 3,969 0.9 . . 442,165 100.0 構成比 (%) 133 158 204 227 246 161 初回 貸付単価 (千円) 96,455 23.7 255,555 62.9 36,465 8.9 15,014 3.7 3,196 0.8 406,685 100.0 136 161 204 225 239 162 顧客年代別件数構成比 [消費者向無担保ローン](単体) % ∼29才 30∼39才 40∼49才 50∼59才 60才以上 合計 . . . . . . 46 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2001/3 2002/3 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 22.1 . 27.2 27.4 26.8 . 22.4 . 21.2 19.8 . 17.4 6.8 8.9 . . 100.0 100.0 26.3 22.9 28.1 27.3 20.7 21.7 17.7 19.6 7.2 8.5 100.0 100.0 百万円 2006/3 2007/3計画 残高 構成比 (%) 第1四半期 第2四半期 19,886 1.3 114,984 7.4 599,356 38.7 288,916 18.7 525,422 33.9 1,548,565 100.0 構成比 (%) 20,019 1.3 114,092 7.4 598,441 38.6 286,293 18.4 532,701 34.3 1,551,549 100.0 19,821 1.3 111,640 7.2 592,406 38.5 281,774 18.3 533,728 34.7 1,539,372 100.0 構成比 (%) 86,242 24.1 227,416 63.4 30,252 8.4 12,214 3.4 2,446 0.7 358,570 100.0 構成比 (%) 構成比 (%) 20,000 1.3 110,773 7.2 591,294 38.4 278,185 18.0 541,866 35.1 1,542,121 100.0 20,000 1.3 109,500 7.1 589,200 38.1 277,400 17.9 549,800 35.6 1,545,900 100.0 件 2005/3 2004/3 口座数 第4四半期 (通期) 構成比 (%) 第3四半期 口座数 初回 貸付単価 (千円) 構成比 (%) 123 151 193 217 229 151 83,370 24.5 214,180 63.1 28,065 8.3 11,712 3.4 2,240 0.7 339,567 100.0 2006/3 口座数 初回 貸付単価 (千円) 構成比 (%) 134 158 199 230 247 158 82,914 25.1 207,675 63.0 26,279 8.0 10,746 3.2 2,200 0.7 329,814 100.0 初回 貸付単価 (千円) 139 158 192 220 243 159 % 2003/3 2004/3 2005/3 2006/3 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 25.3 21.8 28.7 28.0 20.5 21.7 17.9 19.7 7.6 8.8 100.0 100.0 24.2 21.6 29.3 28.5 20.5 21.5 18.0 19.3 8.0 9.1 100.0 100.0 23.1 21.6 29.5 28.7 20.7 21.3 18.3 19.0 8.4 9.4 100.0 100.0 22.1 22.5 29.3 28.1 20.9 21.6 18.9 18.7 9.1 8.8 100.0 100.0 47 顧客性別件数構成比 [消費者向無担保ローン](単体) % 男性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 女性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2001/3 2002/3 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 73.2 26.8 70.7 29.3 73.3 26.7 70.0 30.0 貸倒損失(単体) 百万円 2004/3 2003/3 2005/3 前期比 (%) 前期比 (%) 112,598 38.0 103,093 36.7 100,781 34.3 2,312 494.8 4,745 41.9 2,890 17.6 1,860 506.1 前期比 (%) 108,446 -3.7 97,166 -5.7 96,415 -4.3 750 -67.5 4,394 -7.4 3,095 7.1 3,785 103.5 . . . . . . . 81,608 75,428 75,039 388 3,344 2,457 306 50.4 47.9 50.9 -69.9 89.2 66.6 — ............ 363 9.3 395 8.8 408 3.3 <参考> 1口座当たり既存顧客単価 [無担保ローン (千円)] . . . . . . . . . . . . . 524 — 527 0.6 535 1.5 貸倒損失 . . . . . . . . . . . ローン事業 . . . . . . . . 無担保ローン . . . . 有担保ローン . . . . アコムMasterCard® 信販事業 . . . . . . . . . 信用保証事業 . . . . . 1口座当たり償却単価 [無担保ローン (千円)] . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注1、2) 貸倒損失率(単体) % 2004/3 2003/3 前期比 (p.p.) ローン事業 . . . . . . . . 