議事録 - 福岡県後期高齢者医療広域連合

第2回
福岡県後期高齢者医療検討委員会
議 事 録
1.日
時
平成 23 年 11 月 14 日(月) 15:00∼16:30
2.場
所
福岡県自治会館 2階
3.出席者
(1) 委 員
(2)
事務局
大会議室
馬場園委員(会長)、畝委員(副会長)、與田委員、木村委員、松永委員、
齊藤委員、寺澤委員、今里委員、藤野委員、
【欠席:執行委員、長山委員、広瀬委員、山田委員、船木委員、茶木委員】
國武事務局長、浅田事務局次長、大橋医療費適正化等担当次長、
渡辺(善)総務課長、大村総務課課長、
渡辺(康)事業課長、石橋事業課課長ほか
4.議事の要旨
(1) 委嘱状交付
(2)
連合長あいさつ(事務局長代読)
委員委嘱後、最初の検討委員会でございますので連合長が参りましてご挨拶申し上げる
べきところですが、欠席をしておりますので私から挨拶文を代読させていただきます。
委員の皆様には、ご多忙中にもかかわらず、この検討委員会にご出席を賜りまして誠に
ありがとうございます。
今回から新しく委員にご就任いただいております5名の皆様には大変お世話になりま
す。どうぞよろしくお願いいたします。再任の皆様にも引き続きよろしくお願いいたし
ます。
さて私どもの後期高齢者医療制度でございますが、平成 20 年度からの施行でございま
して、4年目に入ったところでございます。おかげさまで当面の運営は安定をしてきて
おりますが、国においては既に新しい制度の検討が進んでいるという、先行きはまだ不
透明な状況でございます。しかしながら現行制度が続く限りは、円滑、安定的な運営に
努めなければなりません。そのため引き続き被保険者の皆様が安心して医療を受けてい
ただけるように、更には被保険者の皆様の健康づくりが進むように、構成の市町村と共
に連携協力をしながら取り組んでまいりたいと考えております。
それから、当面の一番の課題は、2回目となりますが、2年に1度の保険料の料率の
改定でございます。伸び続ける医療費を背景に非常に大きな問題と認識しております。
このため検討委員会の皆様をはじめ関係各方面のご意見を踏まえまして、検討調整を進
めてまいりたいと考えております。
委員の皆様の忌憚のないご意見を賜りますように、どうぞよろしくお願いいたします。
(3)
委員紹介・職員紹介
1
(4) 会長選出・副会長指名
指名推選により、馬場園委員を会長として選出し、畝委員を副会長として指名した。
(5) 福岡県後期高齢者医療検討委員会の説明
① 検討委員会の運営について
〔事務局〕(資料1に基づき説明)
(6) 議事
① 広域計画の見直しについて(案)
〔事務局〕
(資料2に基づき説明)
〔委員〕期間の問題だが、新しい制度が延びるということで、2年間の計画を作成す
るということか。
〔事務局〕高齢者医療制度の動向については、法案提出も含めて先行きが不透明な状
況であるため、何年という計画ではなく、
「新しい制度ができるまでの間の計画」と
したいと考えている。
〔会長〕広域計画の見直しの理由だが、当初平成 23 年度までだったのでこの計画が満
了となる。しかし、続いての制度が明らかになっているわけではない状況である。
高齢化というのは進行していくし、1人当たりの医療費というのも高くなってき
ている。しかしながら医療を受ける権利というのは保障しなければならないし、何
とか財政もやりくりしていかなければならない。ご存知のとおり、財政について問
題があるし、保険者が非常に小さいと財政基盤も安定しないため広域連合というの
を作ったわけだが、広域連合と構成市町村との事務分担についても法令改正等を踏
まえた再整理が必要であるということである。
今後のことを考えると、どうしても保険財政の安定化というのを色々検討する必
要がある。高齢者の 1 人当たりの医療費もどんどん高くなってきており、事務処理
はできるだけ効率化しないと当然保険の維持はできなくなる。このため、適正化も
必要だし、高齢者ができるだけ健康であることは保険の使命の一つであるため、そ
ういった検討も必要だと思う。
そういったことから、広域計画の策定を来年2月まで見直しを進めていくという
説明であった。
②
平成 24・25 年度保険料率の算定について
