アーチェリーラボ01 Genesis Pro プロジェクト 最近USAのビギナースクールで使用されているらしいGenesisボウ をテストしてみようと思いつきました。 このボウ、私のところでも取り扱っているGenesisが設計しSureLocが販売しているノーレットオフ、ノードローリミット(ただし 31インチまで)15ポンドというユニークなワンカムです。 ビギナーおよびKid向けであるGenesisのほかにドローストップを 組み込んだGenesis Proの2種類があり今回は後者をサンプル入荷 しテストしてみることにしました。 昨年痛めた右ひじはほぼ治ったようなのですが、先日野良犬に咬 まれた左手のひじが痛み始めました。最終的には、AccuriserⅡを マイボウとして常用するつもりなのですが、ひじのコンディショ ンが衝撃に耐えるかどうか不安です。しばらく、このセットをリ ハビリトレーニングを兼ねて使用してみるつもりでいます。 このセットでシュートするのは18m 30m そして可能であれば50m にも挑戦してみたいと考えています。 ボウセクション file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ボウレングス 36インチ ブレースハイト 7.1/2インチ ストリング 94.1/2インチ パワーケーブル 37.1/4インチ ピークウェイト 15ポンドから25ポンド ドローレングス 18.5インチから30インチ サイト Sure-Loc FITA ExtremeLH ピープ Genesis アジャスタブルピープ レスト ゴールデンキープレミア LH + カーボンスプレームレスト サイトほかのアクセサリーはボウの価格から考えるとオーバース ペックなのかも知れませんが、今回はテストということで・・・ アローセクション シャフト EASTON Vector1050 27" ポイント 90グレインポイント ヴェイン ノック Duravane 3D 1.8" 右ヘリカル ピンノック L file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 スパインはArcher's Advantageのアローセレクションにドロー データを入力して選択しました。シミュレート上のスペックは計 算初速約181Km/h。これは後で実測してみるつもりでいます。 スパインが1000番台のシャフトならどれでも使えるはずです が、最も軽量でF.O.Cも大きく取れ、しかも口径が細いVectorを選 択しました。(2005年から廃版のようで残念です) Accuriserへの移行トレーニングを考慮してピークは18ポンドで 設定する予定です。ポイントは70グレイン辺りが適正値のよう ですが、とりあえず90グレインからテストしてみることにしま した。 レットオフがないためシミュレーターには直接データ入力をしま した。 ユニークな fx曲線が確認できます。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 上記のfx特性を元に蓄積エネルギー量が計算できます。シャフト セレクターセクションで選択した結果がこの図です。 2004.12.19 インドア仕様の落とし穴 この時期になるとインドアにターゲットを絞り、シャフトを太目 のアルミに変更するアーチャーが多いのですが、大きな落とし穴 があるのに気づいていないことが多いようです。 単純に、太いアローの方が所謂「喰い面積が大きい」と思い込 み、太目のアルミシャフトを購入して練習を開始するのですが、 アウトドアのカーボン仕様のままでシュートするアーチャーが結 構多いようです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 もし、そのままでシュートすると上図のような状態でシュートす ることになりレストアップの発生率が多くなり非常に危険です。 もう、お分かりのことと思いますが、シャフトの太さが変わった ときにはレストアームの位置も変えてやる必要があります。太い シャフトを使用するのであればレストアームはプランジャーヘッ ドのセンターがシャフトの中心を押してやる位置まで下げてやら なくてはなりません。 つまり、、アームの上下が調整できないレストの場合には、使用 するシャフトの径に合わせてレストを交換する必要があるという ことなのです。 ここでは、上下位置だけ図にしましたがシャフト径の変化に合わ せて、アローの横方向の設置角度(アローアラインメント)やノッ キングポイントの高さ、プランジャーのスプリングテンションも 当然再調整が必要になります。 もし、この時期アウトドアとインドアの練習を併行して行いたい のなら、最低でもアームの高さが調整可能なレストと、プラン ジャー2本とストリングを2本それぞれアウト用とインドア用が必 要です。ここまでくると、リムはともかく、インドア用とアウト ドア用のライザーを用意したほうが簡単かもしれません が・・・・・ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 もし、本当にハイスコアを望むなら1本のセットでオールマイ ティということはありえないと思います。 2004.11.8 アローシャフトのクリーニング装置のテスト アローを作成するときに、シャフトのパイプの中のクリーニング には結構苦労させられてきました。 メーカー出荷そのままだと、剥離剤とカーボンのカットくず(粉 末)がパイプの中に残っているのでそのままポイントやピンノック を取り付けるとうまく接着できません。 いままでは、シャフトをカットした後にホースの散水ヘッドの ジェット噴流で内部に水をそそぎこんだあと乾燥させ、その後に ポイントとヴェインの接着エリアをトリクロロエチレンを入れた 容器の中でデッピング、その後綿棒と金属棒でパイプ内をクリー ニングしていました。 ここまでの、作業だけでも結構手間がかかりますし、加工するア ローが多いときなどは大変です。 そこで少しでも手間を省く工夫をすることにしました。 カットの後、ジェット噴流でラフにパイプ内のゴミ等を洗い流し た後、下記のような装置に入れて一晩程度流水洗浄をするもので す。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 構成は、アイリスオーヤマで入手したミニバン用の「サブトラン クボックス」(115㎝長・3,000円弱)と「 カミハタRio90」(1,650 円)という熱帯魚用の汎用小型水中ポンプです。 トランクボックスを斜めにして、水を張りカット済みのシャフト を漬け、ポンプを利用して矢印の方向から水流をパイプに当てる ようにします。これで一晩も放置しておけばかなりきれいになる のではと期待しています。 今回は、テストということで5.0リットル/分というポンプを利用 しましたがもっと強力なものを使うことも可能だと思います。 2004.11.1 ストリング/サイト位置について よその掲示板で、質問があったストリング/サイト位置の問題に ついて図示します。 aは日本人に多いタイプでサイトピンをストリングの右においてエ イミングするパターンです。bはサイトピンとストリングを重ねた 場合、cはサイトピンを左においた場合を示しています。 青い線はストリング、黒の矢印はアローの方向と考えてくださ い。 右利きの場合 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 a:アローは右を向いています。 b:アローはチューニングのアローアラインメントの方向を向いています。 c:アローは左を向いています。 左利きの場合 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 a:アローは左を向いています。 b:アローはチューニングのアローアラインメントの方向を向いています。 c:アローは右を向いています。 当然矢印が向いている方向にアローは飛んでゆこうとのですが、 もし、この分をプランジャーのスプリングテンションだけで補正 しようとすると、左右を問わずaの場合にはテンションを強 く、cの場合には柔らかくしなければなりません。 良く、プランジャーの固さの理想について質問されるのですがaの タイプのアーチャーは固く、Cの場合には柔らかなりやすいのは当 然です。 ここで、誤解のないように説明しておきますが、私はグルーピング の左右の調整をプランジャーのスプリングテンションですることを 薦めているのではありません。 プランジャーは左右のヒット位置を調整する道具ではなく、パラ ドックスの発生量を変化させて、グルーピングをコントロールする file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ためのツールと考えています。 プランジャーのスプリングテンションはヒット位置の左右にかかわ らず最もグルーピングがタイトになる位置をベストと考えていま す。もし、その位置が右か左にずれているならサイトピンの左右で 調整すれば良いと考えています。 2004.9.19 この記事は資料性が高いのでTOPページの独り言より移植しました。 続々・ドローイングマシーンの改造(タイプ2) コンパウンドボウのホールド用 に重量物吊りベルト用のスリン グベルト(両端アイタイプ)を入 手しました。 近所にあるプロ用の工具店で購 入したものですが50mm幅 ×1.0m長のものです。長さは もっと短くてもよいのです が、1.0mが既製品では最も短い ようです。 基本使用荷重が1.6tあるので強度としては充分です。 私の行った店には50mmのもの しかおいてなかったのでしかた なくこれを購入してきました が、幅は25mm程度のものから あるようです。(幅がせまいほう が価格が安い) 2004.8.29 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 続・ドローイングマシーンの改造(タイプ2) 手配していた脚の材料が届いたので早速改造を試みました。 ジグを縦にして使用するため脚を作成し 装着する。そのため、チャネル材の端に 取り付けてあったウィンチの位置をずら す。 手配してあった脚の材料はこち らから入手しました。 