鈴木美登里 大谷浩史 アンサンブルクライス

7.19 Sun 2015
指揮
鈴木美登里
Midori Suzuki
開場13:30 開演14:00
ギター
全席自由2,000円
大谷浩史
Hiroshi Otani
合唱
アンサンブルクライス
Vokalensemble Kreis Tokyo
ジョスカン・デ・プレ《ミサ・パンジェ・リングァ》
Josquin des Prez (ca.1440-1521) Missa Pange Lingua
ピェール・ド・ラ・リュー《幸あれ 天の女王》
Pierre de la Rue (ca.1460-1518) Ave regina caelorum
オルランドゥス・ラッスス《栄えあれ 女王》
Orlandus Lassus (ca.1532-1594) Salve Regina
ジョン・ダウランド《おいで さあ かわいい人》
John Dowland (ca.1563-1626) Come away, sweet love
ほか
ここ数年、無伴奏(アカペラ)の音楽にとても心惹かれています。
声は至高の天賦の楽器と言われますが、その表現の多様さと美しいハーモニーを学びたいという思いで、昨年から鈴
木美登里先生にご指導いただくことになりました。
今回のメインステージで演奏する
「ミサ・パンジェ・リングァ」は今からちょうど20年前、1995年のアンサンブルクライス
第1回演奏会で取り上げた曲です。
この20年間を比べることなど出来ませんが、いくらか熟成した私たちの熱い思いと
ルネサンス・アカペラの素晴らしさを少しでも届けられたらと思います。
結成当時を知る
「初期クライス世代」の団員は私を含めごくわずかになりましたが、現在の「盛期クライス世代」の団員
たちの新しい感覚と感性による
「新・パンジェ・リングァ」の演奏を、私自身、心から楽しみにしています。
アンサンブルクライス主宰・合唱指揮者 吉田真康
鈴木美登里
京都市立芸術大学声楽科及び同大学院修了。京都音楽協会賞受賞。兵庫県芸術文化海外留
学助成金を受けオランダに留学。
グレゴリオ聖歌からバロック期に至るソロ声楽とアンサン
ブルを学ぶ。
留学中より
「アンサンブル・ラ・プリマヴェーラ」
「ラ・プティット・バンド」
「バッハ・コレギウム・
ジャパン」などのソリストとして、国内外のコンサート及びレコーディング活動に参加。
帰国後は特に初期バロック期のソロ声楽曲及びマドリガーレの研究に力を注ぎ、
日本では数
少ないマドリガーレをレパートリーとする声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」を結成。
クラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏を開始し、積極的な活動を展開している。発声・アンサンブル
指導にも定評があり、各地で行っているレクチャーや公開レッスンなども好評を得ている。
昨年8月よりアンサンブルクライスの指導陣に加わり、今回の第19回定期演奏会の指揮者を務める。
アンサンブルクライス
1993年に少人数の精緻なヴォーカルアンサンブルを目指して結成された合唱団。
「クライス」
とは「ジング・クライス(歌
のサークル)」のことで、
ドイツ語文化圏との密接な結びつきを表している。指揮者は宇野徹哉氏と鈴木美登里氏。
レパー
トリーはルネサンス期のアカペラ作品とバッハを中心としたバロック期の宗教合唱曲だが、近年は、
ブスト、
ラ・クール、
ディエストロ、マンティヤルヴィ、モチュニック、
ミシュキニス、ローリゼン、キンターナなど
「現在の作曲家」の作品も演奏
している。団員は28名(女声18名、男声10名)で、
プロの歌手も参加している。主宰・合唱指導吉田真康氏、
ヴォイストレー
ナー平川聡子氏、伴奏ピアニスト奥田和、野田晶子の各氏。
お問合せ : 080-1122-8505(吉田) http://www.ensemble-kreis.com
チケット取扱い トッパンホールチケットセンター:0 3 - 5 8 4 0 - 2 2 2 2