地域開発のうごき

地域開発のうごき
地域開発のうごき
う ご き
2014.3.
15
中国の格安航空会社(LCC)春秋航空の関空−上海便が新規就航し、記念セレモニーが行われた。1日1往
復運航。
2014.3.
19
ベトナム航空が関空−ホーチミン便と関空−ハノイ便を、それぞれ現在の週7往復から増便させる方針を明
らかにした。旅行シーズンの5月と8月の上旬にホーチミン便を臨時で週3往復追加し、15年6月からは両
便とも週9往復に増便予定。
西
2014.3.
24
新関西国際空港会社(新関空会社)
が、
ドイツのライプチヒ・ハレ空港を運営する中部ドイツ空港会社と提携
する覚書に調印した。同空港は欧州で5番目に貨物取扱量が多く、貨物ネットワークの強化や、環境対策の
情報共有を図り、関空の貨物量の増大につなげる。
2014.4. 8
米国の大手航空貨物会社「フェデックス」が、13年11月に関空2期島に完成した貨物仕分け施設の本格運
用を開始した。アジアと米国をつなぐ物流拠点として使用する。
2014.4.
10
ミャンマー国際航空は、早ければ9月にも関空−ヤンゴン間の定期便を週3便就航すると発表した。
2014.4.
14
新関空会社は、関空内のイスラム教徒が礼拝で使う祈禱室をリニューアルした。これまでの1カ所から3カ
所に増設し、それぞれに礼拝前に体を清めるための小浄施設を併設。また、国内空港で初めて室内を全て
男女別にした。
2014.4.
15
中国の民営航空会社上海吉祥航空が関空−上海間を1日1往復する定期便の運航を始めた。
2014.4.
21
新関空会社は、関西の食材の輸出を支援する
「関西フードエクスポート&ブランディング協議会」を設立し、
食料品を輸出する際に必要な物流や保険を一体化したサービスを始めると発表した。
2014.5.
28
LCC春秋空港が、関空を初の海外拠点にすることが明らかになった。7月に関空路線を大幅に増便するの
に合わせ、夜間に機材を駐機し、
日本人スタッフの採用も強化する。
2014.3. 4
西日本高速道路会社は阪和自動車道の御坊インターチェンジ
(IC)
−南紀田辺IC間の一部を4車線化する
工事の入札を3月中に実施することが明らかになった。14年度中の着工を目指す。
2014.3. 6
上富田町は、近畿自動車道紀勢線のすさみ町への延伸に伴い設置される上富田IC
(仮称)
近くに、
産業振興
施設「くちくまの交流館」
(仮称)
を建設することを決めた。事業費約8,
300万円、
同ICの供用開始時に完成
予定。
2014.3.
15
田辺市稲荷町の南紀田辺IC近くから同市芳養町の県道芳養清川線までを結ぶ田辺西バイパスの一部
(1.6km)
が開通し、式典が開催された。
山
2014.3.
16
県
老朽化のため解体されたJR和歌山駅前の近鉄会館跡地(和歌山市友田町)
に、
フジ住宅が高層分譲マン
ションを建設する計画が明らかになった。駅東側で同社が15年夏竣工予定の高層マンションの販売状況を
みて、着工する。
2014.3.
16
内
県内初のイオンの大型商業施設「イオンモール和歌山」
(和歌山市中)
がグランドオープンした。南海本線和
歌山大学前駅の駅ビルと直結。地下1階から地上3階、屋上の5層構造で、210店舗の専門店が並び、約6
割が県内初出店となる。
2014.3.
21
串本町古座川町衛生施設事務組合が建設を進めていた最新の高度処理技術を備えた汚泥再生処理施設
「池野山環境衛生センター」
(古座川町池野山)
が完成し、
竣工式が行われた。4月1日から本格稼働。
国
年 月 日
関
方面
2014年3月∼2014年5月
際
空
港
和
歌
9
経済季報 2014 夏号
地域開発のうごき
地域開発のうごき
方面
う ご き
2014.3.
22
和歌山東漁協が建設を進めていた新しい荷さばき場(串本町串本)の完成式が行われた。開閉式の扉で衛
生管理を徹底するとともに、風力発電機や、海水の淡水化装置を設置。津波避難タワーも併設され、災害時
の一時避難施設としての役割も担う。
2014.3.
