議事録(最終版) コンファレンス・コール議事録 GE 2004 年度第 4 四半期収益コンファレンス・コール 開催日時: 2005 年 1 月 21 日午前 8:30(東部標準時) 所要時間: N/A 社内関係者 Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 1 © 2005 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call ビル・ケアリー GE – インベスターコミュニケーションズ・バイス・プレジ プレゼンテーション デント キース・シェリン GE – シニア・バイス・プレジデント兼, CFO ジェフ・イメルト GE – 会長兼 CEO コンファレンス・コール参加者 ボブ・コーネル氏 リーマン・ブラザーズ – アナリスト ジェフ・スプレーグ氏 スミス・バーニー・シティグループ - アナリスト ニコル・パレント氏 クレディ・スイス・ファースト・ボストン – アナリスト ディーン・ドレー氏 オペレータ 本日は GE の 2004 年第 4 四半期収益に関するコンファレン ス・コールにご参加いただきありがとうございます。現時点 では、ご参加いただいた皆様は聞き取りのみ可能となってお ります。私は、本日コンファレンス・コーディネータを努め させていただくレイチェルと申します。会議の途中で何か不 都合な点がございましたら、トーンボタン(*)につづけて 「0」を押してください。コンファレンス・コーディネータ のほうで対応させていただきます。なお、本会議の内容は録 音されます。引き続き、本日の会議主催者であり、インベス ターコミュニケーションズ・バイス・プレジデントであるビ ル・ケアリー氏に進行をお願いします。では、よろしくお願 いいたします。 ゴールドマン・サックス – アナリスト ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント スコット・デーヴィス氏 モーガン・スタンレー – アナリスト トニー・ボーズ氏 AG エドワーズ – アナリスト レイチェルありがとう。みなさん、おはようございます。本 日は、会議にご参加いただきありがとうございます。 ジョン・インチ氏 メリル・リンチ – アナリスト 本会議はウェブキャストを使用しております。ブラウザを更 新してスライドと資料をまだご覧になっていないようでした ら、今朝の 6:30 頃にプレス・リリースを出しておりますの で、ウェブサイトのスライドともどもご確認をお願いいたし ます。スライドは、弊社ウェブサイト www.ge.com/invertror からアクセスできます。補足情報も掲載しています。ご覧い ただいていない場合は、更新ボタン押してください。また、 印刷やダウンロードが可能ですので、資料を見ながらお聞き いただくことも可能です。 デイブ・ブルースタイン氏 UBS ウォーバーグ – アナリスト ドン・マクドゥーガル氏 バンク・オブ・アメリカ – アナリスト ダーナ・リチャードソン氏 アーガス・リサーチ – アナリスト 本プレゼンテーションには、将来の予測や弊社の展望に基づ いた内容が含まれております。情勢の変化に応じてこれらの 要素は変わる場合があります。その点を踏まえてお聞きいた だければ幸いです。 本日はまず、第 4 四半期の業績についてお話し、その後、 2004 年の特筆点、2005 年第 1 四半期の見通しについてもご 報告いたします。また、最後には質疑応答の時間を設けてお ります。 それでは、弊社の会長兼 CEO のジェフ・イメルトとシニ ア・バイス・プレジデント兼 CFO のキース・シェリンより お話しさせていただきます。なお、キース・シェリンは風邪 のため、本日は自宅から電話でお話しさせていただきます。 通常は、キースがお見せしているスライドについては、私か らお見せいたします。キースにはつながっていますか? キース・シェリン - GE – シニア・バイス・プレジデント兼 CFO Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 2 © 2005 2002 Thomson Financial. 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FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call ビル、ありがとう。全員に家にいるように勧められたので、 在宅で失礼します。気にかけてくれてありがとう。 ビル・ケアリー - GE –インベスター インベスターコミュニ ヘルスケア事業は、技術とハイテク製品の両面で実績が上が っています。バイオサイエンスも好調でした。またコンシュ ーマー・ファイナンス事業では引き続き世界中で買収を行い ました。オーストラリアの住宅ローンを買収し、ロシアで新 しい基盤を確立しました。 ケーションズ・バイス・プレジデント それでは、ジェフ、お願いできますか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO コマーシャル・ファイナンス事業では、シティグループの営 業用トラック融資事業の取得を発表しました。今後も、垂直 的な統合が成長の鍵を握ると考え、継続していきます。 NBC ユニバーサルについては、ブライアン・ウィリアムズ が新しい番組に移動しましたが、ユニバーサルに関しては全 体としても展望はきわめて明るいと言えましょう。 ビル、ありがとう。みなさん、おはようございます。 まず、1 ページ目の概要から、当社を取り巻く環境がすこぶ る良好であることがお分かりいただけると思います。第 4 四 半期の受注量は 15%増え、全般的に堅調です。また、業績 の深さ・幅とも見るべきものがあります。資産の増大は約 20%で、資産内容も健全なものとなっています。 ビルが後ほどご報告しますが、事業はきわめて好調です。収 入は 18%増加しましたが、これは弊社の有機的成長と買収 の双方によるものです。また第 4 四半期の利益も 18%増加 し、EPS(1 株あたり利益)は 0.51 ドルです。11 事業のうち 9 事業が第 4 四半期で 2 桁台の成長を達成し、インダストリア ル事業の利益は全体の 55%、インダストリアル事業、金融 事業ともに好調でした。 さらにバランスシートとキャッシュジェネレーションも堅調 です。現金保有量は計画を 18%上回りましたが、その原動 力となったのがインダストリアル事業の CFOA です。親会 社支援は前倒しして減らし、また年金会計の黒字額は 70 億 ドルに迫る勢いです。 企業方針として揺らぎはありません。ご承知のように、アマ シャムとユニバーサルを買収しましたが、統合の相乗効果は 予想以上に上がっています。またインフラストラクチャー事 業の買収と自動車関連事業および Gecis の整理を発表しまし た。弊社の成長の基盤であるイニシアチブは、17%の成長を 達成し、世界全体での収入は 16%増、サービス部門は 12% 増大しました。この勢いは 2005 年も続くと思われます。 次のページに第 4 四半期の成果が示してあります。しかし、 すべてをお話するのではなく、めぼしいものに触れたいと思 います。 トランスポーテーション事業は、基盤がしっかりしているほ か、レール部門やエンジン部門の宣伝が成功し、順調に伸び ています。たとえば中国向けレール事業は大いに成果を挙げ ています。 エナジー事業では、技術面で成果を挙げています。風力関係 の受注が好調です。また H システム電力タービンの契約数 が増え、石炭ガス化プロジェクトへの関心も高まっています。 Thomson StreetEvents [email protected] インフラストラクチャー事業も実りある四半期でした。繰り 返しになりますが、有機的成長が見られました。全体として 堅調で、弊社の展望もじつに明るくなっています。 続いて、ビルに財務について説明してもらいます。 ビル・ケアリー - GE –インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント 分かりました。 受注面から見て、この四半期、とくに 12 月はすこぶる順調 でした。当社の営業チームは堅調な実績を上げています。ま ず、左側のページを見てください。これについて若干説明し ましょう。主要機器の受注量は大いに増大し、年間で 25% 増えました。 エナジー事業も健闘し、風力関係の受注が 60 億となりまし た。また、当四半期には、米国外向けの大型ガスタービン 32 基も受注しました。 トランスポーテーション事業も堅調で、年間の成長は 12% になります。第 4 四半期には航空機用エンジンの競争は厳し いものでしたが、今年特筆すべきはレール部門です。レール 部門の受注高は 57%増加し、2004 年全体として 20 億ドルに 迫る勢いです。 ヘルスケア事業も、バイオサイエンスに主導されて大いに成 長しました。 