(1) 平成28年 2 月 29 日 は る に れ 第 81 号 は る に れ 第 81 号 平成28年 2 月 29 日 (12) 五高トピックス 9年連続 広報紙「はるにれ」優良賞受賞! 青 雲之 志 ー明日を拓く力に期すー 毎年応募している青森県高等学校高P連広報紙コンクールで、本校 の広報紙「はるにれ」80号が今年も「優良賞」受賞です。じつに9年 連続の入賞となりました。 県内56校からの応募で、去る1月13日∼14日に開催された県高 P連第3回調査広報委員会の厳正な審査による結果です。会員の皆様 の御協力と御支 援に感謝しつ つ、来年度の更なる向上を目指 して、広報委員一同頑張ってい きたいと思います。 ◎最優秀校(1校) 青森中央高校『やしゃぶし』 ◎優秀校(2校) 八戸学院光星高校『東雲』 八戸工業高校『和』 ◎優良賞(5校) 五所川原高校『はるにれ』 青森工業高校『PTAだより』 三沢高校『きざき野』 むつ工業高校『ひびき』 黒石高校『西ヶ丘』 ○奨励賞(6校) ○努力賞(7校) (1) 平成27年度後期 PTA・PTA後援会会務報告 月 日 内 容 2日㈪ 県高P連健全育成 委員会 題字 鈴 木 香 風 11 月 10日㈫ 30日㈪ 場 所 青森県 アップルパレス PTA・PTA後援会 中間監査 五所高 PTA第2回三役会 五所高 PTA広報紙 「はるにれ」第80号発行 12 五高第3回広報委員会 五所高 月 17日㈭ 1 月 編 集 平成 27 年 11 月 30 日 後 は る に れ 第 80 号 記 22日㈮ 高P連西北地区協議会 パークイン 「情報交換会」 五所川原 五高PTA研修委員会・ 27日㈬ 健全育成委員会・ 立佞武多の館 広報委員会合同反省会 『春楡』 高P連西北地区 4日㈭ 健全育成委員会 第3回理事会 五一高 高P連西北地区 16日㈫ PTA研修委員会 五農高 第3回委員長会議・理事会 2 月 18日㈭ 第2回単位 PTA会長会議 29日㈪ 14日㈪ 3 月 発 行 者/五所川原高等学校PTA 編 集/五所川原高等学校広報委員会 印 刷 所/有限会社 アート印刷 青森国際ホテル PTA広報紙 「はるにれ」第81号発行 PTA・PTA後援会 第3回三役会 PTA・PTA後援会 第2回役員会 五所高 15日㈫ 高P連西北地区協議会 プラザマリュウ 第3回三役会・役員会 五所川原 卒業の時期が迫ってきました。今年度の「はるにれ」も第81号 をもって1年の役目を終えます。内容は例年のごとく卒業特集号 ですが、充実した高校生活の思い出、ここでしか言えない親への 感謝、生徒と共に頑張ってくれた先生たちの思い等PTAとして涙 なくしては読めない3年間が詰まっていると思います。 当校は、定期考査の他にも、実力テスト、各種模試、研修会、土 曜勉強会等々さらに部活と、 1年生のうちからとても忙しい学校 ですが、我々PTAも、子供たちの体調を気遣い、時には叱咤激励 し、頑張る子供たちと泣き笑い、共に成長させてもらっているよ うな気がします。子供たちにとっても、この頑張りは必ず将来の 人生の糧になると信じてやみません。 広報委員会は、これからも「はるにれ」を通して子供たちの頑 張りを紹介すると共に温かい目で五高生を応援し続けていきた いと思いますので、PTAの皆さまのご協力をよろしくお願い致し ます。 (福間) ﹁頑張れ、五所高生!﹂ 晴らしい人生を堂々と幸せに歩ん で 欲 し い と 心 か ら 祈 っ て い ま す。 そ し て そ れ こ そ が、日 頃 耳 に す る場面は少ないかもしれませんが、 今日まで苦楽を共にしてきた全て の 保 護 者 を は じ め、先 生 方 や 多 く の周りの方々の願いである事を決 し て 忘 れ な い で 下 さ い。頑 張 れ、 五所高生! 結 び に な り ま す が、今 日 ま で 楽 しく会長や役員を務めてこられた の も、毎 日 子 供 達 の 進 路 目 標 達 成 と人格向上のために休む暇を惜し んで一生懸命ご指導いただいた先 生 方 や、よ り 良 い 学 校 環 境 の た め に一緒に汗を流して楽しい交流を 積 み 重 ね て き たPTA役 員 を は じ めとする会員の皆様と渉外部の先 生 方 の 多 大 な る ご 支 援 と ご 協 力、 そして家族や会社の支えがあった か ら に 他 な り ま せ ん。こ の 場 を お 借りして心から御礼申し上げます。 3 年 間、本 当 に あ り が と う ご ざ い ました! 五 所 川 原 高 校、益 々 の 発 展 を お 祈りします! ∼感謝∼ 主権者教育 中村まり子 教 頭 小学生の頃から、衆参総選挙後の開 票特番が好きだった。何時間でもテレ ビの前に座っていられた。なのに、初 め て 投 票 に 行 っ た 日 を 思 い 出 せ な い。 大人の階段を一歩上ったような責任感 とか高揚感があっただろうか。 今年の教育現場の大きな変化は公職 選挙法の改正により、 歳以上に選挙 権が繰り下げられた事である。 歳高 校生の直接的政治参加は画期的なこと である。東洋大学が行っている﹃現代 学生百人一首﹄に寄せられた切実な一 首。 ︻来 年 は 与 え ら れ て る 選 挙 権、進 路 選 択 も 出 来 ぬ 私 に︼︻公 民 で 勉 強 し ている選挙権、三年後には人ごとじゃ ない︼これが多くの中高生を代表する 声であろう。しかし主権者として、一 票の重みを感じ﹁よく考えて﹂投じて ほしいとの期待もまた大きい。そこで 求められるのが﹁主権者教育﹂。 世界史上、歴史を動かすエネルギー のひとつに﹁選挙権﹂を求めて労働者 が結束する場面がある。授業ではドラ マティックな教材だが、財産・性別に よらず平等に選挙権が与えられるまで 18 P T A 会 長 小 野 敦 司 部 活 動 で 一 喜 一 憂 し た 事 な ど、振 り 返 れ ば 振 り 返 る ほ ど、子 供 や 学 校を通してこんなにも沢山の素敵 な思い出を作れた事に感慨深い思 い を し て お り ま す。