地球 - 北海道大学 理学部

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S c i e n c e s
D e p a r t m e n t
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自然と文化と科学の会合
教員一覧
●兼務 理学研究院自然史科学部門
谷岡勇市郎 准教授 (地震学)
池田 隆司 教授 (地殻熱水力学)
橋本 武志 准教授 (地球電磁気学)
倉本 圭 教授 (惑星科学)
青山 裕 助教 (火山物理学)
北大理学部は百万都市札幌と
小笹 隆司 教授 (天体物理学)
高橋 浩晃 助教 (地震学)
北海道の自然の両方に囲まれ。
小山 順二 教授 (地震ダイナミクス)
西村 裕一 助教 (海底地震学)
恵まれた研究・教育環境の中に立地しています。
鈴木 徳行 教授 (有機地球化学)
村井 芳夫 助教 (海底地震学)
創立125年をこえる北大と。70年におよぶ理学部の
竹下 徹 教授 (構造地質学)
森 済 助教 (火山物理学)
伝統の恩恵を随所で味わうことも出来ます。
─ あなたの出発点がここにあります ─
新しいキャンパスライフをここから出発させませんか?
中川 光弘 教授 (岩石学火山学)
藤野 清志 教授 (地球惑星物質学)
●教育協力 総合博物館
日置 幸介 教授 (宇宙測地学)
松枝 大治 教授 (鉱床学)
見延庄士郎 教授 (海洋気候物理学)
小林 快次 助教 (古生物学)
圦本 尚義 教授 (宇宙化学)
蓬田 清 教授 (グローバル地震学)
●兼務・教育協力 地球環境科学研究院
渡部 重十 教授 (惑星大気物理学)
杉本 敦子 教授 (生物地球化学)
阿波根直一 准教授 (地球環境史)
長谷部文雄 教授 (中層大気科学)
川村 信人 准教授 (変動帯構造論)
南川 雅男 教授 (生物地球化学)
知北 和久 准教授 (陸水循環学)
山崎 孝治 教授 (気象学・気候力学)
角皆 潤 准教授 (大気・海洋化学)
谷本 陽一 准教授 (大気海洋相互作用)
永井 隆哉 准教授 (地球惑星物質学)
長尾 誠也 准教授 (地球環境化学)
新井田清信 准教授 (岩石学火山学)
藤原 正智 准教授 (気象学・気候力学)
西 弘嗣 准教授 (地球環境史)
山中 康裕 准教授 (海洋生態系モデル)
橋元 明彦 准教授 (宇宙物理化学)
山本 正伸 准教授 (有機地球化学)
吉澤 和範 准教授 (グローバル地震学)
渡部 雅浩 准教授 (気象学・気候力学)
沢田 健 講師 (地球システム進化)
入野 智久 助教 (古海洋学)
三浦 裕行 講師 (地球惑星物質学)
渡邊 剛 講師 (地球システム進化)
●教育協力 低温科学研究所
小高 正嗣 助教 (惑星気象学)
香内 晃 教授 (実験惑星学)
中川 書子 助教 (地球化学)
藤吉 康志 教授 (雲科学)
前田仁一郎 助教 (変動帯構造論)
大島慶一郎 准教授 (海洋物理学)
吉本 充宏 助教 (岩石学火山学)
田中 秀和 准教授 (惑星科学)
渡部 直樹 准教授 (実験惑星学)
●兼務 地震火山研究観測センター
笠原 稔 教授 (地震学)
●客員教授
茂木 透 教授 (地下構造探査学)
琉球大学・遊馬芳雄 (気象学・大気物理学)
大島 弘光 准教授 (火山物理学)
神戸大学・林 祥介 (地球流体力学)
高波 鉄夫 准教授 (海底地震学)
地球 を知れば
未来 がみえる
D e p a r t m e n t
あなたの無限の可能性がここで開花するはずです。
地球科学科への進学方法
●一般選抜(前期・後期)
で理学部に入学し、2年生後期に学科に分属(成績要件あり)。
●特別選抜(AO入試・帰国子女・私費外国人留学生)
で理学部に入学(2年生後期に自動
的に分属)
地球科学科のカリキュラム
●地球科学の入門と基礎知識(選択必修科目)
地球惑星基礎化学、マグマ科学、堆積学、地球テクトニクス、大気と星の構造学、地球
史、鉱物学、古海洋学、鉱物物理化学、地球化学、地球内部物理学、地球惑星科学のた
めの物理数学・古典力学・電磁気学、熱物理学、統計力学、量子力学、地球惑星科学実
験I・II、実習(地球計測・情報、地質学等)、各種演習など
●より専門的な知識(選択科目)
陸水循環物理学、地球環境学、古生物学、火山学、有機地球化学、大気海洋物理学、流
体力学、地震火山物理学I・II、鉱床学、固体物性物理学、惑星学、宇宙測地学、変動帯岩
石科学、地球惑星電磁気学、地球惑星流体力学、地質図学、データ解析学、相対論、地
球惑星科学実験III・IV、実習(野外巡検)、各種演習など
