福島ロータリー・クラブ会報 20100715vol3

DIST.NO.2530 創立 1951.1.1 承認 1951.3.23 登録番号 7734
福島ロータリー・クラブ
WEEKLY REPORT
03
例会日■2010年7月15日
(木) 会場■ホテル
[辰巳屋]
8F 開会点鐘■18:30
Vol.
http://www.fukushima-rotary.com/ E-mail:[email protected]
第3回会長挨拶
プログラム
2010〜11年度 会長
役員・理事慰労夜間例会
茂田 士郎
開会点鐘
今
夜はロータリー・クラブ新旧役員の慰労夜間例会
です。前年度の役員の皆様一年間のお仕事ご苦
労様でした。
それを支えてこられたご家族の皆様もお疲れ
様でした。新年度の役員の皆様そしてご家族の皆様はこ
れから一年間の活動、
よろしくお願い致します。
いずれにし
ても今夜はゆっくりくつろいで頂きたいと思います。
今夜は
また金子與志雄会員のRC在籍50年の特別表彰がありま
す。
50年前と云いますと昭和35年でローマオリンピックそし
ていわゆる60年安保騒動のあった年でした。
その頃すで
にロータリアンとなられた金子会員は我々の模範とすべき
方ですから、後ほど50年の思い出を含んだいろいろなお
話を伺いたいと思います。
少しお時間を頂いて、
職業を通しての奉仕という意味に
ついて私の考えを述べさせて頂きます。
大相撲力士と賭博
のことがいろいろ取り上げられています。
もちろん暴力団が
仕切っている野球賭博に手を出していたのでは警察の手
が入るのは当然でしょう。
しかし、
相撲取りは昔から一切賭
け事はしなかったかというと、
それもあまり信じられません。
それでも自分自身が勝負に全身全霊をかけている力士
の、
あの仕切り前の真剣な表情を見ますと、
この人達が賭
博にうつつを抜かしていたかと、
すこし拍子抜けする気もし
ます。
いわゆるきれいな、
気っぷのいい相撲ということが云
われます。
そして思い出されますのは戦前・戦中・戦後を通
して活躍した名寄岩
(なよろいわ)
という相撲取りです。
名寄岩は、
双葉山、
羽黒山と同じ立浪部屋の力士です
が、
勝ち負けにこだわらない気っぷのいい相撲が災いして
大関止まりで終わりました。
私が相撲に夢中になっていた
小学生の頃はまだ戦時中でしたから、新聞に載る“名寄
岩、
前田山の張り手旋風を粉砕”、
とか“突貫大関名寄岩、
巨漢横綱男女の川に玉砕”とかいう記事に心をおどらされ
てすっかりファンになってしまいました。
いまインターネットで探しますと、
戦前の相撲の取り組み
を見ることも出来ますが、先日、名寄岩と男女の川と取り
茂田士郎 会長
ロータリー・ソング
「それでこそロータリー」
ソングリーダー
加藤桂一郎 会員
お客様並びに来訪ロータリアン紹介
SONG LEADER
会長挨拶
茂田士郎 会長
在籍 50 年特別表彰/記念品贈呈
前年度役員・理事代表挨拶
幹事報告
佐藤英典 直前会長
森岡幸江 幹事
各委員会報告
●ニコニコ BOX 小委員会
閉会点鐘
尾形寿一 副委員長
茂田士郎 会長
組みを見つけました。
男女の川は東の横綱双葉山に対す
る西の横綱で、身長2メートル、末端肥大症のような大男
です。名寄岩はまだ関脇でしたが男女の川に比べるとは
るかに小兵で、
しかし筋肉のついた均整のとれた体格で、
真っ黒に日焼けしていました。男女の川はすべてにスロー
で仕切りに入るのも遅く、名寄岩のほうはもう片手をつい