ハイテク診断画像事業も、すこぶる成長を遂げています。 VCT、血管撮影装置 Innova、および超音波撮影装置 Vividi がこの成長を牽引しています。当社の機器関連事業の成長は 目覚しいものがあります。 フロー事業は経済の動向を的確に反映するものですが、これ もすこぶる堅調で、買収と整理後の伸びは当四半期で 12% となっています。 マテリアル事業は、営業力のおかげで成果を挙げています。 現在では基本的にプラスチックに重点を置いていますが、今 年の受注量は 20%増と、著しい成長を見せています。 617.603.7900 www.streetevents.com 3 © 2005 2002 Thomson Financial. 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FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call インフラストラクチャー事業は、2004 年に、水処理、セキ ュリティ、ファン事業で 2 桁の成長を達成しました。CNC 市場はマシンツールと成長を軌を一にして多いに成長してい ます。 中間市場の出来高は堅調さを維持しています。コマーシャ ル・ファイナンスの中間市場出来高の成長は 15%以上とな っています。その結果、2005 年の利益展望は前述のとおり になると思います。 スライドの右側は、金融サービス事業ポートフォリオの貸方 です。コマーシャル・ファイナンスの貸方は非常に健全です。 コンシューマー&インダストリアル事業は当四半期と当年度 に 9%の成長を遂げました。これは家電と産業用システムの 2 桁の成長を反映したものです。事業全体を見ると、年間の 成長が 13%、第 4 四半期の成長が 12%となりますが、12 月 がすこぶる順調で、約 14%の成長となります。 負債は基本的に一定です。焦げ付き資産は約 1 億 2,000 万ド ル減少して、受け取り勘定の 1.1%以下となっています。す こぶる堅調です。 一番右は、すばらしい実績を誇る、GE の強みであるサービ ス部門です。サービス部門全体の年間受注量は 13%増加し ました。 コンシューマー・ファイナンスもきわめて順調です。コンシ ューマー・ファイナンスについては、多少報告の仕方を変え ましたので、この点についてちょっと説明します。 エナジー事業は 16%成長し、またトランスポーテーション 事業も着実に業績を伸ばしています。スペア部品部門は当四 半期に 19%成長し、一日あたりの収入が 1,500 万ドルです。 負債を 485 と報告してありますが、標準化前の負債 536 とは 差があります。調整前でも、負債は 26 ポイント減少してい ます。コンシューマー・ファイナンスの焦げ付きは 12 ポイ ント減少していますので、GE キャピタルのリスクチームは 実によくやっています。 ヘルスケアサービス事業は 2 桁の成長を遂げました。CSA の成長も著しいものがあります。年間全体で、CSA の受注 高は 95 億ドルとなり、第 4 四半期では約 50 億ドルです。 エンジン部門も大きな成果を挙げており、追加受注高は CSA で 36 億ドルとなっています。Ryanair や Emirates といっ たキャリアは航空機エンジンサービス業務で着実に成長して います。 エナジー事業も成長を維持しています。第 4 四半期のエナジ ー事業の CSA の実績は 10 億ドル以上で、このサービスモデ ルをインフラストラクチャー事業にも展開しています。 水処理は大いに成長しています。新規設備受注の半分が CSA と水処理です。このサービスモデルは GE 全社に浸透し ています。 次のスライドは、金融サービス事業の概要です。各事業で大 いに成長しています。今年、コンシューマー・ファイナンス 事業の資産は 440 億ドル増え、1,500 億ドルを越えました。 42%の増加です。 コンシューマー・ファイナンスは順調そのものです。米国で は 63%、欧州では 22%、アジアでは 70%の成長です。コン シューマー事業全体で堅調な実績をあげています。 コマーシャル・ファイナンスも資産が 180 億ドル増加しまし た。これは約 18%の成長で、その原動力となったのは、不 動産です。この成長は 20%を越えています。商業用ローン およびリース事業は 80 億ドルの資産増です。これには、以 前に公表したまもなく取得するシティキャピタルのトランス ポーテーション事業は含まれていません。コマーシャル・フ ァイナンス事業の資産が別の理由で 40 億ドル増加したこと によります。 Thomson StreetEvents [email protected] さてコンシューマー・ファイナンスの償却方針を標準化しま した。基本的には世界各地で、弊社が米国で採用している方 法に従っています。これは期日経過後締め切り勘定で、期日 経過後 120 日で償却し、180 日で回転勘定となります。 当四半期について見れば、この方法の影響は償却が加速され たということです。当四半期のコンシューマー・ファイナン スの償却額は、以前の保有受け取り勘定の償却を反映して、 約 10 億ドルの増加となっています。これにより、受け取り 勘定が減少し、また損失差し引きのため準備金が減少し、さ らに焦げ付きもはっきり減少しました。 当四半期の運用利益はわずかで、4,000 万ドル未満ですが、 これは一時的なものです。年間全体として見れば、この変更 の影響はありません。ですから、金融サービス部門の資産の 伸びと貸方の質双方を確認すれば、当社が非常に良い状態で 2005 年に入ることが分かります。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO 次のページに成長イニシアチブを 3 つ示してあります。これ については、ここ数年間にお話したとおりです。まず第一は 製品サービスで利益の幅が広く、収入も 12%増加して、約 260 億ドルとなっています。 ビルは CSA の成長について話ましたが、ご承知のとおり、 どの部門でも成長が見られます。 約 4 年前に始めた成長の基盤となっている事業は、すでに 90 億ドルを越えています。石油とガスは 10%の成長で、水 処理も堅調です。テレムンドとヘルスケア IT も伸びていま す。 617.603.7900 www.streetevents.com 4 © 2005 2002 Thomson Financial. 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FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call 当社全体の収入は 700 億ドルを越え、16%の増加です。また どの地域でも順調です。中国は 42%増加して、40 億ドルに 迫る勢いです。この成長イニシアチブはこれからも継続し、 当社の業績の伸びを牽引するでしょう。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント ジェフ、ありがとう。続いて、私が各事業について詳しく説 明しましょう。 事業別のページに移る前に、かいつまんで説明したいと思い ます。 まず、前述のとおり、2004 年はきわめて順調でした。11 部 門のうち 9 部門で、2 桁の利益の伸びを達成し、第 4 四半期 も好調を維持しています。 エナジー事業には注力しましたが、通年の営業利益は 28 億 ドルとなっています。また当四半期もまずまずの成果を挙げ ていて、通年として見て順調です。ご覧のとおり、同事業で は 2005 年の営業利益目標を 32 億ドルとしています。 インシュアランス事業は、金融サービスでの払い戻しを増大 するという方針の影響を大きく受けています。各項目を見れ ば、収入および利益ともに、また当四半期および通年ともに、 弊社の業績は素晴らしいと言えるでしょう。 次のスライドを見ると、当四半期では予想どおり、内容質と もに 2 桁の成長を達成しました。 数値を挙げれば、インダストリアルの収入が 19%、金融サ ービスの収益が 16%、その利益が 18%、ESP が 13%増加し、 会社全体では第 4 四半期に 2 桁の成長を達成しました。 右上を見てください。利益について若干お話しましょう。非 現金の年金資産が当四半期では約 1 億ドルとなっているのが 分かるでしょう。ジェンワースとのあいだでインシュアラン ス事業を整理し、また昨年特定の業務を売却したので、これ が約 4 億ドルとなりました。弊社の残りの部門はきわめて堅 調で、第 4 四半期の利益は 30 億ドルとなりました。約 30% の増加です。 右下を見ると、税率がすぐ分かります。インダストリアル事 業の税率はきわめて高いので、本年度は除外しておきましょ う。金融サービスの税率は Gecis の整理にあたり当四半期で 講じた措置を反映していますが、準備金の追加があったので、 これを ERC にあてました。