貸借対照表 お取引先も順調に増えて、預金・貸出金とも着実に増加しております。 今後もお客さまの多様化するニーズに柔軟に対応し、積極的な営業活動を展開して まいります。 貸借対照表は決算期末時点の資産・負債及び純資産の財務状況を示すものです。貸借対照表はバランスシート ともいわれるように、資産勘定(左) と負債及び純資産勘定(右) のそれぞれの合計が一致します。地域の皆さまからお 預かりした預金積金や蓄えてきた利益がどのように運用されているかを知ることができます。 平成23年度は、皆さまからお預かりした預金は22,204百万円増加して、864,497百万円となりました。貸出金は 地域の資金ニーズに積極的に対応したことから5,604百万円増加して、414,815百万円となりました。 貸借対照表 (2012.3.31現在) 資産の部 (資産の部) 科 目 現金 預け金 買入金銭債権 ※1 金銭の信託 ※1 有価証券 ※1 国債 地方債 社債 株式 その他の証券 貸出金 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 単位:百万円 金 額 3,000 普通預金 213,433 1,000 249,663 53,546 34,651 105,283 1,498 54,683 414,815 5,098 32,465 356,710 20,541 信金中金出資金 2,434 未収収益 その他の資産 126 1 1,536 1,097 有形固定資産 9,615 繰延税金資産 ※2 3,772 無形固定資産 債務保証見返 ※3 貸倒引当金 ※4 (うち個別貸倒引当金) (負債の部) 預金積金 5,195 前払費用 負債及び純資産の部 7,256 その他資産 未決済為替貸 314 1,477 △5,371 (△ 3,375) 金 額 43,398 定期積金 2,821 その他の預金 5,424 借用金 2,475 その他負債 ※5 343 賞与引当金 1,741 退職給付引当金 325 役員退職慰労引当金 41 睡眠預金払戻損失引当金 ※6 81 偶発損失引当金 ※7 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 ※9 259 1,477 876,666 負債の部合計 (純資産の部) 11,260 出資金 5,260 普通出資金 6,000 優先出資金 1,500 資本剰余金 13,885 利益剰余金 1,332 利益準備金 ※10 12,552 その他利益剰余金 特別積立金 ※10 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 ※11 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 ※8 負債及び純資産の部合計 8,400 4,152 △109 26,536 561 408 970 27,507 904,173 ※金額の単位未満は切り捨てて記載してあります。 5 科 目 経常収益 預け金利息 531,994 定期預金 損益計算書(2011.4.1∼2012.3.31) 264,524 1,504 通知預金 損益計算書は1年間の収益から費用を差し引いた結果としての損益を表すものです。収益は貸出金利息や有価 証券の利息と配当金及び送金や振込などの役務取引等の手数料収入などが主なものです。一方、費用は預金利息 や人件費、物件費などが主なものです。 平成23年度は、経常収益で14,653百万円となりました。経常費用では、引き続き経費をはじめとする支出削減等 に取り組んだ結果、13,075百万円となりました。その結果、経常利益は1,578百万円、 当期純利益は1,047百万円とな りました。今後も経営効率を高めるための多様な施策を実施して、財務体質の強化を図りつつ信用基盤の安定的 な確保充実に努めてまいります 。 資金運用収益 9,635 貯蓄預金 SHINONOME SHINKIN BANK 効率的な業務運営に努めた結果、当期純利益は10億円を上回る成績を確保いた しました。 864,497 10,617 当座預金 処分未済持分 904,173 単位:百万円 科 目 当期未処分剰余金 資産の部合計 損 益 計 算 書と剰 余 金 処 分 計 算 書 SHINONOME SHINKIN BANK 貸出金利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 役務取引等収益 その他業務収益 国債等債券売却益 (その他) その他経常収益 償却債権取立益 (その他) 経常費用 資金調達費用 預金積金利息 (その他) 役務取引等費用 その他業務費用 金融派生商品費用 (その他) 経費 人件費 物件費 税金 その他経常費用 貸倒引当金繰入額 ※12 貸出金償却 ※13 株式等売却損 株式等償却 (その他) 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 金 額 12,152,109 単位:千円 14,653,455 8,922,940 当期未処分剰余金 科 目 883,190 4,152,387 剰余金処分額 565,539 110,000 普通出資に対する配当金 (年3%) 2,279,483 優先出資に対する配当金 (年2.6%)※1 (平成19年3月発行) 66,494 優先出資に対する配当金 (年2.2%)※2 (平成22年4月発行) 繰越金(当期未残高) 1,019,276 780,468 770,307 単位:千円 金 額 利益準備金 155,539 234,000 66,000 3,586,848 ※1 発行価額90億円 ※2 発行価額30億円 10,161 701,601 518,969 182,632 912,068 13,075,454 用 語 解 説 789,125 122,943 643,793 164,511 90,936 73,575 10,179,693 6,527,217 3,495,274 157,201 1,175,386 257,324 382,800 30,236 411,535 93,489 1,578,001 866 62,917 1,515,950 21,371 446,917 当期純利益 1,047,662 当期未処分剰余金 4,152,387 繰越金(当期首残高) 剰余金処分計算書 (2011.4.1∼2012.3.31) 3,104,725 ※1 買入金銭債権・金銭の信託・有価証券 余裕資金として利息や配当を受けること を目的に運用しているもので、安全性と 収益性を慎重に判断して運用しています。 時価会計の基準を適用して特定のものを 除き、 時価に引き直してあります。 ※2 繰延税金資産 企業会計と税務会計の収益と費用の認識 が期間的に異なることにより、 先払いした 形となっている税金に相当するものです。 ※3 債務保証見返 保証債務に対する請求権です。 ※4 貸倒引当金 貸出金のうち、万一貸倒が生じた場合の 安全を見て用意されている金額です。長 期の延滞貸出金は貸倒の危険が高いの で、 個々に引当金を備えています。 ※5 その他負債 貸付金利息・割引料等のうち翌期以降に 属する分を計上した前受収益、預金の未 払利息や職員預かり金などが中心です。 ※8 再評価に係る繰延税金負債 事業用土地を、 土地の再評価に関する法律 に従って時価評価することによって生じた 評価差額に対する法人税等の相当額です。 ※9 債務保証 独立行政法人福祉医療機構などからの融 資 を 受 け て る お 客 様 の 債 務 を 、金 庫 が 保証している金額です。 ※10 利益準備金・特別積立金 創業以来これまでの利益の中から大切に 積み上げてきた金額です。これが重要な 自己資本の中心となるものです。 ※11 土地再評価差額金 事業用土地を、土地の再評価に関する法 律に従って時価評価することによって生 じた評価差額から法人税等相当額を差し 引いた金額です。 ※12 貸倒引当金繰入額 この決算で、貸倒引当金に積み増した金 額です。 ※13 貸出金償却 貸出金のうち、 回収不能となってしまった もの及びその危険が極めて高いと見積もっ た金額に対して損失処理した金額です。 ※6 睡眠預金払戻損失引当金 利益計上した睡眠預金について、預金者 からの払戻請求による支払に備えるた め、過去の払戻実績に基づく将来の払戻 損失見込額を計上しております。 ※7 偶発損失引当金 信用保証協会との責任共有制度に基づき、 信用保証協会への負担金の支払に備える ため、将来の負担金支払見込額を計上し ております。 6
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