NET アドイン ガイド

QuickTest™ Professional
.NET アドイン
ガイド
Version 6.0
i
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド , Version 6.0
本マニュアル,付属するソフトウエアおよびその他の文書の著作権は,米国および国際著作権法によって
保護されており,それらに付随する使用契約書の内容に則する範囲内で使用できます。Mercury Interactive
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本書に関するご意見,ご要望は [email protected] まで電子メールにてお送りください。
QTPNETGD6.0JP/01
目次
.NET アドインへようこそ ......................................................................... v
本書の使い方 ............................................................................................. v
表記規則 .................................................................................................. vii
第 1 部:.NET サポートのインストール
第 1 章:インストールの前に....................................................................3
動作環境 ....................................................................................................3
第 2 章: .NET 用アドイン・サポート機能のインストール ......................5
セットアップ・プログラムの実行.............................................................5
.NET アドイン・サポートの有効化.........................................................10
第 2 部:QUICKTEST PROFESSIONAL .NET アドイン を使った作業
第 3 章:.NET Windows フォーム・アプリケーションのテスト...........15
.NET Windows フォーム・オブジェクトのテストについて ...................15
.NET Windows フォーム・オブジェクトを対象としたテストの記録 .....16
.NET Windows フォーム・オブジェクトの検証 .....................................18
実行環境 .NET Windows フォーム・オブジェクトの内部の
プロパティとメソッドへのアクセス ....................................................20
.NET Windows フォーム・オブジェクトを対象とするテストの実行 .....21
第 4 章:.NET Web フォーム・アプリケーションのテスト ...................23
.NET Web フォーム・オブジェクトのテストについて...........................23
.NET Web フォーム・オブジェクトを対象としたテストの記録 ............24
.NET Web フォーム・オブジェクトの検証.............................................26
実行環境 .NET Web フォーム・オブジェクトの内部のプロパティと
メソッドへのアクセス..........................................................................28
.NET Web フォーム・オブジェクトを対象とするテストの実行 ............29
iii
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
第 3 部:.NET WINDOWS フォーム・オブジェクト・モデル・リファレンス
第 5 章:.NET Windows フォーム・オブジェクト,
メソッド,およびプロパティを使った作業 .........................................33
サポートされているオブジェクト...........................................................33
SwfButton オブジェクト..................................................................35
SwfCheckBox オブジェクト............................................................42
SwfComboBox オブジェクト ..........................................................50
SwfEdit オブジェクト......................................................................61
SwfEditor オブジェクト...................................................................70
SwfLabel オブジェクト ...................................................................76
SwfList オブジェクト ......................................................................79
SwfListView オブジェクト...............................................................93
SwfObject オブジェクト................................................................108
SwfRadioButton オブジェクト ......................................................114
SwfScrollBar オブジェクト ...........................................................121
SwfSpin オブジェクト...................................................................131
SwfTab オブジェクト....................................................................138
SwfToolBar オブジェクト .............................................................149
SwfTreeView オブジェクト...........................................................155
SwfWindow オブジェクト .............................................................171
共通のメソッドとプロパティ ................................................................182
参考情報 ................................................................................................201
索引 .......................................................................................................205
iv
.NET アドインへようこそ
QuickTest Professional .NET アドインへようこそ。
QuickTest Professional .NET アドインでは,Windows フォーム・ライブラリまた
は Web フォーム・コントロールをベースとするオブジェクトが認識,記録さ
れ,これらのコントロールによってサポートされているプロパティとメソッド
にアクセスできます。
本書の使い方
本書では,QuickTest Professional .NET アドインをインストールし,QuickTest
Professional を使用して .NET Windows フォーム・アプリケーションおよび Web
フォーム・アプリケーションを正しくテストするために必要な情報をすべて説
明します。本書は,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイド』および
『QuickTest オブジェクト・モデル・リファレンス』(英語のみ)とともに使用
します。これらにオンラインでアクセスするには,QuickTest のメイン画面から
[ヘルプ]>[目次と索引]を選択します。印刷されたマニュアルも用意され
ています。
本書は,以下の 3 つの部で構成されています。
第1部
.NET サポートのインストール
以下の内容を含む,QuickTest Professional .NET アドインのインストール・プロ
セスを詳しく説明します。
➤ セットアップ・プログラムの実行
➤ .NET アドイン・サポートの有効化
v
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
第2部
QuickTest Professional .NET アドイン を使った作業
以下の内容を含む,QuickTest Professional .NET アドインを使用して,.NET オブ
ジェクトをテストする方法を説明します。
➤ .NET Windows フォーム・アプリケーションのテスト
➤ .NET Web フォーム・アプリケーションのテスト
第3部
.NET Windows フォーム・オブジェクト・モデル・リファレンス
.NET Windows フォーム・アプリケーションに関してサポートされるテスト・
オブジェクト,メソッド,およびプロパティの詳細を説明し,テストでステー
トメントを使用する際に役立つ,構文についての情報と例を示します。
vi
表記規則
本書では,以下の表記規則に従います。
1, 2, 3
太字の数字は,手順の順番を示します。
➤
ブリット記号はオプションや機能を示します。
>
大なり記号はメニュー・レベルを区切ります(例:[ファ
イル]>[開く]
)。
[]
全角の大括弧に太字のフォントは操作を実行するインタ
フェース要素の名前を示します(例:[実行]ボタンをク
リックする)。
Bold
Bold(太字)のテキストは,メソッド名または機能名も
示します。
Italics
Italic(イタリック)のテキストは,変更可能なテキスト
およびメソッドの引数名,ファイル名またはパスを示し
ます。
<>
山括弧は,ユーザの環境次第で変わる可能性のある,
ファイル・パスや URL アドレスの一部を囲みます(例:
<製品のインストール・フォルダ> ¥bin)。
Arial
Arial のフォントはそのまま入力するサンプルやテキスト
に使用されます。
Arial bold
Arial bold のフォントは,そのまま入力する,テキスト
用の構文記述で使用されます。
[ ]
半角の大括弧は,省略可能な引数を囲みます。
...
構文内の 3 つの点は,同じ形式で項目をさらに含めるこ
とができることを意味します。プログラム例での 3 つの
点は,プログラム行が意図的に削除されていることを示
します。
|
2 つの値のうちの 1 つを選択しなければならない場合,
これらの値を垂直バーで区切ります。
vii
vii
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
viii
第1部
.NET サポートのインストール
1
2
第1章
インストールの前に
本書では,QuickTest Professional .NET アドインのインストール方法と使用方法
を説明します。アドインのインストールに先立って,以下に示す動作環境を確
認してください。
動作環境
QuickTest Professional .NET アドインを正しく動作させるには,少なくとも以下
のシステム構成が必要です。
コンピュータ / プロセッサ:Pentium® II 266 MHz 以上(366 MHz を推奨)のマイクロプロ
セッサを搭載した IBM PC 互換機。
オペレーティング・シス Windows® 98,Windows® 2000(推奨),Windows NT® 4.0 テム:
Service Pack 5,Windows® Me,または Windows® XP(推奨)。
メモリ:
最低 64 MB の RAM (128 MB を推奨)。
ハード・ディスクの空き 10 MB(QuickTest Professional のインストール分以外)。
容量:
アプリケーション:
QuickTest Professional 6.0
.NET Framework 1.0(.NET Windows フォームのテスト用にの
み必要)。
3
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
4
第2章
.NET 用アドイン・サポート機能のインストール
.NET Windows フォームまたは .NET Web フォーム・アプリケーションをテスト
するには,アドインをインストールして,ロードする必要があります。
本章では,次の内容について説明します。
➤ セットアップ・プログラムの実行
➤ .NET アドイン・サポートの有効化
セットアップ・プログラムの実行
セットアップ・プログラムによって,QuickTest Professional のインストール・
フォルダに,.NET Windows フォームおよび .NET Web フォーム用のアドイン・
サポート機能がインストールされます。
注:.NET Windows フォーム・アプリケーションをテストするには,.NET アド
インをインストールする前に,Microsoft .NET Framework をコンピュータにイン
ストールしておく必要があります。
.NET Framework は,.NET Windows フォーム・コントロールのテストには不要
です。ただし,後で .NET アドインを使用して Windows フォームをテストする
場合は,先に .NET Framework をインストールして,.NET アドインを再インス
トールする必要があります。
5
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
.NET アプリケーション用アドイン・サポート機能をインストールするには,
次の手順で行います。
1 CD-ROM ドライブに CD-ROM を挿入します。CD-ROM ドライブがローカル・
マシンにある場合,[セットアップ]ウィンドウが自動的に開きます。ネット
ワーク・ドライブからインストールするには,ドライブを接続し(割り当て
て),開きます。CD-ROM のルート・フォルダにある autorun.exe をダブルク
リックします。[.NET Add-in for QuickTest Professional セットアップ]ウィンド
ウが開きます。
➤ 製品情報のサイト(http://www.mercury.co.jp/products/quicktestpro/)を開く
には,[製品情報]をクリックします。
➤ ReadMe ファイルを表示するには,[リリースノート]をクリックします。
➤ マーキュリー・インタラクティブの Web サイトの連絡先のページ
(http://www.mercury.co.jp/contact_us)を開くには,[Mercury Interactive へ
のお問い合わせ]をクリックします。
6
第 2 章 • .NET 用アドイン・サポート機能のインストール
➤ マーキュリー・インタラクティブのカスタマ・サポート Web サイト
(http://www.mercury.co.jp/service_support/support)を開くには,[サポー
ト]をクリックします。
➤ QuickTest Professional .NET アドインの CD-ROM の内容を表示するには,
[CD の参照]をクリックします。
➤[セットアップ]ウィンドウを閉じるには,[終了]をクリックします。
2 QuickTest Professional .NET アドイン・セットアップ・プログラムを開始するに
は,[アドイン セットアップ]をクリックします。
注:QuickTest Professional .NET アドインをインストールするには,(オペレー
ティング・システムが該当する場合には)管理者権限を持っているユーザとし
てログオンする必要があります。
3 QuickTest Professional .NET アドインのセットアップ・プログラムが開始され,
[License Agreement]画面が開きます。使用許諾契約を読みます。
7
7
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
QuickTest Professional .NET アドインをインストールするには,使用許諾契約に
同意する必要があります。[はい]をクリックします([いいえ]をクリックす
ると,セットアップ・プログラムは終了します)。
インストールの処理が開始されます。
4[Customer Registration]画面では,QuickTest Professional .NET アドインのコピー
を登録するかどうかを指定できます。
登録すると,以下の特典を受けることができます。
➤ 購入された製品のバージョンアップ情報
➤ 弊社主催のイベントやセミナー情報
➤ その他弊社ならびに弊社製品に関する最新情報
8
第 2 章 • .NET 用アドイン・サポート機能のインストール
すぐに登録する場合は,[Register now]チェック・ボックスが選択されている
ことを確認します。オンラインで登録する場合は,[次へ]をクリックすると
ブラウザが開き,マーキュリー・インタラクティブのユーザ登録サイト
(http://www.mercury.co.jp/service_support/user_reg/)が表示されます。
[次へ]をクリックして次に進みます。
5[InstallShield Wizard Complete]画面に,コンピュータの再起動を求めるメッ
セージが表示されます。
コンピュータは後で再起動できますが,QuickTest Professional .NET アドインを
使用するには,必ずコンピュータを再起動する必要があります。
注:コンピュータを再起動する前に QuickTest Professional を起動すると,.NET
Windows フォームおよび Web フォーム用のアドイン・サポートは使用できません。
[完了]をクリックして,セットアップ・プロセスを完了します。
コンピュータを再起動すると,[ReadMe]ファイルが開きます。このファイル
には,最新の技術情報およびトラブルシューティング情報が含まれています。
インストール後,ReadMe ファイルを開くには,[スタート]メニューから[プ
ログラム]>[QuickTest Professional]>[Add-ins]>[.NET Add-in
ReadMe]を選択します。
9
9
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
.NET アドイン・サポートの有効化
.NET アプリケーションをテストするためのサポート機能をロードするには,
QuickTest Professional のアドイン・マネージャを使用します。
.NET アプリケーション用のアドイン・サポート機能を有効にして QuickTest
Professional を起動するには,次の手順で行います。
1[スタート]メニューから,[プログラム]>[QuickTest Professional]>
[QuickTest Professional]を選択します。[QuickTest Professional - アドイン マ
ネージャ]ダイアログ・ボックスが開きます。
2 .NET Windows フォームをテストする場合,[.NET]を選択し,[OK]をクリッ
クします。
.NET Web フォームをテストする場合,[.NET]と[Web]の両方を選択し,
[OK]をクリックします。
10
第 2 章 • .NET 用アドイン・サポート機能のインストール
注:QuickTest Professional を起動したときに,[QuickTest Professional アドイン
マネージャ]ダイアログ・ボックスが開かない場合は,次の手順を行います。
1 QuickTest のメイン・メニューから,[ツール]>[オプション]を選択し,[一
般]タブをクリックします。
2[起動時にアドイン マネージャを表示する]を選択します。
3[OK]をクリックし,[オプション]ダイアログ・ボックスを閉じます。
4 QuickTest を閉じて,再び開きます。[QuickTest Professional アドイン マネー
ジャ]ダイアログ・ボックスが開きます。
アドイン・マネージャの詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・
ガイド』を参照してください。
11
11
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
12
第2部
QuickTest Professional .NET アドイン を使った作業
13
14
第3章
.NET Windows フォーム・アプリケーションの
テスト
.NET アドインを使用して,.NET Web フォーム・アプリケーションのほか,
ユーザ定義の .NET コントロールもテストできます。また,.NET Windows
フォーム・オブジェクトを対象とするチェックポイントと出力値を作成して,ア
プリケーションのオブジェクトが期待どおりに機能することを確認できます。
本章では,次の内容について説明します。
➤ .NET Windows フォーム・オブジェクトを対象としたテストの記録
➤ .NET Windows フォーム・オブジェクトの検証
➤ 実行環境 .NET Windows フォーム・オブジェクトの内部の プロパティとメソッ
ドへのアクセス
➤ .NET Windows フォーム・オブジェクトを対象とするテストの実行
.NET Windows フォーム・オブジェクトのテストについて
.NET アドインを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションをテス
トできます。また,アプリケーションの作成に使用された言語
(VisualBasic.NET,C# など)に関係なく,System.Windows.Forms.Control から
継承されたユーザ定義の .NET コントロールの大部分もテストできます。
.NET Windows フォーム・アプリケーションでのステップの記録と実行の方法
は,標準的な Windows アプリケーションの場合と似ています。
[エキスパート ビュー],または[挿入]>[ステップ]オプションを使用し
て,.NET Windows フォーム・テスト・オブジェクトと実行環境オブジェクト
のメソッドの呼び出し,プロパティの値の読み取りと設定,オブジェクトが存
在するかどうかの検査が行えます。
15
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
.NET Windows フォーム・オブジェクトのプロパティの検査方法は,対応する
Windows オブジェクトのプロパティの検査方法と同じです。.NET Windows
フォーム・オブジェクトにチェックポイントを作成すると,QuickTest によっ
て,そのオブジェクトの選択されたプロパティの値が格納されます。アプリ
ケーションに変更が加えられた場合は,キャプチャされている値を修正して,
新しい期待値に合わせることができます。
テストを実行すると,QuickTest によって,チェックポイントで格納された値
と,アプリケーションの実際のプロパティの値が比較されることによって,ア
プリケーションの動作が検証されます。この 2 つの値が一致しないと,チェッ
クポイントは失敗となります。チェックポイントの結果は,[QuickTest テスト
結果]ウィンドウで確認できます。[テスト結果]ウィンドウの詳細について