本来は重量物棚受金具で4ミリ厚 のスチール製、その上耐荷重が 60Kgもあるし、アームの長さも 35㎝ あるので2mのチャネル材を 支えるには充分だと思います。 CPの場合には、ピボットではなくライ ザーの上下にロープをかける。ロープは リングキャッチを利用してヨークテン ションにする。 写真のようにヨーク方式でライ ザーを引っ張るようにしました が、まだ不安定です。 ストリングのフック位置をずら してしまえばバランスは取れる のですが、それではシビアな調 整ができなくなってしまいま す。特に、コンパウンドボウの 場合は、ロアーピボット設計と file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 タイドループの関係でアンバラ ンスがひどくなってしまいま す。 とりあえずロープをやめて平ベ ルトにしたほうがよいかも知れ ません。 考えてみるとCPボウはこの不安定な状 況でとローイングしているのです。グ リップのサポートの重要性があらためて クローズアップされてきたともいえるの ではないでしょうか? さて、新たな問題点が発生しました。 脚を取り付けるためにウィンチの位置をずらしたために、スケールを取り付 けると24インチ程度までしかドローイングできなくなりました。チャネル材 をもっと長いものにすれば解決するでしょうが、扱いにくくなるし、入手も 困難です。 そこで、しばらくの間は妥協することにしました。 ◎ポンド計測の際には、ウィンチを使わずに手引きにする。 ◎リムバランスやカムのタイミング調整にはスケールを取り外 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 す。 2004.8.20 ドローイングマシーンの改造(タイプ2) プロトタイプを作成してみて、いくつかの欠点や使いにくさに気がつきまし た。以下に問題点と対策をピックアップしてみました。 問題点 対 策 ジグを縦にして使用するため脚を作成し ジグを横にして使おうと思ったのです 装着する。そのため、チャネル材の端に が、チャネル材にこすってしまいライ 取り付けてあったウィンチの位置をずら ザーに傷がつく恐れがあります。 す。 リカーブボウではそれほど気にならない CPの場合には、ピボットではなくライ のですが、CPの場合ロアーピボットの ザーの上下にロープをかける。ロープは ためライザーセンターで引っ張れずアン リングキャッチを利用してヨークテン バランスになりやすいのです。 ションにする。 ←左図は完成予想図です。脚材料として重量物 用棚受(耐荷重60Kg)をネットで発見したのでこ れをボルトナットでチャネル材に取り付ける予定 でいます。 ライザーは下図のようにサポートしま す。リカーブボウの場合にも、この方 法を取ったほうが安全かも知れませ ん。 ↓ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ドローイングマシーンの作成(タイプ2) 最近、リカーブボウのリムバランスのチェックを依頼されることが多く、手持ち のHooter Shooterを使ってチェック・調整しているのですが、誰でも入手でき るものではないうえコストもかなりかかるので、簡易型(タイプ2)を作成してみ ました。 タイプ1はこちらを参照してください。 材料は以前購入した2メートルの アルミのチャネル材、手持ちのポ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ンドスケール、ネット販売で購入 したハンドウィンチ、アイボル ト、リングキャッチ、ロープなど です。 ボウスケールはリムバラン スを確認するだけであれば 必要はないと思います。む しろないほうが使いやすい Hooter Shooter と思いますが、私の場合に はFX曲線のデータを取りた いためジグに組み込みまし た。 使い方は、簡単でストリングをボウスケールのフックに引っ掛け、ウィンチから 出ているロープの先についているリングキャッチとループにしたロープを使って ライザーのグリップを引っ張るだけです。 コンパウンドボウであればバレーの位置まで引っ張ってホイールのシンクロを確 認します。 リカーブボウの場合には、ストリング糸と輪ゴムで作ったチェックワイヤーを チップ間に張っておきメジャーで上下ティラーを確認します。ある程度ドローを 開始した位置からフルドローまで の数ポイントが0ティラーになるようにリムボ ルトで調整してください。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ドローの途中でティラーが変動するようであればリムがへたっているか、リムセット 角度がメーカーの設計値より寝ている可能性が大きいと思います。 こちらは,ネット販売で入手したハ ンドウィンチ(T903Z)。小型 船舶の引き上げ用らしく最大負荷 400Kgで、正、逆回転2方向ラ チェットロックになっています。 従って、フリーストップにはなら ずクリックストップなのですが、 実用上問題はなさそうです。 入手先はこちらです。 ロープはテトロン中芯入りの3ミ リロープを使用しました。 アイボルトはロープが横走りする のを制御する目的で中間にセット しました。 リカーブボウのリムバランス チェックの場合には、左図のよう なパーツ(チェックワイヤー)を作 り、上下のリムチップの間に張り ます。 糸は何でもよいのですがあまり太 いものだと重量の影響もでやすい チェックワイヤー と思います。私の場合にはファー ストフライトのサービング糸を使 用しています。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 a:インチメジャー b:チェックワイヤー c:上ティラー d:下ティラー リカーブボウの場合には、右図の ようにしてティラーを計測しま す。 ブレースハイトより少し引いた状 態からフルドローまで計測してど の位置でも c=d であれば理想 的です。 ) (注 意) どのようなタイプのドローイングマシーンを自作される場合でも、ドローレング スの確認の目的で、アローをストリングにつがえることは厳禁です。 私の場合には、下の写真のソフトタイプのインチメジャー(これもネット販売で 購入)をクリップ でストリングに装着して計測するようにしています。 この記事をご覧になって、類似ジグを作成された結果、事故が発生しても責任を 負いかねますのでご了承ください。 私の場合には、すべての部品の耐荷重を確認してから組み立てています。例えば、ボ ウスケールを取り付けているアイボルトは使用荷重50KgのM6のものを選択して使用 しています。 コスト(ネット販売の場合の概 算) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 アルミチャネル材 4,000 円前後* ウィンチ 5,292 円 インチメジャー 315 円 アイボルト (M6) 421 円 ネットで購入した60インチのソフトメ ジャー(インチ/ミリ両用) リングキャッチ 530 円 *数年前にハンズで購入したときの価格 2004.8.12 ヨーク用ストリングジグ 古いタイプのCP (HOYTスペクトラ) のストリングとケーブルの交換を依頼されまし た。 以前も頼まれて、純正パーツを利用してノンヨークシステムをヨークスタイル に改造して合ったのですが、これらのパーツ供給はすでに停止されてしまって いるので自作する必要があります。 ストリングは丁度手持ちに合った「Zebraストリング」が使用できそうなので こちらを使用することにしましたが、問題はケーブルです。 手持ちのストリングジグでは40インチ以下のストリングやケーブルは作成でき ません。ましてや12インチのヨークなどは・・・・・ 今回必要なのは12インチのソフトヨーク(HOYTの旧モデルで現行のものは16イ ンチ)と39インチのケーブルです。ケーブルは、手持ちのワイヤーとターン バックルでなんとか作成しましたが、問題はヨークです。 そこで、簡易タイプのヨーク専用 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ジグを作ってみました。 ベニヤ合板に、6mmの孔を開け ボルトとナットを使いポールを4 本立てただけのものです。 長方形の長尺は8インチ、短尺は4 インチありますので合計24イン チ、ケーブルにすると丁度12イン チになります。 *右手のポールの横のボルトは14インチ ケーブル用です。 このジクではループ部分のみを作 成し、合わせ仕上げはストリング ジグに写真のワイヤーとターン バックルを組み合わせて行いま す。 なんとか、これでヨークは完成さ せることができたのですが、作業 効率としてはもう一つです。 そこで、アルミの角棒とチャネル 材を手配してヨーク専用のミニ・ ストリングジグを作成してみるこ とにしました。 現在、材料手配中なので完成して から再びレポートをアップしま す。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 2004.7.28 フレッチャーのチューニング 依頼を受けてヘリカル用のフレッチャーを作成することになりました。 材料はビッツェンバーガーのストレートフレッチャーです。このフレッチャー は良くできているのですが、ハンティング・アルミシャフト用に設計されてい るのでそのままでは口径の細いカーボンアローにヴェインを貼ろうとすると、 きれいに120度間隔になりません。 以下に私流のチューニング方法を記載します。 まず、クランプのブレードの部分 (左図の黄色の矢印の部分)のバ リを砥石を使って取り除き「面だ し」をします。 メーカー出荷のままだとバリが多 くでこぼこしているので精度が期 待できません。 次に、クランプの裏側の鉄部分 (右図の四角で囲まれた部分)を 1000番の水ペーパーで矢印の 方向に磨きます。 これは、ヴェインをシャフトに押 し付ける動作をスムーズにするた めの加工です。この動作がギク シャクしていると、ヴェインと シャフトをうまく圧着できませ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ん。 この後、フレッチャー本体のマグ ネットに吸着させ擦りあわせを 行ってください。 レシーバーのセンターとシャフト のセンターを合わせます。