アジア実践型インターンシッププログラム 受入組織情報

アジア実践型インターンシッププログラム 受入組織情報
受入組織
ストリートチルドレンを対象とした給食付識字教室を
管理番号
運営するNGO
国・都市・地域
カンボジア プノンペン市内
CA-003
日本国内で子ども・家族の福祉相談を行なっている民間団体が、在日カンボジア
難民の声に応えるために、ストリートチルドレンを対象とした識字教室をオープン.
しました。
すべての子どもが学ぶ機会を持ち、子どもとして守られ、心身ともに健やかに成
長できることを目標にしています。
受入組織の概要
識字教室は平日の朝7時から夕方5時まで開いており、朝食、昼食、おやつを提
供しています。周辺にくらす貧しい家庭の子どもたちが多く通っており、毎日30~
40名が利用しています。6割以上の子どもたちは公立学校へ通い、半日を補習校
として利用しています。様々な事情で学校へ通っていない子どもたちや、少数で
すがストリートに暮らす子どもたちも利用しています。
クメール語、算数、英語、社会/理科と、コンピューター、衛生教育を行なっていま
す。また、子どもたちや家族から生活状況を聞き、子どもたちが学び続けられる
よう家族や学校などとの調整を行なっています。2013年からはじめた奨学金支援
で、昨年は3名が職業訓練校で学んで就職でき、学費支援によって1名が中学校
で進学しています。
以下の業務から、その時の業務の状況、インターンの希望、能力を基に、受入先
組織のインターンで話し合って、担当業務を決定します。
業務内容
1. 子どもからの聞き取り・家庭訪問
2. 子どもの記録管理とニーズ分析
3. 健康・栄養指導
4. 日本語教育 英語教育
5. 広報活動/Fundraising
6. ストリートで寝起きする子どもたち(特に女の子)が夜安心して過ごせる場所を
さがす/つくること。(+身を守るための教育。母子保健。)
7. 協力者さがし
カンボジアでの教育や福祉の現状についての知識。異文化の中で、人とかかわ
りながら課題を明らかにし、問題の解決・解消に取り組む力。
このインターンを通し
カンボジアの人たちの生活を知ることで、教育、福祉、医療(母子保健、精神保健
て、身につく力、得られ
など)、経済、政治など、様々な切り口から今のカンボジアの姿を見るきっかけが
る経験
与えられると思います。また、国際社会の中での日本という国のあり方や、日本
人であることについて考える機会が沢山あると思います。
現在募集中の人数
2名
受入可能期間
1ヵ月間から2か月
求められる言語能力
英語(意思疎通が可能な程度)
宿泊施設
勤務先のゲストハウスもしくは近隣の宿泊施設
受入組織からのメッ
セージ
カンボジア人スタッフや子どもたち、子どもたちの家族から話を聞くことから、様々
な課題が見えてくると思います。活動は都市で行なっていますが、農村にも出か
けてカンボジアの人たちの生活を知る中で、問題についての理解が深まり、また
それぞれの関心や専門を生かせる場が必ず見出せるはずです。