設置の趣旨等を記載した書類 - 関東学院大学

目次(設置の趣旨等を記載した書類)
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
キ
ク
サ
ス
ツ
テ
ト
ナ
ニ
設置の趣旨及び必要性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
学部、学科等の特色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
学部、学科等の名称及び学位の名称・・・・・・・・・・・・・・・7
教育課程の編成の考え方及び特色・・・・・・・・・・・・・・・・7
教員組織の編成の考え方及び特色・・・・・・・・・・・・・・・・12
教育方法、履修指導方法及び卒業要件・・・・・・・・・・・・・・14
施設、設備等の整備計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
入学者選抜の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
企業実習や学外実習の具体的計画・・・・・・・・・・・・・・・・19
編入学定員の具体的計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
管理運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
自己点検・評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
情報の公表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
授業内容方法の改善を図るための組織的な取組・・・・・・・・・・24
社会的・職業的自立に関する指導等及び体制・・・・・・・・・・・25
関東学院職制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
関東学院大学特約教授に関する規程・・・・・・・・・・・・・・・・・35
関東学院大学非常勤講師採用規程・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
【添付資料目次】
資料①-1~11
履修モデル
資料②
推薦入学試験一覧
資料③
AO入学試験一覧
資料④-1、2
一般入学試験・大学入試センター試験利用入学試験一覧
1
ア
設置の趣旨及び必要性
1.関東学院大学理工学部設置の趣旨
学校法人関東学院は、明治 17(1884)年に横浜山手に創立された「横浜バプテスト神学校(のちの日
本バプテスト神学校)」を源流とし、
「東京中学院(旧制中学校)」の流れも汲んで昭和 2 年に設立された
「財団法人関東学院」を経て今日に至る 127 年の歴史を有する学校法人である。その底流にある建学の精
神は、校訓「人になれ、奉仕せよ」によって具現化されているように、「人」であることを深く自覚し、
他者、隣人に愛を持って奉仕する者になることを説くもので、今日の我が国の社会において最も必要なも
ののひとつであり、教育の現場が抱える問題に取り組む際の、揺るぎない価値観として十分に耐え得るも
のと確信している。現在、関東学院は、大学(大学院を含む)に加え、高等学校2校、中学校2校、小学
校2校、及び幼稚園2園を設置し、学生生徒数 15,372 人が在籍する総合学園として、地域・社会に貢献
している。とりわけ大学においては、文学部、経済学部、法学部、工学部、人間環境学部の 5 学部 16 学
科 4 研究科 1 専門職大学院(法務研究科)を擁する総合大学として、その卒業生は実に 10 万名を超え、
社会の各界各分野において広く活躍している。
今回申請する「理工学部」の設置母体となる工学部は、昭和 24 年の学制改革とともに開設され、以来
50 年以上の歳月が経過している。昭和 24 年に機械工学科、建築学科の 2 学科が開設され、翌年には電気
工学科、土木工学科が開設された。その後、昭和 35 年に工業化学科を、そして昭和 40 年には日本でも数
少ない建築設備工学科を加え、以後、6 学科体制にて教育・研究を遂行してきた。平成 5 年からは大学院
の整備充実に着手し、平成 11 年には工学部のすべての学科に対応する博士後期課程までの専攻課程の設
置が完了し、学士課程、博士前期課程、博士後期課程、それぞれが教育研究内容の連携・整備・充実を図
りながら、産業界に有為な人材を輩出している。その後も、科学技術の進展と多様化、産業構造の変化に
対応すべく、教育・研究組織や教育プログラムの継続的な見直しを続けるなかで、平成 16 年には情報ネ
ット・メディア工学科を設置すると同時に、建築学科と統合する形で建築設備工学科を募集停止し、土木
工学科、工業化学科については、その名称を、教育内容の実体と社会のニーズに合わせるべく、それぞれ
社会環境システム学科、物質生命科学科と変更した。さらに平成 21 年には、学生のニーズにきめ細かく
対応した教育を実践するため、各学科のもとに教育プログラムとしてのコースを開設し、現在は 6 学科
12 コース(14 専攻)、570 名の定員を有している。
コース制が生み出す個性的なカリキュラムは、学生側の希望に細やかに対応できるだけでなく、社会や
産業界の変化にも柔軟に対応できることが利点であり、これまでの工学部 6 学科体制の枠組みを外れる分
野にも拡大していくことは必然であった。平成 21 年に設置した新たなコースを例にとると、生命科学コ
ースや数理コースのように理学系の分野の教育を包含するプログラムや、ロボットコースのように機械・
電気・情報といった各分野の知識・技術を総合的に学ぶコースが設置されている。このように学生の多様
な知的欲求を満たし、社会からの要請に応えるなかで教育体制充実が図られてきたものの、既存の学科組
織のシステムに制約される部分もあり、コース制のもつ柔軟性や機動性を十分に生かし切れていない部分
もあったことは否めない。
一方、研究分野においては、複合領域や総合領域と呼ばれる分野が急速に発展しており、従来からの分
野の枠を超えた幅広い知識、或いは複数の分野間の橋渡しを担う知識・技術の重要性が増している。それ
故、そうした知識・技術を有する幅広い技術者もまた求められているのである。特に、複雑化する工学分
2
野の融合・発展には、工学の各分野に共通する技術は勿論のこと、理学的な思考や素養が極めて重要にな
っている。また 21 世紀の環境共生型社会においては、自然科学の知識を活かしつつ、地球環境との共生
を図る必要があり、「工学」「理学」という区分はもはや現実社会では薄れつつある。
一方、産業構造の変化という事象に注目すると、高度成長期のように新しい産業が次々と生まれ、業界
単位で発展や停滞を繰り返し、基幹産業が移り変わっていくといった構造変化とは様相を異にし、産業界
の中身が細分化され、ひとつの産業界のなかでも、成長を続ける領域、成長が鈍化・衰退する領域が変遷
しているのが実情である。少子高齢化を受けた成熟型社会における産業構造の変化に対応するには、学科
単位の設置、統廃合といったゼロサムの対応ではなく、学問領域の特色や個性に根ざしたカリキュラムポ
リシーやディプロマポリシーを明らかにして、柔軟で実効性のある教育体制と、それを支える充実した研
究体制をもつ組織に自らが変貌していく必要がある。特に教育面では、理工学系の技術者に必要とされる
基本的な素養、特に理学的な知識に裏打ちされた基幹分野の基礎技術を身に付け、一定のポテンシャルを
担保したうえで、専門性を伸ばす教育システムであることが強く望まれている。
こうしたことから、工学部 6 学科(機械工学科、電気電子情報工学科、情報ネット・メディア工学科、
建築学科、社会環境システム学科、物質生命科学科・定員 570 名)を募集停止とし、在学生の卒業をもっ
て廃止とする。この既存 6 学科のうち、志願者・入学者の志向や教員組織の特性を活かし、デザイン教育
に重点を置く文理融合教育を目指す建築学科は、建築・環境学部(建築・環境学科・定員 130)として独
立することを前提に、新たに理工学部(理工学科・定員 438 名)を設置することとした。
2.関東学院大学理工学部設置の必要性
工学部は、キリスト教に基づく人格の陶冶を旨とし、工学を中心とした学術の理論と応用を教授するこ
とを教育理念に、校訓「人になれ 奉仕せよ」の説く人類や社会の幸福に貢献できる人材を育成すること
を教育目的としてきた。その目的を達するため、専門分野を学修するだけでなく、キリスト教精神に基づ
く豊かな人間性と教養を身につけることにより、高い視座と広い視野から物事を総合的に判断できる技術
者や研究者を輩出していくことを教育目標としてきた。現行の工学部では、学部の共通の目標に対して、
機械工学科、電気電子情報工学科、情報ネット・メディア工学科、建築学科、社会環境システム学科、物
質生命科学科の 6 学科が、それぞれの学科の基礎的な教育を施したうえで、専門性を高める学科固有の教
育プログラムを通じて人材育成を行ってきた。
しかしながら、常に変貌を遂げている産業界においては、必ずしも単独の学科の専門性に偏らず理工学
分野に関する幅広い知識を持ち、柔軟な科学的思考と問題解決能力を有する人材を必要とするようになっ
た。専門性を高めた人材を欲する場面においても、これまでのように専門分野に特化した技術・知識では
なく理工学全般の幅広い知識に立脚した専門性が要求されるようになっている。こうした社会の人材育成
に関する要求と需要を的確に把握し、学生教育に反映するためには、学科という垣根を越えて、基礎的な
教育の上に、複数の専門基礎分野を学び、さらに高度な専門性を養うシステムが自由に作れる環境が必要
であり、柔軟性と機動力に富み迅速に意思決定の行える学部組織に改編する必要がある。さらに、工学系
に加えて、生命系や数学・物理系をはじめとする理学系の分野や自然科学系の教育を充実させることは急
務である。
新しい理工学部は、理工学科として従来の学科専門教育を統合する。そして理工系の基礎教育の充実と
して数学・物理学などの教育課程の拡充や、今後のさらなる発展が期待されている生命科学、スポーツ科
学系の教育課程を増強したうえで、複数学科制にはない柔軟な教育システムを構築する。
3
理学・工学に関する幅広い教養と知識に加え、学際的な専門分野における知識、技術、技能を深めるこ
とによって、確固たる技術力を有しつつも、今後ますます多様化、複雑化、ボーダレス化する科学分野に
おける技術的課題に対する思考と方法論、課題解決能力を習得する。さらに、社会と人類に貢献する技術
者としての倫理観や職業観、協調性、リーダーシップ等を涵養する。それにより関東学院大学の従前から
の教育目標と相まって、理学・工学という境界に捉われない豊かな知識と柔軟な思考、確かな技術に加え、
科学技術に携わるエンジニアとしての清廉さ、実直さ、公共心を有し、社会や人類、地域の幸福と発展に
実質的に貢献できる人材、換言すれば、地域や社会、自然や環境、なにより「人」に配慮できる感性をも
った「人や社会の幸福に貢献する技術者」として、中央教育審議会答申が規定するところの「幅広い職業
人」たる人材を育成する。
上記の人材育成の目的に則して、理工学部(理工学科)として、ディプロマポリシーとアドミッション
ポリシーを定め、全学生の教育全般にあたるが、学科の下には、研究対象とする中心的な学問分野として
キャリア形成と主体的な教育研究活動の役割を担い、ディプロマポリシーを具現化する単位として、生命、
数物、化学、機械、電気、情報、土木の 7 つの(学)系を設ける。この学系にはさらに学生の学習ニーズ
に応える履修モデル(教育プログラム)としてのコースを設ける。理工学科の下に置かれる学系と各々の
教育研究の目的は以下のとおりである。
①
生命学系は、理学生物学を基盤として、生命工学、食品、医薬品、エコロジーに関連する分野
を対象とする。このような生命科学の諸分野を、微生物、培養細胞、植物などの多彩な生物材料
を用いて学び、且つ研究することにより、社会の様々な分野で活躍することができる幅広い知識、
科学的思考力、及び技術的実践力を修得する。
②
数物学系は、自然科学と工学の基盤となる数学と物理学を、講義・実験・シミュレーションな
どを通じて、バランスよく学ぶことにより、現在の科学技術社会において客観的で科学的な判断
を下せるように、幅広い知識と、論理的思考力を修得する。
③
化学学系は、無機化学、有機化学、分析化学、物理化学、化学工学を5基幹科目として化学の
技術者としての基礎力の質の保証をするとともに、社会人として即戦力になるべく社会人力の養
成にも注力している。基幹科目を中心とした専門科目とともに技術者倫理、問題解決力、安全、
特許、キャリアデザインなどを学び、科学的思考力と技術的実践力を修得する。
④
機械学系は、機械工学を構成するさまざまな学問のうち材料力学、工業熱力学、機械力学、水
力学及び材料・工作を5本の柱とし、加えて機械設計、機械工作、機械実験などの実学を重視す
ることで、幅広い教養、工学基礎及び機械工学の専門知識と技術に関して、デザインの分野も含
めた幅広い科目を体系的に学び、科学的思考力と技術的実践力を修得する。
⑤
電気学系は、環境にやさしいエネルギーの創成、新しい電子素子や発光素子の省エネ化・小型
化・低コスト化を実現する技術を研究・開発をするための基礎知識を修得する。また、情報計測
技術を健康増進やスポーツ競技力向上に活かすべく、健康・スポーツ科学と人間情報計測学に関
する専門知識を、実験実習を通じて身体を動かしながら肌で体験して修得する。
⑥
情報学系は、IT(情報技術)の専門性と応用を磨き、現在と将来の情報環境に対応した取り
組みのできる創造力豊かな情報エンジニアや技術的能力と創造性を併せ持った映像クリエータ
ーとなるための科学的思考力、技術的実践力を修得する。
⑦
土木学系は、土木工学に係わる構造、材料、地盤、水理の各分野を柱とし、自然災害や環境問
4
題から都市を守るための都市防災や都市環境に関する知識と技術を学ぶ。講義のほか多様な実
験・実習、プロジェクト、研究などを通して、科学的思考力と技術的実践力を修得する。
各学系の教育研究活動によって、時代が求める実質的な技術者教育を実践し、学系固有の専門性と理工
学に関する幅広い知識を兼ね備えた「人と社会の幸福に貢献する技術者」を育成することを理工学部の教
育研究上の目的とする。
3.養成する人材像と具体的進路
理工学部理工学科では、地域や社会、自然や環境、なにより「人」に配慮できる感性をもった「人と社
会の幸福に貢献する技術者」を育成するため、各学系の確固たる専門性を担保しつつ、従来の学科制の枠
を取り払い、狭い意味での学問分野に捉われない理工学の幅広い知識が得られるよう、学習、実習、体験
の機会を設けた。実社会において必要な学士力(論理的思考力、問題解決能力、対人調整能力、実行力と
責任感)と理工学に関する幅広い専門知識を有することはもとより、豊かな人間力を兼ね備えた理工系職
業人を養成する。
卒業後の具体的進路は、各学系の専門性に則した、国内外における企業・法人の技術系職員、技術系公
務員、教員を想定している。具体的には、【生命学系】では、生命・医薬品・食品・バイオ関連企業など
の中核技術者ならびに技術系営業職、理科教員など、【化学学系】では、材料メーカーや化学製品関連企
業の中核技術者や理科教員など、
【数物学系】では、数学教員やコンピュータ関連産業のSEなど、
【機械
学系】では、自動車・機械・家電産業等の製造系中核技術者など、【電気学系】では、電気電子・エネル
ギー・通信・半導体産業等の中核技術者など、【情報学系】では、コンピュータ関連産業の技術者やソフ
トウェア・ゲーム開発関連企業のプログラマーやクリエーター、技術系営業職、情報教員など、【土木学
系】では、建設関連産業や鉄道・ライフライン関連企業の施工管理技術者や公益法人職員、国や地方自治
体の技術系公務員を想定している。上記学系の多くは、理工学部の設置母体である工学部既存 5 学科と産
業界との深い関係を維持・継続しており、こうした学系ごとに関連性の深い産業界への就職の他に、各学
系の分野に捉われない幅広い分野や新しい分野への進路も期待される。
なお、教員免許取得課程については、従来の工学部と同様、中学校の「理科」
、「数学」、「技術」、高等
学校の「理科」、「数学」
、「情報」
、「工業」の課程を設ける。
4.理工学部の定員と学生確保の見通し
理工学部理工学科の学生定員は、母体である工学部 6 学科の入学定員 570 名から、入学定員 438 名、3
年次編入学定員2名を振り替える。また、同時に設置届出を行っている建築・環境学部建築・環境学科に
は、入学定員 130 名、3年次編入学定員2名を振り替える。これに伴い、従来の工学部は平成 25 年 4 月
から学生募集を停止し、在学生の卒業を待って廃止する。
関東学院大学の過去 3 年間の平均志願者数は約 11,000 名であり、設置母体となる工学部の過去 3 年間
の平均志願者数は 2,263 名(平均志願者倍率 3.97 倍)である。平成 20 年にコース制を導入して以降、志
願者数は平成 21 年 1,723 名、平成 22 年 2,102 名、平成 23 年 2,963 名と安定的に増加している。工学部
全体の入学者数に関して、過去に定員を充足できなかった年度はなく、計画的に入学者を確保できている。
成熟型社会における少子化で「理科離れ」という言葉が叫ばれて久しいが、この間に日本の技術力は大き
く後退した感がある。一方で、東日本大震災や世界経済の不安定化を受けて、技術立国としての再興こそ
5
が、日本の国力を復興させる唯一の方策であることに国民もまた気づき始めている。形無きものではなく、
形あるものを生み出すのが理工学であり、人類の平和や安定、幸福に現実的にコミットできるのも理工学
の分野である。こうした現実は、経済社会における理工系分野の人材需要の潜在力を示すものであり、関
東学院大学工学部の教育・研究活動、地域貢献活動、就職力等を受験生に広く紹介することで、438 名の
