ミルコら旧PRIDE5選手が申告漏れ 九電工9億円申告漏れ 福岡国税局

○http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/sports/p-bt-tp0-080509-0002.html?C=S
ミルコら旧PRIDE5選手が申告漏れ
2008 年 5 月 9 日(金)09:37
旧PRIDEに出場していた外国人選手5人が、東京国税局の税務調査で、04年からの
3年間に試合のファイトマネーに絡む消費税の申告をしていなかったとして、計約200
0万円の申告漏れを指摘され、無申告加算税を含め計二千数百万円を追徴課税されていた
ことが8日、分かった。
申告漏れを指摘されたのは、06年の無差別級GPで優勝したミルコ・クロコップ(3
3=クロアチア)ヴァンダレイ・シウバ(31=ブラジル)アントニオ・ホドリゴ・ノゲ
イラ(31=ブラジル)マーク・ハント(34ニュージーランド)ら。いずれも修正申告
などに応じているという。
外国人選手は、来日して得た収入にかかる所得税は源泉徴収される。だが消費税につい
ては、前々年に来日して得た収入が年間1000万円以上あった場合、個人事業者として
申告、納税しなければならない。05年の消費税法改正で、納税が免除される売上高の上
限が3000万円から1000万円に引き下げられたため、申告対象になる選手が増えて
しまったという。
これに対して「DREAM」の笹原圭一イベントプロデューサー(40)は「DREA
Mは旧PRIDEと別物なのでコメントできる立場にない」と前置きした上で、
「選手を教
育し、きっちり対応していきたい。契約書などにも明記して選手を啓発し、未然に防いで
いきたい」と話している。
○http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000022-nnp-l40
九電工9億円申告漏れ
福岡国税局
追徴課税4億7000万円 5 月 16 日 15 時 7
分配信 西日本新聞
九電工(福岡市)が福岡国税局の税務調査で、2007年3月期までの3年間で計約9
億円の申告漏れを指摘され、重加算税分の約4000万円を含む4億7000万円を追徴
課税されていたことが、16日分かった。同社はこのほど公表した08年3月期決算で追
徴課税額分を「過年度法人税」として特別損失に計上した。
同社によると、受注した工事の引き渡しが年度内に終わっているにもかかわらず、売り
上げを翌年度に先送りしていたことなどが申告漏れと指摘された。具体的な工事件数など
は明らかにしていない。
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国税当局は申告漏れがあった場合、本来払うべき税額に10%を上乗せして追徴課税し、
意図的に文書を改ざんするなど悪質と判断した場合は増加税額の35%の重加算税を課す。
同社は「引き渡し後も補修などを続けるケースがあり、すべて終了した時点で売り上げ
を計上することもある。意図的ではなく、国税局と見解が相違する部分がある」としてお
り、異議申し立てを検討するという。
=2008/05/16 付 西日本新聞夕刊=
○http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000095-mailo-l23
消費税法違反:会社に罰金1300万円
社長に有罪判決--地裁
/愛知
5 月 16 日 13 時 1 分配信 毎日新聞
02年10月~05年9月の3年間で消費税計約5365万円を免れたとして、消費
税法違反(脱税)と地方税法違反(同)の罪に問われた衛生用陶磁器製造会社「シンエイ」
(東海市)と社長の三原光二被告(57)の判決公判が15日、名古屋地裁であった。野
口卓志裁判官は同社に罰金1300万円、三原被告に懲役1年6月、執行猶予3年を言い
渡した。判決によると、三原被告は、従業員の給料をダミー会社への外注費と装って経費
として計上し、消費税と地方消費税を実際より少なく申告した。三原被告は「税理士を通
じて国税局から『脱税には当たらない』と回答を得ており、脱税の意識はなかった」と無
罪を主張。野口裁判官は「税務調査の際に口裏合わせをするなど違法性の認識があった」
と指摘した。
【秋山信一】
5月16日朝刊
○http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000900-san-soci
レオパレス21、申告漏れ30億
5 月 16 日 4 時 41 分配信 産経新聞
アパート賃貸や建築請負で知られる「レオパレス21」(東京都中野区)は15日、東京国税局の税務調
査で申告漏れを指摘され、修正申告して法人税など計20億円を納付したと発表した。営業貸付金や