〔事務局〕(資料3に基づき説明)
〔委員〕保険料の限度額が 55 万円に上がるということで、この世帯の例「妻の年収が
80 万円以下の場合」、これで保険料 55 万円というのは、収入いくらぐらいになるの
か。
〔事務局〕現在、所得割率が約 10%になるため所得では約 500 万円。年金収入の場合
は 600∼700 万円を越えるような収入となるため、年金だけの方でこの限度額になる
ことはないが、その他の配当所得や不動産所得等で、いわゆる収入から必要経費を
引いた所得額が 500 万円を越える方が 55 万円の最高額となる。
現在、後期高齢者の加入者が 56 万人とすると、限度額にかかる方は約1万人弱で
ある。9,300 人程度が平成 23 年度の限度額到達者になる。
〔委員〕ものすごく膨大な数字でこれだけでははっきり分からないが、平成 24・25 年
度の保険料必要額は 1,300 億円で、給付費が1兆 3,332 億円ということで、1人当
2
たりの賦課総額は、人数で割ればでてくると思うが、前回と比べてどの位になるの
か。
また、その後、軽減があると思うが見通しはどうか。前回の場合は、10 万円位か
ら7万5千円に下がったが、前回のような軽減策が可能なのかどうか尋ねたい。
〔事務局〕前回の平成 22・23 年度保険料率については、4ページの資料を見ていただ
くと左の方のグラフ、増加抑制約 97 億円とある。ここで剰余金を 33 億円、財政安
定化基金を 64 億円投入している。前回はこの増加抑制をしなければ約 13%増加す
る見込みであった。増加抑制によって約 4.94%の増加に抑えた結果になっている。
今回、24・25 年度については現在積算中であり、医療費等の引き上げでは、右上
にある1人当たりの医療費で約 6.3%増、後期高齢者負担率で約 2.4%増であり、今
のところの試算では、前回のときよりも厳しいという積算状況である。
軽減策については、前回と同様の増加抑制は考えていきたい。
〔委員〕前回は 13%増加であったが、それよりも少ないのか。
〔事務局〕今のところの医療費の状況で 16∼17%の増加であり、前回よりも多い。
〔委員〕先ほどの追加で、500 万円以上が限度額ということで、これは個人でという
ことか。夫が 500 万円あって、妻も 500 万円あったら 100 万円ということか。
〔事務局〕後期高齢者医療制度では、一人ひとりに保険料を賦課する。国民健康保険
は世帯で賦課されるため同じ世帯にいれば、合わせた額の限度額となる。後期高齢
者医療制度になると、それぞれ所得が高額であればそれぞれ限度額となり、夫婦で
110 万円かかるということになる。
〔委員〕国保の場合の限度額は、世帯で 55∼60 万円位か。
〔事務局〕60 万円は超えているようである。
〔委員〕夫婦でそれぞれ 500 万円ずつというのはあまりないと思うが、大変な額であ
る。
〔会長〕4 ページにあるように平成 22・23 年度と平成 24・25 年度を比較すると少し
被保険者が増えている。112 万9千人から 118 万人。そしてもう一つは1人当たり
の給付費が 1,062 千円から 1,130 万円に上がっている。生産年齢人口の割合に比べ
て高齢者の割合というのが増えていくので後期高齢者の負担率というのが若干上昇
するようになっている。そのために高齢者の保険料というのは上げざるを得ないの
で、その負担を軽減するのが課題であるということである。
〔委員〕1人当たりの賦課総額が 16∼17%増えるということだが、軽減前で金額に直
すと1人当たりどれ位になるのか。
〔事務局〕1人当たり賦課総額については剰余金と財政安定化基金を投入した後の数
字となってくるため、ここの要素がないことには1人当たりの賦課総額の具体的な
数値をお示しすることができない状況である。
〔会長〕10%を超えるというのは結構厳しい。それとやはり高齢者は介護保険料もあ
るので負担は大変なのではないかと思うがどうか。
〔委員〕大変である。
〔会長〕何らかの手段で軽減できれば、軽減される方が望ましいか。
〔委員〕後期高齢者になってそんなにお金もかからないと思っていたが、かなりかか
る。1ヶ所だけならよいが、あっちこっち3ヵ所も4ヶ所も見ていただくと1万円
