大会 日程 常 的 研究 交 流 委員 会 企画講 習会 ︵1 4 1 ︶ 潜在 連 合 テ スト ︵I A T ︶ 各種委員会 (151∼ 155) ・ ︶ 準大 会 企 画 シ ンポ ジ ウ ム E Q ︵E I ︶テ ス ト 現状と展望 ︵メ デ ィ ア ホ ー ル ︶ ︵1 4 1 ︶ 教 育 ・指 導 の 実 践 に お け る ﹁個 性 ﹂ 経常的研究交流委員会 企 画 シ ンポ ジ ウ ム ︵1 4 2 I A T 体 験 コー ナー 一在 籍 責 任 時 間 一 ︶ ︵メ デ イ ア ホ ー ル ︶ ︽記 念 対 談 ︾ 日 本 パー ソ ナ リ テ イ 心 理学 会 過 去 ・現 在 ・未 来 ︵1 4 2 I A T 体 験 コー ナー 本 館 2階 丁 階 通 路 ポ ス ター 発 表 一 常 的 研究 交 流 委 員 会 画 シ ンポ ジ ウ ム ︵1 4 1 ︶ 司 法 の場 に お け る ﹁性 格 ﹂の 取 り 扱 い の現状 と 展 望 在 籍 責 任 時 間 20:00 一 発 表 本 館 丁 階 3階 通 路 ポ ス ター 一 懇親会 (ビッグボックス9階 ) 会 員総会 (231) 12:3 10月 8日 10月 7日 2 0 0 7 年 度第 1 6 回 大会 は 、 北海道の帯広畜産大学です。 ( 予定会期は2 0 0 7 年8 月2 5 日∼2 6 日) 《記 念 対 談 》 10月 7 日 ( 土) 1 5 : 0 0 ∼ 17:30 1階 メ デ ィア ホ ー ル 日本 パ ー ソナ リティ心 理 学 会 の 過去 ・ 未来 現在 ・ 企画 ・ 進行 東京 富士大学 浮谷 秀一 話題提供者 第 1 代 理 事 長 ( 東京 国 際 大 学 ) 詫摩武俊 第 2 代 理 事 長 ( 日本 大 学 ) 大村政男 第 3 代 理 事 長 ( 同志 社 大 学 ) 松 山義 則 第 4 代 理 事 長 ( 東洋 大 学 ) 杉 山憲 司 企画意図 日本 性 格 心 理 学 会 が 、詫 摩 武 俊 氏 や 大 村 政 男 氏 を中 心 に誕 生 した の は 1 9 9 2 年 の 6 月 で した 。そ の 年 の 1 1 月 に 山 岡 淳 委 員 長 の もとで 日本 性 格 心 理 学 会 第 1 回 大 会 が 日 本 大 学 文 理 学 部 で 開 催 され ました 。それ か ら毎 年 1 回 開 催 し、今 回 の 大 会 まで 積 み 上 げ られ て きました 。また 、2 0 0 4 年 4 月 には 、日本 パ ー ソナ リテ ィ心 理 学 会 に 名 称 を変 えて 現 在 に い た つ て い ます 。 そ こで 、現 在 の 杉 山 憲 司 第 4 代 理 事 長 を含 め 、詫 魔 武 俊 第 1 代 理 事 長 、大 村 政 男 芭ヽ 理学 第 2 代 理 事 長 、松 山 義 則 第 3 代 理 事 長 にお 集 まりい ただ き、日本 パ ー ソナ リテ ィ′ 会の「 過 去 ・現 在 ・未 来 」に つ い て 語 つ てい ただ くととも に 、皆 さん とともに 当 学 会 の 将 来 を考 えてみ た い と考 え企 画 しました 。過 去 3 代 の 理 事 長 か らは 、そ の 当 時 の 学 会 の 様 子 を語 つて いただ き、当 時 を振 り返 りな が ら今 後 の 日本 パ ー ソナ リテ ィ学 会 の 目指 す べ き姿 や あるべ き姿 な どを対 談 形 式 展 開 で きれ ば と考 えてお ります 。 会 員 の 年 代 にか か わ らず 当 学 会 を知 って い ただ く機 会 になると思 つて い ます 。 ミー ソナ リテ ィ研 究 一 これ まで とこれ か ら一 ( 言 宅摩 武 俊 ) か つ て C h a r a k t e r o l o g i e (格 性学 ) とい う言葉 がドイツ語 圏 でよく用 い られ た。大 学 の 講 座 名 にも書 物 の 表 題 にも使 用 され た。1 9 3 0 年 代 にドイツに 国 民 社 会 主 義 ( ナテ ス) が台 頭 す ると、多 数 の ユ ダヤ 系 の 学 者 が 国 外 に移 住 した。そ の 比 率 も人 数 もベ ル リン大 学 が とヽ 理 学 は 衰 退 したが 、ライプチ ッヒ、 もつとも多 く、ベ ル リン大 学 を中 心 としたゲシュタル ト′ ゲッティンゲン、ミュンヘ ン、ヴュル ツブル グ大 学 等 の 心 理 学 研 究 室 はこの 時 代 の 政 治 的 影 響 は 相 対 的 に少 なく、性 格 学 の 観 点 か らの 研 究 も適 性 の 問 題 などを中 心 に進 められ P s y c h ( ) l o g iいと た。D i p l o m ・ う公 的 な資 格 も第 二 次 大 戦 中 に認 められ た。 わが 国 では性 格 とい う日常 的 にも安 定 した 言 葉 が C h a r a c t e r に対 応 す る言 葉 となっ た。P e r s o n a l i t y は 人 格 と訳 され たが 、これ には倫 理 的 意 味 があるので パ ー ソナ リティとい う言 葉 がそのまま用 い られ ることもある。しか しまたパ ー ソナ リティには 一 定 の 役 割 を担 当 す る人 を示 す こともあり、仮 面 とい う意 味 が 含 まれ ることもある。 性 格 あるい は パ ー ソナ リティに つ い ては西 洋 にお い ても東 洋 にお い ても古 くか ら関 心 が 持 たれ 多 くの 著 書 が 残 され てい る。また これ は 個 人 の 識 別 、個 人 の 形 成 ・発 達 の 問 題 、 異 文 化 ・異 世 代 の 比 較 、研 究 法 の 問 題 など心 理 学 と広 く関 わる大 きな問 題 であり、実 験 心 理 学 的 研 究 法 や 外 部 か らの 観 察 だ けでは解 明 で きない 領 域 をもつてい る。 人 は 自らを対 象 化 できるとい う特 色 をもち、各 自 がそれ ぞれ の 歴 史 をもつてい る。自 ら を顧 み て言 語 化 して表 現 しな い 面 もある。長 い 研 究 の 過 程 を概 観 し多 様 な研 究 領 域 の 中 の 自分 が 選 んだテ ー マ が パ ー ノナ リティ研 究 の どこに位 置 す るかを考 えなが ら着 実 な 研 究 を重 ねることを期 待 したい 。 い理 学 者 による心 理 学 ( 大村 政 男 ) この 学 会 は若 手 の研 究 者 の 意 欲 によつて建 設 され た の で 、もう 1 5 年 にもなるがそ の 新 鮮 さは失 われ てい な い 。しか し、若 手 も漸 次 老 骨 になり、うつか りす ると老 猪 になる。時 勢 も変 貌 してくる。私 は 、穏 健 派 ? な の だが 、きょうは 給 になつて感 想 を記 述 しようと思 う。 ( 1 ) わ が 国 は心 理 学 で は 後 進 国 である。S F 映 画 も外 国 人 が登 場 してくると真 実 味 を帯 び てくるが 、論 文 の なか にも外 国 の 心 理 学 者 の名 前 が 出 てくると… … … … らしくなる。 海 外 文 化 の移 入 D B 暇 を拝 しているだ けで は寂 しい 。B i g 7 な んてい うもの を打 ち出 せ な いものか ① ( 2 ) 『心 理 テストはウソでした 』とい う本 がある。富 山 大 学 の Y ・M 教 授 の 著 述 で 、有 名 な 心 理 テストが 有 名 無 実 であることを立 証 して い る。心 理 テストで 彼 の俎 上 に載 らな い もの ( 載せ る価 値 が な い ほど可 笑 しいもの を含 む ) が まだたくさんある。手 抜 き工 事 はマ ンションだ けではな いの だ 。 ( 3 ) 推 計 学 的 方 法 は 結 論 を粘 出 す るため の 有 力 な道 具 であるが 、曲 解 や 乱 用 が 目 立 つて い る。r . 2 4 ( p.〈 い うようなことで変 数 間 の 強 い 共 変 関 係 を力 説 している研 001)と 究 者 が 目 立 って い る。r の 信 頼 性 とr の 強 さが見 事 に混 同 され ている。 ( 4 ) 心 理 学 ワー ル ドの 再 編 成 が 又 候 話 題 にな ってきてい る。A P A の ようなア ンブ レラ組 織 を夢 見 てい るようである。多 くの 研 究 者 たちは 日心 や 応 心 を解 体 す れ ばアンブ レ ラになると思 つて い る。大 きな間 違 い である。心 理 学 ワー ル ドの 明 治 維 新 になるので ある。心 理 学 者 の心 理 学 が 問 われ る秋 だ と思 う。 日本 パ ー ノナ リティ心 理 学 会 の 現 状 と展 望 ( 松山義 則 ) 大 村 政 男 先 生 が 日本 性 格 心 理 学 会 理 事 長 であられ たあとをつ い で 、1 期 3 年 間 をつ とめさせ て い ただ い た 。