のちほど多少詳しく説明します。 その次のページについて、説明を加えておきます。このスラ イドからは、当四半期の特筆点が分かります。12 月に Gecis を整理し、その売却高の 60%を利益に繰り入れました。 Thomson StreetEvents [email protected] 当社としては、この整理はあまり気の進まないものでした。 Gecis は BD に注力し、また有力な第三者とのつながりがあ ります。2005 年を考えると重要です。 この税金優遇取り引きの結果として、弊社は 3 億 3,600 万ド ルの利益を計上しましが、今後 Gecis に対しては約 40%の出 資比率を維持していきます。 GECAS では第二番目として、税金面の優遇があります。こ れは新しい税法、すなわち米国起業法によります。ご承知の とおり、この法律の目指すところは、米国企業の運営に便宜 を図ることで、GE にも多少の恩恵があります。 一方では、Fisk ETI 関連の利益は失います。このため、航空 機リースの税率は減少しました。しかし航空機のリースでは、 GE の自余の海外経営に税金の据え置きが適用されるので、 この事業活動の税率が減少し、当四半期では税金面の優遇を 受けました。これは過去の利益に対する繰り延べ税が新しい 率へと低下するからです。 ご承知だと思いますが、このほど産業用モーター部門の 2 つ の製品ラインの整理を終えました。その結果、約 8,800 万ド ルの税引き後利益を計上しました。他の利益や経営上の事柄 はお渡しした経営文書から削除してあります。 さて憂慮すべき問題の最たるものはインシュアランスの問題 です。 ご承知のとおり、損失準備金は定期的に評価しています。年 末処理の一環として、前年の損失と特定の事業について追加 準備金を計上しました。当四半期の税引き後準備金は 4 億 7,200 万ドルです。 また第 4 四半期には、インド洋の津波や他の CATS について 約 4,400 万ドルの税引き後準備金を計上しました。このため、 全体としては 2003 年に比べて、準備金は約 3 億 900 万ドル 増加しました。 航空宇宙部門では、GECAS と GE のトランスポーテーショ ン事業双方で、第 4 四半期に約 1 億 9,500 万ドルの追加損失 準備金を計上しました。この準備金は米国空軍、ACA およ び ATA についてのものです。ご承知だと思いますが、当社 は宇宙事業に積極的に取り組んでおり、航空事業での当社の 立場は確固としたものがあります。 このほど弊社は、特定の産業再構築事業を完了しましたが、 これには税引き総額で約 5,000 万ドルを使いました。またご 承知のとおり、当四半期にも一定の対策を講じました。しか し、第 4 四半期の営業利益は 30%増えました。 キャッシュについても良い傾向が見られます。次のスライド を見れば分かるように、CFOA の年額は 152 億ドルと 18%増 加しています。 617.603.7900 www.streetevents.com 5 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call これは当社のインダストリアル部門が着実に業績を伸ばして いるからで、CFOA の年間成長率は 27%となっています。ま た、インダストリアル部門の現金収益も堅実で、資金運用の 改善が見られます。 金融サービス部門の配当は 10%の現行利益率を反映したも のとなっていますが、2004 年の整理による成果はまだわず かなものです。そこで金融サービス部門の配当は 2003 年の 34 億ドルから 2004 年には 31 億ドルとなりました。 右には、弊社の主要投資額を示します。設備投資は約 24 億 ドルです。また整理と買収にも 40 億ドル強を使いました。 弊社の成長は素晴らしいものがあり、正味の負債も減少して います。2004 年には、株主に 80 億ドル強を還元しました。 2005 年にも、キャッシュフローの見通しは非常に明るいも のがあります。 また次のページに示すように、弊社のバランスシートの内容 も改善されました。弊社の金融サービス業務への親企業支援 も 30 億ドルほどへと減少し、年末時点で 32 億ドルです。 80 億ドルの計画前倒しについては、2005 年に成果が現れる でしょう。親会社支援の負債を完全になくして、金融サービ ス部門の配当を利益の 40%に上げたいと思っています。こ れにより、弊社の柔軟性が増すとともに、株主への現金償還 額が大いに増えます。 右には主要年金計画を示します。当社の年金黒字額は堅実に 11%増えて、67 億ドルとなりました。その理由としては、 画期的な方針改善があります。 年金の割引率は、6%から 25 ポイント落として 5.75%としま したが、年金業務チームの健闘で、11.7%の高い業績を達成 しています。2004 年の終幕にあたり、当社のバランスシー トの内容が誇れるのは嬉しいかぎりです。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO そこで次のページに示す 2004 年の業績を見ると、11 部門の うち 9 部門が 2 桁の業績伸張を達成しました。調整後の値で も高業績で、この状態で新年を迎えます。懸念材料としては、 インフレ、ハリケーン、および航空会社の事業再構築の継続 があります。 アマシャムとユニバーサルのところで触れましたが、財務内 容も良好です。ジェンワース IPO に着手し、成長基盤の作 成を継続していますが、着々と成果を挙げています。トリプ ル A の高評価です。親企業支援の負債も前倒しして減らし、 年金黒字額は拡大しました。配当金も増え、150 億ドルの株 式買戻しも発表しました。 Thomson StreetEvents [email protected] 2004 年はこのような状態です。次ページには 2005 年の展望 を示します。弊社の位置づけについては、基本的にはすでに お話しました。2005 年の業績も順風満帆だと思います。 来年は 2000 年以来初めて、トランスポーテーション事業と エナジー事業がともに業績を拡大するでしょう。ヘルスケア、 NBC ユニバーサル、インフラストラクチャー事業は買収が うまくいったことで堅調に推移すると思います。 コンシューマー・ファイナンスとコマーシャル・ファイナン スは高業績を維持し、アドバンスト・マテリアルズ、コンシ ューマー・インダストリアルおよびイクイップメント・サー ビスも順調です。資金の運用が効率的だからです。保険部門 にも問題はありません。 イニシアチブの財務面と成長にも見るべきものがあり、2005 年だけではなく、将来に渡って弊社の勢いを支えてくれるも のと思われます。改めて言えば、弊社のビジネスモデルから は多額のキャッシュフローが生まれており、利益とキャッシ ュフローの柔軟性は拡大しています。弊社の立場には確固と したものがあります。では、第 1 四半期についてビルから話 してもらいましょう。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント ありがとう、ジェフ。 事業の詳細に入る前に、2005 年の第 1 四半期の展望は鮮明 であることを強調したいと思います。11 部門のうち 9 部門 が 2 桁台の成長を遂げるでしょう。 ジェフも指摘したとおり、2005 年の展望は明るいものがあ ります。まず第 1 四半期の展望を示しましょう。各事業とも 谷間を脱し、2005 年には弾みをつけて入るので、好業績が 期待できます。 連結ベースでは、10%から 15%という 2 桁台の収入の伸び を予想しています。利益は営業レバレッジにより、収入を上 回り、17%から 20%増加すると思います。キャッシュフロ ーもこれを反映して増加し、第 1 四半期の 1 株当たり利益は 0.36 ドルから 0.37 ドルとなり、13%から 16%向上するでし ょう。 次ページを見ながら、各事業について個別にお話しましょう。 まずはトランスポーテーション事業です。 トランスポーテーション事業は全面的に好調です。年間受注 量は着実に増え、またサービス業務も躍進するでしょう。 当四半期には、収入は 12%増加しましたが、その原動力と なったのが、航空機部門で、これは 15%増えました。また スペア部品関係も堅調でした。出荷額は 1 日あたり 1,450 万 ドルで、22%増加しました。 617.603.7900 www.streetevents.com 6 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call 民間用および軍用エンジンも 2004 年に成長しました。レー ル部門も実に堅調で、809 台の機関車を出荷しました。ニュ ー・エボリューション・シリーズ機関車は顧客に好評で、こ の製品の前途については大いに期待しています。 