特 に 本 校 は 青 森 県 有 数 の 進 学 校 で あ る た め に、 その宿命とはいえ私が遠い昔本校 に在学していた時と比較にならな いほど︵私だけかもしれないが・・︶ 大 量 の 課 題 や 講 習、補 講 な ど に 追 わ れ、部 活 動 に も 頑 張 る 子 供 達 の 姿 を 見 て、不 安 に 駆 ら れ た 経 験 を 持つ保護者も少なくないのではと 思 い ま す。し か し な が ら、よ く よ く 考 え る と、こ れ か ら の 長 い 人 生 の 中 で ほ ん の か な 3 年 間、集 団 生活の中からルールやコミュニ ケ ー シ ョ ン の 大 切 さ を 学 び、一 生 涯付きあえる大切な仲間に出 い、 勉強や部活を通して達成感や敗北 感を味わいながら一進一退を繰り 返 し て き た 苦 楽 は、今 と な っ て は 過ぎた日々に何一つの無駄はなく、 むしろ命を精一杯燃やしてきた分 だけ大きく成長できたのだと実感 されているのではないでしょうか。 こ れ か ら 先 も こ の 素 晴 ら し い 高 校 生 活 で の 経 験 を 糧 に、各 人 が 素 どこかの誰かにお世話になって生 活しています。そして世の中が成 り立っているのです。感謝の心を 持つ事にもつながります。社会に 出た時、叱責される事、いやな事 を命じられる事もあるでしょう。 そんな時は、明るい挨拶で臨みま しょう。きっと相手の方も感ずる 事があるはずです。感謝の﹁あり がとう﹂も気持ちを込めて、素直 にしっかり言いましょう。︿津軽 の人はこっ恥ずかしくて言えない 人が多い﹀。SNSのコミュニ ケーションが当たり前の現 代・・・今一度この挨拶の大切さ を思い直してみて下さい。何気な い事ですが、周りと協調いっぱい の、価値ある人生になるはずで す。 ﹁たかが挨拶、されど挨拶。明 るい挨拶を大切に・・・。﹂これ を皆さんにお伝えしてPTAを終 える事とします。 先生方には毎日の学校生活・進 路のご指導、本当にお世話になり ました。 保護者の方々にも、感謝申し上 げます。心より﹁ありがとうござ いました﹂。 18 には、相当の年月を重ね、多くの命が 失 わ れ て い る。命 を か け て ま で 勝 ち 取った権利を、軽く扱いたくは無い。 し か し 残 念 な が ら 日 本 の 投 票 率 は 高 くない。 歳 歳が加わることでの投 票率の担保という期待を、高校・大学 の﹁主権者教育﹂にだけ求めるのでは なく、幼い頃からの保護者との経験や 義務教育での意識付けにもかかってい ると思う。 北欧では義務教育の段階で、現代社 会を生き抜く上で必要不可欠な実践的 知識を教える。選挙に関しては次のよ う に。﹁も し あ な た が 有 力 候 補 を 支 持 するのであれば三つの方法がありま す。すなわち、有力候補の名前を書い て投票するか、白紙で投票するか棄権 するかのどれかです。逆に有力候補を 支持しないのであれば、あなたには一 つの方法しかありません。すなわち投 票に行って別の候補者の名前を書くし か な い の で す。﹂実 に 具 体 的 で 分 か り やすい。もし有力候補を支持しないの であれば他の候補者に投票するしか選 択肢はない。白票や棄権は実は逆のこ とをしていることになる。日本では ﹁白 票も棄権もノーという立派な意思表示 で あ る﹂ ﹁意 中 の 候 補 者 が い な い の で あ れ ば 堂 々 と 棄 権 し な さ い﹂と 言 う。 それが現状に対するアンチの意思表示 だなどと勘違いし棄権することを正当 化している。北欧の子供に負けないよ うに、幼い頃から親子一緒に投票に行 くとか、誰を支持するか一緒に考えな がらアクティブに主権者教育をするの もこれからの一家団欒の形ではないだ ろうか。 19 平 素 は 本 校PTA活 動 に 温 か い ご理解とご協力をいただき誠にあ りがとうございます。 多 く の 3 年 生 は、い よ い よ 高 校 生活のハイライトとも言える受験 に 突 入 し、卒 業 式 を 間 近 に 控 え た 今、出 来 る 事 な ら 全 員 が 希 望 に 近 い進路に無事進んで欲しいと心か ら祈っております。 さ て、3 年 間 に 渡 りPTA役 員 を 務 め さ せ て い た だ き ま し た が、 おかげ様で4月の総会まで残り かの任期となりました。 思 い 起 こ せ ば 入 学 式 で 1 学 年 部 会 長 を 務 め る こ と に な っ て 以 来、 仕 事 の 合 間 を 縫 っ てPTA活 動 に 参加する事は少々大変な時期もあ り ま し た が、そ の 何 倍 も の 喜 び と 楽しく充実した時を過ごす事が出 来 ま し た。五 所 高 の 誇 り で あ る 立 佞 武 多 運 行、挨 拶 運 動、各 種 研 修 及 び 研 修 旅 行、学 年 部 会 で の 担 任 や 保 護 者 同 士 の 交 流 な ど、様 々 な 事業や学校行事に接すことができ た 事、勉 強 や 進 路 で 子 供 と 共 に 迷 い 悩 ん だ 事、健 康 を 心 配 し た 事、 な声での暗い挨拶は、この人今日 は大丈夫かな、体具合悪いのだろ うか、不満でもあるのかなと考え てしまいます。明るい挨拶がある 日は、なぜか店の空気も快く、気 持ちよく仕事がはかどるのです。 どこへ進んでも﹁おはようござ います﹂は必ずあります。永遠に あります。この一言を良くも悪く もするのも、言葉だけではなく、 自分の心の中に、﹁今日も宜しく お願いします﹂といった本当の気 持ちが必要です。いやいやながら の声だけの挨拶はすぐにわかるも のです。 東京までは新幹線で3時間。