て男女の川の顔を見上げています。
勝負は一瞬で名寄岩
は相手のふところに入って一気に押して、
男女の川は土俵
際に崩れるように倒れましたが、二人の身体は固まりのよ
うに土俵際にうずくまっており、名寄岩の顔が行司のほう
を振り返って見ています。
軍配は男女の川に上がっていま
す。
おそらく男女の川の小手投げを取ったのでしょう。
物言
いも何も付かないので名寄岩はさっさと立ち上がって東
口で一礼し、
男女の川がのろのろと起き上がって勝ち名乗
りを受けているときにはもう花道を引き揚げてゆきました。
私には名寄岩のきびきびした動作がいつまでも勝負にこ
だわらない、
気っぷのいい態度のように思えました。
名寄岩は戦後軍隊からやせ衰えて帰ってきました。以
前の力強さはなくたちまち大関から陥落してそれでも平幕
の下位で相撲を取っていました。
やはりネットに戦後6、7
年を経たころの名寄岩と、当時は日の出の勢いがあった
栃錦との一番がありました。
名寄岩はもう髪の毛が薄く髷
1
もやっと結えるという感じで、身体は大分回復してい
るようでしたがいかにも中年のあんこ型力士でした。
立ち会い一瞬にして栃錦が押し込み名寄岩は土俵
際辛うじて得意の左を差して踏ん張ろうとした時、栃
錦の切れの良い上手出し投げであわれ名寄岩は土
俵の宙を舞って真ん中で這いつくばっていました。
そ
れでも名寄岩は平幕で勝ち越して敢闘賞を取り、
その
ことが“名寄岩・涙の敢闘賞”という映画になりました。
その後名寄岩は40才で引退して年寄り春日山を継
ぎ、小さな部屋を作って弟子を育て、昭和46年に56
才で亡くなりました。
話は変わりますが、竹内君という私の医大の教え
子が卒業後医師になって北海道の名寄市立病院に
赴任しました。毎年暮れに電話を掛けてきますが、雪
の降る北海道でスキーをしながら地域の人のための
医療をしたかったのだそうです。
もう20年を過ぎて、
連
れて行った双子の子供さんも東京の大学に行って、
今は奥さんと二人だけで暮らしていると言います。竹
内君に名寄岩のことを尋ねましたら、
ああ、市役所の
そばに銅像が有りますよと云いました。
私はずっと昔か
らファンだったのだと言い名寄岩の気っぷのいい相
撲の話をしますと、
ああ、
なぜあまり有名でもないお相
撲さんの銅像があるのか分かりました、有り難うござ
いましたと礼を言われました
(陰の話では名寄岩が引
退したときに当時の金額で150万円を名寄市に寄付
したとか、力士になる前に鍼灸師の免許を持ってい
たので鍼灸学校の設立を支援したとか云われていま
す)
。
私は名寄という町に行ったことがありませんが、何
故か雪の降る北の町で一人医療を続けている竹内
医師に会いたくなり、
また、
そこに立つ名寄岩の銅像
を見たいと思いました。
何故このような話をしたかといいますと、私は相撲
取りでも医師でも、
時代と年齢とを問わず職業を通し
て何か人々にきらりとした美しい印象を残すことが出
来たらそれで十分に職業奉仕をしたことになると思っ
ているからです。
職業を通してきらりとした美しい印象
を残すのと、
どろりとしたよごれた印象を与えるのとで
は大違いです。
もしこのようなことを考えるならば、
幾ば
くかの金儲けのために業界全体の印象をおとしめた
力士達は十分に反省すべきだと思います。
2
前年度役員・理事代表挨拶
直前会長
佐藤 英典 会員
最初に、
佐藤・古俣年
度を一年間支えて頂きま
した役員・理事の皆様に心より御礼申し上げます。
昨年の
7月2日の第1回例会より今年6月24日の第46回まで、