2004 年の営業利益は、収入の伸びの営業レバレッジを大い に反映して 22%増加しました。第 1 四半期にも成長は持続 するでしょう。 交通部門は拡大を続け、米国の航空交通部門は 5%以上伸長 しました。12 月はアジア市場で伸びが目立ちました。また 第 4 四半期には、ご承知のとおり、スペア部品の収入が 19%増えました。2005 年の第 1 四半期にも、収入は約 10%、 営業利益は 10%から 15%増大すると思います。 このページの右には、エナジー部門の詳細が示してあります。 前述したとおり、エナジー部門の業績は予想どおりで、2004 年の営業利益は 28 億ドルでした。 サービス部門も堅調を維持しています。昨年の営業利益合計 は 18 億ドルで、受注額は 16%増えました。 当四半期のエナジー製品の伸びは、予想を若干上回りました。 営業利益を念頭に置いてコスト管理をうまく行い、また 7-F ユニットの出荷も若干増えて、営業利益はかなり増加しまし た。 2004 年は石油とガスの収入が 10%増え、また営業利益は 20%増加しました。第 4 四半期の受注量の増大は 34%を越え ました。サービス部門も継続して成長しています。石油とガ スのサービスは 9%増えました。 さきほどお話しましたが、PTC の採択から風力関係の受注 量が大いに増えており、第 4 四半期には風力事業への投資を 続行しましたが、これは 2005 年の業務展開に備えるためで した。2004 年にはエナジー事業全体で、すべての製品の受 注残は 19 億ドル増えました。2005 年には、受注残分も含め て大いに成長するでしょう。 第 1 四半期では、収入対利益比は約 5%増加すると見ていま す。第 1 四半期には利益の谷間の影響が残りますが、バブル の影響はこれが最後でしょう。サービス部門は、第 1 四半期 には 10%から 15%の営業利益の伸びを見込んでいます。年 間を通じて、エナジー事業は順調で、その営業利益合計額は 32 億ドルとなるでしょう。 次のページにコンシューマー・ファイナンスとコマーシャ ル・ファイナンスのあらましを示します。はじめに、左のコ ンシューマー・ファイナンスについて説明します。 コンシューマー・ファイナンス事業は、当四半期、年間を通 じてともに順調でした。経営戦略が功を奏しました。GE の 金融に関する評価は高まっています。 Thomson StreetEvents [email protected] 第 4 四半期には 5 件の買収を完了しました。そのなかでも最 大の AFIG は、オーストラリアでの事業拡大に貢献すると思 われます。 さきほどお話しましたが、コンシューマー・ファイナンスは 実に堅調で、その資産は 42%増えました。素晴らしい 2 桁 台の成長です。負債も減り、利益が上がっています。左下の チャートを見れば、利益の急伸が分かります。 第 4 四半期には事業の生産性が資産に対する経費の割合で 200 ポイント改善されました。第 1 四半期のコンシューマ ー・ファイナンスの展望としては、20%の利益増加が見込ま れます。 第 4 四半期には、コマーシャル・ファイナンスは続伸し、利 益は 12%増えました。資産も 8%の増加です。以前の計画ど おり第 4 四半期にシティー・キャピタルの買収を完了してい れば、この数値は 10%になったと思います。これは 2003 年 の資産成長より、約 4 ポイント早いことになります。 また前述のとおり、航空関係の準備金を強化しました。不動 産関係の業績も順調で、利益の増加は 20%を越えました。 2004 年には、商業ローンも 12%という 2 桁台の利益の伸び を達成しました。資産の売却が鈍化したので、第 4 四半期は 多少のブレーキがかかりましたが、中間市場での取り引き量 は 2 桁台の成長という目立つものです。 資産の質は堅実です。数ポイント増加しましたが、負債は基 本的に一定です。準備金の割合増加で対処しており、貸方の 準備金は焦げ付き額の 135%を用意しています。ですから、 2005 年の第 1 四半期と通年で、商業金融は 10%から 15%の 利益を目標としています。 次ページは、ヘルスケア、NBC ユニバーサル、およびイン フラストラクチャーです。ヘルスケアから始めましょう。左 下をご覧ください。ジェフも言ったとおり、ヘルスケアは大 いに成長した四半期でした。これは第 3 四半期での展望と合 致します。 ヘルスケア技術は 20%の営業利益の増加を達成しましたが、 原動力となったのはサービスの 17%の増大です。弊社は今 後もハイテク製品に力を入れていきます。PET、X 線、核磁 気共鳴、CT が大いに伸び、MR も VCT 製品と 3T MR を中 心に順調でした。当四半期の税金は 30%増加しました。 バイオサイエンスも好調でした。収入は 10%増加し、営業 利益はレバレッジが良好で、23%増えました。また弊社の医 療診断事業は 17%成長しました。これを見れば、アマシャ ムの造影剤の成長過程と浸透の増大がよく分かります。 一方では統合も進んでいます。通年の相乗効果は予想を越え ており、2005 年には 2 億 5,000 万ドルとなるでしょう。 617.603.7900 www.streetevents.com 7 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call 第 1 四半期は成果が期待できます。ヘルスケア事業の収入は 約 20%増加し、営業利益の伸びも 20%を上回るでしょう。 3%減少しました。これは再保険を減らそうという弊社の方 針の現れです。 中央は NBC ユニバーサルですが、収入は倍化して 43 億ドル となり、当四半期の営業利益は 60%増の 8 億 6,000 万ドルで す。 インシュアランス・ソリューションズの収入は約 22%減少 しました。他のインシュアランスの収入はジェンワースの健 闘がものを言って、14%増加しました。ジェンワースのみの 利益の公表は後日または本日中に行います。 ジェフの言葉のとおり、ブライアン・ウィリアムズが Nightly News へ移動して大成功しました。Nightly News の視 聴率は高まっており、競争に勝ち続けています。 ケーブルの成長も順調です。ステーションも堅調で、11%の 伸びを達成しました。NBC ネットワークは予想どおり約 3% ほど減少しました。 しかし、前年の利益とネットワークでの番組編成コストの追 加を考慮すると、営業利益は約 5%増加しました。このコス トの増大は当四半期が最後でしょう。 ユニバーサルにとってはすばらしい四半期でした。「Meet the Fockers」は予想を上回る興行収入をあげました。米国で の業務は堅調で、テーマパークも順調な四半期でした。 さて 2004 年から 2005 年に向けて、前述の統合効果が大いに 期待できます。2005 年の第 1 四半期には、営業利益は 50% 増加するはずで、一方番組編成コストは減少し、ケーブルと 映画は堅調を持続すると思います。 インフラストラクチャー事業も好調でした。13%の収入増加 で堅調な営業レバレッジのもと、営業利益は 30%増えまし た。当四半期の後半に InVision の買収を完了したので、国土 防衛製品ラインの拡大が期待できます。 インフラストラクチャー事業では、2 つの戦略的買収を公表 しました。1 つは、エドワーズの火災探知システム事業で、 弊社のセキュリティ事業に加えます。もう 1 つは淡水化事業 で定評のあるアイオニクスで、水処理事業に組み込みます。 2005 年の早い時期に、これらの買収を完了したいと考えて います。 水処理事業は財務の面で、実りのある四半期でした。収入は 19%増加し、また営業利益は 11%増大しました。今後もサー ビス事業のフランチャイズに投資していきます。第 4 四半期 には、CSA の受注残は倍化し、受注額合計は 19%増加しま した。 セキュリティ事業は、出足がやや鈍く約 5%の成長でしたが、 営業利益は 19%増加し、営業レバレッジ増大の効果が見ら れました。セキュリティ事業の通年の受注額は全体で 15% 伸びました。2005 年の第 1 四半期には、インフラストラク チャー事業も約 20%の収入増が見込め、営業利益の伸びは 20%を越えると思います。 次ページに、当社のインシュアランス事業を示します。当四 半期のインシュアランスの収入は約 60 億ドルで、前年比で Thomson StreetEvents [email protected] 当四半期には約 1,400 万ドルの損失がでました。これは主に 前述した準備金によるものですが、昨年の整理とジェンワー スの IPO による利益の減少も影響しています。 弊社は、インシュアランスの資本移動という明確な計画を実 行しており、今後、インシュアランス事業は縮小する計画で す。同時に各事業部門を濃密にして、業務の拡充を図ってい きます。 