調 べたい事はすぐにパソコン。夜中 でも牛丼も食べる事が出来るし、 コンビニでは何でも う。こんな あまりにも便利な世の中で生活し ていると、それが当たり前になっ てしまって、その結果、自己の欲 求を抑えられない人、周囲に不満 を持つ人が多くなっていないで しょうか・・・。自己中心という 事です。叱られた経験がない、耐 える免疫がない人は、昔と比べる と確かに多くなっています。で も、﹁人は一人では生きて行けま せん・・﹂これも簡単な一言です が奥は深いと考えます。誰もが、 三 学 年 部 会 長 岩 谷 教 裕 ﹁たかが挨拶・されど挨拶﹂ ﹁いってきまぁーす﹂﹁いって らっしゃぁーい﹂日常の朝の挨拶 だが、皆さんの所はどうだったで あろうか。我が家の子供たちは、 3人共感心にこの言葉を言って学 校に出かけて行った。末の娘も五 所高に通うのもあとわずか。もう すぐこの朝のシーンがなくなるの には、一抹の寂しさを覚え、今は 一日一日を心に刻むようにしてい る。 私は、スタッフ5人ほどがいる 薬局の店主です。職場ではどこで も﹁おはようございます﹂から始 まると思いますが、様々な﹁おは ようございます﹂があります。ニ コニコ笑顔で﹁おはようございま す﹂。掃除しながら視線もむけず に﹁おはようございます﹂。しっ かり立ち止まって、おじぎをして ﹁おはようございます﹂。この ﹁おはようございます﹂の短い言 葉の中には、︿今日も頑張ります ﹀︿よろしくお願いします﹀との 意があるかと思います。元気に明 るくはっきりとした﹁おはようご ざいます﹂は受ける側にとって、 本当に気持ちよく、その人の好印 象を感ずる事になりますし、小さ 18 平成28年 2 月 29 日 (2) は る に れ 第 81 号 第 81 号 は る に れ (3) 平成28年 2 月 29 日 (5) 平成28年 2 月 29 日 は る に れ 35HR 神 ルミ子 ( 公菜 ) 2年生の時に、自分の進みたい道が見つかった娘。その後、夢をかなえられる 大学探しをしているうちに時間はどんどん過ぎていきました。大学へ入学後、 どんな生活をし、その後はどんな人生を送るかの設計はシミュレーションでき ていましたが、残念なのは、高校から大学に入学するまでのシミュレーションが ぼやけていたこと。でも、夢を語る娘は、とても楽しそう。聞いている私も一緒 卒業する息子へ に乗せられて「捕らぬ狸の皮算用」のような将来のビジョンを描いていました。 しかし、いざ、大学へ進学となるとそう簡単にはいきません。先に、その部分 どんな人生を送りたいかがはっきりしていれば、たとえ、少々遠回りしてもいい かな?と思わせられてしまいます。 「まだなんにも始まっちゃいない 自分で決めた道 だから少し 楽しんで いこう 始まりの声がする」 (GReeeen 『ビリーブ』 より) いくら周りがネガティブなことを言ってもポジティブに考える子になったの は、高校生になってから。どれだけ周りの人々に助けられてきたことか…。本当 にありがとうございました。常に周りの人々への感謝の気持ちを忘れずに、自 分の決めた道へ向かって、自分を信じてひたすら努力することを、これからも 応援していますよ。 34HR 片山 亜矢子 ( 諒平 ) 3年間の高校生活が、これほど早く感じるとは思いませんでした。 高校の合格発表を一緒に見て、結果に喜び合ったのがついこの前の ような気がします。 入学前から決めていた弓道部に入部。武道なんかとは無縁と思っ 36HR 藤田 栄子(英里香) 「学校」が大好きな娘は提出物よりも今日の出来事をいち早く話したくてう ずうずしている。五高祭のクラス団扇が物語っているようにかけがえのない仲 間達と充実した三年間を過ごした。新鮮な環境下で心地よい刺激があったに 違いない。五高で巡り会えた諸先生方と友人達に心から感謝します。一番楽し んだ授業は体育かも。高校野球部の大会で活躍する場内アナウンスに憧れ放 送部に。思うような好成績を残せず一人もがいていたが二年生の高総文アナ ウンス原稿に選んだ題目はFMごしょがわら「Gラジ」。初めて決勝大会に挑み 結果は20位。Gラジ取材後、お笑い芸人・キューティーブロンズの生番組に出 演する素敵なサプライズも。三年生のNHK杯全国放送コンテストで選んだ題 目は「ELC」。決勝大会に挑み念願の初入賞、欲しかった賞状を手に出来た。共 に喜んでくれた友人達ありがとうございます。放送部、生徒会と総務局を通じ て学校行事の裏方も。五高ラジオと修学旅行宿での起床館内放送は良き思い 出らしい。何事も仲間と精一杯楽しもう!をモットーにいつも夢中になってしま う。担任・野呂先生はその熱意をもう少し勉強にもと。最後の立佞武多運行は 涙があふれて止まらなかったという感激屋。二つ上の姉と一緒の時間を過ごし ていた頃がとても懐かしい。いつの頃からか私達親の手を離れ、それぞれの信 じる道を歩き始めている。 この先、平坦な道ではなくどこま でも曲がりくねった険しい道が続く だろう。前に進みたくても苦しくて、 心細くて、悔しくて涙を流すことが あるかも知れない。だけど、きっと大 丈 夫 。どん なに傷 つ い ても弱 気に なってもあなたにいつも寄り添う家 族がいる。一休みしてちょっと元気に なって、ゆっくりまた進めばいい。こ れまでもこの先も巡り会える恩師と 友人達への感謝をいつも心に留め、 臆することなく己を奮い立たせて希 望の未来をしっかり掴んで欲しい 。 英里香、卒業おめでとう。 「ありがとう」 33HR 秋元美栄(優里) もうすぐ慣れ親しんだ高校も卒業ですね。ついこの前入学したと思っ ていたので、あれほどのめり込むとは思ってもみませんでした。初め たのですが、あっという間の3年間でした。楽しいこと、苦しかったこと、努 は慣れない筋トレで筋肉痛になったりしましたが、早く弓を射れるよ うになりたい一心で毎日練習に熱中し、日々の上達を嬉しそうに報告 してくれる様子は聞いていてすごく楽しかったです。