ビッ ツェンバーガーは前述の通りアル ミアロー(おそらく2216)を標 準としているので、シャフトを受 けるⅤカットが深すぎます。そこ で、テープ等使って高さ調整をし てやる必要があります。 まず、フレッチャーのレシーバー のクリックをルーズにします。そ の上で自分が使用するアローシャ フト(できればノーカットのフル レングスのもの)をセットし、レ シーバーを回転させてみます。 メーカー出荷のままだと、シャフ トの先端がぶれて回転するのに気 が付くと思います。 この状態ではレシーバーのセン ターとシャフトのセンターがずれ ているためヴェインがきれいに1 20度になりません。そこで、 シャフトの先端がぶれなくなるま で、Vカットの深さを調整しま file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 す。 私の場合には、3Mのガラスクロ ステープを使用し、厚さをいろい ろと試しながら調整しています。 このテープはグラスファイバーの 布をテープにしてあるので、へこ みも出ず、ある程度すべりも良い のでVカットの受け部分には最適 です。 最後に、実際にヴェインを仮貼り しながら希望するピッチをフレッ チャーのダイヤルを利用して調整 します。 ここまでの調整が完了したにもか かわらず、フレッチングがきれい に120度間隔にならないことが あります。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 それは、レシーバーのクリック部 分の精度による場合がほとんどで す。その場合には、レシーバー パーツを交換する必要があるかも 知れません。 最近のビッツェンバーガーのフ レッチャーはまともなものが多く なりましたが、ある時期のロット はいい加減なものが多く見受けら れました。 今回はACCの00系・左ピッチ ヘリカルが目標なので調整した結 果、左図のようなダイヤル位置に なりました。 すでにお気づきのことと思います が、使用するシャフトの外径が変 わるたびにVカット の調整をす る必要があります。 そうしないと、正確な120度の フレッチングは実現できません。 1台でオールマイティというフ レッチャーは存在しないと考えた ほうが良いと思います。私の場合 には、プロセレクトの210用・ 196用・188用・180用・ ACE/ACC用(00-04 系)・188ヘリカル用の専用フ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 レッチャーをそれぞれ用意してあ ります。 下図は実際に完成フレッチングしたものです。 2003.5.8 チューニングツールの作成 ボウセットアップ用のチューニングツールとしては、Jim-Dandyのスーパーベ ンチ(製造中止)を所有しています。 大変よくできているのですが、少々かさばるのが欠点です。そこで、持ち歩き 可能な簡易型のものを作成しようと考えています。 スーパーベンチの構造は左図の ようになっており、ボウの初期 セットアップおよびアップ/ダ ウン時の調整も可能になってい ます。 今回は、ここまで複雑なもので はなく左図の赤丸の部分のみ抽 出したものを作成しようと考え ています。 使い方 ☆プレートをバイス等で机等に固 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 定し右下図のようなパーツをハン ドルライザーのスタビライザー ブッシュにセットし、15φの ホール部分に取り付けます。 プレート材料は未定ですがPE樹脂を考え ☆水準器をストリングに当てて、 てます。 ストリングが地面に垂直になるよ うにハンドルライザーを固定しま す。 ☆水準器をサイトバーに当てて、 サイトバーが地面と垂直になるよ うに調整します。 (ストリングとサイトバーが平行 になっているはずです) ☆コンパウンドボウの場合には、 スコープの水準器の泡がセンター に来るようにサイトブロックの傾 きを調整します。 ここまで、調整できたらサイト、 上図のパーツは、スーパーベンチの純正のものです が、Mロッドのようなエクステンションロッドも流用 できると思います。 ただし、プレートのホールもそれにあわせて大きさを 加工する必要があるかも知れません。 私は、現在旋盤のレッスンを兼ねて15φの丸棒を削 りだしたパーツを真鍮で作成中です。 レスト等のセンターショットライ ンをそれぞれの弓のタイプにした がって調整します。 私はハンズで見つけたこのような 水準器を使用しています。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 フィストメールゲージに水準器を 組み込んだJim-Dandyのスーパー ツールも存在しており市場にまだ 出回っているようですが、初期の 出荷ロットは精度が出ていたもの の、後期の物は精度がいい加減な ものも見受けられました。 2003.3.18 ホイールの調整について リンク先のページの主催者といろいろと意見交換をしていたのですが、大事 な要素が含まれているのに気がつきましたので、やりとりの一部をここに公 開します。 尚、ここに記載してあるのは私のコメント部分だけです。発端は下記をご参 照ください。 http://www.geocities.co.jp/Athlete-Samos/5136/page6.html http://www2.oninet.ne.jp/khmf/tunahiki8.html#tunajump ☆ホイールの調整について ホイールの上下が非対称な場合があることは想像していましたが、チェックしたことはあり ませんでした。 ただHOYTの場合、右用/左用で上下のホイールを逆転させて使うようになっているた め、意図的にずらしているとは考えられません。 おそらく、工作精度かロットの問題かと思います。 さて、ケーブル長をそろえるかフルドローでのホイールのシンクロをあわせるかという問題な のですが、前者の方法はスチールケーブル時代に使用したテクニックでした。 現在のようなストリング材料によるケーブル素材が出現したことと、ホイール形状がバレー が広いものから狭いものに流行が変化してきたプロセスで、シンクロ不良による振動の問 題およびエイミング時の安定性の問題などがクローズアップされてきたという背景がありま す。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 スチールケーブル時代でも、同様のことが発生していたはずですが、スチールケーブルのほ うが伸び率が比較的均一であること、バレーが広くてあいまいなホイールと伸び率の高い ダクロン弦を使用していたため多くのアーチャーが気がつかなかったというのが事実のような 気がしています。 野仲哲治元プロのように気がついている人も存在しましたがほんの一部です。 どちらにしても、現在の主流はフルドローでのシンクロをあわせる方式だと思っています。 均一性があいまいなストリング系のケーブル素材を使用している限り、フルドローでのシン クロをあわせたほうが使いやすいセットができるからです。 バレーがあっていないセットでは、上下のストリングが異なる強さで引っ張られるためにエ イミング時に上下動してしまいます。このためだけでもバレーでシンクロをあわせるのが現 時点では合理的な方法だと個人的には思っています。 ドローイングマシーン購入の主目的はこのシンクロチェックでした。 ☆ホイールのチルトについて ところで、静的なチェックのポイントはもう1箇所あります。 ホイールのチルトの調整です。 過去にブレースハイト位置でヨークの片側をねじりホイールを垂直にするのが絶対と思い 込んだアーチャーが多くいました。 この方法は、ドローイング時にリムのねじれを生じさせリムにダメージを与えてしまいます し、ライザーにもストレスを大きくかける結果、短時間でセットが破損してしまったケースが 多くありました。 この方法の危険性についてはHOYTの社長、ランディ・ウォークとAMOショーの時に直接 面談して確認してあります。 詳細は私のページにアップしてありますのでご参照ください。 ホイールが垂直になるようにヨークを調整するのは、ブレースハイト位置は論外として、 ピークウェイトのポジションがそれともフルドロー時にするかという問題があります。 これは、ホイールの設計値(FXドローカーブ)との関連があると思っていますが実証はでき ていません。 私が関連記事を書いた時点ではピークウェイト位置を基準としましたが現在の主流はフ ルドロー時のようです。 これは、多くのレーザーアラインメントツールが発売されそのいずれもがフルドロー時での チューニング方法を解説しているからです。 ☆動的プロセスのチェック さて、いずれの方法をとるにしろ、それは静的なチェックにほかなりませんので動的プロセ スを保証するものではありません。 動的プロセスを確認する簡単で確実な方法を模索中です。 近いものとして、京都の大畑さんがBowmanサイトで紹介しているクリープチューニング方 式(最近雑誌アーチェリーでも記事になりました)が唯一動的プロセスをコントロールするた めの方法だと考えているのですが、高度なシューティング技術を要求されそうで私には使 いこなす自信がありません。 クリープチューニングによるホイールタイミングのファインチューニング方法 HOYTの最初のヨークはハードでした。 その後、ソフトヨークに変わりそのときには2ピースになっていてヨーク接 合部分を 括っていませんでした。 これは、ヨークの本来的な使い方。つまり、「捩れや偏りに対して自然に無 理のない 補正を加える」機能が生きていました。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 次の世代になって、ヨークとケーブルの接合部分が糸で括られてしまったの で、左右 のヨークは独立してツイストすることができるようになりチルトの調整が可 能になり ましたが、私が指摘したような勘違いが生じてトラブル発生の原因になって しまいま した。 現在のHOYTのヨークは括りのない2ピースに戻ったようです。 その上ヨーク部分を長くしているところから、「捩れに対して自然に無理の ない補正 を加える」機能のためにヨークを使う方向に軌道修正したと考えています。 