The preliminary-inspection report about Sado/Hayward Sister-School exchange program 平成24年10月9日(火)~平成24年10月15日(月) Seize your dreams from Sado on the global stage! ~歴史と文化の島佐渡から世界にはばたけ~ オンリーワンスクール・ステップアップ事業 グローバル人材育成佐渡地区実行委員会 巻頭言 佐渡地区グローバル人材育成実行委員会 はじめに 本報告は、佐渡市内5高校とヘイワード市内複数校が隔年で交換留学プ ログラムを行う「両市内高等学校姉妹校交換留学プログラム(Sado High Schools / Hayward High Schools sister-school exchange program)」を目指すも のである。その中核になるものは、1970年からの「佐渡高校・ヘイワ ード高校姉妹校交換留学プログラム(Sado/Hayward sister-school Exchange program)」である 1)。 今回、佐渡地区グローバル人材育成実行委員会(佐渡地区高等学校長会、 以下「SG委員会」という。2))の計画により、佐渡高等学校長及び同校 委員が渡米したものである。 アメリカのへイワード高校と佐渡高校との短期留学プログラムの再開を 図るものである。それに加え佐渡におけるグローバル化人材育成として、 佐渡市内及びヘイワード市内高校生が相互訪問する環境づくりも行った。 委員長 石井 哲彰 1 ブリス校長(右シュルツ先生) 2 生徒の意識調査 近年、欧米への海外留学者の減少傾向が続いている。グローバル化がい よいよ進展し、日本企業においても社内言語が英語と指定されたり、優秀 な外国人の採用枠が拡大している。にも拘らず、日本人若者の内向き志向 が見て取れる。 さて、文部科学省は、意識調査も行っている。今月行われた「高校生の 留学に関する意識調査(各学年1クラスの抽出)」により佐渡高校生の海外 留学に関する意識をみてみよう。グラフは全学年を加算した数である。 まず、外国留学で、友人をつくりたい、語学力を向上させたい、文化・ スポーツ・歴史・自然に触れたいという意識が強い(図1)。とても良いこ とだと思う。 一方、留学について聞くと希望しないが63%を占める(図2)。ここで はデータは示していないが3年生は47%と割合積極的である。 希望しない理由は、「言葉の壁」と「特に魅力を感じず、面倒だから」で ある。その次が「経費」である(図3)。 このような意識は日本全体が持っている。そのため、文部科学省や諸機 関がこうした傾向に歯止めをかけ、増加に転じるよう諸事業の展開を行っ ている。その一つがSG委員会を立ち上げるきっかけとなった新潟県教育 委員会による「オンリーワンスクール・ステップアップ事業 3)」による。 佐渡が島国であるだけに、佐渡地区高等学校校長会では、グローバル化に 向けた一層の啓発を行いたい。 3 グローバルに生きる勧め 今、アメリカ大統領選でオバマとロムニーが一騎打ちを演じており、昨 日は48%対47%で接戦を演じている。今回の訪米中もその話題がいく つか出た。「昨日、民主党の大票田のサンフランシスコに来て演説をして帰 った。」とか、「オバマは、アメリカの永住権を今まで資格を得られなかっ た人々まで拡大すると選挙目当ての公約をいっている。」とかである。 日本にいては新聞の見出しにあった遠くの話題が、俄然、現地では身近 な話題という気持ちになる。そして、国や選挙の形は違っていても、選挙 に対する有権者や立候補者の気持ちは変わらないことを知る。 英語を話し聞くことは若いうちにすることであり、そのチャンスを逸すると会得は難しい。私の会 った日本人は日本人のアクセントと発音ではあるが、意志疎通ができる。何と楽しいことであろうか。 うらやましい限りである。これらの人たちは、高校生・大学生の時代に留学 をしている。留学は、長いにこしたことはないが、短期であってもある一定 期間があれば役に立つと考える。 Schultz・菊池先生が築いた成果は長年の深い努力によるものである。次の 世代のためのこの取組みは3年間の指定である。期間限定であり、思うよう に進展できないかも知れないが、一人でも多くの佐渡市内高校生がグローバ ルな世界、特に英語圏での会話に習熟してほしいと考えている。 4 新潟~成田線・新潟県津川上空 おわりに 今回のオンリーワンスクール・ステップアップ事業推進にあたって深い配慮と支援をいただいた新 潟県教育委員会、新潟県高等学校長協会等関係の皆様に対し心より感謝申し上げる。 1)Sado/Hayward sister-school exchang program 「33 年間のヘイワード高校教諭としてのも 第Ⅰ期 第Ⅱ期 っとも有意義な体験の一つが佐渡高校との姉妹 調整 再開 71~84 95~04 校体験である。交流の芽生えは1967~68 67~ 70~ 10・11 80~ 90~ 00~ 12~ 年にかけてのハワイ大学東西センター教員交流 計画である。アジアとアメリカからの12名ずつの教師が合同授業に出席したり、校外行事に参加したり したが、その一人が菊池先生であった。・・以前のヘイワード高校交換学生やその両親、引率教師で佐渡を 再訪したものもいる。・・私の人生目標の一つは、1943年から1944年にかけこの数ヶ月間にわたっ て繰り広げられた不快な南太平洋軍事作戦終結時に決めたのだが、日米間の友情関係樹立に役立つことだ った。この私の目標は交流計画を成功させたことで達成することができた。 」 リチャード・シュルツ先生(佐渡高等学校ヘイワードの友の会編:30周年記念誌) ○ Hayward High School HP より Hayward High School is the oldest high school in Southern Alameda County. We began serving the community in 1892.The present site of the school on East Avenue, the third campus in the school’s history, was built in the early 1960’s. ヘイワード高校は、南部アラメダ郡で最も古い高校です。創立は、1892 年、 現在の学校は、ヘイワード市東通りにあります(第 3 番目のキャンパス)。 1960 年代初期にここへ市中心部(今はショッピングセンターになっている) より移ってきたものです。 