重要なのは、本年、インシュアランス・ソリューションズ事 業に総額で 13 億ドルの準備金を実質的に追加したことです。 最後に、何度か言及しましたが、2005 年にはジェンワース の持株を減らしていきます。2004 年を終えるにあたり、こ れは弊社のインシュアランス事業にとって重要なことです。 次ページにアドバンス・マテリアルズとコンシューマー&イ ンダストリアルの概要を示します。アドバンス・マテリアル の当四半期は良いものでした。受注にあたっては価格面で配 慮をしましたが、これが営業面の成果に反映されています。 プラスチックの平均販売価格は 26%上昇して、1kg あたり 3.78 となりました。原材料は依然として高値ですが、多少改 善されています。ベンゼンは第 4 四半期には 3.60 で、第 3 四半期の 3.62 から低下しました。12 月は約 3.25 となってい ますが、原材料はまだ楽観できません。しかし、いい方向に あることは間違いありません。 シリコンとクォーツは当四半期順調で、収入は 20%増加し ました。この部門の受注量全体は 22%増加し、第 1 四半期 の展望も明るいものがあります。 来年度も、価格面と原材料面で展望は明るく、2005 年第 1 四半期は、収入が 20%、営業利益が 50%増加する見通しで す。 右に示すのが、コンシューマー&インダストリアルです。 C&I の営業レバレッジが高く、収入は 9%、営業利益が 32% 増加しました。 統合は実にうまくいっています。第 4 四半期には、統合で 3,000 万ドル節約でき、通年の節約額は 7,500 万ドルとなり ました。 家電部門を見ると、ご覧のようにきわめて順調です。収入は 8%伸び、営業利益はさらに上回って、12%増えました。モ 617.603.7900 www.streetevents.com 8 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call ノグラムとプロファイルも好調で、価格も 0.5 ポイントの上 昇しました。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション 家電部門では、1 月 1 日から価格を約 5%上げると発表しま した。12 月の受注量は非常に堅調で、約 20%増加しました。 レイチェルさん、質問を受け付けてもらえますか。 ズ・バイス・プレジデント ライティングも上向きです。収入は 4%増加しました。営業 レバレッジもよく、営業利益は 20%増えました。何度か言 及したホーム・デポも、今では 1,500 を越える店に展開して います。 最後にインダストリアルです。利益が拡大し、収入は 11% 増加しました。インダストリアルは全般的に受注が増え、全 体で 9%増加しました。この傾向は 1 月初旬も続いていて、 きわめて順調です。 このセグメントはモーター部門の利益の影響は受けていませ んが、当然ながらモーター部門の処分が 2005 年の収入に影 響します。次年度の収入予想にあたっては、これを考慮する 必要があります。最後ですが、第 1 四半期の収入は約 5%増 加し、また営業利益は約 10%増えると考えています。では、 引き続き、ジェフにお願いします。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ビル、ありがとう。 2005 年の展望については、12 月にお話しました。収入は 2 桁台の伸びを示し、利益は 12%から 17%増加するでしょう。 CFOA も 2 桁台の増加を達成すると思います。これが成長の 原動力です。 弊社のキャッシュ・ジェネレーターの販売利益率は拡大して おり、上向きです。ページの下に、利益展望を示しますが、 ここには通年と四半期単位の予想が記載してあります。第 1 四半期も好調を維持し、EPS の増加は 13%から 16%となる と予測しています。展望は明るいと言えます。 最後のページをご覧になって、改めて弊社の方針をご確認く ださい。順調な有機的成長、順調な利益の伸び、また順調な 収益の伸びで、これを牽引するのがポートフォリオの改善を はじめとする 3 つの方針です。ポートフォリオは現在、良い 状況にあると考えています。 さらにフリーキャッシュフローを充実させ、コストの低減に 努めます。また、社内にイニシアチブを浸透させます。これ らと、テクノロジ、サービス、お客様重視、グローバル化、 イノベーションの各戦略で、さらに有機的成長を加速してい きます。 当社の展望は明るいと言えるでしょう。それでは、ビルに戻 して、質疑応答に入ります。 Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 9 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. 質疑応答 ジェフ・イメルト -GE – 会長兼 CEO オペレータ みなさん、よろしくお願いします。質問がある方は電話のト ーンボタンを 1 回押してください。質問への回答が得られた 場合や、質問を終わりにしたい場合にはトーンボタンを 2 回 押してください。参加者全員に配慮して、質問は 1 つにして ください。最初の質問はリーマン・ブラザーズのボブ・コー ネルさんにお願いします。 第 4 四半期には、世界全体の収入が増えました。ご承知のと おり、税率は低下の傾向にあります。2005 年にはまだ 24 で すが、インダストリアルの税率は低下するかもしれません。 唯一の変動要因としては、世界全体の収入がどうなるかとい うことです。 ボブ・コーネル - リーマン・ブラザーズ – アナリスト キャピタルについてはいかがでしょう? ボブ・コーネル - リーマン・ブラザーズ – アナリスト ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO みなさん、おはようございます。 キャピタルに関しては今年は、10 代後半から 20 代と思われ ます。繰り返しになりますが、変動要因は米国外での利益率 です。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ボブさん、おはようございます。 ボブ・コーネル - リーマン・ブラザーズ – アナリスト ボブ・コーネル - リーマン・ブラザーズ – アナリスト わかりました。ありがとうございます。 説明では、通年の成長率は多少上がって 11%から 15%とい うことでした。その上限と下限についての考えを説明してく ださい。15%の上限は達成できますか?また主な不安材料は 何ですか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO オペレータ ご承知のとおり、現在の世界経済では、プラスチックの価格 動向が問題となりますが、今のところ堅調に推移していると 思います。 コーネルさん、ありがとうございました。次の質問はスミ ス・バーニーのジェフ・スプレーグさんにお願いします。 弊社は米国での診断画像事業を積極的に進めています。ご承 知のとおり、この市場は回復基調にあり、弊社として引き続 く明るい展望をもっています。この回復基調に乗りたいわけ です。成長率の上限と下限の幅はこれに関連するとお考えく ださい。 ジェフ・スプレーグ - スミス・バーニー・シティグループ – また買収で弾みがついています。金融サービス業務も資産内 容は良好ですし、引き合いが多くあります。ご承知のように、 今年のサービスの収入は 300 億ドルに迫る勢いです。経済情 勢にかかわりなく、収入予測も順調です。 ありがとうございました。 アナリスト みなさん、おはようございます。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ジェフさん、おはようございます。 ジェフ・スプレーグ - スミス・バーニー・シティグループ – ボブ・コーネル - リーマン・ブラザーズ – アナリスト 補足質問です。インダストリアルの税率ですが、年始めには 若干下がるのではないでしょうか。つまり、第 4 四半期は 16%でしたが、2005 年のキャピタルおよびインダストリア ルについても、この税率が変わらないと見ているのでしょう か? Thomson StreetEvents [email protected] アナリスト ジェフさん、今お話になった、米国の DI オフィスと DI マ ーケットですが、ビルさんのコメントでは 17%の増加とな っています。しかし造影剤の収入が含まれていると思います。 ハードウェアについての概要をお話ください。また、上昇傾 617.603.7900 www.streetevents.com 10 © 2005 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call 向が始まっているとのことでしたが、その点についても、も う少し説明してください。 