子宮筋腫・腺筋症への 子宮内膜アブレーション の応用

たんぽぽセミナー2016
リプロダクティブ・ヘルス・ライツ 講 座
子宮筋腫・腺筋症への
子宮内膜アブレーション
の応用
~お腹を切らずに
過多月経と痛みを軽減し
筋腫を縮小する方法~
12月10日(土)
■14:00~16:30(開場 13:30)
■2016年
■ 立川市女性総合センター・アイム1階ホール
■定員190人
(定員になり次第参加をお断りする場合があります)
■参加費 一般500円
申し込みは不要です。直接会場においでください。
講師
金岡 靖医師
医誠会病院(大阪市東淀川区)
レディスセンター センター長
婦人科主任部長
保育あります
(1歳から就学前)
受付 11 月 10 日~12 月 2 日
立川市男女平等参画課
tel:042-528-6801
申込順
東京都立川市曙町 2-36-2
JR中央線・南武線・多摩都市モノレール
立川駅 北口徒歩6分
■平成28年度 アイム市民企画活動事業
■主催:立川市男女平等参画課 TEL:042-528-6801
■企画・運営:子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ立川グループ
■ MEAを応用し、腺筋症による過多月経や痛みの軽減、筋腫核の縮小も期待
マイクロ波⼦宮内膜アブレーション(MEA)は、⼦宮筋腫や⼦宮腺筋症による過多⽉経の軽減に効果的な
治療法で 2012 年に保険適⽤となりました。⼦宮の⼊⼝から⼦宮内へ挿⼊したアプリケーターでマイクロ波を
照射し、内膜組織を焼灼・壊死させ⽉経⾎を軽減する治療法。お腹も切らず、⼊院も1泊2⽇程度で済む。
⾦岡医師はMEAと併⽤して、腺筋症や⼦宮筋腫の病巣そのものを焼灼する⽅法を開発し、過多⽉経や痛み
を軽減し、筋腫核の縮⼩をみています。今回はこの治療法についてわかりやすくお話しいただきます。
MEAは妊娠を望む⼈には適応しません。実施する医療機関も限られます。しかし腺筋症や筋腫により激し
い痛みや出⾎に悩み、⼦宮全摘を検討している⽅は、全摘の前に試してみる価値のある治療法です。とりわけ
治療の選択肢の少ない腺筋症の⽅にはぜひ知っていただきたい、と本セミナーを企画しました。この機会にこ
の画期的な治療法を、ご⾃分の⽬で、⽿で、確かめてみてください。
金岡靖(かなおかやすし)さんプロフィール
学
歴
職
歴
学会活動
専 ⾨ 医
1976 年東京大学理学部化学科卒業 1978 年東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修了(理学修士)
1984 年大阪市立大学医学部卒業
1990 年大阪市立大学大学院医学研究科修了(医学博士)
1984-86 年大阪市立大学医学部附属病院 産婦人科臨床研修医 和泉市立病院産婦人科医員、那智勝浦町立温泉病院産婦
人科医長、大阪市立大学大学院医学研究科准教授(女性病態医学講座)を経て、2009 年 5 月より現職
日本産科婦人科学会診療ガイドライン婦人科外来編作成委員(2008~2014) Microwave Surgery 研究会理事
日本産科婦人科学会専門医、日本婦人科腫瘍学会専門医、母体保護法指定医師、ICD(infection control doctor)
金岡靖医師によるマイクロ波子宮内膜アブレーションの開発
●1998 年よりマイクロ波アブレーション治療の開発に着手。
1999 年 2.45GHz マイクロ波によるマイクロ波子宮内膜アブレーションを発表。
2000 年 湾曲をもつマイクロ波子宮内膜アブレーション用電極の開発に着手。2004 年 日本産科婦人科学会学術集会(東
京)にて「湾曲した子宮内膜アブレーション用マイクロ波アプリケーターの開発」を発表。
●2006 年 Dysfunctional Uterine Bleeding (2),Concurrent Symposia XⅧ FIGO World Congress of Gynecology and
Obstetrics 2006 (Kuala Lumpur) に招待され Role of Microwave Ablation を講演。
●2009 年 マイクロ波子宮内膜アブレーションが先進医療に承認され、更に 2012 年には保険適用となった。
現在までに、大阪市立大学附属病院で 100 例、医誠会病院で 430 例以上の過多月経を MEA で治療。
●Best Doctors Inc.の The Best Doctors in Japan 2014-2015 に選出されている。
http://www.tampopo-org.com/
子宮筋腫・内膜症体験者の会
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電話相談 毎月第1・第2土曜日 10:00~12:00
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「子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ」は、1994 年に発足し、全国に約 400 人の会員が参加
する、腹腔内の婦人科良性疾患の体験者の自助グループです。体験者がお互いに情報交換し、励まし
合い、支え合い、納得のいく治療を受けられるように、と活動を続けています。
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫などを治療中の方、手術や治療が済んで一定の回復
をみた方も参加しています。
東京都内、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府など、各地で開催しているおしゃべり会(例会)を中
心に、電話相談、セミナーや手術映像上映会、インターネット上のおしゃべり会、ホームページやツ
イッターによる情報提供、小冊子の発行、病院情報や医療文献の収集などの活動を行っています。
子宮内膜症や子宮筋腫は「生身」の女性のからだに起こる疾患です。コントロールできない出血、
周期的な痛み、妊娠しずらい悩みなど、なかなか他人にわかってもらえない問題を、同じ経験者どう
し、しっかり情報収集して、互いに支え合い、明るく乗り越えていきたい、と活動しています。