定員確保は十分可能であると考えている。今後、オープンキャンパスや相談会、専任教員による高校訪問、
進路ガイダンスや出張講義等で広報活動を積極的に行うことで、さらに安定的な志願者を確保する予定で
ある。
イ
学部、学科等の特色
学士教育課程においては、実社会において必要な学士力として、論理的思考力、問題解決能力、対人調
整能力、実行力と責任感などが重視され、
「教育内容の項目」ではなく、
「教育目的の具現化」が求められ
ている。理工学部理工学科の教育課程においても、学系固有分野の基礎から応用までを修得するという目
標に加えて、科学技術に携わるエンジニアとしての清廉さ、実直さ、公共心を有し、社会や人類、地域の
幸福と発展に実質的に貢献できる人材、すなわち「人や社会の幸福に貢献する技術者」を育て、社会に輩
出していくことを目標にしている。以上から、理工学部理工学科が果たすべき社会的機能は、平成 17 年
1月の中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」第 2 章 3「高等教育の多様な機能と個性・特
色の明確化」に則していえば、「幅広い職業人養成」である。同時に、大学院教育では「高度専門職業人
養成」と「社会貢献機能」も果たすことになる。
その高等教育の機能を担うために、第一の特色として、充実した理学・工学の基礎教育科目、学部共通
の導入科目や専門基礎科目、学系を横断する専門応用科目といった科目構成の工夫を加えている。教育プ
ログラムに従いながらも、他学系の科目を選択的に履修したり、副専攻制度を活用することで、もうひと
つの専門分野を重点的に学べる体制も整っている。
専門科目については易から難へといった科目の順次制だけでなく、座学と実験、体験と講義と演習とい
うサイクル、学内での実験と学外での実習といった「成功体験の積み重ねに重点を置き、学ぶ意欲を高め
る教育を提供する」というカリキュラムポリシーを設定し、徹底した実務教育を目指している点である。
第二の特色は、豊かな人間力を兼ね備えた「人や社会の幸福に貢献できる技術者」を育成するため、
「キ
リスト教学」を通じた技術者としての倫理観や職業観を芽生えさせ、
「プロジェクト型科目」を通じての
協調性、リーダーシップの育成、そして卒業研究において「教員と学生の人と人の信頼感の上に成り立つ
教育」、「指導者の背中を見て育つ教育」を実践することによって、エンジニアとしての清廉さ、実直さ、
公共心を涵養することを最大の目的としていることである。
そして第三の特色として、教員の専門性を活かした地域社会や産業界との連携、国際交流活動や留学生
の積極的受入、卒業生や地域社会のために生涯学習の機会の提供、そして研究成果の世界への発信など、
社会的貢献を推進することは当然ながら、そうした機会を活用して、学生が積極的に学外に出て学ぶシス
テムを確立することで、社会的貢献を再び学生教育に還元することも大きな特色である。
6
ウ
学部、学科の名称及び学位の名称
1.学部・学科名称及び学部の基本構成
本学部は、現行の工学部の建築学科を除く 5 学科の教育課程を継承しつつ、理学系領域と工学系領域、
さらに新たな学問領域を融合・再編し、理工学の総合的な教育研究を行うことから、学部・学科名称を「理
工学部理工学科」とし、その中にカリキュラムポリシーに従う専門教育を通してキャリア形成と研究指導
体制の役割を担い、ディプロマポリシーを具現化する単位としての学系を設ける。学系にはさらに学生の
学習ニーズに応える履修モデル(教育プログラム)としてのコースを設ける。
2.学部名称と学位の表記
(1)学部名称
College of Science and Engineering
理工学部
(2)学科名称
Department of Science and Engineering
理工学科
(3)学位の表記
学士(理工学)
エ
Bachelor of Science and Engineering
教育課程の編成の考え方及び特色
1.理工学部の教育課程編成の基本的な考え方と方針
科学技術の進歩発展に伴って、理工学の分野は拡大・多様化・細分化され、社会環境は国際化・情報化
へと急速に変化している。一方で、技術革新においては技術分野のボーダレス化が進み、高度な専門性、
細分化された各専門分野の知識や技術を有機的に統合するためには、理学・工学にわたる幅広い知識・素
養が不可欠であり、このような知識・素養を兼ね備えた幅広い職業人(技術者、研究者、教育者)育成が
急務である。
一方、高等学校教育においては、生徒の自主的な選択の幅を広げた自由度の高い教育課程が採用される
ようになり、結果として多様な学修歴を有する学生が増加する傾向にある。
このような大学や学生を取り巻く状況の変化のなかで、理工学部では「ものつくりと社会」、
「ITと暮
らし」、
「生命(いのち)と環境」、
「自然科学と防災」といった我々の生活や社会に深く関わる学問分野を
中心に追求し、専門分野の高等技術の修得だけでなく、地域や社会、自然や環境、なにより「人」に配慮
できる感性をもった人材、すなわち「人と社会の幸福に貢献する技術者」を育成するために、理工学部に
おける教育課程編成の基本的な考え方を以下のように設定する。
①
学系・コースの専門分野のみに捉われず、複合的・学際的な知識及び技術を修得できるカリキ
ュラム構成とする。さらに副専攻制度、サブプログラム制度の採用により、様々な個性・特色を
持つカリキュラムに分化される。
②
理工学を学ぶための基礎的な知識を身に付け、高校教育から大学教育へとスムーズに移行でき
7
るように「フレッシャーズセミナ」、
「フレッシャーズプロジェクト」を学部共通の必修科目とし
て設定し、教員1人あたりで 10 人程度の学生を受け持つきめ細かい導入教育を実施する。
③
理工学の基幹となる分野を概観し、学生の知的好奇心と専門教育への意欲を高める概論科目と
して「理工学概論」を学部共通の必修科目として設ける。
④ 「人と社会の幸福に貢献する技術者」として必要な、幅広い教養を身に付けるために文学、哲
学、歴史学、論理学、文化人類学、経済学、社会学、政治学、心理学などの広範な分野の教養科
目を開講する。特に、本学の理念に基づき、豊かな人間性を培い、技術者倫理を涵養するため、
キリスト教学を必修科目として設ける。
⑤
理工系分野の基礎となる数学、物理、化学、生物学、地球科学、環境科学、情報科学の各分野
については、基礎科目、応用科目、発展科目を開講し、順次制をもったカリキュラムを設定する。
⑥
国際社会で活躍・貢献できる人材を育成するため、英語をはじめ、ドイツ語、フランス語、中
国語、スペイン語、ロシア語などの外国語科目を設置する。さらに職業人として英語を使用する
必然性が高まっていることを鑑み、必修の英語科目以外に、英語の運用能力を高める科目を設置
する。
⑦
ものづくりを実践できる技術者や研究者を育成するために、実験、実習、設計、製図など実体
験を重視したカリキュラムを構築する。また、ひとりひとりの学生に対する指導教授のきめ細か
な指導により、専門教育で修得した知識や技術を統合し、技術的な課題に対する探求心、論理的
思考力を修得するために卒業研究を必修とする。
⑧
学生の自主的なスキルアップやキャリア形成を支援し、補助するために、専門的な資格取得、
海外体験や外国語関連の検定試験、数学検定や情報処理検定試験、インターンシップ、ソーシャ
ルサービスなどの単位認定を積極的に行う。
こうした基本的考えに従い、理工学部の教育目標を達成し、学系、或いはコースの教育内容を具体的に
実現するための教育課程は、次表に示す科目群をもって構成され、教育プログラム(学系)ごとに、これ
らの科目群に相当する科目を有機的に組み合わせることで、各学系のカリキュラムポリシーを実現してい
る。
設置分類
理工学部/建築・環境学部
科目群
基礎教育科目
共通科目
科目区分
教養科目
参考
基礎教育科目
保健体育科目
外国語科目
理工学部/建築学部共通専門科目
理工学部専門科目
専門科目
専門基礎科目
専門応用科目
学系専門科目
卒業研究
また、教育理念の実現、教育目標の達成に欠くことのできない内容、学部・学科の特色を体現する内容、
ならびに理工学を学ぶ学生が等しく身に付けるべき内容を学修する「必修科目」を設ける。さらに、理工
8
学全般の各分野のなかから学生一人ひとりの興味や関心に応える「選択科目」、学生の補正教育や社会経
験を評価する「自由科目」を設ける。このうち語学ならびに理工学の基礎科目、専門科目については、教
育内容の連続性と学習の継続性に配慮し、順次制をもった科目配当とする。
(1)理工学部/建築・環境学部共通科目
「理工学部/建築・環境学部共通科目」は、理工学部ならびに建築・環境学部の全学生に共通に要求
される幅広い教養を身につけるために学修する「基礎教育科目群」と理工学部の全学生と建築・環境学
部の理系学生が学ぶ導入的な専門科目や学部・学科、学系・コースの垣根を越えて横断的な基礎知識を修
得するため科目が配された「理工学部/建築・環境学部共通専門科目群」とで構成される。このうち「基
礎教育科目群」はさらに、「教養科目」、「保健体育科目」、「外国語科目」に区分されて科目が設置され
る。
(2)理工学部専門科目
「理工学部専門科目」は理工学部の教育目標である「人と社会の幸福に貢献する技術者の育成」を実
現するため、理工学部のカリキュラムポリシーである「成功体験の積み重ねに重点を置き、学ぶ意欲を
高める教育を提供する」ことに基づき、学科固有の専門科目を学修させるために設けた科目群であり、
理工学部においては「理工学部/建築・環境学部共通専門科目」と合わせて、理工学部の初年次教育か
ら各学系の専門教育までの教育課程を体系的に構築する。
具体的には、理工学に関する基礎的分野である「数学」
「物理学」
「化学」
「生物学」
「地学(理工/建
築・環境学部共通専門科目にのみ配当)」
」
「実験」
「情報」と「教職課程関連科目」の各分野を網羅した
「専門基礎科目群」と「専門応用科目群」を設置する。「専門応用科目群」はさらに、各学系のカリキ
ュラムポリシーに沿って開講され、学生自身が履修プログラムに則して学修する「学系専門科目」と 4
年間の学修の集大成として教員の指導のもと研究を行う「卒業研究」とで構成される。
理工学部専門科目には、理工学を学ぶ学生が等しく身に付けるべき内容を学修する「必修科目」と、
学系のディプロマポリシーを実現し、学系固有の専門性を担保するための「選択必修科目」を設定する
とともに、学系の枠を超えて理工学全般の分野のなかから学生一人ひとりの興味や関心に応える「選択
科目」を多数開設している。
2.教育課程編成上の特色
(1)基礎教養科目群
現在、私たちを取り巻く社会情勢は非常な勢いで変化している。この国際化社会、情報化社会に対応
するために不可欠な資質は幅広い視野と問題解決能力であろう。それらを培う土台となるのは、
「幅広い
豊かな人間性と教養」と考え、基礎教育科目群の教育目標として、1)キリスト教に基づく人格の陶冶、
2)幅広い分野での教養、3)スポーツによる健康維持と増進、4)外国語による実践的なコミュニケーショ
ンの能力の育成を掲げ、多様なカリキュラムを提供し、
「豊かな人間性と教養」を身につけ、倫理性の高
い技術者を育成することを目指している。基礎教育科目群は、「教養科目」、「保健体育科目」「外国語科
目」の3種類に大別される。
9
①
教養科目
人文分野として、「キリスト教学(聖書)」「キリスト教学(技術者のとしての倫理)」を必修
としており、本学の建学の理念を学び、文学や哲学など人としての生き方を考えさせる科目を
多く配置している。社会分野では、社会の仕組みを様々な視点から切り出し、学んでいくこと
を鑑み、政治、経済、法律など社会人として生活していくうえでの必要不可欠な知識を提供す
る。複合分野では、
「KGUキャリアデザイン入門」や「総合コース」といった学生が自らの人
生を切り開いていく際に指針となる科目を複数配置している。さらに「ソーシャルサービス」
ではボランティア活動への参加を促し、奉仕の心を涵養する科目を設けている。
②
保健体育科目
保健体育科目は、
「健康スポーツⅠ」~「健康スポーツⅥ」が開講されている。それぞれの科
目にバスケットボール、サッカー、テニス、バドミントン、卓球などさまざまなスポーツのク
ラスを用意している。実技と講義が併せておこなわれ、集中コースとしてヨット、ウインドサ
ーフィン、スキー・スノーボードのクラスが学外実習として用意されている。これらの科目を
履修することにより、健康、体力そしてスポーツの持つ社会的役割や価値を理解し実践するこ
とを目指している。
③
外国語科目
外国語科目は「英語」と「その他の外国語」に分かれる。初年度に配当される「総合英語(リ
ーディング)
」、
「総合英語(ライティング)」
、
「総合英語(リスニング)
」、
「総合英語(オーラル
コミュニケーション)」は必修科目とし、国際化時代における技術者の共通言語としての英語力
を養成する。また、「その他の外国語」として、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、
ロシア語を開講しているほか、英語の基礎力に不安を覚える学生に対し「英語基礎Ⅰ(グラマ
ー)」「英語基礎Ⅱ(グラマー)」を用意している。
(2)学系専門科目の特色
学系専門科目では、各学系固有の専門分野について基礎から応用までを学系ごとに順次制をもって学
ぶとともに、学系間で関連する科目についてはその履修が可能になるようにし、幅広い専門の素養を身
に付けることが出来るように課程を編成する。
生命学系では、生命科学分野の幅広い知識の段階的習得を目指し、専門応用科目のうち基礎的な選択
科目である「生化学 I」「生化学 II」
「基礎細胞生物学」「基礎微生物学」及び少人数クラスで行う選択
必修科目として「生命科学セミナー」
「生命科学演習」を 2 年次に設置し、3 年次には生命理工、食品、
医薬、エコロジー分野の多彩な 15 科目(30 単位)を選択科目として設置している。また4つの実験科
目を選択必修科目として 2、3 年次に置き、確実な技術の習得を目指している。また、3 年次には選択
必修の「生命科学英語 I」と選択の「生命科学英語 II」を設置して英語教育にも重点を置いた教育を行
う。
数物学系では、まず数学の柱である代数学・幾何学・解析学を中心にすえ、数理総合演習・解析学
演習・線形数学演習をおき十分な基礎訓練を行い、数論・代数学 IIB・代数学 III・幾何学 IIB・幾
何学 III などのより進んだ科目に進む構成となっている。また物理学からは力学・電磁気学だけでな
く「波動と光」・「熱と物質」から量子力学をあつかう「物質と原子」まで幅広い話題について学べる
ように科目群が用意されている。
10
化学学系では、実践的技術者の育成のために応用化学分野の根幹である「有機化学Ⅰ」、
「無機化学Ⅰ」、
「分析化学Ⅰ」、「物理化学Ⅰ」、「化学工学Ⅰ」
、対応する実験科目である「分析化学実験」、「無機化学
実験」、「物理化学実験」
、「有機化学実験」、「環境・化学工学実験」、この分野の演習となる「応用化学
演習Ⅰ、Ⅱ」及びこれらの習得を踏まえて研究や社会人としての業務に携わるために必要な技術や考え
方を育成する「応用化学セミナー」
、
「応用化学英語Ⅰ」、
「応用化学研究基礎」を選択必修科目とすると
ともに、
「基礎」
「実験」
「表面工学・材料化学・環境化学」等に関する学系専門科目として 24 科目(48
単位)を体系的に設置する。
機械学系では、従来の座学に重きを置いた科目編成に替えて、自ら考え行動するプロジェクトを中心
とした実習の重視により、企画から完成までのプロセスを学び、創造力や感性・デザイン力を磨くこと
ができるように3つのコース(履修モデル)を設ける。
総合機械コースは、機械工学の根幹である『機械製図』
『2D-CAD』
『機械設計製図』
『工作実習』
『総合機械プロジェクト』
『機械実験』
『卒業研究基礎』を選択必修科目(20 単位)とするとともに、
「材
料力学」
「機械力学・制御」
「熱力学」
「流体力学」
「機械製作・材料」
「工業デザイン」
「設計・製図」
「実
験・実習」等に関する学系専門科目として『材料力学』
『工業熱力学』
『機械力学』
『水力学』
『機械要素』
『福祉工学』
『航空宇宙工学』『制御工学』『機械製作法』『CG演習』『3D-CAD演習』などを体系
的に設置する。
自動車コースは、機械工学ならびに自動車工学の根幹である『機械製図』
『2D-CAD』
『機械設計
製図』『工作実習』『自動車プロジェクト』『機械実験』『卒業研究基礎』を選択必修科目(20 単位)と
するとともに、
「材料力学」
「機械力学・制御」
「熱力学」
「流体力学」
「機械製作・材料」
「工業デザイン」
「設計・製図」「実験・実習」等に関する学系専門科目として『材料力学』『工業熱力学』『機械力学』
『水力学』
『自動車工学』
『自動車とリサイクル』
『内燃機関』
『自動車構造解析』
『自動車工学概論』
『メ
カトロニクス』などを体系的に設置する。
ロボティクスコースは、機械工学ならびにロボット工学の根幹である『機械製図』『2D-CAD』
『機械設計製図』
『工作実習』
『ロボットプロジェクト』
『機械実験』
『卒業研究基礎』を選択必修科目(20
単位)とするとともに、
「材料力学」
「機械力学・制御」
「熱力学」
「流体力学」
「機械製作・材料」
「工業
「実験・実習」等に関する学系専門科目として『材料力学』
デザイン」
「電気・電子工学」
「設計・製図」
『工業熱力学』『機械力学』『水力学』『ロボットシステム工学』『センサ工学』『ロボットインタフェー
ス』『基本情報処理』『回路理論』『メカトロニクス』などを体系的に設置する。
電気学系では、電気・電子コースと健康・スポーツ計測コースで構成され、系統的な専門基礎知識の
修得と、その総合による論理的思考力、応用力、問題解決能力の涵養に重点を置き、教育課程を編成し
ている。
電気・電子コースは、電気電子工学の根幹である『電磁気学』
『回路理論』
『電気電子基礎プログラミ