●地球惑星科学研究I・II(選択科目)
各教員の個別指導により、野外での調査や最新機器による実験、
コンピュータを用い
た数値解析など最先端の科学を自ら実践し結果をまとめます。
●その他
全学教育科目、理学部共通科目、集中講義、各種行事
(歓迎会・オリエンテーション・親睦
会・卒業研究発表会など)
野外調査風景
卒業研究発表会
(ポスター展示)
進路(2003-2006年度)
約7割が大学院に進学し、残りが民間企業、国家公務員、地方公務員などに就職しています。
親睦会
■問い合わせ先
北海道大学理学部地球科学科
〒060-0810 札幌市北区北10条西8丁目
電話:011-706-2734
e-mail:[email protected]
ホームページ:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/
(理学部地球科学科のホームページ)
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/
(理学部地球科学科のホームページ)
北海道大学理学部
地球科学科
HOKKAIDO UNIVERSITY
School of Science, Department of Earth Sciences
私たちは「地球」
を知りたい
46億年前、太陽の周囲をとりまくガ
スと塵の中から誕生した地球は、表
層環境をその進化とともに変えてき
ました。
ネパールのヒマラヤ山脈での
調査風景。10億年前はここも
海底でした。
人工衛星から見た台風。台風の発
達と海洋表面水温との関係は、地
球の気候を理解する上で重要な課
題です。
23年ぶりに噴火した有珠山。一万
人以上の近隣住民が避難を余儀な
くされました。
地球が生まれて46億年・
・この惑星は、
どのような変化や成長を経て現在に至り、
未来はどのような姿になっていくのでしょうか。
また長い時間の中でどのように生命を育み、私たち人類を生むに至ったのでしょうか。
人類はこの星といかに共存していくべきなのでしょうか。
・
・このような問いに対して、地球深部から、大陸、海洋、大気、
さらに惑星、宇宙を領域に、
多様な解析手段を用いて答えを求めていくのが私たち地球科学です。
約1億5千万年前の古代トンボ
の化石。化石は太古の生きも
のたちの姿をそのまま現代に
伝えてくれます。
北海道下の震源分布。沈み込む太
平洋プレートの形状が見えてきま
す。
関連した物理学、化学、生物学などの成果を吸収しながら地球科学はめざましい進歩を遂げており、
新しい地球観・生命観・人間観の構築に貢献することが期待されます。
また、新しい資源の探索・開発や、地震や火山噴火などの災害軽減、
さらに地球温暖化や
その他の環境破壊の抑制などのための応用科学としても重要な学科として注目されています。
私たちとともに、地球のことを学びませんか?
1500光年のかなたのオリオン星雲。
新しい星が次々生まれています。太
陽系以外の惑星の発見も相次いで
おり、地球のような環境を持つ惑星
の発見が期待されています。
地球深部探査船「ちきゅう」。到達不可
能だった海底下深部の物質を入手す
ることができるようになりました。
未知との出会い
海底から回収した堆積物。過
去の環境の記録が封じこま
れています。
地球環境の過去と現在
私たちの未来を予測するために
洋上大気の採取。大気中の温室
効果気体は着実に増加し続けて
います。
南極における氷柱試料採取。
中に閉じこめられている気体
から過去の大気環境を復元し
ます。
最新の質量分析装置。隕石や岩
石の微小部分の元素濃度や同位
体濃度の濃淡から形成年代や形
成環境を求めます。
地球をよく知る
地球と上手につき合っていくために
電波望遠鏡。宇宙からの赤外線を
観測することで、惑星の形成過程を
明らかにすることができます。
南極上空のオーロラ。 その生成に
大きな関わりを持つ磁気嵐の監視
と予測は、人工衛星の安全確保の
ためにも重要です。
地球・宇宙には新しい驚きがいっぱい
2,000メートルを超える深海底で
見つかった熱水噴出孔とそれに群
がる生物。多くの人々に衝撃を与
えました。
1969年メキシコに落下したア
エンデ隕石。この中の白色をした
物質が、最古の太陽系年代を記
録しました。
ガルカナ氷河(アラスカ)。近
年の地球温暖化で急速に後
退しています。
太平洋における表面水温異常の
分布。大気と海洋の相互作用に
より、気候にも大きな変化が生じ
ます。
人工衛星で計測した地球の重力異
常分布。目では見えない地球内部
の姿を明らかにしてくれます。
光竜鉱山で採取された金鉱石。地
球の活動は人間に恩恵をもたらし
てくれることもあります。