平成28年度琴引フォレストパークスキー場人工降雪機導入工事 仕様書 1.業務の名称 平成28年度琴引フォレストパークスキー場人工降雪機導入工事 2.履行期限 平成28年12月9日 3.業務の内容 琴引フォレストパークスキー場内第1リフト沿いのチェリーコース中間部へ自動人 工降雪機1基を設置し、人工降雪機の性能が十分に発揮されるために必要な、配管・ 電気工事等、すべての工事を実施する。 4.仕様 (1)人工降雪機 ①タワー・ファンタイプの自動人工降雪機 1基 ②タワーの全長は4m以上とする。 ③最大水量は300㍑/min 以上とする。 ④最大積雪量は32㎥/h 以上とする。 ⑤適切温度条件 湿球温度マイナス1.5℃以下で降雪が可能であること。 ⑥定格消費電力 35kw以下とする(60Hz 時)。 ⑦自動システム ・外気温を感知し降雪機の自動的な起動が可能であること。 ・降雪機の起動から停止まで自動システムとすること。 ・パソコン等からの遠隔操作が可能であること。また、スマートフォンやタブレ ットからの遠隔操作も可能とした自動システムであること。 ・気象データ、稼働データ等の管理が可能であること。 (2)設置工事 ①降雪機本体工事 ・スキー場第1リフト沿いのチェリーコース中腹部へ1基設置する。 ②取水設備 ・人工降雪機の取水は、ゲレンデ中央部に位置する沢水のため池の水を使用すること。また、併 せて、スキー場が保有する人工造雪機の貯水施設の水の利用が可能とすること。 ・降雪機2基分(1基の水の使用量を 200 ㍑/min と想定)が3日間連続(1日 8 時間の想定) 可動できるだけの取水を可能とすること。 ③貯水設備 ・貯水タンク5㎥以上を設置すること。 ④給水設備 ・給水ポンプ室はポンプ2台を設置できる面積を確保すること。 ・給水ポンプは降雪機2基が同時に可動できる能力を有するものであること。但し、最大5基の 可動が可能な給水ポンプであること。 ・取水した水を冷却する設備を設置すること。 ⑤ゲレンデ配管 ・スキー場内チェリーコース及びフロアに自動人工降雪機7基分の給水配管及び、給水栓を設 置すること。 ・給水配管は降雪機が最大5基まで可動できるための高い圧力に耐えうる製品であること。 ・配管は地中に埋設し、凍結による人工降雪機の可動不能がないこと。 ⑥電機設備 ・ゲレンデ配管同様、スキー場チェリーコースに自動人工降雪機7基分の給電ターミナルを設 置すること。 ・電源は人工造雪機の電源を活用すること。 ⑦制御設備 ・自動システム用のパソコンを導入すること。 ・制御設備はスキー場事務所内に設置すること。 ・制御設備メンテナンスはリモート操作を可能にすること。 ⑧その他 ・現在、琴引フォレストパークスキー場が保有している人工降雪機が指示する位置において可 動可能な設備を併せて設置すること。 ・本業務における工事等に起因する、飲料用地下水、また、農業用水の汚濁等を発生させないこ と。
© Copyright 2024 Paperzz