ング』
『電気電子情報基礎実験』
『電気電子情報実験』
『電気電子情報応用実験』を選択必修科目(22 単
位)とするとともに、電気分野に関する学系専門科目として『電力発生工学』
『送配電工学』
『パワーエ
レクトロニクス』
『電気機器学』
『スマートカーエレクトロニクス』などを、電子分野に関する学系専門
科目として『電気・光電気化学』
『電子工学』
『量子エレクトロニクス』
『電気・電子物性』
『電気電子材
料』などを体系的に設置する。
健康・スポーツ計測コースは、次のような2系統の科目群から構成される。「1.健康スポーツ科学科
目群」では、
『解剖生理学』、『運動生理学』、『食品栄養学』
、『環境衛生学』、『健康スポーツ科学実技』
11
などである。
「2.人間情報計測学科目群」では、
『基本情報処理』、
『電気・電子計測』、
『生体工学』、
『生
体データ解析』、
『認知科学』、
『健康スポーツ計測学実験』などである。本コースは、これらのような複
合領域の特色ある科目を体系的に設置する。
情報学系では、「現在と将来の情報環境に対応した取り組みのできる創造力豊かな情報エンジニアや
技術的能力と創造性を併せ持った映像クリエーター」を輩出するために、2 つのコース(履修モデル)
を設ける。
情報ネット・メディアコースでは、情報工学の理論的な根幹である『情報数学演習I』『情報数学演
習Ⅱ』『情報理論』と、それらを実践する際の根幹となるプログラミング能力や知識を身につける『C
プログラミング』
『情報ネット・メディア総合演習』
『情報ネット・メディア工学研究基礎』を選択必修
科目とするとともに、「情報工学」、「マルチメディア工学」
、「ネットワーク工学」の3分野とそれらの
応用に関する学系専門科目を体系的に設置する。
映像クリエーションコースでは、「デザイン」、「映像制作」
、「CG制作」、「音声・画像処理」の4分
野で専門性とITの応用を磨く、「デザイン」分野では、『メディア表現基礎』、『メディア表現応用』、
『WebSite デザイン演習』といった科目で制作の基盤となるデザインを学修する。「映像制作」分野で
は、
『コンピュータミュージック』、
『音響制作論』などで音楽や音響、
『フォトエッセイ』、
『フォトテク
ニック』などで写真、
『ディジタル映像』、
『プロフェッショナル映像』などで実写映像、
『アニメーショ
ン制作演習』によるアニメーションなどの制作手法と、これらによる表現方法について学修する。「C
G制作」分野では、『VFX映像制作』、『3D制作演習』などで、CGを使用してメッセージを伝えら
れる映像を制作するスキルを学修する。
「音声・画像処理分野」科目では、
『音声情報処理』、
『画像処理
工学』などで、音楽や映像制作ソフトなどで使われている信号処理の仕組みを学修し、さらに新たな信
号処理手法の開発、ソフトの機能追加ができる能力を身に付ける。
土木学系では、基幹基礎科目である力学関連について「構造工学入門」、
「地盤工学入門」
、
「水理学入
門」を選択必修科目として科学技術の進歩に対応できる基礎学力を身に付けさせるよう配置している。
また、専門展開科目として、「防災系」、「建設系」、「環境系」の3分野を設け、将来の方向性、本人の
適正などに応じて主専攻分野を意識させながら、複数の科目を選択できるように科目を配置することで、
即戦力技術者としての基盤を身に付けさせるようにしている。さらに、「測量実習」、「土木工学基礎実
験」、
「都市防災実験」などの実験・実習科目や複数の演習科目を配置し、少人数による実験・実習を行
うことで、講義で学習した基礎知識を深く習得できるように配慮している。
オ
教員組織の編成の考え方及び特色
1.教員組織編成の基本的考え方
理工学部理工学科は教育研究の質を保証するために十分な数の教員を確保するとともに、学生のキャリ
ア形成を担保するのに必要不可欠な専門分野の教員をバランスよく配置した教員組織を編成する。
理工学部理工学科は、現行の6学科1教室(機械工学科、電気電子情報工学科、情報ネット・メディア
工学科、建築学科、社会環境システム学科、物質生命科学科、基礎・教養科目教室)の教育研究活動を継
承しながら建築学科を除く5学科1教室が新たな分野を加えて発展的に統合したものである。教員組織に
ついては、理工学部理工学科に所属し、所属教員全員で理工学科の教育課程の運営にあたると同時に、専
12
門教育を企図し、研究指導の協調体制によってキャリア形成とディプロマポリシーの実現を目指す有機的
な指導グループである学系に分属する。
2.教員組織の特色
(1)教員の専門分野
生命学系:6 名(教授 1 名、准教授 3 名、講師 2 名、助教 0 名)
微生物生化学及び免疫化学分野、ケミカルバイオロジー分野、生命環境工学分野、微生物
分類学及び生態学分野、細胞生物学及び環境衛生学分野、植物分子生物学分野
数物学系:5 名(教授 2 名、准教授 3 名、講師 0 名、助教 0 名)
整数論分野及び情報数学分野、原子核物理学分野、
可換代数学分野、微分幾何学分野、生物物理学分野
化学学系:6 名(教授 4 名、准教授 1 名、講師 0 名、助教 1 名)
無機化学分野、有機化学分野、物理化学分野、化学工学分野、表面工学分野電気化学分野
機械学系:11 名(教授 5 名、准教授 3 名、講師 2 名、助教 1 名)
機械力学・計測制御分野、材料力学・設計工学分野、
流体・熱工学分野、材料・生産工学分野
電気学系:11 名(教授 8 名、准教授 3 名、講師 0 名、助教 0 名)
電機・電子工学分野、健康・スポーツ計測学分野
情報学系:11 名(教授 5 名、准教授 3 名、講師 3 名、助教 0 名)
情報通信システム分野、情報メディア工学分野、情報数理科学分野、
情報デザイン分野
土木学系:7 名(教授 6 名、准教授 1 名、講師 0 名、助教 0 名)
構造工学分野、コンクリート・材料工学分野、地盤・防災工学分野、
水・環境工学分野
教養分野:3 名(教授 2 名、准教授 1 名、講師 0 名、助教 0 名)
実践神学分野、言語学分野、アメリカ文学分野
(2)専任教員の構成
理工学部理工学科の完成年度末(2016 年度末)における専任教員数は以下のとおりである。
(職位別教員数)
教授
33 名(40 代 1 名、50 代 14 名、60 代 16 名、70 代 2 名)
准教授
18 名(30 代 2 名、40 代 13 名、50 代 1 名、60 代 2 名)
講師
助教
7 名(30 代 3 名、40 代 3 名、50 代 1 名)
2 名(50 代 1 名、60 代 1 名)
である。
(保有学位別教員数)
博士 55 名(30 代 4 名、40 代 17 名、50 代 15 名、60 代 17 名、70 代 2 名)
修士
5 名(30 代 1 名、50 代 2 名、60 代 2 名)
である。
13
(3)適切な担当科目数
理工学部理工学科の入学定員は 438 名であり、それに対して 60 名の学科教員を配置することによっ
て少人数教育を実現することが可能である。さらに基礎教育科目、導入科目については、理工学部/建
築・環境学部共通科目として開講されていることで建築・環境学部所属教員との協力関係もあり、すべ
ての学科教員が、学生生活を含む学生指導を行いつつも十分なレベルの研究活動と研究水準を維持する
ことが可能である。
カ
教育方法、履修指導方法及び卒業要件
1.教育方法
理工学部理工学科では、
「人と社会の幸福に貢献する技術者」を育成することを目的に、
「成功体験の積
み重ねに重点を置き、学ぶ意欲を高める教育を提供する」というカリキュラムポリシーに基づいて、体験
学習、双方向型教育、実験・実習教育、実験と演習の融合等に力点をおいて教育を行う。
授業方法としては、講義、演習、実験・実習及びセミナー、プロジェクトに分けられそれぞれの授業の
クラスサイズは、講義科目では概ね1クラス 40~60 名程度、実験・実習科目においては、授業内容に即
した人数に班分けし、概ね1クラス 30~50 名程度、1班 5~10 名程度、セミナーやプロジェクトは1教
員あたり 10 名程度の少人数教育を実施する。
このように授業形態にかかわらず少人数教育を行うことで、学生との対話・討議を交えた双方向型の講
義が可能となり、さらに、学生の理解度や習熟度を確認しながら講義を進めることで、学生の学修に対す
るモチベーションを高めることにも心がけている。
2.履修指導方法
理工学部理工学科では、学生と教員の密な関係を維持することによって、組織への帰属意識を深め、学
生の継続的な学習環境を確保するため、全ての学系、学年において担任制を実施する。各学系の学年担当
教員は、履修指導や教育に関することはもとより学生生活全般のアドバイスや指導を行う。また、各学生
に対して、原則としてフレッシャーズセミナで担当した教員が3年間チューターを務め、その後は卒業研
究担当教員が引き継ぐ。
履修指導については、新入生に対しては入学時の教務課職員によるオリエンテーション、学系教務委員
によるガイダンスにおいて、履修モデルの具体例を示しながら全般的な説明を行なう。個別の学生に対す
る履修指導は、フレッシャーズミーティング時や面談を通して学系の教務委員と教務課職員が連携して行
う。
なお、履修登録単位数は、諸課程の科目、補習・補正科目を除いて1セメスター24 単位を上限とし、
学生の学習時間と学修の質を担保している。
3.卒業要件
卒業要件は学科で定めた必修科目、履修モデル選択必修科目の単位を修得した上で、理工学部/建築・
環境学部共通科目、理工学部専門科目、自主選択学修科目から合計 124 単位以上を修得することである。
区分毎の必要単位数は次表のとおりである。
14
なお、124 単位の卒業要件単位のうち、8 単位を大学設置科目から、8 単位を理工学部設置科目から自
由に選択することが可能で、各自の専門分野(主専攻)以外の科目を 20 単位以上、卒業要件の範囲内で
修得することが可能なモデルとなっている。さらに副専攻制度やサブプログラム制度を活用し、卒業要件
を超える範囲の履修科目を加えることによって、20 科目以上の科目を履修することが可能で、副専攻と
して十分な知識を身に付けることが可能である。
理工学部理工学科の卒業要件
科目区分等
卒業に必要な単位数
必修
教養科目
理工学部/
建築・環境
基礎教育科目
学部
共通科目
6 単位
保健体育科目
選択必修
14 単位以上
4 単位
外国語科目
理工学部/建築・環境学部
4 単位以上
必修科目、選
6 単位
共通専門科目
選択
専門基礎科目
生命学系科目
生命科学
ならびに、所
専門科目
専門応用科目
数物学系科目
数理・物理
属学系が指
卒業研究科目
化学学系科目
応用化学
定する科目
機械学系科目
総合機械
を含み 80 単
12 単位
科目
専門科目
28 単位
88 単位
位以上
以上
ロボティクス
電気学系科目
基礎教養
択必修科目
理工学部
自動車
合計
電気・電子
健康・スポーツ計測
情報学系科目
情報ネット・メディア
映像クリエーション
土木学系科目
土木・都市防災
8 単位
卒業研究科目
8 単位
理工学部学系設置科目から
8 単位
自主選択科目(大学設置科目から)
24 単位
卒業要件単位
4.履修モデル【資料①-1~11
100 単位
8 単位
124 単位
履修モデル】
理工学部理工学科では、キャリア形成とディプロマポリシー実現のための 7 つの学系(生命学系、数物
学系、化学学系、機械学系、電気学系、情報学系、土木学系)に、学問的専門性に沿った 11 の履修モデ
ル(教育プログラムとしてのコース)を設けている。
履修モデル①(生命学系):
生命科学コース
理学生物学の基礎の上に、工学、農学、医学・薬学分野の応用生命科学を総合的に学ぶモデル
履修モデル②(数物学系):
数理・物理コース
数学と物理学の各分野を満遍なく学び、広い応用を視野に入れた基礎となる知識を体系的に学ぶ
モデル。
15
履修モデル③(化学学系):
応用化学コース
化学系技術者として必要な知識や考え方を体系的に学ぶモデル
履修モデル④(機械学系):
総合機械コース
機械工学を構成するさまざまな学問のうち材料力学、工業熱力学、機械力学、水力学及び材料・
工作を5本の柱とし、加えて機械設計、機械工作、機械実験などの実学を重視することで、幅広い教
養、工学基礎及び機械工学の専門知識と技術に関して、デザインの分野も含めた幅広い科目を体系的
に学ぶモデル
履修モデル⑤(機械学系):
自動車コース
自動車を主な対象として、その基礎となる機械工学を構成するさまざまな学問のうち材料力学、
工業熱力学、機械力学、水力学及び材料・工作を5本の柱とし、加えて機械設計、機械工作、機械実
験などの実学を重視することで、幅広い教養、工学基礎及び自動車の専門知識と技術に関して、自動
車の分野の幅広い科目を体系的に学ぶモデル
履修モデル⑥(機械学系):
ロボティクスコース
ロボットの構築のための基礎学力を充実させるべく「ロボット学の基礎分野、機械系、情報・電
子系」科目群を配置し、少人数教育による講義及び演習・実習を通じて、きめ細かな教育を重視する
ことで、幅広い教養、工学基礎及びロボット学の専門知識と技術に関して、ロボットの分野の幅広い
科目を体系的に学ぶモデル
履修モデル⑦(電気学系):
電気・電子コース
電気・電子工学を構成する要素技術を基礎から学び、社会からの新しい要請に応えられる応用技術
の修得を意識して、「クリーンエネルギーの創成とスマートグリッド」
、「ナノテクノロジーと新興電
子材料」技術を体系的に学ぶモデル
履修モデル⑧(電気学系):
健康・スポーツ計測コース
ヒトの身体と健康、そして情報計測の基礎を学んだうえで、健康増進とスポーツ競技力向上を目指
すが故、「健康スポーツ科学科目群」と「人間情報計測学科目群」の2系統の科目群が配置されてお
り、実験実習においては生体信号計測装置やモーションキャプチャなどの先端技術を駆使して心身の
状態の計測、数量化・可視化を肌で体験しながら、複合領域の特色ある科目を体系的に学ぶモデル
履修モデル⑨(情報学系):
情報ネット・メディアコース
「情報工学」、
「マルチメディア工学」、
「ネットワーク工学」の3分野でITの専門性と応用を磨き、
コンピュータやシステムの仕組みを「ユーザーと開発者」の2つの視点から捉えるための科目を体系
的に学ぶモデル
履修モデル⑩(情報学系):
映像クリエーションコース
技術的な能力と創造性を併せ持つ映像クリエーターになるための映像制作に特化した科目を体系
的に学ぶモデル
履修モデル⑪(土木学系):
土木・都市防災コース
従来からの土木工学の基礎知識や技術に加えて、構造及び地盤の耐震・耐風設計や減災技術、橋
や道路、交通システムなどの社会基盤施設の設計、施工監理やメンテナンス技術、環境修復や環境
保全などの環境衛生技術、社会基盤の企画・立案に必要となる行政論などを総合的に学ぶモデル
16
キ
施設、設備等の整備計画
1.校地、運動場の整備計画
理工学部を設置予定の金沢八景キャンパスは、現在 82,448.51 ㎡の校地面積を有し、3学部2研究科1
専門職大学院(法務研究科)を設置しており、約 8,100 名の学生が在籍している。教室や図書館、学生
食堂等の施設のほか、福利厚生施設を含む各種施設について、既存学部と十分に共用できるだけの校地を
有している。運動場についてはキャンパス内に、体育館及びテニスコートを設けているほか、近隣の金沢
文庫キャンパス(徒歩 30 分)にグラウンドを有している。また、学生が休息や談話するスペースについ
ては、主に9号館1階及び2階、2号館の1階に食堂を備えている。また、図書館1階ラウンジにオープ
ンなスペースも設けている。
2.校舎等施設の整備計画
理工学部は既存の工学部に所属する教員を中心として、工学部内に設置されている教育プログラムにお
けるこれまでの成果とその蓄積を基礎とし発展的に設置している。そのため、校舎等施設については、既
存施設を有効に利用する予定である。教室については、授業科目の配置状況やその授業形態をあわせて必
要な教室を確保することとしているが、既に本学には講義室 132 室、演習室 89 室、実験実習室 187 室、
情報処理室 28 室及び語学学習施設 9 室が整備されており、これらを有効利用することにより、教育上、
支障を来すことはないものと考えている。また、設置基準上、金沢八景キャンパスの現有施設で充足して
いる。
3.図書等の資料及び図書館の整備計画
関東学院大学では、金沢八景キャンパスの他に金沢文庫キャンパス、小田原キャンパスを有し、各キャ
ンパスに図書館を設置している。理工学部を設置する金沢八景キャンパスでは、キャンパス内の六浦校地
に図書館本館と法科大学院専用の図書館分室(ローライブラリ)、室の木校地に分館を設置している。
図書館としては、本館の他に3分館1分室を設置しており、ローライブラリ以外の図書館本館及び分館
については本学学生が自由に利用可能である。また、各館の蔵書のほとんどがデータ登録されており単一
のシステムで管理されているので、他キャンパス図書館で所蔵している蔵書をまとめて検索し、必要に応
じて普段利用している図書館に取り寄せることも可能としている。このようにして利用可能な図書館全館
の蔵書冊数は、約 129 万冊となっている。蔵書構成は、設置学部に対応し、本館では主として経済学、工
学系資料を、金沢文庫キャンパスの分館では文学系資料を、小田原キャンパスの分館では法学系の資料を
所蔵している。
今回設置する理工学部では、既設の工学部において整備が行われている図書を継承し、充実を図る計画
である。
なお、本館の閲覧席数は 651 席(2012 年 5 月)整備されており、主に本館を利用することとなる経済
学部、理工学部、建築・環境学部の収容定員の 10%以上にあたる。
学生は、平日 9:00~21:00、土曜日 9:00~19:00 で利用できる。
現状でも特に支障はない。
17
ク
入学者選抜の概要
1.アドミッションポリシー
理工学部では、その教育目標である「科学技術に携わるエンジニアとしての清廉さ、実直さ、公共心を