初めて選手に選 ばれて喜んでいるのを見た時は、まるで自分のことのように嬉しく感 じたのはいい思い出です。それまでは、どちらかというと飽きっぽい 性格で心配していましたが、最後まで一生懸命に頑張ることができた のは、大きな財産だと思います。親身になってご指導いただいた顧問 の岡本先生に感謝しております。 2年生の3学期に肺気胸が見つかり、入退院を繰り返し手術まで受 ける事になってしまいましたね。それまで大きな病気など一度もか かった事がなかったので、私も楽観視してしまい、もっと早く病気に気 づいてあげるべきだったと大いに後悔しました。手術や毎日の処置な ど、つらい入院生活だったと思います。入院生活が長引くにつれ、学 校生活にうまく復帰できるかが不安でなりませんでしたが、担任の葛 西先生や友達の皆さんがフォローしてくださったお陰で、心が折れる こともなく復学できた事は、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。本 当にありがとうございました。部活の方は、残念ながら満足のいかな い形で引退してしまう事になりました。口に出したことはありません でしたが、さぞ悔しい思いをしたことでしょう。でも、あなた自身もそ の時の入院生活や治療を通して先生や友達、サポートしてくれた人 達への感謝の気持ちを実感することができ、人間的にも成長するこ とができたと私は思っています。 3年生になってから進路や将来について考える事も多くなり、色々 と迷うこともあったかと思います。親として良きアドバイスができた かどうかは分かりませんが、これからも困ったときはいつでも相談し てください。あなたが成長してきた18年間、親も一緒に成長できたと 思います。 力することの大切さなどを学んだ高校生活、時間の早さに驚くばかりです。 親離れ、子離れ は る に れ 第 81 号 親から子へ 卒業生への ジ ー セ メッ 自分を信じて をもっと具体的にシミュレーションできれば良かったのに…と思うけれど、将来 第 81 号 まだまだ一緒にいろんな事を乗り越えていきましょう。 高校での3年間、様々な出来事があったと思います。高校生活で巡 り合えた諸先生方や友達との思い出は、これからの人生に欠かすこと のできないあなたの大きな宝物です。これから先もいろんな経験を どんどん重ねて、自分の可能性を広げていってください。今よりも一 回りも二回りも大きく、魅力ある人間になって欲しいと思っています。 最後に、卒業おめでとうございます。 明るく毎日を過ごし充実した高校生活を送ることができて元気に卒業を 迎えられる事、母としても本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。 平成28年 2 月 29 日 (4) 卒業おめでとう! 31HR 佐藤 留美子 ( 駿 ) 五所高で学んだ3年間。もうすぐ卒業ですね。本当に月日が経つのは早 いものです。 「高校でも野球やるから、よろしく。」と宣言し、 (勉強と部活の両立は できるだろうか?)と、少々心配な高校生活スタートでした。始まってみる と、やはり両立は難しいようでしたが、クラスメイト、野球部のチームメイ ト、先生方、本当にたくさんの方々の支えのおかげで、なんとか頑張り通 すことができたのではないかと思います。 駿が試合に出る機会が増えた頃、ちょうど弟たちの野球の試合と重なっ て、駿の応援にあまり行けなかったことがありました。あの時は、さみしい 思いをさせてしまったかな…と反省。それからはできる限り球場に足を運 びました。父ちゃんも野球シーズン中は多忙だったけど、よく仕事を抜け 出して応援に行っていたようです。息子3人のユニフォームの洗濯、送迎、 弁当作りはかなりキツかったけど、父ちゃんと一緒に頑張りましたよ。今と なってはよい思い出です。 野球に打ち込む駿の姿は、 とっても眩しかったなあ。楽しい 事ばかりではなかったけれど、ケ ガを通して学んだこと、キャプテ ンとして学んだこと、三上監督、 長内監督、竹内監督から学んだ こと、野球部での様々な経験が、 駿を大きくしてくれたと思って います。私にとっても野球部父 母会は心強い存在でした。この 出会いに感謝、感謝です。 4月からは仙台での新たな生 活が始まりますね。涙もろい母 ちゃん、それ以上に涙もろい父 ちゃんは、もう胸がいっぱいです。 元気に自分らしく頑張ってくだ さい。応援しています! 体験入学から弓道部に興味を持ち、入学後すぐに入部しました。新しい 環境に慣れるまでちょっと時間のかかる子だと思ったのですが、自分の意 志で入部しすぐに練習に参加したのにはビックリしました。ランニングや 筋トレの繰り返しで全身筋肉痛で大変でしたね。選手として選ばれた喜び と責任、選ばれなかった悔しさと苦しさを学んだ3年間だったと思います。 先輩が引退してからは、指導部長という部全体を考える立場になり、さら に重責だったと思います。決して弱音を言わないあなたは一人で苦しん だり悩んだりしたこともあったと思います。そんな中でも春休みに千葉で 行われた東日本大会はとてもよい経験になったと思います。弓道部の岡 本先生や先輩後輩、そして同学年のすばらしい仲間に恵まれ本当によい 部で過ごせたと思います。 大学進学をめざしてがんばった勉強。毎日6∼7時間、そして補修授業 や課題。 3年生の夏から秋にかけては毎週末の模擬テスト。さすがにスト レスもたまりイライラすることも多くなりました。親としては励ますことや おいしいご飯で応援することしかできませんでした。勉強は辛く苦しいも のでしたが、この勉強が自分の力になり、今後あなた自身を助けてくれる と思います。勉強することで自分の将来を考え、進路選択をすることが出 来たと思います。 33HRでは毎日気の合う友達と楽しく過ごしていた事とてもよかった です。