不安
懇親会 19:00〜
司会:親睦・ロータリー家族小委員会 佐藤 武彦 委員長
《プログラム》
開会あいさつ
親睦・ロータリー家族小委員会
佐藤武彦 会長
親睦・ロータリー家族小委員会委員及びSAA・副SAAの紹介
親睦・ロータリー家族小委員会
佐藤武彦 会長
奥様紹介
茂田士郎 会長
阿久津 肇PG
ご夫人
セイ 様
金子與志雄会員
ご夫人 須加子 様
佐藤 英典会員
ご夫人
赫子 様
古俣 猛会員
ご夫人
明美 様
後藤 忠久会員
ご夫人
和代 様
八子 英器会員
ご夫人 登美子 様
茂田 士郎会長
ご夫人 千賀子 様
す が こ
かくこ
あけみ
かずよ
と み こ
ち か こ
乾 杯
阿久津肇 パストガバナー
表 彰
佐藤英典 直前会長
*年間100%出席賞 *年間スピーチ賞
*ニコニコBOX賞 *その他
〜懇 親〜
「手に手つないで」
閉会のことば
と充実感と感謝の念が交錯する一年でした。歴代会長・
幹事の皆様が築いてこられた福島RCの歴史と伝統を継
承し、
福島RCの品格を辱めぬよう精進してまいりました。
ま
た、夜間家族例会には、多数の奥様方と家族の方々に参
加して頂き有り難うございました。家族の理解と協力無し
にはロータリー活動は出来ないことも実感しました。
この一年間会長・幹事二人とも一度も例会を欠席する
事無く、大過無く職務を全う出来ましたことは、全会員の
皆様のご支援とご協力の賜物と厚く感謝申し上げます。
最
後に、
事務局の大関さんには、
大変お世話になりました。
有
り難うございました。
お客様ご紹介
●米山奨学生
グエン・ティエム・
ティ さん
●ベトナム文化交流協会
より
〈白岩会員ゲスト〉
フォンドン大学日本語科2年生
グエン・ティ・ゴック・
ハー さん
レ・チ・バンさん
うつくしま・ベトナム文化
交流協会事務局主任
脇坂 和江 様
フォンドン大学はハノイにある私立の外国語大学です。
「うつくしま・ベトナム文化交流協会」
と南相馬市鹿島区の
「かしま&ベトナム交流会」
は短期研修事業として、大学
から推薦された2名を毎年福島県に招聘しています。
これ
は鹿島町にホームステイしながら日本語の学習と日本文
化を体験させる事業です。
日本とベトナムとの相互理解と
友好親善を深めるのに役立っているものと信じています。
今年は7月15日から7月27日までの13日間の日程で、
この
2日間福島に滞在した後、7月17日には鹿島町に移動し
ホームステイに入ります。
安藤健次郎 会員
新旧役員・理事慰労夜間例会も終わり、佐藤会長・古
俣幹事、
お疲れさまでした。
佐藤会長年度にも福島ロータ
リー・クラブらしさを一味も二味も加味され味わいのある
佐藤会長年度でした。
7月からスタートの茂田会長年度、
森岡幹事との好コン
ビでの例会には、梅雨どき独特の重い湿気混じりの熱波
にもかかわらず、
会長幹事のもと例会では早くも爽やかな
涼風の如く、
茂田会長年度の新風、
福島ロータリー・クラブ
らしさを会員みんなで楽しむ雰囲気を感じ取れます。
茂田会長、森岡幹事らしさを存分に発揮されこの一年
間、
会報掲載でその爽やかな例会や催事の様子を記録と
して残し伝達したいと会報委員会メンバー一同、会報制
作にあたります、
宜しくお願いいたします。
3
ニコニコBOX
菅野 晋 委員長
本日のニコニコBOX投入額 ¥79,000
[茂田 士郎 会長]
役員慰労夜間例会で旧役員の方々、ご苦労様でした。
そして金子與志雄会員の50年在籍、
おめでとうございます。