持って行って少ししか残らない。だから年金暮らしには大変である。本当に何とか
できないかと思っている。
〔会長〕他の委員はどうか。
3
〔委員〕後期高齢者は名前の評判がよくないが、何で 75 歳から変わるのかということ
で色々言われているけれども、例えば、2ヶ月に1回年金がくるが、50 万円くると
して年間 300 万円で、それから税金や介護保険料などを引かれ 40 数万円になる。2
ヶ月に1回であるため1ヶ月に直すと 20 数万円となる。今非常に困っているのは、
1人暮らしの高齢者の方が多い。しかも貸家に住まれている。貸家に住まれると安
くても2ヶ月で 10 万円位かかるので、それも年金から支払われる。1人暮らしの孤
独死した人の生活を見てもらうと、生活水準が生活保護の方よりも低いような感じ
がして非常に気の毒だと思っている。一律に税金を計算していくらというわけには
いかない。その人の生活状況で、財産がたくさんあり家もあるというような人と、
何もなくて貸家に住んでいる人と全然違うわけである。
それと、国民保険の納付率が非常に悪いとテレビで言われている。収めずにずっ
とくると将来の医療費に影響するし、本人も困る。国民保険の未納者の徴収を強力
に進めてもらいたい。
〔委員〕国民健康保険はおっしゃったように、未納者が多い。だからこれを行政で何
とかしていただきたい。やはり徴収するのが一番大事だと思っている。
最大のネックは国民健康保険の徴収と、先ほども出ていた生活保護を受けている
人が年々増えて、今年は 200 何万人位いる。そこのところが医療費の抑制にかかわ
るのではないかと思う。私は筑後市だが、後期高齢者の医療費の市政だよりを見る
と6億5千万円∼6億7千万円位プールしてあるうちの1億6千万円位は使う予定
であった。年齢を重ねてくると色々病気が発生して大変だが、我々が知恵を絞って
やらなければならない。
〔会長〕被保険者代表の方々にコメントしていただいたが、後期高齢者もそれ以外の
医療の問題も大変であるので、皆さんが色々意見を出し合って、知恵を絞ってやり
くりしていくようにしていきたい。
③
健康長寿医療計画 中間評価(案)について
〔事務局〕(資料4に基づき説明)
〔会長〕色々な取り組みを今までやってきて、これから行うということである。福岡
県は老人医療費がなぜ高いのかというと、県内の全ての自治体で全国の平均よりも
入院医療費が高い。長期入院が多いのが福岡県の高齢者の医療費が高い理由である。
ですが入院している人に退院しろとはなかなか言えない。そういった非常に難しい
ところがあって、高齢者の長期入院というのが、医療費が高い原因になっているが
何か対策を取れる可能性はあるだろうか。
医師会の方でもプライマリーケアをなさっている人たちが、何とか障害や病気を
持った人たちを支援するように取り組みをなさっているが、何かいい方法はないだ
ろうか。
〔委員〕なかなか入院している人に退院してくれと言うのは難しいが、福岡県の場合、
非常に精神病床が多い。その移行計画などがなされている。少し話が変わるが、概
要版の4ページ目に挙がっている「新たな取り組みとして検討を行った事業」とあ
るが、1つ加えてほしいと思うのが、疾病の内容を色々分析してあるが、この疾病
をもう少し深く分析してもらいたい。どこの部分が一番高くなっているのか。例え
ば福岡県は 113 万円で一番医療費が高いが、はたしてどういう施設で一番高くなっ
ているのか。医療費のどこが一番高いのかを出さないと減らないのではないだろう
か。施設別、ベッド別、療養別、療養一般とか色々あるので、それを出してもらい
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たい。あと前回の資料を見せていただくと、今日この中には入っていないが、後期
高齢者の場合は、ベッドは全国で一番多くはないし、医療機関の数もトップではな
い。しかし高いということは、内容が濃いのではないか。見ると、癌は一番である。
ということは癌に関する病院は立派なのがいっぱいある。それから循環器、心筋梗
塞や脳卒中などの 10 万人当たりの死亡率というのは上の順位にあるかと思うと割
りと下の方にある。どういうことかというと、心筋梗塞や脳卒中になった方が、早