毎日の何でもないおしゃべりやお弁当を食べたこと、行事での団結 など最近の話の中心はHRのことでしたね。五高祭には学級のTシャツを つくり、得意げに自慢していました。清水先生の顔をデザインしケバブを 売り大盛況でしたね。お弁当にそうめんを持って行って、学級で流しそう めんをしたこともありましたね。 このように娘の成長とともに私自身も五高の生活を通じて成長させて いただきました。個性を生かし、社会に貢献できる人を育てるという教育 理念にはとても共感できましたし、 「力行天下第一」のもと娘も人として 成長できたと実感しています。常に生徒のことを第一に考え、親身になっ てご指導いただいた校長先生をはじめ先生方、本当にお世話になりまし た。ありがとうございました。 最後に、 4月から一人で生活をしていくことになる娘へ、五高で培った 沢山の事を心にとめ、感謝の気持ちを忘れず、楽しく充実した大学生活を 過ごして下さいね。 「公乙、楽しかったね‼」 32HR 渋谷 徳子(公乙) 長女が卒業して早9年、親としては、やはり雰囲気もさることながら少 しだけ時の流れも感じながらの五所川原高校生活のスタートだったと思 われます、本人は…… ●クラスが好き ●部活が好き ●先生方が好き ●何よりこの学年が大好き…… 1学年「待ってました‼」とばかり部活にはまり、のめり込んで行く。全 てに於いて(自分を試す)挑戦から始まった。 周りが色々見えてきた2学年。物事はポジティブに‼をモットーに、また またパワフルに過ごした毎日でした。 カワイがられた先輩もいなくなり、カワイがった後輩は校内外に増え、 あっと い う 間 に 最 高 学 年 と なってしまった……。もしかし たら(高校4年生)もあっても イイと本人は思ってるかも知 れません(笑)。 自分を理解してくれる、たく さんの先生方、仲間達に恵ま れた幸せな三年間、最高の三 年間だったようです。子供を通 してこちらもまた沢山のエネ ルギーをもらいました。 「公乙、楽しかったね、五所 川原高校」 going my way.親子共々三 年間本当にありがとうござい ました。いつかどこかで恩返し が出来ることを願っております。 (7) 平成28年 2 月 29 日 は る に れ 第 81 号 あ♥り♥が ♥と♥う 36HR 横山 涼介 35HR 小田原 理矩 は る に れ 第 81 号 平成28年 2 月 29 日 (6) 普段は 言えない家族へのメッセージ 34HR 伊藤 天 33HR 菊谷 壮 32HR 阿部 航平 31HR 對馬 悠仁 3回も入院して、人 生 初 の 救 急 車にも乗 せ て、今 年はこれでもか というほど 心 配 か け て、ごめんなさい 。母 ちゃんいつでも晩飯作 りに 来 て!父ちゃん 、 20歳になったら誰より先に2人で飲 み明かそう。イケメンの息子より。 両 親 の 支 えの お か げ で三年間、野球も勉強 もという生活ができま した。なによりも、自 分のやりたいことをい つも応援してくれたこ とに感 謝したいです。 自 分 が 旅 立って も 、仲 の良 い 夫 婦 で あってください。 今日まで、人並みに学 校 生 活 を 送 ること が できたのは、父と母の おかげ です。今にして 思えば、二人はいつも 僕を見守ってくれまし た。本当にありがとう ございました。これからもよろしくお 願いします。 毎日の送迎、弁当作り ありがとうございまし た。自分のやりたいこ とばかりして、進 路も 進みたい道に行かせて くれ て 感 謝 して い ま す。これからも迷 惑を かけると思いますがよろしくお願いし ます。 33HR 坂本 篤哉 32HR 渋谷 公乙 31HR 小笠原 こころ パパ、男手一つで育て てきてくれてありがと う 。感 情 表 現 は 得 意 じゃないのであまり言 わ な い け ど 、普 段 の ちょっとした心遣いな ど、本当に感謝してい ます。車買ったら整備お願いします。あ と、またハーレーに乗せてください。 お母さん。小、中学 校 の時ほぼ毎日二時間 かけてのサッカークラ ブの送 迎ありがとう。 お父さん。ほぼ毎日夕 食 で の く だら な い 笑 い ありがとう。姉よ。 大 人になってくれ。今までもこれから も、ありがとうは変わらないよ。 36HR 和田 皐輔 35HR 成田 全 女手一つでここまで育 て てくれ て あ り が と う。お母さんが病院の 検査の時は、口にした りしなかったけど本当 に心配でした。これか ら少しずつ自立してい くので、自分の身体を大 切にしてもっ と楽をしてください。 昔からとても厳しかっ た父と迷惑ばかりかけ てきた母。いつも優し い 祖 母と 天 国にい る 祖父。そして生意気だ けど努力家な妹。卒業 を目前にして家族に感 謝の気持ちでいっぱいです。今まであ りがとうございました。 私 が 高 校 卒 業 という 節目まで楽しく過ごせ た の は お 父 さんとお 母 さん の 応 援 の お か げ です。いつもは照れ くさくて言えないけれ ど、短文では言い切れ ないほど感謝しています。最後に一つ、 ありがとうと伝えたいです。 18年間お世話になり ました。他の兄弟達と 違って苦労ばかりかけ る息子でしたが、理解 をもって育ててくれた こ と に 感 謝 して い ま す。これからも迷 惑を かけることと思いますが宜しくお願い します。 まずは三年間ありがと うございました。とに か く 入学 か ら 卒 業 ま で、様 々 な 場 面 で サ ポートしてくれて本当 に あ り が た か った で す。特に、自分 の 気持 ちが緩んでいる時に放たれる矢のよう な怒号は自分にとってよかったです。 小さい頃風邪をよくひ いて 手 の か か る 子 供 だったけど18年間育 ててくれてありがとう ございました。これか らは今まで 育 てても らった分親孝行したい と思います。これからもよろしくお願 いします。 