我々のためのセレモニー(感謝) Today we offer a comprehensive curriculum with Advanced Placement (AP) courses in all core curricular areas, a full range of core courses, a variety of classes in the visual and performing arts area, including instrumental and vocal music, and vocational courses in Business Education, Home Economics and Industrial Technology. We have capstone courses with the Eden Area Regional Occupational Program (ROP). Advanced Placement(AP)コースがすべての中心的なカリキュラムになっています。そして、ビジ ュアルやパフォーマンスを習うコース(器楽や声楽を含む)があります。職業コースもあり、家庭経済、工 業技術を学びます。 Hayward High School is a public high school in Hayward, California, one of four high schools in the city. It is one of the oldest high schools in Northern California. The official mascot for Hayward High is the "Farmer" which dates back to Hayward's period as an agricultural center and its emblem features a farmer with a plow, a reference to the city's agricultural past. ヘイワード高校は、ヘイワード市立 4 高校の 1 つです。北部カリフォルニ アで古い高校の一つです。公式マスコットは、ヘイワード高校が農業センター としての役を果たしたことにより、「農民」です、そのエンブレムは、「鋤」で UC Berkeley校キャンパス風景 す。 Motto: "Personal Responsibility In Delivering Excellence"「個の責任・エクセレンスの提供」 Teaching:staff:78 人 Students:1,890 Grades:9–12 Location:1633 East Avenue,1633、Hayward, California,、USA Colors:Black and gold Athletics:49 teams in 15 sports 2)「佐渡地区グローバル人材育成実行委員会」 佐渡市内の 4 校の高等学校(佐渡、羽茂、相川、佐渡総合)及び佐渡中等 教育学校は、「グローバル人材育成の推進」において指定を受け、佐渡市内 の高校生に対する、佐渡の歴史や文化への理解を深めるとともに、将来、世 界で活躍する人材を育成するための取り組みを実施する。そのために「佐渡 地区グローバル人材育成実行委員会(佐渡地区高等学校長会、以下「SG委 員会」 )を設けた。 サンフランシスコダウンタウンの朝 3)「オンリーワンスクール・ステップアップ事業」 県教育委員会が平成 24 年度から 3 カ年にわたって実施する事業で、指定を受けた学校が、地域人材、 企業、及び研究機関や学校の伝統、地域性を活かした、グローバルネットワーク、ローカルネットワークを 構築する教育活動を展開することにより、生徒のキャリア発達を促進するとともに、新潟の将来を担い、貢 献する生徒の育成を目指す取り組みである。「グローバル人材育成の推進」、「起業家教育の推進」、「地域と 連携したキャリア教育の推進」の 3 つの観点に基づき、全県で 8 件(単独実施 4 件、連携実施 4 件)が指 定された。 グローバル人材育成事業に係る短期留学プログラムについて 佐渡地区グローバル人材育成実行委員会 委員長 石井 哲彰 はじめに 今回、佐渡地区グローバル人材育成実行委員会(佐渡地区高等学 校長会、以下「SG委員会」という。)の計画により、石井佐渡高等 学校長及び同校吉川委員が渡米した。 佐渡高校の姉妹校であるアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフ ランシスコ近郊ヘイワード市立ヘイワード高等学校との交換留学再 開を図るものである。 この訪問により、その再開について合意をした。 さて、SG委員会の活動は、新潟県教育委員会の「オンリーワン スクール・ステップアップ事業(グローバル人材育成(以下「グロ SG委員会・English Daily Camping ーバル事業」という。)」によるものである。 1 佐渡地区高校グローバル人材育成委員会(SG委員会)組織図 事務局:佐渡高校 委員長:佐渡高校 羽茂高校長 保坂 芳央 教頭 小竹 聖一 校長 石井 哲彰 相川高校長 仲川 正道 佐 渡 総 合 高 校 長 山岸 耕一 佐渡中等教育学校長 竹内 正文 佐渡高校委員 羽茂高校委員 相川高校委員 佐渡総合高校委員 佐渡中等教育学校委員 . あたかも、県立佐渡高等学校の姉妹校再開と見ることもできるが、SG委員会による佐 ......... 渡市内高校生を対象とするものである。 そして、本年度は、海外留学推進3年計画のうち1年目の事業である(下表)。 1 アメリカ海外姉妹校づくり(姉妹校の決定、姉妹校への教員・生徒派遣) 2 ALT、英語教員による英語デイリーキャンプ(市内中高生参加促進) 3 英語スピーチコンテスト(市内中高生の参加促進) 4 外国語による佐渡市内高校ガイドブック作成(世界遺産等伝統文化PR) 5 東アジア高校生派遣・研修事業(韓国・シンガポール・台湾・中国等) 2 姉妹校(地域姉妹校事業)の選定 事業計画の構想時期、NHKニュースで「英語圏日本人留学生減少」との報 道があった。であれば、公用語の英語圏、歴史・文化の面からも観て、姉妹校 は欧米又は北米を考えた。具体的な地域・学校の選定にあたり、県教委担当者、 有識者、民間団体等にも問い合わせた。アメリカ合衆国のハワイ州、イリノイ 州、北米東海岸各州等の推薦があった。勿論、佐渡高校の姉妹校で中断してい るサンフランシスコ郊外のヘイワード高校も選択肢であった。 国際交流は、パーソナルな面が強い。人や周囲の環境が変わるといとも簡単 に雲散霧消するという現実がある。1970年に始まる佐渡高校/ヘイワード 佐高校長室ヘイワッドペナント 高校姉妹校プログラム(Sado/Hayward sister-school exchange program)も同様で ある。しかし、熟慮・再考するとこの関係を再開することはとても良いことと考えた。この40 年超の歴史は、両校の伝統が息づいている限り再開・中断を挟みながらも、その時代に合った形 をとりながら続けることができると判断した。 