販売促進費をめぐり、解釈の相違や経理ミスがあったという。賃貸事業での消費税でも計算に誤りが
あったとしている。
関係者によると、申告漏れは平成19年3月期までの5年間で総額約30億円に上るといい、このうち
約1億円については、仮装・隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと指摘されたもようだ。自社が所有するア
パートのメンテナンス業務をめぐり、委託した関連会社から実際よりも少ない料金しか徴収せず、実質
的な利益の付け替えと認定されたという。
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このほか、賃貸入居者から受け取る賃料の一部で、消費税約6億円を課税しない計算ミスがあったと
いう。
○http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080513-00000025-yonh-kr
韓日国税庁長が会談、企業配慮の税政で意見交換
5 月 13 日 15 時 14 分配信 YONHAP NEWS
【ソウル 13 日聯合】韓相律(ハン・サンリュル)国税庁長が 13 日、日本の牧野治郎国税
庁長官と韓日国税庁長会議を行い、税制面などで企業に配慮した環境作りについて両国の
経験と意見を交換した。国税庁が明らかにした。
双方は、国税行政は国内・海外資本の差別なく国際的基準により公平に行われるべきと
の考えで一致した。また、韓日間の経済協力強化に向け、両国に進出した相手国企業が税
務上の困難なく企業活動に集中できるよう、積極的な税制支援を行うことで合意した。
韓庁長は、企業親和型の税制環境を整えるには、企業が最も負担を感じる税務調査の運
営方式を改善する必要があると強調した。誠実な申告企業に対する調査縮小、新規雇用創
出企業に対する税務調査猶予、コンサルティング中心の簡便調査の活性化など、韓国の税
務調査の革新ケースを紹介した。また、明確でない租税法令により企業が感じる不確実性
を早期に解消する税務問題事前答弁制度の導入、顧客不満を分析し税政運営に反映する不
平管理システムの導入も進めていると説明した。
これに対し牧野長官は、国民の信頼向上に向けた韓国国税庁の税務調査革新方向は自身
の税制哲学と一致すると述べた。特に、クレジットカードや現金領収証など自動的な税源
確保のインフラで、税務調査の割合は日本よりも低く維持されており、これが日本の税政
に示唆するものは大きいと評価した。また日本は、税務行政に対する予測可能性を高める
ため、企業が提起する税務上争点について関税当局は迅速に一貫して明白な立場を示す必
要があることから、相談業務の集中化を進めていると紹介した。このほか、電子税政の活
性化に力を入れている日本に、同分野で世界最高水準にある韓国国税庁の経験と技法を伝
授してほしいと要請した。
○http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008052301000677.html
遠藤製作所が1億の所得隠し 海外子会社への経費負担で
2008 年 5 月 23 日(金)20:18
ジャスダック上場の高級ゴルフクラブ部品メーカー、遠藤製作所(新潟県燕市)が関東信
越国税局の税務調査を受け、海外の子会社への技術指導に絡む費用負担などで所得を圧縮
したとして、2007年3月期までの7年間に計約1億円の所得隠しを指摘されていたこ
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とが23日分かった。申告漏れ総額は約6億1000万円で、追徴税額は重加算税などを
含め約1億4000万円。
○http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20080523ddm041040017000c.html
<申告漏れ>共同通信社が61億円--東京国税局指摘
2008 年 5 月 23 日(金)13:00
新聞社やテレビ局などにニュースを配信している社団法人「共同通信社」(東京都港区)が東京国
税局の税務調査を受け、07年3月期までの6年間で約61億7000万円の申告漏れを指摘され
ていたことが分かった。赤字年度もあったことから追徴税額は約4600万円にとどまり、同社は2
2日に修正申告した。
共同通信社は、NHKや地方紙など計57社から「加盟費」を集めニュースを配信し、それらの活
動は非課税の「非収益事業」とされている。全国紙などから「契約費」を取って、外国のニュースな
どを限定的に配信する活動は「収益事業」として課税対象になる。
共同通信社によると、加盟費収入が全体の8割、契約費収入が2割だったことから、経費を同じ