そ の 間 に 、東 洋 大 学 、九 州 ル ー テ ル 学 院 大 学 、同 志 社 大 学 で それ ぞ れ の 大 会 が 開 催 され た。常 任 理 事 の かた 、事 務 局 の お 世 話 になり、それ ぞ れ の 担 当理 事 のもとにお い て 学 会 活 動 が 活 発 にす す められ た。ことに特 記 す べ きことは 学 会 ヽ の 名 称 を 日本 性 格 心 理 学 会 か ら現 在 の 日本 パ ー ノナ リティ′ 芭 理 学 会 に 変 更 す る論 議 に入 つたことである。そ して会 員 の 大 方 の 支 持 を得 て名 称 変 更 が 成 立 す る方 向 がかたま った。 そ の 名 称 変 更 は 、広 くまた 隣 接 領 域 との 関 係 を密 にしてパ ー ソナ リテ ィ研 究 を発 展 さ せ ようとい う意 図 があり、そ こに 日本 パ ー ソナ リテ ィ心 理 学 会 の 新 しい 将 来 へ の 展 望 があ つたとい うことができる。 パ ー ソナ リティ研 究 の 分 野 は パ ー ソナ リティの 特 性 ・類 型 論 、構 造 論 、力 動 論 などの 各 領 域 へ の 拡 が りがあり、ことに性 格 学 の 研 究 と社 会 心 理 学 研 究 との 深 い 関 係 がある。組 織 心 理 学 、産 業 心 理 学 などとの 接 点 が 展 開 す るであろう。さらに研 究 課 題 は パ ー ソナ リ ティが 統 合 体 として の 個 性 研 究 が 深 められ ね ばならな い ①差 異 心 理 学 的 研 究 以 前 の 絶 対 的 個 体 性 を中 核 とす る個 性 の 内 部 観 察 とパ ー ソナ リティの 了 解 心 理 学 的 接 近 と記 述 的 方 法 とを併 せ 用 い た領 域 が 展 開 す ると考 える。 ・ fデ 1)オ 止ナ ぷゴ何 時 よで も、l t 液 f ! なの か ― ノく一 ソナ リ ィ繊 を求 め て 一 人 その 、黙 朴 な パ ー ー デ ) だア ソー 1 , か と考 ′_ ることが ある。卒 論 の テ ブ! ' テ ィ観 に i を 公 な い こう「イとな は ずi l 子がな t ヽデ ‐ ‐ ー _十マに手 フ す '恵1大 っカヤサ十る. !性 1)│││さ 十ろ 十ギ れ 女二りす るとん` ir^を十 )芝1、知 i推ブ l_ZIか 来1たか t7)とう `広 い 意 味 で の パ ー ソナ リチ ィに 1 4技 う l f様 司 である. ど うt だ ゴ! ) 子の 誤 解 ・ヤ 出 され てやサ i l 純化 ン / てい ることが 多 過 ぎるように思 う① 係し i を振 り返 って 機 i 増誌 「バ ー ゾナ リす ィ1 汁究 ! , ) 2 ) パ ー ソ心 の 写 と展 と活‐ 門i 化 - 2 、 1 5 午 !「 4の ー さ表 志 欲 F I近拓 す 亨 夢 年 呂' テ化 と電 F ヽ 投 柄 へ の 移 行 力泣 ) り、これ ら! ま 院 / l t 会典 な どの 才 いイ 7 の 強 さに 支 えられ て い る。これ に 対 して 、手大 会 発 表 賞 による大 会 7 ) 活 性 化 │ 「クr ス ・と - 卜 ・パー ) ノ ナ リテ ィ技 寿 ラ リー ズ の f け行 準 備 J 十英 文教 科ギヤ ) 調4 訳 企 1 1 1J 1を「 進 め てきた っ ー ー IE A PI)や 3 ) パ ソ心 の 近 木 来 に 向 けて 次 期 キ ャど ネットメンバ に は 、現 在 進 f r 中 の 「 ′ A R I ) 特 との 1 対除 連 携 に 向 けた 姿 数 会 」「学 会 内 / 公 言 ¥ : 会外 に 向 t ナ 1 に 向 けた 広 縦 t と ^ 体 ー ′ ン残 ヒ た たH P の 化 1 時 々 の 課 題 に 対 応 できる機 動 的 な プ ロジョ1 クト│ チ ム な ど 、と たいじ 勝t 題 を伝 え、 大会企画シンポジウム 10月 16:30 1階 8日 (日) 14:00∼ EQ(EI)テ メディアホー ル スト 現 状 と展 望 企 画 ・司会 話題 提 供 者 浮 東京 富 士 大学教授 モル ゲ ン人材 開発研 究所所長 株 式会 社イ ー ・キ ュー ・ジ ャパ ン 谷 秀 一 澤 田 田 富 雄 辺 康 広 筑波 大 学 山 喜 久雄 内 ー ( 株) 日 本能 率協会 マ ネ ジメン トセ ン タ アセ ス メ ン ト ・リサ ー チ セ ン ター 藤 原 美 智子 指 定討 論 者 日本 大学 大 村 政 男 企画意図 EQ(EmOtiOnal QuOtient)と い うことばが初 めて世 に出たのは、 1 9 9 5 年 1 0 月 9 T I M E 』 の表紙 です。そ こには大きな文字 で 「 日号雑誌 『 W h a t ' s y o u r E Q ?と 」描 かれ、 「 人生で成功できるか ど うか 、本 当の意味 で聡明な人間かを決 めるの は、I Q で はな く、 E Q の 高 さである」 とい う内容 の記事 が特集 されてい ま した。 そ の記事 の 葉 ) とにな った のが、1 9 9 5 年に出版 された 『E m o t i o n a l l n t e l l i g e n c We h y― i t c a n m a t t e r m o r e t h a n ―― I Q ―一』 ( 著者 : ゴ ール マ ン) で す。そ の著書 は 日本で も翻訳 され、『E Q ― こころの知 能指数』 とい う書名で出版 されてい ます。 ここまで の経過 か らお分か りいただ けると思 い ます が、E Q と E I と い うこ とばはほぼ同義語 として使われてい ます。 その E Q ( E I ) を I Q ( I n t e l l i g e n c e Q u o t i e n能指数) t i 知 と 同 じよ うに測定 しよ うと い う試み がな られてきま した。そ こで、 現在標準化 されて流通 してい る 4 種 類 の E Q ( E I ) テ ス トにかかわつた方 々 にそ の作成 の経緯 も含 めて紹介 していただ くと共 に今後 E Q ( E I ) テ ス トが どの よ うにな ってい くかをお話 してい ただ こ うと考えてい ます。 話題提供者 には、『n E Q 』 の作成 にかかわ つたモル ゲ ン人材開発研究所 の澤 田富雄先 生、『E Q I 』 の作成 にかかわ ったE Q ジ ャパ ンの 田辺先生、『E Q S 』 の作成 にかかわった の作成 にかかわ つた藤原美智子先生をお願 い し、それぞれ 内山喜久雄先 生 、『E I G a t e 』 のテ ス トについ てお話 を していただ くことになっています。それ らのお話に対 して指定 討論者 の大村政男先生か ら質疑や ご意見を伺 う予定 です。その後、議論 の輪をフ ロアー に広 げ、E Q ( E I ) テ ス トに興味 の ある方や疑間 の ある方 を含 めた活発 な議論 を展開 し たい と考えてい ます。 このシンポジ ウムにお い ては、E Q ( E I ) テ ス トの問題点 を明 らかにす るとい うよ り は、今後 E Q ( E I ) テ ス トが どの よ うにな つてい くか 、あるい は どの よ うにな らなけれ ばな らないかを議論 の 中心に したい と思 つてい ます。 「 人間力」 と して の EQ(澤 田 富 雄) ー ハ ル モ 昨今 、 ラ ザ ドに起因す る不 祥事 が産 業界 の み な らず政 治 ・行政 ・教 育 の 世界 に も及 んで い る。事故や 凶悪犯罪 の 多発や 自殺者 の急 増 も、背景 には 「 倫理観」「 責任感 」 の欠如や 「自己 コ ン トロー ル 」の 不足が根底 にある と考 え られ る。毎 日の 生活 が 幸 せ で 、 仕事 も順調 で 、職 場 の 人間関係 が うま くい く こ とは万人 の願 い で あ る。 しか し、I Q は 高 いの に対 人関係 で つ まず く社員 も少 な くな い。人 生 の 明暗 が 分 かれ る の は 、「 や さ しさ 。 思 いや り ・協調性 ・奉仕 の精神」な ど、I Q 以 外 の能 力項 目が 重要 な役害J を果 た して い る か らであ る。新 し く開発 され た 「 n E Q 」 とい うアセ ス メ ン トは、E Q を 「自己対応能力」 「 「 「 他者対応 能 力」 社会性 」 精神性 」の 4 領 域 に分 けて 、 「 人間力」 と して トー タル ( 広 義) に 把握 してお り、 「自己理解 」 「自己認識」 を深 め る支援 ツー ル と して 有効 で ある。 