36HR 藤田 英里香 35HR 岩谷 季咲 34HR 神 実季保 33HR 秋元 優利 32HR 長内 美咲 31HR 小笠原 祥子 毎 日 お いし い お 弁 当 を作ってくれてありが とう。疲れていても家 族のことをいつも考え てくれてありがとう。 二人のおかげで、いつ も元気に笑って過ごす ことができました。大学生活、心配さ せないように頑張るからね。 大学で陸上やりたい、 このままで終わりたく ないと言った時、応援 し てく れ て あ り が と う。今 まで ずっと、練 習に付き合ってくれて いた母からの言葉は、 心強かったです。与えてくれた道に感 謝して、とことん頑張ります。 高 校3年 間 毎 日 学 校 に通 えたこと、やりた かった弓道ができたこ と、そして希望する大 学に行けること。全部 両親の支えがあったか らこそだと思います。 ありがとう。いつか恩返しできるように しっかり学んできます。 三年間、吹雪で大変な 日も送 迎してくれたり お弁当を作ってくれた り、ありがとうござい ま し た 。お っ ち ょ こ ちょいで何かやらかす んじゃないかと心配さ れる私ですが、立派な大 人になるよう がんばります。 18年間元気に育てて くれてありがとう。反 抗したりしたけれど見 捨てずにいてくれてあ りがとう。他にもたく さ ん 感 謝 が ありま す が言い切れません ( 笑 )。これからたくさん恩 返ししま す。何をするかは……お楽しみ♪ 32HR 新保 七海 31HR 小山内 美鈴 季 節 に合 わ せ た お 弁 当を 皆に作ってくれる ママ。「英 里香のお父 さん面白い。家族思い で羨ましい」って友 達 が 言ってくれるパ パ 。 何でも話せて受け止め てくれるお姉ちゃんは自慢です。今後 もよろしくね! 36HR 本間 志 お 父さん、お 母さん、 今までありがとうござ いました。不器用な私 の努力を認めてくれた おかげで、今日まで頑 張ってこれました。こ れからは自分にできる ことを増やして、家族の役に立てるよ うになりたいと思います。 35HR 成田 碧 家族を一番に支えてく れ た お 母 さ ん に とて も 感 謝 で いっぱ いで す。私が間違っている 時は正しく叱り、つら くて 泣 いて い る 時 は 嘘 の な い 優しさ で 包 んでくれました。本当にありがとう。こ れからも大好きです。 34HR 鈴木 瞬 34HR 藤本 玲菜 33HR 下山 あおい 毎日始 発 で 行くため に朝早く起きてくれた り、それに合わせてお 弁当作ってくれてあり がとう。歩くのが面倒 だ からと汽 車に 乗ら ない日はいつも 車 で 送ってくれてありがとう。沢山わがまま をきいてくれてありがとう。 自分がやりたいことを やれば良いと言ってく れたことにとても感謝 しています。今まで支 えてくれてありがとう ございました。これか らも迷惑をかけること があると思いますがよろしくお願いし ます。 お父さんへ。いつも私 がしたいことをさせて くれてありがとう。お ばちゃんへ。いつもお いしいご飯を作ってく れてありがとう。おか げで、高校3年間を楽しく過ごすこと ができました。 1人暮らしを始 めて、 友 達、先生方、大家さ んに支えていただいた 2 年 半 で し た 。毎 日 メールをくれるお母さ んと家に帰りたい時は すぐに迎えに来てくれ るお父さん、自由に成長させてくれた ことに感謝します。ありがとうです。 36HR 世永 樹 35HR 花田 沙緒里 34HR 三上 朝賀 33HR 田中 咲希 32HR 宮崎 実佳 31HR 見崎 貴子 我 が 家 は他 の どの 家 族よりも一番です!ど んなときでも明るく賑 やかで、笑いが絶えま せん。いつも陰ながら 支えてくれて本当に感 謝しています。この家 庭に生まれて幸せです。これからも笑 顔であふれる家庭でいようね! この3年間とても充実 した高校生活をおくる ことができました。お 父さん、お 母さん、今 まで 支 えてくれて、育 て てくれ て あ り が と う!これからは私が家 族 の支 えに な れるようにがん ばるの で、応援してください。 毎日お弁当を作ってく れたり、寝坊した時に 送り迎 えをしてくれた り、予 備 校に行かせて くれたり、いろいろあ りがとう。これからも 身体に気をつけて、お仕事頑張って下 さい。 突然進路を変えたりし て、たくさん迷 惑をか けてしまいました。ご めんなさい。やりたい ことをやらせてくれて あ り が と うご ざ い ま す。無 駄にしないように、がんばりま す。 朝 早く か ら の 弁 当 作 り、雪かきや毎日の送 迎、そして美味しい晩 ごはん。小さなことか ら大きなことまで沢山 お世話になりました。 おかげでハツラツと育 ちました。ありがとう!何か返せるよう に成長して帰ってくるよ。 父と母には、毎日の送 り迎えや弁当作りなど で本当にお世話になり ました。そして姉と祖 母はいつも私のことを 気 に か け てくれ ま し た。私のことを支 えて くれ た 家 族4人には感 謝 の 気 持ち で いっぱいです。本当にありがとう。 は る に れ (9) 平成28年 2 月 29 日 第 81 号 は る に れ 第 81 号 平成28年 2 月 29 日 (8) 3学年団より 保 護 者 の 皆 様 へ 35HR 担任 安達 泉咲 学年主任 長内秀文 3学年の保護者の皆さま、 3年間本当にお世話になり ま し た。常 に 心 を 開 い て、 こ ち ら の 言 葉 に 耳 を 傾 け、 そして後押ししていただき 感謝の気持ちでいっぱいで す。ありがとうございました。 さて、いよいよ子供たちは、本校を巣立って いきます。私が言うまでもなく、高校からの旅 立ちは、いろいろな意味で区切りとなります。 可能性と責任。そして自覚。そういったものを 常に併せ持って人生を送るスタートを迎えるか らです。