割合で処理していた。しかし、ニュース量に合わせて経費を計上するよう国税局から指摘され、収
益事業の経費が減り所得が増えたという。【高島博之】
○http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080523p201.htm
大阪国税局幹部ら数十人処分へ、格安ゴルフ便宜受け
◆OB税理士が紹介
大阪国税局の署長級幹部ら職員数十人が、会員権を持つOB税理士の紹介で、大阪府内
のゴルフ場からプレー代を会員並みの割安料金にしてもらう便宜を受けていたことが、国
税庁監察官の調査でわかった。職員らは一般客の半額以下でプレーしていたとされ、こう
した便宜は今春までの約3年間続いたという。大阪国税局は、税理士らとのゴルフや便宜
供与などを禁じた国家公務員倫理法に抵触するとして近く、大量処分に踏み切る方針。
国税関係者によると、署長級幹部は和歌山県内の税務署に在籍。相続税などを扱う資産
税部門出身で、同県内全域のすべての税目の税務調査を行う権限を持っている。OB税理
士はニセ税理士事件に絡んで懲戒処分を受けた元幹部職員。
署長級幹部は大阪府下の税務署の課長級職員とともに2004年ごろ、知人のOB税理
士からゴルフ場幹部の紹介を受け、それ以降、一緒に連れてくる職員も会員料金でプレー
できるようになったとされる。主に資産税部門出身の後輩職員らが誘われ、プレー代は署
長級幹部が「1万円でいいから」と言って直接集めていたという。このゴルフ場では通常、
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一般料金は約2万円、会員は1万円弱。
国税庁監察官らが内部情報を基に、ゴルフ場の受け付け署名簿などから一緒にプレーし
た職員を特定し、すでに職員ら約30人を聴取したとみられる。
国家公務員倫理法は、
「利害関係者」から金銭や物品、便宜の供与、借金などを禁じ、違
反した場合は懲戒処分の対象となる。税務職員にとって、納税者や税理士、OBなどが「利
害関係者」にあたる。
同国税局を巡って昨年6月、職員35人が調査先の高級クラブで厚遇を受け、懲戒処分
などを受けている。
■ニセ税理士事件
1990年6月、無資格で税理士業務を営んでいたとして、元団体役員が大阪地検特捜
部に税理士法違反容疑で逮捕(有罪確定)された。捜査の過程で、元団体役員が税務調査
での交渉を有利に進めるため100人以上の職員を大阪・ミナミの高級クラブで接待して
いたことが判明。大阪国税局は懲戒免職を含め職員計60人を処分した。
(2008 年 5 月 23 日 読売新聞)
○http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805200043.html
職員の不祥事調査に納税情報を収集、利用
京都市
2008 年 05 月 20 日
京都市が、職員不祥事の内部調査のため監察担当者に税業務の兼務辞令を出し、職員の
納税情報などを「税務調査」名目で集めたことが市の内部資料でわかった。職員不祥事に
頭を痛める市は内部調査を強めているが、本来は徴税のために使われるべき権限を職員の
素行調査や不祥事の把握に転用した形だ。
市によると、調査対象となったのは市環境局まち美化事務所の男性職員。「コンパニオン
派遣を兼業している」との通報が00年から断続的に市にあった。兼業は地方公務員法が
禁じており、環境局と総務局の監察担当者が07年10月から今年2月に調べた。
3月に作成された環境局の調査報告書によると、市は納税状況や預金残高から副業収入
をつかもうと、07年12月、監察担当者6人に理財局主税課員を兼務させ、市が持つ職
員の固定資産税台帳の情報を入手した。また、兼業先とみられた企業の納税情報を税務署
で閲覧し、複数の銀行から職員の口座の出入金記録など数年分の情報提供を受けた。税務
署や銀行には「脱税の疑いがある」と説明。徴税のための調査として依頼した。
市によると、男性職員が夜間に京都市内のコンパニオン派遣業者のビルに出入りしたり、
頻繁に不動産を取得したりしたことはわかったが、兼業の裏付けはとれなかった。「注意に
従わず、ビルへの出入りを繰り返した」として3月に譴責(けんせき)処分にし、この職
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員は直後に依願退職した。
星川茂一副市長は4月、市議会の調査特別委員会で「法律上許されるぎりぎりの調査を
した」と説明した。明石隆夫・市服務監は取材に対し「税に関することは守秘義務があり、
調査したかどうかも答えられない」としている。
個人情報保護に詳しい安冨潔・慶応大教授は「形式上問題がなくても、真の目的が非行