無担保ローン . . . . 有担保ローン . . . . アコムMasterCard® 信販事業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <参考> 信用保証事業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4.56 4.74 0.54 8.13 1.60 (1.41) (1.53) (-1.30) (2.50) (0.69) 0.52 (0.39) (注1)貸倒損失率 ローン事業=貸倒損失額/(営業貸付金残高+破産再生更生債権残高) アコムMasterCard®=貸倒損失額/割賦売掛金残高 信販事業=貸倒損失額/割賦売掛金残高 信用保証事業=貸倒損失額/(保証残高+保証実行残高) (注2)貸倒損失率の前期比欄には ( )書きで増減数を表示 48 2005/3 前期比 (p.p.) 前期比 (p.p.) (1.82) (1.76) (3.01) (2.19) (0.94) 6.05 6.23 1.31 8.98 4.39 (-0.33) (-0.27) (-2.24) (-1.34) (1.85) 1.80 (1.28) 2.68 (0.88) 6.38 6.50 3.55 10.32 2.54 % 2003/3 2004/3 2005/3 2006/3 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 既存債権 償却債権 73.3 26.7 69.2 30.8 73.4 26.6 69.0 31.0 73.5 26.5 69.5 30.5 73.3 26.7 69.8 30.2 百万円 2006/3 第1四半期 前年 同期比(%) 25,503 -8.5 22,708 -9.2 22,594 -9.0 113 -34.8 1,002 -14.6 595 -31.8 1,196 44.3 第2四半期 前年 同期比(%) 2007/3計画 第3四半期 51,819 -4.2 46,204 -4.7 45,892 -4.6 312 -22.4 1,961 -13.9 1,144 -28.9 2,507 44.4 前年 同期比(%) 79,963 -2.3 71,412 -2.7 70,857 -2.7 554 -5.3 2,933 -13.0 1,680 -28.4 3,936 43.4 第4四半期 (通期) 前期比 (%) 107,239 -1.1 95,826 -1.4 95,053 -1.4 772 2.9 3,905 -11.1 2,088 -32.5 5,409 42.9 前期比 (%) 112,500 98,600 97,800 800 4,000 1,700 8,200 4.9 2.9 2.9 3.6 2.4 -18.6 51.6 — — 424 4.2 — — 425 4.2 — — 537 1.5 539 1.3 539 1.3 542 1.3 553 2.0 % 2006/3 第1四半期 1.41 1.46 0.20 2.05 0.92 前年 同期比(p.p.) (-0.14) (-0.14) (-0.08) (-0.44) (0.07) 0.80 (0.07) 第2四半期 2.87 2.95 0.56 4.03 2.00 前年 同期比(p.p.) (-0.13) (-0.14) (-0.10) (-0.67) (0.20) 1.60 (0.21) 2007/3計画 第3四半期 4.47 4.60 1.01 6.01 3.22 前年 同期比(p.p.) (-0.10) (-0.11) (0.01) (-0.88) (0.29) 2.42 (0.35) 第4四半期 (通期) 前期比 (p.p.) 前期比 (p.p.) 5.99 (-0.06) 6.15 (-0.08) 1.41 (0.10) 8.20 (-0.78) 4.53 (0.14) 6.16 (0.17) 6.32 (0.17) 1.53 (0.12) 8.11 (-0.09) 4.32 (-0.21) 3.18 2.60 (-0.58) (0.50) 49 不良債権の状況(単体) 百万円 2003/3 2002/3 末残比(%) 不良債権合計 . . . . . . . . . 破綻先債権 . . . . . . . . 破産申立債権 . . . . 民事再生申立債権 民事再生決定債権 延滞債権 . . . . . . . . . . 3カ月以上延滞債権 . . 貸出条件緩和債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43,691 . 7,204 . 3,292 . 1,659 131 . . 20,972 497 . . 15,016 2.70 0.45 0.20 0.10 0.01 1.30 0.03 0.93 2004/3 末残比(%) 60,491 9,227 3,540 2,853 815 31,128 1,036 19,099 3.65 0.56 0.21 0.17 0.05 1.88 0.06 1.15 末残比(%) 79,754 9,280 2,951 3,633 1,775 36,632 1,638 32,204 4.93 0.57 0.18 0.22 0.11 2.27 0.10 1.99 3ヶ月未満の延滞債権 [本社管理債権を除く](単体) 百万円 2003/3 2002/3 末残比(%) 11日以上3ヶ月未満延滞額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13,605 31日以上3ヶ月未満延滞額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7,468 11日以上31日未満延滞額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6,136 0.84 0.46 0.38 2004/3 末残比(%) 18,971 9,761 9,210 1.15 0.59 0.56 末残比(%) 19,475 11,076 8,399 1.21 0.69 0.52 貸倒引当金(単体) 百万円 2003/3 2002/3 前期末比(%) 貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . (注) 引当率(%) ... 