開校準備委員会だよりNO.5別紙(H28.10発行)

《別紙》めのだけ小学校
開校準備委員会だより
平成28年10月
【発行・編集】
めのだけ小学校
開校準備委員会
あい
【めのだけ小学校 校訓】
友
を
愛
し
きた
身
を
鍛
え
みが
知
を
磨
く
【 校訓の趣旨 】
平成29年4月に、米田小・千田小・米野岳小・山内小の4校が統合
「友を愛し」 され、新生「めのだけ小学校」としてスタートする。これまで別々の学
校で生活してきた4つの小学校の児童が仲良く、繋がり合う「仲間」と
なってほしいという願いを込めた。
また、いじめや差別のない学校づくりのために、自分を大切にするの
と同じくらい他の人を大切にする心をもつとともに、人の心の痛みがわ
かる人になってほしいという願いがある。
さらに校区の豊かな自然を愛してほしい、地域の人々を愛してほし
い、そして人間を愛し、障がいのある人もない人も活躍できる共生社会
の実現に寄与してほしいという願いをも「友を愛し」という言葉に込め
た。
「身」とは、心身つまり心とからだの両方を意味する。今日の変化の
「身を鍛え」 激しい社会を将来にわたって生き抜いていくためには、たくましい心と
丈夫な体の両方が必要である。
集団生活を通して友と競い合う中で、困難にも負けない強い心や人間
関係調整力を高めるとともに、体育の授業や業間の運動、部活動等のス
ポーツや遊びを通してたくましい体を作ってほしいという願いを込め
た。
「知」とは、単なる知識や技能だけではなく、「知恵」を意味する。
「知を磨く」 身につけた知識や技能を活用して、自ら課題を見出し解決する力のこと
である。
また「磨く」は、知識や技能に磨きをかけて知恵に昇華させること、
児童が互いに切磋琢磨することを意味する。授業中の学び合いを通し
て、自らの考えを明らかにするとともに他の人の多様な考え方に触れ、
確かな学力を身につけてほしいという願いを込めた。
【 補 足 】
低学年には言葉が難しい、漢字が難しいという指摘もあると思われるが、教師が児童の
言葉に置き換え「こんな子どもになってほしい」という願いを丁寧に話すことにより、低
学年でも理解できると考える。さまざまな機会に児童が繰り返し声に出して唱えることに
より、自然と言葉も意味も覚えていくもの、「校訓」とはそんなものではないか。さら
に、「校訓の趣旨」をしっかりと後世まで語り伝えていくことが大切だと考える。