そして、さらなる発展形態として、先にも述べた佐渡市内5高校とヘイ ワード市内複数校が隔年で交換留学プログラムを行う「両市内高等学校姉 妹校事業(Sado High Schools / Hayward High Schools sister-school exchange program)」を目指すこととした。その核は、 「Sado/Hayward sister-school」で ある。 パターソン副校長執務室 ヘイワード高校・関係者との連携及び強化 ヘイワード高校長に対し、6月8日付の交流再開を望む手紙を航空便で発送し、6月20日今 までの交流の歴史を問いあわせるミシェル・パターソン副校長からの E-mail が届いた。そして、 8月31日付招待のジョージ・ブリス校長からの E-mail が送られてきた。その間、時差が17時 3 -3- 間、メールの時代でも意志疎通の難しさはついてまわった。 10月9日石井校長・吉川修教諭とでヘイワードを訪問。交流再開とそれ以降の協議は、ヘイ ワード高校10月10日(水)午前10時から行った。10が並び因縁めいている。 (1) 合意の内容 ① ヘイワード高等学校は、佐渡高等学校との姉妹校交流を再開しお互い 協力し合う。 ② ヘイワード高等学校は、平成25年3月中下旬の佐渡市内高等学校生 の訪問を受け入れる。また、ヘイワード高校は、ホームスティ先の確保や 各種行事に対する資金集めをする。 さて、ヘイワード市内には14日朝まで滞在し、調査・視察・懇 談を行い次の結果を得た。 (2) 視察による今後の方向性 ③ ヘイワード市 Mt. Eden High School が、佐渡市内高等学校生のホ ームスティ先となり、同校日本語教師が佐渡市内高等学校生の英語 研修等協力の検討を行う。 ④ 近隣に、UCバークレー校、スタンフォード大、カルフォルニア州大イ ーストベイ校がありその訪問や、教授などの講義を受講する良好な環 境が存する。また、アップル本社見学、コンピュータ歴史博物館、シリ コンバレー地域の見学も生徒の知的好奇心を高めるにふさわしい。 ⑤ 日本からの移住者・長期在住者や、反対に日本長期滞在後の帰国 者がヘイワード市内等の近郊に多数在住、勤務しており、通訳・支援 の輪が期待できる。 4 今後の予定 3/ 曜 午前 午後 1 16 土 佐渡発 移動 現地時間 13:00 ホームスティ先到着 2 17 日 ミーティング ティーパーティー 3 18 月 Hayward H.歓迎行事 英語研修 4 19 火 英語研修 5 20 水 英語研修 6 21 木 英語研修 ※ CSUniversity,イーストベイ校英語研修 7 22 金 英語研修 8 23 土 サンフランシスコ市内見学研修 9 24 日 ホームスティ先との自由時間 10 25 月 シリコンバレー・コンピューター歴史博物館視察・スタンフォード大講義 11 26 火 英語研修 12 27 水 英語研修 13 28 木 ※ University of California,バークレー校視察・大学講義 14 29 金 英語研修 お別れティーパーティー 15 30 土 SF国際空港 機上 16 31 日 機上 成田着後 佐渡へ 5 来年、学年末 休業を利用して 2週間のホーム スティ留学を計 画し、ヘイワー ド高校のお世話 になる予定であ る。その日程は、 左表のような内 容が想定され る。 今 後 こ の日 程 や経費負担の 仕組み等をヘ イワード高校 と協議する予 定である。 おわりに 今回の成果は、事業推進に直接あたっている佐渡市内高等学校、 特に、佐渡地区高校SG委員会の諸先生方にお力添えをいただいた ものである。 また、佐渡市に事務局を置く「ヘイワード友の会」の皆様、特に 事務局長の深見弘喜さんには同行していただき、ヘイワードの「佐 渡クラブ」の方々の橋渡しの役を果たしていただいた。感謝する。 一方、ヘイワード側のブリス校長、パターソン副校長、代表生徒 歓 迎 会 参 加 代 表 生 徒 と の シ ョ ッ ト ( 図 書 室 ) 達をはじめ、校歌の演奏とドリルにあたっていただいた方々にも謝意を表する。「佐渡クラブ」の 方々とのレセプションも楽しいものであった。また、通訳をしていただいた Neptune 家にはお世 話になった。最後に、シュルツ先生・菊池泰之先生のご健康をお祈りする。 -4- ヘイワード高等学校視察報告 佐渡地区グローバル人材育成実行委員会(短期留学プログラム担当)委員 新潟県立佐渡高等学校 教諭 吉川 修 平成24年4月に佐渡高校に着任し、約1ヶ月が経った頃であった。ヘイワード高 校との姉妹校交流の再開に向けて、秋に現地に行くことを予定しており、校長先生か ら私を同行させる意向を伝えられた。自分にその大役を果たすことができるのだろう かと、自問自答した時期もあったが、新しいことにチャレンジすることや異文化を体 験することなど、自分の好奇心や挑戦意欲が駆り立てられるものでもあり、行ってみ たいという気持ちの方が、次第に大きくなっていき、視察に同行させてもらうことを 決心した。 実際に、ヘイワード高校への視察を終えた今では、自分の決断が間違っていなかっ たと確信している。この交流事業の創始者であるシュルツ先生や娘のマータさん、ま たヘイワード高校の佐渡クラブの生徒たちの歓迎ぶりは自分の想像を超えていたし、 この交流の歴史の中で両校の多くの生徒が、かけがえのない体験をし、それが彼ら、 彼女らの後の人生の財産になっているのだということ等々、この交流を将来にわたり 続けていくことの意義を自分の中で再確認することができた。 アメリカ合衆国という国は日本にとって、歴 史の中で、特に近代においては切っても切れな い存在である。初日、サンフランシスコを車で 案内してもらった。そのときに気付いたことは、 道路を走っている車の約半数以上は日本製車で あるということだった。やはり、日本の「もの 作り」の技術力は世界の先端をいっていると実 感した。 現地で働いている日本人ドライバーの方にそ ゴールデンゲートブリッジを背に(左から吉川、石 の事を聞くと、日本車は「簡単に故障しない、 井校長、シュルツ先生、マータさん、 深見 さ ん) 燃費がよい」という評判で、経済状況が必ずしも良くはない今のアメリカで、特に中 間層の信頼を得ているようだった。韓国などの新興企業に押されがちと言われている 昨今の日本の製造業だが、それぞれの企業に歴史の中で積み重ねてきた独自の「技術 力」がある。そして日本人が優れているとされる組織としてまとまることのできる組 織力や、勤勉さに代表される人としての力、つまりは総合的な「人間力」がある。「技 術力」と「人間力」。この二つの力は、そう簡単には他国が追い抜くことのできない 力であると改めて知ることができた。 また、今回の視察で再確認することのできたもう一つの日本の良さは、食文化であ る。サンフランシスコで何回かレストランにて食事をしたが、量は多い、味は大胆、 脂肪分は多い、などアメリカンフードに対して持っていたイメージ通りのものであっ た。