ニコル・パレント - クレディ・スイス・ファースト・ボス トン – アナリスト ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO みなさん、おはようございます。 ジェフさん、ご承知のとおり、第 4 四半期の収入の伸びは 1 桁台中間の 4%から 5%でした。価格が若干変動しているの で、実際の数字は 8%から 9%に近いと思います。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ニコルさん、おはようございます。 新製品の VCT と高機能 3T MR は現在の対策が奏功して、米 国の診断画像市場にかなり浸透するでしょう。米国外の欧州、 日本および中国でも続伸が期待できます。 ニコル・パレント - クレディ・スイス・ファースト・ボス トン – アナリスト またビルが話したとおり、バイオサオエンス事業と造影剤事 業も展望が明るく、ご承知のとおり、成長の上限値は 17% です。これを見ても、これからは機器の収入が増えると思い ます。 インシュアランスの戦略について、ジェンワースの堅調な実 績と株式についてお話がありましたが、その売却のタイミン グについてはどうですか?前半になりますか、後半になりま すか? ジェフ・スプレーグ - スミス・バーニー・シティグループ – ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO アナリスト 収益はどうですか?実際のところきわめて順調で、相乗効果 も期待できると思います。2005 年への繰越もあると思いま す。第 4 四半期のレベルは維持できそうですか?年間を通じ て季節的な変動とそれによる収入の減少はありますか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ジェフさん、第 4 四半期は実に好調で、収入は他の四半期よ りはるかに多かったわけです。しかし通年の営業利益率の上 昇も見てほしいですね。この上昇の理由は 2 つあって、1 つ はご承知のとおり、統合と経営がうまくいったことです。も う 1 つの理由は、事業の組み合わせが成功したことです。バ イオサイエンスとヘルスケア技術の結合により、事業統合が 進みました。 ジェフ・スプレーグ - スミス・バーニー・シティグループ – ニコルさん、ご承知のとおり、ジェンワースの売却方針に変 わりはありません。現在検討中ですが、おそらく 2005 年の 後半になると思います。第 4 四半期の実績を踏まえてジェン ワースの吟味を徹底的に行い、今年のいつにしたらよいかを 判断します。実際問題としてはこれ以上言えませんが、弊社 はジェンワースの経営方針をよいと考えていますし、同社を ひいきにしている投資家もいます。投資家の意向に配慮して 今後の方針を決めます。 ニコル・パレント - クレディ・スイス・ファースト・ボス トン – アナリスト わかりました。次はエクイップメントおよびその他のサービ スのセグメントですが、当四半期の 1 億 7,500 万というのは 大きいですね。この部門の原動力は何でしょうか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO アナリスト Grecis でしょう。ビル、どうですか? ありがとうございました。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ズ・バイス・プレジデント ありがとう、ジェフさん。 そうです。 オペレータ ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ありがとうございました。次はクレディ・スイス・ファース ト・ボストンのニコル・パレントさんにお願いします。 ニコルさん、つまり Gecis との取り引きを計上したわけです。 ニコル・パレント - クレディ・スイス・ファースト・ボス トン – アナリスト Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 11 © 2005 2002 Thomson Financial. 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FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call わかりました、ありがとうございます。 ありがとうございました。次はモーガン・スタンレーのスコ ット・デーヴィスさんにお願いします。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO スコット・デーヴィス -モーガン・スタンレー – アナリスト ありがとうございました。 みなさん、おはようございます。 オペレータ ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ありがとうございました。次はゴールドマン・サックスのデ ィーン・ドレーさんにお願いします。 おはようございます、スコットさん。 ディーン・ドレー - ゴールドマン・サックス – アナリスト スコット・デーヴィス -モーガン・スタンレー – アナリスト おはようございます。 厳しい質問をします。多少穿った見方かもしれませんが、あ えて言わせてもらえれば、旧 ERC、現在のインシュアラン ス・ソリューションズは健全な状態となりましたが、落とし 穴はありませんか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO おはようございます、ディーンさん。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ディーン・ドレー - ゴールドマン・サックス – アナリスト 買戻し計画の予想をお尋ねします。市場で正規に行うのです か?楽観的ではありませんか?払い戻しについての数値を示 してください。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO まず私がお話して、ビルかキースに補足説明をお願いします。 ディーンさん、事態は推移し、親企業支援は減少してゼロに なることをご確認ください。本年の前半にもそうなるでしょ う。ご承知のとおり、現在から 2007 年末までに 150 億ドル の成果を挙げる方針です。親企業支援がゼロになった時点で 早速この計画に着手します。ディーンさん、方法についてで すが、これまでにも買い戻しの例は市場で多くあります。価 格面は誰の目にもはっきりしているので、使用資金量を最適 化したいですね。ただし株の買い戻しについては、非常にし っかりした計画をもっています。 再保険ではご承知のとおり、2002 年以降、いろいろとあり ました。しかし同事業は、ここ数年きわめて順調です。財務 上の問題点については前述したとおりです。ここ 2、3 年で は、財務内容の 30%が好転したと思います。 その反面で、1997 年から 2000 年にかけて準備金を拡充しま した。現在も進行中です。準備金は現在 174 億です。このよ うな状態ですが、まもなく、このサイクルを終了する予定で す。 さてご承知のとおり、再保険では、これからもハリケーン、 津波などの自然災害の問題があります。しかし事業内容を見 れば、成果は大いに上がっており、今では過去に比べて基本 的に柔軟性があります。 スコット・デーヴィス –モーガン・スタンレー – アナリスト ありがとうございます。キースさんはどうでしょう。 わかりました。さらに穿った見方を続けます。米国の空軍で すが、第 1 四半期には準備金の拡充など、いろいろあると思 います。つまり、私の質問はその背後で、空軍に関する業績 の悪化が懸念されるのではないかということです。この点に ついてはどうでしょうか? ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ディーン・ドレー - ゴールドマン・サックス – アナリスト ズ・バイス・プレジデント ご承知のとおり、第 3 四半期と第 4 四半期にはいろいろとあ りました。弊社は現在の経営方針を堅持していきます。米国 空軍については、この立場から政府と労組に対応していきた いと思います。 同様です。 オペレータ Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 12 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call これまでも政府と労組にはうまく対応していますし、その成 果を踏まえて空軍とも折り合いをつけていきます。空軍と弊 社の関係は良好だと思います。航空機の世界市場では、二つ の基盤があります。これは非常にしっかりしたもので、現在 の米国空軍での弊社の立場は良好です。