平成 27 年度 第3回磐田市多文化共生社会推進協議会 資料 平成 27 年度 第2次多文化共生推進プラン進捗状況 (要約) ※一部実施及び未実施のみ掲載 具体的な施策全 39 施策 計画数:114 ○実施済:102(89.5%) △一部実施:12(10.5%) ×未実施:0(0.0%) 主な取り組み Ⅰ.コミュニケーション支援 【具体的な施策1∼7】 計画数 18 ○実施済 15(83.3%) △一部実施 3(16.7%) ×未実施 0( 0.0%) 達成度 具体的な施策 2 多言語版ホームページの充実 内 △ 達成度 取り組み 達成度 容 取り組み 容 取り組み △ 達成度 ポルトガル語ホームページのリンク先を加除修正した。ポルトガ ル語版HPを利用している人が 5.6%であったことから、情報提 供方法を検討する。 【市民活動推進課】 外国人市民が情報源としているテレビ、雑誌等への情報提供 外国人市民実態調査の結果から、ホームページと facebook の関 連やあり方を再検討する。 【市民活動推進課】 具体的な施策 6 日本語を学びやすい環境の整備 内 【具体的な施策 8∼26】 計画数 64 ○実施済 56(87.5%) △一部実施 8( 6.3%) ×未実施 0(12.5%) 国、県等の多言語情報サイトへの相互リンクの拡充 具体的な施策 5 テレビ、雑誌等による情報提供 内 △ 容 初期支援教室での日本語指導の充実 10 月 27 日現在で年間編入児童生徒数はリーマンショック時(36 人)を上回る 43 人。さらに初期支援教室(NIJI)に入級せずに、 直接在籍校での生活をスタートする子どもの数も 13 人で過去最 多。待機児童も最長3か月の時期もあった。支援員の適切な配置 が困難であった。 【学校教育課】 具体的な施策 9 外国人市民と自治会が円滑なコミュニケーションを図るた めの仕組みづくり 内 容 自治会加入の促進 自治会長コミュニティハンドブックで市の自治会文書翻訳サー ビス等を紹介し、自治会役員等が外国人への自治会活動の説明に 活用するよう促した。英語版の作成については要望の頻度を見な がら、引き続き検討事項としている。 【自治振興課】 達成度 具体的な施策 11 不就学となる外国人の子どもへの支援 △ 取り組み Ⅱ.生活支援 内 容 相談業務の継続による就学支援の推進及び受入体制の充実 取 り 組 み 居住地域の分散化にともない、保護者の送迎が困難で、直接在籍 △ 校でスタートする児童生徒への対応に各学校が苦慮した。 【学校教育課】 具体的な施策 12 中学生への学習機会の提供及び進学や就職に向けた学習 達成度 支援 内 容 中学生への学習機会の提供及び進学や就職に向けた学習支援 編入児童生徒数が過去最多となり、支援に優先順位をつけて対応 したが、各個人への指導期間が短くならざるを得なかった。 【学校教育課】 具体的な施策 17 地域、企業における外国人の子どもを育てる環境づくり 達成度 △ 取り組み 内 △ 容 取り組み 外国人の子どもの教育について、学校、自治会、企業等、地域ぐ るみの取り組みの促進 商工会議所・商工会と連携して、必要に応じて情報提供を行った。 【商工観光課】 -1- 主な取り組み 【具体的な施策 8∼26】 計画数 64 ○実施済 56(87.5%) △一部実施 8( 6.3%) ×未実施 0(12.5%) 達成度 具体的な施策 18 商工会議所、商工会等との連携による外国人の就業環境の 改善 容 商工会議所、商工会等と連携し、外国人の就業環境の改善を企 業へ要請 取り組み 商工会議所・商工会との連携し、必要に応じて就業環境改善を 要請している。 【商工観光課】 内 △ 達成度 具体的な施策 24 災害時の外国人市民への情報伝達手段の確保 Ⅱ.生活支援 △ 内 容 取り組み 達成度 他市事例の情報を収集している。 【市民活動推進課】 具体的な施策 25 災害に備えた支援体制づくり 容 国際交流協会、自治会等と連携し、通訳ボランティアなど災害時 に地域で活躍できる人材の把握及び育成 取り組み 非常時に通訳ができる人を地域で把握するよう自治会連合会に 依頼した。 【市民活動推進課】 内 △ 各種メディアと連携した情報発信 達成度 具体的な施策 26 防犯、交通安全等の意識啓発 容 警察等の関係機関と連携し、薬物乱用防止、防犯及び交通安全意 識の高揚を図るため、教室、研修会等を開催 取り組み 情報発信できる体制を整えてはいるが、特に要請はなかった。 【商工観光課】 内 △ Ⅲ.多文化共生の地域づくり 【具体的な施策 27∼37】 達成度 計画数 29 ○実施済 28(96.6%) △一部実施 1( 3.4%) △ ×未実施 0( 0.0%) 具体的な施策 36 文化、スポーツ等の余暇活動の奨励 内 容 公共の施策や施設等を紹介し、文化・スポーツ等余暇活動の奨励 取り組み ホームページ、ホールガイド、その他各種ちらし・広告等を活用 して市の文化芸術などの情報を発信しているが、日本語のみであ る。 【文化振興課】 -2- 重点施策の成果 重点施策1 日本語を学びやすい環境の整備 『到達目標』 ① 日本語教室に通う外国人が増加している。 ② 外国人市民が日本語教室の講師やボランティアを務めている。 ③ 日本語を話せる外国人市民が増加している。 Q 日本語を話すことができますか? 2005 年 磐田市外国人生活実態調査(対象者:ブラジル人、回収率:81.3%、N=608) 2015年 磐田市多文化共生推進プラン基礎調査(対象者:ブラジル人、回収率:27.3%、N=220) ※東新町団地を除く 問題なく意志疎通できるレベルの日本語を話すブラジル人は、3.8%から37.3%と9.8 倍に増加した。片言以上で話すことができるレベルでは、49.3%から79.2%※と29.9 ポイント上昇している。 来日目的が出稼ぎから永住・定住にシフトし、日本語を話すことができるブラジル人 が増加している。 ※片言以上の日本語を話すことができるフィリピン人は58.9%、中国人は80.3%であ った。 -3- 重点施策2 子どもの教育に関する外国人の保護者への啓発 『到達目標』 ① 外国人の保護者が保育園・幼稚園・学校の行事に多数参加している。 ② 外国人の保護者が日本の教育制度について理解している。 ③ 子どもの教育について外国人の保護者の関心が高まっている。 Q 子どもにどのような教育を受けさせたいですか? 2005 年 磐田市外国人生活実態調査(対象者:ブラジル人、回収率:81.3%、N=608) 2015年 磐田市多文化共生推進プラン基礎調査(対象者:ブラジル人、回収率:27.3%、N=220) ※東新町団地を除く 子どもに日本の高等教育(高等学校以上)の教育を受けさせたい親は29.2%から 67.4%と2.3倍に増加した。ブラジルまたは他の外国の高等教育を受けさせたい親は 50.0%から25.5%に減少した。 永住・定住化により、日本の教育を受けさせたい親が増加している。 -4- 重点施策3 災害等への対応 『到達目標』 ①「やさしい日本語」を含めた多言語で防災情報や災害時の情報を提供できる体制が 整っている。 ② 外国人市民が災害に備えて日ごろから準備をしている。 Q 避難所の場所を知っていますか? 2004年 磐田市外国人生活実態調査(対象者:南米日系人、回収率:不明、N=491以上) 2015年 磐田市多文化共生推進プラン基礎調査(対象者:ブラジル人、回収率:27.3%、N=220) ※東新町団地を除く 指定避難場所を把握しているブラジル人は、32.2%から60.8%と1.9倍に増加した。 また、半数以上が避難訓練に参加したことがあると回答している。 -5- 重点施策4 外国人市民の社会参画の推進 『到達目標』 ① 外国人市民の自治会加入促進が図られている。 ② 外国人市民が地域の一員だと自覚している。 ③ 外国人市民が地域行事へ積極的に参加している。 Q 自治会に加入していますか? 2005 年 磐田市外国人生活実態調査(対象者:ブラジル人、回収率:81.3%、N=608) 2015年 磐田市多文化共生推進プラン基礎調査(対象者:ブラジル人、回収率:27.3%、N=220) ※東新町団地を除く 自治会に加入しているブラジル人は、13.7%から35.0%と2.5倍に増加した。 しかし、未だに半数以上が自治会に加入していない。 市民意識調査(総合計画基礎調査)の施策に対する満足度重要度 ■ 基本施策 多文化共生と国際交流の推進 H22 H27 比較 満足度 2.36 2.58 0.22↑ 4:満足、3:やや満足、2:やや不満、1:不満 重要度 2.75 2.87 0.12↑ 4:重要、3:やや重要、2:あまり重要でない、1:重要でない 備考 -6- 第2次磐田市多文化共生推進プラン 各課事業一覧 提言:2011(平成23)年3月に磐田市多文化共生社会推進協議会より提出された提言に盛り込まれているもの 重点:重点施策として実施していくもの 継続:現在の実施状況を見直し、必要に応じて内容の充実、変更を行うもの Ⅰ コミュニケーション支援 基本施策① 情報の多言語化と情報伝達手段の確保 プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 1 → → → → 取り組み主体 関係課、団体等 達成度 内 容 外国人市民実態調査の結果を基に、ブラジル人市民が読みたくなる情報を1面に掲 載する。 ○ 「ポルトガル語版広報いわた」が重要な情報源となっていることがあらためて判明 したことから、イベント情報などを1面にするといった親しみやすい記事の掲載に努 めた。 市民活動推進課とともにポルトガル語版広報紙の内容の充実を図る。 ○ ポルトガル語版として必要かつ優先すべき情報を市民活動推進課とともに検討し、 手に取って読みたくなるような紙面づくりを行った。 ポルトガル語及び英語版のホームページの内容を再検討し、最新の情報を掲載す る。 △ ポルトガル語ホームページのリンク先を加除修正した。ポルトガル語版HPを利用 している人が5.6%であったことから、情報提供方法を検討する。 広報広聴課 ポルトガル語・英語版の内容の充実を図る。 ○ ポルトガル語を中心に外国人向けに必要な情報の更新作業を行った。 → 市民活動推進課 ポルトガル語版広報紙の ポルトガル語版広報紙の充実及 充実 び配布先の拡充 広報広聴課 継続 2 実施状況 計 画 → → → → → 市民活動推進課 多言語版ホームページの 国、県等の多言語情報サイトへ 充実 の相互リンクの拡充 3 ポルトガル語版いわた メール配信サービスの内容充実 ホッとラインによる情報 継続 及び加入促進 提供 → → → → → 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 時間外の緊急事態に対応するため、通訳・翻訳職員のモバイル端末からの情報発信 を検討する。 ○ モバイル端末からの情報発信が可能であることが分かった。危機管理課や自治振興 課と情報伝達方法について協議していく。 4 通訳ボランティアの確保 国際交流協会及び多文化交流セ ンターとの連携による通訳ボラ 継続 ンティアの確保並びに地域での 活用 → → → → → 市民活動推進課 磐田国際交流協会 国際交流協会及び多文化交流センターと連携し、通訳ボランティアの確保に努め る。 ○ 外国人市民の日本語(会話)能力が高まっており、必要な通訳ボランティアは確保 できているため、拡充は一旦休止する。 5 テレビ、雑誌等による情 外国人市民が情報源としている 報提供 テレビ、雑誌等への情報提供 ⇒ ⇒ ⇒ 市民活動推進課 磐田国際交流協会 ポルトガル語版いわたホッとラインに登録していない人にも情報を提供するため、 Facebookの開設を検討する。 △ 外国人市民実態調査の結果から、ホームページとfacebookの関連やあり方を再検討 する。 検討 実施 -7- 基本施策② 日本語及び日本社会に関する学習支援 プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 取り組み主体 関係課、団体等 国際交流協会との連携による日 継続 本語教室の開催 → → → → 市民活動推進課 → 磐田国際交流協会 日本語教室の講師及びボラン ティアの育成 継続 → → → → → 継続 → → → → → 実施状況 計 画 7 日本社会への理解促進 提言 内 容 磐田国際交流協会実施の日本語教室のチラシ等の作成やポルトガル語版HPへの掲載 などの周知に協力する。 ○ 日本語教室チラシ配布や外国人情報窓口配架に協力した。また日本語教室の問い合 わせについては、初めに磐田国際交流協会の教室を案内した。 市民活動推進課 磐田国際交流協会 磐田国際交流協会が実施する日本語ボランティア講座の周知を行う。 ○ 磐田国際交流協会が実施する日本語ボランティア講座の場所を提供した。 市民活動推進課 磐田国際交流協会 日本語教室の会場確保や、チラシやパンフレットを使った募集案内のPRに協力す る。 ○ 会場について、施設使用料の減免申請を行い教室の開催に協力した。 福祉課 (ふれあい交流センター) 毎週日曜日にふれあい交流センターで日本語教室を開催する。 ○ 年間を通して日曜日に日本語教室を開催した。 (39回開催、参加人数195人) 日本語教室を開催している団体 等への支援 6 日本語を学びやすい環境 提言 の整備 多文化交流センターを通じ、日 重点1 継続 本語を学ぶ機会の提供 達成度 → → → → → 市民活動推進課 個人の目標に合わせて日本語を学ぶ「日本語チャレンジ」を実施する。 ○ 利用者の希望(目標)に合わせて日本語指導を実施した。また、必要に応じてハ ローワークの外国人就労・定着準備研修を紹介した。 初期支援教室での日本語指導の 継続 充実 → → → → → 学校教育課 NIJI通級者は(5月27日現在)既に16名で、待機児童も5名出ている状態。通級期間を 短くしたり、定員を8名から10名に増やしたりして対応しているが十分な指導ができ ているとはいえない。編入児童生徒数は昨年を上回っており、緊急対策として7月よ りNIJI指導者を国際交流協会と連携して増員する予定。(ボランティア) △ 10月27日現在で年間編入児童生徒数はリーマンショック時(36人)を上回る43人。 さらに初期支援教室(NIJI)に入級せずに、直接在籍校での生活をスタートする子ど もの数も13人で過去最多。待機児童も最長3か月の時期もあった。支援員の適切な 配置が困難であった。 日本語の学習機会の提供を企業 継続 及び外国人学校へ要請 → → → → → 外国人の転入時に、同伴している企業関係者に日本語教室を案内する。 ○ 市内の日本語教室一覧を外国人の転入時に同伴している企業関係者へ配布した。 多文化交流センターの活動を通 じて、社会ルールの周知とマ 継続 ナーや習慣への理解促進 → → → → → 市民活動推進課 多文化交流センターの活動の中で日本のルールとマナーと伝えるとともに、地域活 動へ参加し、地域住民とのふれあう機会を提供する。 ○ 子ども同士の遊びの中で、日本のルールやマナーを伝えた。また、餅つきやジュビ ロマラソンの応援などに参加し、地域住民とふれあった。 継続 → → → → → 市民活動推進課 外国人の転入時に、同伴している企業関係者へ消防や交通安全の講習会を案内す る。 ○ 外国人の転入時に、同伴している企業関係者へ消防や交通安全の案内を配布した。 ごみ対策課 インドネシア語版「ごみの分け方・出し方ガイドブック」を作成し、市内住居者や 転入者に配布するなど、分別ルールや出し方マナーの周知を図る。 ○ 研修生として市内の企業に勤め、寮に入るなどして生活しているインドネシア人 へ、ごみの分別を分かりやすく周知するために、インドネシア語版「ごみの分け 方・出し方ガイドブック」を500部作成し、インドネシア人世帯へ配布した。 商工観光課 商工会議所・商工会・がんばる企業応援団などを通じて企業からの求めに応じて情 報提供を行う。 ○ がんばる企業応援団などで市への要望を調査したが、特に意見はなかった。 企業、外国人学校等における社 会ルールの周知とマナーや習慣 への理解促進 市民活動推進課 商工観光課 -8- Ⅱ 生活支援 基本施策③ 安心して住むために (居住環境の整備) プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 8 情報提供による居住支援 取り組み主体 関係課、団体等 実施状況 計 画 達成度 内 容 不動産業者、日本の住宅に関す 継続 る慣習等の情報提供 → → → → → 市民活動推進課 外国人情報窓口で、住宅に関する情報提供を行うと共に、公営住宅の空室募集は必 ずポルトガル語版広報いわたに掲載する。 ○ 県営住宅の最新版募集案内を常時提供した。また、市営住宅についてはポルトガル 語版広報いわたに募集案内を掲載した。 継続 → → → → → 自治振興課 市内に転入してきた外国人に向け、外国人情報窓口で自治会紹介パンフレットを配 布する。 ○ 市内に転入してきた外国人に向け、外国人情報窓口で自治会紹介パンフレットを配 布した。 多言語パンフレットや防災マップを使って、自治会の制度や防災の詳細情報を提供 する。 ○ 転入オリエンテーションにおいて、自治会・防災について説明をすると共に、関連 資料の提供をした。 外国人情報窓口での自治会紹介 9 外国人市民と自治会が円 滑なコミュニケーション を図るための仕組みづく り 自治会との連携による地域の ルールや行事等の周知 自治会加入の促進 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 継続 → → → → → 自治振興課 自治会長研修会でポルトガル語版自治会紹介パンフレットや市の自治会文書翻訳依 頼書を紹介し、自治会役員等が外国人への自治会活動の説明に活用する。 ○ 自治会長コミュニティハンドブックでポルトガル語版広報いわたや市の自治会文書 翻訳サービスを紹介し、自治会役員等が外国人への自治会活動の説明に活用するよ う促した。 継続 → → → → → 自治振興課 自治会長研修会で自治会紹介パンフレットを紹介するとともに、自治会役員等が外 国人への自治会への加入や説明に活用する。英語版の作成を検討する。 △ 自治会長コミュニティハンドブックで市の自治会文書翻訳サービス等を紹介し、自 治会役員等が外国人への自治会活動の説明に活用するよう促した。英語版の作成に ついては要望の頻度を見ながら、引き続き検討事項としている。 -9- 基本施策④ 子どもたちの未来のために (教育体制の充実) プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 → → → → 10 子どもの教育に関する外 提言 国人の保護者への啓発 重点2 → → → → → 検討 実施 幼稚園保育園課 引き続き、拠点の「幼稚園・保育園」を中心として、通訳を配置し通知の翻訳や保 育支援に努める。 ○ 通訳を派遣することにより、保護者こどもへの支援につながった。 学校教育課 NIJI通級期間に在籍校における体験日を一日設定し、親の送迎により、日本の学校 を体験する機会を設ける。 ○ 日本語学習のモチベーションの向上につながったことや、事前に級友と交流できた ことなど日本の学校を体験することが当人にとって非常に効果的だった。 → 市民活動推進課 外国人情報窓口の通訳を派遣し、外国人の子どもの教育環境の現状を説明及び教育 の重要性について説明する。 ○ 外国人保護者に対し、現在の不就学児童の実態を踏まえて、教育の重要性を説明し た。 検診での待ち時間を利用し、通訳が就園に関する教育相談や日本の教育制度につい て説明をする。 ○ 3歳児健診の待ち時間を利用し、通訳が就園に関する教育相談や日本の教育制度に ついて説明をした。 派遣要請のあった小中学校に相談員を派遣して対応する。 ○ 進路の時期や学校行事等、時期が重なることが多かったが適切に配置できた。 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 転入オリエンテーションや個別相談の際、生活費用の計画がたてられるよう日本の 税制度や教育制度、医療保険等について説明をし、状況によっては担当課に引継ぎ をする。 ○ 納税状況については、特にビザの更新に関わることもあるため、確実に担当課に引 継ぎを行った。オリエンテーションでは、税・教育・医療保険について必ず説明を 行っている。 市税課 外国人情報窓口と連携し、ウェルカムパックによる税金に関する情報提供を継続実 施する。また、ポルトガル語の税証明申請書記載例等を新様式にあわせて作成す る。 ○ 外国人情報窓口と連携し、ウェルカムパックによる税金に関する情報提供を継続実 施した。また、ポルトガル語の税証明申請書記載例等を新様式にあわせて作成し た。 学校教育課 冊子をもとに詳しく説明する。(ポルトガル語、タガログ語、英語、中国語対応) ○ 適切に対応することができた。 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 不就学調査の結果、不就学児を発見した場合は、学校教育課と連携し、保護者へ就 学を働きかける。 ○ 今年度の不就学調査では、最終的に不就学児童1名判明。学校教育課と連携し、NIJI を見学した。引き続き、就学に向けてフォローをしていく。 学校教育課 市民活動推進課による不就学児童保護者への働きかけに協力し、NIJIへの入級をす すめる。 △ 居住地域の分散化にともない、保護者の送迎が困難で、直接在籍校でスタートする 児童生徒への対応に各学校が苦慮した。 外国籍中学生学習支援の拡充を検討する。 ○ 利用人数の増加に対応するため、18時から19時、19時から20時の2部制とした。 児童生徒の日本語の習得状況や在籍日数に応じて、相談員や支援員を弾力的に配置 する。 △ 編入児童生徒数が過去最多となり、支援に優先順位をつけて対応したが、各個人へ の指導期間が短くならざるを得なかった。 → → → 学校教育課 ⇒ ⇒ ⇒ 外国人情報窓口で教育費、税金 など生活設計に関する情報提供 継続 → → → → → 11 不就学となる外国人の子 相談業務の継続による就学支援 提言 どもへの支援 の推進及び受入体制の充実 継続 → → → → 内 容 ○ → 市民活動推進課 子育て支援課 → 達成度 外国人保護者に対し、現在の不就学児童の実態を踏まえて、教育の重要性を説明し た。 3歳児健診など保護者が集う機 会で日本の教育制度について説 明 中学校、高校などへの進学につ いて説明する機会の提供(進学 継続 説明会の開催) 実施状況 計 画 外国人情報窓口の通訳を派遣し、外国人の子どもの教育環境の現状を説明及び教育 の重要性について説明する。 保育園・幼稚園・学校の行事へ の参加促進による外国人の就学 意識の高揚 継続 取り組み主体 関係課、団体等 → 市民活動推進課 12 外国人の子どもへの学習 中学生への学習機会の提供及び 提言 支援 進学や就職に向けた学習支援 学校教育課 -10- プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 実施 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 13 教育現場でのタガログ語 タガログ語の翻訳・通訳ができ る人材の育成及び確保 提言 の対応 取り組み主体 関係課、団体等 市民活動推進課 ⇒ 磐田国際交流協会 ⇒ ⇒ 14 障害をもつ外国人の子ど 保育園・幼稚園・学校と連絡を 密にし、早期発見及び支援に対 提言 もへの支援 応ができる体制の整備 外国人学校との連携 地域、企業における外国 17 人の子どもを育てる環境 提言 づくり 内 容 ○ 外国人情報窓口で声かけを行い、タガログ語通訳を新規に1名確保した。 