は,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイド』の「テスト結果の分析」の
章を参照してください
この章では,[ツリー ビュー]および[エキスパート ビュー]を使用した例を
説明します。説明する情報および手順には,[エキスパート ビュー]での作業
が必要なものもあります。[エキスパート ビュー]での作業の詳細については,
『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
.NET Windows フォーム・オブジェクトを対象としたテストの記録
.NET Windows フォーム・アプリケーションを対象にテストを記録する場合,
QuickTest によって .NET Windows フォーム・オブジェクトが認識されます。
QuickTest によって,対応する .NET アイコンを持つステップが[ツリー
ビュー]に挿入され,.NET 固有のステートメントが[エキスパート ビュー]
に生成されます。
たとえば,.NET Windows フォーム・ボタンのクリックを記録すると,テスト・
ツリーは次のように表示されます。
このステップは QuickTest によって,[エキスパート ビュー]に次のように記録
されます。
SwfWindow("frmWin").SwfButton("OK").Click
16
第 3 章 • .NET Windows フォーム・アプリケーションのテスト
.NET Windows フォームのテスト・オブジェクト,メソッド,およびプロパ
ティの詳細については,第 5 章「.NET Windows フォーム・オブジェクト,メ
ソッド,およびプロパティを使った作業」を参照してください。
[Record and Run Settings]ダイアログ・ボックスの[Windows Applications]タ
ブを使用して,指定の .NET Windows フォーム・アプリケーションだけを対象
に記録を行うよう QuickTest に指示したり,セッションの記録を開始するたび
に指定の .NET Windows フォーム・アプリケーションを開くよう指示したり,
開いている任意のアプリケーションを対象に記録を行うよう QuickTest に指示
したりできます。
注:[すべてのアプリケーションでテストを記録して実行する]ことを選択す
ると,セッションの記録中は QuickTest により,標準的な Windows アプリケー
ション(Windows のエクスプローラや電子メール・アプリケーションなど)で
ユーザが実行する操作もすべて記録されます。
テストの作成法の詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイ
ド』を参照してください。
17
17
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
.NET Windows フォーム・オブジェクトの検証
.NET Windows フォーム・オブジェクトのプロパティの検査方法は,標準的な
Windows オブジェクトのプロパティの検査方法と同じです。また,.NET
Windows フォーム・アプリケーションのオブジェクトのプロパティやテキスト
の値を,データ・テーブルに出力することもできます。
チェックポイントまたは出力値のタイプの選択
.NET Windows フォーム・オブジェクトのテストでは,次のチェックポイント
と出力値がサポートされています。
タイプ
チェック
ポイント
出力
標準
○
○
テキスト範囲
○
○
ビットマップ
○
×
これらのチェックポイントと出力値のタイプの詳細については,『QuickTest
Professional ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
.NET Windows フォーム・オブジェクトのプロパティの検証
.NET Windows フォーム・オブジェクトのテスト・オブジェクトのプロパティ
を検証するには,標準チェックポイントを挿入([挿入]>[チェックポイン
ト]>[標準チェックポイント])します。
18
第 3 章 • .NET Windows フォーム・アプリケーションのテスト
たとえば,.NET ボタンの anchor,canselect,および enabled のプロパティを
検証するチェックポイントを作成することができます。
.NET Windows フォーム・チェックポイントは,他のチェックポイント・ス
テートメントと外観が似ています。[ツリー ビュー]では,ステートメントは
次のように表示されます。
[エキスパート ビュー]では,上のチェックポイントは次のように表示されます。
SwfWindow("frmButton").SwfButton("btnPopUp").Check
CheckPoint("btnPopUp")
19
19
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
テスト・オブジェクトに関連付けられているすべてのオブジェクト・プロパ
ティを検証できます。一般的に,各 .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトには,対応する標準的な Windows テスト・オブジェクトと同じプロパ
ティに加えて、NET 固有のいくつかのプロパティがあります。.NET Windows
フォーム・オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのプロパ
ティの一覧と説明については,第 5 章「.NET Windows フォーム・オブジェク
ト,メソッド,およびプロパティを使った作業」を参照してください。
[チェックポイントのプロパティ]ダイアログ・ボックスに含まれていないプ
ロパティを検証するには,.Object プロパティを使用します。詳細については,
下記の「実行環境 .NET Windows フォーム・オブジェクトの内部の プロパティ
とメソッドへのアクセス」を参照してください。
チェックポイントの詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガ
イド』を参照してください。
実行環境 .NET Windows フォーム・オブジェクトの内部の
プロパティとメソッドへのアクセス
.Object プロパティを使用して,アプリケーションの任意の .NET Windows
フォーム・オブジェクトの内部(ネイティブ)プロパティを取得したり,その
内部メソッドを動作させたりできます。
たとえば,次のようなステートメントを使用して,特定のボタンにフォーカス
を設定し,そのキャプションを変更することができます。
Set theButton = SwfWindow("frmWin").SwfButton("OK").Object
theButton.SetFocus
theButton.Caption = "Yes"
.Object プロパティは,標準チェックポイントの対象にできないプロパティの値
を検証する場合にも役立ちます。
.Object プロパティと,.NET Windows フォームのテスト・オブジェクトおよび
メソッドの詳細については,第 5 章「.NET Windows フォーム・オブジェクト,
メソッド,およびプロパティを使った作業」を参照してください。
20
第 3 章 • .NET Windows フォーム・アプリケーションのテスト
.NET Windows フォーム・オブジェクトを対象とするテストの実行
.NET Windows フォーム・オブジェクトを含むテストの実行方法は,他のテス
トの実行方法と同じです。[Record and Run Settings]ダイアログ・ボックスの
[Windows Applicactions]タブを使用して,テスト実行の開始のたびに .NET
Windows フォーム・アプリケーションを開くよう QuickTest に指示したり,す
でに開いているアプリケーションだけでテストを実行するよう QuickTest に指
示したりすることができます。
テスト結果ツリーには,テスト・ツリーと同じ .NET Windows フォーム・アイ
コンが表示されます。画面キャプチャをテスト結果に保存するように設定して
いた場合([ツール]>[オプション]>[実行]タブ),テスト実行時にキャ
プチャされたページが[テスト結果]ウィンドウの右下に表示され,テスト結
果ツリーのステップごとに,対応する .NET Windows フォーム・オブジェクト
が強調表示されます。
詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイド』を参照してく
ださい。
21
21
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
22
第4章
.NET Web フォーム・アプリケーションのテスト
.NET アドインを使用して,.NET Web フォーム・コントロールをテストできま
す。また,.NET Web フォーム・オブジェクトを対象とするチェックポイント
と出力値を作成して,アプリケーションのオブジェクトが期待どおりに機能す
ることを確認できます。
本章では,次の内容について説明します。
➤ .NET Web フォーム・オブジェクトを対象としたテストの記録
➤ .NET Web フォーム・オブジェクトの検証
➤ 実行環境 .NET Web フォーム・オブジェクトの内部のプロパティとメソッドへ
のアクセス
➤ .NET Web フォーム・オブジェクトを対象とするテストの実行
.NET Web フォーム・オブジェクトのテストについて
.NET アドインを使用して,大部分の .NET Web フォーム・コントロールをテス
トできます。
.NET Web フォーム・アプリケーションでのステップの記録と実行の方法は,
標準的な Web アプリケーションの場合と似ています。
[エキスパート ビュー],または[挿入]>[ステップ]オプションを使用し
て,.NET Web フォーム・テスト・オブジェクトおよび実行環境オブジェクト
のメソッドの呼び出し,プロパティの値の読み取りと設定,オブジェクトが存
在するかどうかの検査を行えます。
.NET Web フォーム・オブジェクトのプロパティの検査方法は,対応する Web
オブジェクトのプロパティの検査方法と同じです。.NET Web フォーム・オブ
ジェクトにチェックポイントを作成すると,QuickTest によって,そのオブジェ
クトの選択されたプロパティの値が格納されます。アプリケーションに変更が
23
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
加えられた場合は,キャプチャされている値を修正して,新しい期待値に合わ
せることができます。
テストを実行すると,QuickTest によって,チェックポイントで格納された値
と,アプリケーションの実際のプロパティの値が比較されることによって,ア
プリケーションの動作が検証されます。この 2 つの値が一致しないと,チェッ
クポイントは失敗となります。チェックポイントの結果は,[QuickTest テスト
結果]ウィンドウで確認できます。[テスト結果]ウィンドウの詳細について
は,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイド』の「テスト結果の分析」の
章を参照してください。
この章では,[ツリー ビュー]および[エキスパート ビュー]を使用した例を
説明します。説明する情報および手順には,[エキスパート ビュー]での作業
が必要なものもあります。[エキスパート ビュー]での作業の詳細については,
『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
.NET Web フォーム・オブジェクトを対象としたテストの記録
.NET Windows フォーム・アプリケーションを対象にテストを記録する場合,
QuickTest によって .NET Windows フォーム・オブジェクトが認識されます。
QuickTest によって,[ツリー ビュー]にステップが挿入され,[エキスパート
ビュー]にステートメントが生成されます。
たとえば,.NET Web フォーム・カレンダで 11 月 28 日と 12 月 6 日の日付がク
リックされたことを記録すると,テスト・ツリーは次のように表示されます。
これらのステップは QuickTest によって,[エキスパート ビュー]に次のように
記録されます。
Browser("Browser").Page("Calendar").Link("28").Click
Browser("Browser").Page("Calendar").Link("6").Click
Browser("Browser").Page("Calendar").Sync
24
第 4 章 • .NET Web フォーム・アプリケーションのテスト
[エキスパート ビュー]で Web フォームを対象とするステートメントを入力す
る方法の詳細については,『QuickTest オブジェクト・モデル・リファレンス』
(QuickTest の[ヘルプ]メニューまたは印刷マニュアル)の「Web」の項を参
照してください。
[Record and Run Settings]ダイアログ・ボックスの[Web]タブを使用して,記
録セッションを開始するたびに .NET Web フォーム・アプリケーションの URL
を開くよう QuickTest に指示したり,すでに開いている任意のブラウザで記録
を行うよう QuickTest に指示することができます。
注:[Record and Run Settings]ダイアログ・ボックスの[Web]タブを表示する
には,.NET アドインだけでなく Web アドインもロードしておく必要があります。
テストの作成法の詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイ
ド』を参照してください。
25
25
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
.NET Web フォーム・オブジェクトの検証
.NET Web フォーム・オブジェクトのプロパティの検査方法は,対応する Web
オブジェクトのプロパティの検査方法と同じです。また,.NET Web フォーム・
アプリケーションのオブジェクトのプロパティやテキストの値を,データ・
テーブルに出力することもできます。
チェックポイントまたは出力値のタイプの選択
.NET Web フォーム・オブジェクトのテストでは,次のチェックポイントと出
力値がサポートされています。
タイプ
チェック
ポイント
出力
標準
○
○
ページ
○
○
アクセシビリ
ティ
○
×
テキスト
○
○
テーブル
○
○
ビットマップ
○
×
XML(アプリ
ケーション)
○
×
これらのチェックポイントと出力値のタイプの詳細については,『QuickTest
Professional ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
26
第 4 章 • .NET Web フォーム・アプリケーションのテスト
.NET Web フォーム・オブジェクトのプロパティの検証
.NET Web フォーム・オブジェクトのテスト・オブジェクトのプロパティを検
証するには,標準チェックポイントを挿入([挿入]>[チェックポイント]
>[標準チェックポイント]
)します。
たとえば,Web フォーム・リンクの color,href,html tag,および innertext プ
ロパティを検証するチェックポイントを作成できます。
.NET Web フォーム・チェックポイントは,他のチェックポイント・ステート
メントと外観が似ています。[ツリー ビュー]では,上のチェックポイントは
次のように表示されます。
[エキスパート ビュー]では,上のチェックポイントは次のように表示されます。
Browser("Browser").Page("Calendar").Link("Dec6").Check CheckPoint("Dec6")
27
27
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
オブジェクトと関連付けられているすべてのテスト・オブジェクトのプロパ
ティを検証できます。一般に,各 .NET Web フォーム・テスト・オブジェクト
には,対応する Web テスト・オブジェクトと同じプロパティがあります。各オ
ブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのプロパティの一覧と
それらの説明については,『QuickTest オブジェクト・モデル・リファレンス』
の「Web」の項を参照してください。
[チェックポイントのプロパティ]ダイアログ・ボックスに含まれていないプ
ロパティを検証するには,.Object プロパティを使用します。詳細については,
以下の「実行環境 .NET Web フォーム・オブジェクトの内部のプロパティとメ
ソッドへのアクセス」を参照してください。
チェックポイントの詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガ
イド』を参照してください。
実行環境 .NET Web フォーム・オブジェクトの内部のプロパティと
メソッドへのアクセス
.Object プロパティを使用して,アプリケーションの任意の .NET Web フォー
ム・オブジェクトの内部(ネイティブ)プロパティを取得したり,その内部メ
ソッドを動作させたりできます。
次の例では,.Object プロパティを使用して,ページのリンク・コレクションに
LinksCollecton を割り当てています。その後,リンクに innerHTML テキストを
含むメッセージ・ボックスを表示しています。
Dim LinksCollection, link
Set LinksCollection = Browser(browser_name).Page(page_name).Object.links
For Each link in LinksCollection
MsgBox link.innerHTML
Next
.Object プロパティは,標準チェックポイントの対象にできないプロパティの値
を検証する場合にも役立ちます。
.Object プロパティと,.NET Web フォームのテスト・オブジェクトおよびメ
ソッドの詳細については,第 5 章「.NET Windows フォーム・オブジェクト,メ
ソッド,およびプロパティを使った作業」を参照してください。
28
第 4 章 • .NET Web フォーム・アプリケーションのテスト
.NET Web フォーム・オブジェクトを対象とするテストの実行
.NET Web フォーム・オブジェクトを含むテストの実行方法は,他のテストの
実行方法と同じです。[Record and Run Settings]ダイアログ・ボックスの
[Web]タブを使用して,テストの実行を開始するたびに .NET Web フォーム・
アプリケーションの URL を開くよう QuickTest に指示したり,すでに開いてい
る任意のブラウザだけでテストを実行するよう QuickTest に指示したりするこ
とができます。
注:[Record and Run Settings]ダイアログ・ボックスの[Web]タブを表示する
には,.NET アドインだけでなく Web アドインもロードしておく必要がありま
す。アドインのロード方法の詳細については,10 ページ「.NET アドイン・サ
ポートの有効化」を参照してください。
テスト結果ツリーには,テスト・ツリーと同じアイコンが表示されます。画面
キャプチャをテスト結果に保存するように設定していた場合([ツール]>
[オプション]>[実行]タブ),テスト実行時にキャプチャされたページが
[テスト結果]ウィンドウの右下に表示され,テスト結果ツリーのステップご
とに,対応する .NET Web フォーム・オブジェクトが強調表示されます。
テストの実行法の詳細については,『QuickTest Professional ユーザーズ・ガイ
ド』を参照してください。
29
29
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
30
第3部
.NET Windows フォーム・オブジェクト・モデル・
リファレンス
31
32
第5章
.NET Windows フォーム・オブジェクト,
メソッド,およびプロパティを使った作業
本章では,.NET Windows フォーム・アプリケーションに対してサポートされてい
る,テスト・オブジェクト,メソッド,およびプロパティについて説明します。
注:.NET Web フォームに対してサポートされているテスト・オブジェクト,
メソッド,およびプロパティの詳細については,『QuickTest オブジェクト・モ
デル・リファレンス』の Web に関する項を参照してください([ヘルプ]>
[目次と索引]を選択して表示するか,印刷マニュアルを参照)。
サポートされているオブジェクト
.NET Windows フォーム・アプリケーションのテストでは,次のテスト・オブ
ジェクトを使用できます。
➤ SwfButton オブジェクト
➤ SwfCheckBox オブジェクト
➤ SwfComboBox オブジェクト
➤ SwfEdit オブジェクト
➤ SwfEditor オブジェクト
➤ SwfLabel オブジェクト
➤ SwfList オブジェクト
➤ SwfListView オブジェクト
33
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ SwfObject オブジェクト
➤ SwfRadioButton オブジェクト
➤ SwfScrollBar オブジェクト
➤ SwfSpin オブジェクト
➤ SwfTab オブジェクト
➤ SwfToolBar オブジェクト
➤ SwfTreeView オブジェクト
➤ SwfWindow オブジェクト
34
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfButton オブジェクト
.NET ボタン・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfButton オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッ
ドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションのボ
タン・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfButton オブジェクトに関連付けられています。
これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfButton 固有のメソッドの構
文と例については,本項で説明します。
SwfButton テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティ
の一覧については,36 ページ「SwfButton テスト・オブジェクトのプロパティ」
を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページ を参照)
➤ Exist メソッド (189 ページ を参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (36 ページを参照)
35
35
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の目的の位置まで,マウス・ポインタを移動します。
構文
SwfButton(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,MouseMove メソッドを使用して,button4 ボタン内の座標位置
(10,15)にマウス・ポインタを移動します。
SwfWindow("Form1").SwfButton("button4").MouseMove 10, 15
SwfButton テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfButton オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オ
ブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を
表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,お
よびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
36
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が、そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsButtonMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固定
されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
37
37
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
38
プロパティ名
説明
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
DialogResult
ボタンがクリックされたときに親フォームに返される値。
取り得る値:
OK:ダイアログ・ボックスの戻り値は「OK」で
す(通常,「OK」というラベルの付いたボタンか
ら送信されます)。
Cancel:ダイアログ・ボックスの戻り値は
「Cancel」です(通常,「キャンセル」というラベ
ルの付いたボタンから送信されます)。
Yes:ダイアログ・ボックスの戻り値は「Yes」で
す(通常,「はい」というラベルの付いたボタンか
ら送信されます)。
No:ダイアログ・ボックスの戻り値は「No」です
(通常,「いいえ」というラベルの付いたボタンか
ら送信されます)。
Abort:ダイアログ・ボックスの戻り値は「Abort」
です(通常,「中止」というラベルの付いたボタン
から送信されます)。
Retry:ダイアログ・ボックスの戻り値は「Retry」
です(通常,「再試行」というラベルの付いたボタ
ンから送信されます)。
Ignore:ダイアログ・ボックスの戻り値は
「Ignore」です(通常,「無視」というラベルの付い
たボタンから送信されます)
。
None: ダイアログ・ボックスからの戻り値はあり
ません。これは,モーダル・ダイアログに実行が
継続されることを意味します。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコン
トロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None: コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)
。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
39
39
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
40
プロパティ名
説明
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・ファイルの固定要素。
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit: テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
TextAlign
ボタン・コントロールのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter: テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
41
41
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfCheckBox オブジェクト
.NET チェック・ボックス・オブジェクトです。
関連メソッドおよびプロパティ
SwfCheckBox オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメ
ソッドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーション
のチェック・ボックス・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfCheckBox オブジェクトに関連付けられていま
す。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfCheckBox 固有のメソッ
ドの構文と例については,本項で説明します。
SwfCheckBox テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパ
ティの一覧については,44 ページ「SwfCheckBox テスト・オブジェクトのプロ
パティ」を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (43 ページを参照)
42
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Set メソッド (44 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfCheckBox(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,MouseMove メソッドを使用して,ChBox2 チェック・ボックス内
の位置(3,3)にマウス・ポインタを移動します。
SwfWindow("Form1").SwfCheckBox("ChBox2").MouseMove 3,3
43
43
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Set メソッド
.NET チェック・ボックスの値を設定します。
構文
SwfCheckBox(description).Set Value
引数
型
Value
String
説明
チェック・ボックスに割り当てられる値。値は,
(3 ステート・チェック・ボックスの場合)ON,
OFF または DIMMED のいずれかです。
例
次の例では,Set メソッドを使用して,[Box1]チェック・ボックスをクリアし
ています。
SwfWindow("Form1").SwfCheckBox("Box1").Set "OFF"
SwfCheckBox テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfCheckBox オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。
オブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧
を表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,
およびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
44
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsCheckBoxMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固定
されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Appearance
チェック・ボックス・コントロールの表示状態を示し
ます。
取り得る値:
Button :Windows ボタンの外観。
Normal :コントロール・クラスで定義される標
準の外観。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
AutoCheck
チェック・ボックスがクリックされたときに,チェッ
ク・ボックスが表示が自動的に変わるかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
45
45
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
46
プロパティ名
説明
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
checked
オブジェクトのステータス。
取り得る値: ON:選択済み
OFF :クリア
DIMMED:無効
CheckState
チェック・ボックスの状態。
取り得る値:
Checked:コントロールはチェックされている状
態です。
Indeterminate:コントロールはグレー表示になっ
ています。
Unchecked: コントロールはチェックされていま
せん。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコン
トロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None: コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
FlatStyle
コントロールの平面スタイル表示のときの外観を示し
ます。
取り得る値:
Flat :コントロールは平面として表示されています。
Popup :マウス・ポインタが上を通過するまでコン
トロールは平面として表示されていますが,マウ
ス・ポインタが通過すると立体的に表示されます。
Standard :コントロールは立体的に表示されてい
ます。
System :コントロールの表示は,ユーザのオペ
レーティング・システムによって決まります。
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
47
47
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
48
プロパティ名
説明
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素です。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素です。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
ThreeState
チェック・ボックスが 2 とおりではなく 3 とおりの状
態を持てるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
49
49
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfComboBox オブジェクト
.NET コンボ・ボックス・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfComboBox オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメ
ソッドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーション
のコンボ・ボックス・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfComboBox オブジェクトに関連付けられてい
ます。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfComboBox 固有のメ
ソッドの構文と例については,本項で説明します。
SwfComboBox テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパ
ティの一覧については,54 ページ「SwfComboBox テスト・オブジェクトのプ
ロパティ」を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetContent メソッド (51 ページを参照)
➤ GetItem メソッド (51 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetSelection メソッド (52 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
50
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ ItemsCount メソッド (52 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (53 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Select メソッド (54 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
GetContent メソッド
オブジェクトのリストのすべての項目を返します。
構文
SwfComboBox(description).GetContent
戻り値
String
例
次の例では,GetContent メソッドを使用して,combo1 コンボ・ボックスのす
べての項目を返しています。
Contents=SwfWindow("Form1").SwfComboBox("combo1").GetContent
GetItem メソッド
インデックスにより指定される項目の値を返します。
51
51
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
構文
SwfComboBox(description).GetItem (Index)
引数
型
説明
Index
Number
項目の数値インデックス。インデックス値は 0 か
ら始まります。
戻り値
String
例
次の例では,コンボ・リストの 5 番目の項目の値を返しています。
itemVal = SwfWindow("Form1").SwfComboBox("combo1").GetItem (4)
GetSelection メソッド
オブジェクトのリストの中で選択されたすべての項目を返します。
構文
SwfComboBox(description).GetSelection
戻り値
String
例
次の例では,combo1 コンボ・ボックスの選択されている項目を返しています。
Selection=SwfWindow("Form1").SwfComboBox("combo1").GetSelection
ItemsCount メソッド
オブジェクトのリストにある項目の数を返します。
構文
SwfComboBox(description).ItemsCount
52
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
戻り値
Number
例
次の例では,ItemsCount メソッドを使用して,combo1 コンボ・ボックスの項
目を返しています。
Count=SwfWindow("Form1").SwfComboBox("combo1").ItemsCount
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfComboBox(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,MouseMove メソッドを使用して,combo1 コンボ・ボックス内の
位置(10,15)にマウス・ポインタを移動します。
SwfWindow("Form1"). SwfComboBox ("combo1").MouseMove 10, 15
53
53
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Select メソッド
オブジェクトのリストから項目を選択します。
構文
SwfComboBox(description).Select Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,Select メソッドを使用して,combo1 コンボ・ボックスの 5 番目の
項目を選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfComboBox("combo1").Select "Five"
または
SwfWindow("Form1").SwfComboBox("combo1").Select 5
SwfComboBox テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfComboBox オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。
オブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧
を表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,
およびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
54
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsComboBoxMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
all items
コントロールのすべての項目のリストです(区切り文
字はセミコロン(;))。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固定
されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
55
55
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
56
プロパティ名
説明
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
DisplayMember
DataSource プロパティによって指定されるオブジェク
トのプロパティ名を指定する文字列。
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコン
トロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None: コントロールはドッキングしていません。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
DrawMode
コードまたはオペレーティング・システムが,リスト
内の要素の描画を処理するかどうかを示します。
取り得る値:
Normal:コントロール内の要素がすべてオペレー
ティング・システムによって描画され,すべて同
じサイズです。
OwnerDrawFixed:コントロール内の要素がすべ
てオーナーによって描画され,すべて同じサイズ
です。
OwnerDrawVariable:コントロール内の要素がす
べてオーナーによって描画され,サイズが異なる
ことがあります。
DropDownStyle
コンボ・ボックスのスタイルを指定します。
取り得る値:
DropDown:テキスト部分は編集可能です。ユー
ザは,矢印ボタンをクリックすることでリスト部
分を表示できます。
DropDownList:ユーザは,テキスト部分を直接編
集することはできません。ユーザは,矢印ボタン
をクリックすることでリスト部分を表示できます。
Simple:テキスト部分は編集可能です。リストの
部分は常に表示されています。
DropDownWidth
ドロップダウン・ボックスの幅(ピクセル単位)
。
DroppedDown
現在コンボ・ボックスがドロップダウン部分を表示し
ているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)
。
57
57
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
58
プロパティ名
説明
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IntegralHeight
項目を部分的に表示することを避けるため,コント
ロールがサイズ変更を行うかどうかを示します。
取り得る値: True
False
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
ItemHeight
コンボ・ボックスの項目の高さ(ピクセル単位)です。
items count
オブジェクトに含まれている項目の数です。
LabelEdit
ツリー・ノードのラベル・テキストが編集可能である
かどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
MaxDropDownItems
コンボ・ボックスのドロップダウン部分に含まれる項
目の最大数。
取り得る値:1 〜 100 の整数(1 と 100 を含む)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
MaxLength
コンボ・ボックスの編集可能な部分で使用できる文字
数の上限。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
SelectedText
コンボ・ボックスの編集可能領域で選択されているテ
キスト。
Selection
コントロールの中で選択されている項目の一覧です
(区切り文字は セミコロン(;))。
SelectionLength
コンボ・ボックスの編集可能な部分で選択されている
文字の数。
SelectionStart
コンボ・ボックスで選択されているテキストの開始イ
ンデックス。
Sorted
コンボ・ボックスの項目がソートされているかどうか
を示します。
取り得る値: True
False
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
59
59
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
60
プロパティ名
説明
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfEdit オブジェクト
.NET エディット・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfEdit オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッド
とプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションのエ
ディット・ボックス・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfEdit オブジェクトに関連付けられています。
これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfEdit 固有のメソッドの構
文と例については,本項で説明します。
SwfEdit テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティの
一覧については,64 ページ「SwfEdit テスト・オブジェクトのプロパティ」を
参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (62 ページを参照)
61
61
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Set メソッド (63 ページを参照)
➤ SetSecure メソッド (63 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfEdit(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,MouseMove メソッドを使用して,[File name]エディット・ボッ
クス内の位置(10,15)にマウス・ポインタを移動します。
SwfWindow("Open").SwfEdit("File &name:").MouseMove 10, 15
62
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Set メソッド
エディット・フィールドの値を設定します。
構文
SwfEdit(description).Set Text
引数
型
説明
Text
String
エディット・ボックスに入力するテキスト。
例
次の例では,Set メソッドを使用して,[File name]エディット・ボックスに
ファイル名 document.txt を設定しています。
SwfWindow("Open").SwfEdit("File &name:").Set "document.txt"
SetSecure メソッド
エディット・フィールドの暗号化された値を設定します。
注:パスワードまたはセキュリティ保護されるその他のテキストが入力される
と,SetSecure メソッドが記録されます。テキストは記録時に暗号化され,テス
ト実行時に復号されます。
構文
SwfEdit(description).SetSecure SecureText
引数
型
説明
SecureText
String
エディット・フィールドに入力する暗号化された
テキスト。
63
63
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,[Password]エディット・ボックスにパスワードを設定します。
SwfWindow("Enter password").SwfEdit("Password:").
