手漕ぎボート?いえいえ、2馬力ボートなんですよ!! 今月はコレ! ProSmallBoater 近藤利紀のコレがお気に入り! ワンダーマグ KAZI、ボート倶楽部、スモールボート(舵社)、ルアーマガジン、 ルアーマガジンソルト(内外出版社)などのボート記事を、企画、 僕は身長180センチ、体重85キロで、前に乗っている娘は体重20 取材、執筆、撮影、編集までこなすマガジンクリエーター。釣具 キロ。この状態でキビキビ走ってくれたよ。船内スペースは十分余裕が メーカーと契約するプロアングラーという一面も。つねにボート 数艇を所有し、実体験と現場主義にこだわる。1970年生まれ、 あって、釣具も問題なく載せられそう。 神奈川県箱根町在住。家族は娘2人と妻1人。 近藤利紀プロフィール 軽くてお買い得? こ の ワ ン ダ ー マ グ の ト ラ ン サ ム っ て、 B BSシリーズの技術を応用しているんだけ ど、 B B S が 発 売 さ れ た と き に、 従 来 の ロ ー プで固定するモーターマウントとの違いにと て も 感 動 し た 覚 え が あ る。 剛 性 や 使 い 勝 手 が と て も よ か っ た ん だ よ ね。 で も、 こ の 構 造 っ て、 製 法 が と て も 難 し い ら し く て、 製 造 コ ス トは一般的なトランサムタイプよりも掛かる ん だ っ て。 だ か ら か な り お 買 い 得 な 価 格 設 定 だとか。 僕がワンダーマグで一番気になったのは軽 さ な ん だ よ ね。 2 7 2 セ ン チ の モ デ ル の 1 8 キ ロ っ て、 手 漕 ぎ ボ ー ト と 同 じ く ら い の 重 さ な ん だ よ ね。 最 近 は 寄 る 年 波 の せ い か( 笑 )、 ど う も 重 い ボ ー ト が 苦 に な っ て 仕 方 が な い。 そ れ で、 ジ ョ イ ク ラ フ ト の レ ッ ド キ ャ ッ プ を 2 年 前 か ら 愛 用 し て い た ん だ け ど、 こ の ワ ン ダ ー マ グ は さ ら に 軽 い か ら、 フ ィ ッ シ ン グ 連 想 す る の は、 作 り が 安 っ ぽ く な る と い う こ と。 で も、 こ の ワ ン ダ ー マ グ は 違 っ た ね。 こ れはジョイクラフトの信念によるところなん だ と 思 う け ど、 素 材 や 基 本 装 備 に 手 を 抜 い た ボ ー ト は 作 ら な い ん だ と 思 う。 こ の ワ ン ダ ー マグも1100デシテックスというスペック の 基 布 を 使 っ て い て、 チ ュ ー ブ は パ ワ ー ボ ー ト に 必 要 な 剛 性 を し っ か り と 備 え て い る。 そ れにチューブ上には多目的台座が4つ装備さ れ て い る の で、 こ れ は も う 艤 装 に フ ル 活 用 す る し か な い よ ね。 詳 し く は 写 真 を 見 て ね。 他 に も、 持 ち 運 び に 便 利 な ベ ル ト ハ ン ド ル や、 ア ン カ ー ロ ー ラ ー、 ロ ー プ ガ イ ド、 ロ ー プ 留 め D リ ン グ、 ベ ル ク ロ 式 オ ー ル ロ ッ ク な ど、 使いやすい装備満載なんだ。 僕としては、「ワンダーマグは手漕ぎボート にも2馬力船外機を装着して安全に走れます よ 」 と い う よ り も、 は な か ら 2 馬 力 ボ ー ト と し て 薦 め た い。 レ ッ ド キ ャ ッ プ や グ リ ッ ド も い い ん だ け ど、 や っ ぱ り ト ラ ン サ ム ボ ー ド が 究極的に小さいワンダーマグは一線を画すと 思 う。 も ち ろ ん エ レ キ モ ー タ ー で 乗 る の も 良 さそうだよね! インフレータブルボートを購入するな ら、電動高圧ポンプも同時購入してお こう。BMOのハイプレッシャーポン プはリーズナブルでおすすめだよ。 多目的台座4個が標準装備だから、 艤装パーツもいろいろ装着できる! かなりガッチリと固定されるから、 使い勝手良さそうだよね! ちょっとした段差や階段を超えない と水際までアプローチできないゲレ ンデって意外と多いよね。だから肩 に担げるボートって便利なんだ。こ れまでの経験では、僕の身長だと全 幅1.4メートルくらいまでが、肩に 担いで難なく階段を降りられる。 ショーで見てからとても気になっていたんだ。 で ね、 実 物 を 持 っ て み た ら や っ ぱ り 軽 い! じ つ は ボ ー ト っ て、 カ タ ロ グ ス ペ ッ ク だ け で は 分 か ら な い こ と の ほ う が 多 く て、 実 物 を 見 て「あれっ?」って、思うことはよくあるんだ。 で も、 こ の ワ ン ダ ー マ グ は 本 当 に 軽 く て、 肩 にヒョイと担げて、いやあ想像通りだったよ。 装備は上級クラスに負けないよ! リーズナブルで軽いボートという言葉で 船体重量は 18 キロで、総重量は 23 キロ。4スト水冷式の2馬力船外 機と大差ない重さなんだよね(笑)。軽自動車の荷室に楽々入るのはも ちろんのこと、荷物の多いキャンプのお供に持っていくにしても最適 なボートじゃないかな。 いつも衝撃的なボートを開発して世に送り出し、 いろんな意味で驚かせてくれるインフレータブル ボートメーカーの「ジョイクラフト」 。今年も数艇 のエポックなモデルがあるんだけど、僕が一番興 味津々だったのが、今回紹介する「ワンダーマグ」 なんだ 船底形状はV型エアフロアの押出しに よ る V 底 と、 チ ュ ー ブ に 装 着 さ れ た ダ イ ナ キ ー ル で、 最 高 の 走 航 性 能 を 発 揮 し てくれ る。 特殊形 状 のトラ ン サムは、 浮 力 も 問 題 な く、 2 馬 力 船 外 機 で 快 適 に走航することができるよ このリガーマリンの「サイドレール」シリーズは、前後の多目的台座を使ってレールを固定す ることで、さまざまなパーツが装着できる。左からブレ止め GB(1個はレールに標準添付)、 パワーホルダー GB(ロッドホルダー)、センサー・チルト GB(魚探の振動子固定パイプ)を 装着してみた。なかなかいい感じだよね。他にコマセを入れるバケツや網を固定する、こませ GB もラインナップされている。(P3 掲載 ) 近藤利紀著「2 馬力ボートのすべて」( 舵社 ) 主要 WEB 書店で好評販売中 !!
© Copyright 2024 Paperzz