調査であれば、個人情報取り扱いの適正さに疑問を持たれかねない非常に際どい事例だ」
と指摘。「納税情報は究極の個人情報。非行調査のために市がこうした情報に簡単に接触し
たとなると、本当に市職員だけが対象なのかと市民に懸念を持たれかねない。脱税の疑い
は本当に強かったのか、別の手段を尽くしたのか、検証が必要だ」という。(山岸一生)
○http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080515k0000e040018000c.html
虚偽の税務処理:男性調査官を懲戒免職 広島国税局
広島国税局は14日、脱税した会社に課税したという虚偽の税務処理を行ったとして、
広島市内の税務署に勤務する男性国税調査官(31)を同日付で懲戒免職処分にしたと発
表した。調査官は発覚を恐れて重加算税など約33万円を自ら納めていた。「自分の立場を
上げたかった」などと供述しているという。国税庁監察官は同日、調査官を虚偽公文書作
成などの容疑で広島地検に書類送検した。
同国税局によると、調査官は06年12月~07年6月、3社分の法人税の修正申告書
を改ざん。会社側が脱税の経緯を説明した架空の文書も作っていた。別の2社には余分な
源泉所得税を課税したことにしていたという。
【上村里花】
毎日新聞
2008 年 5 月 15 日
10 時 09 分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080527-00000134-mai-soci
<NHK>消費税13億3200万円申告漏れ
5 月 27 日 21 時 31 分配信 毎日新聞
NHKは27日、東京国税局の税務調査を受け、07年3月期までの3年間で消費税約1
3億3200万円の申告漏れを指摘されたと発表した。追徴税額は重加算税などを含め約
14億6100万円にのぼるという。大半は未回収の受信料の貸し倒れ処理時期を巡る指
摘で、NHKは指摘に従うといい「適正な税務処理・申告に努める」とコメントした。
NHKは特殊法人のため法人税の納税義務はないが、受信料に含まれる消費税と、出演
料や物品購入にかかる消費税の差額を納める必要がある。
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NHKによると、訪問回収にも応じず受信料の不払いが1年以上に及ぶ契約者は「滞納」
と認定。さらに1年後には回収が不能であるとして貸し倒れ損失処理し、その分の消費税
控除を行っていた。
しかし一部で「滞納」と認定する前に貸し倒れ損失処理し、消費税を控除していたもの
が見つかり、国税局から消費税の控除が認められなかったものがあったという。
さらに指紋認証システムの購入や、受信装置の工事時期について、年度をまたがってい
るにもかかわらず、単年度内に終了したとの虚偽の文書を作成していたことが見つかった
という。【高島博之】
○http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080510-00000096-san-soci
コニカミノルタ
18億所得隠し
中国撤退費に7億円
5 月 10 日 8 時 0 分配信 産経新聞
精密機器大手「コニカミノルタホールディングス」(東京都千代田区)とグループ数社が東
京国税局の税務調査を受け、平成19年3月期までの2年間で計約18億円の所得隠しを
指摘されていたことが分かった。このほかに経理ミスもあり、申告漏れ総額は二十数億円
に上るという。重加算税などを含めた追徴税額(更正処分)は約12億円。
ホールディングスや関係者によると、医療機器販売子会社「コニカミノルタヘルスケア」
(東京都日野市)が、得意先の病院へ医療機器を無償で提供。こうした機器の購入費など
を別の取引での原価に含め、経費として申告していた。
無償で提供することで将来の納入に期待でき、提供した機器のメンテナンスや消耗品の
使用で収益を上げることを見込んだものとみられる。
また、カメラ製造販売子会社「コニカミノルタフォトイメージング」(同)は、中国各地
に設置したフィルム現像所「ミニラボ」を撤退するにあたり、費用として約7億円を計上。
しかし、この支出について同国税局から「住民の雇用を守るなど実質的な地元対策費だっ
た」と指摘され、経費ではなく交際費と認定されたという。
ホールディングスはヘルスケア社の問題については「税務上の処理の認識が足りなかっ
た」として納税を済ませているが、フォトイメージング社については「正当な撤退費用だ
った」として、異議申し立てを含めた措置を検討している。
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○http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=190207&lindID=3