SetSecure "cvrt55ccrf5656edsd"
SwfEdit テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfEdit オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsTextBoxMembersTopic.asp
64
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)です。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)です。
AcceptsTab
マルチライン・テキスト・ボックス・コントロールで
TAB キーを押したときに,タブ順序における次のコン
トロールにフォーカスを移すのではなく,コントロー
ル内に TAB 文字を入力するかどうかを示します。
取り得る値: True
False
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固
定されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
CanUndo
テキスト・ボックス・コントロールでユーザが行った
操作を取り消せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
65
65
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
66
プロパティ名
説明
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
DropDownWidth
ドロップダウン・ボックスの幅(ピクセル単位)
。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値で
す。オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダ
イアログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示
します。値は上から下に向かって,また左から右に向
かって順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
MaxLength
テキスト・ボックス・コントロールにユーザが入力で
きる文字数の上限。
Modified
コントロールの作成時点,またはコントロールの内容
が最後に設定された時点から,ユーザがテキスト・
ボックス・コントロールの内容に変更を加えたことを
示します。
取り得る値: True
False
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit: テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
67
67
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
68
プロパティ名
説明
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)です。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)です。
69
69
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfEditor オブジェクト
.NET マルチライン・エディット・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfEditor オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッド
とプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションのエ
ディタ・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfEditor オブジェクトに関連付けられています。
これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfEditor 固有のメソッドの構
文と例については,本項で説明します。
SwfEditor テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティの
一覧については,73 ページ「SwfEditor テスト・オブジェクトのプロパティ」
を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (71 ページを参照)
70
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ SetCaretPos メソッド (72 ページを参照)
➤ SetSelection メソッド (72 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfEditor(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,richTextBox1 リッチ・エディット・コントロールの内部で,マウ
ス・ポインタを位置(0, 0)に移動します。
SwfWindow("Form1").SwfEditor("richTextBox1").MouseMove 0, 0
71
71
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SetCaretPos メソッド
マルチライン・エディット・オブジェクト内の指定の位置にカーソルを配置し
ます。
構文
SwfEditor(description).SetCaretPos Line, Col
引数
型
説明
Line
Number
挿入ポイントが配置される,0 から始まる行の位置。
Col
Number
挿入ポイントが配置される,0 から始まるカラム
の位置。
例
次の例では,richTextBox1 リッチ・エディット・コントロールの内部で,カ
レットの位置を,テキストの 2 行目の 4 カラム目に設定しています。
SwfWindow("Form1").SwfEditor("richTextBox1").SetCaretPos 1, 3
SetSelection メソッド
エディット・オブジェクト内のテキストを選択します。
構文
SwfEditor(description).SetSelection StartLine, StartCol, EndLine, EndCol
72
引数
型
説明
StartLine
Number
選択開始位置の行。
StartCol
Number
選択開始位置のカラム。
EndLine
Number
選択終了位置の行。
EndCol
Number
選択終了位置のカラム。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
例
次の例では,richTextBox1 リッチ・エディット・コントロールの内部で,指定
範囲のテキストを選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfEditor("richTextBox1").SetSelection 0, 3, 1, 3
SwfEditor テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfEditor オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsTextBoxMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
73
73
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
74
プロパティ名
説明
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
ContainsFocus
コントロールまたはその子コントロールの 1 つが現在
入力フォーカスを得ているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子です。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)です。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)です。
75
75
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfLabel オブジェクト
静的テキスト・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfLabel オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクト・メソッド
とプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションの静的
テキスト・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfLabel オブジェクトに関連付けられています。
これらのメソッドはすべて,.NET Windows フォーム・テスト・オブジェクト
で共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共通のメ
ソッドとプロパティ」で説明しています。
SwfLabel テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティの
一覧については,77 ページ「SwfLabel テスト・オブジェクトのプロパティ」を
参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
76
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfLabel テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfLabel オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値で
す。オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダ
イアログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示
します。値は上から下に向かって,また左から右に向
かって順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
77
77
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
78
プロパティ名
説明
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素です。
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)です。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)です。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfList オブジェクト
.NET リスト・オブジェクトです。
関連メソッドおよびプロパティ
SwfList オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクト・メソッドと
プロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションのリスト・
オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfList オブジェクトに関連付けられています。こ
れらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfList 固有のメソッドの構文
と例については,本項で説明します。
SwfList テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティの一
覧については,87 ページ「SwfList テスト・オブジェクトのプロパティ」を参
照してください。
➤ Activate メソッド (81 ページを参照)
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Deselect メソッド (81 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ ExtendSelect メソッド (82 ページを参照)
➤ GetContent メソッド (83 ページを参照)
➤ GetItem メソッド (83 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
79
79
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ GetSelection メソッド (84 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ ItemsCount メソッド (84 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (85 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Select メソッド (85 ページを参照)
➤ SelectRange メソッド (86 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
80
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Activate メソッド
オブジェクトのリストの項目を呼び出します(ダブルクリックします)。
構文
SwfList(description).Activate Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,リスト・ボックスの項目 MyFile をダブルクリックしています。
SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").Activate "MyFile"
または
SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").Activate 1
Deselect メソッド
オブジェクトのリストで選択されている項目の選択を解除します。
注:オブジェクトの SelectionMode プロパティを「Multiple」に設定する必要が
あります。
81
81
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
構文
SwfList(description).Deselect Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの選択されている項目を,選択解除し
ています。
SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").Deselect "3"
ExtendSelect メソッド
複数選択リストから追加項目を選択します。
構文
SwfList(description).ExtendSelect Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの複数選択リストに,項目を追加して
います。
SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").ExtendSelect 0
82
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
GetContent メソッド
オブジェクトのリストのすべての項目を返します。
構文
SwfList(description).GetContent
戻り値
String
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの項目一覧を表示しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").GetContent
GetItem メソッド
インデックスにより指定される項目の値を返します。
構文
SwfList(description).GetItem (Index)
引数
型
説明
Index
Number
項目の数値インデックス。インデックス値は 0 か
ら始まります。
戻り値
String
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの 5 番目の項目の値を返しています。
itemVal = SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").GetItem (4)
83
83
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
GetSelection メソッド
オブジェクトのリストの中で選択されたすべての項目を返します。
構文
SwfList(description).GetSelection
戻り値
String
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの中で選択されている項目を返してい
ます。
selected_item = SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").GetSelection
ItemsCount メソッド
オブジェクトのリストにある項目の数を返します。
構文
SwfList(description).ItemsCount
戻り値
Number
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの項目一覧を返しています。
cnt = SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").ItemsCount
84
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfList(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,listBox1 リスト・ボックスの内部で,マウス・ポインタを位置(0,
0)に移動します。
SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").MouseMove 0, 0
Select メソッド
オブジェクトのリストから項目を選択します。
構文
SwfList(description).Select Item [, Button, Offset]
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
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85
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
引数
型
説明
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトのクリックに使用
するボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
Offset
Number
指定は任意です。項目のテキストの左マージンを
原点とした,クリック場所の水平オフセット(ピ
クセル単位)。この引数が使用できるのは,Button
引数が指定されている場合だけです。
例
次の例では,オフセットを 30 ピクセルに設定し,左マウス・ボタンを使用し
て,項目 1 を選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfList("listBox1").Select 1, 0, 30
SelectRange メソッド
指定された 2 つの項目の間(2 つの項目を含む)にある,すべてのリスト項目
を選択します。
注:このメソッドは,複数選択が可能なリストにのみ適用されます。
構文
SwfList(description).SelectRange [Item1,] Item2
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引数
型
Item1
String
説明
指定は任意です。範囲の最初の項目。Item1 引数
を指定しなかった場合,現在選択されている項目
が範囲の最初の項目になります。
項目の値(引用符付き)または数値インデックス
(引用符なし)で,対象項目を指定することがで
きます。リストの最初の項目の番号は 0 です。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
引数
型
Item2
String
説明
範囲の最後の項目。
項目の値(引用符付き)または数値インデックス
(引用符なし)で,対象項目を指定することがで
きます。リストの最初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,「Red」と「Blue」の間にある(この 2 つの項目を含む)すべての
項目を選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfList("Colors").SelectRange "Red", "Blue"
SwfList テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfList オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsListBoxMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
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87
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
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プロパティ名
説明
all items
コントロールのすべての項目のリストです(区切り文
字は セミコロン(;))。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固定
されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
ColumnWidth
コントロールの各カラムの幅(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
ContainsFocus
コントロールまたはその子コントロールの 1 つが現在
入力フォーカスを得ているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
HorizontalExtent
水平スクロール・バーがコントロールをスクロールで
きる幅(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
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QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
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プロパティ名
説明
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
ItemHeight
コンボ・ボックスの項目の高さ(ピクセル単位)
。
items count
オブジェクトに含まれている項目の数。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
MultiColumn
リスト・ボックスが複数のカラムをサポートしている
かどうかを示します。
取り得る値: True
False
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの永続的な部分。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
ScrollAlwaysVisible
垂直スクロール・バーを常に表示するかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
SelectedIndex
現在選択されている項目のインデックス。インデック
スは 0 から始まります。
項目が選択されていない場合,値はマイナス 1(-1)
になります。
Selection
コントロールの中で選択されている項目の一覧(区切
り文字は セミコロン(;))。
SelectionMode
リスト・ボックスで項目を選択される方式を示します。
取り得る値:
MultiExtended:複数の項目を選択できます。ユー
ザは SHIFT キー, CTRL キーおよび矢印キーを使
用して選択することができます。
MultiSimple:複数の項目を選択できます。
None:項目は選択できません。
One:項目を 1 つだけ選択できます。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
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QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
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プロパティ名
説明
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
TopIndex
リスト・ボックスで先頭に表示される項目。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfListView オブジェクト
.NET ListView オブジェクトです。
関連メソッドおよびプロパティ
SwfListView オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクト・メ
ソッドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーション
のリストビュー・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfListView オブジェクトに関連付けられていま
す。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfListView 固有のメソッ
ドの構文と例については,本項で説明します。
SwfListView テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパ
ティの一覧については,103 ページ「SwfListView テスト・オブジェクトのプロ
パティ」を参照してください。
➤ Activate メソッド (95 ページを参照)
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Deselect メソッド (95 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ ExtendSelect メソッド (96 ページを参照)
➤ GetCheckMarks メソッド (96 ページを参照)
➤ GetContent メソッド (97 ページを参照)
➤ GetItem メソッド (97 ページを参照)
93
93
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetSelection メソッド (98 ページを参照)
➤ GetSubItem メソッド (98 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ ItemsCount メソッド (99 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Select メソッド (100 ページを参照)
➤ SelectRange メソッド (100 ページを参照)
➤ SetItemState メソッド (102 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
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第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Activate メソッド
オブジェクトのリストの項目を呼び出します(ダブルクリックします)。
構文
SwfListView(description).Activate Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,Activate メソッドを使用して,Names リストの項目 Nancy をダブ
ルクリックしています。
SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").Activate "Nancy"
Deselect メソッド
オブジェクトのリストで選択されている項目の選択を解除します。
構文
SwfListView(description).Deselect Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,Deselect メソッドを使用して,Names リストで選択されている項
目 Nancy の選択を解除しています。
SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").Deselect "Nancy"
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95
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
ExtendSelect メソッド
複数選択リストから追加項目を選択します。
構文
SwfListView(description).ExtendSelect Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,複数選択リストから Angela を選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").ExtendSelect "Angela"
GetCheckMarks メソッド
チェック印の付いている項目の数と値を取得します。
構文
SwfListView(description).GetCheckMarks
戻り値
String
例
次の例では,文字列 checked に,チェック印が付いているリスト項目の値を取
得しています。
string 100, checked
checked=SwfWindow("Form1").SwfListView("listView").GetCheckMarks
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第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
GetContent メソッド
オブジェクトのリストのすべての項目を返します。
構文
SwfListView(description).GetContent
戻り値
String
例
次の例では,Names リストの項目を返しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfListView("listBox1").GetContent
GetItem メソッド
インデックスにより指定される項目の値を返します。
構文
SwfListView(description).GetItem (Index)
引数
型
説明
Index
Number
項目の数値インデックス。インデックス値は 0 か
ら始まります。
戻り値
String
例
次の例では,リスト・ビューの 5 番目の項目の値を返しています。
itemVal = SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").GetItem (4)
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97
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
GetSelection メソッド
オブジェクトのリストの中で選択されたすべての項目を返します。
構文
SwfListView(description).GetSelection
戻り値
String
例
次の例では,Names リストの選択されている項目を返しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").GetSelection
GetSubItem メソッド
レポート・スタイル(LVS_REPORT)ListView のサブ項目のテキスト値を返し
ます。
構文
SwfListView(description).GetSubItem Item, SubItem
引数
型
説明
Item
Variant
項目の名前または数値インデックス。インデック
ス値は 0 から始まります。
SubItem
Variant
サブ項目のカラム名または数値インデックス。イ
ンデックス値は 0 から始まります。
戻り値
String
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第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
例
次の例では,Windows タスク・マネージャのダイアログ・ボックスの[プロセ
ス]タブにある,最初の 5 つの項目のプロパティを取得しています。続いて,
リスト内の位置に関係なく,プロセス QTPro.exe の同じプロパティを取得して
います。その後,取得したすべてのプロパティをメッセージ・ボックスに表示
しています。
注:インデックス値を使用して項目またはサブ項目を指定する場合,項目はさ
まざまな属性に従って並べ替えが可能であり,サブ項目は移動したり非表示に
することが可能なため,QuickTest では表示インデックスが使用されます。
つまり,ユーザが項目 3 とサブ項目 2 を指定した場合,
(インデックスは 0 から
始まるため)現在リストに表示されている,3 番目のカラムにある 4 番目の項
目の値が取得されます。並べ替え順序を変更した場合や,カラムを非表示にし
た場合,項目とサブ項目の新しい表示に基づいて,異なるプロパティが取得さ
れます。
ItemsCount メソッド
オブジェクトのリストにある項目の数を返します。
構文
SwfListView(description).ItemsCount
戻り値
Number
例
次の例では,Names リストの項目を返しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").ItemsCount
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99
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Select メソッド
オブジェクトのリストから項目を選択します。
構文
SwfListView(description).Select Item [, Button, Offset]
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトのクリックに使用
するボタンです。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
Offset
Number
指定は任意です。項目のテキストの左マージンを
原点とした,クリック場所の水平オフセット(ピ
クセル単位)です。この引数が使用できるのは,
Button 引数が指定されている場合だけです。
例
次の例では,オフセットを 20 ピクセルに設定し,右マウス・ボタンを使用し
て,項目 2 を選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfListView("listView").Select 2, 1, 20
SelectRange メソッド
指定された 2 つの項目の間(2 つの項目を含む)にある,すべてのリスト項目
を選択します。
注:このメソッドは,複数選択が可能なリストにのみ適用されます。
100
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
構文
SwfListView(description).SelectRange [Item1,] Item2
引数
型
説明
Item1
String
指定は任意です。範囲の最初の項目。Item1 引数
を指定しなかった場合,現在選択されている項目
が範囲の最初の項目になります。
項目の値(引用符付き)または数値インデックス
(引用符なし)で,対象項目を指定することがで
きます。リストの最初の項目の番号は 0 です。
Item2
String
範囲の最後の項目。
項目の値(引用符付き)または数値インデックス
(引用符なし)で,対象項目を指定することがで
きます。リストの最初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,SelectRange メソッドを使用して,Names リストの 1 〜 5 までの
項目を選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").SelectRange 1,5
101
101
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SetItemState メソッド
リスト・ビューにおいて,指定された項目のチェック・ボックス・アイコンの
状態を設定します。
構文
SwfListView(description).SetItemState Item, State
引数
型
説明
Item
Variant
リストから選択する項目。項目の値(引用符付き)
または数値インデックス(引用符なし)で,対象項
目を指定することができます。リストの最初の項目
の番号は 0 です。
State
Number
オブジェクトの状態。状態は,インデックス,また
は状態を表す次の定数の 1 つを取ります。
micChecked (1):項目はチェックされています。
micUnchecked (0):項目はチェックされていません。
micClick (-1):状態アイコンでのクリックです。
micDblClick (-2):状態アイコンでのダブルクリック
です。
例
次の例では,Names リスト・ビューの項目 1 のチェック・ボックスをクリアし
ています。
SwfWindow("Form1").SwfListView("listView").SetItemState 1, micUnchecked
102