古くから、 「苦難は人を大きく育む」と いった言葉もあるように、苦労と言えるものは 人生にはつきものです。ですが、できれば苦難 少なき、伸び伸びとした人生を送ってほしい、 と私は心の底から願っています。 子供たちは、しっかりとした、 「人」としての 下地を備えています。保護者の皆様の愛情の賜 物であると同時に、私たち教師団の思いも込め られたものであると信じています。これから子 供たちは、学生として、または社会人として、様々 な人と関わり、色々な経験をしていきます。そ して、やがて社会に貢献する人物になっていき ます。 子供たちの今後がとても楽しみです。でもそ れと同時にとても寂しいです。心の中で、毅然 としていたい自分と、できればもう少し成長を 見守りたい2人の自分が存在しています。保護 者の皆さまも同じ思いではないでしょうか。で も私は観念します。子供たちの可能性に万歳! 皆さま、お世話になりました。 ご卒業、おめでとうございま す。二年間共に過ごした 25・ 35HRは、楽 し い 事 を 精 一 杯 楽 し み、集 中 す べ き と き は バ リッと切り替えて集中すること ができるメリハリのあるクラス です。特に、受験シーズン突入後の生徒達の頑張り は素晴らしいものでした。周囲を思いやる心の優し い生徒達に囲まれて、私自身助けられる事の多い 日々でした。そんな生徒達に恵まれたのも、 何があっ ても生徒達の味方であり、いつも温かく見守りなが ら応援してくださる保護者の方々のおかげだと感じ ています。毎日のお弁当作りや送り迎え、部活動の 応援など、様々な面でご苦労されている姿を見るこ とで、私が将来子どもを育てることがあれば、この ように子どもを想える親になりたいな、と感じるこ とが何度もありました。 PTA学年部会や立佞武多など様々な場面で保護 者の方々にご協力いただいたおかげで、この三年間 を無事に過ごすことができました。本当にありがと うございました。 36HR 担任 野呂 英彦 36HRの保護者の皆様、お 子様のご卒業おめでとうござい ます。この3年間、保護者の皆 様方には登下校の送迎やお弁 当、部活動のサポートや休日の 模擬試験と様々な面で大変お世 話になりました。 卒業する理数科の生徒は、くくり募集となる前の 最後の学年であり、1年生から理数科として授業を 受け、3年間唯一クラス替えがありませんでした。 3年間で培った行動力や積極性・団結力は素晴らし いもので、最後の文化祭の模擬店では、ほとんど生 徒だけで企画・準備・運営をこなし、担任の手伝い などほとんどいらない状態でした。そんな彼らが将 来社会に出て高校時代を振り返ったとき、理数科の 仲間との思い出・五所川原高校での思い出が最高の ものであったと感じられるならば、担任として同窓 生としてうれしい限りです。 3年間本当にありがとうございました。 32HR 担任 宮本 貴文 ご卒業おめでとうござい ます。2年間、2組の保護 者の皆様には大変お世話に なりました。心よりお礼申 し上げます。PTAの3学年 部会や学級懇談会、懇親会 には毎回多数の参加をしていただきました。学 年部会で、講演や進路情報に熱心に耳を傾けて 下さっている保護者の方々の姿を拝見したり、 学級懇談会などで様々なお話を伺うたびに私自 身気持ちが引き締まりました。そして、子ども たちのために全力を尽くそう、というエネルギー をいただきました。五高祭などの学校行事にも たくさんの方々に足を運んでいただきました。 このようなご協力のおかげで、卒業を迎えるこ とができます。改めてお礼申し上げます。本当 にどうもありがとうございました。 五高を巣立っていくお子さん達が、自分の夢 に向かって努力し続け、夢を叶えていく。その ような明るい未来を彼らがつかみ取ってくれる ことを心から願っております。 34HR 担任 葛西 史生 先日、オリエンテーション 合宿の写真を見ていました。 若干緊張しながら、一生 懸 命に物事に取り組む姿を懐 かしく思いました。あっとい う間の3年間でした。私自身、 生徒の頑張る姿に刺激を受け、元気をもらいな がら毎日を過ごしていました。その中で、保護者 の皆様には多くの場面で支えていただきました。 PTA では多くの方に参加していただきました。文 化祭の模擬店では、多くの方からお声がけをして いただきました。ありがとうございました。改め てお礼申し上げます。 今年度になってから、清掃時などの活動で、生 徒に指示を出す機会がほとんど無くなりました。 様々な場面で生徒が考えて行動することができ る、優しさに溢れた集団であったと思います。間 もなく卒業ですが、これからは離れた場所から生 徒達を見守らせていただきます。ご卒業おめでと うございます。 31HR 担任 長谷川淑子 今年の積雪は平年より少ない 方でしょうか。(これを書いて いる)1 月現在、大寒波の影響 で関西や九州に雪が積もり交通 災害や生活に支障を来している ニュースが報道されました。そ れに比べて寒さへの備えはあるとはいえ、北国の人 間は冬の間、何と厳しい環境で生活していることで しょうか。3年間毎日学校に通い、勉学や部活動に 専念できたのはそれだけで改めてすばらしいことだ と思います。それを支えたご家族の並々ならぬご苦 労に担任として感謝と敬意を表したいと思います。 2年生から担任を持つことで不安もありました が、面談やPTA、アンケートでの温かい言葉にそ のつど励まされました。良き生徒に恵まれ、学校行 事等にその成果が如実に表れていました。彼らとの 出会いは私の一生の財産だと思っています。 卒業して新たな道を歩んでゆく彼らにとって、五 高での経験や思い出が生涯の礎となり、社会で活躍 する人材になってくれることを願ってやみません。 33HR担任 清水 香織 ご 卒 業 おめでとうご ざ いま す。優しく、かわいく、でも日 に日に大人らしくなる生徒たち と3年間共に過ごせたことを、 とても嬉しく思っています。