有し、社会や人類、地域の幸福と発展に実質的に貢献できる人材の育成」、すなわち「人や社会の幸福に
貢献する技術者」の育成を達成するため、以下のようなアドミッションポリシーを掲げ、複数の選考方法
によって入学者を選抜している。
・理工学部で学ぶために必要な基礎学力を持っている人
・工学や理学の分野を学ぶことを強く希望し、継続的に努力する意志が固い人
・科学技術はもとより、社会・公共・福祉などに興味があり、自らの知識・技術を
社会や地域に貢献したいという意欲がある人
・専門分野以外の学修にも積極的に取り組み、その大切さが理解できる人
・理工学が他者との協調・協力のもとに成り立っていることを理解できる人
なお、募集の際はすべての試験区分において人材養成の目的に鑑み、学系ならびに教育プログラム
(コース)単位で募集を行う。
2. 選抜方法と内容
(1)推薦入学試験
推薦入学試験は本学を専願とするものに対して、指定校制推薦入学試験、キリスト教学校教育同盟特
別協定校推薦入学試験、スポーツ推薦入学試験、特別推薦入学試験と学校法人関東学院内の系属校の志
願者を対象とした学院内推薦入学試験を加えた入試区分で、出願資格及び選抜方法を定めて実施する。
推薦入学試験の募集定員の合計 82 名で、入学定員の約 18%である。【資料②
推薦入学試験一覧】
(2)AO入学試験
AO入学試験は、本学ならびに理工学部のアドミッションポリシーを理解したうえで、入学を強く希
望し、継続的な学習に対する決意と意欲のある学生に対し、面接試験を含む複数回の選考を行い入学者
を選考する試験である。8 月から 12 月にかけて4つの募集期に分かれ、出願資格、試験内容を定めて
実施される。AO入学試験は、志望する学系、コースへの適性と、学習意欲、積極性を評価するもので
あるが、入学後、学修の継続が困難とならないためにも、基礎学力を評価する必要がある。本学のAO
入学試験では、1)高等学校における学習履歴(評定平均値)、2)志望する学系(コース)に関連した資
格の保有状況、3)基礎学力試験の実施、のいずれかによって基礎的学力を評価することにしている。
AO入学試験の募集定員の合計は 97 名で、入学定員の約 22%である。
【資料③
AO入学試験一覧】
(3)一般入学試験
一般入学試験は、大学入学資格(見込みを含む)を有する者に対して、一般入学試験及び大学入試セ
ンター利用入学試験を実施する。なお、試験実施時期は前期(1 月、2 月)、中期(2 月後半)
、後期(3
月)の3期とし、一般入学試験では、大学入試センター試験併用型、傾斜配点を採用する得意科目重視
型も実施する。
18
一般入学試験の募集定員の合計は 262 名で約 60%である。
【資料④-1、2 一般入学試験・大学入試セ
ンター試験利用入学試験一覧】
(4)その他の入試
その他の入試として、関東学院オリーブ入学試験、学院内特別選考入学試験、外国人留学生入学試験、
帰国生入学試験、社会人入学試験を実施する。これらの入試はいずれも非推薦系入試であり、学力考課
または面接、小論文を課すものである。
サ
企業実習や学外実習の具体的計画
理工学部では、企業実習や学外実習が卒業の条件や資格取得条件にはなっていないが、実学を重視する
理工系学生として、企業や学外の機関に実習生の受け入れを依頼し、積極的に学生に実習経験を積ませる
予定である。企業実習にはキャリアデザインの一環としての「インターンシップ」も含まれるが、インタ
ーンシップについては本学のキャリアセンターが主体となって、実習先の確保、実習生の事前教育、実習
指導、アフターケア、実習先との連携、実習報告書の管理等を行っており、その記録に対して学部として
単位認定を行っている。
一方、専門教育の一環としての企業実習としては、「学外実習Ⅰ」、「学外実習Ⅱ」といった科目が開設
されており、指導教員が、学生の専門分野に関連する企業や公的研究機関と協力して、一定期間(通常は
2 週間以上)、実習や研修、研究補助業務を行うことで、専門分野の知識を深めるとともに、社会経験を
得ることを目的にしており、指導教員の管理のもとで単位認定を行っている。実習先については、各学系
ともに同窓会と連携して、その確保を行っているほか、近隣自治体や独立行政法人等にも継続的な受入れ
実績がある。
ス
編入学定員の具体的計画
理工学部理工学科では、2名の3年次編入学定員を設定している。
編入学生のこれまでの学習履歴に鑑み、本学での学修との連続性を確保し、かつ、在学生と同様の学習
によって正規の年限での卒業が可能となるよう、単位認定制度と履修指導システムを採用している。
単位認定については、82 単位または編入学生が修得している単位数を超えない範囲で、以下の原則に
従い個別認定を行う。ただし、卒業研究科目は除くものとする。
①
「教養科目」
「保健体育科目」として 20 単位まで
②
「外国語科目」として 8 単位まで
③ 「理工学部/建築・環境学部共通専門科目」ならびに理工学部専門科目のうち「基礎専門科目」
として 24 単位まで
④
理工学部専門科目のうち「専門応用科目」として 82 単位から上記①~③までの単位数を引い
た単位数まで
それぞれの単位を認定する際には、2年次までの必修単位を優先し、必修・選択の区分が同じ場合には、
19
配当年次の低い科目から優先して認定する。また、3年次配当科目の先修条件になっている科目、4 年次
の卒業研究Ⅰの先修条件になっている科目については、他の科目等に優先して認定を行う。
なお、履修指導システムは、学系ごとに配している教務委員(教員)と教務課(職員)とが協力し合っ
て個別に履修指導を行い、編入学生も在学生と同じ履修モデルに従って学修することで、正規の年限で卒
業が可能となるように指導を行うシステムである。さらに、編入学生の学習歴を考慮して、学習支援セン
ターを利用して補習教育を受けることも可能となっている。
ツ
管理運営
理工学部では、関東学院大学学則第 52 条に基づき、理工学部教授会を設置する。構成員については、
理工学部教授会規程において専任の教員(教授、准教授、講師)及び教授会で承認された理工学部教員
によって構成することとし、また、本教授会における審議・決定事項として、①入学、卒業、退学、再
入学、転学、休学、復学及び留学に関する事項、②教育課程及び試験に関する事項、③学生の補導及び
賞罰に関する事項、④研究及び教授に関する事項、⑤教員の人事に関する事項、⑥学部長候補者、大学
評議員及び各種委員の選出に関する事項、⑦教授会の運営に関する事項、⑧その他教育及び研究上必要
な事項を、規定している。また、本教授会は学部長が招集し、議長は教授会において構成員中より選出
する。本教授会は、構成員の過半数をもって成立する。これらによる学部運営を行うことにより、学部
の独自性を担保している。また、事務組織として、学生生活課、キャリアセンター、図書館運営課等の
全学部を対象として業務を行う部署のほか、理工学部内に学部庶務課を、教務課には理工学部係を設置
し、教授会運営事務、教員の教育・研究活動支援、所属学生の学習・生活面の支援・指導など当該学部
等を円滑に運営・支援する体制を整備している。
テ
自己点検・評価
1.自己点検・評価の取り組み(経緯)
本学では、自己点検評価を通じて大学全体の点検を実施し、継続的な改善、改革に取り組んでいくため
に、学長のもとに「自己点検・評価委員会」「大学評価委員会」を設置し、自己点検・評価についての全
学的な取り組みを行っている。
本学におけるこれまでの自己点検の取り組みとして、平成 4 年に自己点検・評価委員会を設置し、平成
7 年、10 年、13 年の 3 回にわたって自己点検・評価を行い、その成果を「関東学院大学自己点検評価報
告書」「関東学院大学データブック」
「関東学院大学教員総覧」として刊行し、公表してきた。
平成 17 年に刊行した「関東学院大学自己点検・評価報告書 2005」では、認証評価機関である財団法人
大学基準協会の点検・評価項目に準じて自己点検・評価を実施し、平成 18 年に本学として初めて第三者
評価機関(大学基準協会)による認証評価を受審し、平成 19 年 4 月に大学評価の基準に適合していると
の認定を受けた。評価結果における指摘事項等は、各学部、部局等の事業計画に反映させるなどして計画
的な改善と改革に努めている。
また、全学的に機能的な自己点検・評価の組織・制度の構築を行うために、平成 19 年度に既設の自己
20
点検・評価委員会に加えて大学評価委員会を設置し、自己点検・評価に関する体制を強化した。
既存の工学部においても、上述の全学的な自己点検・評価体制の中で、工学部自己点検・評価委員会に
おいて、各学科、専攻、研究所との連絡調整を図りながら、工学部に関する自己点検・評価に係る基本方
針、自己点検・評価結果の取りまとめを行い、工学部全体での自己点検・評価に基づいた改善、改革の方
針の共有を図っている。
2.自己点検・評価の実施体制
学長の下に自己点検・評価委員会を設置し、自己点検・評価に係る基本方針の策定、実施方法、自己点
検・評価報告書の作成及び公表、自己点検・評価結果の分析、検証及び提言などを行っている。本委員会
は学長、副学長、学部長、大学院委員会議長、法務研究科長、図書館長、教務部長、学生生活部長、入試
センター長、大学評議員の中から各学部1名、事務局長、事務次長、自己点検・評価室長で構成されてい
る。またワーキング・グループを設置し、学部、研究科、図書館、研究所、センター、事務局に設置され
る自己点検・評価委員会との連絡調整を図るとともに、報告書の作成、公表などの実務を行っている。
大学評価委員会では、自己点検・評価報告書の取りまとめ、公表、及び履行状況の点検、自己点検・評
価委員会への提言を行っている。大学評価委員会は、副学長、自己点検・評価委員の一部、事務次長、自
己点検・評価室長、その他、学長の指名による者で構成されている。
学部、研究科、図書館、研究所、センター、事務局等にも自己点検・評価委員会及びワーキング・グル
ープを設置している。
3.結果の活用・公表及び評価項目
内部質保証システムを機能させるために自己点検・評価項目に基づいたPDCAサイクルを全学的に始
動させている。
「自己点検・評価報告書(2009 年度)」
、「自己点検・評価報告書(2005 年度)」等について、以下の事項
を、ホームページに掲載して学外にも広く公表し、積極的な情報公開に努めている。
(1)理念・目的
①
大学・学部・研究科等の理念・目的は、適切に設定されているか
②
大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員及び学生)に周知され、社会に公
表されているか
③
大学・学部・研究科等の理念・目的の適切性について定期的に検証を行っているか
(2)教育研究組織
①
大学の学部・学科・研究科・専攻及び附置研究所・センター等の教育研究組織は、理念・目的
に照らして適切なものであるか
②
教育研究組織の適切性について、定期的に検証を行っているか
(3)教員組織
①
大学として求める教員像及び教員組織の編制方針を明確に定めているか
②
学部・研究科等の教育課程に相応しい教員組織を整備しているか
21
③
教員の募集・採用・昇格は適切に行われているか
④
教員の資質の向上を図るための方策を講じているか
(4)教育内容・方法・成果
1)教育目標、学位授与方針、教育課程の編成・実施方針
①
教育目標に基づき学位授与方針を明示しているか
②
教育目標に基づき教育課程の編成・実施方針を明示しているか
③
教育目標、学位授与方針及び教育課程の編成・実施方針が、大学構成員(教職員及び学生等)
に周知され、社会に公表されているか
④
教育目標、学位授与方針及び教育課程の編成・実施方針の適切性について定期的に検証を行っ
ているか
2)教育課程・教育内容
①
教育課程の編成・実施方針に基づき、授業科目を適切に開設し、教育課程を体系的に編成して
いるか
②
教育課程の編成・実施方針に基づき、各課程に相応しい教育内容を提供しているか
3)教育方法
①
教育方法及び学習指導は適切か
②
シラバスに基づいて授業が展開されているか
③
成績評価と単位認定は適切に行われているか
④
教育成果について定期的な検証を行い、その結果を教育課程や教育内容・方法の改善に結びつ
けているか
4)成果
①
教育目標に沿った成果が上がっているか
②
学位授与(卒業・修了認定)は適切に行われているか
(5)学生の受け入れ
①
学生の受け入れ方針を明示しているか
②
学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適切に学生募集及び入学者選抜を行っているか
③
適切な定員を設定し、学生を受け入れるとともに、在籍学生数を収容定員に基づき適正に管理
しているか
④
学生募集及び入学者選抜は、学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適切に実施されているか
について、定期的に検証を行っているか
(6)学生支援
①
学生が学修に専念し、安定した学生生活を送ることができるよう学生支援に関する方針を明確
に定めているか
②
学生への修学支援は適切に行われているか
③
学生の生活支援は適切に行われているか
④
学生の進路支援は適切に行われているか
22
(7)教育研究等環境
①
教育研究等環境の整備に関する方針を明確に定めているか
②
十分な校地・校舎及び施設・設備を整備しているか
③
図書館、学術情報サービスは十分に機能しているか
④
教育研究等を支援する環境や条件は適切に整備されているか
⑤
研究倫理を遵守するために必要な措置をとっているか
(8)社会連携・社会貢献
①
社会との連携・協力に関する方針を定めているか
②
教育研究の成果を適切に社会に還元しているか
(9)管理運営・財務
1)管理運営
①
大学の理念・目的の実現に向けて、管理運営方針を明確に定めているか
②
明文化された規程に基づいて管理運営を行っているか
③
大学業務を支援する事務組織が設置され、十分に機能しているか
④
事務職員の意欲・資質の向上を図るための方策を講じているか
2)財務
①
教育研究を安定して遂行するために必要かつ十分な財政的基盤を確立しているか
②
予算編成及び予算執行は適切に行っているか
(10)内部質保証
①
大学の諸活動について点検・評価を行い、その結果を公表することで社会に対する説明責任を
果たしているか
ト
②
内部質保証に関するシステムを整備しているか
③
内部質保証システムを適切に機能させているか
情報の公表
在学生やその保護者、卒業生や受験生、その他広く一般社会へ情報を提供するため、本学では各種刊行
物に加え、インターネット環境を活用した情報発信を積極的に行っている。
学校教育法施行規則等の一部を改正する省令(平成 22 年文部科学省令第 15 号)に基づき、関東学院
大学の教育・研究に関する情報を大学ホームページ上で公表している。主な公表内容は、
①
大学の教育研究上の目的に関すること
②
教育研究上の基本組織に関すること
③
教員組織、教員の数並びに各教員が有する学位及び業績に関すること
④
入学者数、収容定員及び在学者数、卒業及び修了者の数並びに進学者数及び就職者数その他進
23
学及び就職等の状況に関すること、学生の状況など
⑤
授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること
⑥
学修の成果に係る評価及び卒業及び修了の認定基準に関すること
⑦
校地・校舎等の施設及び設備その他学生の教育研究環境に関すること
⑧
授業料、入学料その他大学が徴収する費用に関すること
⑨
学生の修学、進路選択及び心身の健康に係る支援に関すること
⑩
教育上の目的に応じて学生が学ぶことができる教育内容に関することである。
また、シラバスやカリキュラム、専任教員の研究業績、教育活動、自己点検・評価報告書等も刊行物
ならびにホームページで公表、公開している。
ナ
授業内容方法の改善を図るための組織的な取組
既存の工学部では、2007 年に工学部・大学院工学研究科FD委員会を設置し、大学のFD支援委員会
と連携して、FD活動の推進を進めている。本委員会は「工学部・大学院工学研究科FD委員会規程」に
基づいて、教育改善・向上に関わる活動を支援している。
理工学部では、工学部・大学院工学研究科FD委員会によるFD活動を引き継ぐものとする。
主なFD活動として、以下の取り組みを継続して行っている。
①
教員個々の授業改善を目的として、工学部で開講されている科目(少人数科目及び実習科目
は除く)について、
「学生による授業評価アンケート」を年2回実施している。授業評価アンケ
ートの集計結果は、各担当教員に送付するとともに、学部全体での集計・解析を行い、教員及
び工学部学生にも広く公表している。これにより、教員及び学生の両面から授業改善に寄与し
ている。
②
2010 年度から授業公開期間を設け、授業の相互参観を進めている。これにより、各教員が独
自に工夫・蓄積した授業方法を共有し、相互の授業改善に役立てることを目指している。2011
年度までは、公開者を募集し実施しているが、2012 年度は専任全教員が授業を公開することと
した。これにより、公開する立場から各自の授業方法を見直し、改善への努力を促す効果も期
待される。
③
全学FD集会への参加により、他学部との情報交換、FD活動についての情報収集に努めて
いる。また、外部のFD研修会、研究会へ参加(代表者)し、その成果を学部に報告すること
によるFD活動に関する情報の収集・周知に努めている。
④
年2回(夏期及び春期)の学部教員研修会及び各学科の教員研修会において、カリキュラム
及び授業の継続的改善に努めている。また新任教員に対しては、4 月に新任研修会を実施し、そ
の中でFD活動への取り組みについての研修を行っている。
24
ニ
社会的・職業的自立に関する指導等及び体制
近年の低成長時代を反映して、厳しい就職状況は今後も続くと予想される。また職業分野の多種・多様
化が進む中で、学生の職業意識も従来とは異なり、個々の社会的状況に応じた多様化が特徴となっている。