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfListView テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfListView オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。
オブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧
を表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,
およびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsListBoxMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
all items
コントロールのすべての項目のリストです(区切り文
字は セミコロン(;))。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
103
103
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
104
プロパティ名
説明
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固
定されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
CheckBoxes
コントロールの各項目の横にチェック・ボックスが表
示されるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
checked
オブジェクトのチェックされている項目のインデック
スのリスト。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
HasChildren
コントロールに,1 つまたは複数の子コントロールが
含まれているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)
。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
105
105
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
106
プロパティ名
説明
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
items count
オブジェクトに含まれている項目の数です。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値で
す。オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダ
イアログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示
します。値は上から下に向かって,また左から右に向
かって順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
MultiSelect
複数の項目を選択できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
Selection
コントロールの中で選択されている項目の一覧(区切
り文字は セミコロン(;))。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
107
107
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfObject オブジェクト
標準 .NET オブジェクトです。
関連メソッドおよびプロパティ
SwfObject オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッ
ドとプロパティを使用して,任意の標準 .NET Windows フォーム・オブジェク
トをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfObject オブジェクトに関連付けられています。
これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfObject 固有のメソッドの
構文と例については,本項で説明します。
SwfObject テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティ
の一覧については,110 ページ「SwfObject テスト・オブジェクトのプロパ
ティ」を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (109 ページを参照)
108
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfObject(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,progressBar1 オブジェクトの内部で,マウス・ポインタを位置
(10, 5)に移動します。
SwfWindow("Form1").SwfObject("progressBar1").MouseMove 10, 5
109
109
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfObject テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfObject オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オ
ブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を
表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,お
よびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsControlMembersTopic.asp
110
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固
定されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
111
111
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
112
プロパティ名
説明
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
HasChildren
コントロールに,1 つまたは複数の子コントロールが
含まれているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値で
す。オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダ
イアログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示
します。値は上から下に向かって,また左から右に向
かって順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
113
113
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfRadioButton オブジェクト
.NET ラジオ・ボタン・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfRadioButton オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメ
ソッドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーション
のラジオ・ボタン・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfRadioButton オブジェクトに関連付けられてい
ます。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfRadioButton 固有のメ
ソッドの構文と例については,本項で説明します。
SwfRadioButton テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパ
ティの一覧については,116 ページ「SwfRadioButton テスト・オブジェクトの
プロパティ」を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (115 ページを参照)
114
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Set メソッド (115 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfRadioButton(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,rButton4 ラジオ・ボタンの内部で,マウス・ポインタを位置(20,
30)に移動します。
SwfWindow("Form1").SwfRadioButton("rButton4").MouseMove 20, 30
Set メソッド
ラジオ・ボタンを(選択されたラジオ・ボタンとして)設定します。
構文
SwfRadioButton(description).Set
115
115
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,rButton4 ラジオ・ボタンを設定します。
SwfWindow("Form1").SwfRadioButton("rButton4").Set
SwfRadioButton テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfRadioButton オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧で
す。オブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの
一覧を表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミン
グ,およびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional
ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsRadioButtonMembersTopic.asp
116
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
all items
コントロールのすべての項目のリストです(区切り文
字は セミコロン(;))。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
checked
オブジェクトのステータス。
取り得る値: ON:選択済み
OFF :クリア
DIMMED:無効
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
117
117
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
118
プロパティ名
説明
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
items count
オブジェクトに含まれている項目の数。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
Selection
コントロールの中で選択されている項目の一覧(区切
り文字は セミコロン(;))。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
119
119
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
120
プロパティ名
説明
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfScrollBar オブジェクト
.NET スクロール・バー・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfScrollBar オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメ
ソッドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーション
のスクロール・バー・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfScrollBar オブジェクトに関連付けられていま
す。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfScrollBar 固有のメソッ
ドの構文と例については,本項で説明します。
SwfScrollBar テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパ
ティの一覧については,125 ページ「SwfScrollBar テスト・オブジェクトのプロ
パティ」を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (122 ページを参照)
121
121
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ NextLine メソッド (123 ページを参照)
➤ NextPage メソッド (123 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ PrevLine メソッド (124 ページを参照)
➤ PrevPage メソッド (124 ページを参照)
➤ Set メソッド (125 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfScrollBar(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,vScrollBar1 スクロール・バーの内部で,マウス・ポインタを位置
(20, 30)に移動します。
SwfWindow("Form1").SwfScrollBar("vScrollBar1").MouseMove 20, 30
122
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
NextLine メソッド
下方向または右方向に,スクロール・バーを指定された行数だけ移動します。
構文
SwfScrollBar(description).NextLine [NumOfLines]
引数
型
説明
NumOfLines
Number
指定は任意です。スクロール・バーを移動する行数。
標準設定 = 1。
例
次の例では,スクロール・バーを下方向に 7 行移動しています。
SwfWindow("Form1").SwfScrollBar("vScrollBar1").NextLine 7
NextPage メソッド
下方向または右方向に,スクロール・バーを指定されたページ数だけ移動します。
構文
SwfScrollBar(description).NextPage [NumOfPages]
引数
型
説明
NumOfPages
Number
指定は任意です。スクロール・バーを移動する
ページ数。
標準設定 = 1。
例
次の例では,スクロール・バーを下方向に 1 ページ移動しています。
SwfWindow("Form1").SwfScrollBar("vScrollBar1").NextPage 1
123
123
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
PrevLine メソッド
上方向または左方向に,スクロール・バーを指定された行数だけ移動します。
構文
SwfScrollBar(description).PrevLine [NumOfLines]
引数
型
説明
NumOfLines
Number
指定は任意です。スクロール・バーを移動する行数。
標準設定 = 1。
例
次の例では,スクロール・バーを上方向に 2 行移動しています。
SwfWindow("Form1").SwfScrollBar("vScrollBar1").PrevLine 2
PrevPage メソッド
上方向または左方向に,スクロール・バーを指定されたページ数だけ移動します。
構文
SwfScrollBar(description).PrevPage [NumOfPages]
引数
型
説明
NumOfPages
Number
指定は任意です。スクロール・バーを移動する
ページ数。
標準設定 = 1。
例
次の例では,スクロール・バーを上方向に 1 ページ移動します。
SwfWindow("Form1").SwfScrollBar("vScrollBar1").PrevPage 1
124
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Set メソッド
スクロール・バーの位置を設定します。
構文
SwfScrollBar(description).Set Value
引数
型
説明
Value
Number
設定するスクロール・バーの位置。
例
次の例では,スクロール・バーを位置 77 に設定しています。
SwfWindow("Form1").SwfScrollBar("vScrollBar1").Set 77
SwfScrollBar テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfScrollBar オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。
オブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧
を表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,
およびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
125
125
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsScrollBarMembersTopic.asp
126
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固
定されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
127
127
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
128
プロパティ名
説明
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
LargeChange
ユーザがスクロール・バーの領域をクリックしたとき
の,スクロール・バーの Value プロパティの変更量
(整数)。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Maximum
スクロール可能な範囲の値の上限。
Minimum
スクロール可能な範囲の値の下限。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
SmallChange
ユーザがスクロール・バーの領域をクリックしたとき
の,スクロール・バーの Value プロパティの変更量
(整数)。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
129
129
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
130
プロパティ名
説明
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
Value
スクロール・バーの現在の位置。
値は,常に Maximum プロパティと Minimum プロパ
ティの間の値になります。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfSpin オブジェクト
.NET スピン・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfSpin オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッド
とプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションのスピ
ン・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfSpin オブジェクトに関連付けられています。
これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfSpin 固有のメソッドの構
文と例については,本項で説明します。
SwfSpin テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティの
リストについては,134 ページ「SwfSpin テスト・オブジェクトのプロパティ」
を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (132 ページを参照)
131
131
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ Next メソッド (133 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Prev メソッド (133 ページを参照)
➤ Set メソッド (133 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfSpin(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,numericUpDown1 スピン・オブジェクトの内部で,マウス・ポイ
ンタを位置(20, 30)に移動しています。
SwfWindow("Form1").SwfSpin("numericUpDown1").MouseMove 20, 30
132
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Next メソッド
スピン・オブジェクトを,そのスピン・オブジェクトが持つ次の値に設定します。
構文
SwfSpin(description).Next
例
次の例では,スピン・オブジェクトを,そのスピン・オブジェクトが持つ次の
値に設定しています。
SwfWindow("Form1").SwfSpin("numericUpDown1").Next
Prev メソッド
スピン・オブジェクトを,そのスピン・オブジェクトが持つ前の値に設定します。
構文
SwfSpin(description).Prev
例
次の例では,スピン・オブジェクトを,そのスピン・オブジェクトが持つ前の
値に設定しています。
SwfWindow("Form1").SwfSpin("numericUpDown1").Prev
Set メソッド
スピン・オブジェクトを,指定した値に設定します。
構文
SwfSpin(description).Set Value
引数
型
説明
Value
integer
スピン・オブジェクトに設定する値。
133
133
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,スピン・オブジェクトの値を 10 に設定しています。
SwfWindow("Form1").SwfSpin("numericUpDown1").Set 10
SwfSpin テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfSpin オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsNumericUpDownMembersTopic.asp
134
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
ContainsFocus
コントロールまたはその子コントロールの 1 つが現在
入力フォーカスを得ているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
HasChildren
コントロールに,1 つまたは複数の子コントロールが
含まれているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)です。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
135
135
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
136
プロパティ名
説明
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
title
ウィンドウのタイトル。
Value
アップダウン・コントロールに割り当てられる値です。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)
。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
137
137
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfTab オブジェクト
.NET タブ・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfTab オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッドと
プロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションのタブ・
オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfTab オブジェクトに関連付けられています。こ
れらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・オブ
ジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ「共
通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfTab 固有のメソッドの構文
と例については,本項で説明します。
SwfTab テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティの一
覧については,142 ページ「SwfTab テスト・オブジェクトのプロパティ」を参
照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetContent メソッド (139 ページを参照)
➤ GetItem メソッド (140 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetSelection メソッド (140 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
138
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ ItemsCount メソッド (141 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (141 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Select メソッド (142 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
GetContent メソッド
ダイアログ・ボックスにあるすべてのタブのリストを返します。
構文
SwfTab(description).GetContent
戻り値
String
例
次の例では,tabControl1 にあるタブの名前の一覧を表示しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfTab("tabControl1").GetContent
139
139
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
GetItem メソッド
インデックスにより指定される項目の値を返します。
構文
SwfTab(description).GetItem (Index)
引数
型
説明
Index
Number
項目の数値インデックス。インデックス値は 0 か
ら始まります。
戻り値
String
例
次の例では,5 番目のタブの項目の値を返しています。
itemVal = SwfWindow("Form1").SwfTab("tabControl1").GetItem (4)
GetSelection メソッド
ダイアログ・ボックスで選択されているタブを返します。
構文
SwfTab(description).GetSelection
戻り値
String
例
次の例では,現在選択されているタブ・ページの名前を表示しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfTab("tabControl1").GetSelection
140
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
ItemsCount メソッド
ダイアログ・ボックスのタブの数を返します。
構文
SwfTab(description).ItemsCount
戻り値
Number
例
次の例では,tabControl1 のタブの数を返しています。
Cnt=SwfWindow("Form1").SwfTab("tabControl1").ItemsCount
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfTab(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,tabControl1 オブジェクトの内部で,マウス・ポインタを位置
(20, 30)に移動します。
Cnt=SwfWindow("Form1").SwfTab("tabControl1").MouseMove 20, 30
141
141
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Select メソッド
オブジェクトのリストから項目を選択します。
構文
SwfTab(description).Select Item
引数
型
説明
Item
String
リストから選択する項目。項目の値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象項目を指定することができます。リストの最
初の項目の番号は 0 です。
例
次の例では,Page1 タブ・ページを選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfTab("tabControl1").Select "Page1"
SwfTab テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfTab オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
142
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsTabControlMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
all items
コントロールのすべての項目のリストです(区切り文
字は セミコロン(;))。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固
定されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
143
143
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
144
プロパティ名
説明
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
ContainsFocus
コントロールまたはその子コントロールの 1 つが現在
入力フォーカスを得ているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
DrawMode
コードまたはオペレーティング・システムが,リスト
内の要素の描画を処理するかどうかを示します。
取り得る値:
Normal:コントロール内の要素がすべてオペレー
ティング・システムによって描画され,すべて同
じサイズです。
OwnerDrawFixed:コントロール内の要素がすべ
てオーナーによって描画され,すべて同じサイズ
です。
OwnerDrawVariable:コントロール内の要素がす
べてオーナーによって描画され,サイズが異なる
ことがあります。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
HasChildren
コントロールに,1 つまたは複数の子コントロールが
含まれているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
145
145
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
146
プロパティ名
説明
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
items count
オブジェクトに含まれている項目の数。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
SelectedTab
現在選択されているタブを示します。
Selection
コントロールの中で選択されている項目の一覧(区切
り文字は セミコロン(;))。
TabCount
タブ・ストリップのタブの数。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
147
147
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
148
プロパティ名
説明
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfToolBar オブジェクト
.NET ツールバー・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfToolBar オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッ
ドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションの
ツールバー・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfToolBar オブジェクトに関連付けられていま
す。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfToolBar 固有のメソッ
ドの構文と例については,本項で説明します。
SwfToolBar テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティ
のリストについては,153 ページ「SwfToolBar テスト・オブジェクトのプロパ
ティ」を参照してください。
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (150 ページを参照)
149
149
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Press メソッド (151 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ ShowDropDown メソッド (152 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfToolBar(description).MouseMove x, y
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
例
次の例では,richTextBox1 リッチ・エディット・コントロールの内部で,マウ
ス・ポインタを位置(0, 0)に移動しています。
SwfWindow("Form1").SwfToolBar("richTextBox1").MouseMove 0, 0
150
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Press メソッド
ツールバーのボタンを押します。
構文
SwfToolBar(description).Press ToolBarButton [, MouseButton]
引数
型
説明
ToolBarButton
Variant
押す対象となるツールバーのボタン。ボタンの名
前(引用符付き)または数値インデックス(引用
符なし)で,対象ボタンを指定することができま
す。名前は,ボタンに付属するテキスト(ツール
チップ)を示します。ツールバーの最初の項目の
インデックスは 0 です。
MouseButton
Integer
指定は任意です。オブジェクトをドロップするた
めに解放されるボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
例
次の例では,Formatting ツールバーの Bold ツールバー・ボタンを押していま
す。
SwfWindow("Form1").SwfToolBar("Formatting").Press "Bold"
151
151
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
ShowDropDown メソッド
ボタンの矢印部分をクリックすることで,ツールバー・ボタンに関連付けられ
ているドロップダウン・メニューを開きます。
構文
SwfToolBar(description).ShowDropDownToolBarButton
引数
型
説明
ToolBarButton
Variant
押す対象となるツールバーのボタン。ボタンの名
前(引用符付き)または数値インデックス(引用
符なし)で,対象ボタンを指定することができま
す。名前は,ボタンに付属するテキスト(ツール
チップ)を示します。ツールバーの最初の項目の
インデックス番号は 0 です。
例
次の例では,Format ツールバーの Color ツールバー・ボタン(2 番目のツール
バー・ボタン)を開きます。
SwfWindow("My Window").SwfToolBar("Format").ShowDropdown "Color"
SwfWindow("My Window").SwfToolBar("Format").WinMenu("ContextMenu").
Select "Green"
または
SwfWindow("My Window").SwfToolBar("Format").ShowDropdown 1
SwfWindow("My Window").SwfToolBar("Format").WinMenu("ContextMenu").