一方、日本人が経営する寿司レストランでの食事は違っていた。自分が日本人で -5- あり、日本食に慣れているというのも無論あるだろうが、そのレストランの盛況ぶり は、日本の食文化のクオリティーの高さを示すものであると思った。日本人が食に対 して持っている繊細さ。これもまた日本が世界に誇る味の技巧である。 さらに、今回の視察旅行の中で大学を2つ見学することができた。Stanford University と University of California, Berkley である。どちらの大学も多数の著名人 を輩出している。実際にキャンパスに行ってみて、まず感じる日本の大学との一番の 違いは、その敷地の広さである。両校とも広大な敷地の中に、様々な学部の建物やフ ットボールの競技場などが点在していた。実際に学生は、どういった事を学び、どう いった夢を持っているのか聞いてみたかったので、スタンフォード大学では、偶然通 りかかった女子学生にインタビューをしてみた。シアトル出身の政治学を専攻してい る学生で、将来は国連で発展途上国の国際開発事業に関連する仕事をしたいという夢 を語ってくれた。さすがは、スタンフォード大学である。佐渡高校生にもそれぐらい 大きな夢や大志を抱いて、勉学に励んでほしいものである。 来年の3月に佐渡高校生が、どちらかの大学で講義を受講することができる機会に 恵まれたなら、彼ら、彼女らにとって大きな刺激となるのは間違いないであろう。 シュルツ先生のご自宅に滞在していたとき、先生ご 自身から、この交流を始めるに至った経緯や当時の心 情を聞くことができた。先生は太平洋戦争において、 手の指を負傷されたのである。先生は、そのおかげで 自分は病院で入院することとなり、戦乱の中を生き延 びることができたのだとおっしゃっていた。 シュルツ先生のご自宅 そういったご自身の重い体験があったからこそ、シュルツ先生は日本と仲良くして いかなければいけない、という使命感にも似た気持ちを持つようになったのではない だろうか。それが、ハワイで出会った菊池先生と交流を持ち、日本との架け橋になり たいという気持ちに繋がっていったのではないかと想像している。 交流を始めた人物の歴史をこの視察旅行で初めて知ることになり、戦争体験が一人 の人間の人生に与えるインパクトの大きさを改めて噛みしめた。 自分はもちろんの事、生徒たちも全く戦争を知らない世代である。日本は終戦から 67年が経過し、戦争の悲惨さや残酷さを、身をもって語れる世代の人たちも少なく なってきている。平和が保たれているように見える日本だが、昨今は近隣アジア諸国 との関係などは必ずしも良好であるとは言えない状況である。 特に若いときに国際交流をすることによって得ることのできる体験の中で重要なも のの一つは、一人の人間と人間が言葉や文化の壁を越えてお互いに気持ちや価値観を 理解し合える経験であると思う。その経験が、メディアやインターネットなどを通し て様々な情報が氾濫している現代社会において、情報の真偽を見極める力や、簡単に 他国やその国民への偏見や先入観を持たないこと、言い換えれば「メディアリテラシ ー」を持つことへも繋がっていく。一人一人の人間が、実際に国際交流体験を通して -6- 形成されたその感性が、世界を平和へと導く力の一端となりうるものであると信じて いる。 ヘイワード高校では、英語を母国語としない生徒向けの授業や、大学進学を目指す 意欲的な生徒を対象にした授業などを見学させてもらった。そこから、ヘイワード高 校の生徒は学力面において、かなり幅があることが想像できた。英語を母国語としな い生徒を受け入れ、教育していくとは、保護者や地域との連携も含めて様々な困難が あるであろう事は容易に想像される。 そういった経験からも、今回の視察で、強く印象 に残ったことの一つは、アメリカという国の懐の深 さである。ヘイワード高校の生徒の民族構成は姉妹 校交流が始まった頃と違って、白人の生徒が9%と 少なく、ヒスパニック・ラテン系が55%、アフリ カ系が20%、フィリピン系が4%、太平洋諸島が 3%、アジア系が2.5%、 その他が6.5%である。 授業見学での集合写真 近年では、ヘイワード高校と同じように国全体でヒスパニック・ラテン系の移民が 急増している。もともと、アメリカ合衆国という国は移民国家である。歴史的には様 々な摩擦も起こり、今もなお、多民族国家ゆえに起こる問題も無論存在するが、基本 的には様々なルーツをもつ人々を受け入れ、共存しようとしていこうとする理念、姿 勢は評価されるべきものであるし、そういった国家としての役割は、日本という国家 には、おそらく果たし得ない、世界の中での非常に重要な役割であると考える。 さて、サンフランシスコという街は、聞いてはい たが、やはりdiversity(多様性)の街であった。通 りを歩けば、様々な肌の色の人とすれ違う。こうい う感覚は、日本にいては絶対に味わうことのできな い感覚であり、グローバルな感覚を身に付けるには 恰好の街である。 15歳から18歳までの時期は、まだ自分の中で ヘイワード高校、歓迎式典での集合写真 確固たる価値観や考えが固まっていない時期である。 一人でも多くの佐渡高校生に、 ヘイワード高校との姉妹校交流事業を通して、若い感性で様々なこと感じ、考え、刺 激を受けて欲しいと思う。「産官学によるグローバル人材育成推進会議」ではグロー バル人材を「異なる言語、文化、価値を乗り越え、関係を構築するためのコミュニケ ーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会 貢献の意識などを持った人間」と定義している。 私の気持ちとして、生徒には佐渡人、新潟県人、日本人としてのアイデンティティ ーをしっかりと持ちながら、cosmopolitan(国際人)としても行動し、協調していく ことのできる、たくましくも心豊かな人間に育っていって欲しいと思う。 私も微力ながらもその一助となることができたのなら、幸いである。 -7- 訪問団成果(姉妹校交流再開及び両市内高校相互交流へ拡大)と日程 1 成果 ①Sado/Hayward sister-school exchange programを再開する。 ②佐渡高校及び佐渡市内高校(後期中等教育学校生を含む)は、生徒代表5名程度を3 月中旬~下旬にHaywardに派遣する。 ③Hayward市教育委員会及び「Hayward地域の会」は、本事業を応援する。 