一般債権 . . . . . . . . . . . . 消費者向無担保債権 本社管理債権 . . . . . . . . 貸倒引当金積増額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25.5 . 77,700 4.36 — . — — . — — . — — . . 15,800 107.9 債務保証損失引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 引当金積増額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注) 引当率(%) = 貸倒引当金 期末営業貸付金残高+割賦売掛金実質残高 12 12 — — 2004/3 前期末比(%) 前期末比(%) 107,700 5.91 67,127 59,980 40,184 30,000 38.6 — — — — 89.9 129,400 7.37 82,898 74,888 44,929 21,700 20.1 — — — — -27.7 474 461 — — 1,865 1,391 293.5 201.7 ×100 利息返還損失引当金(単体) 百万円 2003/3 2002/3 前期末比(%) 利息返還損失引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 利息返還損失引当金積増額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50 — — — — 2004/3 前期末比(%) — — — — 前期末比(%) — — — — 百万円 2005/3 2006/3 末残比(%) 81,210 8,377 2,026 3,176 2,328 35,310 1,345 36,177 5.06 0.52 0.13 0.20 0.15 2.20 0.08 2.25 第1四半期末 末残比(%) 87,698 8,232 1,759 3,128 2,499 33,978 2,295 43,191 第2四半期末 末残比(%) 5.46 0.51 0.11 0.19 0.16 2.11 0.14 2.69 91,438 7,924 1,691 2,984 2,491 35,943 2,066 45,504 第3四半期末 末残比(%) 5.68 0.49 0.11 0.19 0.15 2.23 0.13 2.83 94,483 7,595 1,630 2,910 2,415 32,535 3,848 50,503 5.92 0.48 0.10 0.18 0.15 2.04 0.24 3.16 第4四半期末 末残比(%) 109,573 7,000 1,307 2,716 2,358 46,709 1,110 54,752 6.85 0.44 0.08 0.17 0.15 2.92 0.07 3.42 百万円 2005/3 2006/3 末残比(%) 17,239 9,902 7,337 1.07 0.62 0.46 第1四半期末 末残比(%) 21,075 11,777 9,298 第2四半期末 末残比(%) 1.31 0.73 0.58 22,587 11,557 11,030 前期末比(%) 122,400 -5.4 7.15 — 76,870 — 69,348 — 43,657 — -7,000 -132.3 21,145 12,976 8,168 1.32 0.81 0.51 54.4 -27.0 前年 第3四半期末 同期比(%) 第4四半期末 前期比(%) 116,500 6.82 72,436 65,264 42,349 -5,900 -10.9 — -15.7 -16.1 -1.3 -553.8 117,000 6.86 71,207 64,375 44,129 -5,400 -5.4 — -8.7 -8.0 0.7 5.3 118,600 7.02 77,062 70,396 39,799 -3,800 -4.2 — -4.4 -3.1 -3.4 32.1 122,700 0.2 7.26 — 66,810 -13.1 61,187 -11.8 54,276 24.3 300 104.3 2,960 36.5 80 -73.7 2,990 110 17.7 -83.7 3,140 260 14.6 -70.3 3,330 450 15.6 -55.7 百万円 2006/3 前期末比(%) — — — — — — 前年 第2四半期末 同期比(%) — — — — 末残比(%) 0.81 0.46 0.36 2007/3計画 前年 第2四半期末 同期比(%) 前年 第1四半期末 同期比(%) 第4四半期末 12,968 7,289 5,679 前年 第1四半期末 同期比(%) 2005/3 — — 1.40 0.72 0.69 百万円 2006/3 2005/3 2,880 1,015 第3四半期末 末残比(%) 前期末比(%) 117,600 6.99 69,100 63,600 46,800 -5,100 -4.2 — — — — — 5,830 75.1 2,500 455.6 2007/3計画 前年 第3四半期末 同期比(%) — — — — 第4四半期末 前期比(%) 23,700 23,700 — — 前期末比(%) 23,700 — — — 51 資金調達(単体) 百万円 2002/3 2001/3 構成比(%) 借入金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 間接 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 都市銀行 . . . . . . . . . . . . . . . . 