Select "Green"
152
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfToolBar テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfToolBar オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。オ
ブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を
表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,お
よびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsToolBarMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
153
153
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
154
プロパティ名
説明
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値です。オブジェクトがコードの中に出現する順序
を,インデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブ
ジェクトとの相対的な順序関係で表します。このプロ
パティは GetROProperty とは併用できません。この
プロパティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値で
す。オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダ
イアログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示
します。値は上から下に向かって,また左から右に向
かって順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)
。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,
(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfTreeView オブジェクト
.NET ツリー・ビュー・オブジェクトです。
関連メソッドとプロパティ
SwfTreeView オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメ
ソッドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーション
のツリー・ビュー・オブジェクトをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfTreeView オブジェクトに関連付けられていま
す。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfTreeView 固有のメソッ
ドの構文と例については,本項で説明します。
SwfTreeView テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパ
ティの一覧については,165 ページ「SwfTreeView テスト・オブジェクトのプ
ロパティ」を参照してください。
➤ Activate メソッド (157 ページを参照)
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ Collapse メソッド (157 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ EditLabel メソッド (158 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ Expand メソッド (159 ページを参照)
➤ ExpandAll メソッド (159 ページを参照)
➤ GetCheckMarks メソッド (160 ページを参照)
155
155
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ GetContent メソッド (160 ページを参照)
➤ GetItem メソッド (161 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetSelection メソッド (161 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ ItemsCount メソッド (162 ページを参照)
➤ MouseMove メソッド (162 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Select メソッド (163 ページを参照)
➤ SetItemState メソッド (164 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
156
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Activate メソッド
ツリー・ビューのノードを呼び出します(ダブルクリックします)。
構文
SwfTreeView(description).Activate Node
引数
型
説明
Node
String
呼び出す対象となるノード。ノードの値(引用符
付き)または数値インデックス(引用符なし)
で,対象ノードを指定することができます。ツ
リーの最初のノードの番号は 0 です。
例
次の例では,treeView SwfTreeView コントロールの[Parent;Child1]ノードを
ダブルクリックしています。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").Activate "Parent;Child1"
Collapse メソッド
展開されたツリーにおいて,指定されたノードのサブノードを折りたたみます。
構文
SwfTreeView(description).Collapse Node
引数
型
説明
Node
String
折りたたみの対象となるノード。ノードの値(引
用符付き)または数値インデックス(引用符な
し)で,対象ノードを指定することができます。
ツリーの最初のノードの番号は 0 です。
例
次の例では,[Parent;Child1]ノードを折りたたんでいます。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").Collapse "Parent;Child1"
157
157
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
EditLabel メソッド
ツリー・ビューにおいて,ノードの名前を変更するために,ノードの編集モー
ドを呼び出します。
注:項目の名前を変更するには,EditLabel メソッドの後に Set ステートメント
が必要です。
構文
SwfTreeView(description).EditLabel Node
引数
型
説明
Node
String
編集の対象となるノード。ノードの値(引用符付
き)または数値インデックス(引用符なし)で,
対象ノードを指定することができます。ツリーの
最初のノードの番号は 0 です。
例
次の例では,EditLabel メソッドを使用して,[Desktop;My Documents;My
Music]ノードの編集モードを呼び出しています。続いて Set メソッドを使用し
て,ノードの名前を「My Shared Music」に変更しています。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").Select "Desktop;My
Documents;My Music"
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").EditLabel "Desktop;My
Documents;My Music"
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").Set "My Shared Music"
158
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Expand メソッド
ツリー内の指定されたノードにおいて,折りたたまれているサブノードを展開
します。
構文
SwfTreeView(description).Expand Node
引数
型
説明
Node
String
展開する対象となるツリー内のノード。ノードの
値(引用符付き)または数値インデックス(引用
符なし)で,対象ノードを指定することができま
す。ツリーの最初のノードの番号は 0 です。
例
次の例では,[Control]ノードを展開しています。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").Expand "Control"
ExpandAll メソッド
ツリー・ビューのノードと,その下位にあるすべてのノードを展開します。
構文
SwfTreeView(description).ExpandAll Node
引数
型
説明
Node
String
展開する対象となるノード。ノードの値(引用符
付き)または数値インデックス(引用符なし)
で,対象ノードを指定することができます。ツ
リーの最初のノードの番号は 0 です。
159
159
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,[Desktop;My Documents]ノードより下位にある,すべての子項
目を展開しています。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").ExpandAll "Desktop;My
Documents"
GetCheckMarks メソッド
チェック印の付いているノードの数と値を取得します。
構文
SwfTreeView(description).GetCheckMarks
戻り値
String
例
次の例では,checked 変数に,チェックの付いている項目の値をツリー・
ビューから取得しています。
string 100, checked
checked=SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").GetCheckMarks
GetContent メソッド
ツリー・ビューのすべてのノードを返します。
構文
SwfTreeView(description).GetContent
戻り値
String
160
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
例
次の例では,ツリー・ビューの項目の一覧を表示しています。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").GetContent
GetItem メソッド
インデックスにより指定される項目の値を返します。
構文
SwfTreeView(description).GetItem (Index)
引数
型
説明
Index
Number
項目の数値インデックス。インデックス値は 0 か
ら始まります。
戻り値
String
例
次の例では,ツリー・ビューの 5 番目のノードの値を返しています。
itemVal = SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").GetItem (4)
GetSelection メソッド
ツリー・ビューで選択されているすべてのノードを返します。
構文
SwfTreeView(description).GetSelection
戻り値
String
161
161
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,選択されているツリー・ビューの項目のフル・ネームを表示して
います。
MsgBox SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").GetSelection
ItemsCount メソッド
ツリーにあるノードの数を返します。
構文
SwfTreeView(description).ItemsCount
戻り値
Number
例
次の例では,ツリー・ビュー・コントロールの項目の数を返しています。
cnt = SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").ItemsCount
MouseMove メソッド
オブジェクト内の指定の位置までマウス・ポインタを移動します。
構文
SwfTreeView(description).MouseMove x, y
162
引数
型
x,y
Number
説明
マウス・ポインタの位置を表す X,Y 座標の値
(ピクセル単位)。オブジェクトの左上隅を原点と
する座標を指定します。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
例
次の例では,ツリー・ビューの内部で,マウス・ポインタを位置(20, 30)に
移動します。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").MouseMove 20, 30
Select メソッド
ツリー・ビューのノードを選択します。
構文
SwfTreeView(description).Select Node [, Button, Offset]
引数
型
説明
Node
String
ツリー内で選択の対象となるノード。ノードの値
(引用符付き)または数値インデックス(引用符
なし)で,対象ノードを指定することができま
す。ノードの最初の項目の番号は 0 です。
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトのクリックに使用
するボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
Offset
Number
指定は任意です。項目のテキストの左マージンを
原点とした,クリック場所の水平オフセット(ピ
クセル単位)。この引数が使用できるのは,Button
引数が指定されている場合だけです。
例
次の例では,ツリー・ビューで[Root;Child1]ノードを選択しています。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").Select "Root;Child1"
163
163
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SetItemState メソッド
ツリー・ビューにおいて,指定された項目のチェック・ボックス・アイコンの
状態を設定します。
構文
SwfTreeView(description).SetItemState Node, State
引数
型
説明
Node
Variant
チェック・ボックスの設定対象となるノード。ノー
ドの値(引用符付き)または数値インデックス(引
用符なし)で,対象ノードを指定することができま
す。リストの最初の項目の番号は 0 です。
State
Number
設定する状態。状態は,インデックス,または状態
を表す次の定数の 1 つを取ります。
micChecked (1):項目はチェックされています。
micUnchecked (0):項目はチェックされていません。
micClick (-1):状態アイコンでのクリックです。
micDblClick (-2):状態アイコンでのダブルクリック
です。
例
次の例では,ツリー・ビューの Child 項目のチェック・ボックス・アイコンを
クリアしています。
SwfWindow("Form1").SwfTreeView("treeView").SetItemState "Root1;Child",
micUnchecked
164
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfTreeView テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfTreeView オブジェクトの,定義済みのプロパティの一覧です。
オブジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧
を表示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,
およびオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユー
ザーズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsF
ormsTreeViewMembersTopic.asp
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
all items
コントロールのすべての項目のリスト(区切り文字は
セミコロン(;))。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
165
165
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
166
プロパティ名
説明
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固
定されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
CheckBoxes
コントロールの各項目の横にチェック・ボックスが表
示されるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
checked
オブジェクトのチェックされている項目のインデック
スのリスト。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコ
ントロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
HasChildren
コントロールに,1 つまたは複数の子コントロールが
含まれているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
HotTracking
マウス・ポインタが上を通過するときに,ツリー・
ノードのラベルがハイパーリンク形式で表示されるか
どうかを示します。
取り得る値: True
False
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
167
167
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
168
プロパティ名
説明
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
items count
オブジェクトに含まれている項目の数。
LabelEdit
ツリー・ノードのラベル・テキストが編集可能である
かどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
PathSeparator
ツリー・ノードのパスで使用される区切り文字列。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
Selection
コントロールの中で選択されている項目の一覧(区切
り文字は セミコロン(;))。
ShowPlusMinus
子ツリー・ノードを持つツリー・ノードの横に,プラ
ス記号(+)とマイナス記号(-)のボタンを表示する
かどうかを示します。
取り得る値: True
False
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
169
169
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
170
プロパティ名
説明
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)。
window id
オブジェクトのウィンドウ識別子。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
SwfWindow オブジェクト
.NET ウィンドウです。
関連メソッドとプロパティ
SwfWindow オブジェクトに関連付けられているテスト・オブジェクトのメソッ
ドとプロパティを使用して,.NET Windows フォーム・アプリケーションの
ウィンドウをテストできます。
次の一覧に示すメソッドは,SwfWindow オブジェクトに関連付けられていま
す。これらのメソッドの多くは,すべての .NET Windows フォーム・テスト・
オブジェクトで共通です。共通のメソッドの構文と例については,182 ページ
「共通のメソッドとプロパティ」で説明しています。SwfWindow 固有のメソッ
ドの構文と例については,本項で説明します。
SwfWindow テスト・オブジェクトに関連付けられている定義済みのプロパティ
の一覧については,176 ページ「SwfWindow テスト・オブジェクトのプロパ
ティ」を参照してください。
➤ Activate メソッド (173 ページを参照)
➤ CaptureBitmap メソッド (183 ページを参照)
➤ Check メソッド (184 ページを参照)
➤ ChildObjects メソッド (185 ページを参照)
➤ Click メソッド (186 ページを参照)
➤ Close メソッド (173 ページを参照)
➤ DblClick メソッド (187 ページを参照)
➤ Drag メソッド (187 ページを参照)
➤ Drop メソッド (188 ページを参照)
➤ Exist メソッド (189 ページを参照)
➤ GetROProperty メソッド (190 ページを参照)
➤ GetTextLocation メソッド (191 ページを参照)
➤ GetTOProperty メソッド (193 ページを参照)
➤ GetTOProperties メソッド (190 ページを参照)
171
171
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
➤ GetVisibleText メソッド (194 ページを参照)
➤ Maximize メソッド (173 ページを参照)
➤ Minimize メソッド (174 ページを参照)
➤ Move メソッド (174 ページを参照)
➤ Object プロパティ (196 ページを参照)
➤ Output メソッド (196 ページを参照)
➤ Resize メソッド (175 ページを参照)
➤ Restore メソッド (175 ページを参照)
➤ SetTOProperty メソッド (197 ページを参照)
➤ Type メソッド (198 ページを参照)
➤ WaitProperty メソッド (199 ページを参照)
172
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Activate メソッド
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを呼び出します。
構文
SwfWindow(description).Activate
例
次の例では,Form1 ウィンドウを呼び出しています。
SwfWindow("Form1").Activate
Close メソッド
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを閉じます。
構文
SwfWindow(description).Close
例
次の例では,Form1 ウィンドウを閉じています。
SwfWindow("Form1").Close
Maximize メソッド
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを最大化して,画面全体に表示します。
構文
SwfWindow(description).Maximize
例
次の例では,Form1 ウィンドウを最大化しています。
SwfWindow("Form1").Maximize
173
173
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Minimize メソッド
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを最小化して,アイコンにします。
構文
SwfWindow(description).Minimize
例
次の例では,Form1 ウィンドウを最小化しています。
SwfWindow("Form1").Minimize
Move メソッド
画面上の指定した絶対位置に,ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを移動
します。
構文
SwfWindow(description).Move x, y
引数
型
説明
x
Number
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスの左上隅
の新しい水平方向のピクセル位置。
y
Number
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスの左上隅
の新しい垂直方向のピクセル位置。
例
次の例では,Form1 ウィンドウを位置(10, 20)に移動しています。
SwfWindow("Form1").Move 10, 20
174
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Resize メソッド
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを指定した大きさにサイズ変更します。
構文
SwfWindow(description).Resize Width, Height
引数
型
説明
Width
Number
ウィンドウの新しい幅(ピクセル単位)。
Height
Number
ウィンドウの新しい高さ(ピクセル単位)。
例
次の例では,Form1 ウィンドウを 400 × 500 ピクセルにサイズ変更しています。
SwfWindow("Form1").Resize 400, 500
Restore メソッド
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスを元のサイズに戻します。
構文
SwfWindow(description).Restore
例
次での例は,Form1 ウィンドウを,最小化または最大化された状態から,通常
のサイズに戻しています。
SwfWindow("Form1").Restore
175
175
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
SwfWindow テスト・オブジェクトのプロパティ
次の表は,SwfWindow オブジェクトの,定義済みプロパティの一覧です。オブ
ジェクト・スパイを使用して,特定のオブジェクトの全プロパティの一覧を表
示することもできます。テスト・オブジェクト,記述的プログラミング,およ
びオブジェクト・スパイの詳細については,『QuickTest Professional ユーザー
ズ・ガイド』を参照してください。
ヒント:以下の表に示すテスト・オブジェクトのプロパティを使用できます
が,そのほかに,Object プロパティを使用して,オブジェクトの内部プロパ
ティにアクセスすることもできます(196 ページを参照)。
オブジェクトの内部プロパティおよび内部メソッドの一覧については,次の
Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/default.asp?url=/japan/msdn/library
/ja/cpref/html/frlrfSystemWindowsFormsFormMembersTopic.asp
176
プロパティ名
説明
abs_x
画面を原点にした,(左からの)オブジェクトの絶対
X 座標(ピクセル単位)。
abs_y
画面を原点にした,(上からの)オブジェクトの絶対
Y 座標(ピクセル単位)。
AllowDrop
ユーザがコントロールまでドラッグしてくるデータを