い段階で立派な病院へ入院し退院されるというシステムがうまく出来上がっている
ために高くなっているのではないか、という考えも出てくる。高いものは下げなけ
ればならないというのはあるだろうが、高くても必ずしも悪くはない。県民にとっ
ては非常にアクセスもしやすいし、良い状態なのだということが分析の中にはあま
り出ていない。その辺を後期高齢者はこれだから高くなって、これだけちゃんとし
たシステムを構築しているんだというような資料も出てくるのではないかと思う。
そういったことをあまり進めていないのではないかという感じがするため、よろし
くお願いしたい。
〔会長〕委員が言われたように福岡県は医療費が高いが、本当にみんながいい医療を
受けられているかというと必ずしもそうではない。例えば放射線治療等を受けられ
るのは福岡医療圏と北九州医療圏と久留米医療圏だけである。確かに急性期医療に
関しても受け入れられる医療に差があるというのは事実である。しかし色々な診療
について分析するとばらつきもあり、例えば、コロナリーインターベンションとい
う、冠動脈が詰まってそれを開ける処置があるが、それも頻度に非常に大きなばら
つきがある。
それから精神病棟の話があったが、かなりの人が 10 年以上入っているという問題
があって、以前は統合失調症の方が多かったが、今は認知症の人に変わってきてい
る。
医療の中身まで介入して、みんなで考えていかないといけない時代になったので
はないかとも言える。
今後の財源のことを考えると、そういった分析を踏まえて対策を取らないといけ
ないだろうと思う。
〔委員〕色々な施策を作っていただいて、優先順位をつけ、今回、重複・頻回受診に
ついてやっていただくようだが、この中にも私どもの分野である口腔ケアの推進と
いうこともある。寝たきりになられた方はよく誤嚥性肺炎を起こされるが、口のケ
アができている方は肺炎の予防ができているということが少しずつ分かっている。
肺炎の予防になると抗生剤の使用もかなり減ってくる。せっかく項目として挙げて
いただいているので、ぜひ対応をお願いしたい。
また、今後の対応のところで「市町村助成」となっているが、これはどういった
内容か。
〔事務局〕長寿健康増進事業というのが、国の特別調整交付金というものを財源とし
て広域連合ごとに被保険者数の人数に応じて配布されることになっている。定額で
配付されるということであり、補助の対象となる事業について広域連合あるいは市
町村が実施する場合に、そこから 10/10 の補助を受けられるという仕組みである。
それについて、今の時点で広域連合が取り組む場合には県全体で取り組むというこ
とになり、それは財源的に難しい状況である。このため市町村の範囲でここに挙げ
ている事業に取り組む場合に補助の対象にすることができるということで、市町村
には検討いただきたいという意味である。
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〔委員〕市町村が手を挙げれば単独で事業することは可ということか。
〔事務局〕市町村で取り組むということであれば、市町村から申請があって、それを
国等に上げていくということになる。
〔委員〕2ページの④に健康診査受診率向上とあるが、現在、私の歯科の方でも歯周
疾患健診は低率である。特に口を開けて直接調べるので抵抗があるのは確かだと思
うが、一般科の受診率の低下はどういった状態なのか。また、苦情への対応等とあ
るが、苦情はどういったものがあるのか。
〔事務局〕資料4−②、16 ページのところに現在の後期高齢で行っている健康診査受
診率向上の取り組みについて記載しているが、受診率の状況は平成 21 年度が
16.86%、平成 22 年度が 15.98%で、受診率が落ちているところである。苦情につ
いては、「こういったものは必要ない。」というようなものや、施設に入っていない
全被保険者に受診券を配っているため、
「うちは必要ない。
」というような苦情があ
る。このため、平成 24 年度については、調べられる限り調べ、入院などをしている
方を除いて配布するよう考えている。
〔委員〕1人当たりの医療費が、福岡県が 111 万円で平均が 88 万円と 23 万円も違う