こうした中で、理工学部では、卒業後に社会へと巣立つ学生が、自身の能力を充分に発揮し、社会人・職
業人として活躍できるように、大学生活の4年間を通じて積極的な職業指導(キャリアガイダンス)を行
う体制になっている。
1.教育課程内の取組み
1年次には、共通科目分野の教養科目に「KGUキャリアデザイン入門」(2 単位)を配当し、大学生活
をいかに過ごすべきかを思考するとともに、有効な就職活動への意識付けへと結びつく各種情報を提供で
きるようになっている。2・3・4年次には「インターンシップ」(2 単位)を配当し、夏期期間において
業務の現場に赴き、実際の作業体験や実社会を体感することにより、業界研究に留まらず、自己キャリア
の向上を図ることが可能になっている。
2.教育課程外の取組み
1・2年次を対象としたキャリアセンター主催の「キャリアガイダンス」を開催し、学業や資格取得、
部活動やボランティア活動など、様々な経験が自己発見につながり、そこから卒業後の進路が開かれるこ
とを理解させる。また、キャンパス内には就職相談窓口を配置し、キャリアカウンセラーを中心に、専門
スタッフが学生の様々な相談に、きめ細かに応じる体制をとる。さらに、就職ガイドブックとして、1年
次には大学生活の指針を示した「大人になったら何になる?」を、3年次には「就職の手引き」をそれぞ
れ配布し、早期のキャリア形成への自覚を促す。また、3・4年次を対象とした、本学オリジナルのネッ
トシステム「キャリアナビ@KGU」には、約 60,000 件の企業情報と約 10,000 件に及ぶ求人情報が検索
できるようになっているため、これを利用した就職セミナー情報の入手、OBの就職活動体験談の閲覧、
新着求人情報のメール受信などにより、万全のキャリア支援を行う体制になっている。
3.適切な体制の整備
本学の正課外支援の連携体制は以下のとおりである。
3年次以上は関東学院大学キャリアセンターを主体として、本学部が位置する金沢八景キャンパスでは
専門職員7名、キャリアカウンセラー1名が対応している。またキャリアセンターと連携しながら、学生
支援室では相談窓口として、専門職員3名、臨時職員1名、臨床心理相談員1名が対応している。これに
加えて学科の専任教員を始め、教務委員、教職員メンター、就職委員等の各教員が、学生生活全般(学業、
就職、健康、生活等)や修学上の悩み等への相談と支援を行っている。
25
関東学院職制
(大正8年制定)
第1章 総則
関東学院は、キリスト教の精神をもって建学の精神とする。
(趣旨)
第1条 この学校法人関東学院職制(以下「職制」という。
)は、学校法人関東学院寄附行為(以下「寄
附行為」という。)及び同施行細則に基づき、学校法人関東学院(以下「学院」という。)の業務を
公正かつ能率的に運営するため、その業務の基本原則を定める。
(効力)
第2条 この職制に抵触する規則、規程、細則、内規及び基準は、その抵触する範囲内で無効とする。
2 この職制に反する命令、指示、その他職務上の行為は、その効力を生じない。
第2章 業務組織
(組織)
第3条 学院の業務組織は、寄附行為第3条の各号に掲げる学校及び法人事務局(以下「各学校」と
いう。)の業務をもって構成し、その組織図は、別表第1に定める。
(事務分掌)
第4条 各学校の事務分掌は、別表第2に定める。
第3章 組織運用の原則
第1節 職務遂行の原則
(共通の原則)
第5条 各職位に共通な職務遂行の原則は、次の各号の定めるところによる。
(1) 上位者から示された方針又は計画に従い、その範囲内で、自己の職務遂行上必要な方針又
は計画を樹立し、実行すること。
(2) 自己の経験に基づき、職務遂行上必要とする方針又は計画について、上位者に進言又は助
言を行うこと。
(3) 他の職位と相互に協力し、密接な協調関係を保つこと。
(4) 下位者の活動を監督し、目標とする成果を収めるよう指導し、援助すること。
第2節 職務権限の原則
(権限の根拠)
第6条 職制で定める役職者には、その職能に応じて課せられる職務に対し、その遂行に必要な権限
が与えられる。
2 職務権限の基準は、別に定める。
(権限行使者)
第7条 職務権限は、原則として、その権限を有する者がこれを行使する。
(権限行使の原則)
第8条 他の職務及び権限と関連のある事項の決定は、関係ある職位と協議したのち行う。ただし、
協議が一致しないときは、その上位者の調整により決定する。
(権限の委任)
第9条 業務上やむを得ない理由により、自己の職務の一部を他の役職者に委任する場合は、その職
務遂行に必要な権限も合わせて委任しなければならない。ただし、委任により生ずる責任を回避す
ることはできない。
(越権行為の禁止)
第10条 権限は、正当に行使されるものとし、指揮命令系統の限界を超え、他の役職者の権限行使
に対し、みだりに干渉し、又はその権限を侵してはならない。
(職権濫用の禁止)
第11条 職権濫用の行為は、これを禁止する。
(責任の帰属)
第12条 上位の役職者が、下位の役職を代理したときの責任は、その代理者が負う。ただし、下位
の役職者が上位の役職を代理したときの責任は、故意又は重大な過失の無い限り、上位の被代理者
が負う。
第3節 指揮命令の原則
(指揮命令の根拠)
第13条 指揮命令は、その権限を有する役職者が発令し、原則として役職の上位者から下位者へ、
26
順次、系統的に組織を経由して発令するものとする。
(緊急時等の指揮命令)
第14条 前条の規定にかかわらず、緊急非常の場合又は特別にやむを得ない事情があるときは、通
常の指揮命令系統を経由することなく指揮命令することができる。ただし、事後速やかに組織を経
由して当該上位の役職者に報告しなければならない。
(責任転嫁の禁止)
第15条 指揮命令者は、業務実施上の責任を負い、指揮命令を受けた者に故意又は重大な過失が無
い限り、その責任を転嫁してはならない。
(会議体の命令禁止)
第16条 会議又は委員会の決定事項を実施に移す場合、その業務執行に関する命令は、執行の権限
をもつ当該役職者によるものとし、会議体が直接発令してはならない。
(報告義務)
第17条 命令又は指示された事項は、その処理の進捗状況(中間報告)、完了状況(結果報告)、そ
の他必要とする状況に分け、これを発令者に報告するものとする。
2 前項の報告は、必要な限り文書によるものとし、所定の書式がある場合は、これを用いるものと
する。
(上申、申請等)
第18条 業務上必要とする上申、申請等は、緊急又は非常の場合を除き、職制に定める役職者の直
接上位者を通じて、提出するものとする。
2 前項に基づかない上申、申請等の決裁は、これを行ってはならない。
第4節 規程管理の原則
(規程の管理)
第19条 規則、規程、細則、内規及び基準(以下「規程」という。
)を制定又は改廃するときは、別
に定める「関東学院規程管理規程」に基づくものとする。
第5節 会議及び委員会の運営の原則
(会議体)
第20条 学院及び各学校の組織を円滑に運営するため、各種の会議又は委員会を必要に応じて設け
る。
2 前項の会議又は委員会の設置、改組及び解散に当たっては、法人事務局総務部総務課に届け出て、
理事会の承認を得なければならない。
(特設及び臨時の会議体)
第21条 学院及び各学校において、必要とするときは、特設及び臨時の会議又は委員会を設けるこ
とができる。
2 前項の会議又は委員会を設置した場合は、前条第2項の手続きを経て、理事会の承認を得なけれ
ばならない。
(会議体の規程等)
第22条 会議及び委員会を円滑に運営するため、原則として規程を制定するものとする。
2 規定すべき事項は、原則として次のとおりとする。
(1) 名称
(2) 目的
(3) 構成員及び任期
(4) 議長又は委員長とその任期
(5) 招集の方法
(6) 定足数
(7) 審議事項
(8) 採決の方法
(9) 書記
(10) 議事録又は会議記録の取扱
(11) 規程改廃の手続
(12) その他、運営に関する事項
(会議体の事務)
第23条 会議及び委員会の事務は、原則として当該所管部課がこれを行う。
27
第4章 教職員組織
(教職員の職位)
第24条 各学校に専任教職員(嘱託教職員を含む。)を置き、その職位は、次のとおりとする。
(1) 大学
ア 教員
教授、准教授、講師、助教
イ 助手
技師、技師補、実験助手
ウ 事務職員
参事、主事、主事補、主査、書記、書記補
(2) 中学校・高等学校、六浦中学校・六浦高等学校
ア 教員
教諭、養護教諭、司書教諭
イ 事務職員
主事、主事補、主査、書記、書記補
ウ 用務員
用務1級、用務2級、用務3級
(3) 小学校、六浦小学校
ア 教員
教諭、養護教諭、司書教諭
イ 事務職員
主事、主事補、主査、書記、書記補
ウ 用務員
用務2級、用務3級
(4) 六浦幼稚園、野庭幼稚園
ア 教員
教諭
イ 事務職員
主事補、主査、書記、書記補
(5) 法人事務局
事務職員
参事、主事、主事補、主査、書記、書記補
2 専任教職員の他、必要に応じて、非常勤又は臨時の教職員を置くことができる。
(人事)
第25条 専任教職員の採用、退職、休職、復職、昇格・昇任、昇級、職務の変更、所属の変更等の
人事は、理事会の議を経て、理事長が行う。ただし、大学の教員及び助手の人事は、あらかじめ教
授会の議を経るものとする。
2 非常勤の教員及び臨時の助手の採用人事は、所定の枠内において各学校長が選考し、理事会の議
を経て、理事長が行う。ただし、大学の教員及び助手の採用人事は、あらかじめ教授会の議を経る
ものとする。その採用期間は、1箇年以内とする。
3 臨時の事務職員の採用人事は、理事会の議を経て、理事長が行う。その採用期間は、原則として
10箇月以内とする。
4 教職員の人事に関する規程は、別に定める。
(役職)
第26条 学院及び各学校に、必要に応じて次の役職を置く。
(1) 学院
学院長、学院宗教主任、学院宗教主事
(2) 大学
学長、副学長、学部長、図書館長、大学評議会評議員、研究所長、学長補佐、宗教主任、
宗教主事、総合研究推進機構運営部長、教務部長、学生生活部長、学生生活部次長、キャリ
アセンター長、入試センター長、入試センター次長、情報科学センター所長、生涯学習セン
ター所長、国際センター所長、カウンセリングセンター所長、学生健康管理センター所長、
出版会会長、葉山セミナーハウス館長、大学院委員会議長、大学院研究科委員長、大学院研
28
究科専攻主任、法務研究科長、実務法学専攻主任、学科長、工学部基礎・教養科目主任、共
通科目主任、教務主任、保健体育主任、教職課程主任、教員養成課程主任、社会教育主事課
程主任、事務局長、事務次長、事務部長、課長、室長、課長補佐、主幹、係長
(3) 中学校・高等学校、六浦中学校・六浦高等学校
校長、副校長、教頭、宗教主任、事務長、職長
(4) 小学校、六浦小学校
校長、教頭、事務主任
(5) 六浦幼稚園、野庭幼稚園
園長、幼稚園主事
(6) 法人事務局
局長、部長、次長、事務部長、課長、室長、課長補佐、主幹、係長
(役職任免人事)
第27条 役職の任免人事は、理事会の議を経て、理事長が行う。
(事務取扱)
第28条 学院長、学長、学部長、大学院議長、研究科委員長、法務研究科長、校長及び園長が退任
し、後任者を直ちに任命できない場合は、必要とする期間、事務取扱を置くことができる。
(兼務・代理)
第29条 役職者が、病気その他の事由で、1箇月以上職務を遂行できない場合は、必要とする期間、
兼務者を置くことができる。
2 前条に規定する役職以外の役職者が退任又は異動し、役職者を直ちに任命できない場合は、必要
とする期間、代理者を置くことができる。
(付)
第30条 専門的知識や技能を必要とする業務又は特定業務を行わせるため、役職者の下に付を置く
ことができる。ただし、付は、当該役職者の職務権限を行使することはできない。
第5章 基本職能
第1節 教職員の基本職能
(基本職能)
第31条 教授、准教授、講師及び助教は、教育基本法、学校教育法及び学則の定めに従い、学生を
教授し、その研究を指導し、かつ、研究に従事する。
第32条 技師及び技師補は、担当教員を補佐するとともに、専門技術及び技能の指導を行う。
2 技師、技師補及び実験助手は、教授、准教授、講師及び助教の実験・演習・設計製図・演習科目
等の準備及び教育研究指導の職務を助ける。
第33条 教諭は、教育基本法、学校教育法及び学則の定めに従い、生徒、児童及び園児を教育する。
2 養護教諭は、教育基本法、学校教育法及び学則の定めに従い、生徒及び児童の養護と保健管理に
従事する。
3 司書教諭は、教育基本法、学校教育法及び学則の定めに従い、生徒及び児童のための図書資料の
管理に従事する。
第34条 参事、主事、主事補、主査、書記及び書記補は、所属上長の指揮監督を受け、別表第2事
務分掌に基づく業務を分担処理する。
第35条 用務1級、用務2級及び用務3級は、所属上長の指揮監督を受け、別表第2事務分掌に基
づく業務を分担処理する。
第2節 学院役職者の職能
(学院役職者)
第36条 学院長の職務は、次のとおりとする。
(1) 寄附行為に基づき、各学校の教学を統轄し、教学と経営との調和発展を図る。
(2) 校長会議、宗教主任会議、その他必要とする会議を招集し、議長となる。
第37条 学院宗教主任の職務は、学院長の命を受け、キリスト教教育活動の振興を図るとともに、
学院全般の宗教行事を主宰し、学院長の職務を助ける。
2 学院宗教主事の職務は、学院宗教主任を補佐する。
第3節 大学役職者の職能
(大学役職者)
第38条 大学長(以下この節において「学長」という。
)の職務は、次のとおりとする。
(1) 大学の学務を統轄し、大学を代表する。
29
(2)
(3)
大学の儀式及び行事を主宰する。
大学評議会、学部長会議、その他必要とする会議を招集し、教学に係る重要事項を提案し
て意見を聞き、大学の管理運営を円滑に行う。
(4) 大学院の学務を統轄する。
第39条 副学長の職務は、学長を補佐し、学長不在のときは、学長からあらかじめ指示された職務
を代理する。
第40条 学部長の職務は、次のとおりとする。
(1) 当該学部の教学を統轄し、学部を代表する。
(2) 教授会、その他必要とする会議を招集し、教学上の重要事項を提案して意見を聞き、学部
の運営を円滑に行う。
(3) 当該大学院研究科の学務を管掌する。
第41条 削除
第42条 法務研究科長の職務は、次のとおりとする。
(1) 法科大学院の教学を統轄し、法科大学院を代表する。
(2) 教授会、その他必要とする会議を招集し、教学上の重要事項を提案して意見を聞き、法科
大学院の運営を円滑に行う。
第43条 図書館長の職務は、学長の命を受け、図書館を統轄し、図書館の運営を円滑に行う。
第44条 大学評議会評議員の職務は、大学の運営を円滑に行うため、教学上全学的に重要な事項を
審議する。
第45条 研究所長の職務は、当該研究所を統轄し、研究所の運営を円滑に行う。
第46条 学長補佐の職務は、学長を補佐し、学長からあらかじめ指示、命令された職務を行う。た
だし、学長の職務権限を行使することはできない。
第47条 宗教主任の職務は、学長の命を受け、キリスト教教育活動の振興を図るとともに宗教行事
を主宰し、学院長、学長及び学院宗教主任の職務を助ける。
2 宗教主事の職務は、宗教主任を補佐する。
第47条の2 総合研究推進機構運営部長の職務は、学長の命を受け、総合研究推進機構全般に係る
業務を管理する。
第48条 教務部長の職務は、学長の命を受け、各学部間の教務を全学的に調整し、教務全般に係る
業務を管理する。
第49条 学生生活部長の職務は、学長の命を受け、学生生活及び課外活動全般に係る業務を管理す
る。
2 学生生活部次長の職務は、学生生活部長を補佐する。
第50条 キャリアセンター長の職務は、学長の命を受け、就職全般に係る業務を管理する。
第51条 入試センター長の職務は、学長の命を受け、入学試験全般に係る業務を管理する。
2 入試センター次長の職務は、入試センター長を補佐する。
第52条 情報科学センター所長の職務は、学長の命を受け、情報科学センターの運営を円滑に行う。
第53条 生涯学習センター所長の職務は、学長の命を受け、生涯学習センターの運営を円滑に行う。
第54条 国際センター所長の職務は、学長の命を受け、海外との学術・文化の交流並びに海外の姉
妹校との学生及び教職員の交流等、国際センターの運営を円滑に行う。
第55条 カウンセリングセンター所長の職務は、学長の命を受け、カウンセリングセンターの運営
を円滑に行う。
第56条 学生健康管理センター所長の職務は、学長の命を受け、学生健康管理センターの運営を円
滑に行う。
第57条 出版会会長の職務は、出版会の事業運営を円滑に行う。
第58条 葉山セミナーハウス館長の職務は、学長の命を受け、葉山セミナーハウスの事業運営を円
滑に行う。
第59条 大学院委員会議長の職務は、大学院委員会を代表し、委員会を招集して、議長となり、委
員会の運営を円滑に行う。
第60条 大学院研究科委員長の職務は、当該研究科の教学を統轄し、委員会の運営を円滑に行う。
第61条 大学院研究科専攻主任の職務は、当該専攻の教学を管理し、研究科委員長の職務を助ける。
第62条 実務法学専攻主任の職務は、当該専攻の教学を管理し、法務研究科長の職務を助ける。
第63条 学科長の職務は、当該学科の教学を管理し、学科の運営を円滑に行い、学部長の職務を助
ける。
30
第64条 工学部基礎・教養科目主任の職務は、当該科目の教学を管理し、教室の運営を円滑に行い、
工学部長の職務を助ける。
第65条 共通科目主任の職務は、当該学部の共通科目を管理し、学部長の職務を助ける。
第66条 教務主任の職務は、当該学部の教務を管理し、学部長の職務を助ける。
第67条 保健体育主任の職務は、大学の保健体育教育を管理し、教務部長の職務を助ける。
第68条 教職課程主任の職務は、教職課程の教育を管理し、教務部長の職務を助ける。
第68条の2 教員養成課程主任の職務は、教員養成課程の運営・調整を行い、人間発達学科長の職
務を助ける。
第69条 社会教育主事課程主任の職務は、社会教育主事課程の教育を管理し、教務部長の職務を助
ける。
第70条 事務局長の職務は、学長の命を受け、事務職員を指揮監督し、大学全般の事務を統轄する。