タガログ語対応通訳のニーズが年々高まっており、日程調整に大変苦慮しているた めタガログ語に対応できるALTを勤務先の学校から計画的に派遣する。 ○ 指導経験が豊富で、タガログ語に堪能なALTに派遣要請をしたことが幾度かあっ た。 子育て支援センター連絡会に毎月参加する。 ○ 子育て支援センター連絡会に参加し、情報交換を行った。利用者を対象に、臨床心 理士のお出かけ相談・子育てミニ講座を開催した。 子育て支援課 (発達支援室) 1歳6か月及び3歳児健診、2歳児教室時に必要に応じて通訳を配置する。また児童 通所支援の制度説明、給付手続きの窓口業務を必要に応じて通訳とともに行う。案 内書類についても、ポルトガル語版、英語版を作成する。 ○ 1歳6か月及び3歳児健診時に通訳を配置し、発達面の相談にも対応した。児童通 所支援の申請手続き等の窓口業務を必要に応じて通訳とともに行い。案内書類につ いても、ポルトガル語版、英語版を活用した。 幼稚園保育園課 支援充実のために、保護者・園・各課や施設との連携を図る。 ○ 支援充実のために、保護者・園・各課や施設との連携を図ることができた。 学校教育課 教育支援グループと連携し、保護者の了解を得て該当児童生徒に対して専門調査を 行い、就学指導委員会等に必要に応じて相談員を付けて対応する。 ○ 教育支援グループと連携し、保護者の了解を得て該当児童生徒に対して専門調査を 行い、就学支援委員会後に相談員を付けて対応した。 ⇒ 市民活動推進課 中学卒業後の居場所づくり 検討 実施 ⇒ ⇒ ⇒ 市民活動推進課 中学校卒業後の進路相談及び学習や資格取得に向けた「日本語チャレンジ」を実施 する。 ○ 利用者の希望(目標)に合わせて日本語指導を実施した。また、必要に応じて外国 人就労・定着準備研修を紹介した。 他地域へのセンター機能の拡充 検討 実施 ⇒ ⇒ ⇒ 市民活動推進課 中部小及びふれあい交流センターにおいて学習支援を実施する。 ○ 小学校からの要請に応え、週1回の出張学習支援を実施した。 15 多文化交流センター機能 提言 の強化 16 達成度 近隣市との情報交換や、磐田国際交流協会との協力により通訳ができる人材の発掘 に努める。 学校教育課 検討 実施 実施状況 計 画 外国人学校との情報交換による 継続 連携した取り組みの実施 → → → → → 市民活動推進課 ヤマハ発動機ジュビロ普及スタッフの協力を得て、外国人学校でタグラグビー教室 等を実施する。 ○ ジュビロ磐田(サッカー)のアダイウトン選手が、市内の外国人学校を訪問し、生 徒と交流した。また、両校の生徒、保護者、教員がヤマハスタジアムで開催された J2リーグ長崎戦に招待され、サッカー観戦を楽しんだ。 継続 → → → → → 市民活動推進課 多文化交流センター及び磐田国際交流協会の活動を通して、学校、自治会、企業等 との地域ぐるみの取り組みを実施する。 ○ 外国人市民1,500人を対象に意識調査を実施し、子どもの教育について情報を収集し た。 自治振興課 自治会長コミュニティハンドブックに自治会文書翻訳依頼書を掲載する。 ○ 子ども対象の自治会・地域イベント等に関する案内をする際は、自治会文書翻訳 サービスを活用するよう促進するため、自治会長コミュニティハンドブックに自治 会文書翻訳依頼書を掲載した。 商工観光課 商工会議所・商工会との連携して、必要に応じて情報提供を行う。 △ 商工会議所・商工会と連携して、必要に応じて情報提供を行った。 学校教育課 諸会合を通して様々な観点から情報交換をする。 ○ 市内企業だけでなく豊橋市など他市町の取り組みなども含め有意義な情報交換がで きた。 東部小・神明中・多文化交流センター連絡会で、学校や地域においての現状と課題 を共有し、課題解決のための方法を検討する。 ○ 外国人の子どもに日本での未来に夢を持たせるため、外国人市民ロールモデルと対 話する機会について検討した。 外国人の子どもの教育について、 学校、自治会、企業等、地域ぐる みの取り組みの促進 さまざまな職種や機関と連携した 継続 外国人の子どもの支援体制づくり → → → → → 市民活動推進課 -11- 基本施策⑤ 安心して働くために (労働環境の整備) プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 18 19 商工会議所、商工会等と連携 し、外国人の就業環境の改善を 継続 商工会議所、商工会等と 企業へ要請 の連携による外国人の就 業環境の改善 起業意欲のある外国人への情報 継続 提供 社会保険への加入促進 商工会議所、商工会等と連携 し、企業に対して外国人の社会 継続 保険加入を要請 取り組み主体 関係課、団体等 実施状況 計 画 達成度 内 容 → → → → → 商工観光課 商工会議所・商工会との連携し、必要に応じて就業環境改善を要請する。 △ 商工会議所・商工会と連携し、必要に応じて就業環境改善を要請している。 → → → → → 商工観光課 ハローワークとの連携により、ワークピア磐田にて外国人向けの相談コーナーを設 置する。 ○ ワークピアの外国人総合相談コーナーで週2回、ハローワークの職員が相談に応じ ている。平成27年度相談者数382人(平成27年度10月31日時点) → → → → → 商工観光課 商工会議所・商工会との連携して、必要に応じて情報提供を行う。 ○ 商工会議所・商工会と連携して、必要に応じて情報提供を行った。 基本施策⑥ 安心して健康な毎日をおくるために (医療・保健・福祉) プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 20 取り組み主体 関係課、団体等 達成度 内 容 制度の概要について書かれたチラシ、国民健康保険6カ国語、国民年金8カ国語を 加入時に配布/保険証裏面の注意事項を2カ国語で作成し保険証裏面に貼る/国保税 のお知らせをポルトガル語版広報に掲載/国保喪失後の手続きの案内をポルトガル語 で作成/外国人向けパンフレットの配布を行う。 ○ 制度の概要について書かれたチラシ、国民健康保険6カ国語、国民年金8カ国語を 加入時に配布/保険証裏面の注意事項を2カ国語で作成し保険証裏面に貼る/国保税 のお知らせをポルトガル語版広報に掲載/国保喪失後の手続きの案内をポルトガル語 で作成/外国人向けパンフレットの配布を行った。 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 法テラス等相談窓口の通訳の有無を把握し、通訳がいる日・時間を紹介する。ま た、市立病院が対応できない日を受診する場合は、他市の通訳が常駐している病院 を紹介する。 ○ 関係機関の通訳常駐の有無について、常に情報の更新に努め、来庁者に案内を行っ た。また、医療通訳拠点病院の指定を受けた市立総合病院の通訳に関する検証に協 力した。 医療支援課 医事課 医療に関する相談に対応するため、ポルトガル語通訳2名を配置する。 ○ 入院、外来患者に対して、医師、看護師等の医療従事者と、患者または患者家族の 通訳を実施している。院内でのポルトガル語版の帳票作成も行っている。 市民活動推進課 ⇒ (外国人情報窓口) 磐田国際交流協会 市の担当部署の研修・説明を受け知識の向上に努めるとともに、相談内容の解決に 向け、あらゆる機関に引継ぎができるよう情報収集を徹底する。 ○ ゴミ対策課や市民課(マイナンバー)業務について、説明会・研修を行い、窓口業 務に必要な知識の向上に努めた。 福祉課(介護保険室) 窓口にて英語版・ポルトガル語版の介護保険制度のパンフレットを配置し、啓発す る。 ○ 窓口にて英語版・ポルトガル語版の介護保険制度のパンフレットを配置し、啓発し た。 中東遠消防指令センターにおいて、研修のために来日した外国人の方の施設見学に ついて積極的に受け入れ、実際に119番通報訓練を行う等のサポートの実施。 又、国際交流協会からの依頼を受け、施設見学のみならず日本の災害対応システム 等々について説明を行う。 ○ 施設見学開催時に、災害対応システム等の説明及び119番通報訓練を行っている。ま た、併せて消火訓練を毎回実施している。平成27年度 8回実施、参加者84人 国民健康保険・国民年金 担当課窓口、ポルトガル語版広 継続 制度の周知 報紙などを通じた制度の周知 → → → → → 国保年金課 継続 → → → → → 法律、医療等に関する専門性の 高い相談窓口と通訳等の連携 21 総合的な相談体制の整備 提言 *8 検討 実施 ⇒ ⇒ 多文化ソーシャルワーク の 視点で相談から解決まで継続し て支援できる人材の確保 22 火災・救急通報への多言 日本語以外での通報に対する対 検討 実施 語での対応 応 ⇒ ⇒ ⇒ 実施状況 計 画 ⇒ 消防本部警防課 -12- 基本施策⑦ 災害に備えて(防災・防犯・交通安全) プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 → → → → 外国人情報窓口、ポルトガル語 版広報紙及びいわたホッとライ ンでの情報提供 市民活動推進課 → (外国人情報窓口) 23 提言 防災意識の啓発 重点3 検討 実施 ⇒ ⇒ 取り組み主体 関係課、団体等 ⇒ 実施状況 計 画 ⇒ ⇒ 同報無線及び避難所の表示物の *9 やさしい日本語 を含めた多 言語化 24 災害時の外国人市民への 重点3 情報伝達手段の確保 検討 実施 ⇒ ⇒ 内 容 ポルトガル語版広報いわたに、地震防災ガイドブックから抜粋した「やさしい日本 語」を掲載し、防災意識の啓発に努める。 ○ 紙面が限られているため、定期的・毎月の掲載はできないが、2カ月に1回の割合で 掲載をした。 危機管理課 ローマ字表記の避難所・救護所マップの作成。外国人用HUG(避難所運営ゲー ム)の実施。 ○ 市内在住の外国人に外国語版の防災ガイドブックを配布した。外国人と自治会役員 にてHUGを実施した。 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 外国人市民が参加しやすい訓練(防災運動会)の支援。 ○ 市民団体等と連携し、防災運動会に協力した。 危機管理課 参加しやすい訓練(防災運動会)の支援。 ○ 市民団体等と連携し、防災運動会を実施した。 時間外の緊急事態に対応するため、通訳・翻訳職員のモバイル端末からの情報発信 を検討する。 ○ モバイル端末からの情報発信が可能であることが分かった。危機管理課や自治振興 課と情報伝達方法について協議していく。 危機管理課 作成する新看板については、やさしい日本語、多言語にて表記する。 ○ 作成した避難所案内看板は、やさしい日本語、多言語での表記を行った。 広報広聴課 外国人市民にも分かる、やさしい日本語での放送を行う。 ○ すべての市民に簡潔でわかりやすい放送内容を実施した。 他市の国際交流協会の事例を参考に、メディアの活用・連携方法の検討をする。 △ 他市事例の情報を収集している。 収集された情報を適時適切に各種メディアに伝達する。特に速報性の高いテレビ・ ラジオで広報されるよう依頼する。 ○ 各種メディアへの情報提供を随時行った。 防災訓練への参加者が増加する 仕組みの構築 検討 実施 達成度 ⇒ 市民活動推進課 ⇒ 市民活動推進課 各種メディアと連携した情報発 信 広報広聴課 -13- プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 → → → → 取り組み主体 関係課、団体等 実施状況 計 画 危機管理課と外国人対応マニュアルを検討する。 ○ 外国語版の災害時持出品リストの作成、配布。 ○ 市内在住の外国人に外国語版の防災ガイドブックを配布した。 外国人の転入時に、災害時の個人情報使用承諾を積極的に案内し、得た情報を元 に、自治会と共に安否確認等ができる体制づくりを進める。 ○ 個人使用承諾を得た個人データを福祉課要援護者システムに登録。その後、リスト を自治振興課を通じて、対象自治会に配布した。 危機管理課 防災訓練時に名簿作成。 ○ 防災訓練時に自治会等と連携し、名簿作成を行った。 市民課 日本人同様に、外国人市民情報についても安否確認システムへデータを提供する。 外国人情報窓口と連携し、解り易い窓口対応に努める。 ○ 日本人同様に外国人市民情報についても、安否確認システムへデータを提供した。 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 転入時に外国人情報窓口で外国人居住者情報の説明とともに自主防災会の取り組み を紹介する。 ○ 転入オリエンテーションの中で紹介を行った。 危機管理課 防災運動会、地域防災訓練時に実施。 ○ 防災訓練時に自治会等と連携し、訓練等の活動参加を促した。 市民活動推進課 (外国人情報窓口) 外国人の転入時に、災害時の個人情報使用承諾を積極的に案内し、得た情報を元 に、自治会と共に安否確認等ができる体制づくりを進める。 ○ 個人使用承諾を得た個人データを福祉課要援護者システムに登録。その後、リスト を自治振興課を通じて、対象自治会に配布した。 危機管理課 防災訓練時に名簿作成。 ○ 防災訓練時に自治会等と連携し、名簿作成を行った。 市民活動推進課 磐田国際交流協会 国際交流協会及び多文化交流センターと連携し、災害時の通訳ボランティアの確保 に努める。 △ 非常時に通訳ができる人を地域で把握するよう自治会連合会に依頼した。 危機管理課 やさしい日本語を使用した防災訓練を実施する。 ○ 防災訓練時に自治会等と連携し、通訳ボランティアの協力を行った。 外国人の転入時に、同伴している企業関係者へ消防や交通安全の講習会を案内す る。 ○ 外国人の転入時に、同伴している企業関係者へ消防や交通安全の案内を配布した。 自治振興課 外国人登録窓口にて啓発チラシを配布するとともに、交通安全運動期間を広報いわ た(ポルトガル語)に掲載する。 ○ 外国人登録窓口にて啓発チラシを配布するとともに、交通安全運動期間をポルトガ ル語版広報いわたへ掲載した。 商工観光課 担当部署から要請があれば、磐田ホッとラインなどを通じて事業者向けに情報発信 する。 △ 情報発信できる体制を整えてはいるが、特に要請はなかった。 → 市民活動推進課 危機管理課 → → → → → 市民活動推進課 緊急時に備えた外国人市民の所 在把握 25 災害に備えた支援体制づ 重点3 くり 検討 実施 ⇒ ⇒ ⇒ 自主防災会の活動を紹介し、顔 の見える関係づくりの推進 検討 実施 ⇒ ⇒ ⇒ 外国人市民の安否確認の仕組み づくり 26 国際交流協会、自治会等と連携 継続 し、通訳ボランティアなど災害 時に地域で活躍できる人材の把 握及び育成 → 継続 → 警察等の関係機関と連携し、薬 防犯、交通安全等の意識 物乱用防止、防犯及び交通安全 啓発 意識の高揚を図るため、教室、 研修会等を開催 → → → → → → → 内 容 常総市の水害時、避難所での多言語看板が不足し混乱した。避難所運営班員のパソ コンで、自治体国際化協会(クレア)の多言語看板作成プログラムを使えるよう、 危機管理課と協議を進める。 