CASE STUDY

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クラウド型セキュリティ対策
日本ダイヤバルブ株式会社
プロファイル
日本ダイヤバルブ株式会社
ダイヤフラムバルブ 専門メーカーとして、
1955年に創立。のちにボールバルブ、バタ
フライバルブの製造にも進出。豊富な経
験と膨大な実験データに基づき、あらゆ
る種類、性状の流体に対して最適な構造
と材質を持つバルブを提供できるバルブ
専門メーカーへと成長した。
■ 導入製品
クラウド型セキュリティ対策
■ 導入規模
・クライアント PC:200 台
マカフィー SaaS エンドポイント プロテクション
■ 導入前の課題
■ 導入効果
・ビジネスを支えるITの安定稼働のため、万全なセキュリ
ティ対策が必要
・ 10年以上に渡る安定したセキュリティ対策の実現
・インストールから管理、運用までの工数削減
・ PC台数増加に伴うセキュリティ運用の工数増大
「これまで10年以上マカフィー SaaS エンドポイントプロテクションを使い続けて
きました。
私たちの業務環境を守ってくれた実績と安心感。そして何より、運用管理の手軽さを
知っているので、これからも使い続けます。」
「バルブの生産から販売までを支えるITを、マカフィー
企業の運営から工場での生産、販売まで、業務のあらゆる
SaaS エンドポイント プロテクションで保護」
シーンでPCが使われています。なければ顧客とのやりとり
日 本ダイヤバ ルブ( 株 )はダイヤフラム バ ルブ、ボール
バルブ、バタフライバルブなどの製品を製造し、販売してい
るバルブ専門メーカーです。流体を流したり止めたり、流量
を調整したりするためのバルブを製 造しています。主な
使用用途は石油プラントや火力発電所、上下水道施設など
で、最近はバイオ関係の施設からの受注も増えています。
にも工場での生産にも支障をきたします。そうしたことが
起こらないようにウイルス対策には万全を期しています。
もう10年以上も使い続けているのが、
マカフィー SaaS エンド
ポイント プロテクションです。
「バルブの少量多品種展開に欠かせないIT」
− バルブの製造、販売においてITはどのように活用され
ているのでしょうか。その重要性について教えていただけ
ますか。
日本ダイヤバルブ(株)で作っているのは、流体を流したり止
めたり、流量を調整するためのバルブです。流体と一口に
言ってもその種類は様々で、液体も気体もあります。
高い気密性が求められる用途もあれば、金属を腐食させる
性質を持つ流体に使われる場合もあります。こうした様々
な用途に対応した製品を作るため、バルブの大きさはもち
ろん、その素材にいたるまで細かいオーダーに対応する
少量多品種生産を行っています。
− 10年以上前からウイルス対策に力を入れてきたとのこと
ですが、製造業においてウイルス対策はどのような意味を
持つのでしょうか。
バルブひとつ発注するに際しても、どのような施設で、どの
ような流体を、どのように制御するのか、細かいビジネス
上の要件を聞かなければならない場合があります。ITの
安全性をきちんと確保できていなければ、そのような重要
な情報を安心して預けてはいただけないでしょう。
私たちは、ウイルス対策には2つの側面があると考えてい
ます。ひとつは、ウイルスを受け取った場合の被害の抑制
です。取引先とのやりとりにインターネットを使う以上、数
多くの脅威に晒されることを覚悟しなければなりません。
不特定多数を狙うスパム、Webを介したウイルス感染な
幅広いオーダーに応えられるようにするため、多様な素材
ど、その脅威を数え上げればまさに枚挙にいとまがない
の在庫も用意しています。また、納期に合わせて必要な数
ほどです。
のバルブを生産するために、工場での生産も細かく管理し
ています。
少量多品種生産の実現に欠かせないのが、ITです。見積
もりから受注、生産管理、材料と完成品それぞれの在庫の
把握から出荷指示にいたるまで、業務のあらゆるシーンで
PCや業務アプリケーションが使われています。
その中で安全にビジネスを進めて行くためには、ウイルス
を受け取ってしまった場合に即座に発見し、駆除できる
体制を整えておかなければなりません。
もうひとつは、ウイルスの感染源にならないことです。たと
えば 機 密 情 報を扱わない端末であれば、情 報 漏えいを
引き起こすウイルスに感染しても当社に被害は発生しま
もしもこれらのITが使えなくなってしまったら、生産はもち
せん。しかし、そこから取引先へとさらに感染が広がって
ろん、受注や見積もりにも支障をきたすことになります。
しまうのは大きな問題です。
販売先や仕入れ先との連絡にも、PCは使われています。
たとえ数時間でもPCを使えない時間が発生したら、その
間は取引先との連絡さえ難しくなってしまうのです。
取引先のリスクにならないよう、ITを安全に適切に管理し
ていく必要があります。そのためにもウイルス対策ソフトの
導入が必要だったのです。
そのような事態を招かないよう、PCを含めたITの安定稼
働には以前から注力してきました。もちろん、ウイルス対策
もそのひとつです。もう10年以上も前からマカフィー SaaS
エンドポイント プロテクションを 使い、全 端 末を 保 護
してきました。使い始めた当時は、まだSaaSという言葉も
なく、違う製品名だったと思います。
日 本 ダ イ ヤ バ ル ブ ( 株 )で は
少量多品種かつ高品質なバルブ
の提供のため、工場での生産、
見 積 も り や 販 売 の 管 理 な ど、
様々な場面で IT が活用されて
います。
「スキャン時の負荷の低さ、運用の容易さからマカ
「管理、運用はほとんど手間いらず。遠隔拠点にある
フィー SaaS エンドポイント プロテクションを採用」
PCの更新状況もオンラインで確認でき、メンテナンス
もリモートで実施可能」
− 10年以上前とはいえ、すでに多くのベンダーからウイ