エース保険、M&A業務リスクに対応の会社役員賠償責任保険の新特約を提供
エース保険、日本M&Aセンターと提携し、新商品「M&A特約」を開発
エース損害保険株式会社〔本社:東京都目黒区、代表取締役社長兼CEO:今井隆志、以下「エ
ース保険」〕と、株式会社日本M&Aセンター〔本社:東京都千代田区、代表取締役社長:分林保
弘、以下「日本M&Aセンター」〕は業務提携し、M&A業務特有のリスクに対応する会社役員賠
償責任保険(D&O)の新特約「M&A特約」を開発するとともに、エース保険は日本M&Aセンタ
ーが構築した税理士や地域金融等のネットワークに対して、M&A業務に関連して発生するリスク
に対応する保険情報を提供していくことになりました。
記
1.提携内容
(1)会社役員賠償責任保険(D&O)の新特約「M&A特約」を開発
M&Aの交渉の時点では当事者にとって認識できない「潜在的な債務」への懸念がM&Aの円
滑な進捗の妨げになることが少なくありません。「潜在的な債務」には、例えば前経営者が行った
行為に対する賠償リスクなどが将来的に発生する可能性や、前経営者が行った経理処理が税務
調査などで否認されたことによる税の追徴が課せられるなどの可能性があります。エース保険は、
このような当事者のリスクを回避し、M&Aの交渉を円滑に進めることを目的に、日本M&Aセン
ターの協力の下、「潜在的な債務」の一部を保険に転化する新特定債務担保特約条項「M&A特
約」を開発しました。
(2)エース保険が日本M&Aセンターのネットワークに保険情報を提供
エース保険は、日本M&Aセンターが構築した税理士や地域金融等のネットワークにM&A業
務に関連して発生するリスクをカバーする専門性の高い保険情報を提供し、日本M&Aセンター
がM&Aの交渉を円滑に進めるのをサポートします。
2.新特約「M&A特約」の概要
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項目・内容
保険名(特約)
特定債務担保特約条項
取扱開始
2008年6月1日
補償範囲
M&A契約日以前の被保険者の税務処理に対して、M&A契約日以降の税務調査によって顕
在・実現化した追徴税を補償します。
○http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080515/fnc0805150001000-n1.htm
ダイキン工業、78億円申告漏れ指摘の見込み
2008.5.15 00:01
ダイキン工業(大阪市北区)は14日、大阪国税局の税務調査を受け、中国の海外子会社から
受け取るロイヤルティーをめぐって移転価格税制に基づき、平成18年3月期までの2年間で約
78億円の申告漏れを指摘される見込みだ、と発表した。同社は加算税を含めた追徴税額を約
35億円と見込んでいる。更正処分の通知を受け次第、同社は異議申し立てする方針。
ダイキン工業によると、同社は中国に複数の子会社を展開しており、ブランド使用料など利益
に応じて一定割合のロイヤルティーを受け取っている。このロイヤルティーについて同国税局は、
これら子会社の利益率は高いのに、ダイキン工業はそれに見合ったロイヤルティーを回収して
おらず、実際に受け取るべき金額より少なく受領していた、と判断。海外子会社に所得を移転し
ていたとして差額などの所得約78億円の申告漏れがあった、と認定したという。
同社は「ロイヤルティーの額は適正だったと認識している。正式な更正処分が出された後、異
議申し立てする考えだ」としている。
http://www.lnews.jp/2008/05/27521.html
2008 年 05 月 07 日
ケイヒン/海外子会社支援で追徴課税
ケイヒンは、東京国税局より平成 16 年 3 月期から平成 19 年 3 月期までの課税年度について税
務調査を受け、それに基づく法人税などについての更正通知を受領した。
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通知による主な指摘は、同社の関連会社(海外子会社)に対する支援金の処理などに関するもの
で、更正された所得金額は、その他の指摘事項と合わせて 316 百万円で、追徴課税額は地方税
等を含め 166 百万円と試算される。
同社は、この度の更正について、見解の相違に起因する部分はあるものの、改善すべき点もあり、
更正を受け入れることとし、平成 20 年 3 月期連結および個別決算において、過年度法人税などを
計上する。
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