が 「自己開発 」 「キ ャ リア 開発」 学 生 版 と社会 人版 の 2 種 類 があ る。 客観的 な 自己F S _ 解 ー ベ ス にな る の で 、 「 の 社 会性 」( 社会人 と して生 きる能 力) と 「 精神性 」( こころ豊 かに 生 きる能力) が 含 まれ て い る の が 類 の な い 強 みで あ り、同時 に 「ワンポ イ ン ト ・コー チ ン グ」 で能 力向 上 の処方 箋 も提 示 してい る のが n E Q の 特 徴 である。 QI(田 辺 康 広) EQを 知っ ネ ッ トリサ ー チ の結果 に よる と、2 0 ∼3 0 代 の ビジネ スパ ー ソンの うち、 「 。 て い る 理 解 してい る」 と回答 した 人 は 1 3 % 、 「 言葉 は知 っ て い るが 、そ の 内容 は よ く 知 らな い 」 と答 えた 人 は 2 8 % と い う結果 であ つた。 E Q と い う概念 は 、現在 イ ェー ル 大 学 心理 学部 カ レ ッジ長 を務 め る ピー ター ・サ ロベ イ 博 士 と現 ニ ュー ・ハ ンフ シ ャー 大 学教授 の ジ ョン ・メイヤ ー 博 士 に よ って 1 9 9 0 年 に t)は 初 めて提噌 され た。 彼 らの 定義す る E Q ( E m o t i o n a l l n t e l l i g e n c e Q u o t i e n 、組織 ー の れl 角 にお ける対人 関係 を円滑 に した り、メ ンバ 同 1 子 : 理解 を深 め るために 、「自分や他 者 の感情 を理解 した り、調 整 で きる能 力」 の ことで あ る。 両博 士が 多数 の ビジネ ス パ ー ソン を対象 に行 な った フ ィー ル ドワー クに よる と、I Q の ず しも ビジネ ス 社会 で成功す るわ けではな い とい う結果 が 出 た。 それ どころ 高 い 人 が芝、 か 、 きわ めて 正 Q が 高 く、有名 大学 を優 秀 な成 績 で 卒業 した に もかかわ らず 、 ビジネ ス 社会 では ま っ た くとい つ ていいほ どの 不首尾 に終 わ つ た ケー ス さえ兄 られ た。 ビジネ ス 社会 で成功す るた めに は 、I Q だ けでな く、ほかの違 う能 力が必要な の だろ う か と疑問 を抱 い た 両博 士 は 、 ビジ ネ ス で 一定 の成 功 を収 めた人 た ちを対象 に調 査 を実施 した。 そ の結 果 、明 らか にな っ た の が 「ビジネ ス で成 功 した人 は 、対人関係 能力 にきわ めて優れ てい る」 とい う事実 だ つ た。 そ こか らE Q 理 論 が生 まれ た。 そ の E Q を 測 る検 査 は米 国 で も 日本 で もい ろい ろ開発 され て い るが 、株 式会社 イ ー ・ キ ュー ・ジ ャパ ンが 開発 した E Q I と EQIで い うアセ ス メン トツー ル を紹介 しよ う。 は E Q を 自己 の 内面 に 関す る側 面 ( 芭 内知性 ) 、自分 が他者 に働 きか ける側 面 ″ヽ ( 社会的知性 ) 、他者 の感情 を把握す る こ とで、そ の場 の状況 を把 握す る側 面 ( 状況判断 知 性 ) の 3 つ の側 面 か ら測 定 してい る。 そ して さらに 、 それ ぞれ の知性 を さらに 8 つ の 能 力 と 2 4 の 素養 に細分化す る こ とに よ つて 、 よ り具 体的 に受検者 の行動 の 傾 向 を抑│ ろ うと して い る。 10 QS(内 山 喜 久雄) 内山( 1 9 9 7 ) は 当初 、E Q 測 定法 の成 立 を 目指 し、松 田英子 氏 ( 江戸川大学) の 協力 を 「 得 て、E Q を 対 自己」、「 対他者」に大別 し、両者 に各 5 個 、合計 1 0 個 の E Q フ ァクタ ー を配す るとともに、 さらに各 E Q フ ァクター に各 2 個 の 下位 フ ァクター を配 して 、結 局、計 2 0 個 の下位 フ ァクター か ら成 る 「 E Q テ ス ト」試案 を構成 した。 この試案 が 1 つ の契機 とな って完成 したのが E Q S ( E m o t i o n a l Q u O t i e n t S c a l e ) ( 2ある 0 0 1。 )で E Q S で は 自己( i n t r a p e r s o n a 対人( l ) 、 i n t e r p e r s o n a状況( l ) 、 s i t u a t i o n a l3)対 の応領域 について各 3 個 、合計 9 個 の対応因子 ( 例 : 自 己洞祭) が 、 さらに、各対応因子 には 2 ない し 3 個 、総計 2 1 個 の下位因子 ( 例 : 感 情察知) が 配置 された構造 にな ってい る。 E Q S の 特色 としては e m O t i O n a l i n t e l l i g e論 n cを基盤 e 理 に してい る こ と、3 種 の対応領 ー 域 での E Q 力 の解明や把握 が容易で ある こと、 パ ソナ リテ ィ研究 の ほか 医療、産業、 福祉、教育そ の他各種 の領域 で多 大 の寄与が期待 できること、実施時間が 5 分 程度 と短 い こと、な どが揚げ られ る。 内山喜久雄 E Q ― そ の潜在能力 の伸 ば し方 講 談社 1 9 9 7 内山喜久雄、島井哲志、宇津木成介、大竹恵子 E Q S 実 務教育出版 2 0 0 1 「ビジネ ス界 における E I の 測定 と活用― 『E I G a t e 』の開発過程 と事例か ら一 」 IGate(藤 原美 智子) E I は , そ の応用 の 可能性 の広 さに加 え , 概念 の 多様性 が特徴 の 1 つ で ある と言 えます。 我 々 は, 組 織 が 高 い 生産性 を 上│ デ なが ら, 所 属 す る個 々人 が共 に喜 び 合 い , 一 体感 を ‐ 味 わ うこ とがで きる 「 人 と組 織 が 活 性 した状態」を実現す るた めには , E I が 大変重要 で あ る と考 えます。 E I を 発揮す る こ とで , 社 員同 士が 単 な る情報 のや りと りだ けでな く, 感情や意思 も交わす こ とがで き, 人 間的 な コ ミュ ニ ケー シ ョンが 可能 にな る と考 えた の です。そ こで , 企 業人 の E I を 測 定す る ツー ル の 開発 に着手 し, 2 0 0 2 年 に 『E I G a t e 』を リリー ス しま した。『E I G a t e 』は, 対 象者 が 結果 を職場 で 活用 で きる こ とを第 一 目的 と して , 対 象者 が理 解 しや す い よ うにデ ィメ ンシ ョン を構成 しま した。 わた く しか らは , この 『E I G a t e 』の 開発過程 と, リ リー ス 後 4 年 間 で様 々 に活用 され た事例 につい て ご報 告 したい と思 い ます。 また , 企 業人 の 対 人関係 上 の 特徴 を把 握す るため の測 定 ツー ル は , E I に 限 らず 多数存在 します。 それ らとの E I 測 定 ツー ル の違 い につ い て 考察 し, E I の 独 自性 とそ の効用 と限 界 , 今 後 の展望 につい て も意 見交換 で きれ ば 幸 い です。 司法 の 場 にお ける 「 性格 」 の 取 り扱 い の 現状 と展望 企 画者 :日 本 パ ー ソナ リテ ィ心理 学会経常的研 究交流委員会 話題提供者 :荒 )│1歩 (名古屋大学) 「 判例 に見る 「 性格」 の取 り扱 いの現状」 松江 仁美 (東京弁護 士会) 「 裁判 員制度 と悪性 格排 除ル ール 」 黒沢 香 (東洋大学) 「 パ ー ノナ リテ ィ心理 学者 か ら見た裁判」 指定討論者 :杉 森 伸吉 (東京学芸大学) 司会者 :原 島 雅之 (千葉大学) <企 画趣 旨 > 一 般 市民 が 陪審員 にな る 米 では 「 悪性 英 ー 格排 斥 ル ル 」 と呼 ばれ る規 則 に よ つ て 、 性 癖 や性 格 、前科 な どを有罪 の証 明 に用 い に 関す る法律 」 が 成 立 し、 2 0 0 9 年 まで に 裁 判 員 制 度 が ス タ ー トす る こ とが決 定 し て い る。それ に よ つ て 今 後我 々 に とつ て裁 る こ とは原則 的 にで きな い。他 方 、職 業裁 判官 が 「 事 実認 定」を行 う日本 の裁判 で は、 判 の 場 が よ り身 近 な も の に な る こ とが予 想 され る。 