ヨークの使い方は ☆本来のヨークの使い方 ・・・・・自動修正機能 ・・・・・接合部をフリーにした2ピース構造 ☆チューニング要素としての使い方 ・・・・・・左右のツイストを可変とすることでチルトの調整 ・・・・・2ピースを糸で括るか、ケーブルを2股に分岐 の2種類と考えているのですが、いかがなものでしょうか? file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 HOYTは前者、私の使用しているAccuriserは後者のタイプのヨークです。 > チルトを変えるとなると > カムの左右のスペーサーの厚さを変えてカムの位置をずらせる > という方法はどうでしょうか? 方法としては可能かと思います。 ホイールのサイズやタイプによってチルトの状態は変わるので苦労しそうで すが・・ ・・ いつもちょうど良いスペーサーの発見に苦労しています。 多少の遊びもないと、ホイール軸が片べりしてしまうこともあるようです。 ほかの方法として左右のリムの厚さや幅を変えるという方法もあります。 私の記事のなかのTSSの部分がその一例ですがこれはもっと難しそうです。 HOYTがヨークのタイプを変えてきたということは、このあたりはいじって欲 しくない ということなのかも知れません。 2003.2.5 Mathewsの帰還 モニター用に仲間に貸してあったMathewsが帰ってきました。これで、デフ レックス、リフレックス、ワンカムと3種類のセットが準備できたので、ヘ リカルテストを再開できます。 ・Bow Length 41" ・Riser 27.1/8" file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ・CAM MaxCam (65%Let-off) ・Peak Weight 42# ・Draw length 27" ・Sight スピギャレリコンパウンド カーボンサイト マスターPRO 3 60° ・Scope バイター × 2 ・Peep ジェネシス Mathews Solocam Conquest2 アジャスタブルコントロールピープ ・Stabilizer K UCRⅡセラミックスカーボンケプラー ・ArrowRest ゴールデンキー3Dプレミア + ゴールデンキーカーボンスプレームランチャ ・Brace height 7" ・Tiller height 9.1/2" ・Arrow プロセレクト 210 27インチ + バイターオーバーノック#2 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] ※やっと帰還した、ソロカムモデル。スタビ ライザーはリフレックスライザーに合わせて 特注でぎりぎり限界の23インチまで短さに カットしてもらいました。 アーチェリーラボ01 + 110 グレインカーボンテックポイント 2003.1.24 Enticerの復活 評価テストのパターンを追加するために、別チューンのセットが必要と判 断。記念品としてストックしてあったEnticerを復活させることにし ました。 以前のEnticer Carboniteの セット 今回、再セットアップしたテスト用 Enticer Carbonite ・ボウレングス 38インチ ・ピークウェイト 45ポンド レットオフ 67% ・ホイール アキュホイールNo.2 ・ストリング Zebra 55インチ +ジェネシスアジャスタブルコントロールピープ ・ケーブル HOYT35インチ ・ブレースハイト 6.3/4インチ ・レスト HOYTマイクロフライトオーバードローレ スト +AREレストピン file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 以前のモデルと異なるのは、今回はストリングにZeb raを採用したこと。ケーブルガイドをオフセット調整 が出来ないカーボンタイプのものからオフセット調整が 可能なステンレス製に変更。 尚、サイトとスタビライザーはPSEリカーブボウに装 着していたものを流用しました。 2003.1.13 ベアシャフト回転チェックテスト レストの位置を変化さ せてベアシャフトの回 転量をチェックしまし た。レストの移動量は 約2mm。 テストはいずれも同一 シャフトで2射ずつで 行いました。 a レストアップ 左45度 多少の変化はあったものの期待していたほど劇的な差 b レスト左・アップ 左30度 は出ませんでした。 c レスト左 左30度弱 結果の分析には時間がかかりそうですが、無理やり傾 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 d レスト左・ダウン 左30度 e レストダウン 左30度 f レスト右・ダウン 左40度 g レスト右 左30度強 向を出すと上下方向ではレストアップ(つまりノッキ ングポイントが低い)だと回転が大きくなっていま す。 左右方向では、左よりのほうが回転が小さくなるよう なので、チューニングポイントはこちら側にあるのか も知れませんが、あくまで憶測です。 h レスト右・アップ 左45度 ただ、チューニングによってシャフトの回転が異なる のではないかという疑問については無関係とはいいき れないという結果にはなったようです。 実験後に今回使用したベアシャフト(ステンレステープを巻いたもの)と以 前準備してあったノックに金属棒を挿入したものを比較してみたのですが、 結果が微妙に異なることに気がつきました。 FOCと重量は可能な範囲で合わせてあり ます。違いがあるとすれば金属テープによ りスパインが異なったこと。金属テープの 場合には5インチ1/2の範囲にわたって テープが巻きついています。 これだけの範囲に0.02mmの金属が巻きつ いていますから、スパインが固くなってし まうはず!! そこで、スパインテスターで計測してみると案の定・・・・・ 金属テープ巻きベアシャフト 500 ウェイト調整ノック付ベアシャフト 504 フレッチングシャフト 503 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 これでは、スパインが異なるシャフトで比較テストをしていることになって しまいます。 スパイン数値で3-4異なるということはラフに実質ポンドが0.5ポンド 変化したに等しいのです。 今回の実験は、全部同じシャフトで行ったので判明した傾向にはあまり影響 はないと思うのですがほかのシャフトとの比較テストであるグルーピング評 価の対象としては問題ありです。 ということで、次回からのグルーピング評価テストはウェイトインサート型 のベアシャフトで実施することにしました。 ヴェインの質量やフレッチングの位置でパラドックスの発生量が異なること はわかっているのですが、ベアシャフトチューニングにはどの要素を中心に するべきか再検討に入りました。 2003.1.9-10 ヘリカルピッチ評価テスト~2 シューティングマシーンおよび人間(私自身)による実射で、シャフトの回転をチェックしま した。 設定は、いずれもピボットからマット面まで1.5メートルの距離での測定です。 シューティングマシーン、実射ともに使用したリリーサーはカーターのBKターゲットです。 ただし、ロットは違います。 当初、ストレートでヒットすると思ったのです が、なぜか左回転45度でした。 マシーン リリーサーを水平、ターン、逆ターンといろい ろと変えてみましたが変化はありませんでし file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 た。 ベアシャフト こちらも、左回転。ただし、射によっては45度 実射 まで回転しない場合もありました。やはり、人 間がシュートするとなにかの要素でばらつくよ うです。 ベアシャフトが上記の状態なので、こちらも左 マシーン ストレートピッチアロー 実射 マシーン ヘリカルピッチアロー 実射 回転かと思いきや、なんとストレートにヒッ ト。 こちらも、シューティングマシーンとまったく 同じにストレートヒット。 こちらは、予測どおり見事に左回転約225度。 左回転。ただし225度まで回転しない場合もあ りました。 今回のテストは私の現在のマイボウ(アキュライザー・ケーブルガイドモデル)のみで行った テストなので短絡的な結論は出せませんが、ベアシャフトとストレートピッチの関係は非常に 興味深いものがあります。 ヘリカルピッチの場合には、そのように設計したピッチなので当然といえば当然なのですが、 ストレートピッチのヴェイン場合には、シャフトの回転を抑えるような働きがあるのでしょう か?不思議です。多少射がばらついてもストレートにヒットします。なぜ???? 次回は、距離においてベアシャフトチューニングをしてみます。可能であれば、10メートルか ら始めたいところなのですが、射場の環境によってはいきなり30メートルないしは50メートル から開始しなければならないかも知れません。 2003.1.5 ヘリカルピッチ評価テスト~1 ヘリカルピッチのテストを開始するための準備として、3種類のシャフトを用意しました。 使用するシャフトは、 プロセレクト188 23インチ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 CTノックアダプタ + バイター12-2ノック CTコンペティションポイント 110グレイン Duravae 3D 1.8インチ これらを、 左ピッチヘリカルにフレッチングしたもの 12本 ストレートピッチにフレッチングしたもの 6本 FOCと重量をフレッチシャフトに合わせたベアシャフト 6本 を準備しました。 重量は、いずれも277gr。 FOCは 14.16 %にそろえてあります。 これらの3種類がグルーピングする位置が、最も精度が高いチューニングポイントなのではと 考えています。 これらの違いは「フレッチングによる流体抵抗だけ」のはずですから、アローがまっすぐに押 し出されていれば同じ場所にヒットするはず・・・・・ と思っています。 通常、ベアシャフトチューニングには単にヴェインをはがしただけ のアローを使用していますが、重量とFOCが異なるシャフト間で の比較では精度が出ないと考えました。そこで、ベアシャフトの重 量とFOCをフレッチングシャフトと一致させる工夫をしてみまし た。 方法-1 ノックに重量物を挿入し重量とFOCをそろえる。 