地方銀行 . . . . . . . . . . . . . . . . 長期信用銀行 . . . . . . . . . . . . . 信託銀行 . . . . . . . . . . . . . . . . 外国銀行 . . . . . . . . . . . . . . . . 生命保険会社 . . . . . . . . . . . . . 損害保険会社 . . . . . . . . . . . . . その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 直接 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 普通社債 . . . . . . . . . . . . . . . . 転換社債 . . . . . . . . . . . . . . . . コマーシャルペーパー . . . . . . . 割賦債権流動化 . . . . . . . . . . . その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 短期借入金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 長期借入金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 固定金利借入 . . . . . . . . . . . . . . . . . 金利スワップ (想定元本) ........ 金利キャップ (想定元本) ........ (注1) 期中平均調達金利(%) ........ 期中平均表面調達金利(注2) 変動金利 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 固定金利 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 短期借入金利 . . . . . . . . . . . . . . . 長期借入金利 . . . . . . . . . . . . . . . 直接借入金利 . . . . . . . . . . . . . . . 間接借入金利 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,283,167 100.0 75.7 . 971,367 28,798 2.3 . 47,576 3.7 . 67,638 5.3 . 35.7 . 457,598 17,000 1.3 . 21.1 . 270,883 55,711 4.3 . 26,163 2.0 . 24.3 . 311,800 19.1 . 245,000 50,000 3.9 . 12,000 0.9 . 4,800 0.4 . — — . 19,188 1.5 . 98.5 . 1,263,980 76.3 . 978,647 88,577 6.9 . 8.6 . 110,000 2.37 — . 2.17 — . 2.20 — . 2.38 — . 1.21 — . 2.43 — . 1.76 — . 2.52 — . <参考> 期間平均長期プライムレート . . . . . . . . . . . . . . . . . . (注1)期中平均調達金利は2001年9月期より社債発行費等を含んで算出 (注2)期中平均表面調達金利はデリバティブ等付随金融費用を除いて算出 52 2.17 — 2003/3 構成比(%) 1,417,966 100.0 1,035,186 73.0 37,017 2.6 56,634 4.0 85,608 6.0 433,001 30.5 46,000 3.3 268,215 18.9 51,434 3.6 57,277 4.1 382,780 27.0 295,000 20.8 50,000 3.5 10,000 0.7 3,900 0.3 23,880 1.7 13,562 1.0 1,404,403 99.0 1,154,619 81.4 96,648 6.8 117,000 8.3 2.13 — 1.88 — 1.77 — 2.21 — 1.07 — 2.19 — 1.88 — 2.21 — 1.80 — 構成比(%) 1,384,848 100.0 1,053,068 76.0 35,065 2.5 58,300 4.2 93,880 6.8 409,257 29.6 63,000 4.5 263,779 19.0 50,043 3.6 79,744 5.8 331,780 24.0 295,000 21.3 — 0.0 10,000 0.7 2,900 0.2 23,880 1.7 16,400 1.2 1,368,448 98.8 1,171,837 84.6 142,310 10.3 117,000 8.4 2.10 — 1.85 — 1.89 — 2.14 — 0.56 — 2.11 — 1.86 — 2.18 — 1.79 — 百万円 2004/3 2005/3 構成比(%) 1,260,090 100.0 951,210 75.5 35,386 2.8 51,147 4.1 76,968 6.1 403,081 32.0 37,500 3.0 245,773 19.5 44,723 3.5 56,632 4.5 308,880 24.5 285,000 22.6 — — — — — — 23,880 1.9 11,500 0.9 1,248,590 99.1 1,093,395 86.8 188,321 14.9 82,000 6.5 1.96 — 1.67 — 1.55 — 2.04 — 0.64 — 1.96 — 1.82 — 2.00 — 1.58 — 2006/3 構成比(%) 1,028,722 100.0 719,842 70.0 21,430 2.1 32,791 3.2 53,979 5.2 337,951 32.9 6,500 0.6 189,090 18.4 29,439 2.9 