本 シ ンポ ジ ウム を通 して 、法 とそ の 実務 を切 り口に 、パ ー ソナ リテ ィ心理 学 にお け これ らの 情 報 が 当然 の ご と く法 廷 に 出 さ れ 、有罪認 定 に 向 け状 況証拠 的 に使 われ た り、量刑 判 断 の根 拠 にあげ られ た りす る こ とが ご く普通 に行 われ て い る。マ ス メデ ィ る重 要 な概念 を見直 し、心理 学 とそ の概念 の よ り妥 当 で 適 正 な理 解 と利 用 とい う点 で 、実務 の 現場や よ り広 い 社 会 にお い て 、 ア も、物 的証拠や 事 実 関係 の確認 よ り、身 上 や経歴 、性 格 な ど被 疑者 ・被 告人 「 像」 心 理 学 者 は何 を貢 献 で き る の か 議 論 した い。 の 報道 に重 点 をお い て い る よ うで あ る。 こ の よ うに 、心理 学的 な概念 の とらえ方や使 い 方 は 、社 会 ・文化 そ して 分野や 現場 に よ って 大 き く異 な る。 この シンポ ジ ウム では 、わが 国 の 司法 に お ける 「 性 格 」 の扱 われ方 に着 目 し、 それ 荒川 歩 ( 名古屋大学) 「 性格」 の取 り扱 いの現状」 判例 に見 る 「 が どの よ うに裁 判 で用 い られ て い る のか 、 ま た パ ー ソナ リテ ィ の 研 究者 が 法 の 実務 性祷」 とい う言葉 が どの よ 判例 の 中で 「 うな文脈 で用 い られ て い るか を明 らか に す る こ とを 目的 とした。具体的 な方法 とし ては 、裁判所 の判例検索 システ ム を用 いて、 家 に何 を提 供 で き る の か を考 えて み た い 。 2004年 に 「 裁 判員 の 参 力日す る刑 事裁判 9﹁ 平成 8年 か ら平成 17年 まで の刑 事事件 の 性 格 」 とい う言 葉 が 用 い 判例 にお い て 、 「 ー られ た ケ ス を検 索 し、それ らの 判例 にお いて 「 性 格」 とい う言葉 が どの よ うに用 い しか し、裁判 員 の 関与 が 始 ま る と、そ の あた りの 技 術 を望 む べ くもな い の で 、 「 性 「 格 が 粗暴 そ うだ 」 とか 下品 だか ら」 だ と か、 「 優 しそ うだか ら大丈 夫 か も… 」 な ど られ てい るか を分類 した。検 索 の 結 果 、193 件 の 事件 が該 当 した。それ らの 事件 にお い て 現れ た 「 性格 」 とい う言葉 を分類 した と とい うよ うな評 価 が 飛 び 交 うの か も しれ ませ んね 。それ がいか な る問題 をは らんで くる のか は今 後 の課題 で 、実際 には実施 し ころ 、 「 被 告 人 の性 格 を指摘 して量 井J判断 の参 考 にす る もの 」、「 被 害者 の性 格 に 関す ・ 「 の る も 」、 被告 人 被 害者 以外 の 人物 の性 て 見 な い とつ か な い とい う こ とは あ りま ▼。 す 格 を記述す る こ とで 、事件 の様 子や被 告 人 の 判 断 の 推 祭 の 理 解 を助 け よ う とす る も の 」、「 精神鑑 定 な どの 専 門家証言 の 結果 を 黒沢 香 ( 東洋大学) 「 パ ー ソナ リテ ィ心理 学者 か ら見 た裁 判」 参照 した もの 」な ど、 さま ざまな使 用 の 形 式 が 認 め られ た。 この よ うな調 査 に よ り、司法場 面 にお い て 「 性 格」 とい う概念 が どの よ うに使 用 さ 日本 の 裁判 で は、 「 実体 的真 実」 の 解 明 を錦 の御旗 に 、裁 判官 が 事 実認 定 を行 つ て きた。認 定 され る の は 、具 体的 に何 が起 き た のか とい う事 実 の 問題 に とどま らな い 。 被 告人や被 害者 な ど、関係 者 の性 格 、態度 、 れ て い るのか 、そ の 現状 が 明 らか にな る と 思 われ る。 シンポの 話題提 供 の 中 で は 、分 析 の 結果 を中 心 に報告す る。 欲 求 、動機 か ら思考 の 具体 的 内容 まで 、事 実 と して判決 で認 定 され て い る。 そ のベ ー ス にな っ て い る のが 、性 格 が 実 体 と して 人 間 の な か に 存 在 す る とい う考 え方で あ り、人間行動 は状況 を超 えて 一 貫 して い る とい う素 人心理 学 的信 念 であ る。 そ の よ うな形 の 事 実認 定 は 、素人 で あ る一 般 大 衆 に は 受 け入 れ られ や す い か も知 れ な いが 、科 学 的 な根 拠 を欠 い てい るか ら、 松 江 仁 美 (東京 弁 護 士 会) 「 裁判 員制度 と悪性 格排 除 ル ー ル 」 日本 の刑 事裁 判 で は 、ア メ リカ の よ うな 悪 性 格 排 斥 ル ー ル と呼 ばれ る明確 な ル ー ル が あ るわ けでは な い の で す が (悪性 格 立 証 の 禁 止 とい う似 た よ うな ル ー ル は あ り 良 くて も無意 味 で 、悪 くすれ ば判 断 を誤 る 原 因 にな る。有 力 な証拠 が 少 な く争 われ て い る事件 ではなお さらで あ る。有罪 を前提 ます)、 「 性 格 」 とい う点 が もろ に審 理 の 対 象 とな る こ とが む しろ あ って は な らな い とい う方 向 で 今 まで裁 判 は 行 われ て き た よ うに思 い ます 。実際 は性 格 が投影 され て い る こ とはま ちが い な い に して も、情 状半J に性 格 を考 え 、それ を根拠 に 有罪 に しかね な い 。 同様 の 問題 が 精神鑑 定 に もあ る し、 心 理 プ ロ フ ァイ リ ン グ も状 況 要 因 を軽 視 断 に つ い て も、で きるだ け 、家族 構成 、被 告 人 の 経 歴 、現 在 の被 告 人 の 決 意 、 心 情 、 した 性 格 や 行 動 の 考 え方 を前 提 に して い る こ とを指 摘 した い 。 反省 の度合 い 、前科 の状況 、就職 先 の 状況 な どな ど、 「 性 格 」 では な く、お かれ て い る 客 観 的 な状 況 か ら判 断 を して き た とい O① う形 は残 して い た よ うに思 い ます 。 「 O① とい う行動 を見 る限 り、反省 の 色 は 薄 い 」 な どとい うよ うに。 13 経常的研究交流委員会企画 シンポジウム 1 0 月 8 日 ( 日. ) 1 4 : 0 0 ∼ 16:00 4階 141 教 育 ・指 導 の 実 践 にお け る 「 個性」 ∼ ス ポー ツ指導 の 実践 において 「 個性」 は どの よ うに捉 え られ るか ∼ 企画 : 日 本 パ ー ソナ リテ ィ心理 学会経常的研 究交流委 員会 司会 : 今尾 真 弓 ( 名古屋大学) 話題提供者 : 永 山貴洋 ( 東北大学大学院) 梅崎高行 ( 九州 ル ー テル 学院大学) 出中教子 ( ( 株) サ ウン ド球貴代表 , 東 京学芸大学) 指定討論者 : 速 水敏彦 ( 名古屋 大学) 尾 見康博 ( 山梨 大 学 ) 言 え る。 この よ うな 「 個 性 」 の 実 際 に は , これ ま <企 画趣 旨> 昨 今 , ス ポ ー ツや 教 育 な どの 「 指導 」 の実践現 で あ ま り 目が 向 け られ て きて い な い 。 場 にお い て は , 子 ど もや 選 手 の 「 個 性 」 を重視 し そ こで 本 企 画 にお い て は , 指 導 とい う コ ンテ ク た か か わ りの だ、 要性 が 認 識 され て き て い る。 殊 に ス ポ ー ツ指 導 の 実 践 にお い て は , 「指 導 」に 代 わ つ ス ト, 特 に , 「指 導 す る者 」 ― 「され る者 」 の 関係 性 に 立 ち 現 れ る ス ホ ー ツ選 手 の 「 個 性 」 に焦 点 を て , コ ー チ ン グ( c O a c h i n g i 指 導 す る立場 に あ る人 当て る。 指 導 者 は 個 々 の 選 手 の 「 個 性 」 を どの よ が , 指 導 され る人 の 自発 的行 動 の 促 進 や 日的 達 成 うに捉 え て い る の だ ろ うか , また それ は指 導 実践 の 支援 を行 う こ とを指 し, 相 手 の 自主性 や 動機 づ の 中 で 実 際 に , どの よ うに取 り扱 われ て い る の だ け を高 め る こ と) とい う言 葉 を用 い る こ とで , 選 手 ろ うか , ま た , 選 手側 か ら見 た指 導 者 の 「 個性 」 の 「 個 性 J を 引 き出 し, 生 か す こ との 重 要 さを強 とい う問題 は ど うな の か 。 