資 料 用語解説 1「電子申請・届出サービス」 インターネットを利用して申請や届出を受け付ける窓口サービス。 行政機関に申請や届出をするには、書類を郵送するか直接窓口に持っていく必要があるが、 場所や時間を気にせずパソコンでインターネットを使って申請や届出手続を行うことができる。 2「eLTAX(エルタックス)」 地方税ポータルシステムの呼称で、地方税における手続を、インターネットを利用して電子 的に行うシステム。 3「住民基本台帳カード」 住民票に記載された氏名及び住民票コード等が記録された IC カード。交付を希望した住民に 対し市町村が有償で交付する。公的な身分証明や公的個人認証サービスの電子証明書として使 用でき、証明書自動交付機で住民票の写しや印鑑登録証明書交付の他、自治体により多目的利 用がされている。 4「クライアント・サーバシステム(C/S)」 分散型コンピュータシステムの一つ。プリンタなどのハードウェア資源やアプリケーション ソフト、データベースなどの情報資源を集中管理する「サーバ」と呼ばれるコンピュータと、 サーバの管理する資源を利用するコンピュータ(クライアントと呼ばれる)が共通のネットワー クで接続されたコンピュータネットワークのこと。 5「ICT ガバナンス」 組織体・共同体が、ICT を導入・活用するにあたり、目的と戦略を適切に設定し、その効果 やリスクを測定・評価して、理想とする ICT 活用を実現するメカニズムをその組織の中に確立 すること。ガバナンス=「統治」を意味する。 6「アウトソーシング」 これまでは庁内で行っていたその他の業務を、専門企業に外部委託すること。 7「GIS」 Geographical Information Systems(地理情報システム) GIS (地理情報システム)とは地域情報、統計情報、設備台帳を地図情報と関連付けて管理し、 加工分析、表示するソフトウェア。 8「PDCA サイクル」 継続的な業務改善活動を推進する効果的な段階的管理手法のこと。PDCA(Plan(計画)-Do (実施)-Check(評価)-Action(改善))の略。 9「情報セキュリティポリシー」 セキュリティ対策基準や個別具体的な実施手順などを明文化した全体の情報セキュリティに 関する基本方針のこと。 1 資 料 用語解説 10「ウィルス」 電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラム。画 面表示をでたらめにしたり、無意味な単語を表示したり、ディスクに保存されているファイル を破壊したりする。 11「スパムメール」 不特定多数の相手に対して、受信者の承諾無しに送りつける広告目的のメール。迷惑メール。 12「デジタル・ディバイド」 情報通信技術(ICT) (特にインターネット)の恩恵を受けることのできる人とできない人の 間に生じる経済格差を指し、通常「情報格差」と訳される。個人間の格差の他に、国家間、地 域間の格差を指す場合もある。 13「SNS」 Social Networking Site または Social Networking Service の略。参加するユーザーが互 いに自分の趣味、好み、友人、社会生活などのことを公開しあったりしながら、幅広いコミュ ニケーションを取り合うことを目的とした招待制コミュニティ型 Web サイト。 14「IT 新改革戦略」 内閣に設置された IT 戦略本部で平成 18 年 1 月 19 日定められた。日本最初の IT 戦略であ る「e-Japan 戦略」と「e-Japan 戦略 II」に続く戦略で、2010 年度までの IT 政策の方向性 を展望している。いつでも、どこでも、誰でも IT の恩恵を実感できる社会の実現を目指し、IT の構造改革力の追求に向けた施策等を展開していくことを決定した。 15「(IT 調達)オープン化」 従来、企業や政府の基幹システムには、「レガシーシステム」と呼ばれるメインフレーム(大 型コンピューター)を使ったシステムが使われてきた。しかし、レガシーシステムは、Windows、 Linux で使うシステムとは互換性のない独自仕様になっており、さらに、保守作業はシステム 開発をした業者以外に委託できないという弊害があった。そこで、政府や多数の企業は、クラ イアント・サーバー方式や仕様公開を通じて、複数メーカーの製品をとりこめる、オープンシ ステムに移行することになった。このことを IT 調達のオープン化という。 16「SaaS」【Software as a Service】 ソフトウェアの機能のうち、ユーザが必要とするものだけをサービスとして配布し利用でき るようにしたソフトウェアの配布形態。サービス型ソフトウェアとも呼ばれる。 ユーザは必要な機能のみを必要なときに利用でき、利用する機能に応じた分だけの料金を支 払う。必要な機能をユーザがダウンロードし、自身の端末にインストールする形態のものと、 サーバ上で動作するソフトウェアの機能をネットワークを介してオンラインで利用する形態が ある。近年では後者の形態が多くなっている。 SaaS という用語は、ネットワークを介してソフトウェアをオンラインで利用するという点 で ASP サービスと似ており、一般的な ASP サービスを指す場合もある。 17「PaaS」【Platform as a Service】 アプリケーションソフトが稼動するためのハードウェアや OS などの基盤(プラットフォー ム)一式を、インターネット上のサービスとして遠隔から利用できるようにしたもの。また、そ のようなサービスや事業モデル。ソフトウェアを SaaS として提供するための実行環境や課金 2
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