2 日程 日 次 地 月日(曜) 両 新 10月9日 新 (火) 成 1 成 潟 田 田 現地時間 交 通 機 関 名 津 潟 空 空 空 港 港 港 港 港 発 着 発 11:30 12:35 15:10 16:20 17:25 テ ル 着 12:30 リムジンバス 10月10日 2 程 ジェットフォイル 路線バス ANA3240便 ANA7016便 サンフランシスコ空港着 10:36 ホ 行 Schultz氏との事務打合せ(Cliff House) サンフランシスコ市内視察 <サンフランシスコ泊> HOLIDAY INN GOLDEN GATEWAY 午前:HAYWARD高校長との面会・校内視察 午後:教育委員会表敬訪問及び教育長との懇談 (水) (HAYWARD UNIFIED SCHOOL DISTRICT) HAYWARD <HAYWARD市 Schultz氏宅泊> 午前:California State University,イーストベイ校 10月11日 訪問視察・大学関係者との語学研修打合せ (木) 午後:スタンフォード大学訪問視察 3 シリコンバレー地域視察 HAYWARD コンピュータ-歴史博物館視察 夕方:ホームスティ関係者との意見交換・懇談 (ホームスティ先の確保、今後の課題等) <HAYWARD市 Schultz氏宅泊> 午前:University of California,バ-クレ-校視察 10月12日 HAYWARD 4 午後:同上及びサンフランシスコ市内視察 (金) <サンフランシスコ泊> サンフランシスコ 5 6 7 HOLIDAY INN GOLDEN GATEWAY ホ テ ル 発 タクシー 10月13日 サンフランシスコ空港着 (土) サンフランシスコ空港発 1 1 : 2 2 ANA7013便 成 10月14日 成 (日) 新 ホ ホ 10月15日 新 (月) 両 田 空 港 田 空 港 潟 空 港 テ ル テ ル 潟 津 着 発 着 着 発 港 港 14:20 17:40 ANA3239便 18:45 路 線 バ ス 路 線 バ ス 06:00 08;30 フ ェ リ - - 8 - <機 中 泊> <新潟市内ホテル泊> 交流再開のための視察団Hayward高校訪問の記録(H24.10.9~10.15) ヘイワード校歌(歓迎ドリル演奏) ブリス校長へ記念楯(右シュルツ先生) パターソン副校長(左端)・カイル(過去留学生) 佐高生徒会長メッセージ・奥P副校長・吉川教諭 歓迎会参加代表生徒とのショット(図書室) P副校長執務室(奥)・指導室(手前) 特別指導クラス生徒達と(ハキハキしている) カリフォルニア州大イーストベイ校(Hay高校近接) 私立スタンフォ^-ド大学生にインタビュー シ リ コ ン バ レー ・ ジ ョ ブ ス の 家 ( 林 檎 の 木 数 本 ) ネプチ ュ ーン さん (通 訳 )・カ イル さん親 子( 中2) バー ク レー 学 内 (北 方 向 ) シリコンバレー・コンピュータ博物館 ゴールデンGB・SF市街・(右2人目娘マータさん) バークレー校にて ネプチューン・海さん日本生(通訳) - 9 - 歓迎パーティ(乾杯は水) 交換留学生関係者30名集合 Hayward High School ___________________________________________________________________________________ 1633 East Avenue • Hayward, CA 94541 • George C. Bullis, Principal Main Office (510) 723-3170 Fax (510) 581-3145 August 31, 2012 Dear Mr. Ishii, We would like to invite you to visit Hayward High School on October 11, 2012. It is my understanding that we are sister schools and that you have made this your special project for this school year. Our school is a four-year comprehensive high school located 28 miles southeast of San Francisco. We have approximately 1,700 students representing a wide range of ethnic backgrounds. Hayward High School is a very urban high school with an extremely diverse population of students. Our current demographics are 55% Hispanic/Latino, 20% African American, 9% White, 4% Filipino, 3% Pacific Islander, 2.5 %Asian, and 6.5% other. I understand that there have been difficulties in keeping the exchange program going due to travel expenses, language barriers, cultural differences, and other related problems. I believe that if we work together while you are here, we can discuss these obstacles, and provide our students with an excellent opportunity to partner with your school. If you would like to learn more about Hayward High School, I invite you to visit our website at www.haywardhigh.net . If you need any assistance with your visit to Hayward High School please email me at [email protected]. I look forward to hearing from you about your specific interests when you visit our school. Sincerely, George Bullis Principal Hayward High School Dear Mr. Bullis Hello, Mr. Bullis, How's everything ? On October 10th, I was really glad to have such a warm welcome from the principal, teachers and students. I noticed that the brassband