コントロールで受け取れるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
Anchor
コントロールのどの縁がコンテナの縁に固定されてい
るのかを示します。
取り得る値:
None:コントロールは,コンテナのどの縁にも固
定されていません。
Top:コントロールは,コンテナの上端の縁に固定
されています。
Bottom:コントロールは,コンテナの下端の縁に
固定されています。
Left:コントロールは,コンテナの左端の縁に固
定されています。
Right:コントロールは,コンテナの右端の縁に固
定されています。
Attached Text
コントロールに付属する静的テキスト。
CanFocus
コントロールがフォーカスを得ることができるかどう
かを示します。
取り得る値: True
False
CanSelect
コントロールが選択可能であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Capture
コントロールがマウスをキャプチャした(マウス・
カーソルが境界線の内側にあるかどうかに関係なく,
マウス入力を受け取る)かどうかを示します。
注:通常,マウスがキャプチャされるのは,ドラッグ
操作中のみです。
取り得る値: True
False
177
177
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
178
プロパティ名
説明
Dock
コントロールが親コンテナのどの縁にドッキングして
いるかを示します。
取り得る値:
Top:コントロールの上端が親コンテナであるコン
トロールの上端にドッキングしています。
Bottom:コントロールの下端が親コンテナである
コントロールの下端にドッキングしています。
Left:コントロールの左端が親コンテナであるコ
ントロールの左端にドッキングしています。
Right:コントロールの右端が親コンテナであるコ
ントロールの右端にドッキングしています。
Fill:コントロールのすべての縁が親コンテナであ
るコントロールのすべての縁にドッキングしてお
り,サイズも適切に調整されています。
None:コントロールはドッキングしていません。
enabled
オブジェクトが有効であるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
focused
オブジェクトがフォーカスを得ているかどうかを示し
ます。
取り得る値: True
False
HasChildren
コントロールに,1 つまたは複数の子コントロールが
含まれているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
height
オブジェクトの高さ(ピクセル単位)。
hwnd
実行環境オブジェクトのウィンドウのハンドル。詳細
については,195 ページ「hWnd プロパティ」を参照
してください。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
ImeMode
コントロールの IME(Input Method Editor)モード。
取り得る値:
Alpha:1 バイトの英数字。この設定は,日本語と
韓国語の IME に対してのみ有効です。
AlphaFull:2 バイトの英数字。この設定は,日本
語と韓国語の IME に対してのみ有効です。
Disable:IME は無効になります。この設定では,
ユーザはキーボードから IME を有効にすることが
できず,IME のフローティング・ウィンドウも非
表示になります。
Hangul:ハングルのシングル・バイト文字です。
この設定は,韓国語 IME に対してのみ有効です。
HangulFull:ハングルのダブル・バイト文字。こ
の設定は,韓国語 IME に対してのみ有効です。
Hiragana:ひらがなのシングル・バイト文字です。
この設定は,日本語 IME に対してのみ有効です。
Inherit:親コントロールの IME モードを継承します。
Katakana:カタカナのシングル・バイト文字です。
この設定は,日本語 IME に対してのみ有効です。
KatakanaHalf:カタカナのシングル・バイト文字
です。この設定は,日本語 IME に対してのみ有効
です。
NoControl:なし。
Off:IME はオフです。つまり,オブジェクトの動
作は英語入力モードと同じになります。この設定
は,日本語,簡体字中国語,および繁体字中国語
の IME に対してのみ有効です。
On:IME は有効です。この値は,IME が有効に
なっており,日本語または中国語の文字を入力で
きることを示します。この設定は,日本語,簡体
字中国語,および繁体字中国語の IME に対しての
み有効です。
index
QuickTest がオブジェクトに割り当てるインデックス
値。オブジェクトがコードの中に出現する順序を,イ
ンデックス値以外は共通の記述を持つ他のオブジェク
トとの相対的な順序関係で表します。このプロパティ
は GetROProperty とは併用できません。このプロパ
ティはオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
179
179
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
180
プロパティ名
説明
IsAccessible
コントロールがアクセシビリティ対応アプリケーショ
ンから参照できるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
location
QuickTest がオブジェクトに割り当てるセレクタ値。
オブジェクトがウィンドウ,フレーム,またはダイア
ログ・ボックス内のどの位置に表示されるかを示しま
す。値は上から下に向かって,また左から右に向かっ
て順番に割り当てられます。このプロパティは
GetROProperty とは併用できません。このプロパティ
はオプション・プロパティです。
開始値 = 0 です。
Name
コントロールの名前。
nativeclass
オブジェクトのウィンドウ・クラス名。
RegExpWndClass
ウィンドウ・クラスの固定要素。
RegExpWndTitle
ウィンドウ・タイトルの固定要素。
RightToLeft
右から左にテキストを表示する言語のフォントを使用
するロケールをサポートするように,コントロールの
要素を揃えるかどうかを示します。
取り得る値:
Yes:テキストを右から左に向かって表示します。
No:テキストを左から右に向かって表示します。
Inherit:テキストの方向は,親コントロールから
継承します。
TabIndex
コンテナにおけるコントロールのタブ順序。
TabStop
ユーザが TAB キーを使用してコントロールにフォー
カスを移せるかどうかを示します。
取り得る値: True
False
Text
オブジェクトに関連付けられているテキスト。たとえ
ば,コンボ・ボックスの Text プロパティの値は,選
択されているテキストです。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
プロパティ名
説明
TextAlign
コントロールでのテキストの配置。
取り得る値:
BottomCenter:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
BottomLeft:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
BottomRight:テキストは,垂直方向に関しては下
揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
MiddleCenter:テキストは,垂直方向に関して中央
揃えされ,水平方向に関しても中央揃えされます。
MiddleLeft:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては左揃えされます。
MiddleRight:テキストは,垂直方向に関しては中
央揃えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
TopCenter:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては中央揃えされます。
TopLeft:テキストは,垂直方向に関しては上揃え
され,水平方向に関しては左揃えされます。
TopRight:テキストは,垂直方向に関しては上揃
えされ,水平方向に関しては右揃えされます。
title
ウィンドウのタイトル。
visible
オブジェクトが表示されているかどうかを示します。
取り得る値: True
False
width
オブジェクトの幅(ピクセル単位)です。
x
親ウィンドウを原点にした,(左からの)オブジェク
トの X 座標(ピクセル単位)です。
y
親ウィンドウを原点にした,(上からの)オブジェク
トの Y 座標(ピクセル単位)です。
181
181
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
共通のメソッドとプロパティ
次のメソッドとプロパティは,すべての .NET Windows フォーム・オブジェク
トで共通です。
➤ CaptureBitmap メソッド
➤ Check メソッド
➤ ChildObjects メソッド
➤ Click メソッド
➤ DblClick メソッド
➤ Drag メソッド
➤ Drop メソッド
➤ Exist メソッド
➤ GetTOProperties メソッド
➤ GetROProperty メソッド
➤ GetTextLocation メソッド
➤ GetTOProperty メソッド
➤ GetVisibleText メソッド
➤ hWnd プロパティ
➤ Object プロパティ
➤ Output メソッド
➤ SetTOProperty メソッド
➤ Type メソッド
➤ WaitProperty メソッド
182
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
CaptureBitmap メソッド
指定したファイル名を使用して,.png または .bmp 画像としてオブジェクトの
画面キャプチャを保存します。オブジェクトは,メソッドが実行された時にア
プリケーションに表示されている状態でキャプチャされます。オブジェクトの
一部だけが表示されている場合は,表示部分だけがキャプチャされます。
構文
.NETObject(description).CaptureBitmap FileName
引数
型
説明
FileName
String
保存する(.png/.bmp)画像のフル・パス。相
対パスを指定すると,パスはテスト・レポー
ト・パスに追加されます。
注:テスト実行中は,既存の .png または .bmp
ファイルは上書できません。そのため,テスト
を実行するたびにファイルが自動的に異なる
フォルダに保存されるように,ファイルを相対
パスとして指定することをお勧めします。
例
次の例では,[File name]エディット・ボックスに「document.txt」と入力して
から,CaptureBitmap メソッドを使用して,このエディット・ボックスの画面
キャプチャを取得しています。
SwfWindow("Open").SwfEdit("File &name:").Set "document.txt"
SwfWindow("Open").SwfEdit("File &name:").CaptureBitmap
"C:\MyApp\Images\file_document.bmp"
183
183
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Check メソッド
チェックポイントを実行します。
注:チェックポイントを作成し,チェックポイントのプロパティ検査を定義す
るには,[チェックポイントの挿入]オプションを使用します。詳細について
は,『QuickTest ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
構文
.NETObject(description).Check CheckPoint(Name)
引数
型
説明
Name
String
チェックポイントの名前。
戻り値
Boolean
例
次の例では,button4 ボタンの Name プロパティを検査しています。
SwfWindow("Form1").SwfButton("button4").Check CheckPoint("Name")
184
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
ChildObjects メソッド
オブジェクト(子オブジェクト)に含まれる全オブジェクトのリストを返します。
記述を(Description オブジェクトを使用して)指定した場合,このメソッドは
記述に適合する子オブジェクトだけを返します。
構文
.NETObject(description).ChildObjects([Description])
引数
型
説明
Description
String
指定は任意です。定義済みの Description オブ
ジェクトの名前です。Description オブジェクト
の詳細については,
『QuickTest オブジェクト・
モデル・リファレンス』を参照してください。
戻り値
Variant
例
次の例では,ChildObjects メソッドを使用して,関数呼び出しに対して指定さ
れた記述に一致する子オブジェクトの集合を取得し,指定した記述に該当する
オブジェクトの数(なし,1 つ(固有),複数(非固有)のいずれか)を示す
メッセージを表示します。
Public Function CheckObjectDesription(parent, descr)
Dim oDesc
' Description オブジェクトの作成
Set oDesc = Description.Create()
arProps = Split(descr, ",")
For i = 0 To UBound(arProps)
arProp = Split(arProps(i), ":=")
If UBound(arProp) = 1 Then
PropName = Trim(arProp(0))
PropValue = arProp(1)
oDesc(PropName).Value = PropValue
End If
Next
185
185
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
' 指定された記述に該当するすべての子オブジェクトを取得する
Set children = parent.ChildObjects(oDesc)
If children.count = 1 Then
CheckObjectDesription = "Object Unique"
ElseIf children.count = 0 Then
CheckObjectDesription = "Object Not Found"
Else
CheckObjectDesription = "Object Not Unique"
End If
End Function
MsgBox CheckObjectDesription(SwfWindow("Form1"), "text:=Cancel,
enabled:=0")
MsgBox CheckObjectDesription(SwfWindow("Form1"), "swfname:=cmdOK")
MsgBox CheckObjectDesription(Desktop, "swfname:=Form1")
Click メソッド
オブジェクトをクリックします。
構文
.NETObject(description).Click x, y [, Button]
引数
型
説明
x
Number
クリックの X 座標。
y
Number
クリックの Y 座標。
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトのクリックに使用
するボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
例
次の例では,button4 オブジェクトの座標(47, 131)で,右マウス・ボタンを
クリックしています。
SwfWindow("Form1").SwfButton("button4").Click 47, 131, 1
186
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
DblClick メソッド
オブジェクトをダブルクリックします。
構文
.NETObject(description).DblClick x, y [, Button]
引数
型
説明
x
Number
ダブルクリックの X 座標。
y
Number
ダブルクリックの Y 座標。
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトのダブルクリック
に使用するボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
例
次の例では,Test ウィンドウの座標(73, 120)で,右マウス・ボタンをダブル
クリックしています。
SwfWindow("Test").DblClick 73, 120, 1
Drag メソッド
ドラッグ・アンド・ドロップ操作の「ドラッグ」部分を実行します。
構文
.NETObject(description).Drag x, y [, Button]
引数
型
説明
x,y
Number
オブジェクトのドラッグの出発点となるウィンド
ウ内の座標。
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトのドラッグに使用
するボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
187
187
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,Test ウィンドウ内の座標(10, 20)から,OtherWindow 内の座標
(30, 40)にオブジェクトをドラッグしています。
SwfWindow("Test").Drag 10, 20
SwfWindow("OtherWindow").Drop 30, 40
または,同じウィンドウで次のようにします。
SwfWindow("Test").Drag 10, 20
SwfWindow("Test").Drop 30, 40
Drop メソッド
ドラッグ・アンド・ドロップ操作の「ドロップ」部分を実行します。
構文
.NETObject(description).Drop x, y [, Button]
引数
型
説明
x,y
Number
オブジェクトのドロップ先となるオブジェクトの
座標。
Button
Integer
指定は任意です。オブジェクトをドロップするた
めに解放されるボタン。0 = 左,1 = 右,2 = 中央。
標準設定 = 0(左)。
例
次の例では,Test ウィンドウ内の座標(10, 20)からオブジェクトをドラッグ
して,OtherWindow 内の座標(30, 40)にドロップしています。
SwfWindow("Test").Drag 10, 20
SwfWindow("OtherWindow").Drop 30, 40
または,同じウィンドウで次のようにします。
SwfWindow("Test").Drag 10, 20
SwfWindow("Test").Drop 30, 40
188
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
Exist メソッド
オブジェクトが存在するかどうかを検査します。
構文
.NETObject(description).Exist([Timeout])
引数
型
説明
Timeout
Number
指定は任意です。オブジェクトを検索する時間の
長さを指定します。
戻り値
Boolean
例
次の例では,Exist メソッドを使用して,Test ウィンドウの存在を確認していま
す。オブジェクトが存在する場合は,そのオブジェクトが表示されていること
を示すメッセージ・ボックスが表示されます。
If SwfWindow("Test").Exist Then
msgbox("The window exists.")
End If
次の例では,Exist メソッドを使用して,rButton4 ラジオ・ボタンの存在を確
認しています。ラジオ・ボタンが存在する場合,そのラジオ・ボタンが表示さ
れていることを示すメッセージ・ボックスが表示されます。
If SwfWindow("Form1").SwfRadioButton("rButton4").Exist Then
msgbox("The object exists.")
End If
189
189
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
GetTOProperties メソッド
QuickTest で,オブジェクト(オブジェクト・リポジトリに保存されているテス
ト・オブジェクト記述)の識別に使用される,プロパティおよび値のコレク
ションを返します。
注:このメソッドは GetTOProperty に似ていますが,指定した 1 つのプロパ
ティではなく,テスト・オブジェクト記述にあるすべてのプロパティを返すと
いう点が異なります。
構文
.NETObject(description).GetTOProperties
戻り値
Variant
例
次の例では,GetTOProperties メソッドを使用して,button4 ボタンの識別に使
用されるプロパティと値のリストを,オブジェクト・リポジトリから取得して
います。
Set obj = SwfWindow("Form1").SwfButton("button4").GetTOProperties
GetROProperty メソッド
アプリケーション内のオブジェクトのプロパティの現在値を返します。
構文
.NETObject(description).GetROProperty(Property [, in_PropData])
190
引数
型
説明
Property
String
オブジェクトから取得するプロパティ。
in_PropData
N/A
使用しません。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
戻り値
Variant
例
次の例では,GetROProperty メソッドを使用して,button4 ボタンの text プロ
パティの値を取得しています。
CheckState = SwfWindow("Form1").SwfButton("button4").GetROProperty
("Text")
GetTextLocation メソッド
指定したテキストを含む領域を返します。
注:
TextUtil オブジェクトを使用して,指定したテキストの領域をウィンドウ・ハ
ンドルに取得することもできます。『QuickTest オブジェクト・モデル・リファ
レンス』を参照してください。
このメソッドは,Windows NT,Windows 2000,Windows XP でのみサポートさ
れています。
構文
.NETObject(description).GetTextLocation (TextToFind, Left, Top, Right,
Bottom, MatchWholeWordOnly)
引数
型
説明
TextToFind
String
位置を検索する対象となるテキスト文字列。
191
191
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
引数
型
説明
Left,Top,
Right,
Bottom
InOut,Number
これらの引数は,ウィンドウまたは画面の内部の
検索領域を定義します。すべての座標を -1 に設定
すると,オブジェクトのウィンドウ内の全体でテ
キスト文字列が検索されます。条件に一致する最
初のテキストが見つかると,テキストの領域を表
す境界矩形の座標が,これらの変数に返されます。
MatchWhole
WordOnly
Boolean
指定は任意です。True である場合,長い単語の一
部ではなく,全体が一致する単語のみを検索しま
す。False である場合,全体が一致する単語だけで
なく,長い単語の一部として一致する文字列も検
索対象になります。
標準設定 = True。
戻り値
Boolean
例
次の例では,GetTextLocation メソッドを使用して,オブジェクト内のすべての
テキストを取得しています。
l = -1
t = -1
r = -1
b = -1
result = SwfWindow("Open").SwfEdit("File &name:").
GetTextLocation ("2002", l, t, r, b)
if result then
MsgBox "Text found. Coordinates:" & l & "," & t & "," & r & "," & b
end if
192
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
GetTOProperty メソッド
テスト・オブジェクト記述からプロパティの値を返します。
注:
GetTOProperty は GetROProperty メソッドとは異なり,GetTOProperty ではテ
スト・オブジェクトの記述から値が返されます。GetROProperty では,テスト
実行時のアプリケーションにおけるオブジェクトの現在のプロパティ値が戻さ
れます。
GetTOProperty メソッドで取得できるのは,テスト・オブジェクト記述に含ま
れるプロパティの値だけです。テスト・オブジェクト記述にプロパティを追加
する方法の詳細については,『QuickTest ユーザーズ・ガイド』を参照してくだ
さい。
構文
.NETObject(description).GetTOProperty(Property)
引数
型
説明
Property
String
オブジェクト記述から値を取得する対象にするプ
ロパティ。
戻り値
Variant
例
次の例では,GetTOProperty メソッドを使用して,オブジェクト・リポジトリ
から RegExpWndClass プロパティを取得しています。
Dim ObjectName
RegExpWndClass = SwfWindow("Forml").GetTOProperty("RegExpWndClass")
193
193
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
GetVisibleText メソッド
指定した領域のテキストを返します。領域は,矩形の 2 つの対角を指定する座
標のペアで定義します。
注:
ウィンドウ・ハンドルのテキストを取得することもできます。詳細について
は,『QuickTest オブジェクト・モデル・リファレンス』を参照してください。
このメソッドは,Windows NT,Windows 2000,Windows XP でのみサポートさ
れています。
構文
.NETObject(description).GetVisibleText ([Left, Top, Right, Bottom])
引数
型
Left,Top, Number
Right,
Bottom
説明
指定は任意です。これらの引数は,オブジェクト
またはウィンドウの内部の検索領域を定義しま
す。
注:これらの引数を指定しなかった場合,指
定したオブジェクトの表示されている
部分の内部にあるすべてのテキストが
返されます。
戻り値
String
194
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
例
次の例では,GetVisibleText メソッドを使用して,Form1 ウィンドウからテキス
トを取得しています。返された文字列に「login」という部分文字列が含まれて
いる場合,Type メソッドを使用して,ウィンドウに「guest」という文字列を入
力しています。
TestText = SwfWindow("Form1").GetVisibleText
if InStr(1 ,TestText, "login:", 1) > 0 then
SwfWindow("Test").Type "guest"
End If
次の例では,GetVisibleText メソッドを使用して,指定した座標内のテキスト
を取得しています。返された文字列が「Catalog」ではない場合,ReportEvent
メソッドを使用して,ステップの失敗を報告しています。
theText = SwfWindow("Form1").SwfObject("progressBar1").