本 シ ン ポ ジ ウ ム で は , 「 個性 」 を め ぐる これ らの 問題 に つ い て , 実 践 現 調 す る流れ が あ る。 この 文 脈 にお い て は , 指 導 す る立 場 に あ る人 は , 場 か らの 報告 を も とに 考 えた い と思 う。 さ らに, で 向 き合 わ な けれ ば な らな い だ ろ う。 で は , コー ス ポ ー ツ 指 導 の 実 践 現 場 にお け る 「 個 性 」 と, パ ー ソナ リテ ィ心理 学 にお け る 「 個 性 」 とを照 ら し チ ン グの 現 場 で 「 個 性 」 は 実 際 に は どの よ うに捉 合わ せ , 改 め て 「 個 性 とは何 か 」 を議 論 し, 考 え え られ , 扱 われ て い る の だ ろ うか ? そ れ は , パ ー る機 会 と した い 。 子 ど もや 選 手 の 「 個 性 」 とい う問 題 と何 らか の 形 ソナ リテ ィ心 理 学 が 対 象 と して き た 「 個性 」 の 捉 え方 と ど う違 うの だ ろ うか ? ま た , そ こで 行 われ <登 壇者紹介 > る包 括 的 ・総 合 的 な 人 間理 解 の 行 為 は , 心 理 臨床 本 シ ンポ ジ ウム で は , 様 々 な 実 践 現 場 か らの 話 にお い て 「アセ ス メ ン ト」 と呼 ばれ る行 為 と どの 題 提 供 を 3 氏 にお願 い して い る。 永 山貴 洋 氏 は , ス ポ ー ツ 選 手 の 運 動 学 習 過 程 に よ うに違 うの だ ろ うか ? この よ うに, 現 場 にお け る 「 指導」「 教 育 」 とい 関心 をお 持 ち で あ る。 さ ま ざま な ス ポ ー ツの 指 導 うコ ンテ ク ス トにお け る 「 個 性 」 に焦 点 を 当て た の 実 践 場 面 に お い て , 観 察や イ ン タ ビュ ー とい つ とき , 指 導 す る者 ― され る者 とい う 「関係 性 」 を た 質 的 手法 を駆 使 しな が ら, 身 体 動 作 や 身 体 知1 の 無 視 す る こ とが で きな い で あ ろ う。 「 個性 」 は , 指 習 得過 程 に つ い て 研 究 され て い る。 導者 との 関係 性 の 中 で た ち現 れ る もの で あ る と も 梅 崎 高行 先 生 は , 教 育 の 実 践 場 面 にお け る指 導 14 者 の 熟達化や 実践知 の 生 成過程 , ま た , 指 導 を受 け る側 の 生 徒 ・ 選 手 の 学 びや 育 ち の過 程 に関心 を 密着 して , 指 導者及 び選 手 の 運動学習過程 につい お持 ちで ある。 サ ッカー 指導 につ いてのア クシ ョ ン ・リサ ー チや , 選 手 の 動機 づ けな どにつ いての 性 」 とい う問題 を取 り上 げ る。運動 の 「こつ 」 は 研 究 を され てい るだ けで な く, ご 自身 もサ ッカ ー よ り感 じ方が大 き く異 な る。それ ゆえ, 「個性 」を 指導者 とい う立場 であ る。 意識 しな い決 ま りき つた教 え方では選手 に 「こつ 」 て研 究 して い る立場 か ら, 運 動 の 「こつ 」 と 「 個 教 えに くく, つ かみ に くい。 動作 の感 覚 は選 手 に 出中教子氏 は , 卓 球 の複数種 目で世界 チ ャ ン ピ をつ かませ る こ とは困難 で あ る。本 シ ンポ ジ ウム オ ンにな られ た経験 をお持 ちである。主 な戦歴 は , では , 優 れ た指 導者 が どの よ うに して選手 の 「 個 6 3 年 , 6 5 年 , 6 7 年 卓球世界選 手権大会 日本 代表, 性 」 を理 解 し, 「こつ 」を指導 して い るのか) に つ 6 3 年 , 6 7 年 世界選 手権女子 団体優勝 , 6 7 年 混合 4 1 年 全 日本選手 権 シン ダブル ス優勝 , 昭和 3 9 年 ・ いて触れ た い。 「 指導者 の働 きか け と可 視化 され る個性」 グル ス優勝 な どで ある。 そ の 後指導者 とな り, 長 年 の コー チ ン グ経験 を経 て , 独 自の A R P 理 論( 卓 梅 崎高行 球 にお ける身体動作 の理論) を打 ち出 され た。 指定討論 は , パ ー ソナ リテ ィ とい う観 点 か らの 発表者 は , 大 学 サ ッカー 部 の指導 を してい る。 競技 ス ポ ー ツ ゆえ, 試合 に勝 つ こ とが 目的 とな る。 議 論 を 2 名 にお願 いす る。 速水敏彦氏 は , パ ー ソナ リテ ィ心理 学 , な かで も動機 づ けについ て の理論 的, 実 証的研 究 の 第 一 選手 はチ ー ム 内 ・間 の 競争 に さらされ てい る。 こ の よ うな文脈 にお ける選 手 の 個性 は, あ くまで相 対値 と してあ り, 指 導者 か らの働 きか け, 置 換や 転換 の示唆 に よつて可 視化 され る。 一般 に指 導者 人者 で あ る。 ス ポ ー ツに 関 しては , 自伝 的記憶 と 現在 の ス ポー ツヘ の動機 づ けにつ い て も研 究 を実 は , この よ うな働 きか けを動機 づ け とよび , 正 当 〃 きの教育J に t ) 関心 をお持 ちで あ 施 され てい る。「 化す る。し か し, 実 際 に選手 の動機 づ けを高 め, り, 著 書 「 他 人を見下す若者 た ち」 がベ ス トセ ラ ー とな ったのは, ま だ記憶 に新 しい。 こ とは難 しい。本 発表 では , 指導 の 実践 を 自省 し, 目的 に向 けて機 能 してい るか , 指 導者 が 自党す る 尾 見康博氏 は , 心 理 学論 ・心理 学 方法論 と環境 教育 、 ソー シ ャル ・サ ポ ー ト、対人 ネ ン トワー ク 目的 に応 じた 個性 の捉 えを議 論す る, 一 つ の材料 を提 供 したい。 とい った 多様 な側 面 か らの青年心理学 が ご専門 で あ る。特 に本 シンポ ジ ウム に 関 しては 、 ス ポー ツ 「 アー プ ( A R P ) 理 論 か ら見た個性 と コー チ ン グ」 選手 へ の教 育 と社 会文化 的背景 の 関連 を検討 した 出中教子 ご研 究 がある。 ス ポー ツ 「 指導」 とい う具体 的 な実践 に 教育」「 者 が正 しい と思 う型 に選手 をはめ る こ とが往 々 に 絞 り込んで 、個性 を巡 る、パ ー ソナ リテ ィ心理 学 して 見 られ る。A R P 理 論 で は , 軸 の視座 か らの建設 的な議論 を 目指 した い。 そ の た ム ( R h y t h m ) , 姿 勢 ( P o s t u r e ) の基本 的 な原理 めに 、フ ロアか らの積極 的 な ご発言 をお願 いす る。 に, 複 雑 な卓 球 の動 きを集約 させ て指導す るが , < 話 題 提供 ・発表概 要 > そ うす る こ とで選 手 の個性 が よ りよ く発揮 され , 伸 び 伸 び と自分 ら しい プ レー がで きる。 これ まで 卓球 での 技術指導 で は, 多 かれ少 なかれ , 指 導 さま ざまな国 の , さま ざまな レベ ルの選手や 一般 「 選 手 の個性 を理解 し, 動 作 の こつ をつ か ませ る コ ー チ ン グ」 ズ (Axis), リ 愛好家 の指導 をす る中で , どの よ うにそ の 人 の個 性 を引 き出 して きた か , コー チ ン グの 実践経験 に 永 山貴洋 少年 野球や体操 とい った スポ ー ツの練 習場 面 に 15 者 の 熟 達 化 や 実 践 知 の 生 成 過 程 , ま た , 指 導 を受 密着 して , 指 導者及 び 選 手 の運動学習過程 につい け る側 の 生 徒 ・ 選 手 の 学 びや 育 ちの過 程 に 関 心 を て研 究 してい る立 場 か ら, 運 動 の 「こつ 」 と 「 個 お持 ちで あ る。 サ ッカ ー 指 導 に つ い て の ア ク シ ョ 性 」 とい う問題 を取 り上 げ る。 運動 の 「こつ 」 は ン ・リサ ー チや , 選 手 の 動機 づ け な どに つ い て の 教 えに くく, つ かみ に くい。動作 の感 覚 は選手 に 研 究 を され て い るだ け で な く, ご 自身 もサ ッカ ー よ り感 じ方が大 き く異 な る。それ ゆえ, 「個性 」を 指 導 者 とい う立 場 で あ る。 意識 しない決 ま りき つ た教 え方 では選 手 に 「こつ 」 山 中教 子 氏 は , 卓 球 の 複 数 種 目で 世 界 チ ャ ン ピ をつ かませ る こ とは困難 で あ る。 