保 護 者 の 皆 さまには、日々のサ ポートに加えて、学校行事の際にも大変お世話にな りました。五高祭ではチリンチリンアイスの運搬から ケバブの皮の手配、買出し、その他準備をサポート していただき、また模擬店で爆買いしていただきま した。いつも愛情いっぱいで、写真を撮り、そっと 見守り、進路講演会でメモをとり、三者面談で一緒 に悩むという姿に心から憧れました。自分が親になっ たらこうありたいというイメージトレーニングもばっ ちりと整いました! 家族の応援を受けて、これから生徒たちはますま すパワフルに自分の道を進んでいくのだと思うと、と ても誇らしく、頼もしく、ちょっぴりさみしく、とっ てもとっても嬉しいです!3年間ありがとうございま した。これからも、いつでもずっと応援し続けます。 (11) 平成28年 2 月 29 日 は る に れ 「健全」って? 前任の委員長が五高のセンパイで「次オマエ!」と 指名され(1年生の時の3年生には逆らえませ ん。)、今日に至りました。 至らぬ委員長にもかかわらず、渉外部の先生方や多 くの保護者の方々のご協力をいただいて、挨拶運動、 巡回指導、立佞武多の運行補助といった当委員会の活 動を滞りなく全うすることができました。この場をお 借りして深く感謝を申し上げます。 それにしても「健全育成委員会」とはすごい名前で す。いったい「健全」ってどんな状態を指すのでしょ う。積極的に定義するのは大変そうなので、逆に「不 健全」でなければ健全だという論法で考えてみましょ う。学校は学ぶところです。したがって、学校生活に おける不健全さとは突き詰めて言うと「学ぶ意欲を失 うこと(学校に行きたくなくなること)」だと思いま す。これを否定することが即ち「健全」ということに なりそうです。 話は変わりますが、社会人となり何らかの職業に就 くと、その分野で必要な知識や技術は自分で費用を負 担して身につけなければなりませんし、自然とそうな 健全育成委員長 三橋 大輔 ります。しかし、それはあくまでも具体的な仕事を上 手くやるための実践的な学びです。学校(特に高校) を卒業してしまうと、幅広い分野にわたり人間らしく 生きるための基礎的、基本的な物事を人から教えても らう機会はほとんどありません。あとで振り返ってみ ると、学校で学べるのは当たり前ではなく、貴重だと 気づくのです。 高校時代が人生のごく限られた期間であることを知 り、学業や部活動、五高立佞武多出陣などの行事を通 じて学ぶことに喜びを感じるのが「健全」な姿なので あり、それを続けることによってはじめて自分を「育 成」できるのではないでしょうか。当委員会の活動が そのために少しでも役立っていたら幸いに思います。 あっ!ここまでの話、学校が好きでたまらない五高 生の皆さんには無用だったかな・・・。 は る に れ 第 81 号 平成27年度PTA校外研修 かったのですが、隠れて様々な物が描かれていまし 術館に向かい、校外研修会を行いました。出発前、 た。皆様も七戸町近辺に行かれた時は、寄ってみた グランド側の側溝にタイヤを脱輪してしまった保護 ら面白いと思います。帰り道、小野会長の提案で、 者の方がおられましたので、持ち上げようと向かっ 金子ファームにむかいました。ジャージー牛のソフ たところ、笹森和樹さんの見事なハンドル操作で車 トクリームは、濃厚な味でおいしかったです。 が上がりました。手品だけでなく、車の運転もすば 来年 の校 外研 修は、卒 業 生にも、案内してもら らしいと感激しました。 い、弘前大学に行きたいと思います。皆様の来年度 アグリの里は、平日にもかかわらず、食堂は混ん の出席をお待ちしております。簡単ではございます でいました。店内はシンプルな作りで、落ち着いた が、校外研修会の報告とさせていただきます。 のバイキングを 絵の説明をうけました。説明されるまで、分からな 今年度は、18歳からの飲酒、喫煙や選挙権などの問 題が話題になったこともあり、当事者である3年生の皆 さんにアンケートのご協力を頂きました。子供達の率 直な意見を聞くことが出来た、とご好評を頂いた一方 で、 「親側の考えも聞きたかった」というご意見もあり ました。この点につきましては反省点として今後の紙面 作りに生かしていければ、と思っております。 高校生ともなると、学校での出来事等をいちいち話 してくれることも少なくなり、親子間のコミュニケーショ ンもなかなか取りづらくなってきます。親が子供の気 持ちを知り、子供が親の思い、願いを知るために、本 紙が少しでもお役に立てたのであれば幸いです。 これからも「はるにれ」が、学校・生徒・保護者を つなぐ広報紙であり続けますよう、お祈りしております。 研修委員長 成田貴文 先日、10月29日にアグリの里、鷹山宇一記念美 堪能し、もう食べれなくなった後、美術館に向かい、 広報委員長 三山 亜抄子 平成28年 2 月 29 日 (10) 『校外研修報告』 雰囲気でした。野菜がおいしいと 広報委員会の活動を振り返って 訳の分からないまま広報委員となり、そのままの流 れで委員長の役目を仰せつかることとなってしまいま したが、子供の卒業に伴って私も今年度めでたく(?) 卒業の運びとなりました。 こうして無事に役目を終えられるのも、 「はるにれ」 を作成するにあたり、アンケートや原稿依頼を快く引 き受けて下さった皆さん、頼りない委員長を支えて下 さった広報委員の皆さん、担当の西崎先生……、沢山 の方々のお力添えがあってのことと、心より御礼を申 し上げます。 「はるにれ」は保護者の皆さんに向けた広報紙とい うことで、皆さんが今 知りたい情報は何か、どういう 企画が喜ばれるか、と毎回悩みながら委員皆で意見を 出し合い、編集作業をして参りました。 第 81 号
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