2 事務次長の職務は、事務局長からあらかじめ指示、命令された業務を管理し、事務局長を補佐す
る。
第71条 事務部長の職務は、学長及び事務局長の命を受け、その担当業務を行う。
第72条 課長又は室長の職務は、事務局長及び所属上長の命を受け、所属課員又は室員を指揮監督
し、所管業務を管理する。
2 課長補佐の職務は、所属課長から、あらかじめ指示、命令された業務を管理し、課長を補佐する。
3 主幹の職務は、事務局長の命を受け、その担当業務を行う。
第73条 係長の職務は、所属課長の命を受け、所属係員を指揮監督し、所管業務を管理する。
第4節 中学校・高等学校及び六浦中学校・六浦高等学校役職者の職能
(両中学・高等学校役職者)
第74条 校長の職務は、次のとおりとする。
(1) 当該学校の教職員を指揮監督し、校務を統轄し、当該学校を代表する。
(2) 当該学校の儀式及び行事を主宰する。
(3) 教員会議、その他必要とする会議を招集し、校務に関する重要事項を提案して意見を聞き、
当該学校の管理運営を円滑に行う。
第75条 副校長の職務は、当該校長の命を受けた範囲で校務の一部を自らの権限で処理し、校長を
補佐する。
第75条の2 教頭の職務は、当該校長、副校長の命を受けて校務を整理し、校長、副校長を補佐す
る。
第76条 宗教主任の職務は、当該校長の命を受け、キリスト教教育活動の振興を図るとともに、宗
教行事を主宰し、学院長、当該校長及び学院宗教主任の職務を助ける。
第77条 事務長の職務は、当該校長の命を受け、事務職員及び用務員を指揮監督し、当該学校全般
の事務を管理する。
第78条 職長の職務は、所属上長の命を受け、所属用務員を指揮監督し、所管業務を管理する。
第5節 小学校及び六浦小学校役職者の職能
(両小学校役職者)
第79条 校長の職務は、次のとおりとする。
(1) 当該学校の教職員を指揮監督し、校務を統轄し、当該学校を代表する。
(2) 当該学校の儀式及び行事を主宰する。
(3) 教員会議、その他必要とする会議を招集し、校務に関する重要事項を提案して意見を聞き、
当該学校の管理運営を円滑に行う。
第80条 教頭の職務は、当該校長の命を受け、校務を管理し、校長を補佐する。
第81条 事務主任の職務は、当該校長の命を受け、事務職員及び用務員を指揮監督し、当該学校全
般の事務を管理する。
第6節 六浦幼稚園及び野庭幼稚園役職者の職能
(両幼稚園役職者)
第82条 園長の職務は、次のとおりとする。
(1) 当該幼稚園の教職員を指揮監督し、園務を統轄し、当該幼稚園を代表する。
(2) 当該幼稚園の儀式及び行事を主宰する。
(3) 教員会議、その他必要とする会議を招集し、園務に関して意見を聞き、当該幼稚園の管理
運営を円滑に行う。
第83条 幼稚園主事の職務は、当該園長の命を受け、園長を補佐する。
31
第7節 法人事務局役職者の職能
(法人事務局役職者)
第84条 局長の職務は、理事長の命を受け、学院全般の業務を調整し、法人事務局の業務を統轄す
る。
第85条 企画調査部長の職務は、企画担当常務理事及び局長の命を受け、所属事務職員を指揮監督
し、企画調査部の業務を統轄する。
第86条 総務部長の職務は、総務担当常務理事及び局長の命を受け、所属事務職員を指揮監督し、
総務部の業務を統轄する。
第87条 財務部長の職務は、財務担当常務理事及び局長の命を受け、所属事務職員を指揮監督し、
財務部の業務を統轄する。
第88条 施設部長の職務は、理事長及び局長の命を受け、所属事務職員を指揮監督し、施設部の業
務を統轄する。
第89条 次長の職務は、所属部長からあらかじめ指示命令された業務を管理し、部長を補佐する。
第89条の2 事務部長の職務は、常務理事及び局長の命を受け、その担当業務を行う。
第90条 課長又は室長の職務は、所属部長の命を受け、所属課員又は室員を指揮監督し、所管業務
を管理する。
2 課長補佐の職務は、所属課長からあらかじめ指示、命令された業務を管理し、課長を補佐する。
3 主幹の職務は、部長の命を受け、その担当業務を行う。
第91条 係長の職務は、所属課長の命を受け、所属係員を指揮監督し、所管業務を管理する。
第6章 就業規則
(就業規則)
第92条 教職員の労働条件は、この職制のほか、就業規則により定める。
2 就業規則は、各学校毎に、別に定める。
第7章 服務規律
(服務規律)
第93条 教職員は、次の各号の一に該当する行為をしてはならない。
(1) 学院の存立を否定する行為
(2) 学院の名誉を損する行為
(3) 学院の秩序又は職場の規律を乱す行為
(4) 学院の財産に損害を与える行為
(5) 職務上知り得た機密を他にもらす行為
(6) 職務上の地位を利用して、自己の利益を図る行為
(7) 職務上の権限を濫用しての越権専断的な行為
(8) 勤務時間中に、職務上の地位を利用し、特定政党又は個人のために行う政治活動又は宣伝
活動
(9) ハラスメントに該当する行為
(10) この職制及び規程に抵触又は違反する行為
(11) その他、不適当と認められる行為
第94条 教職員は、常に研究・研修に心掛け、職務上の知識及び技能の習得に励むものとする。
第95条 教職員は、所定の勤務時間、授業時間及び諸会議開始時刻を守らなければならない。
第96条 教職員は、公金の取扱いを明確にするとともに、金品の管理を厳重にし、常に盗難予防の
措置を怠ってはならない。
第97条 教職員は、安全保持、災害防止及び保健・衛生に努めなければならない。
第8章 教職員の身分
(休職及び復職)
第98条 教職員が、長期間出勤できない場合は、休職とする。
2 休職理由が消滅したときは、復職させる。
3 休職中の給与は、給与規程によりこれを定める。
(退職)
第99条 教職員が、次の各号の一に該当するときは、退職とする。
(1) 死亡したとき。
(2) 満65歳に達した日の属する年度の末日(定年)。ただし、学院長の定年は満70歳に達し
た日の属する年度の末日とし、理事会において必要と認めたときは、期限を定めて延長する
32
ことができる。
(3) 退職を願い出たとき。
(4) 休職期間が満了しても休職理由が消滅しないとき。
(5) 業務上の傷病により、労働基準法に定める打切補償を行ったとき。
(解雇)
第100条 教職員が、次の各号の一に該当するときは、解雇する。
(1) 試用期間中に、引続き就業させることを不適当と認めたとき。
(2) 精神又は身体の障害により、業務に堪えられないと認めたとき。
(3) 労働安全衛生法により、就業を禁止すべき疾病にかかり、治癒の見込みがないと認めたと
き。
(4) 教職員として必要な適格性を欠き又は勤務成績が著しく劣り、職務に適さないと認めたと
き。
(5) 学院が所属学校の廃止を決定し、他に所属を変更させる見込みがないとき。
(6) 学部、学科若しくは学級の改廃又は学生、生徒、児童若しくは園児の定員変更等により、
教職員に過員を生じ、所属を変更させる見込みがないとき。
(7) その他、前各号に準ずる理由があるとき。
(表彰)
第101条 教職員が、次の各号の一に該当するときは、表彰することがある。
(1) 学院の発展又は業務の推進に、特に功績があったとき。
(2) 教育又は研究上その業績が顕著であったとき。
(3) 職務に精励し、他の模範となったとき。
(4) 災害を未然に防止し又は災害の際、特に功労があったとき。
(5) 学院に満25年勤務したとき。
(6) 学院に満35年勤務したとき。
(7) その他、特に表彰に値すると認めたとき。
(懲戒)
第102条 教職員に、次の各号の一に該当する行為があったときは、懲戒する。
(1) 第93条の各号に掲げる行為があったとき。
(2) 正当な理由が無く、職務上の指示命令に従わず、職務を故意に怠ったとき。
(3) 提出書類に重大な虚偽の記載があったとき。
(4) 業務上の怠慢又は監督不行き届きにより、災害、傷害その他の事故を発生させたとき。
(5) 刑法等に違反し、有罪の判決を受けたとき。
(6) 正当な理由が無く、無断欠勤、遅刻又は早退を繰り返し、再三注意しても改めないとき。
(7) 他人を教唆し、懲戒に該当する行為をさせたとき。又はこれを幇助したとき。
(8) その他、前各号に準ずる行為があったとき。
2 懲戒は、譴責、減給、停職、諭旨解雇及び懲戒解雇の5種類とする。
第9章 職制の改廃
(職制の改廃)
第103条 この職制の改廃は、理事会が行う。
附 則
この職制は、大正8年から施行する。
附 則
この職制は、昭和42年5月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、昭和63年6月29日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成2年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成3年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成5年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成6年4月1日から改正施行する。
33
附 則
この職制は、平成7年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成9年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成10年4月23日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成11年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成12年4月27日付で改正し、同日から施行する。但し、第26条、第60条、
第62条及び別表第1については、平成12年4月1日に溯り適用する。
附 則
この職制は、平成13年3月24日付で改正し、平成13年4月1日から施行する。
附 則
この職制は、平成14年2月28日に改正し、平成14年4月1日から施行する。
附 則
この職制は、平成15年11月27日に改正し、平成16年4月1日から施行する。
附 則
この職制は、平成16年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成16年5月13日に改正し、平成16年9月30日から施行する。
附 則
この職制は、平成16年9月30日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成17年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成18年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成18年10月26日に改正し、平成19年4月1日から施行する。
附 則
この職制は、平成19年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成19年6月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成19年11月22日に改正し、平成20年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成20年6月5日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成21年2月26日に改正し、平成21年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成22年4月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成22年10月1日から改正施行する。
附 則
この職制は、平成23年4月1日から改正施行する。
34
関東学院大学特約教授に関する規程
(昭和51年4月1日制定)
(趣旨)
第1条 この規程は、大学特約教授の採用及び給与等に関し、必要な事項を定める。
(定義)
第2条 この規程において特約教授とは、本学の教員俸給表及び非常勤講師・臨時実験助手給与支給
規程を適用しない専任の教員をいい、次の2種類の教授を総称する。
(1) 学校法人関東学院が定める定年の適用を受け、退職した後、再雇用する教授(以下「定退
教授」という。
)
(2) 前号以外で、大学院、学部、学科等の新増設又は大学院の指導教授充足の必要上、採用す
る教授(以下「特別教授」という。)
(採用年令)
第3条 特約教授の採用年令は、次のとおりとする。
(1) 定退教授については、満65歳に達した年度の翌年度からとする。
(2) 特別教授については、満69歳までとする。
(雇用制限)
第4条 特約教授の雇用契約期間は、1箇年とし、以後1箇年毎に契約更新することができる。ただ
し、満70歳に達した年の年度末をもって限度とする。
2 前項にかかわらず、大学院、学部、学科等の新増設のため採用した特別教授、又はその要員とな
った専門科目の定退教授が、当該大学院、学部、学科等の完成年度以前に、満70歳に達した場合
には、その完成年度までとする。
(採用)
第5条 特約教授の採用は、理事会の議を経て決定する。ただし、定退教授については、あらかじめ
教授会の議を経るものとする。
(定退教授の交替採用)
第6条 定退教授を採用した場合、当該教授を採用した年度から3年目の年度に、俸給表適用の専任
教員を採用することができる。
(任用手続、教学条件)
第7条 特約教授の任用手続及び特約教授の授業時間、研究室の使用、研究費・学会出張費の支給等
の教学上の条件は、俸給表適用の専任教員に準ずる。
(給与)
第8条 定退教授の給与は、別に定める「関東学院大学特約教授の給与に関する内規」による。
2 特別教授及び大学院を担当する定退教授の給与は、理事会の議を経て、理事長が決定する。
(役職)
第9条 特約教授は、大学の役職に就くことはできない。ただし、大学院、学部、学科等の新増設の
ため採用した特別教授、又はその要員となった専門科目の定退教授については、特別の場合に限り、
完成年度までの間、当該大学院、学部、学科等の役職に就かせることがある。
(特例)
第10条 この規程は、理事会がとくに必要と認めた場合に採用する特約の教授、准教授及び専任講
師にも準用する。ただし、特約の准教授及び専任講師の雇用契約期間は、満65歳に達した年の年
度末をもって限度とする。
(規程の改廃)
第11条 この規程の改廃は、理事会が行う。
附 則
この規程は、昭和51年4月1日から施行する。
附 則
この規程は、昭和63年4月1日から改正施行する。
附 則
この規程は、平成元年5月20日から改正施行する。
附 則
この規程は、平成4年12月15日から改正施行する。
附 則
この規程は、平成8年4月1日から改正施行する。
附 則
この規程は、平成18年12月21日に改正し、平成19年4月1日から施行する。
35
関東学院大学非常勤講師採用規程
(平成元年11月16日制定)
(趣旨)
第1条 この規程は、学校法人関東学院職制第25条及び関東学院人事委員会規程第4条に基づき、
本学非常勤講師の採用について、必要な事項を定める。
(採用枠)
第2条 非常勤講師の年間採用枠は、関東学院人事委員会において定める。
(採用手続)
第3条 非常勤講師の採用候補者は、別に定める「非常勤講師選考基準」に基づいて当該教授会で選
考する。
2 前項の選考にあたっての提出書類は、次の各号とする。
(1) 履歴書(最近の写真添付)
(2) 研究業績一覧表(著書、論文、翻訳、報告等)
3 当該教授会は、選考した採用候補者を学長に申請する。
4 候補者の採用は、学長の申請に基づき、関東学院人事委員会の議を経て理事会に報告し、承認を
得たのち学長が行う。
(任期)
第4条 非常勤講師の任期は、1年以内とする、ただし、引き続いて任期を更新することができる。
2 任期の更新において、担当科目の変更がない場合は、第3条第1項に定める選考手続を省略する
ことができる。
(解任)
第5条 非常勤講師が、次の各号の一に該当する場合は、前条に規定する任期にもかかわらず解任す
ることができる。
(1) 正当な理由なく、相当期間引き続き休講したとき。
(2) 精神又は身体の障害により、業務に堪えられないと認められたとき。
(3) 教員として必要な適格性を欠き、職務に適さないと認められたとき。
(担当授業時間の制限)
第6条 非常勤講師の担当授業時間は、原則として、専任教員の基準担当授業時間を超えないものと
する。
(給与)
第7条 非常勤講師の給与及び通勤手当は、別に定める「関東学院大学非常勤講師及びティーチング
・アシスタント給与支給規程」により支給する。
(採用期限)
第8条 非常勤講師の採用期限は、満70歳に達した日の当該年度末日までとする。
(業務の所管)
第9条 採用に係る事務は、関東学院人事委員会の決定に基づき、総務部人事課が行う。
(規程の改廃)
第10条 この規程の改廃は、理事会が行う。
附 則
この規程は、平成元年11月16日から施行する。
附 則
この規程は、平成15年11月27日に改正し、平成16年4月1日から施行する。
36
37
修
得
単
位
数
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
2
18
24
14
24
選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
0
0
選択必修科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
有機化学II/2
15
19
4
無機化学I/2
分析化学I/2
環境生態学/2
基礎細胞生物学/2
有機化学I/2
生化学II/2
生化学I/2
基礎微生物学/2
5
17
19
2
0
12
16
4
卒業研究基礎/2
生命科学英語II/2
食品衛生学/2
医薬品科学/2
微生物生態学/2
食品栄養学/2
生体機能化学/2
微生物免疫学/2
食品生化学/2