club played the school medley. We were guided to the library, the dance club members were waving flags. Later, I heard that Mr. Schultz was almost crying. After hearing the welcoming message from Mr. Bullis, I felt ensured that this would be a great experience. I was also glad that the students welcomed us, serving drinks and snacks. We had a nice time showing the slide show to each other and deepening our relationship. Later, Miss Patterson showed us around the classes. I thought that the students in Hayward High must have a good school life because of their shining faces. Particularly, I was moved by the students in "thirty three students in the world" I hope that some students in that class will come to Sado High School. I'm waiting here on Sado. Mr. Bullis guided us to Hayward Unified School District and we had a nice talk with the superintendent. This is one of the achievements. We went and saw Stanford University, Silicon Valley, the computer museum, U.C.L.A. in Berkeley and California State University East Bay. I now have ideas for the future exchange programs. Next March, I would like to visit your school with three to five students including the Student council president. We are recruiting students to join the program. I have attached the schedule plan which has not been decided in detail. Today, the local newspaper in Niigata had an article on the exchange program with Hayward High. I have attached the PDF file. Mr. Fukui, an English teacher in Sado High, will take students to Hayward next March. I will go as well, but I will stay there only a few days. I really appreciate your kindness. Best wishes October 18th, 2012 Ishii Tetsuaki The Principal, Niigata Prefectural Sado High School Schedule Plan(2012_12_8) No. March 1 16 Morning Sat. Afternoon Leave Sado Local time 13:00, arrive at host family’s house 2 17 Sun. Meeting 3 18 Mon. 4 19 Tue. English Training 5 20 Wed. English Training 6 21 Thu. English Training Tea Party Hayward High School welcome meeting English Training ※ English Training at East Bay School 7 22 Fri. English Training 8 23 Stu. Look around San Francisco 9 24 Sun. Free time with host family 10 25 Mon. Attend the lesson at Stanford University 10:00 ~ Dr. Nishi Visit the computer museum in Silicon Valley, ※ Visit apple campus( Infinite loop ) 11 26 Tue. English Training 12 27 Wed. English Training 13 28 Thu. ※ Visit U.C,Berkeley, attend the lesson 14 29 Fri. English Training 15 30 Sat. San Francisco Airport Farewell Party On the plane 16 31 Sun. On the plane Arrival at Narita, Go to Sado ※・・・This is a suggested schedule for the exchange that we would be happy with, if it works for you. ・In regards to English Training, other schedules and expenses of home stay, let’ s discuss details with each other at a later stage. - 20 - - 23 - 2012/12/4 1967.6 Mr. Kikuchi arriving at Honolulu Harbor to study at East-West Center as a teacher-interchange program grantee, to be joined in September by Mr. Schultz from Hayward 