ルス対策ソフトは出揃っていたことと思います。その中から
マカフィー製品を選ばれた理由を教えてください。
− マカフィー SaaS エンドポイント プロテクションの利用
状況、運用状況について教えていただけますか。
SaaS エンドポイントプロテクションを実際に使ってみて
現在、ネットワークにつながっているPCは約200台あり、
負荷の低さや運用の簡単さを実感したことが大きいですね。 そのすべてにマカフィー SaaS エンドポイント プロテクション
きっかけは、購入したPCに体験版がプリインストールされ
ていたとか、そういう些細なことだったように思います。
同じようなきっかけで他のウイルス対策製品も使ったこと
があると思いますが、それらに比べてウイルススキャン時
の負荷が少なかったという印象が 残っています。設定も
分かりやすく、パターンファイル の更 新など運 用が 簡単
だったというのも記憶に残っていますね。
PCの導入台数が増えるにしたがって、ウイルス対策製品を
統一し、運用管理の効率化をはかろうと思ったとき、マカ
フィー製品がいいなと思ったのはそうした経験があったか
らです。システムベンダーさんのお勧めも聞いたのですが、
そこでもマカフィー製品を薦められ、全社での導入に至り
ました。
当時は珍しかったSaaS製品を選んだのは、パターン定義
ファイルからウイルススキャンエンジン、製品自体にいたる
まですべて自動でアップデートしてくれることに魅力を感じ
たからです。
が導入されています。新たにPCを購入すると、まず最初
にこれをインストールしてから、必要なアプリケーション
のインストールや設定を行ったうえで現 場に設置してい
ます。
インストール自体も簡単ですが、その後の運用はもっと簡
単ですね。ウイルススキャンエンジンのアップデートも自動
設 定で 任せっきり。後は適 宜、気になったタイミングで
パターン定義ファイルの更新状況などをチェックするだけ
で運用できています。
ネットワークに繋がれていないPCが10台程度あるのです
が、こちらにもマカフィー SaaS エンドポイント プロテク
ションはインストールされています。オンラインでの自動
アップデートでは対応できないので、資産の棚卸やPCの
入れ替えの機会にネットワークに繋いでアップデートして
います。
マカフィー SaaS エンドポイント プロテクションのいい
ところは、PCがある場所までいかなくても更新状況を確認
でき、アップデートされてい ない 場 合 は 管 理 者 側 から
セキュリティの世界は日進月歩ですから、ウイルス対策ソフ
リモートインストールも可能だということ。西日本や九州に
トも毎 年 のように 新 製 品 が 発 売され 、ソフトのアップ
広がる支店、営業所で使われているPCのウイルス対策も、
デートが必要になります。PCの台数が多いと、このアップ
東京の本社からリモートで管理できるのです。
デートだけでもかなりの時間と労力を費やさなければなり
ません。
マカフィー製品の使い勝手の良さ、性能の高さを実感して
いるので、違う製品ではありますが、サーバー類にもマカ
その点、
マカフィー SaaS エンドポイント プロテクションなら
フィーのウイルス対策ソフトをインストールして使ってい
常に最新のソフトウェアをインストールでき、パターン定義
ます。
ファイルなどとともにウイルススキャンエンジンも自動的に
アップデートされます。
管理側だけではなく、ユーザーの負担も少ないと好評で
す。アップデート時やウイルススキャン時にPCの動作が
遅くなるほどの 負荷 がか からない ので、業 務 中にマカ
フィー SaaS エンドポイント プロテクションの存在を気に
することはないでしょう。
「Windows XPから新OSへの入れ替えなど変化の
実はグループ会社で他社製品を使っているので話を聞く
タイミングを迎えるPC環境を、今後も変わらずマカ
ことがあるのですが、毎年の製品アップデートに合わせて
フィー SaaS エンドポイント プロテクションが守る」
全端末のアプリケーション更新作業を行っているそうで
− 今後考えられているIT面での取り組みについて、展望を
お聞かせください。今後もマカフィー製品は活用されていく
のでしょうか。
す。すべて自動でオンラインアップデートされるマカフィー
SaaS エンドポイント プロテクションの環境を当然のこと
のように感じている私たちにとって、考えられないような
作業負荷です。
お客様に届けるのが本来の仕事。そのためにITは欠かせ
「管理、運用はとにかく楽ですね。
手間をかけずに安心を得られると
いう意味でこれ以上のものはない
と思っています」
ないけれど、その運用、管理のためだけに多くの時間を割
きすぎるのは、本末転倒と言わざるを得ません。手軽に使
えて、しかもきちんと最新の脅威に対応し続けてくれるマカ
フィー SaaS エンドポイント プロテクションに、今後も期待
しています。
管理本部 経理部
部次長・情報管理課長
取材日:2013年9月
増山雅彦 氏
現在、Windows XPのサポート期限切れに伴うPCの大幅
入れ替えや、業務アプリケーションの改修を進めていると
ころです。特殊な製品を扱っているので、業務アプリケー
ションも独自開発したものを使っており、対応は容易では
ありませんでした。ようやくアプリケーションの改修が終
わり、新OSからも利用可能な状況を用意できたので、今は
PCの入れ替えに取り掛かっているところです。
今後、新しいPCや新しいOSが社内に次々導入されていく
と思いますが、そこでも変わらずマカフィー SaaS エンド
ポイント プロテクションを使い続けるつもりです。これま
で10年以上使い続け、私たちの業務環境を守ってくれた
実績と安心感。そして何より、運用管理の手軽さを知って
いるので、他製品に乗り換える気にはまったくなりません。
マカフィー株式会社
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