環境衛生学/2
0
6
生命有機化学実験/2
3年次
植物細胞生物学/2
分子生命科学/2
微生物工学/2
生命科学英語I/2
細胞生物学・微生物学実験/2 生物化学実験/2
生命科学演習/2
生命科学基礎実験/2
生命科学セミナー/2
0
4
環境地球科学II/2
ドイツ語IIB/1
心理学II/2
憲法/2
2年次
化学II/ 2
生物学I/2
環境地球科学I/2
ドイツ語IIA/1
心理学I/2
法学/2
3
理工学部理工学科 生命科学コース履修モデル
生物学II/ 2
化学実験/2
線形数学I/2
化学I/2
微分積分学II/2
線形数学II/2
微分積分学I/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
フレッシャーズプロジェクト/2
ドイツ語IA/1
理工学概論/2
ドイツ語IB/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
情報基礎及び演習Ⅰ/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(ライティング)/1
総合英語(リーディング)/1
健康スポーツII/1
文学II/2
キリスト教学(倫理)/2
1年次
KGUキャリアデザイン入門/2
フレッシャーズセミナ/2
文学I/2
キリスト教学(聖書)/2
1
保健体育 健康スポーツI/1
科目
自主選択科目
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
12
16
2
2
卒業研究I/2
7
2
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
4
0
8
8
12
24
88
124
52
26
8
2
20
修得単位数
資料①-1
38
修
得
単
位
数
線形数学Ⅱ/2
フレッシャーズ・プロジェクト/2 プログラミング基礎/2
工学基礎実験Ⅱ/2
線形数学Ⅰ/2
理工学概論/2
情報基礎及び演習Ⅰ/2
数理総合演習Ⅱ/2
基礎電磁気学/2
数理総合演習Ⅰ/2
0
0
6
解析力学/2
数値計算法/2
数式処理/2
解析学Ⅲ/2
幾何学ⅡA/2
代数学ⅡA/2
0
卒業研究基礎/2
物質と原子/2
数値シミュレーション/2
数論/2
2
オーラルコミュニケーションⅠ/1 オーラルコミュニケーションⅡ/1
3年次
卒業研究I/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
10
8
24
10
4
24
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
12
24
12
12
22
10
15
15
0
7
9
0
0
2
0
0
4
0
42
24
58
124
42
46
8
2
18
修得単位数
0
数理プログラミング/2
応用電磁気学/2
物理数学/2
解析学演習Ⅱ/2
ルベーグ積分入門/2
解析学演習Ⅰ/2
解析学Ⅱ/2
複素関数論Ⅱ/2
複素関数論Ⅰ/2
解析学Ⅰ/2
幾何学ⅠB/2
代数学ⅠB/2
プログラミング応用/2
数理統計学Ⅱ/2
ベクトル解析/2
幾何学ⅠA/2
代数学ⅠA/2
数理統計学Ⅰ/2
英語プレゼンテーションⅡ/1
総合コースⅢ/2
5
自主選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
波と光の物理学/2
熱と物質の物理学/2
基礎力学/2
工学基礎実験Ⅰ/2
微分積分学Ⅱ/2
微分積分学Ⅰ/2
微分方程式/2
総合英語(ライティング)/1
4
健康スポーツⅣ/1
2年次
英語プレゼンテーションⅠ/1
総合英語(リスニング)/1
総合英語(リーディング)/1
健康スポーツⅢ/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
総合コースⅣ/2
サウンドスケープデザイン/2
経済学Ⅰ/2
3
理工学部理工学科 数理・物理コース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育
科目
フレッシャーズ・セミナー/2
2
キリスト教学(倫理)/2
KGUキャリアデザイン入門/2 憲法/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-2
39
修
得
単
位
数
社会学/2
必修科目
選択必修科目
選択科目
0
0
環境化学工学/2
ナノテクノロジー/2
卒業研究基礎/2
エレクトロニクス実装工学/2
電気化学/2
表面工学/2
有機工業化学/2
企業実習B/2
有機化学実験/2
無機工業化学/2
応用化学研究基礎/2
6
応用化学英語Ⅱ/2
3年次
2
卒業研究I/2
機器分析実験/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
10
8
24
0
14
24
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
13
21
8
13
16
3
8
17
9
10
14
2
2
4
0
0
4
0
32
24
68
124
62
26
8
2
18
修得単位数
0
化学工学Ⅱ/2
高分子化学/2
環境・化学工学実験/2
物理化学実験/2
応用化学英語Ⅰ/2
応用化学演習Ⅱ/1
5
自主選択科目
物理化学Ⅱ/2
有機化学Ⅱ/2
無機化学実験/2
化学製図/2
応用化学演習Ⅰ/1
環境生態学/2
分析化学Ⅱ/2
0
4
ドイツ語ⅡB/1
心理学Ⅱ/2
2年次
無機化学Ⅱ/2
分析化学実験/2
応用化学セミナー/2
理工学数学B/2
工学基礎実験Ⅰ/2
分析化学Ⅰ/2
工学基礎実験Ⅱ/2
化学Ⅰ/2
化学工学Ⅰ/2
化学実験/2
物理学Ⅰ/2
物理化学Ⅰ/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
情報基礎及び演習Ⅰ/2
有機化学Ⅰ/2
フレッシャーズプロジェクト/2 環境地球科学Ⅰ/2
理工学概論/2
無機化学Ⅰ/2
ドイツ語ⅠB/1
ドイツ語ⅠA/1
理工学数学A/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(ライティング)/1
総合英語(リーディング)/1
ドイツ語ⅡA/1
憲法/2
3
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
健康スポーツⅡ/1
経済学Ⅱ/2
キリスト教学(技術者としての倫理)/2
2
理工学部理工学科 応用化学コース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育 健康スポーツⅠ/1
科目
経済学Ⅰ/2
フレッシャーズセミナ/2
KGUキャリアデザイン入門/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-3
40
修
得
単
位
数
総合英語(ライティング)/1
材料力学Ⅰ/2
熱力学Ⅰ/2
工作実習Ⅱ/2
機構学Ⅱ/2
図学/2
工業デザイン概論/2
工作実習Ⅰ/2
機構学Ⅰ/2
0
トライボロジー/2
機械材料Ⅰ/2
0
0
メカトロニクス/2
自動車工学/2
卒業研究基礎/2
生産工学/2
機械力学Ⅱ/2
水力学Ⅱ/2
機械実験ⅡB/1
機械設計製図Ⅱ/2
計測工学/2
機械力学Ⅰ/2
水力学Ⅰ/2
卒業研究基礎プレゼミ/2
機械実験ⅡA/1
機械設計製図Ⅰ/2
微分方程式/2
6
英語講読(論文)/1
3年次
2
卒業研究I/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
4
12
22
2
10
22
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
19
23
4
17
21
4
11
16
5
9
14
3
0
2
0
0
4
0
22
24
78
124
60
26
8
0
20
修得単位数
2
環境工学/2
機械要素Ⅱ/2
機械要素Ⅰ/2
熱力学Ⅱ/2
材料力学Ⅱ/2
機械実験Ⅰ/2
2D-CAD演習/2
物理学Ⅲ/2
英語講読(科学)/1
5
自主選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
総合機械プロジェクトⅠ/2
線形数学Ⅱ/2
線形数学Ⅰ/2
機械製図/2
工学基礎実験Ⅱ/2
工学基礎実験Ⅰ/2
物理学Ⅰ/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
微分積分学Ⅱ/2
微分積分学Ⅰ/2
4
ビジネスイングリッシュ/1
文学Ⅱ/2
経済学Ⅱ/2
憲法/2
2年次
英語プレゼンテーションⅠ/1
情報基礎及び演習Ⅰ/2
理工学概論~総合機械~/2 フレッシャーズプロジェクト/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(リーディング)/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
3
理工学部理工学科 総合機械コース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育
科目
経済学Ⅰ/2
文学Ⅰ/2
法学/2
KGUキャリアデザイン入門/2
キリスト教学(技術者としての倫理)/2
2
フレッシャーズセミナ/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-4
41
修
得
単
位
数
総合英語(ライティング)/1
フレッシャーズプロジェクト/2 物理学Ⅰ/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
微分積分学Ⅱ/2
工学基礎実験Ⅱ/2
線形数学Ⅱ/2
工作実習Ⅱ/2
機構学Ⅱ/2
理工学概論~自動車~/2
情報基礎及び演習Ⅰ/2
微分積分学Ⅰ/2
工学基礎実験Ⅰ/2
線形数学Ⅰ/2
工作実習Ⅰ/2
機構学Ⅰ/2
0
熱力学Ⅱ/2
熱力学Ⅰ/2
卒業研究基礎/2
自動車とリサイクル/2
2
卒業研究I/2
内燃機関Ⅱ/2
自動車技術文化史/2
内燃機関Ⅰ/2
0
自動車技術の変遷/2
自動車構造解析/2
機械力学Ⅱ/2
水力学Ⅱ/2
機械実験ⅡB/1
機械設計製図Ⅱ/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
4
10
20
2
10
22
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
17
21
4
13
17
4
15
20
5
11
16
3
2
4
0
0
4
0
22
24
78
124
60
26
8
0
20
修得単位数
2
0
6
英語講読(論文)/1
3年次
自動車工学/2
機械力学Ⅰ/2
水力学Ⅰ/2
卒業研究基礎プレゼミ/2
機械実験ⅡA/1
機械設計製図Ⅰ/2
微分方程式/2
英語講読(科学)/1
法学/2
5
自主選択科目
環境工学/2
機械材料Ⅰ/2
機械要素Ⅱ/2
材料力学Ⅱ/2
材料力学Ⅰ/2
機械要素Ⅰ/2
機械実験Ⅰ/2
2D-CAD演習/2
物理学Ⅲ/2
ビジネスイングリッシュ/1
文学Ⅱ/2
経済学Ⅱ/2
4
自動車プロジェクトⅠ/2
機械製図/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(リーディング)/1
必修科目
選択必修科目
選択科目
3
英語プレゼンテーションⅠ/1
文学Ⅰ/2
経済学Ⅰ/2
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
憲法/2
キリスト教学(技術者としての倫理)/2
2
理工学部理工学科 自動車コース履修モデル
2年次
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育
科目
KGUキャリアデザイン入門/2
フレッシャーズセミナ/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-5
42
修
得
単
位
数
微分積分学Ⅱ/2
工学基礎実験Ⅱ/2
工作実習Ⅱ/2
回路理論Ⅰ/3
微分積分学Ⅰ/2
工学基礎実験Ⅰ/2
工作実習Ⅰ/2
機構学Ⅰ/2
2D-CAD演習/2
卒業研究基礎プレゼミ/2
電気・電子物性/2
計測工学/2
ロボットシステム工学/2
機械力学Ⅰ/2
4
9
19
2
11
23
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
19
23
4
0
14
18
4
インテリジェントシステム/2
0
13
18
5
センサ工学/2
10
15
3
2
スマートカーエレクトロニクス/2
卒業研究基礎/2
制御工学/2
メカトロニクス/2
機械実験ⅡB/1
機械設計製図Ⅱ/2
ビジネスイングリッシュ/1
卒業研究I/2
福祉工学/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
2
4
0
0
4
0
22
24
78
124
48
26
8
0
20
修得単位数
6
0
機械設計製図Ⅰ/2
機械実験ⅡA/1
6
英語講読(論文)/1
3年次
電子回路/2
メカトロニクス演習/2
機械実験Ⅰ/2
微分方程式/2
英語講読(科学)/1
5
自主選択科目
機械材料Ⅰ/2
機械要素Ⅰ/2
材料力学Ⅰ/2
ロボットプロジェクトⅠ/2
線形数学Ⅱ/2
物理学Ⅳ/2
4
8
必修科目
選択必修科目
選択科目
基本情報処理Ⅰ/3
線形数学Ⅰ/2
機械製図/2
物理学Ⅱ/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
文学Ⅱ/2
経済学Ⅱ/2
2年次
英語プレゼンテーションⅠ/1
理工学概論~ロボティクス~/2 フレッシャーズプロジェクト/2
総合英語(ライティング)/1
法学/2
文学Ⅰ/2
経済学Ⅰ/2
3
情報基礎及び演習Ⅰ/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(リーディング)/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
憲法/2
キリスト教学(技術者としての倫理)/2
2
理工学部理工学科 ロボティクスコース履修モデル
電気電子基礎プログラミング/2 情報工学/2
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育
科目
KGUキャリアデザイン入門/2
フレッシャーズセミナ/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-6
43
修
得
単
位
数
理工学概論/2
システム制御Ⅰ/2
0
電力発生工学Ⅱ/2
電力発生工学Ⅰ/2
卒業研究I/2
卒業研究基礎/2
2
電動力応用/2
電気法規・施設管理/2
システム工学/2
電気電子情報応用実験A,B,C/2
システム制御Ⅱ/2
電気機器設計製図/2
パワーエレクトロニクス/2
電気機器学Ⅱ/2
送配電工学Ⅱ/2
電気機器学Ⅰ/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
12
6
24
6
8
24
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
11
21
10
13
15
2
9
11
2
15
19
2
4
6
0
0
4
0
34
24
66
124
64
24
8
0
20
修得単位数
0
0
6
送配電工学Ⅰ/2
電気電子情報基礎実験Ⅰ/2 電気電子情報基礎実験Ⅱ/2 電気電子情報実験/2
0
3年次
オーラルコミュニケーションⅠ/1 オーラルコミュニケーションⅡ/1
5
自主選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
電気・電子材料/2
電気・電子物性/2
計算機構成論/2
電子工学/2
電気電子計測Ⅱ/2
電気・光電気化学/2
電気・電子計測Ⅰ/2
電気電子基礎プログラミング/2 電気電子プログラミング/2
電磁気学Ⅱ/3
フレッシャーズプロジェクト/2
微分積分学Ⅱ/2
情報基礎及び演習Ⅰ/2
回路理論Ⅱ/3
物理学Ⅲ/2
物理学Ⅰ/2
線形数学Ⅰ/2
電磁気学Ⅰ/3
理工学数学B/2
理工学数学A/2
4
英語プレゼンテーションⅡ/1
経済学Ⅱ/2
2年次
英語プレゼンテーションⅠ/1
回路理論Ⅰ/3
工学基礎実験Ⅱ/2
工学基礎実験Ⅰ/2
微分積分学Ⅰ/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(ライティング)/1
総合英語(リーディング)/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
心理学Ⅰ/2
文化人類学Ⅱ/2
経済学Ⅰ/2
3
理工学部理工学科 電気・電子コース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育
科目
文化人類学Ⅰ/2
フレッシャーズセミナ/2
2
キリスト教学(倫理)/2
KGUキャリアデザイン入門/2 法学/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-7
44
修
得
単
位
数
4
工学基礎実験Ⅱ/2
6
環境衛生学/2
認知科学/2
文化人類学Ⅰ/2
0
6
9
21
2
8
20
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
14
20
6
15
21
6
14
16
2
文化人類学Ⅱ/2
卒業研究基礎/2
2
電気電子応用プログラミングⅠ/2 電気電子応用プログラミングⅡ/2
生体データ解析/2
生体工学/2
システム制御Ⅱ/2