本 シ ンポ ジ ウム オ ン に な られ た 経 験 をお持 ちで あ る。主 な戦 歴 は , では , 優 れ た指 導者 が どの よ うに して選手 の 「 個 6 3 年 , 6 5 年 , 6 7 年 卓 球 世 界 選 手権 大 会 日本 代 表 , 性 」を理 解 し, 「こつ 」を指導 して い るの か , に つ 6 3 年 , 6 7 年 世 界選 手権 女 子 団体 優 勝 , 6 7 年 混 合 いて 触れ た い。 4 1 年 全 日本 選 手 権 シ ン ダ ブル ス優 勝 , 昭 和 3 9 年 ・ 「 指導者 の働 き か け と可視化 され る個性 」 グ ル ス 優 勝 な どで あ る。 そ の 後 指 導 者 とな り, 長 年 の コー チ ン グ経 験 を経 て , 独 自の A R P 理 論 ( 卓 梅 崎高行 発表者 は , 大 学 サ ッカー 部 の指導 を してい る。 競技 ス ポ ー ツ ゆえ, 試合 に勝 つ こ とが 目的 とな る。 球 にお け る身 体 動 作 の 理 論) を打 ち出 され た 。 指 定 討 論 は , パ ー ソナ リテ ィ とい う観 点 か らの 選 手 はチ ー ム 内 ・間 の 競争 に さらされ てい る。 こ 議 論 を 2 名 にお 願 い す る。 速 水 敏 彦 氏 は , パ ー ソナ リテ ィ心 理 学 ぅ な か で の よ うな文脈 にお ける選 手 の個性 は, あ くまで相 も動機 づ け に つ い て の 理 論 的 , 実 証 的 研 究 の 第 一 人者 で あ る。 ス ポ ー ツ に 関 して は , 自伝 的 記 憶 と 対値 として あ り, 指 導者 か らの働 きか け, 置 換や 転換 の 示唆 に よつて 可視化 され る。 一 般 に指 導者 現 在 の ス ポ ー ツ ヘ の 動 機 づ け に つ い て も研 究 を実 は, この よ うな働 きか けを動機 づ け とよび , 正 当 フ いの 教 育 」に も関 心 をお持 ちで あ 施 され て い る。 「 化す る。し か し, 実 際 に選 手 の動機 づ けを高 め, り, 著 書 「 他 人 を 見 下 す 若 者 た ち 」 が ベ ス トセ ラ ー とな っ た の は , ま だ 記 憶 に 新 しい 。 こ とは難 しい。本 発表 では , 指導 の 実践 を 自省 し, 目的 に 向 けて機 能 してい るか , 指 導者 が 自党す る 尾 見康 博 氏 は , 心 理 学 論 ・心理 学 方 法 論 と環 境 教 育 、 ノー シ ャル ・サ ポ ー ト、 対 人 ネ ッ トワー ク 目的 に応 じた 個性 の捉 えを議 論す る, 一 つの材料 を提 供 した い。 とい っ た 多様 な側 面 か らの 青 年 心 理 学 が ご 専 門 で 「 ア ー プ ( A R P ) 理 論 か ら見た個性 とコー チ ン グ」 あ る。 特 に 本 シ ンポ ジ ウ ム に 関 して は 、 ス ポ ー ツ 選 手 へ の 教 育 と社 会 文 化 的背 景 の 関連 を検 討 した 山中教子 卓球 での技術指導 で は , 多 かれ 少 なかれ , 指 導 ご研 究 が あ る。 スポー ツ 「 教 育 J 「指 導 」 とい う具 体 的 な 実践 に 者 が正 しい と思 う型 に選 手 をはめる こ とが往 々 に 絞 り込 ん で 、個性 を巡 る 、 パ ー ソナ リテ ィ心 理 学 して 見 られ る。A R P 理 の 視 座 か らの 建 設 的 な議 論 を 目指 した い 。 そ の た ム ( R h y t h m ) , 姿 勢 ( P o s t u r e ) の基本 的 な原理 め に 、フ ロ ア か らの 積 極 的 な ご発 言 をお願 い す る。 に, 複 雑 な卓球 の 動 きを集約 させ て指導す るが , < 話 題 提 供 ・発 表 概 要 > そ うす る こ とで選 手 の個性 が よ りよく発 揮 され , 伸 び 伸 び と自分 ら しいプ レー がで きる。 これ まで ズ (Axis), リ さま ざまな国 の , さま ざまな レベ ルの選 手や 一般 「 選 手 の 個 性 を理 解 し, 動 作 の こつ を つ か ませ る コー チ ン グ」 論 では , 軸 愛 好家 の 指導 をす る中で , どの よ うにそ の 人 の個 性 を引 き出 して きたか , コー チ ングの 実践経験 に 永 山貴洋 少 年 野 球 や 体 操 とい っ た ス ポ ー ツの 練 習 場 面 に 15 経 常 的研究 交流委 員会企画講 習会 8日 10月 (日) 10:00∼ 12:00 4階 141 「 潜在連合 テ ス ト ( I A T ) 」講習会 パ ー ソナ リテ ィ測定 に 関 しては これ までに様 々 な手法が提案 され て きま したが 、実施や解釈 の容易 さな ど の 点か ら尺度 な どを用 い た質 問紙 が主 流 とな ってお ります。 しか し質問紙法 にお い ては 自己報告 にまつ わ る い くつ かの 問題 ( e . g . 回 答 の歪み) が あ り、それ らを うま くク リアー す るの は しば しば 困難 とされ ています。 近年 、回答者 に無 自党 な回答 を求 めるこ とので きる様 々 な潜在 的測 定 ツー ル が 考案 され 、 自己概念や態度 、 ステ レオ タイプや パ ー ソナ リテ ィな どとい った分野 へ の応用 が試み られ て きています。 中 で も G r e e n w a l d の 多様 さや実行 の容易 さな どか ら らが開発 した潜在連合 テ ス ト ( I m p l i c i t A s s o c i a t i o n tそ t sの t測定対象 )は 多 くの研 究に用 い られ 、我 が 国 にお いて もそ の注 目は高ま りを見せ てお ります 。本邦 で も既 に ワー クシ ョッ プや研 究発表 な どが多数行 われ て きてお ります が 、本講習会 では これ か ら I A T を 用 いて研 究 を行 な ってみた い とい う方や潜在的測 定法 に興味 の ある とい う方 を対象 として、理 論的側 面 とい うよ りも実際 に用 い る際に 役 立つ よ り実践的な内容 を中心 に 、P C で 実験 ソフ ト ( I n q u i s i t ) 実 の演や P C を 用 い な くて もで きる P a p e r & P e n c i l 版の I A T の 実演 な どを交 えなが ら紹介 したい と思 い ます。 ● 講 義お よび実 演 i 小 林知博 ( 青山学院女子短期大学) ・原 島雅之 ( 千葉 大学 自然科学研 究科) ・ 潜在連合 テ ス ト ( I A T ) の 概 要 ・ 実験 ソフ ト ( I n q u i s i t ) を 用 いた 酔ぼ の実施 方法 の紹介 ・ 結果 の集計や分析 方法 = P a p e r & P e n c 述 版 I A T の 実演 な ど <IATに 関 す る参 考 文 献 > Greenwald,A.G.&Farnham, S.D.(2000)Using the lmplicit Association Tcst to lⅥ easure Self‐Esteem and SeliConcept.力 ″r,2ノθFFをrsoββ万4/2″ゴもしciar Fる で力θlo群∼79,1022-1038 予 ― 信 州 t招待 st)へ 潮村 公弘 ・村 上史朗 ・小林知博 ( 2 0 0 3 ) . 潜在的社会的認知研 究 の進展 ― I A T ( I m p l i c i t A s s o c i a t i o n tの 大学人文学 部 人文科学論 集 ( 人間情報学科編) , 3 7 , 6 5 ‐8 4 . M i l l i s e c o n d S o l t w a r e t t h tw tw pw :_ 〃 m i l l i s e c o n d c o m / ( I n q u i s i体験版 t の が ダ ウン ロー ドで きます) 1 2Tミ日 本語版 W e b サ ィ ト h t t p s i / / i m p l i c i t . h a r v a r d e d u / i m p l i c i t t a p a n / i n d e x で j s体験 p ( W できます eb上 ) ※ IAT(Inquisit)体 験 コー ナ ー のお知 らせ を って I A T や そ の実施 につい て体験 して い ただ くべ く、大会本部 の ご 実際 に P C 上 で I n q u i s i t 使 ー 厚意 で体験 コ ナ ー を設置 させ ていただ ける こ ととな りま した。 