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妖 精 の 森 ガ ラ ス 美 術 館 企 画 展
ボ ヘ ミ ア ガ ラ ス の 精 華
レ ッ ツ 工 房 ガ ラ ス ア ー ト 展
―アールヌーボーからアールデコへ―
企 画 書
2008 年 2 月
妖精の森ガラス美術館
< 趣
旨 >
19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて、ガラスアートの世界では、フランスのエ
ミール・ガレやアメリカのルイス・カムフォート・ティファニーらにより、未
曽有の造形的・色彩的表現の深化が成し遂げられました。その成果は「アール
ヌーボーの勝利」と呼ばれた 1900 年パリ万国博覧会で世界中の人々に披露さ
れましたが、ここで両者とガラス部門のグランプリを分け合ったのが、ボヘミ
アのレッツ工房でした。
この時期、ボヘミア地方はオーストリア=ハンガリー帝国に属し、南北合わせ
て 200 ほどのガラス工房が経営されていました。レッツ工房は南ボヘミアのク
ロスター・ミューレで 1836 年に設立され 58 年に「ヨハン・レッツ・ヴィト
ヴェ」の社名が登録されました。
1879 年、レッツ夫人の孫であるマクシミリアン・リッター・フォン・シュパ
ウンが経営を引き継いで以来、欧米の最新の技術を取り入れ、時代に先駆ける
気鋭のデザイナーを起用することで芸術性の向上に努め、90 年代にはボヘミア
を代表するだけでなく、世界のトップクラスに位置することになります。
レッツ工房の頂点は、
「現象:フェノメン」と呼ばれる華やかな虹彩を備えた作
品群により、パリ万博でグランプリを獲得した 1900 年から 1905 年頃とさ
れていますが、その後の展開はガレやティファニーと異なっています。という
のもウィーン分離派やウィーン工房の作家たちのデザインなどを取り入れ、ア
ールヌーボーの曲線模様とは異なる、少し抽象的な要素を持ったデザインに移
行していくからです。
この展覧会では、レッツ工房の 1900 年以前の作品、1900 年頃の作品、その
後の作品の 3 つのグループを対比させ、アールヌーボーの頂点から、むしろア
ールデコを予告するような展開にいたる推移をたどります。また、参考として、
ボヘミアアールヌーボーを代表するミュシャの原画に基づくステンドグラスを
1 点展示します。
ウランガラスのふるさとボヘミア地方で繰り広げられたガラスアートの胸踊る
ような創造の軌跡をお楽しみください。
< 開 催 要 項 >
会
場:妖精の森ガラス美術館 2 階企画展示室
会
期:2008 年 4 月 2 日(水)~9 月 29 日(月)
主
催:妖精の森ガラス美術館
監
修:細谷俊雄:軽井沢ボヘミアンガラス美術館館長
後
援:チェコ共和国大使館
< 主 要 展 示 作 品 >
「縞と斑点模様の現象」装飾
レッツ工房 1888~90 年
「ローズの現象」装飾の花器
レッツ工房 1900 年
「クレタ・パピヨン」装飾のチューリップ花器
レッツ工房 1899 年
「縞と斑点模様の現象」装飾 の花器
レッツ工房 1911 年
蓋付容器
レッツ工房 1915 年
< 参 考 展 示 >
ステンドグラス「ミュシャ四季より“春”
」
ウラジミール・スヴォボダ他 2000 年
□レッツ展展示予定作品
作品タイトル
1 「カルネオルガラス」に葉のレリーフのある花器
Vase of Carneol glass with leaf relief
2 「カルネオルガラス」に金彩装飾の花器
Vase of Carneol glass with gold decoration
3 「シルバーマーテル」装飾の象のオブジェ
Object of elephant with design silver martele
4 「カンディアの現象」装飾に緑色の葉のボウル
Candia phenomenon bowl with green leaf decoration
5 「クレタ・パピヨン」装飾のチューリップ花器
Tulip vase with design Creta papillon
6 「ローズの現象」装飾の花器
Vase with design Rose phenomenon
7 「コバルト・パピヨン」装飾の花器
制作年代
1888~90年
1890年頃
1892~93年
1898年頃
1899年
1900年
1900年
Vase with design Rose Cobalt papillon
8 「メタルブルーの現象」装飾の花器
1900年
Vase with design Metal blue phenomenon
9 「縞模様の現象」装飾の花器
1900年頃
Vase with design Waved pattern phenomenon
10 「ブロンズの現象」装飾の花器
1900年頃
Vase with design Bronce phenomenon
11 「フォルモーザの現象」装飾の花器
1902年
Vase with design Formosa phenomenon
12 「オレンジオパールのティタ二ア現象」の花器
Vase with design Orange opal titania phenomenon
13 「縞と斑点模様の現象」装飾の花器
1906年頃
1911年頃
Vase with design Streifen und Flecken phenomenon
14 蓋付容器
1915年
Covered vessel
15 蔦模様の花器
1920年頃
Vase with ivy pattern
16 桔梗模様の脚付器
1921~22年頃
Cup with bell-flowers
17 「コバルトパピヨン」装飾の双耳付花器
1935年頃
Cobalt papillon vase with handles
18 ステンドグラス「ミュシャ四季より 春」
2000年
Stained glass "spring″from "the four seasons″of Alfons Maria Mucha Vladimir SVOBODA 作
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