1-5-1. 評価傾向とは①

1-5-1. 評価傾向とは①
Q.ご自身が、これまで評価に臨まれた時の状況を思い起こし、お答え下さい。
【 評点基準: ありがちだ・・・2、 あるかもしれない・・・1、 それは無い・・・0 】
設問
1
よく分からないときは、とりあえず真ん中につけるようにしている
2
評価実施時に印象に残っていることを手がかりにつけるようにしてい
る
3
やはり頑張っている部下の姿を見ると、厳しい点数はつけづらい
4
評価項目同士に関連がある(似通っている)場合は、評価点もだいた
いそろえるようにしている
5
何か一つに秀でている(劣っている)ことで、その人の印象が左右さ
れる
6
「自分ならこうするのに」とか、「自分が若いときはこうしていた」という
のを基準に評価することがある
7
複数の部下がいる場合、あらかじめイメージした序列になるように点
数を調整している
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評点
1
1-5-2. 評価傾向とは②
設問
評価傾向
1
よく分からないときは、とりあえず真ん中につ
けるようにしている
中心化傾向
2
評価実施時に印象に残っていることを手が
かりにつけるようにしている
遠近誤差
3
やはり頑張っている部下の姿を見ると、厳し
い点数はつけづらい
寛大化傾向
《評価力》
※評価の目的認識不足
4
評価項目同士に関連がある(似通っている)
場合は、評価点もだいたいそろえるようにし
ている
論理誤差
《評価力》
※定義・基準の読取不足
5
何か一つに秀でている(劣っている)ことで、
その人の印象が左右される
ハロー効果
6
「自分ならこうするのに」とか、「自分が若いと
きはこうしていた」というのを基準に評価する
ことがある
対比誤差
7
複数の部下がいる場合、あらかじめイメージ
した序列になるように点数を調整している
逆算化傾向
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原因
《評価力》
※観察不足、自信不足
《評価力》
※記録不足
《固定観念》
※思考停止
《固定観念》
※潜在的な好き嫌い
《固定観念》
※長年の固定観念
2
1-6. 評価傾向の防止に向けた具体策
評価傾向
その対策
1
中心化傾向
 部下とオープンな人間関係を築き、忌憚のない意見を言い合える間柄になっておく。
 評価項目の定義と基準を再確認する。
2
遠近誤差
3
寛大化傾向
4
論理誤差
5
ハロー効果
6
対比誤差
7
逆算化傾向
 その時その時の事柄を普段からしっかりと記録しておく。
 評価対象期間の原則をしっかりと守る。
 実際よりも甘い評価は、長い目で見て部下にとってプラスにならないということを認
識する。
 部下に対して厳しい批判の目を持つことをためらわない。
 評価の基準が低すぎないかを常にチェックする。
 評価項目ごとに何を評価するのかという区分をはっきりと認識する。
 想像や憶測を排除する。
 一つ一つの評価項目ごとに、その定義を確かめながらしっかりと評価する。
 日常の職務内容を良く観察し、事実に基づいた評価を行なう。
 自分を基準に置かず、評価項目の定義や基準に従う。
 自分の特性や考え方のクセを自己分析しておく。
 部下一人一人を、みな違った個人としてみつめる。
 一つ一つの目標や評価項目ごとに、その定義・着眼点と客観的事実を照らし合わ
せながらしっかりと評価する。
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