P C で I A T に つい て触れ ていただ く他 、I A T を 用 い た研 究につい ての相談や I A T に つい ての 初歩的な質問等 につ きま して もで きるだ け対応 で きた らと考 えてお ります。 スペ ー スや設置で きる P C の 台数 には限 りがあ ります の で皆様 の ご要望 に完全 にはお 答 えで きな いか もしれ ませ んが 、ど うかお気 軽 にお立 ち寄 りい ただ けれ ば と 思 い ます。設置場所や時間 につ きま しては大会 当 日の掲示 を ご覧 くだ さい。 16 ポ ス ター 発 表 ポスター発表 1 0 月7 日 ( 土) 12時30分 ∼ 17時30分 本 館 2階 通 路 1 2 0 1 女 子大生の愛着タイプと自立、そしてパー ソナリティ O 橋 本 泰子 桜 美林大学大学院 雲井 千香子 桜 美林大学大学院 1 2 0 2 自 己愛人格傾 向と自我状態との 関連 について O J ヽ 西 瑞穂 同 志社大学大学院文学研究科 佐藤 豪 滋賀医科大学精神 医学講座 橋本 宰 同志社大学文学部 P - 1 2 0 3 両 親 の養育態度 が大学生の 完全主義 に与える影響 についての検討 ○ 中川 明仁 同 志社大学文学研究科 佐藤 豪 同志社 大学 文学 部 P - 1 2 0 4 対 人場面 におけるあいまいさへ の 非寛容 が 新入学 生の適応過 程 に及ぼす影響 ( 4 ) 一学年 の差 異 による経時的変化の検討一 〇 友野 隆成 同 志社大学文学部 橋本 宰 同志社 大学 文学 部 P - 1 2 0 5 高 齢者 の特性的 自己効 力感および認 知的評価と精神的健康 との 関連 ∼地域別の比較の観点から∼ ○ 西荻 恵 橋本 宰 同志社 大学 文学研 究科 同志社 大学 文学部 P - 1 2 0 6 重 要他者 に対する再確認傾 向と重要他者 の行動および感情 の推測との 関連 ( 2 ) 一K 」法とテキストマイエングによる検討 一 〇 勝谷 紀子 日 本大学文理学部 ・日本学術振興会 坂本 真 士 日 本大学文理学部 P - 1 2 0 7 地 域 におけるサポー トとうつ 。自殺念慮 の 関連 ○ 亀山 晶子 日 本大学大学院文学研究科 坂本 真 士 日 本大学文理学部 P - 1 2 0 8 性 役割 パーソナリティ( B S R I ) の個人差 に及ぼす遺伝効果 と環境効果の性差 ○ 佐 々木 掌子 慶 應義塾大学大学院社会学研究科 山形 伸 二 東 京大学大学院総合文化研究科 ・日本学 術振興会 敷島 千鶴 慶 應義塾大学大学院社会学研究科 安藤 寿康 慶 應義塾大学文学部 P - 1 2 0 9 双 生児法による因果の方向性の検討 O 山 形 伸 二 東 京大学大学院総合文化研究科 ・日本学術振興会 高橋 雄介 東 京大学大学院総合文化研究科 口日本学術振興会 木島 伸彦 慶 応義塾大 学心理学研究室 安藤 寿康 慶 応 義塾大学文学部 P - 1 2 1 0 拒 否 に対する感受性と対人ストレッサ ーヘ のコー ピングとの 関連 │ 十万理子 慶 應義塾大学大学院社会学研 究科 小サ ポ スター 発 表 10月7日 (土) 12時 P-1211現 代青年の社会意識 〇 桑村 幸恵 愛 *愛 杉山 佳菜子 二 宮 克美 愛 -20年 前 の青年との比較を通して一 30分 ∼ 17時30分 本 館 2階 通路 知学 院大学大学院総合政策研究科 知学 院大学大学院総合政策研究科 知学 院大学大学院総合政策学部 P-1212目 標設定と主観的幸福感 に関する検討 田 中 知恵 昭 和女子大学人間社会学部 P-1213話 者 の権威認知と話者 印象評定 一言語 スタイルとの 関係 一 海 上 智昭 名 古屋大学大学 院教育発達科学研究科 P-1214大 学生におけるEQSとCPI得点間の相 関的研究 大野木 裕 明 福 井大学教育地域 科学部 P-1215ベ テラン保育 士の 自我状態およびスト回―クの与え方 一経験 の浅 い保育 士と比較して一 宮沢 紀江 清 泉女学院短期大学 P-1216女 子学生の 自己についての語リ ー文化的スクリプトとの 関連 ― 向田 久美子 清 泉女学院大学人間学部 P-1217青 年期 における自己評価 の構造 と機能 一高校 生の 多側面的 自己評価と 抑うつ感 との 関連 一 員葉城 和美 清 泉女学院大学 P-1218若 者 における一 人称 へ の意味づ けに関する検討(2) 一社会的アイデンティティの 諸相 にみ る一 人称詞の機能的意 味 について一 〇 大和 国 智文 専 修大学大学院文学研究科 下斗米 淳 専 修大学文学部 "を “ P-1219ネ ガティブな「 若者イメージ」を持つ若者は 黒 い羊 切り捨 てるか ?そ の2 -対 人的志 向性 、クリティカル ロ シンキング、およびプチナショナリズムの影響 一 大石 千歳 東 京 女子体育大学体育学部 ・ 同短期大学 P-1220ポ ジティブ ・ イリュージョンとオプティミズム 、健康との 関係 に関する基礎研究 園田 明人 静 岡 県立大学 国際関係学部 P-1221演 奏不安はパ フォーマンスを低下させ るか 一状況別演奏不安傾 向とパフ ーマンスの ォ 関連 ― 吉江 路子 東 京大学大学院総合文化研 究科 ポスター発表 10月7日 (土) 12時 30分 ∼ 17時30分 本 館 3階 通路 P-1301カ ウンセラー 志望者の特性 、及び苦悩 の体験 に対する態度 上野 まどか 明 治学院大学大学院心理学研究科 P-1302ア タッチメントが他者 の特性判断 に与える影響 一敵意性と友好性 に着 目して一 島 義弘 名 古屋大学大学院教育発達科学研究科 P-1303友 人 関係場面における感情経験 と自律的な動機 づ けとの 関連 岡田 涼 古屋大学大学院教育発達科学研究 科 名 P-1304考 え込む傾 向が抑うつの持続 に与える影響 (3) 一反応スタイルと認知的評価との 関連 ― 松本 麻友子 名 古屋大学大学院教育発達科学研究科 P-1305中 学生 の子どもを持 つ親 の全 体的 自己価値の特徴 一父親,年 齢,経 済状況との関連と2年間 の 変化 一 山本 ちか 名 古屋文理大学短期大学部 P-1306大 学生の夢信仰 と情報処理 スタイル O白 石 みな美 サ ンコー インダストリー株式会社 浅原 千恵 上 智大学 伊澤 冬子 上 智大学大学院 明田 芳久 上 智大学 P-1307人 格測定における社会的望ましさ反応の研究 一受検者要因と項 目の社会的評価観 からのアプローチ 河内 和直 立 正大学大学院心理学研究科 P-1308短 大卒業生の職業適性と短大教育に関する研究 武藤 玲路 長 崎 女子短期大学 P-1309摂 食障害患者の特性に関する研究 O前 川 浩子 金 沢学院大学文学部 Kathleen Pike Departrnent of Psychiatry,Columbia P - 1 3 1 0 R S V P 課題を用 いた注意 バ イアスの測定方法の検討 ○ 松本 圭 金 沢 工 業大学基礎教育部 * 石 川県知的クラスター創成事業 沢 田 晴彦 P - 1 3 1 1 自 己評価の高低および安定性と劣等感の関連 広田 千織 筑 波大学人間総合科学研究科 P - 1 3 1 2 育 児意識に基 づいた乳 幼児を持 つ父親タイプにみられる特徴の検討 照井 裕子 中 央大学大学院文学研究科 P - 1 3 1 3 状 況別対人不安と自己呈 示の関係 万代 ツルエ 甲 南 女子大学大学院人間科学総合研究科 ポスター発表 10月7日 (土) 12時 30分 ∼ 17時30分 本 館 3階 通路 P - 1 3 1 4 女 子学生の心理社会的発達課題と風景 構成法 鷲岳 覚 青 森明の星短期大学 P - 1 3 1 5 罪 悪感 の測定に関する問題 大西 将史 神 戸大学大学院総合人間科学研究科 P - 1 3 1 6 自 己愛と自車感情 が集団活動 の 自己評価および成員評価 に及ばす影響 - 2 つ の 自己肯定感の対比 一 小塩 真司 中 部大学 人文学部 P - 1 3 1 7 九 州人はどんな性格か 一渡違徴『1 日 新 人 国記』刊行 6 0 年を記念 して一 〇 大村 政男 日 本大学 浮谷 秀 一 東 京富 士大学 P - 1 3 1 8 中 学生 の学校生活要因 に対する重要度認 知 口 評価得点のズレと学校 へ の心理的適応 岡田 有司 中 央大学大学院文学研究科 P - 1 3 1 9 自 傷行為を自己へ の攻撃性として捉 える試み 山 口 高弘 東 京国際大学臨床心理学研究科 P - 1 3 2 0 人 格障害をモデルにしたパー ソナリティ検査 に関する研究 ( 3 ) 一対人態度とパ ーソナリティ・ スタイルについて一 中澤 清 関 西学院大学文学部 P - 1 3 2 1 大 学 生の 自開症 スペクトラムに関する研究 ( 1 ) 松 田 美登子 東 京富 士大学学 生相談室 ポスター発表 10月 8日 (日 ) 10時30分 ∼ 15時30分 本 館 