福祉工学/2
システム制御Ⅰ/2
食品栄養学/2
スポーツ心理学/2
健康・スポーツ計測学実験Ⅰ/2 健康・スポーツ計測学実験Ⅱ/2
武道指導論Ⅱ/2
3年次
卒業研究I/2
7
0
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
14
18
2
4
4
0
0
4
0
24
22
78
124
52
28
8
8
12
修得単位数
8
社会福祉論/2
情報工学/2
電子回路/2
電気・電子計測Ⅱ/2
運動生理学/2
情報概論/2
武道指導論Ⅰ/2
5
自主選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
回路理論Ⅱ/3
回路理論Ⅰ/3
法学/2
電気・電子計測Ⅰ/2
基本情報処理Ⅱ/3
工学基礎実験Ⅰ/2
プログラミング応用/2
0
解剖生理学Ⅰ/2
物理学I/2
0
解剖生理学Ⅱ/2
理工学数学B/2
物理学Ⅲ/2
理工学数学A/2
基本情報処理Ⅰ/3
微分積分学I/2
フレッシャーズプロジェクト/2
理工学概論/2
プログラミング基礎/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
情報基礎及び演習Ⅰ/2
英語プレゼンテーションⅡ/1
オーラルコミュニケーションⅠ/1 オーラルコミュニケーションⅡ/1
英語プレゼンテーションⅠ/1
総合英語(リスニング)/1
総合英語(ライティング)/1
健康スポーツIⅣ/1
(A)心理学II/2
2年次
総合英語(リーディング)/1
健康スポーツⅢ/1
(A)心理学I/2
3
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
健康スポーツII/1
キリスト教学(倫理)/2
2
理工学部理工学科 健康・スポーツ計測コース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育 健康スポーツI/1
科目
KGUキャリアデザイン入門/2
フレッシャーズセミナ/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-8
45
修
得
単
位
数
サウンドスケープデザイン/2
6
0
0
卒業研究基礎/2
2
ネットワークサーバ構築演習/2
卒業研究I/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
4
12
22
6
6
22
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
17
23
6
19
21
2
15
17
2
9
13
2
0
2
0
0
4
0
22
24
78
124
66
22
8
0
20
修得単位数
0
0
インテリジェント交通システム/2 画像処理工学/2
WebSiteデザイン演習/2
コンピュータミュージック/2
情報工学実験I/2
情報キャリアサポート演習I/2
ネットワーク工学/2
CG技法基礎/2
セキュリティシステム/2
アセンブラ基礎演習/2
CG制作演習/2
ネットワーク計測制御演習/2
UNIX演習/2
プロトコル論I/2
データ構造とアルゴリズム/2 データベース基礎及び演習/2 通信工学/2
情報工学実験II/2
オペレーティングシステム/2
情報キャリアサポート演習II/2
プロジェクトプログラミング/2
数値シミュレーション/2
情報ネット・メディア工学研究基礎/2 情報ネット・メディア総合演習/2
Cプログラミング/2
信号処理I/2
コンピュータアーキテクチャ/2 ソフトウェア工学演習I/2
情報理論/2
3年次
自主選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
パソコン製作演習/2
情報数学演習I/2
情報数学演習II/2
情報と職業/2
工学基礎実験I/2
情報概論(情報社会及び情報倫理)/2
プログラミング応用/2
情報基礎及び演習II/2
フレッシャーズプロジェクト/2 Visual Basicプログラミング/2 Webプログラミング/2
プログラミング基礎/2
5
インターネットイングリッシュ/1 オーラルコミュニケーションⅠ/1 オーラルコミュニケーションⅡ/1
国際コミュニケーション論/2
4
理工学概論/2
英語講読(科学)/1
英語コミュニケーション論/2
2年次
情報基礎及び演習I/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(ライティング)/1
総合英語(リーディング)/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
総合コースII/2
3
理工学部理工学科 情報ネット・メディアコース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理
学
工
通部
学
専/
部
門建
専
科築
門
目・
基
及環
礎
び境
科
学
目
部
共
外
国
語
科
目
保健体育
科目
総合コースIII/2
2
キリスト教学(技術者としての倫理)/2
KGUキャリアデザイン入門/2 教養セミナ/2
フレッシャーズセミナ/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-9
46
修
得
単
位
数
3
フレッシャーズプロジェクト/2
卒業研究基礎/2
VisualBasicプログラミング/2
ドイツ語IIB/1
6
2
16
24
6
8
24
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
18
24
6
20
24
4
0
11
13
2
0
データベース基礎及び演習/2 データベース応用及び演習/2 インターンシップB/2
メディアワークショップ/2
3DCG制作演習IV/2
リッチコンテンツ制作演習/2
Webプログラミング/2
ドイツ語IIA/1
心理学II/2
3年次
2
卒業研究I/2
7
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
7
9
0
0
2
0
0
4
0
20
24
80
124
60
20
8
2
18
修得単位数
8
0
3DCG制作演習III/2
VFX映像制作/2
プロフェッショナル映像/2
クリエイティブ・トーク/2
アニメーション制作演習/2
ショートムービーの制作/2
メディア表現応用II/2
情報と職業/2
プログラミング応用/2
ドイツ語IB/1
健康スポーツII/1
心理学I/2
5
自主選択科目
必修科目
選択必修科目
選択科目
3DCG制作演習II/2
3DCG制作演習I/2
WebSiteデザイン演習/2
映像の創作と表現/2
ディジタル映像/2
フォトテクニック/2
物語と映像のデザイン/2
映像の構成と表現/2
ディジタル作曲/2
メディアプロデュース/2
フォトメディア/2
フォトエッセイ/2
音響制作論/2
メディア表現応用I/2
デザインスキル/2
コンピュータミュージック/2
音楽理論/2
ヒューマンコミュニケーション演習/2
メディア表現基礎II/2
メディア表現基礎I/2
プログラミング基礎/2
ドイツ語IA/1
健康スポーツI/1
自己創造力/2
情報概論/2
情報基礎及び演習Ⅱ/2
理工学概論/2
総合英語(ライティング)/1
総合英語(オーラルコミュニケーション)/1
情報基礎及び演習Ⅰ/2
総合英語(リスニング)/1
総合英語(リーディング)/1
フレッシャーズセミナ/2
4
サウンドスケープデザイン/2
2年次
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理 学
工 部
学専/
部門建
専科築
門目 ・
基及環
礎び境
科 学
目 部
共
通
外
国
語
科
目
保健体育
科目
キリスト教学(倫理)/2
2
理工学部理工学科 映像クリエーションコース履修モデル
KGUキャリアデザイン入門/2 KGUキャリアデザイン基礎I/2 KGUキャリアデザイン基礎II/2
キリスト教学(聖書)/2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-10
47
修
得
単
位
数
理工学数学B /2
0
0
2
2
卒業研究II/4
4年次
8
4
8
8
8
22
4
8
22
選択必修科目
選択科目
選択・必修 凡例
合 計
6
10
必修科目
13
21
8
17
18
1
14
15
1
12
16
2
4
6
0
0
4
0
24
24
76
124
64
24
8
0
20
修得単位数
0
必修科目
選択必修科目
選択科目
0
卒業研究I/2
防災水工学 /2
都市防災学 /2
7
自主選択科目
土木工学総合演習Ⅰ /2
卒業研究基礎/2
応用地球物理学 /2
上水道学 /2
下水道学 /2
社会基盤の維持管理 /2
環境工学 /2
構造解析学 /2
コンクリート構造デザインⅡ /2 災害地形学 /2
地震防災工学 /2
耐風・風工学 /2
土木工学総論 /2
6
コンクリート構造デザインⅠ /2 水の力学 /2
地盤工学Ⅱ /2
地盤防災工学 /2
振動工学 /2
都市防災実験 /1
3年次
地盤工学基礎演習 /1
材料工学 /2
製図概論・CAD演習 /1
構造の力学Ⅱ /2
水理学演習 /1
土木工学基礎実験 /1
環境地球科学Ⅱ /2
ドイツ語ⅡB /1
心理学Ⅱ /2
5
材料工学演習 /1
構造の力学Ⅰ /2
地盤工学Ⅰ /2
4
社会福祉論 /2
2年次
構造力学基礎演習 /1
測量実習 /2
構造工学入門 /2
水理学入門 /2
建設工学基礎演習 /1
測量学 /2
数理統計学Ⅰ /2
地盤工学入門 /2
工学基礎実験Ⅰ /2
理工学数学A /2
物理学Ⅰ /2
微分方程式 /2
フレッシャーズプロジェクト /2 環境地球科学Ⅰ /2
ドイツ語ⅡA /1
微分積分学Ⅰ /2
ドイツ語ⅠA /1
理工学概論 /2
総合英語(ライティング) /1
ドイツ語ⅠB /1
総合英語(オーラルコミュニケーション) /1
情報基礎及び演習Ⅰ /2
総合英語(リスニング) /1
総合英語(リーディング) /1
心理学Ⅰ /2
サウンドスケープデザイン /2 社会学 /2
3
理工学部理工学科 土木・都市防災コース履修モデル
0
卒業研究
科目
専
門
応
用
科
目
理
工
理 学
工 部
学専/
部門建
専科築
門目 ・
基及環
礎び境
科 学
目 部
共
通
外
国
語
科
目
保健体育
科目
2
キリスト教学(技術者としての倫理) /2
KGUキャリアデザイン入門 /2 憲法 /2
フレッシャーズセミナ /2
キリスト教学(聖書) /2
1
1年次
設理
置工
科学
目部
か学
ら系
専
門
科
目
基
礎
教
育
科
目
教
養
科
目
学年
セメスタ
資料①-11
資料②
推薦入学試験一覧
試験区分
選抜方法等
出願資格等
指定校制推薦入学試験
①面接試験
本学が指定する高等学校を入学試験の当該
年度3月卒業見込みの者で、推薦基準を満
たし、かつ学校長の推薦がある者
キリスト教学校教育同
①面接試験
本学が指定する特別協定校を入学試験の当
盟特別協定校推薦入学
該年度3月卒業見込みの者で、推薦基準を
試験
満たし、学校長の推薦がある者
スポーツ推薦入学試験
①面接試験
入学試験の当該年度3月卒業見込みの者
で、学習成績が推薦基準を満たし、かつス
ポーツに特に優れている者
特別推薦入学試験
①面接試験
本学が指定する高等学校を入学試験の当該
年度3月卒業見込みの者で、推薦基準を満
たし、かつ学校長の推薦がある者
学院内推薦入学試験
①面接試験
関東学院高等学校、関東学院六浦高等学校
を当該年度3月に卒業見込みの者で、推薦
基準を満たし、かつ学校長の推薦がある者
48
資料③
AO入学試験一覧
試験区分
選抜方法等
出願資格
理工学 AO 入学試験
①事前に指定した課題を提出させる。②当日指
大学の入学資格を有
定する実験や制作を実施する。③事前に講義を
し、エントリー査定
聴講させその講義レポートを提出させる。のい
を通過したもの。
ずれかの課題を課し、それに関するプレゼンテ
ーションと面接によって選抜する。
AO 入学試験<9月募
①総合基礎
大学の入学資格を有
集>
②面接
し、エントリー査定
③課題とそのプレゼンテーション
を通過したもの。
AO 入学試験<11 月募
①小論文
大学の入学資格を有
集>
②面接
し、評定基準を満た
すか、本学部が指定
する資格を有する者
で、かつエントリー
査定を通過したも
の。
AO 入学試験<12 月募
①事前に指定した課題を提出させる。②当日指
大学の入学資格を有
集>
定する実験や制作を実施する。のいずれかの課
し、エントリー査定
題を課し、それに関するプレゼンテーションと
を通過したもの。
面接によって選抜する。
49
資料④-1
一般入学試験・大学入試センター試験利用入学試験一覧
一般入学試験
試験区分
試験科目
前期日程<2科目型>
外国語「英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディング・ライティング」を必須とし、
①国語「国語総合(漢文を除く)」または「国語総合(古文・漢文を
除く)」または
②数学「数学Ⅰ・数学 A」から1科目選択
前期日程<3科目型>
①外国語「英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディング・ライティング」
②数学「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列・ベクトル)」また
は「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学 A・数学 B(数列・ベクトル)」
③理科「物理Ⅰ・物理Ⅱ」「化学Ⅰ・化学Ⅱ」「生物Ⅰ・生物Ⅱ」
上記①~③からそれぞれ1科目選択(コースによって選択できる科目
は異なる)
前期日程<得意科目重
①外国語「英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディング・ライティング」
視型>
②数学「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列・ベクトル)」また
は「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学 A・数学 B(数列・ベクトル)」
③理科「物理Ⅰ・物理Ⅱ」「化学Ⅰ・化学Ⅱ」「生物Ⅰ・生物Ⅱ」
上記①~③からそれぞれ1科目選択(コースによって選択できる科目
は異なる)
上記3科目のうち、傾斜配点で合否査定を行う。
前期日程<センター試
本学試験科目として、
験併用型>
①外国語「英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディング・ライティング」
②数学「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列・ベクトル)」また
は「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学 A・数学 B(数列・ベクトル)」
上記①~②から1科目選択(コースによって選択できる科目は異なる)
センター試験科目として、
「英語」
「数学Ⅰ」
「数学Ⅰ・数学A」
「数学Ⅱ」
「数学Ⅱ・数学B」
「物
理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」「理科総合A」「理科総合B」か
ら1科目選択(コースによって選択できる科目は異なる)
本学試験科目とセンター試験科目の合計点で査定を行う。
後期日程<2科目型>
「英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディング・ライティング」
「国語総合(古文・
漢文を除く)」「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
(数列・ベクトル)」
「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B(数
列・ベクトル)」から2科目選択(コースによって選択できる科目は
異なる)
50
資料④-2
一般入学試験・大学入試センター試験利用入学試験一覧
大学入試センター試験利用入学試験
試験区分
試験科目
大学入試センター試験
「英語」
「国語(近代以降の文章)」
「数学Ⅰ」
「数学Ⅰ・数学A」
「数
利用入学試験<前期日
学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」
「工業数理基礎」「情報関係基礎」「物理
程>
Ⅰ」
「化学Ⅰ」
「生物Ⅰ」
「地学Ⅰ」
「理科総合A」
「理科総合B」か
ら3科目選択(コースによって選択できる科目は異なる)
大学入試センター試験
「英語」
「国語(近代以降の文章)」
「数学Ⅰ」
「数学Ⅰ・数学A」
「数
利用入学試験<中期日
学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」
「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」
程>
から2教科2科目選択(コースによって選択できる科目は異なる)
大学入試センター試験
「英語」
「国語(近代以降の文章)」
「世界史A」
「日本史A」
「地理
利用入学試験<後期日
A」
「世界史B」
「日本史B」
「地理B」
「現代社会」
「倫理」
「政治・
程>
経済」
「倫理、政治・経済」
「数学Ⅰ」
「数学Ⅰ・数学A」
「数学Ⅱ」
「数学Ⅱ・数学B」
「工業数理基礎」
「情報関係基礎」
「物理Ⅰ」
「化
学Ⅰ」「地学Ⅰ」「生物Ⅰ」「理科総合A」「理科総合B」から2教
科2科目選択(コースによって選択できる科目は異なる)
51