災害時の外国人市民への支援方 策のマニュアル化 継続 達成度 → 市民活動推進課 -14- Ⅲ 多文化共生の地域づくり 基本施策⑧ 地域社会に対する意識啓発 プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 取り組み主体 関係課、団体等 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 27 → → → → 実施状況 計 画 達成度 内 容 出前講座を実施し、多文化共生の意識啓発を行う。 ○ 自治会連合会各支部(福田支部を除く)や学校などで出前講座を実施した。 自治振興課 外国人を取り巻く環境や市の取組みの紹介、外国人市民の講話などによる「多文化 共生社会自治会長研修会」を全支部(磐田、福田、竜洋、豊田、豊岡地区で開催) で実施する。 ○ 市内の外国人を取巻く環境や市の取組みの紹介、外国人講師による講話、多文化共 生社会の課題研究、外国人市民との防災訓練等に関する研修を支部役員や自治会長 を対象に各支部にて実施した。 各課 磐田国際交流協会 いわたインターナショナルフォーラム2016などを継続開催し、交流イベントが定着 拡大するようにする。 ○ いわたインターナショナルフォーラム2016を開催。イベント内容がマンネリ化しな いように心掛けた。 多文化交流センター及び磐田国際交流協会の事業に関わった人が、多文化共生の担 い手となれるような仕組みを検討する。 ○ 事業参加者に多文化交流センター及び磐田国際交流協会への参画について声かけを 行うとともに、多文化交流センターと磐田国際交流協会の人員連携も行った。 → 市民活動推進課 多文化共生意識を啓発するた 市民への多文化共生につ め、自治会、企業等へ出向いて いての意識啓発 講座を開催 28 交流イベントの開催 交流イベントを通じて、日本人 市民と外国人市民が交流する機 継続 会の提供 → → → → → 29 多文化共生に関わる活動 多文化共生に取り組む人材や各 継続 の担い手、人づくり 種団体の育成及び連携 → → → → → 市民活動推進課 基本施策⑨ 人権尊重の意識づくり プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 取り組み主体 関係課、団体等 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 30 人権尊重の意識啓発 → → → → → 各課 国籍や文化の違いによる差別の ない対応の推進 収納課 達成度 内 容 【幼稚園保育園課】 パンフレット、通知文等、翻訳したものを用意し説明・配布していく。 【子育て支援課】制度説明時のパンフレットや更新通知時に、翻訳したものを同封 する。 【教育総務課】就学援助や放課後児童クラブの入所に関して、国籍を問わず平等 な認定作業を行う。また、案内通知や申請書の翻訳も行い、制度 の周知徹底を図る。 【職員課】新規採用職員に対し、研修を通じて共生社会について学ぶ機会を設ける ことで、 広い視野を持った職員の育成を図る。 ○ 【幼稚園保育園課】 パンフレット、通知文等、翻訳したものを用意し説明・配布した。 【子育て支援課】健診教室や予防接種の案内については、翻訳したものを配布して 対応した。 【教育総務課】就学援助や放課後児童クラブの入所に関して、国籍を問わず平等な 認定作業を行う。また、案内通知や申請書の翻訳も行い、制度の周知徹底を図っ た。 【下水道課】 下水道利用に関するチラシを外国語に翻訳して配布した。 【環境課】迷惑防止条例の啓発チラシを翻訳したものを作成・配布した。 【総務課】制度説明パンフレット、通知文等は国から提供を受けたものにて説明・ 配布を行っている。 【職員課】多文化共生、男女共同参画に係る講義を行い、新規採用職員25名が受 講。 通訳の配置を継続し、対応の充実を図る。 ○ 通訳を配置し、混雑時には外国人情報窓口と連携して対応した。 継続 → → → → → 市民活動推進課 DVや女性相談の案内チラシをポルトガル語及びタガログ語、英語で作成し、外国 人情報窓口及び女性相談室で配布する。 ○ DVや女性相談の案内チラシをポルトガル語及びタガログ語、英語で作成し、外国 人情報窓口及び女性相談室で配布するとともに、ポルトガル語版広報磐田におい て、女性相談室を紹介した。 ドメスティックバイオレンスに 継続 ついての相談体制の充実 → → → → → 子育て支援課 相談や移送時には必要に応じて通訳を同席させるように努める。 ○ 相談等を実施する際には、必要に応じて通訳を同席させて対応している。 多言語による啓発 31 実施状況 計 画 男女共同参画についての 意識啓発 -15- 基本施策⑩ 外国人市民の自立と社会参画 プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 検討 実施 ⇒ ⇒ 取り組み主体 関係課、団体等 市民活動推進課 ⇒ 磐田国際交流協会 継続 → → → → ○ 自治振興課 自治会長コミュニティハンドブックに自治会文書翻訳依頼書を掲載する。 ○ 自治会長コミュニティハンドブックに自治会文書翻訳依頼書を掲載し、外国人市民 への地域活動・自治会活動の案内に活用するよう促進した。 福田支所 多分化共生についての理解を深めるため、自治会長研修会を開催する。 ○ 平成27年11月28日(土)に、自治会長視察研修会と併せて、「多文化共生に向けた 自治会長情報懇談会」を実施した。39名の福田支部役員や自治会長に参加いただ き、市内の先進地事例のDVD鑑賞や自治会活動や防災訓練に関する外国語版のパ ンフレットの説明を行った。身近な事例や自治会活動に直結する資料を説明するこ とにより効果的に多文化共生への理解を深めることができた。 豊田支所 第1回目は多文化共生事業について、自治会長の理解を深めることを目的として7 月17日(金)に開催する。市民活動推進課及び国際交流協会より説明を行う。第2 回目は自治会長と外国人市民との交流及び防災意識の高揚を図る目的として10月29 日(木)に開催する。西部危機管理局に依頼し「避難所運営ゲーム」を取り入れた 防災講座を予定している。 ○ 第1回目は多文化共生事業について、自治会長の理解を深めることを目的として7 月17日(金)に開催、市民活動推進課及び国際交流協会より説明を行う。第2回目 は自治会長と外国人市民との交流及び防災意識の高揚を図る目的として10月29日 (木)に開催、西部危機管理局に依頼し「避難所運営ゲーム」を取り入れた防災講 座を実施。 豊岡支所 10月∼11月に多文化共生研修を主とした自治会長会議を開催する。現在の市の取り 組みやブラジルの文化、生活習慣等について研修を行う。 ○ 11月27日に自治会長会議として多文化共生社会研修会を開催。市民活動推進課から 「多文化共生の取り組み」を説明した後、「中国の伝統文化と習慣について」と題 して、中国黒竜江大学客員教授の鈴木晶子さんから講習が行われた。参加者は36 名。 竜洋支所 外国人市民の社会参画を推進するため、自治会長研修会(生涯学習出前講座)を開 催する。磐田市の現状や課題、外国人の文化・生活習慣等について理解を深める。 ○ 平成27年12月2日(水)外国人の講師を招き、自治会長を対象に生涯学習出前講座 を開催。外国人市民の社会参画を推進するため、磐田市の現状や課題、外国人の文 化・生活習慣等について理解を深めた。 市ホームページの「Web版いわたまちの話題」を活用し、外国人の活動を紹介する。 ○ プロスポーツ選手をはじめ、学生や技能実習生の活躍を紹介した。 広報紙などの人物紹介で、市内で活躍する外国人の紹介をする。 ○ 広報いわたでジュビロ磐田のジェイ選手、カミンスキー選手、アダイウトン選手、 ヤマハ発動機ジュビロのマレ・サウ選手を紹介した。 外国人市民意識調査及び意見交換会を実施し、外国人の居住状況を把握する。 ○ 外国人市民意識調査を実施し、その結果に基づき、ブラジル人、フィリピン人、中 国人(永住・定住、実習生)へのグループインタビューを実施した。 市民活動推進課から提供されるリストにより地域防災訓練参加の取組みなどを含め 居住把握の活動を行う。 ○ 防災対策や地域防災訓練参加呼びかけのために、市民活動推進課より提供されるリ ストを自治会へ提供し、居住把握活動を促した。 → 市民活動推進課 広報広聴課 ⇒ ⇒ 内 容 外国人市民意識調査の結果に基づく意見交換会を実施する。 地域で活躍する外国人市民を広 報紙やホームページなどで紹介 検討 実施 達成度 外国人市民意識調査の結果に基づき、ブラジル人、フィリピン人、中国人(永住・ 定住、実習生)へのグループインタビューを実施した。 地域社会へ積極的に関わるよう 企業、外国人学校、ブラジル人 コミュニティなど外国人市民が 集う場で啓発 32 外国人市民の社会参画の 提言 推進 重点4 実施状況 計 画 ⇒ 市民活動推進課 外国人市民との交流促進を図る 33 地域における外国人市民 ため、外国人市民の居住状況の 提言 との交流の促進 把握 自治振興課 -16- プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 取り組み主体 関係課、団体等 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 34 内 容 市への意見や要望の受入れ態勢 継続 の整備及び周知 → → → → → 市民活動推進課 外国人市民意識調査及び意見交換会を実施する。 外国人登録窓口などで聞き取り調査を実施する。 ○ 継続 → → → → → 市民活動推進課 外国人市民意識調査の調査結果に基づく意見交換会を実施する。 ○ 外国人市民の意見を第3次プランに反映するため、外国人市民意識調査を実施し、 その結果に基づき、ブラジル人、フィリピン人、中国人(永住・定住、実習生)へ のグループインタビューを実施した。 外国人を取り巻く環境や市の取組みの紹介、外国人市民の講話などによる「多文化 共生社会自治会長研修会」を全支部(磐田、福田、竜洋、豊田、豊岡地区で開催) で実施する。 ○ 支部による自治会における多文化共生社会研修会において、外国人講師を招き、母 国での習慣、日本での生活の様子や課題などの講話を聴き、意見交換の場を持つ機 会があった。 外国人市民との意見交換会を定 外国人市民からの意見や 期的に市内各所で実施し、外国 要望の受入れ態勢の整備 人市民の現状や意見を把握 審議会や委員会等への外国人市 継続 民の登用促進 → → → → → 各課 【ごみ対策課】磐田市廃棄物減量化等推進審議会(構成委員15名)において、外国 籍の市民代表者1人を委員として選出する。 ○ 磐田市廃棄物減量化等推進審議会(構成委員15名)において、多文化交流センター より、外国籍の市民代表者1人を委員として選出した。 継続 → → → → → 市民活動推進課 多文化交流センターや日本語教室に関わる外国人市民と協力して地域イベント等に 参加し、日本人及び外国人市民同士の連携を図る。 ○ いわたインターナショナルフォーラムをはじめ、軽トラ市やジュビロマラソンなど に外国人市民が参加し、日本人市民と交流した。 自治会長コミュニティハンドブックに自治会文書翻訳依頼書を掲載する。 ○ 自治会長コミュニティハンドブックに自治会文書翻訳依頼書を掲載し、外国人市民 への地域活動・自治会活動の案内に活用するよう促した。 大学と連携し、留学生の地域活動などへの参加を促進する。 ○ 岩田小学校での国際理解交流会や見付交流センターでの母国料理教室の開催、海岸 清掃ボランティアへの参加などを行った。 市民活動推進課 (スポーツ振興室) ヤマハ発動機ジュビロ普及スタッフの協力を得て、外国人学校でタグラグビー教室 等を実施する。 ○ ジュビロ磐田(サッカー)のアダイウトン選手が、市内の外国人学校を訪問し、生 徒と交流した。また、両校の生徒、保護者、教員がヤマハスタジアムで開催された J2リーグ長崎戦に招待され、サッカー観戦を楽しんだ。 文化振興課 ホームページ等を活用して市の文化芸術などの情報を発信している(日本語のみ)。 △ ホームページ、ホールガイド、その他各種ちらし・広告等を活用して市の文化芸術 などの情報を発信しているが、日本語のみである。 福祉課 (ふれあい交流センター) 市ホームページでふれあい交流センターの施設を紹介する(日本語のみ)。 ○ 市ホームページでふれあい交流センターの施設を紹介するとともに、月1回ふれあ い交流センターだよりを発行し、センターの利用状況や活動内容をお知らせしてい る。 多文化交流センター及びそれに 準ずる場を拠点とした外国人市 地域における外国人市民 民や自助組織の活動支援 や自助組織の支援及び連 携 地域の留学生との連携 36 達成度 外国人市民の意見を第3次プランに反映するため、外国人市民意識調査を実施し、 その結果に基づき、ブラジル人、フィリピン人、中国人(永住・定住、実習生)へ のグループインタビューを実施した。 自治振興課 35 実施状況 計 画 自治振興課 継続 → → → → → 市民活動推進課 継続 → → → → → 公共の施策や施設等を紹介し、 文化、スポーツ等の余暇 文化、スポーツ等余暇活動の奨 活動の奨励 励 基本施策⑪ 市民が主体となって行う多文化共生・国際交流活動の支援 プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 37 市民団体の活動支援 多文化共生や国際交流を行って いる市民団体の主体的な活動へ 継続 の支援 → → → → 取り組み主体 関係課、団体等 → 市民活動推進課 実施状況 計 画 広報いわた・ポルトガル語版広報いわた等を用いた活動の周知などの支援を行う。 -17- 達成度 ○ 内 容 共生のなかま樹の会、磐田国際交流協会などの多文化共生、国際交流を推進する団 体の事業を周知するとともに、会場借上げなどの支援を行った。 Ⅳ 多文化共生の推進体制の整備 基本施策⑫ 関係機関との連携 プラン対象年度 具体的な施策 2015年度の具体的な取り組み計画 内容、方向性など 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年度 年度 年度 年度 年度 年度 継続 38 → → → → 外国人の雇用に関わる企業と連 外国人の雇用に関わる企 絡会等を実施し、外国人を取り 業との連携 巻く諸課題について連携した取 り組みの実施 取り組み主体 関係課、団体等 県及び他市町との連携 県及び外国人集住都市会議 参加都市との連携 継続 → → → → 達成度 内 容 外国人を雇用する企業から雇用に関する諸課題を聞き取り、状況を把握をする。 ○ 市内外を問わず、派遣会社等から現在の雇用状況について聞取りを行うとともに、 実態調査を実施し、外国人の雇用状況を把握した。 自治振興課 外国人を取り巻く環境や市の取組みの紹介、外国人市民の講話などによる「多文化 共生社会自治会長研修会」を全支部(磐田、福田、竜洋、豊田、豊岡地区で開催) で実施する。 ○ 自治会における多文化共生社会研修会を通して、外国人を取巻く環境や生活の課 題、就業・就学の様子の把握に努めた。 商工観光課 ワークピアの相談窓口で雇用相談に応じるとともに、必要に応じて関係機関と連携 して情報収集にあたる。 ○ ワークピアの外国人相談コーナーで相談に応じるとともに、必要に応じてハロー ワーク等関連機関と連携して情報収集を行っている。 学校教育課 派遣要請のあった中学校に相談員(通訳)を派遣して対応する。必要に応じて、学校 教育課で生徒、保護者、在籍校職員とともに中学卒業後の進路について話合いの場 を設ける。 ○ 保護者面談や進路説明会等、派遣要請のあった学校に相談員(通訳)を派遣して対応 する。必要に応じて、学校教育課で生徒、保護者、在籍校職員とともに中学卒業後 の進路について話合いの場も設けた。 県・外国人集住都市会議加盟都市と課題を共有し、解決に向けての情報収集を行 う。 ○ 外国人集住都市会議加盟都市と、プラン作成における実態調査の調査項目や方法な どの情報共有を行った。また、推進協議会の場では、豊橋市の担当から先進事例に ついての紹介が行われた。 → 市民活動推進課 *10 39 実施状況 計 画 → 市民活動推進課 -18- 第3次磐田市多文化共生推進プラン策定にあたっての基本的な考え方 日本人市民と外国人市民が地域社会を支えていくパートナーとして、国籍や文化、生 活習慣など、それぞれの違いを認め合い、ともにまちづくりに参画する多文化共生のま ちづくりを目指していきます。 1 計画策定の考え方 第2次多文化共生推進プランの検証を行い、本市の状況を見極め、効果的かつ効率 的に多文化共生を推進するため、どのような事業を展開していくことが必要かを検討 しながら計画策定を進めていきます。 2 社会情勢の把握 社会情勢は、時代とともに変化を続けています。計画策定には、以下に掲げる動き やその背景を把握していきます。 少子高齢化と人口減少 地域産業や経済を取り巻く環境 外国人の人口動態 市民意識調査結果(日本人・外国人) 多文化共生に関する国及び県の動向 3 計画策定の視点 第3次多文化共生推進プランは、以下のような視点を持って策定します。 ・本市の目指す多文化共生のあり方を市民が共有できるよう分かりやすい計画と します。 ・第2次多文化共生推進プランの進捗状況を踏まえた計画とします。 ・これまでの成果を引き継ぐとともに、将来への対応を踏まえた計画とします。 ・多様な背景を持つ市民の力を最大限に高め、活力を引き出せるよう“磐田らし さ”を持った計画とします。 -19- -20- 各市の多文化共生推進計画(本市プラン策定後に策定された県内及び外国人集住都市会議加盟自治体のプラン) 策定日 計画名 理念 方針 日本人市民と外国人市民の共同の取り組み 平成23年3月 磐田市多文化共生推進プラン 互いのちがいを認め合う 多文化共生のまちづくり 行政等の取組み 平成24年3月 飯田市多文化共生社会推進計画 地球市民として、共に生きる お互いの理解と人権の尊重 社会参加の促進 自立に向けた支援 平成25年3月 長浜市多文化共生のまちづくり指針 すべての人が互いに尊重し、多様な文化が息づき、共に支えあうまちづくり 多文化共生の意識づくり 誰もが暮らしやすい環境づくり いきいきと輝き、夢と希望が持てる地域社会づくり 快適に滞在できる環境づくり 平成25年3月 豊田市国際化推進計画改定版 魅力あふれる国際交流都市 安全・安心な多文化共生都市 国際化に対応した人づくり ★ともに暮らしやすい社会づくり 多文化共生のまちづくりとその推進 平成25年4月 津市国際化基本計画 国籍や民族、多様な文化の違いを認め合う、心豊かで元気あふれる県都の 実現 姉妹・友好都市などの海外諸都市との交流の充実 国際感覚豊かな市民の育成 国際化への取組み体制の整備・充実 平成25年4月 第2次菊川市多文化共生推進行動指針 多文化共生の相互理解の促進 互いの文化や習慣の違いを尊重する多文化共生の地域づくりを推進し、市民 ★暮らしやすい環境づくり の誰もが幸せで安心して暮らせる地域社会 ★教育環境の充実 オールはままつでの取組推進 お互いを理解するための教育 交流機会の創出 外国人市民のまちづくりへの参加促進 次世代の育成 多様性を生かした文化の創造 相互の理解と尊重のもと、創造と成長を続けるともに築く多文化共生都市 多様性を生かして発展するまち 多様性を生かした地域の活性化 都市間連携の推進 防災対策 コミュニケーション支援 ★誰もが快適に暮らせるまち 地域支援 安心な暮らしのために 人権尊重の意識づくり 多文化共生の意識づくり 相互理解の促進 協働の仕組みづくり 元気な地域づくり 地域を担う人材の育成 互いの国籍や文化を認め合い、誰もが安心して元気に暮らせるまちづくり 安心して暮らせる環境づくり ★暮らしやすいまちづくり 情報提供の充実 子どもの学習環境の充実 ★夢を持てる社会づくり 就業環境の改善・就業支援 コミュニケーション支援 人権を尊重する 生活支援 だれもが仲よくできるまちづくり 社会の構成員として多文化共生のまちづくりに参画する 多文化共生の地域づくり 積極的な自立を促し、その支援を行う 多文化共生推進施策の推進体制の整備 外国人住民へのわかりやすい情報伝達 ★ともに生きる(生活の安定につながる生活基盤の整備・充実) 外国人住民の安定した生活基盤に資する行政サービスの充実 外国人住民の命を守る危機管理 外国人住民への学習支援 異なる文化や価値観を認め合い、その違いを社会の豊かさと捉え 外国人と ★ともに学ぶ(多文化共生の意識が豊かな人材の育成) 外国人家庭への支援 日本人の住民双方が地域社会を担う対等なパートナーとしてともに暮らせる 日本人住民への多文化共生の理解促進 多文化共生のまちづくり 外国人住民の地域への参画と行政への参画の促進 ★ともに創る(外国人住民の自主的参加と連携・協働による多様性の強みを 外国人住民を支える関係機関等との連携 活かした地域づくり) 国際交流協会の機能充実 外国人住民の社会貢献活動への支援 多文化共生意識の定着 相互理解 外国人県民のコミュニケーション支援 外国人の子どもの教育環境の整備 静岡県内に居住する外国人及び日本人が、相互の理解と協調の下に、安心 雇用・就労環境の整備による雇用安定 ★快適な暮らし して、かつ、快適に暮らせる日本の理想郷を目指す。 居住・医療・保健・福祉など生活環境全般の充実 外国人県民が活躍できる場づくり 危機管理対策の推進 安全・安心 防犯・交通安全対策の推進 手を取り合い、ともに築くまち(協働) 平成26年3月 浜松市多文化共生都市ビジョン 平成26年3月 豊橋市多文化共生推進計画 平成26年7月 第2次美濃加茂市多文化共生推進プラン 平成27年3月 静岡市多文化共生推進計画 平成26年3月 静岡県多文化共生推進基本計画(見直し) 施策の方向性 お互いのコミュニケーションのために 暮らしやすい毎日のために 多文化共生の地域づくりのために コミュニケーション支援 生活支援 多文化共生の地域づくり 多文化共生の推進体制の整備 コミュニケーション支援 子どもの教育支援 生活支援 地域社会参画支援 コミュニケーション支援 生活支援 多文化共生の地域づくり 多文化共生の推進体制の整備 多言語での魅力発信 活動しやすい環境整備 国際理解教育の推進 国際交流の推進 国際協力の推進 多言語での生活関連情報の提供及び支援 外国人防災対策・緊急対応 教育支援の充実 外国人の適応支援 外国人住民のコミュニケーション支援 外国人住民の生活支援 多文化共生のための地域づくり 姉妹・友好都市交流の継続と促進 姉妹・友好都市交流以外の交流促進 国際交流機会の充実 国際化を担う人材の育成 市民主体の国際交流活動支援の充実 国際交流協会との協働 行政の国際化 -21- 平成28年度 第3次多文化共生社会推進プラン策定スケジュール 内容 1月 2月 3月 4月 6月 7月 10月 11月 12月 修正案 協議 (G長 級) -22- 2月 最終案 協議 (課長 級) 最終案作 成 修正案作 成 1月 第3回 最終案 審議 パブリックコメント 方針及び素案作 成 9月 第2回 修正案 審議 素案協 議 (G長 級) プラン推進委員会 (G長級・課長級) 調査分 析 8月 第1回 素案審 議 方針協 議 多文化共生社会推進協議会 事務局 5月 印刷・公 表 3月
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