また、新会員として、佐藤 洋様をお迎え致します。
ベトナムからのお客様よくいらっしゃいました。皆様おくつ
ろぎ下さい。
[森岡 幸江 幹事]
金子会員の在籍50年をお祝い致します。
日比野会員の福島市技能功労者表彰受賞おめでとうござ
います。益々のご活躍をお祈り致します。
[佐藤 英典 直前会長]
一年間会員の皆様には大変お世話になりありがとうござ
います。
[金子與志雄 会員]
本日は特別の表彰を頂き誠にありがとうございます。私
の嫁さん須加子共々受賞致します。50年在籍致しました。
今後もますます元気に笑顔で出席したいと思いますの
で、宜しくお願い致します。
[佐藤 洋 新会員]
本日から新しいメンバーとなりました、福島駅長の佐藤
です。伝統と歴史を重く受け止め、精一杯務めて参ります
のでよろしくお願い申し上げます。
阿久津 肇/加藤 義朋/梅宮 勇造/白岩 康夫/
土屋 敦雄/古俣 猛/八子 英器/三宅 喬/
渡邊 又夫/内池 浩/児玉 健夫/尾形 寿一/
安藤健次郎/氏川 守義/増子 勉/安藤 静之/
渡辺 正樹/菅野 晋
記念品贈呈
在籍50年特別表彰
《佐藤英典直前会長より》
後藤 忠久副会長
紺野 晴郎会計
八子 英器SAA
増子 勉副幹事
岩山 知弘副幹事
内田 英伍副SAA
海野 卓哉副SAA
《茂田士郎会長より》
佐藤 英典直前会
長、
古俣 猛直前幹
事へ記念品と、パス
ト会長・パスト幹事
バッジを贈呈
累計¥238,000
金子與志雄ご夫妻
この度は、特別の表彰
をありがとうございます。
家内共々出席させて頂き
ました。入会当時は最年
少の29才でありまして、最高齢は祖父の金子與左(当時
福島日産自動車販売㈱社長)
でありました。
50年を振り返りますと様々な事を思い浮かべますが、
な
んと行っても3回私の自宅にて例会を開催したことです。
「桃」
と
「林檎」
の収穫時期の4月末、
県の重要民俗文化
財の指定を受けた
「箱崎の獅子舞」観賞が強い印象とし
て残っております。
今後もますます元気に例会には出席したいと思っており
ますので何卒宜しくお願い申し上げます。
尚将来は息子、
孫
共々ロータリーにはお世話になりたいと考えておりますのでこ
ちらも宜しくお願い致します。
本日はありがとうございました。
幹事報告
新会員入会式
JR 福島駅 駅長
さとう
ひろし
佐藤 洋 会員
・生年月日/昭和32年2
月8日
(53才)
・出身地/郡山市
(県立
郡山商業高校)
・趣味/旅行・テニス
昭和52年国鉄に入社、分社後は主に旅行業を中心と
した業務を行い仙台支社旅行業課長、
びゅうプラザ仙台
所長を経て平成22年、
JR福島駅駅長に就任されました。
森岡 幸江 幹事
例会変更のお知らせ
●福島北RC、
7月27日
(火)
の例会は、
「夜間例会」
のため
午後6時30分より
「辰巳屋」
に変更しております。
●福島東RC、
7月30日
(金)
の例会は、
「夜間例会」
のため
午後6時30分より
「冨久楽」
に変更しております。
例会プログラムのご案内
■7月29日
(木)
事務所 : 福島市栄町 5 の 1 ホテル辰巳屋 7F TEL:024-524-1010 FAX:024-524-1011
例会日 : 木曜日 12:30 例会場 : ホテル辰巳屋 8F TEL:024-522-5111
4
新会員スピーチ
12:30〜
「辰巳屋」
みずほ銀行福島支店長 渡辺恭介 会員
今週号の編集長 増子 勉
会員
「文書」
「写真」などの送付先:[email protected](会報委員長)