28
国土交通省は、近畿道紀勢線のすさみ−串本間の新規事業化を発表した。すさみ町江住から串本町サンゴ
台まで、片側1車線の自動車専用「すさみ串本道路」を建設する計画で、
総事業費は約710億円。
2014.3.
29
県立医科大学の付属病院に新たに地上5階建ての東棟が完成し、竣工式が行われた。手術室を7室増設、
がん治療を中心とした先進的な診療設備の充実を図っている。また、県内の医師不足改善のため、県内医
療機関の従事者を育成する
「地域医療支援センター」も設置された。
2014.3.
30
京奈和自動車道の紀北東道路
(16.
9km)の紀北かつらぎIC−紀の川IC間が完成し、開通式が行われた。現
在、紀の川ICから阪和自動車道和歌山ジャンクションまでの紀北西道路(12.
2km)
も整備中で、15年度に
開通予定。
2014.4. 4
古座川町池野山の国指定天然記念物「高池の虫喰岩」前にオープンした「池野山物産販売所『虫喰岩』」が、
隣接地に建設中のグラウンドゴルフ場を備えた公園と合わせて「虫喰岩」の名称で道の駅に登録された。県
内では27カ所目、同町内では3カ所目の道の駅となる。
2014.4.
16
和歌山市は、長期未着手の都市計画道路のうち、50年近く未整備となっている31路線を見直し、計51.
8
キロ分を廃止にする案をまとめた。今後、
地元住民への説明会を実施、
14年度中に存廃を決定する予定。
2014.4.
17
老朽化や耐震問題、津波対策などから湯浅町が計画を進めている新庁舎の起工式が行われた。新庁舎は、
現庁舎から約1.
2km離れた海抜約22mの高台に建設され、約400人が収容できる議場兼多目的ホール
は、災害時の避難所としても活用できる。
2014.4.
26
白浜町が建設を進めていた国内最大規模のテニスコートとなる
「町テニスコート」
(白浜町日置)
が完成し、
完成式典が行われた。同所は、
15年の紀の国わかやま国体のソフトテニス会場としても使用される。
2014.4.
26
白浜町が12年度から進めていた番所山公園(白浜町臨海)の展望塔や遊歩道、駐車場などの整備工事が
完了し、
オープニングイベントが開催された。
2014.4.
26
世界遺産・高野山地域の情報発信拠点として、
九度山町に県内26番目の道の駅「柿の郷くどやま」がオープ
ンした。農産物直売所やベーカリーカフェ、世界遺産の情報を提供するインフォメーションセンターなどを
備える。
2014.5.
12
高濃度のダイオキシン類を無害化処理した産業廃棄物中間処理場跡地(橋本市野)
に、県が設置を決めた
太陽光発電所「和歌山・橋本ソーラーウェイ」の完成式が行われた。出力は708kw、一般家庭約200世帯
が年間に消費する電力を賄う。
2014.5.
13
田辺市は「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録10周年を機に、
「サンディアゴ巡礼道」が世界遺産登
録されているスペイン・ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステラ市と観光交流協定を結んだ。
2014.3. 1
関空2期島の埋め立て用土砂採取跡地(岬町多奈川)
に、多目的公園「いきいきパークみさき」が完成し、
オープンイベントが行われた。多目的広場と野球場を整備した「公園・緑地ゾーン」
と民間企業が工場などを
建設する
「事業活動ゾーン」に分けられている。
2014.3. 7
高さ300mの日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」
(大阪市阿倍野区)
が全面開業し、初日、約14万
人が来場した。初年度は約4,
740万人の来場を見込む。
和
年 月 日
歌
山
県
内
大 阪 府 内
10
経済季報 2014 夏号
2014年3月∼2014年5月
方面
う ご き
2014.3. 7
大阪府タウン管理財団は、泉北高速鉄道泉ヶ丘駅(堺市南区)南口一帯にある財団所有ビルなどの一括売
却先の優先交渉権者を南海電気鉄道に決めた。14年度に事業着手し、
10年後の完成を目指す。
2014.3.