GetVisibleText (16, 25, 56, 92)
if theText <> "Catalog" then
Reporter.ReportEvent micFail, "Traders", "Text check failed"
end if
hWnd プロパティ
実行環境オブジェクトのウィンドウへのハンドルを返します。
注:このプロパティは,Win32 API 関数を呼び出す必要がある場合に便利です。
構文
SwfObject(description).GetROProperty("hWnd")
例
次の例では,hWnd プロパティを使用して,Calendar オブジェクトを無効にし
ています。
'WinAPI EnableWindow 関数を宣言する
195
195
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
Extern.Declare micLong, "EnableWindow", "user32.dll", "EnableWindow",
micHwnd, micLong
'Calendar オブジェクトのハンドルを取得する
hCalendar = Browser("Flight").Page("Select
Date").ActiveX("Calendar").GetROProperty("hWnd")
'EnableWindow 関数を呼び出して第 2 パラメータに 0 を渡して Calendar を無
効にする
Extern.EnableWindow hCalendar, 0
Object プロパティ
.NET Windows フォーム・オブジェクトの内部メソッドと内部プロパティにア
クセスします。詳細については,『QuickTest オブジェクト・モデル・リファレ
ンス』を参照してください。
構文
NETObject(Description).Object.Method_to_activate( )
または
Set myObj=NETObject(Description).Object
myObj.Method_to_activate()
例
以下の例では,リスト・ビュー・オブジェクトついて AboutList メソッドがサ
ポートされているものとします。AboutList メソッドを呼び出すために,テス
ト・スクリプトに次のステートメントを挿入します。
value=SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").Object.AboutList()
または,次のステートメントを挿入する方法もあります。
Set MyObj=SwfWindow("Form1").SwfListView("Names").Object
MyObj.AboutList()
Output メソッド
出力値のカラムにオブジェクトの値を挿入します。
196
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
注:テストに出力値を挿入するには,[出力値の挿入]オプションを使用しま
す。詳細については,『QuickTest ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
構文
.NETObject(description).Output CheckPoint(ColumnName)
引数
型
説明
ColumnName
String
出力値のカラムの名前。
例
次の例では,Output メソッドを使用して,You can change 出力パラメータにテ
キスト・チェックポイントを挿入しています。
SwfWindow("Form1").SwfButton("No").Output CheckPoint("You can change")
SetTOProperty メソッド
テスト・オブジェクト記述のプロパティの値を設定します。
注:
SetTOProperty では,テスト実行時に,オブジェクトの識別に使用されるプロ
パティ値を変更できます。これは,オブジェクトに関してオブジェクト・リポ
ジトリに保存されている値,または ActiveScreen には影響しません。
設定できるのは,テスト・オブジェクト記述に含まれているプロパティの値だ
けです。テスト・オブジェクト記述にプロパティを追加する方法の詳細につい
ては,『QuickTest ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
197
197
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
構文
.NETObject(description).SetTOProperty Property, Value
引数
型
説明
Property
String
設定するテスト・オブジェクトのプロパティ。
Value
Variant
リストされたプロパティに割り当てる値。
例
次の例では,SetTOProperty メソッドを使用して,ウィンドウの記述のイン
デックスを設定しています。
SwfWindow("Test").SetTOProperty "Index", 2
Type メソッド
指定した文字列をオブジェクトに入力します。
注:Type メソッドは大部分のオブジェクトでサポートされていますが,テキス
トを入力できないオブジェクトを対象に Type ステートメントを指定しても,
メソッドは表示に影響を与えません。
構文
.NETObject(description).Type String
198
引数
型
説明
String
String
英数字以外のキーを表すテキスト文字列または定
数。定数の一覧については,201 ページ「Type 定
数」を参照してください。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
例
次の例では,Type メソッドを使用して,button4 ボタン上で Enter(Return)
キーを押しています。
SwfWindow("Form1").SwfButton("button4").Type micReturn
WaitProperty メソッド
次のステップに進む前に,指定のオブジェクトのプロパティが指定の値に達す
るか,タイムアウトになるまで待機します。プロパティが指定の値に達した場
合は TRUE を返し,プロパティがその値に達する前にタイムアウトになった場
合は FALSE を返します。
注:戻り値が FALSE でも,ステップが失敗したことにはなりません。
構文
.NETObject(description).WaitProperty(PropertyName, PropertyValue [,
Timeout])
引数
型
説明
PropertyName
String
値を検査するプロパティの名前。
PropertyValue
Variant
次のステップに進む前に,到達すべき値。
Timeout
Number
指定は任意です。ミリ秒単位で表される時間
で,この時間が経過すると,QuickTest は次の
ステップへ進みます。値を指定しなかった場
合,QuickTest では,[テストの設定]ダイアロ
グ・ボックスの[実行]タブにある[オブジェ
クト同期化タイムアウト]オプションで設定さ
れている時間が使用されます。
戻り値
Boolean
199
199
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
例
次の例では,[No]ボタンが有効になるか,3 ミリ秒経過するまで,プログラ
ムが待機します。
SwfWindow("Form1").SwfButton("No").WaitProperty "enabled", True, 3
200
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
参考情報
この項の情報は,一部の .NET オブジェクト,メソッド,プロパティに適用さ
れます。
Type 定数
定数
アクション
micCtrlDwn
Ctrl キーを押します。
micCtrlUp
Ctrl キーを解放します。
micLCtrlDwn
左 Ctrl キーを押します。
micLCtrlUp
左 Ctrl キーを解放します。
micRCtrlDwn
右 Ctrl キーを押します。
micRCtrlUp
右 Ctrl キーを解放します。
micAltDwn
Alt キーを押します。
micAltUp
Alt キーを解放します。
micLAltDwn
左 Alt キーを押します。
micLAltUp
左 Alt キーを解放します。
micRAltDwn
右 Alt キーを押します。
micRAltUp
右 Alt キーを解放します。
micShiftDwn
Shift キーを押します。
micShiftUp
Shift キーを解放します。
micLShiftDwn
左 Shift キーを押します。
micLShiftUp
左 Shift キーを解放します。
micRShiftDwn
右 Shift キーを押します。
micRShiftUp
右 Shift キーを解放します。
micIns
Insert キーを押します。
201
201
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
202
定数
アクション
micDel
Delete キーを解放します。
micHome
Home キーを押します。
micEnd
End キーを押します。
micPgUp
Page Up キーを押します。
micPgDwn
Page Down キーを押します。
micUp
上矢印キーを押します。
micDwn
下矢印キーを押します。
micLeft
左矢印キーを押します。
micRight
右矢印キーを押します。
micEsc
Esc キーを押します。
micBack
Backspace キーを押します。
micReturn
Return キーを押します。
micTab
Tab キーを押します。
micBreak
Break キーを押します。
micPause
Pause キーを押します。
micPrintScr
Print Screen キーを押します。
micF1
F1 キーを押します。
micF2
F2 キーを押します。
micF3
F3 キーを押します。
micF4
F4 キーを押します。
micF5
F5 キーを押します。
micF6
F6 キーを押します。
micF7
F7 キーを押します。
micF8
F8 キーを押します。
第 5 章 • .NET Windows フォーム・オブジェクト,メソッド,およびプロパティを使った作業
定数
アクション
micF9
F9 キーを押します。
micF10
F10 キーを押します。
micF11
F11 キーを押します。
micF12
F12 キーを押します。
micNumLockOn
Num Lock をオンにします。
micCapsLockOn
Caps Lock をオンにします。
micScrollOn
Scroll Lock をオンにします。
micNumLockOff
Num Lock をオフにします。
micCapsLockOff
Caps Lock をオフにします。
micScrollOff
Scroll Lock をオフにします。
オプション・プロパティ
オプション・プロパティは,オブジェクトを一意に識別するために必要となる
ことがあります。ただし,オブジェクトの記述に含まれる他のプロパティが十
分な情報を提供し,オブジェクトを一意に識別できる場合は,オプション・プ
ロパティの定義は無視されます。
203
203
QuickTest Professional .NET アドイン・ガイド
204
索引
記号
C
.NET Web フォーム・オブジェクトのテスト
23–29
.NET Windows フォーム・オブジェクト
hWnd プロパティ 195
.NET Windows フォーム・オブジェクトのテス
ト 15–21
.NET Windows フォームの共通メソッド
CaptureBitmap メソッド 183
Check メソッド 184
ChildObjects メソッド 185
Click メソッド 186
DblClick メソッド 187
Drag メソッド 187
Drop メソッド 188
Exist メソッド 189
GetROProperty メソッド 190
GetTextLocation メソッド 191
GetTOProperties メソッド 190
GetTOProperty メソッド 193
GetVisibleText メソッド 194
Object プロパティ 196
Output メソッド 196
SetTOProperty メソッド 197
Type メソッド 198
WaitProperty メソッド 199
.NET サポートの有効化 10
.Object プロパティ 20, 28
CaptureBitmap メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
183
Check メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
184
ChildObjects メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
185
Click メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
186
Close メソッド
SwfWindow オブジェクト 173
Collapse メソッド
SwfTreeView オブジェクト 157
Customer Registration 画面 8
A
Activate メソッド
SwfListView オブジェクト 95
SwfList オブジェクト 81
SwfTreeView オブジェクト 157
SwfWindow オブジェクト 173
D
DblClick メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
187
Deselect メソッド
SwfListView オブジェクト 95
SwfList オブジェクト 81
Drag メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
187
Drop メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
188
E
EditLabel メソッド
SwfTreeView オブジェクト 158
Exist メソッド
205
.NET Windows フォームの共通メソッド
189
ExpandAll メソッド,SwfTreeView オブジェク
ト 159
Expand メソッド
SwfTreeView オブジェクト 159
ExtendSelect メソッド
SwfListView オブジェクト 96
SwfList オブジェクト 82
GetVisibleText メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
194
H
hWnd プロパティ
.NET Windows フォーム・オブジェクト
195
I
G
GetCheckMarks メソッド
SwfListView オブジェクト 96
SwfTreeView オブジェクト 160
GetContent メソッド
SwfComboBox オブジェクト 51
SwfListView オブジェクト 97
SwfList オブジェクト 83
SwfTab オブジェクト 139
SwfTreeView オブジェクト 160
GetItem メソッド
SwfComboBox オブジェクト 51
SwfListView オブジェクト 97
SwfList オブジェクト 83
SwfTab オブジェクト 140
SwfTreeView オブジェクト 161
GetROProperty メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
190
GetSelection メソッド
SwfComboBox オブジェクト 52
SwfListView オブジェクト 98
SwfList オブジェクト 84
SwfTab オブジェクト 140
SwfTreeView オブジェクト 161
GetSubItem メソッド
SwfListView オブジェクト 98
GetTextLocation メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
191
GetTOProperties メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
190
GetTOProperty メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
193
206
InstallShield Wizard Complete 画面 9
ItemsCount メソッド
SwfComboBox オブジェクト 52
SwfListView オブジェクト 99
SwfList オブジェクト 84
SwfTab オブジェクト 141
SwfTreeView オブジェクト 162
M
Maximize メソッド
SwfWindow オブジェクト 173
Minimize メソッド
SwfWindow オブジェクト 174
MouseMove メソッド
SwfButton オブジェクト 36
SwfCheckBox オブジェクト 43
SwfComboBox オブジェクト 53
SwfEditor オブジェクト 71
SwfEdit オブジェクト 62
SwfList オブジェクト 85
SwfObject オブジェクト 109
SwfRadioButton オブジェクト 115
SwfScrollBar オブジェクト 122
SwfSpin オブジェクト 132
SwfTab オブジェクト 141
SwfToolBar オブジェクト 150
SwfTreeView オブジェクト 162
Move メソッド
SwfWindow オブジェクト 174
N
.NET アドインの概要 v
NextLine メソッド
SwfScrollBar オブジェクト 123
NextPage メソッド
索引
SwfScrollBar オブジェクト 123
Next メソッド
SwfSpin オブジェクト 133
O
Object プロパティ
.NET Windows フォームの共通メソッド
196
Output メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
196
P
Press メソッド
SwfToolBar オブジェクト 151
PrevLine メソッド
SwfScrollBar オブジェクト 124
PrevPage メソッド
SwfScrollBar オブジェクト 124
Prev メソッド,SwfSpin オブジェクト 133
R
Record and Run Settings ダイアログ・ボックス
16, 21, 24, 29
Resize メソッド
SwfWindow オブジェクト 175
Restore メソッド
SwfWindow オブジェクト 175
S
SelectRange メソッド
SwfListView オブジェクト 100
SwfList オブジェクト 86
Select メソッド
SwfComboBox オブジェクト 54
SwfListView オブジェクト 100
SwfList オブジェクト 85
SwfTab オブジェクト 142
SwfTreeView オブジェクト 163
SetCaretPos メソッド
SwfEditor オブジェクト 72
SetItemState メソッド
SwfListView オブジェクト 102
SwfTreeView オブジェクト 164
SetSecure メソッド
SwfEdit オブジェクト 63
SetSelection メソッド
SwfEditor オブジェクト 72
SetTOProperty メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
197
Set メソッド
SwfCheckBox オブジェクト 44
SwfEdit オブジェクト 63
SwfRadioButton オブジェクト 115
SwfScrollBar オブジェクト 125
SwfSpin オブジェクト 133
ShowDropDown メソッド
SwfToolBar オブジェクト 152
SwfButton オブジェクト 35
MouseMove メソッド 36
プロパティ 36
SwfCheckBox オブジェクト 42
MouseMove メソッド 43
Set メソッド 44
プロパティ 44
SwfComboBox オブジェクト 50
GetContent メソッド 51
GetItem メソッド 51
GetSelection メソッド 52
ItemsCount メソッド 52
MouseMove メソッド 53
Select メソッド 54
プロパティ 54
SwfEditor オブジェクト 70
MouseMove メソッド 71
SetCaretPos メソッド 72
SetSelection メソッド 72
プロパティ 73
SwfEdit オブジェクト 61
MouseMove メソッド 62
SetSecure メソッド 63
Set メソッド 63
プロパティ 64
SwfLabel オブジェクト 76
プロパティ 77
SwfListView オブジェクト 93
Activate メソッド 95
Deselect メソッド 95
ExtendSelect メソッド 96
GetCheckMarks メソッド 96
207
207
GetContent メソッド 97
GetItem メソッド 97
GetSelection メソッド 98
GetSubItem メソッド 98
ItemsCount メソッド 99
SelectRange メソッド 100
Select メソッド 100
SetItemState メソッド 102
プロパティ 103
SwfList オブジェクト 79
Activate メソッド 81
Deselect メソッド 81
ExtendSelect メソッド 82
GetContent メソッド 83
GetItem メソッド 83
GetSelection メソッド 84
ItemsCount メソッド 84
MouseMove メソッド 85
SelectRange メソッド 86
Select メソッド 85
プロパティ 87
SwfObject オブジェクト 108
MouseMove メソッド 109
プロパティ 110
SwfRadioButton オブジェクト 114
MouseMove メソッド 115
Set メソッド 115
プロパティ 116
SwfScrollBar オブジェクト 121
MouseMove メソッド 122
NextLine メソッド 123
NextPage メソッド 123
PrevLine メソッド 124
PrevPage メソッド 124
Set メソッド 125
プロパティ 125
SwfSpin オブジェクト 131
MouseMove メソッド 132
Next メソッド 133
Prev メソッド 133
Set メソッド 133
プロパティ 134
SwfTab オブジェクト 138
GetContent メソッド 139
GetItem メソッド 140
GetSelection メソッド 140
208
ItemsCount メソッド 141
MouseMove メソッド 141
Select メソッド 142
プロパティ 142
SwfToolBar オブジェクト 149
MouseMove メソッド 150
Press メソッド 151
ShowDropDown メソッド 152
プロパティ 153
SwfTreeView オブジェクト 155
Activate メソッド 157
Collapse メソッド 157
EditLabel メソッド 158
Expand メソッド 159
GetCheckMarks メソッド 160
GetContent メソッド 160
GetItem メソッド 161
GetSelection メソッド 161
ItemsCount メソッド 162
MouseMove メソッド 162
Select メソッド 163
SetItemState メソッド 164
プロパティ 165
SwfWindow オブジェクト 171
Activate メソッド 173
Close メソッド 173
Maximize メソッド 173
Minimize メソッド 174
Move メソッド 174
Resize メソッド 175
Restore メソッド 175
プロパティ 176
System.Windows.Forms.Control,サポート対象
コントロール 15, 23
T
Type メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
198
定数 201
W
WaitProperty メソッド
.NET Windows フォームの共通メソッド
199
索引
あ
アドイン・マネージャ・ダイアログ・ボック
ス 10
か
概要 v
カスタマ・サポート・サイト 9
き
規則,「表記規則」を参照
記録中に .NET アプリケーションを開く 16, 24
SwfRadioButton オブジェクト 116
SwfScrollBar オブジェクト 125
SwfSpin オブジェクト 134
SwfTab オブジェクト 142
SwfToolBar オブジェクト 153
SwfTreeView オブジェクト 165
SwfWindow オブジェクト 176
テスト結果ウィンドウ 21, 29
テストの記録,.NET オブジェクト 16, 24
テストの実行,.NET オブジェクトの 21, 29
と
動作環境 3
し
実行環境 .NET オブジェクトの内部のプロパ
ティとメソッドへのアクセス 20, 28
出力値
.NET Web フォーム・オブジェクトのサ
ポート対象 26
出力値,Windows フォーム・オブジェクト対
応 18
な
内部メソッド,アクセス 20
内部メソッドへのアクセス 28
ね
ネイティブ・プロパティへのアクセス 20, 28
せ
ひ
セットアップ
Customer Registration 画面 8
InstallShield Wizard Complete 画面 9
セットアップ・プログラムの実行 5
表記規則 vii
標準チェックポイント 18
ゆ
有効化,.NET サポート 10
ユーザ定義 .NET コントロール 15, 23
ち
チェックポイント
.NET Web フォーム・オブジェクトのサ
ポート対象 26
チェックポイント,Windows フォーム・オブ
ジェクト対応 18
て
テスト・オブジェクトのプロパティ
SwfButton オブジェクト 36
SwfCheckBox オブジェクト 44
SwfComboBox オブジェクト 54
SwfEditor オブジェクト 73
SwfEdit オブジェクト 64
SwfLabel オブジェクト 77
SwfListView オブジェクト 103
SwfList オブジェクト 87
SwfObject オブジェクト 110
209
209
210
211
マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社
〒 105-0003
東京都港区西新橋 2-38-5 西新橋 MF ビル 7 階
電話 : (03) 5402-9300
ファックス : (03) 5425-2288
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カスタマー・サポート : http://www.mercury.co.jp/support
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