この今回は、プロセレクトのポイントピンのかけらをバイターノッ クに挿入(低音タイプのホットメルトで固定)。微調整は、ノック とピンをやすりで削り落としました。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 写真の一番上 方法-2 金属テープをシャフトに巻きつけて重量とFOCを調整 ベアシャフト ノックはそのままで、ヴェインの代わりに金属テープをシャフトに 巻きつけて重量とFOCをそろえました。 以上の2つの方法を考えそれぞれ準備をしてみたのですが、方法-1 では微調整の段階でノックを削り落とす必要があったので強度面で 不安がありました。 そこで、今回は方法-2を採用することにしました。 この方法であれば、誰でも簡単に用意ができます。今回、使用した 金属テープはハンズで入手した、「ステンレス粘着シート」 (¥950)です。ほかにアルミ製のテープも購入したのですが、重 量的な問題(補正量11gr)から今回はこちらを利用しました。 SWVを使用している方であればアルミの方で充分かも知れませ ん。ちなみに、こちらは¥480でした。 写真の上より2番目 これらは、ピッチ角度0でフレッチングしました。位置づけとして ストレートピッチアロー は第2ベアシャフト的な発想です。 写真の上より3番目 もうおなじみとなった左ピッチのスーパーヘリカルです。 ヘリカルピッチアロー 写真の一番下 2003.1.5 ヘリカルピッチ ヘリカルピッチには否定的な意見も多いのですが、いまだに疑問なのはスピンウィング(これもヘリカルの一種)が良 くてビニール系のヴェインのヘリカルはなぜだめといわれるのかです。 これは評価の対象と設定環境が間違えているのではと考えました。 スピンウィングはフィルムそのものをヘリカル 形状にしているため、誰にでもヘリカルピッチのフレッチングガ出来 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ますが、ビニール系のヴェインでは専用のフレッチャーが必要になります。 基本的にヘリカルピッチはどの断面でもシャフトとヴェインは垂直に接着されていなければならないのですが、そ のためにはフレッチャーのクランプを加工する必要が出てきます。 以下はその考察です。 *図は左ピッチ、テールエンドでの断面と考えてください。 *ヴェインは図では垂直になっていますが実際にはピッチ方向に引っ張られているためフィン上部が カールします。 一般的なフレッチャーでピッチを強く するとこのように接着されてしまいま す。 この場合、ヴェインはきれいならせん 状にはなりません。 これでは空気の流れがスムーズになら ず単なる抵抗になってしまうはずで す。 ヘリカルピッチの評価のほとんどはこのようにフレッチングされたアローを使用した人々に よってくだされたものだと思っています。 ヘリカル用に加工したフ レッチャーでは、ヴェイ ンの台座部分がシャフト の面に均等に当たるよう に加工します。 クランプを外した時点で シャフトとヴェインは垂 直な断面を形成できま す。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 もし、正確なヘリカルピッチを構成したいのであれば、シャフトの口径と希望するピッチに合 わせた専用のクランプを作成する必要が出てきます。 ヘリカル用に加工していないクランプ でも、一般的な接着剤ではなくフレッ チングテープを使用した場合には仕上 がり結果が左図のようになりました。 これは両面テープがそのままの形状を 維持しようとする結果、ヴェインと シャフトが垂直になったものと思われ ます。 入手したDuravaneが気に入らなかった(固さの面で)ために、フレッチャーのチューニングのあたり用に使用してい てこの結果に気がつきました。 Duravaneはヴェインのフィン部分が、テーパー形状になっているためさらにきれいなヘリカルラインを構成できた ようです。 ヴェインの素材がやわらか過ぎると思っていたのですが、ヘリカルピッチにフレッチングしたため強いテンション で台座が引っ張られているためか理想に近い固さになっています。 柔らか過ぎるヴェインをヘリカルピッチにすると、フラッター現象を引き起こしやすくなりヴェインがばたついて しまうのですがこれならその心配はなさそうです。 このような偶然が重なった結果、コンパウンドボウではあきらめていたヘリカルピッチのテストができそうです。 ヘリカル・イズ・ベストとは考えていませんが、いわれなき悪評が先行するという世界に憎悪すら感じています。 環境と条件を整備した上で評価してみたいと考えています。 2002.11.22 リカーブボウテスト結果報告-1 とりあえず30mで実射しました。以下は中間報告です。 ☆ アロー 心配していたヴェインのクリアランスは問題なし。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ただ、スパインが想定していたよりも弱かったらしくかなり右にグルーピング。プランジャーの スプリングを極限まで固くしましたが3時の8点に集中させるのがやっと。ただし、10リング 以内には収まるグルーピングなのでこのままでなんとかなりそう。 対応方法として・・・ (1)スプリングがハードだったので、これをエキストラハードに交換する。 (2)オフセットを大きくして対応する。 これは使用しているChek-itのレストでは取り付け土台の肉厚が厚い ためこれ以上オフセットをとれません。(写真左 肉厚6.35mm) (A)とりあえず、Chek-itの土台部分を砥石で研磨してみましたが ね じ穴が存在するため、コンマ数ミリしか薄くできませんでした。(写 真中央 肉厚6.20mm) (B)手持ちのキャバリエのものと交換も検討しています。こちらは土 台の肉厚がChek-itのものより薄くなっていますが機構が複雑なので ちょっと躊躇しています。(写真右 肉厚4.90mm) (3)ポイントを軽くする。 これはヘリカルピッチとのコンビネーションを考えると最終段階ま で採用したくありません。 (4)タブを薄くする。 手持ちのタブがほかにないので、却下。 (5)ストリングのストランドを増やす。 18本弦を20本弦にすると、ノックサイズの変更も必要なので却 下。 最初に(1)+ (2)-(A)の組み合わせ。第二段階として(2)-(B)、次に(3)の順で対応させてゆくつもり でいます。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ☆ ベアシャフトチューニング 上記の修正が完了したらベアシャフトチューニングを実施するつもりです。 用意したベアシャフトはテール部にポイントのピンのかけらを削って挿入し、フ レッチ済みのアローとFOCをそろえてあります。 10メートルを超える距離でのベアテストにはFOCの一致は必須のはずなのですが そこまでやっているアーチャーはいないようです。 FOCが一致していないと、おそらく10メートル以上の距離ではアローの姿勢が変 化してしま い精度が落ちてしまうと思うのですが・・・・・ 後輩の学生たちはFOCの調整をせずに30―50メートルでベアテストをしている ようですがあまり意味がないような気がしています。 ☆ スタビライザー 尚、アキュライザー用のオフセットカウンターバランスシステムをそのままスタビライザーとし て試用したのですが効果は抜群。 ローリングも防止できる上カウンターバランスによる振動の吸収も充分。 Vバーは必要ないかも知れません。ロッドが多いと共振して振動が増幅される率が 高くなります。ロッドをたくさん装着しかえって振動を増幅させているアーチャー がとても多いのです。 私の持論はシンプル・イズ・ベスト。 お勧めする対象は ・軽量タイプのセッティングが好み ・カウンターバランスのホールがないライザーでローリングに悩ん file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 でいる。かといってVバーは使えないのであればお勧めします。(カ ウンターバランスのホールがあるなら素直にカウンターバランスを セットすれば良いと思います。) ・比較的短いライザーやロアーピボットタイプのライザーを使用し ている 別に、商品として扱っているからメリットを強調しているのではありません。オフセットシステ ムは適当なアルミ板とタップがあれば簡単に作成できます。アルミ板はハンズ等のDIYで入手可 能ですし、秋葉のシャーシ屋を漁ればなんとかなるはずです。 カウンターバランス部分は古いTFCを流用してもいいと思いますし、既製品ならDoinkerのバッ ク・ドゥインカーあたりがお勧め。いずれ振動吸収剤を利用したものを試作してみるつもりでい ます。 ☆ ヘリカルピッチ これは自宅での近射テストなのですが、1 メートルの距離からのシュートで左方向(半 時計方向)に約60度回転しています。これ は想定以上の回転数です。 なぜ、右利きなのに左ピッチかという理由 なのですが・・・・ フレッチャーがストレートタ イプのものをそのまま使用し ているので右にピッチを取る より左に振ったほうがピッチ 角度が大きく取れたこと。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 アローは回転方向に引っ張ら れるような動きをするので右 ピッチではアローをプラン ジャーに押し付けるような力 が加わるはず。左回転なら逆 にプランジャーから離れるよ うな力が加わるはずなので パ ラドックスノ解消がより早く なり、クリアランスも取りや すくなるはず・・・・・ 2002.11.10 リカーブボウのテスト サミックのマスターズリムを入手したのでテストをすることにしました テストに使用する環境およびテスト目的は以下の通りです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ハンドルライザー PSE CENTRA 7075 フォージドハンドル?詳細は不明 ですがかなり硬質なアロイ を使用しています。 コンパウンドボウ並みにアローのクリアラン スのえぐりが大きいのが特徴、レストとプランジャーの選択に苦労 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 しました。 