東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付要綱 (平成 27 年 2

○東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付要綱
(平成 27 年 2 月 20 日告示第 18 号)
(趣旨)
第 1 条 この告示は、世代間で支え合いながら生活する三世代同居を推進するこ
とにより、子どもを安心して産み育てられ、高齢者等が安心して暮らせる健康
で幸せな住環境を創るために、住宅の新築、購入、増改築及びリフォーム(以
下「新築等」という。)を行う者に対し、予算の範囲内において東温市三世代
同居支え愛家族支援事業補助金(以下「補助金」という。)を交付することに
ついて、東温市補助金交付規則(平成 22 年東温市規則第 23 号)及び東温市各
種補助金等交付・運用基準(平成 22 年東温市告示第 94 号)に定めるもののほ
か、必要な事項を定めるものとする。
(用語の定義)
第 2 条 この告示において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定める
ところによる。
(1) 同居 同一敷地内にある建物に、三世代世帯以上(市内に住所を有する者)
が居住することをいう。
(2) 隣居 隣接する敷地にある建物に、三世代世帯以上(市内に住所を有する者)
が居住することをいう。
(3) 三世代世帯 親、子、孫等の三世代以上で構成される世帯のうち、補助金交
付申請年度の 4 月 1 日現在において、18 歳未満の者を含む世帯をいう。
(4) 三世代同居 三世代世帯が同居又は隣居することをいう。
(5) 増改築 既存の住宅を増築又は一部を解体し造り替えることをいう。
(6) リフォーム 新たに三世代同居するため、住宅を修繕、補修、模様替え、取
替え等を行うことをいう。
(補助対象者)
第 3 条 補助金の交付対象となる者は、新築等に要した経費を負担した者で、次
の各号に掲げる要件を全て満たすものとする。
(1) 補助金交付申請日から引き続き 5 年以上にわたり三世代同居を継続する見込
みである者
(2) 三世代世帯全員が、市税等を滞納していない者
(3) 自治区(「組」及び「区」をいう。)に加入している者
(4) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)
第 2 条第 2 号から第 5 号に規定する暴力団の構成員及び破壊活動防止法(昭和 2
7 年法律第 240 号)第 4 条に規定する暴力主義的破壊活動を行う団体等に所属し
ていない者
(補助対象住宅)
第 4 条 補助金の交付対象となる住宅は、次の要件を全て満たす住宅とする。
(1) 三世代世帯の構成員が所有する住宅
(2) 建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)及び同法関係法令に適合した住宅
(3) 住宅の引渡しを受けた日(建物の全部事項証明書の「原因及びその日付」欄
若しくは「権利者その他の事項」欄に記載された原因日又は登記を伴わない新
築等については補助金の対象となる工事(以下「補助対象工事」という。)の
支払が完了した日をいう。)第 7 条第 2 項において同じ。)が平成 27 年 4 月 1
日以降の住宅
(4) 過去に当該補助金を受けていない住宅
(補助対象経費)
第 5 条 補助対象工事の額(以下「補助対象経費」という。)は、50 万円以上(消
費税及び地方消費税の額を含む。)とする。
2 前項の規定に関わらず、次に掲げる工事については、補助対象としない。
(1) 国、県又は市の住宅改修に係る他の補助を受けた工事
(2) 賃貸の用に供している住宅又は賃貸の用に供する予定の住宅の工事
(3) 倉庫、車庫等の工事(居住の用に供するための新築等については、補助対象
工事の対象とする。)
(4) 申請者自らが行う工事業者を伴わない機器、設備等の購入
(5) 移動又は取り外し可能な機器若しくは製品(テレビ、冷蔵庫、オーブン等)
の購入
(6) 併用住宅における住宅部分以外の工事費(内外部の住宅部との供用部分は面
積按分で算出)
(7) 申請者が工事業者の場合の労務費(材料費は補助対象とする。)
(8) 造園、門扉、塀又は外構の工事
(9) 下水道接続工事(接続に伴う設備改修工事含む。)
(10) 合併処理浄化槽設備の工事
(11) 新築等を伴わない解体工事
(12) 太陽光発電システムの工事
(13) 補助対象経費の一部又は全部が、他の制度による補助等の対象となる場合
において、当該他の制度により補助等が行われる経費
(14) 公共工事の施行に伴い移転の対象となった住宅で、当該移転補償費の対象
となる工事
(15) 前各号に掲げるもののほか、市長が補助金の交付が適当でないと認める工
事
(補助金の額)