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント スコットさん、弊社はキャリアごとに分けて考えるつもりは ありません。当四半期には米国空軍を相手として、大いに成 果を挙げました。年末の時点で、航空会社や米国空軍との取 り引きは順調です。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO タイミングの問題です。豪州の AFIG の買収は当四半期の末 に終了し、平均資産額が増えましたが、まだ収入や利益にそ れほど反映されていません。 トニー・ボーズ - AG エドワーズ – アナリスト トランスポーテーションの受注量は、第 4 四半期に 26%減 少しましたね。もうすこし説明してください。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO スコット・デーヴィス -モーガン・スタンレー – アナリスト わかりました。ついでに伺いますが、年金計画の割引率の低 下は 2005 年の EPS に影響しませか? タイミングの問題です。2003 年の第 4 四半期には、エンジ ンの受注量は多かったのです。ご指摘のとおりですが、受注 は堅調です。サービスの注文が多いということは、利益が確 実に上がっていることになります。 ズ・バイス・プレジデント 年末の時点で、航空関係の受注残は増えており、確実にサー ビスの浸透効果が出ています。第 4 四半期の設備受注は季節 的な問題もあります。 利益への影響はあると思います。2005 年では、1 億から 1 億 5,000 万ドルでしょう。ご承知のとおり、財務内容に多少の 影響がありますが、2005 年の正味の年金コストは 0.04 ドル から 0.05 ドルといったところです。 トニー・ボーズ - AG エドワーズ – アナリスト ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション スコット・デーヴィス -モーガン・スタンレー – アナリスト わかりました。十分です。ありがとうございました。 オペレータ どうもありがとうございました。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ありがとうございました。 オペレータ ありがとうございました。次は AG エドワーズのトニー・ボ ーズさんにお願いします。 トニー・ボーズ - AG エドワーズ – アナリスト ありがとうございます。 ボーズさん、ありがとうございました。次はメリル・リンチ のジョン・インチさんにお願いします。 ジョン・インチ -メリル・リンチ – アナリスト ありがとう。みなさん、おはようございます。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO こんにちは、トニーさん。 おはようございます、ジョンさん。 トニー・ボーズ - AG エドワーズ – アナリスト コンシューマー・ファイナンスについてですが、資産は 42%増え、拠出額も 17%増えました。今四半期の取り引き終 了の影響はどうですか? ジョン・インチ -メリル・リンチ – アナリスト こんにちは。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 13 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call Gecis の利益にたいする税率は非常に低いですね。航空機の リースでは、新しい税法による恩恵も見込めます。 レイチェルさん、どうしました。 オペレータ 少しお待ちください。インチさん、お願いします。 航空機のリースでは、2005 年も優遇措置が見込めます。金 融サービス事業でも、税率の若干の低下が期待できます。ジ ェフの言葉どおり、金融サービス事業の税率は 10%代後半 から、20%ほどを見込んでいます。これは世界の趨勢でもあ ります。 ジョン・インチ - メリル・リンチ – アナリスト インダストリアル事業の有機的成長についてお尋ねします。 2005 年にもこの四半期同様、8%の成長を維持できるという ことですか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ジョンさん、税率は世界全体の収入にかかります。ご承知の とおり、一般的な傾向として、政府は金融サービス業務と産 業用製品双方の競争を維持したい考えです。ですから、この 方針は維持されると思います。 ジョンさん、当四半期の有機的成長は 7%ということです。 つまり、全体的に見て 7%ということです。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション 他の面では、インシュアランスの問題について考える必要が あります。その税率は高いのですが、平均としては低下する でしょう。 ズ・バイス・プレジデント ズ・バイス・プレジデント 約 6%です。 ジョン・インチ -メリル・リンチ – アナリスト ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO 長期的に見ても、税率は約 20%ですか? 約 6%です。ジョンさん、キャピタルは当四半期で約 8%の 増加です。年間換算では 1 ポイントの増大です。来年も、こ の弾みを維持して 8%の有機的成長を達成できるでしょう。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO 金融サービス事業では、そう言えると思います。 ジョン・インチ - メリル・リンチ – アナリスト わかりました。次に第 3 四半期ですが、キースさんの説明に よると、キャピタルの税率は 2005 年にはほぼ 20 台の前半、 つまり 23%か 24%あたりということですね。一方、ジェフ さんの説明では、10%代後半ないし 20%となっています。キ ャピタルの税率について、どういう流れになっているか説明 してください。この 20%という数値は今後も維持されると 思いますか? ジョン・インチ -メリル・リンチ – アナリスト わかりました。ありがとうございます。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント ジョンさん、ありがとうございました。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント ジョンさん、今年のキャピタルの税率は 2003 年とあまり変 わりません。今年も約 20%で推移しました。当四半期でも、 最大で 20%だと思います。 オペレータ ありがとうございました。次は UBS のデイブ・ブルースタ インさんにお願いします。 デイブ・ブルースタイン - UBS ウォーバーグ – アナリスト ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント おはようございます。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 14 © 2005 2002 Thomson Financial. 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FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call おはようございます、デイブ。 でしょうが、GE への影響はどうですか?CSA の面ではどう ですか? デイブ・ブルースタイン - UBS ウォーバーグ – アナリスト ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO 通年として見た場合の広告開発費はどれくらいですか? ドンさん、ご承知のとおり、サービス契約額は多いですが、 今後の 3 年間でどうなるかと言うと、大型タービン部門の保 守業務は、2000 年に設置して試運転したものが中心になり ます。この点で、今後数年間は堅調だと思います。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント デイブさん、2,000 億か 2,500 億くらいです。 ドン・マクドゥーガル - バンク・オブ・アメリカ・セキュ リティーズ - アナリスト デイブ・ブルースタイン - UBS ウォーバーグ – アナリスト GE キャピタルの税率は 3%だと理解していますが、今四半 期の全体的な税引き前利益はどれほどですか? ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント デイブさん、それはオフレコですので、後でお話します。が、 税額の決定的要素は GECAS の利益で、その税率は低いもの です。再保険によって税率はかなり低くなります。弊社は米 国外でも成長を続けているので、統合ベースでは GECAS に 対する税率は低下します。 