12
京阪電気鉄道は、大型商業施設「KUZUHA MALL(くずはモール)」
(枚方市)
をリニューアルオープンし
た。店舗数は、改装前の175店舗から236店舗に増え、売り場面積は1.
4倍の約7万2,
000㎡に拡大。府
内最大級のショッピングセンターとなる。
2014.3.
14
大阪市は、大阪北小学校跡地(大阪市北区)の開発事業者に住友不動産を選定した。1階に商業施設、2階
に災害避難所を持つ52階建てタワーマンションを建設する。19年2月の完成を目指す。
2014.3.
26
阪神電気鉄道と阪急電鉄は、阪神百貨店が入る大阪神ビルディングと南隣の新阪急ビルを、地下3階、地上
38階建て、高さ190メートルの超高層ビルへ建て替えると発表した。阪神百貨店は18年春に一部先行開
業し、21年秋に全面開業。オフィスを含めたビル全体は22年春に完成予定。
2014.3.
31
北大阪急行電鉄(北急)の箕面市内への延伸計画について、府と箕面市、北急、阪急電鉄の4者が、路線の
概要や費用の負担割合などについての基本合意を結んだ。17年度に着工、
20年度の開業を目指す。
2014.4. 1
日本最初の本格的な西洋医学の翻訳書「解体新書」などを所蔵する武田薬品工業グループの図書資料館
「杏雨書屋(きょううしょおく)」
(大阪市中央区)
が本格オープンした。東洋の古い医薬書など約15万冊を所
蔵しており、所蔵品の常設展示とともに所蔵図書が閲覧できる。
2014.4. 8
読売新聞大阪本社と読売テレビ放送、関西電力、関電不動産、
MID都市開発による、北急千里中央駅前の
「よみうり文化センター」再整備事業の起工式が行われた。7階建ての商業施設と51階建ての分譲マン
ションとして一体開発し、15年夏に商業施設の一部が先行開業、
マンションを含め全体の完成は19年春頃
を予定。
2014.4.
22
大阪府と大阪市は、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」
(大阪市此花区)
にカジノを核とした、
ホテルや、
ア
ミューズメント施設、国際会議場、美術館などで構成する統合型リゾート
(IR)
を誘致する方針を決めた。東
京五輪が開かれる20年までの開業を目指す。
2014.4.
23
大阪市は大阪大医学部跡地(大阪市北区中之島)
に建設する新美術館について、20年までの開館を目指
すことを決めた。9月までに正式に整備方針を定める。
2014.5. 7
通天閣観光は、南海トラフの巨大地震レベルの揺れに備えるため、早ければ今秋にも展望タワー「通天閣」
(大阪市浪速区)の耐震化工事を行う方針を決めた。
2014.5. 9
大阪府、茨木市、地権者の企業などでつくる彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会は、同市の彩都東部
地区にある三井物産や阪急電車などの所有地を民間で事業用地に開発する方針を明らかにした。15年春
に着工予定。
2014.5.
20
豊中市は、千里中央地区活性化検討調査業務の委託先に、市浦ハウジング&プランニングを選定した。同社
は、千里ニュータウンの中心駅「千里中央駅」周辺のうち、東町中央ゾーンの再整備手法の検討や再整備想
定モデルの作成などを担う。
2014.5.
21
堺市が計画を進めてきた市役所(堺市堺区)前広場と、隣接する堺地方合同庁舎前の国有地を活用した「市
民交流広場」の基本設計案を公表した。14年度中に事業着手し、
16年の完成を目指す。
2014.5.
23
堺市は、泉北ニュータウンに15カ所ある近隣センターの再生プラン作成支援業務の委託先について、優先
交渉権者をURサポートに決めた。同社は、老朽化が進む近隣センターの課題を14年度中に整理し、10年
後と20年後を見据えた再生整備の実現化方策を検討、
モデルプランも策定する。
2014.5.
29
三井不動産は、和泉市に建設中の大型商業施設「ららぽーと和泉」
(仮称)
を10月に開業すると発表した。
隣接地には、府内で初出店となる米国会員制卸売り大手「コストコ」の和泉倉庫店が6月1日に開業。
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経済季報 2014 夏号