第 6 条 補助対象工事に係る補助金の額は、補助対象経費の 10 分の 1 に相当する
額を補助するものとし、その額に 1,000 円未満の端数が生じたときは、その額
を切り捨てた額を補助するものとする。ただし、当該補助金の額が 50 万円を超
える場合は、50 万円を限度とする。
2 前項ただし書の規定にかかわらず、第 2 条第 5 号及び第 2 条第 6 号に該当する
工事については、30 万円を限度とする。
(補助金の交付申請)
第 7 条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、東温
市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付申請書(様式第 1 号。以下「補助
金交付申請書」という。)に、次の各号に掲げる書類を添付し、市長に提出し
なければならない。
(1) 誓約書兼同意書(様式第 2 号)
(2) 世帯全員の市税等の完納を証明する書類
(3) 世帯全員の住民票の写し
(4) 世帯全員の続柄が確認できる書類
(5) 建物の登記事項証明書の写し又は建築基準法に基づく検査済証の写し
(6) 位置図
(7) 建物配置図及び建物平面図
(8) 工事内訳書(新築、購入を除く。)
(9) 住宅全体及び工事着工前、工事完了後の写真(新築、購入の場合は住宅全体
写真)
(10) 新築等に係る契約書の写し及び領収書の写し
(11) 前各号に定めるもののほか、市長が必要と認める書類
2 前項に規定する申請は、住宅の引渡しを受けた日から 6 箇月以内にしなければ
ならない。ただし、市長がやむを得ないと認めた場合はこの限りではない。た
だし、市長がやむを得ないと認めた場合はこの限りではない。
(交付決定)
第 8 条 市長は、前条第 1 項の規定による申請があったときは、その内容を審査
の上、適否を決定し、東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付決定(却
下)通知書(様式第 4 号)により申請者に通知するものとする。
(交付請求)
第 9 条 申請者は、前項の規定による通知を受けたときは、その通知を受けた日
から起算して 30 日以内に東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付請求
書(様式第 5 号)を市長に提出しなければならない。
(交付決定の取消し及び補助金の返還)
第 10 条 市長は、補助金の交付決定を受けた者が、次の各号のいずれかに該当す
ると認めたときは、補助金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができ
る。ただし、市長がやむを得ないと認めた場合はこの限りでない。
(1) 虚偽その他不正な手段により補助金の交付決定を受けたとき。
(2) 住宅を正当な理由なく自己の居住の目的以外の用途に使用したとき。
(3) 前条の規定による補助金の交付決定の日から 5 年を経過する前に、正当な理
由なく三世代同居をやめたとき。
2 市長は、前項の規定により補助金の交付の全部又は一部を取り消した場合にお
いて、既に補助金が交付されているときは、その者に対し期限を定めて返還さ
せることができる。
3
市長は、第 1 項の規定による交付決定の取消し及び前項の規定による補助金の
返還請求を行う場合は、東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付決定
取消・返還金決定通知書(様式第 6 号)により通知する。
(その他)
第 11 条 この告示の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
(施行期日)
1 この告示は、平成 27 年 4 月 1 日から施行する。
(この告示の失効)
2 この告示は、平成 30 年 3 月 31 日限り、その効力を失う。
(告示の失効に伴う経過措置)
3 前項の規定にかかわらず、この告示の失効前に補助金の交付決定を受けた者に
係る規定は、この告示の失効後も、なおその効力を有する。
様式第 1 号(第 7 条関係)
東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付申請書
[別紙参照]
様式第 2 号(第 7 条関係)
誓約書兼同意書
[別紙参照]
様式第 3 号(第 8 条関係)
東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付決定(却下)通知書
[別紙参照]
様式第 4 号(第 9 条関係)
東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付請求書
[別紙参照]
様式第 5 号(第 10 条関係)
東温市三世代同居支え愛家族支援事業補助金交付決定取消・返還金決定通知書
[別紙参照]