SAMICK MASTERS リム Mリム 66" 34Lbs Chekit TR200 レスト プランジャー バイター プランジャー シリンダー61.5mm チップ 44mm *今回はこの組み合わせでしかセンターショットが取れませんでし た。キャバリエの同タイプも入手したのでこちらの使用も検討して います。 FF 18ストランド ストリング ブレースハイト 8.1/4インチ SureLOC Lite サイト サイトピン file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] 9インチ シブヤ アーチェリーラボ01 Kアーチェリー カーボンUCRⅡセラミック/ケプラー 26インチ スタビライザー + バイブラチェック製オフセットブラケット *こちらはアキュライザーに使用しているセットをそのまま流用 AVIA 188 26インチ アロー + バイターアウトサートノック #1 + Duravane 3D スーパーヘリカル左ピッチ + カーボンテック ポイント 109グレイン FOC: 13.2% 重量:294gr *今回はローコストアローでテスト。 計算上の初速は175Km/hです。 NEET RING TAB タブ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 *相当昔のものですが、表革はかなり良質なもの。このシンプルさ が私の好みです。 テストの目的 リムの評価テスト オフセットカウンターバランスシステムのリカーブボウとの相性。 スーパーヘリカルヴェインのテスト ベアシャフトチューニングの再評価 2002.11.8 ランチャーアーム(レストアーム)の作成 アキュライザーはオーバードロー部分が長いため市販のレストアームではFITAのルール内 に収まりません。 個人としては当面公式試合に出場するつもりはないので実用上問題はないのですが、さまざま な実験をする上でFITAに準拠しているほうが良いと判断。 そこで、対応するロングアームを作成することにしました。 作成の要点 ☆プロセレクト18+ Duravane3D 1.8"のスーパー file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ヘリカルピッチでクリアラン スが取れること。 ☆FITA準拠のリミットである オーバードローポジション 6Cmをクリアすること 右はあまり鮮明ではありませんが、実際のアローを ノック側から見た画像です。 さて、市販のゴールデンキー 製のカーボンシュプレームの アーム取り付け部分は3m m、アーム本体直径4mmで す。 今回はプロセレクト180-188 の範囲なので本体直径は3m mで充分と判断。 ただし、196以上のプロセレ クトやEASTONのカーボ ンアローを使用する場合には 4mm以上の丸棒が必要かと 思います。 今回は、ハンズで3mm径のステンレス(SUS303)の 丸棒を購入し、砥石とやすりで加工しました。材料 は結構硬かったのですが加工は簡単でした。 いずれ真鍮の丸棒でも造ってみようと思っています が、へたりが早いかも知れません。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 左図は完成写真です。 クリアランスは充分かと思い ますが、レストアームがかな り細いのでドローイングの仕 方によってはレストダウンす るかも知れません。注意が必 要です。 尚、レストアームが長くなっ た分モーメントの関係で相対 的にスプリングが弱くなるの でレストのテンションを2段 階ほど強くしました。 *** レストアームに関する注意 *** レストアームにはかなりのストレスと衝撃がかかっ ています。 たて方向はスプリングの作動によってある程度緩和 されるのですが、横方向は逃げがないのでかなりダ メージを受けるようです。 AREやゴールデンキーのゴールデンガイドのような パイプとワイヤーの組み合わせのレストアームで長 さ調整をするために、パイプからワイヤー部分を引 き出して使用しているアーチャーが結構います。 ワイヤーの芯を抜いてしまってパイプだけでストレ スを支えようとするとパイプが金属疲労を起こし横 に曲がってしまいます。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 シュートを繰り返していると熱が蓄積しパイプが曲 がって首を振ってしまうのですが、多くのアー チャーは気がついていません。なぜなら、矢取りに 行っている間に熱が冷めて形が戻ってしまうからで す。 シュートをしているとアローが一方向に外れてゆく 傾向があるときはこの辺を疑ってみる必要があるか も知れません。数射してレストアームの様子をみて ください。もし、首を振っているようであればその レスト交換しないと危険です。ひどい状態では、2 -3射で首を振っているのに気がつくはずです。 尚、アルミの削りだしハンドルの金属疲労が進むと 同様の現象が発生します。レストアームに異常がな いのに同様の現象が発生している場合には、ライ ザーの寿命を疑う必要があります。 2002.10.20 Duravane file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 長い間コンパウンドボウに対応するヴェインを探していたのですが、どれも 帯・たすきでなかなか良いものに出会えませんでした。 コンパウンドボウではランチャータイプのレストを使用するためクリアランス の問題もあり、あまりピッチは付けられません。 個人的には、昔愛用したようなヘリカルピッチのフレッチングとヘビーポイン トを組み合わせたものが好みなのですが、しかたなくストレートピッチでがま んしていました。ピッチが付けられないのであれば、フレキシブルタイプの ヴェインよりソリッドタイプ(大昔のBjornのプラ羽根)のようなものが理想的 です。 現在、なんとか入手できるものとしてKバイメのスーパーフロナイトがあるの ですがヴェインが弱くヒットすると変形してしまうためあまり好きではありま せん。 バイター辺りがソリッドヴェインでも研究しているのではと問い合わせしたこ ともありましたが、その気はないと断られました。 そんなこんなをしているうちに、Web上でDuravaneを発見しサンプル的に取 り寄せてみましたが、材質的にはアリゾナのElite Vane(Eastonのダイヤモンド ヴェイン)と類似しておりソリッドなヴェインではありませんでした。 このままお蔵入りにするつもりでしたが、フレッチャーのチューニング中にふ と思いついて、ヘリカルピッチでフレッチングしたところフィン部分がテー パー状になっているためか、実にきれいにシャフトに巻きついてくれました。 ひょっとして、ヘリカルピッチ用に使用できるのではと思いテストしてみるこ とにしました。 テストのプロセスおよび結果はアキュライザーコーナーをご覧下さい。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 尚、今回入手したものは3D用で1.8インチのものです。 メーカー発表のスペックは上図の通りです。 2002.10.15 Hooter Shooter 長い間懸案であったドローイングマシーン(シューティングマシーン)をやっと 導入できました。インディアナポリスのAMOショーで発見して以来、気には していたのですが設置スペースの問題もあり半分あきらめていました。 しかし、阿佐ヶ谷オフィスの開設により設置スペースができたため、導入に踏 み切りました。 この機器を使用するとコンパウンドボウではホイールのシンクロの状態や、 ケーブルガイドやハンドルライザーのひずみによる傾き等が調整しやすくなり ます。リカーブボウにおいてはドローイングプロセスでのリムバランスの チェックが可能になります。 また、この機器はシューティングマシーンとしても使用できるためアロース ピードメータと組み合わせてチューニングの良し悪しの判定もある程度可能に なるはずです。例えば、リカーブボウにおいて、プランジャーのスプリングの 調整をした時にこの装置でアロースピードが最も速い位置が最も効率のよい位 置ではないかと考えられるのです。 もちろん、問題がないわけではありません。アーチャーの個性のひとつである 取り掛けの再現が必要になります。これは、使用するタブの材質や厚さによっ ても異なってきますし、アーチャーの握力とも関連がある要素です。それをど うやって再現するかがテーマです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 もうひとつの要素である、グリップのスタイルは再現機構がこのマシーンには 含まれています。もちろん射角の問題なども要素として大きいのですが、ある レベルまでは再現できるのではと期待しています。 どちらにしても、実験とデータの検証が必要になります。これは時間をかけて 少しでも多くのデータを収集するしかなさそうです。 ところで、私のリファレンスコンパウンドボウはボウマン・アキュライザーな のですがこのマシーンにセットするのにちょっとした問題が発生しました。ア キュライザーはグリップだけスイベル付のバーでサポートされているためハン ドル部分がグリップ右後方に位置します。そのためマシーンのグリップサポー トとぶつかってしまいうまくセットできませんでした。仕方ないのでグリップ の位置前方に移動しかろうじてセットすることができました。 また、自分で使用するリリーサーをセットできるのですが、カーターの場合ト リガー用のドラムが邪魔をしてこれもうまくセットできないのです。これもド ラムをはずしてセットして逃げました。 グリップのサポート部分はハイ/ロー の圧力が調整できるものとシンプル にサポートするものの2種類がついて きました。本当は圧力調整が可能な ものを使いたかったのですが、リ ファレンスのボウマン・アキュライ ザーでは形状の関係からセットでき ませんでした。 ドローイングはウィンチ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 で行いますがなかなか質 の良いものがついており 動作もスムーズです。 リリーサーのセット部品、ほかにリ ストバンドスタイルのリリーサー用 のアダプタもついていました。