のかと驚いている。会長の話で入院期間が長いということで、自分の感覚からする
と早く家に帰りたくなるが、家で見てくれる人がいないのかなとも思ったりして、
そういったところも分析が必要である。また、色々な施策があって、先ほど委員が
言われた市町村助成というは本当にありがたいが、健康というのは短期で治るもの
ではなく長期なので、事業として始めたらずっと続けていかなければならない。そ
のためにはどういったものがいいか、私どももジェネリックに関して啓発を行って
おり、被保険者証の裏面に「ジェネリックを使いましょう。」と記載している。
またSWC、
「スマート・ウェルネス・シティ」という活動があり、全国の自治体
でまだ 20 自治体位だが、
「健康で歩きましょう」ということをやっている。最終的
な目的というのは、そこまでいけるかどうか分からないが、その街の中心市街地に
は車は入れない。例えば、中心市街地4km 四方は歩きましょうということで、それ
から先に車は入れず、自転車か歩きかという、そういう街を作ったらどうかと考え
ている。それは何のためかというと、家に閉じこもらないで歩こうということであ
る。体力によるが、63 歳の体力はこれ位とか、1日にこれ位歩いたら健康に良いで
すよとかの数値をそれぞれ個人の体力測定を無料で行って、それによって1日にあ
なたは1km 歩いたら良いとか、歩数でも良いし、そういった目安を示し歩いてもら
う。市役所からバスセンターまでは何 km あるから、そこまで歩いたら何 km と分か
るような目印を街の中の色々なところに付けてやるとか、そういうことによって歩
くことへの意識を高めていく。65 歳の人はこれ位、75 歳の人はこれ位歩いたらいい
ということで、継続してもらったら今度は表彰する。1年間続けてやったら、あな
たは健康意識が非常に高いことから行政として表彰するとか、ポイントによって商
品をあげるとか、そういったことで継続していろんなことがやれるようなシステム
を作っていかないといけない。現在は、本当に恥ずかしい日本一になっている。
また、私も1年前、福大で心臓の手術をし、生かしていただいた。医療費は 500
万円位かかっている。しかし実際には 150 万円位しか払っていない。そういったこ
とを考えたときに本当に健康保険というのはありがたいと思う。そのためにも納付
率を高めるためにはどうすればいいのかとか、そういったところから意識を高めて
いかなければと思っている。
あと、今回、初めて出席させてもらったが、料率の計算等は理解するのが難しい。
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分かりやすくなる方法がないのかと思う。
〔会長〕財源が少ないため、できるだけ優先順位が高いものにお金を使っていかざる
を得ない。福岡県がどうして医療費が高いのか色々分析してもらう中では、炭鉱が
関係している可能性が高いようだ。そういうところは長期入院が多いし、医療費が
高い傾向がある。色々な意味でそうせざるを得なかったこともあるが、依存的なと
ころがある。自分で健康を作ろうと思ってできるだけ歩いてもらう。引きこもって
しまうと歩けなくなってしまうし、認知症が起こるリスクも高くなってくる。そこ
で自立していくという活動を自治体の方で進めて行かれると少しは違ってくる可能
性があると思う。
(7)
次回の検討委員会について
[事務局より、12 月に予定しているが、具体的な日程については後日、改めて調整を
行う旨、報告した。
]
(8) その他
① 後期高齢者医療制度の施行状況について
[平成 23 年9月 30 日時点で修正を行った旨、報告した。]
②
(9)
医療費通知等の実施状況アンケートについて
[健康保険組合連合会における医療費通知等の実施状況アンケートについて、次回報
告予定である旨、説明した。
]
議事録署名委員の指名
[会長から、畝委員(公益代表)及び藤野委員(医療関係団体の代表)を指名した。
]
7
議事録署名
福岡県後期高齢者医療検討委員会委員
畝
博
福岡県後期高齢者医療検討委員会委員
藤野
哲朗
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