昭和42年6月 佐渡高校教諭菊池泰之 ハワイ・ホノルル市の東西センターに教員交流 計画奨学生として留学、9月にヘイワッド高校シュルツ氏も参加 (写真で見る佐渡・ヘイワッド高校姉妹校交流計画小史) 平成24年9月 菊池 泰之編 2 The main gate of the Center Jefferson Hall,the administrate on building on the right 東西センター正門(右)管理棟ジェフアソンホール Mr.Schultz and his family in Honolulu, his son Kurt not included Sorry his wife and older daughter passed away. シュルツ氏一家 長男カート不在 1971.7 The first group of Hayward students, led by Mr.Schultz,arriving at Ryotsu 昭・46・7 第1回へイワッド高校交換学生両津港着 引率シュルツ教諭 奥様と長女逝去される Ann Newlon teaching at the summer English seminar(7.21~31) 夏季英語講習で教えるアン・ニューロン (7・21~31) 1 2012/12/4 1972.7 The first group of Sado students arriving at Oakland Airport,led by Mr.Kikuchi Why did Mr.Schultz show the back of the placard? Hayward students taking an intercultural course Some classes were ’bonsai’(potted trees) and others ikebata(flower arrangement) 異文化講座に出席するへイワッド校生 盆栽、生花の実演授業があった 昭・47・7 第1回佐渡高校交換学生オークランド空港着 引率菊池教諭 Bon dance festival at a Buddhist temple in Union City ユニオン市仏教寺院の境内でおこなわれた盆踊り Visiting Sawada Kindergarten 佐和田幼稚園訪問 1973 The second group of Hayward students,led by Mr.DeLa Rosa,taking a stroll in Ueno Park, Tokyo before taking a train for Niigata 昭・48 第2回へイワッド校生 引率 ド・ラ・ローサ教諭 新潟行き電車に乗車前上野公園を散策 Hiking in the Osado Skyline 太佐渡スカイラインハイキング 2 2012/12/4 1975 The third group of Hayward students,led by Mr.Sandoval,attending an English class at Sawada Junior High School Mr. Sandoval getting on’tarai-bune’ ’Tarai’is tub,and ’bune’ is an alteration of ’fune’,boat. It is used for collecting seashells and seaweed near the shore.It needs a lot of skill to row it. たらい舟に乗るサンドバル氏 昭・50 第3回へイワッド校生佐和田中学訪問 英語授業に出席 引率 サンドバル教諭 1977 The fourth group of Hayward students,led by Ms. Combs Susan Ohe playing table tennis in a ball-game week after the final exam is over. 昭・52 第4回へイワッド校生 引率 コームズ教諭 卓球を楽しむスーザン・オーエ Attending a cooking class 家庭科調理授業に参加 校内球技大会で Beautifully dressed in ’Yukata’ at Sado Girls’ High School ’Yukata’ is a casual cotton summer kimono. Enjoying beach seine fishing 地引網漁を楽しむ 佐渡女子高で浴衣を着る 3 2012/12/4 1979 The fifth group of Hayward students, led by Mr.Scheffer Debbie Stoffel taking part in rope jumping in a PE class. Having lunch in school cafeteria. (left to right)Debbie,Kenny and Mr Scheffer 学生食堂で昼食をとる 昭・52 第5回へイワッド校生 引率 シェフアー教諭 体育授業に参加するデピー・シュトッフェル Sado student giving a thank-you speech at a closing ceremony of the summer English seminar 夏季英語講習終了式で謝辞を述べる Sado parents visiting Hayward to commemorate the 10th anniversary of the exchange program. 姉妹校交流計画10周年記念に佐高生父兄へイワッド訪問 1980 The fifth group of Sado students, led by Mr.Kikuchi,playing softball The game ended in a draw? 