リ カーブボウ用はついていないのでい ろいろと工夫が必要ですがこのマ シーンでリカーブボウをシュートし てもあまり意味がないのでロープを ループにして固定してドローイング チェックをすることにしました。 なかなか仕上げの良い製品でUSA製にみられる雑っぽさがありません。非常に丁寧に作られ ています。 2001.8.30 Archer's Advantage インディアナポリスで入手してきたArcher’s Advantageを試してみました。 本来はサイトチャートを印刷してくれるプログラムなのですが、スパイン選択シミュレータとしての 機能が内蔵されているのが気に入り購入しました。 かなり前からSure-Locのカタログに掲載されていたのですがここまでの機能が含まれている とは知りませんでした。AMOショーのブースで親切に説明してくれたので始めてその有用性に気が付 きました。 以下は、簡単な試用レポートです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 メニュー画面 スパインセレクター画面です。アロースペック画面、ボウスペック画面 で入力したデータに従ってスパインの傾向を表示してくれます。 任意でデータを修正してシミュレートすることが可能です。 EASTONのアローフライトシミュレーションのようにアローのオー バーハング(レストとの接触点からカット面までの距離)を入力する部 分がありませんがおそらく標準的な1インチで算出しているものと思わ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 れます。 上図は私の使用しているプロセレクトのアローの実データの画面です。 (メーカーはCarbon Techになっていますがこれはプロセレ クトと同じものです。) 私のセットはスパインをかなり柔らかめでセットしているのですが見事 にこの傾向を表示してくれています。 こちらはボウスペックの入力画面です。 使用するホイールのタイプを選択すると標準的なドローレングス/ド ローウェイトの数値を左のセルに自動入力したくれたうえにFX曲線グ ラフを自動的に描いてくれます。併せて、蓄積エネルギーから初速まで 算出してくれます。 当然実測したデータを左側のセルに入力すればより精度の高いシミュ レーションが出来るはずです。 この点はEASTONのものより優れています。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 アロースペックの入力画面です。メーカー、スパイン等のスペックを入 力すると計算上のアロー質量を算出してくれます。もちろん、実測値を 入力すればより精度が上がるのは当然です。 2001.2.8 アロー素材の特徴 現在使用されているアローの素材には、アルミ、アルミ/カーボンコン ポジット、フルカーボン、グラスファイバー、ウッドなどがありま す。 グラスファイバーとウッドはハンティング用途が多いのでここではコ メントを避けますが素材によって下記のような特徴があります。 品質の安定性は見事なものですが、シュートを繰り アルミアロー 返していると想像以上に金属疲労が早く進行してい るようです。 品質的にはアルミほど一定性はないようです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 耐久性は複合材料のためかかなりのものです。 しかし、カーボンとアルミの接着層が剥離を起こし た場合には急激に破損を引き起こすので注意が必要 です。 シャフトの一部が膨らんだりシャフトエンドにク ラックが入ったら危険です。直ちに使用を止めてく アルミ/カーボン ださい。 この種類のうち経験的に品質的に最も安定性がある のがX10、ACC、ACEの順でした。 これはスパインテスターで同じロット(未使用のも の)を計測した結果です。私だけでなくよそのかな り技術力があると私が認めているショップでも同様 の結果だったようです。 品質的には最も安定性がないといえるかもしれませ ん。 しかし、ローコストであること、同じスパインであ ればアルミアローより口径が細くて軽量であるとい うメリットがあります。 フルカーボンアロー 素材の関係で(カーボンのバインディング材)であ るエポキシは衝撃による劣化が早い上熱にも弱いの で耐久性は短いと考えたほうが良いかと思います。 クラックが見えたら直ちに使用を中止してくださ い。事故のもとです。 アローのスーパーセレクトプロセス file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 少しでもスコアを安定させレベルアップをしたいと考えているのであ ればアローのスーパーセレクトは必須です。以下に考えられるステッ プを記述してみました。 スパインテスターによるスパインの均一性チェック ステップ1 ステップ2 グレイン秤による質量のチェック ステップ3 シャフトのクラックの有無の確認 ステップ4 ポイントのグレイン秤による質量のチェック 以下はシャフトをカットした後に実施することをお勧めします。 ステップ5 アローカット面のクラック等有無の確認 ステップ6 ストレート度の確認 次のステップはアローの完成後に実施します。 (完成アローの質量チェック) ステップ7 グレイン秤による質量のチェックし、ポイントの差 し替えによりなるべく均一重量になるような組み合 わせを作り出します。 ステップ8 FOCの確認 次のステップは実射による行います。 (ノックのターンテスト) 距離を実射しグルーピングから外れたアローをピッ クアップします。ピックアップしたアローのノック を120度回転させて再び同じようにシュートし選 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ステップ9 択を繰り返します。 360度回転させても外れるアローがあればノック を交換して同様のテストと選別を繰り返します。ど のようにしてもグルーピングから外れやすいアロー は残念ですが使用を見合わせましょう。 以上、現在考え得る方法を提示しました。スパインテスターやグレイン秤など入手しに くいものばかりを使用していますが仕方ありません。 特にスパインテスターは現在入手が不可能なようですが、もしテスターを所有している ショップを見つけたら調べてもらえるように依頼するのもひとつの方法です。 器用で知 識がある方ならマイクロメーターを利用してテスターを作成することは可能かもしれま せん。Eastonが発表しているスパインは確認できないまでも手持ちのアローの相 対的なチェックは可能なはずです。 グレイン秤は多少高価ですが、銃砲店にゆけば入手が可能なはずです。 スパインテスターはおろか、グレイン秤も持っていないショップも存在するようです が・・・・ 2001.1/15 長年懸案だったワークショップとしてのセットアップがほぼ完了しました。 ワークスペースに必要なものは、ウォームギア式ボウプレス、グレイン秤、スパイン テスター、アローカッター、フレッチャー、ストリングジグそしてドローイングジ グ。 ドローイングジグ以外は、入手できたので(スパインテスターは借り物)かなり精度 の高いチューニングが可能になるはずです。 あと必要なのは時間なのですが・・・・・ とりあえず正月休みの間にアキュライザーの再セットアップとチューニングデータの 整理をしています。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 TSSおよびRAMBOについて TSSのオメガホイールおよびRAMBO(映画仕様)のドラム型ホイールの形状 について掲示板で話題になっていましたのでここで解説します。 TSSの特徴について TSSクアドラフレックスはEASTONがHOYTを買収する前に密かに製造し てテストしていたユニークなコンストラクションのコンパウンドボウです。 フォージドライザー(アルミ鍛造ハンドル)の採用、左右の幅が異なるスプリット リム、ケーブルガイドなしでも自動的にケーブルがオフセットされるオメガホイー ル、ワイヤによるリムサポート、てこの原理によるリムピボット等々が特徴です。 日本に何セット上陸したかは正確にはわかりませんが、私の手元にあるセット以外 は死滅してしまったようです。聞いたところによるとほとんどがリムの剥離とのこ と。おそらくリムを長持ちさせようとしてリムボルトを緩めたのが原因かと思われ ます。 リムは適当なテンション(ケーブルの張力によって発生する)がないと振動がダン プされずかえって破損しやすいのです。ためしにリムボルトを可能な限り緩めて シュートしてみると分かりますが、かなりの振動を引き起こすはずです。私のお奨 めは、リムボルトをいっぱいに締めこんだ状態から一回転緩めたところで使用する ことです。これなら、テンションのコントロールで発生パラドックスを可変する余 地がありますしリムテンションも充分です。 (余談ですが、Bowmanのアキュライザーもオーダーしたポンド数を一回転緩めたリムボルトポジ ションで設定し出荷してきています) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ケーブルがシュート時にわずかで はありますが横揺れを引き起こす ためダンプ用のストッパーをケー ブルに装着してあります。もちろ ん、これは私個人の工夫によるも のでオリジナルセットではありま せん。 フルドロー時に、リムピボットを支 点としてリムがわずかにアーチャー の側にスライドしています。このた めに、リムのサポートにボルトでは なくフレキシブルなワイヤを使用し たものと思われます。 リムのワイヤサポート部分 (この部分のワイヤが引き抜けるトラブル があったのですが、知り合いにステンのス ポット溶接をしてもらい修理しました) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] てこの原理を使ったリム支点 アーチェリーラボ01 ドローイングしていない状態でのホイール フルドロー時のホイール 左右のリムの幅の違いに注意 上の画像を比べていただくとわかるのですが、ドローイングしていない状態ではス トリングとケーブルの間にクリアランスが取られています。一方フルドローでは、 ストリングとケーブルがかなり接近しているのがわかると思います。 