平成 20 年１月 21 日住宅関連商品で株式会社オリエントコーポレーションと提携～「建設資金サポートプラン」と「リフォームローン」の取り扱い開始～ ■ニュースポイント■ ナイス株式会社（神奈川県横浜市、平田恒一郎社長）は、オリエントコーポレーション（東京都千代田区、西田宜正社長、以下「オリコ」）と、「建設資金サポートプラン」および「組織リフォームローン」の取り扱いにおいて業務提携を行いました。本年 1 月中旬より、弊社の取引先木材・建材販売店と取引する工務店に対して導入を図り、両商品を通じた 2008 年の取扱額年間 20 億円を目指します。今回の提携により、オリコは弊社が住宅建築用の木材・建材を納入している販売店（材木店など）と「業務提携契約」を締結した後、販売店の取引先工務店の紹介を受け、工務店と「加盟店契約」を締結いたします。これにより、全国をほぼ網羅している弊社の販売ネットワークを通じて全国に広がる工務店に対するスピーディーな商品の導入を図り、工務店が施工する新築住宅やリフォームにかかわるお客さま（施主）の資金ニーズに応える体制を整えます。【商品の概要について】《建設資金サポートプラン》（商品名：ハッピーシステム）新築住宅の請負において、お客さま（以下、施主）から工務店に対する支払いは、契約金、着工金、上棟金（以上、中間金）、完成時の完工金（残金）というのが慣行となっています。施主が中間金を自己資金で用意できるケースは少なく、多くの場合は金融機関などから完成前に住宅ローンの全額実行を受け充当します。一方、中間金支払い段階における工事の出来高は 20～30％程度であるのが一般的で、この段階で工務店が倒産すると、施主は①出来高に対して大幅な「過払い」が発生する ②建築途上の工作物の所有権が工務店にあるため継続工事を行えない ③完成の見込みがなくなったことを理由に住宅ローンの一括弁済を要求されるという 3 つのリスクを負うことになります。ハッピーシステムは、工務店に建築資金出来高払いの仕組みを提供するもので、建築工事の質と倒産リスクを担保するため、加盟する工務店が財団法人住宅保証機構の「住宅性能保証制度」と「住宅完成保証制度」に登録することを条件とし、同機構の関係機関（全国都道府県の建築センターなど）による審査・確認をへて工事の出来高を認定します。オリコは、この認定にしたがい工務店に出来高分の金額を支払います。施主は、完成後金融機関より実行される住宅ローンで立て替え資金を相殺でき、工務店の倒産リスクも回避できるメリットがあります。工務店は、オリコから中間金が支払われるためキャッシュフローが改善する上、本商品を施主に提案することで受注における差別化が図れます。 ■ 対象顧客 20 歳以上 65 歳未満の住宅ローンの承認を得られている新築住宅購入者 ■ 資金使途住宅ローン中間金立て替え資金 ■ 対象商品住宅保証機構の完成保証および瑕疵保証が付保されている新築注文住宅 ■ ご利用金額住宅ローン融資決定額（限度額 3,000 万円） ■ お支払回数 1 回払い（最大 9 カ月まで据置可能）《組織リフォームローン》（商品名：ナイスリフォームローン）高度成長期以降に建築された住宅が建て替え、改修時期を迎えるなか、政府による住宅の耐震化の推進や「200 年住宅」（住宅の長寿命化）の推進により、耐震強度を確保するとともに、長期にわたって使用可能な住宅へのリフォーム需要が高まることが予想されます。オリコは、特定非営利活動法人住まいの構造改革推進協会を通じて木造住宅の耐震診断・改修を推進する弊社と連携することで、リフォームローンの取り扱いを拡大してまいります。 ■ 対象顧客 20 歳以上で安定収入がある方 ■ 対象商品屋根・水回り・増改築・エクステリア・太陽光発電システムなど ■ ご利用金額 10 万円以上 1,000 万円以内 ■ お支払回数 6 回～120 回 ※《建設資金サポートプラン》《組織リフォームローン》ともに、分割払手数料は長期プライムレートに連動した変動金利となります。【提携に関するイメージ図】ナイス（商材提供）連携オリコ（資金提供）組織リフォームローン建設資金サポートプラン工務店工務店販売店（建材流通店）工務店工務店販売店（建材流通店）工務店工務店全国の工務店ネットワーク販売店（建材流通店）住宅保証機構（完成・瑕疵保証） ※ ナイスは全国約 1,400 社の工務店ネットワーク「ナイスサポートシステム」会員を有しています。この件に関するお問い合わせ先＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ナイス株式会社広報室森・高橋 TEL:（045）521-6161 〒230-8571 横浜市鶴見区鶴見中央４－33－１ナイスビル８階