わかりました。次の質問は NBC についてです。注目のコア ネットワーク事業が、今四半期には多少低下しました。そこ で、この事業分野の 2005 年の展望はどうですか?さらに 2006 年の展望もお聞かせください。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ドンさん、ご承知のとおり、ネットワーク事業については検 討を行っています。私は、プライムタイムと Late Night、 Today Show、および Nightly News を分けて考えるようにし ています。Late Night、Today Show、Nightly News について は順調と言えます。当事業は順調に推移しています。プライ ムタイムのネットワーク事業については、価格などが分散し ていますが、平均して数%の成長が見込めます。 デイブ・ブルースタイン - UBS ウォーバーグ – アナリスト わかりました。後で話を聞かせてください。 オペレータ ありがとうございます。次はバンク・オブ・アメリカ・セキ ュリティーズのドン・マクドゥーガルさんにお願いします。 さらにネットワーク事業の業績ですが、予想どおり大いに成 果が上がっています。ただし予想外のこともありますが、残 念なことに ABC と CBS も健闘しています。金融面も順調で、 本年度の財務内容も堅調です。また NBC ユニバーサルのプ ラットホームを見ると、たいへんしっかりしていて、ビルも 明るい展望をもっています。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント ドン・マクドゥーガル - バンク・オブ・アメリカ・セキュ リティーズ – アナリスト こんにちは、みなさん。 ジェフの言うとおり、事業内容は多彩です。前述の相乗効果 がはっきりと出てきています。どの要素を見ても、順風満帆 を確信できます。ドンさん、NBC については、12 月の中旬 に言及したとおりです。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ドン・マクドゥーガル -バンク・オブ・アメリカ・セキュリ ティーズ – アナリスト こんにちは、ドンさん。 デイブ・ブルースタイン - UBS ウォーバーグ – アナリスト まずエナジー事業の問題です。さきほどの同業界についての 話では、全体的に活気があって、1999 年と 2000 年には導入 需要が多くあったということですね。サービス契約量は多い 最後に NBC について質問します。NBC については、バイヤ の投機がいつもありますね。これは新聞で報じられています。 NBC の優先株ランクについて、追加する内容があります か?また、内容そのものは豊富ですか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 15 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call ドンさん、おっしゃるとおりです。が、実績面ではうまくい っていますよ。とくに言うことはありませんが、前述したと おり、楽観的になります。今はそれでいいと思います。 わかりました。第 4 四半期の好調さが、2005 年の第 1 四半 期にも持続するわけですね。 ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO ドン・マクドクーガル -バンク・オブ・アメリカ・セキュリ ティーズ – アナリスト 両四半期間には季節的要因の違いもありますが、第 1 四半期 の営業利益は年間ベースで順調に推移すると思います。 ありがとうございました。 ダーナ・リチャードソン - アーガス・リサーチ – アナリス ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ト ズ・バイス・プレジデント わかりました。ありがとうございます。 レイチェルさん、もう時間ですので、質問はあと 1 つにしま しょう。 ビル・ケアリー - GE – インベスターコミュニケーション ズ・バイス・プレジデント オペレータ ありがとうございました。最後はアーガス・リサーチのダー ナ・リチャードソンさんにお願いします。 ダーナ・リチャードソン - アーガス・リサーチ – アナリス ト おはようございます。 みなさん、本日はご静聴ありがとうございました。このコン ファレンスの内容はウェブサイトで確認できます。来週早々 には、本日の議事録が掲載されますので、従来どおり世界の 投資家の方々にご覧いただけます。この内容は 5 ケ国語で掲 示されます。このコンファレンス・コールの録音は、今日の 夕方にもご確認できます。コールイン番号は当社のウェブサ イトに表示されます。最後に、再度、お礼と新年のお喜びを 申し上げます。今後ともよろしくお願いします。 オペレータ ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO みなさん、今日のコンファレンスにご参加いただきありがと うございました。これをもちまして、コンファレンス・コー ルを終了させていただきます。では散会といたします。 おはようございます。 ダーナ・リチャードソン - アーガス・リサーチ – アナリス ト 2005 年第 1 四半期の営業レバレッジについてお話いただき ましたが、第 4 四半期ではそうなっていませんね。状況が変 わったのでしょうか?何か違いはありますか? ジェフ・イメルト - GE – 会長兼 CEO 2005 年の第 1 四半期に営業レバレッジが得られることは間 違いありません。ちなみに、収入は約 18%伸びていますし、 正味利益はほぼ同程度の増大を示しています。 当四半期のエナジー事業の収益は、1 年前に比べて約 13.5% 増加しています。第 4 四半期では 14%までもう少しのとこ ろでした。エナジー事業は変動が大きいと思いますが、実際 のところ、事業活動は拡大しています。 ダーナ・リチャードソン - アーガス・リサーチ – アナリス ト Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 16 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. No part of this publication may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the prior written consent of Thomson Financial. FINAL TRANSCRIPT GE - Q4 2004 General Electric Earnings Conference Call お断り トムソン・フィナンシャルは、ウェブサイトに掲示した文書、内容 などの情報を変更する権利を保有し、この変更についていずれの個 人にも通知する義務はありません。 イベント議事録の対象であるコンファレンス・コールでは、企業は 各種の事案について提案などの前向きな主張を行うことができま す。この前向きの主張は現在の展望をベースとしますが、危険や不 確実性が伴うこともあります。実際の成り行きは、さまざまな重要 な要因やリスクに基づいて行った、展望についての言明とはかなり 異なったものとなることがあります。なお、これらの要因やリスク については、各企業の最新の SEC ファイルで詳細を確認できま す。各企業は、展望についての言明の基礎となる仮定事項の妥当性 を明示し、またこれが妥当であると考えていることもありますが、 このいずれかの仮定事項が不正確または不正だと判明することもあ るので、展望についての言明で想定した結果については、その実現 可能性についての保証はしません。 議事録に盛り込まれた情報は、該当企業の意見交換内容を文字で表 示したものであります。正確な議事録とするよう努力しています が、コンファレンス・コールでの報告内容については、重大な間違 い、脱落および不正確さが発生する可能性があります。トムソン・ フィナンシャルまたは該当企業は、当該ウェブサイトないしは議事 録に基づいて行った投資決定などについて、一切責任を負いませ ん。ユーザーにおかれましては、該当企業のコンファレンス・コー ル資料および SEC ファイルを吟味のうえ、投資などの決定を行う ようお願いいたします。 © 2004, トムソン・ストリートイベンツが著作権を所有します。 Thomson StreetEvents [email protected] 617.603.7900 www.streetevents.com 17 © 2005 2002 Thomson Financial. Republished with permission. 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