昭・55 第5回佐高生 ソフトボールの試合をする 引率 菊池教諭 試合は引き分 け? A welcome party given on Aug.11.at the Schwalm’s residence. Standing in the Center was Roger. He loved Sado so much that he visited Sado five times. He helped a lot with the exchange program.Sorry he passed away in 1993. シュワルム氏宅にて 一行の歓迎会 写真中央ロジャー 来島 交流計画の推進に尽力する 平・5逝去 佐渡に惚れて5回も 4 2012/12/4 Commemorative cake baked by the Schwalms ロジャー 一家が焼いてくれたケーキ Presentation on their life in Hayward at the school festival in September 9月 学校文化祭でへイワッドでの体験発表 Camping in Yosemite National Park Sado students cooking curry and rice ヨセミテ国立公園キャンプ 佐高生 カレーライスを料理する 1981 Mike and Dennis Fong revisiting Sado They were exchange students in 1974 and 1976 respectively . Standing on both sides are drum-beating demons,dancing at festivals of local communities 昭・56 佐渡再訪のマイクとデニス 昭・49と51の交換学生 1981 Mr. and Mrs. Schultz and Mr. and Mrs. Siebert attending the teachers’ morning meeting at Sado High 昭・56 シュルツ夫妻とシーバート夫妻 佐高職員朝会に出席 在京 前交換学 生が盛大な歓迎会を開いてくれる 両端は鬼太鼓を打つ鬼 Mr.Schultz is the owner of a sushi restaurant! シュルツ氏寿司店店長! 5 2012/12/4 1981 The sixth group of Hayward students, led by Mrs.Chinowsky Giving a speech titled ’California, the golden state’ 1983 The seventh group of Hayward students,led by principal Mr.Moffitt Playing at cup and ball Beginner’s luck? 昭・58 第7回へイワッド校生 引率モフィット校長 初心者は運が良い 剣玉をする 昭・56 第6回へイワッド校生 引率チノフスキー教諭 「黄金の州、カリフォルニア」と越して全校講演 Mrs. Moffitt teaching English songs at the summer English seminar She’s a violinist too. The exchange program was suspended for ten years until 1997, when it was revived again. 1987 Former Hayward students and their families visiting Sado in the hope of resuming the program 昭・ 62 元-イワッド校生と父兄 交流計画の再開を願って来島 夏季英語講習で歌唱指導をするモフィット校長夫人 バイオリニスト 交流計画はこの後10年間中断、平・9 再開 Hayward students‘ chorus conducted by Maestro Schultz at a welcome party へイワッド校生 歓迎会で歌う 指揮 巨匠シュルツ 1991 Former Hayward students and their teachers at a welcome party given for Sado-Hayward Friendship Society members who visited Hayward All old familiar faces The party was chiefly organized by Marta Schultz. 平・3 ヘイワッドを訪問した佐渡・ヘイワッド友の会会員の歓迎会に出席した 元へイワッド校生と引率教師 マ一夕・シュルツが主として企画する 6 2012/12/4 1993 Marta and her friend Janet visiting Sado On the TV set is a Hayward City miniature flag 平・5 マ一夕と友人ジャネット へイワッド市旗が見える 佐渡訪問 テレビの上にミニチュア 1994 Eric Ross and his mother visiting Sado He was an exchange student in 1981, and this was his fifth visit to Sado. Got married to Megumi Kondo, a Sado student in 1984. He’s now teaching English at a private school near Tokyo 平・6 エリックと母来島 エリックは昭・56へイワッド交換学生今回で5回訪問 昭・ 59佐高交換学生近藤めぐみと結婚、現在東京近辺の私立校で英語教師として勤務 1995 The eighth group of Hayward students, led by Ms. Vollick The exchange program started again for the first time in ten years. In the front row(fourth from right) Sado High principal Mr. Toyohara, wearing a T shirt presented by her. 1997 Former Hayward teachers visiting Sado High Overhead at the main entrance is Sado High School emblem 平・9 元へイワッド高校引率教師 佐高訪問 正面玄関にて 平・7 第8回へイワッド校生 引率 ポリック教諭10年ぶりの交流再開 前列右より4人目 佐渡高校長 豊原氏 贈呈されたTシャツを着てご満悦 1997 Mr. and Mrs. Daniels visiting Sado Living in Long Beach, they helped a lot with the exchange program, especially when Sado students visited Los Angeles. Mr. Daniels studied at East-West Center with Mr. Schultz and Mr. Kikuchi in 1967-68. 平・ 9 ダニエルズ夫妻 ロングビーチ市在住 佐高生がロスアンゼルス を訪問したときにホストフアミリを世話 東西センターでの同僚 7
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