48,662 4.7 308,880 30.0 265,000 25.8 — — 20,000 1.9 — — 23,880 2.3 22,500 2.2 1,006,222 97.8 900,468 87.5 161,712 15.7 82,000 8.0 1.92 — 1.61 — 1.66 — 1.96 — 0.80 — 1.92 — 1.80 — 1.97 — 1.69 — 2007/3計画 前期末比(%) 構成比(%) 前期末比(%) 構成比(%) 945,208 614,288 24,487 19,330 41,049 290,093 6,500 152,749 21,659 58,421 330,920 265,000 — 50,000 — 15,920 51,000 894,208 805,086 207,053 7,000 1.84 1.47 1.33 1.69 0.19 1.90 1.64 1.94 -8.1 -14.7 14.3 -41.1 -24.0 -14.2 — -19.2 -26.4 20.1 7.1 — — 150.0 — -33.3 126.7 -11.1 -10.6 28.0 -91.5 — — — — — — — — 100.0 65.0 2.6 2.0 4.3 30.7 0.7 16.2 2.3 6.2 35.0 28.0 — 5.3 — 1.7 5.4 94.6 85.2 21.9 0.7 — — — — — — — — 885,000 557,000 — — — — — — — — 328,000 — — — — — 51,000 834,000 770,000 — — 2.13 1.76 2.13 1.93 0.70 2.21 1.67 2.39 -6.4 -9.3 — — — — — — — — -0.9 — — — — — — -6.7 -4.4 — — — — — — — — — — 100.0 62.9 — — — — — — — — 37.1 — — — — — 5.8 94.2 87.0 — — — — — — — — — — 1.76 — — — — — 53 株式情報 2006年3月31日現在 1. 株価データ 指数 千株 120 25,000 100 20,000 80 15,000 60 10,000 40 5,000 20 ’01/4 アコム ’01/10 TOPIX ’02/4 ’02/10 ’03/4 ’03/10 ’04/4 ’04/10 ’05/4 ’05/10 0 3. 所有者別株主分布状況 2. 大株主 株主名 ........................................................................................................................ 丸糸殖産株式会社 ............................................. 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ ....... マルイト株式会社 ................................................ 財団法人木下記念事業団 ................................. ヒーロー. アンド. カンパニー(注) .............................. 株式会社丸糸商店 ............................................. 日本トラスティ ・サービス信託銀行株式会社 (信託口) ....................................................... 木下恭輔 ............................................................. 木下勝弘 ............................................................. 木下盛好 ............................................................. 持株数(株) 議決権比率(%) 27,346,755 20,732,340 12,553,343 9,219,232 7,361,121 3,873,320 17.40 13.19 7.99 5.87 4.68 2.46 3,445,340 3,240,321 3,230,368 3,220,164 2.19 2.06 2.06 2.05 個人・その他 金融機関 15.85% 13.67% 証券会社 0.35% 外国人 および 外国法人 22.03% (注) ヒーロー. アンド. カンパニーはADR (米国預託証券) の預託銀行であるバンクオブニューヨークの株式名義人 4. ADR (American Depositary Receipt) 情報 5. その他情報 種類: 名義書換代理人: 三菱UFJ信託銀行株式会社 スポンサー付 Level-1 プログラム ADR比率: アコム普通株式1株=4ADR 上場証券取引所: 東京証券取引所 市場第一部 Symbol: ACMUY 株主総会開催日: 2006年6月22日 CUSIP: 004845202 発行済株式総数: 159,628,280株 売買市場: 米国OTC(Over-the-Counter) 株主数: 預託銀行: The Bank of New York 101 Barclay Street, 22W, NEW YORK, NY 10286, U.S.A. TEL:1-212-815-2042 米国内からのフリーダイヤル: 888-269-2377(888-BNY-ADRS) URL:http://www.adrbny.com 54 ’06/4 月間出来高(右軸) 12,242名 事業会社・ その他法人 48.10%
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