2階 通路 P - 2 2 0 1 中 学生 の状態共感と特性共感、表情認知 の 関係 ( 1 ) ○ 登張 真稲 大山 智子 白 百合女子大学大学院 番場 あやの 昭 和女子大学大学院 P - 2 2 0 2 中 学生の状態共感と特性共感、表情認知 の 関係( 2 ) ○ 大山 智子 白 百合女子大学大学院 登張 真稲 番場 あや の 昭 和女子大学大学院 P - 2 2 0 3 中 学 生の状 態共感 と特性共感 ・ 表情認知 との 関係 ( 3 ) 一状態共感の程度と表情認知との 関係 一 〇 番場 あやの 昭 和 女子大 学大学院 登張 真稲 大山 智子 白 百合女子大学大学院 P - 2 2 0 4 自 己開示および 自己呈示と応、 れあい恐怖 の 関係 ○ 東 奈 々子 名 城大学人間学部 榎本 博明 名 城大学人間学部 P - 2 2 0 5 コ ミュニケーションカ尺度の信頼性と妥 当性 榎本 博明 名 城大学 P - 2 2 0 6 自 己概念 の複雑性 とライフイベント ○ 加 藤 清佳 名 城大学人間学部 榎本 博 明 名 城大学人間学部 P - 2 2 0 7 B i g F i v e自己愛的脆弱性 と ○ 中山 恵 名 城大学人間学部 榎本 博 明 名 城大学人間学部 P - 2 2 0 8 自 己効 力感の形成要因と将来展望 との 関連 ○ 宮嶋 いずみ 名 城大学人間学部 榎本 博明 名 城大学人間学部 P - 2 2 0 9 電 子ブレーンストーミングのアイデアの生産性 ―匿名性 とシャイネスの効果 の検討 ― ○ 堀内 由樹子 お 茶の水女子大学大学院人間研究科 * お 茶 の水 女子大学大学院人間研究科 近江 玲 P - 2 2 1 0 携 帯電話を利用した援助行動 の内容 の検討 ○ 松尾 由美 お 茶 の水 女子大学大学院人間研究科 赤坂 瑠以 お 茶の水女子大学大学院人間研究科 P - 2 2 1 1 社 会性育成に対する親と教員の意識調査 ○ 田島 祥 お 茶 の水 女子大 学大学院人間研究科 松尾 由美 お 茶 の水 女子大学大学院人間研究科 ポスター発表 1 0 月8 日 ( 日) 1 0 時 3 0 分 ∼ 1 5 時3 0 分 本 館 2 階通 路 P - 2 2 1 2 携 帯電話使用量 が 中学生 コ 高校 生の親子 関係 に及ぼす影響 赤坂 瑠以 お 茶 の水女子大学 P - 2 2 1 3 青 年期 の抑うつ 日 不安 ・ 強迫 の要因としての同一性混乱 金 美倫 お 茶 の水女子大学人間文化研究科 P - 2 2 1 4 大 学卒業後 のキャリア選択と主観的幸福感の関連 松浦 素子 お 茶 の水女子大学大学院人間文化研究科 P - 2 2 1 5 ネ ット使用 が高校 生のソーシャルサポー トに与える影響一ツー ル 別ネット使用一 〇 安藤 玲子 お 茶の水女子大学人間文化研究科 高 比 良 美詠子 メディア教育 開発センター P - 2 2 1 6 自 尊感情 の 変動性 と心理的不適応との 関連 ① 阿部 美帆 筑 波大学人間総合科学研究科 今野 裕 之 目 白大学人間社会学部 P - 2 2 1 7 自 己卑下呈示 と精神的健康 の 関連性 に及ぼす文化的離反傾 向の仲介効果 吉 田 綾乃 東 北福祉大学総合福祉学部 P - 2 2 1 8 パ ーソナリティ特性語 へ の 反応時間 における個人内変動 に関する研究 一個人内変動得点における因子 こう構造 と質問紙 へ の 回答傾 向 一 〇 佐藤 恵美 白 百合女子大学大学院 松 田 浩平 文 京学院大学 人間学部 P - 2 2 1 9 職 業志向性と自己統制感 による主要性格 5 因子の差異 ○ 松 田 浩平 文 京学院大学 人間学部 佐藤 恵美 白 百合女子大学大学院 P - 2 2 2 0 完 全主義 と自己へ の攻撃性との 関連 一ネガティブな反すうを媒介 として一 〇 斎藤 路子 目 白大学大学院心理学研究科 今野 裕 之 目 白大学人間社会学部 P - 2 2 2 1 児 童の関係性攻撃における自己評定と他者評定 O 勝 間 理沙 兵 庫教育大学大学院連合学校教育学研究科 山崎 勝 之 鳴 門教育大学学校教育学部 ポスター発表 30分 ∼ 15時30分 10月8日 (日) 10時 本 館 3階 通路 P - 2 3 0 1 罰 の 回避と報酬 へ の接近 の感受性を測定する3 尺度 の比較 ○ 高橋 雄介 東 京大学大学院総合文化研究科 ・日本学術振興会 繁枡 算男 東 京大学大学院総合文化研究科 P - 2 3 0 2 モ ノの心理 的機能 へ の期待 一所有物 の心理的機能 へ の期待 はコミュニケーションの 自信 につながるか 一 〇 安井 理紗 大 阪大学大学院人間科学研究科 大坊 郁夫 大 阪大学大学院人間科学研究科 P - 2 3 0 3 K i S S - 1 8 の中国の大学生へ の適用 O毛 新華 大 阪大学大学院人間科学研究科 大坊 郁夫 大 阪大学大学院人間科学研究科 P - 2 3 0 4 小 学 生における問題行動の規定要因( 2 ) ∼ 各問題行動 の規定要因の検討 ∼ │ 1 俣 英之 大 阪大学大学院人間科学研究科 ○サ 大久保 智 生 香 川大学教育学部 P - 2 3 0 5 コ レスポンデンス分析によるパー ソナリティ観と性格詰尺度 の 関連 一 N E O 一 P I 一 R 、 T C 姥 4 0 、 ○′ Jヽ 山 純 東 杉山 憲司 東 新 版 T E G の 下 位 尺 度 因 子 分 析 洋大学大学院社会学研究科 洋大学社会学部 P-2306 Big ttve性 格 検査 の顕在 ・ 潜在指標 の比較分析 一形容詞版質問紙検査 と潜在連合テストQAT)を利用して一 〇 熊谷 隼 洋大学大学院社会学研究科 東 杉山 憲司 東 洋大学社会学部 P-2307性 格を表現する言葉の使用頻度/当 てはまり度 一′ コ中学生用形容詞版 Big Five性 Jヽ 格尺度 の 開発 に向けて一 〇 杉山 憲司 東 洋大学社会学部 高井 康晴 東 洋大学大学院社会学研究科 P-2308対 人 苦手意識と社会的スキルとの関連 日向野 智子 東 洋大学21世紀 ヒューマン・ センター インタラクション・ リサーチ ・ P-2309ゲ イエットの段階と体型 に関する他者評価 へ の認 知 鈴木 公啓 東 洋大学大学院社会学研究科/日本学術振興会特別研 究員DC P-2310大 学生における楽観性と日常的出来事 に対する認知的評価との 関連 ○ 河原 善人 川 崎医療福祉大学大学院医療福祉学研究科 寺崎 正治 川 崎医療福祉大学大学院医療福祉学部 P-2311外 向性、神経症的傾 向、日常 生活出来事と主観的幸福感 との 関連 O門 田 昌子 川 崎医療福祉大学大学院医療福祉学研究科 寺崎 正治 川 崎医療福祉大学大学院医療福祉学研究科 水子 学 川 崎医療福祉大学 医療福祉学部 ポスター発表 10月8日 (日) 10時 30分 ∼ 15時30分 本 館 3階 通路 P-2312制 御焦点と自己呈示との 関連 について(2) ○ 新 田 静枝 岩 手大学大学院人文社会科学研究科 堀毛一 也 岩 手大学人文社会科学 部 P-2313 Sence of Ooherenceと ストレス対処 の柔軟性との 関連 について (2) ○ 林 あずさ 岩 手大学人文社会 科学研究科 堀毛 一 也 岩 手大学人文社会科学研究科 P-2314ハ ンスアスペルガー再考 ―アスペルガー が最初 に報告 した記念 碑的 四症例と自験例 一 清水 光明 京 都大学大学院医学研究科脳病態生理 学講座 P-2315聴 覚投映法 における諸指標の検討 一Big F時 e性格検査を用 いて一 松川 春樹 東 北大学大学 院教育学研究科 P-2316自 己像 の不安定性と対人不安傾向、対人機能との 関連性 角尾 美奈 東 京家政大学文学部 P-2317対 人態 度 の親子間相関 ―内的作業モデル尺度を用いて一 〇 松岡 陽子 大 同工 業大学 黒石 憲洋 日 本教育大学院大学 P-2318快 適夢見睡眠とパ ー ソナリティに関する心理 生理 学的研究 松 田 英子 江 戸川大学社会学部 P-2319学 業達成場面 における防衛的悲観主義者 のポジティブおよびネガティブ感情 に関する検討 荒木 友希子 金 沢大学文学部 P-2320聴 き方 に関する考察 ―パーソナリティ理 論 のカウンセリングヘ の応用に関する一 考察 一 〇 出回 光 NPO法 人 日本心理カウンセリング協会 ネ 人 日本心理カウンセリング協会 榎本 和生 NPO法 * NPO法 人 日本 心理カウンセリング協会 安生 裕治 十 NPO法 人 日本 心理カウンセリング協会 慶岡 徹 P-2321保 育 士のストレスとパーソナリティ研究 ○ 西村 和久 桜 美林大学大学院 * 株 コーポ レー ション 式会社ネス ・ 堀 雅晴 ネ ・ 堀 内 友美 株 式会 社 ネス コーポ レーション
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