この機構とリムの左右の幅が異なったリムを組み合わせることにより、ドローイン グ時のホイールのチルトを最小に保つ工夫がなされています。 以上のようなユニークな機構を持ったモデルだったのですが、ホイールのレットオ フが小さいこと、機構が複雑で繊細すぎてチューニング仕切れなかったのか、ワイ ヤの抜け等のトラブルが原因なのか分かりませんが製造を中止してしまったようで す。 その後EASTONはHOYTを買収し現在にいたるのですが、EASTON/H OYTのブランドでは、結局、ごくオーソドックスなコンパウンドボウを製造する ことになったようです。 RAMBO D・マレル原作の映画「ランボー怒りの脱出」で使われたモデルです。 製造はEASTON/HOYTで仕掛けたのは当時の副社長ジョー・ジンストンな のですが、ハンドルライザーの設計には現SKYアーチェリーのオーナーであるアー file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ル・ホイットがかかわっていたようです。(1999年のオハイオのAMOショーで アール・ホイット本人から聞きました) テークダウンアローは早川書房のあとがきによるとポニーエキスプレスが細工した ようです。 この映画仕様のモデルはフィンガーシュートを前提に製造されたようでTSSのオ メガホイールに似通ったドラム型のホイールを採用してストリングととケーブルの クリアランスを確保しています。しかし、TSSのようにチルト対策としてドラム 型にしたわけではないようです。 このモデルの発表後、ハンドルライザーを流用しRAMBOの名を冠したケーブルガイ ドつきのオーソドックスなモデルが販売されていました。しかし、一年後にモデル 名がスペクトラシリーズに変更されてしまいました。 おそらく、ネーミングの契約が切れたものと思われます。 テストシュート中 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] スタビライザー以外はオリジナルのままです。 アーチェリーラボ01 Now Printing RAMBO(映画仕様)のホイール オメガホイール テークダウンアロー 2000.9/20 簡易型ドローイングマシーンの作成(その3) とりあえず、コンパウンドボウ用にとして最もシンプルな構成 のセット材料を購入してきました。 入手したのは、幅60ミリ・高さ30ミリ・長さ2メートル・ 厚さ3ミリのチャンネル材、価格は東急ハンズ池袋店で3,8 70円。 ?型ボルトはM8のものを一つ、価格は300円。 そのほかに、M8のナット、金属ワッシャー。 ?型ボルトをチャンネル材に取り付け、?型フック部にストリ ングをひっかけハンドルライザーを手で引っ張ればフルドロー 時のホイールのシンクロ状態は確認できます。 チャンネル材を壁に立てかけて使うのが一番使いやすいと思い ますが、チャンネル材の上に乗っかって水平に使う事もできる file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 はずです。 どちらにしても10キログラムから30キログラムくらいの負 荷がかかるはずなので注意して扱ってください。 ポンド秤と組み合わせれば実質ポンドも計測できます。 リカーブボウのドローイングプロセスを見るためには?型フッ クにハンドルを縛り付け、2インチ刻みのドローイングポジ ションに?型フックを取り付ける必要があります。こちらの加 工はいずれ実施する予定です。 2000.1/24 簡易型ドローイングマシーンの作成(その2)+アルファ ドローイングマシーン用のパーツのうち?型のボルトにはM4 M6 M8とあったのですが、M8だと2インチ刻みには大きす ぎ、M4では強度が心配ということでM6に落ち着きそうで す。極力ローコストで安全なものをと思っていろいろと考えて います。 実際に自分で作成してから報告すれば良いのですが、チューニ ングの等を手伝っていた某ショップとの関係も、処遇・方針等 が合わずに辞めてしまったため結果として資金がきつい。とい うことで当面の間実現できないのがつらいところです。 コンパウンドボウの場合、ホイールのシンクロをみるだけであ ればストリングを足に引っかけ、両手でフルドローするという 荒っぽい方法でみれば調整可能なのですが・・・・・(自分で やってみてこれで充分なのでびっくりしました。調整してから 実際にドローイングしシュートしてみれば調整前との違いは歴 然としています) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 問題はリカーブボウなのです。ブレースハイト位置から、フル ドロー位置まで最低でも2インチ刻みでティラー差を計測して みないとリムのくせがわからず、当然のことながら調整もでき ないのです。 シューティング感覚が鋭い人ならば実射で煮詰めることはでき るかもしれませんが・・・・・・ コンパウンドボウの場合にはケーブルが上下リムを連結してい るせいもあってホイールのシンクロさえあわればそれほど極端 な差がでないのですが、リカーブボウの場合はグリップやとり かけといったアーチャーの個性が反映するため簡単にはゆかな いのです。 それでも、ドローイングプロセスを解析し調整するとごく近い 線まではゆけますので、あとは実射で判断して微調整すれば アーチャーの個性に合わせることは可能です。 要するにシュート時のノックの経路がまっすぐに近ければ良い のです。 ここまで、できるないしはやってくれるショップは皆無といっ ても良いと思いますのでアーチャーが自分自身でつめてゆくし かないと思います。 2000.1/13 簡易型ドローイングマシーンの作成(その1) ドローイングマシーンによるチューニングは現在考えうる最良 のものだと考えています。 コンパウンドボウの場合には、これによってホイールのシンク ロをマッチさせてゆくとドローフィーリングも滑らかになり、 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 レットオフポジションも明確になってくるうえ弦音もおどろく ほど静かになり振動も最小になります。 リカーブボウでは、ドロープロセスの間のティラーハイトの変 動が最も小さいリムバランスを発見できると、弦音や振動はも ちろんのこと、長距離での失速率が驚くほど小さくなります。 しかし、市販されているものは例外なく高価でサイズも大きく なってしまいます。そこで、簡易型のものを造ってみようと思 い、材料捜しを開始しました。 必要なのは基盤部分・フック部分(ハンドル固定用およびスト リング引っかけ用)。あと必要なのは、ナット、金属ワッ シャー、ハンドル固定用のロープといったところですが。 基盤は東急ハンズで発見したアルミ製の2mチャンネル材(W 65 H35 2t )、フック部分は?型のボルト、1個をハン ドル固定用に、残りをストリングフック用に(10インチから 2インチ刻みで28インチあたりまで)の予定です。 図にすると下記のような構造なのですが、リカーブボウ用とし てはこれで良いのですがコンパウンドボウ用にはもうひとつだ しポンド計測用としても使いたいのでただいま検討中です。 (その2に続く) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 2000.1.9 2000年セット 諸事情により、テスト用として借用していたバイパー/カーボ ナイトを返却することにしたため、使えるセットがなくなって しまいました。 手持ちの、スーパースター、エンタイサーは金属疲労のため使 用するには痛々しいし、あとはコレクションしてある、ラン ボー、TSS、一連のRAMシリーズそして友人用に用意して あったがこれも事情により寝たままであったミスティックだ け、これはほとんど未使用であるため自分用に改造することに しました。 リムは当初レベルXTが付いていたのですが、仲間に悪戯用に 提供してしまったので、装着できるものといえばスーパース ターと長い間コンビを組んでいたファーストフライトリムだ け、選択の余地もないので自動的にこのコンビになったのです が・・・・・・・ ホイールは、いまさらエナジーホイールにしたくないので、手 元にあるアキュホイールの2番を使用。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ミスティック/レベルXTはヨークシステムではなかったので すが、これはスーパースターのパーツを流用してソフトヨーク システムにすることに。 目標ドローレングスは26インチ、ピークウェイトはリムの厚 さから判断して45ポンド+-くらい。 ケーブルガイドは手元にあったチェックイットのケーブルガイ ド付きのマウントを利用してハイセットに改造、ただしガイド ロッドはオフセットベントの大きいスーパースター用のステン レス製のものにチェンジしてガイドバーを極力ハンドルセン ターに近づける。 アローはシミュレータで確認したところXX75 1913 (トゥルーフライト5インチ付き)を24-25インチにカッ トすれば使えるはず。 レストはやはり手持ちのHOYT純正のオーバードローレスト、 レストアームは手持ちのARE6.5レストピン。 というわけで新年早々「ジャンク・スペシャル」の組み込みに 挑戦したのですが、結果は下記の通りとなりました。 ミスティック/ファーストフライト(ジャンクバージョン) ボウレングス: 40インチ ドローレングス :26インチ ピークウェイト:42ポンド(MAX45ポンド)・・・ チューニングの幅をとるため レットオフ:66% file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ホイール:アキュホイール No.2 ケーブル:36インチFFソフトヨーク付き ストリング:54インチFF ブレースハイト:7.7/8インチ・・・・パワーストローク を稼ぐためやや低めに ピープホール:トゥルーピープ・マイクロ サイト:チェックイットIB5+自作アクリルホールサイト (以前の記事参照) ケーブルガイド:チェックイットケーブルガイドマウント+H OYTダブルベントバー レスト:HOYTマイクロアジャストオーバードロー+ARE 6.5レストピン アロー アロー:XX75 1913(KYUDOシャフト・オリーブ) 25インチ ヴェイン:トゥルーフライト5インチパラボリックターキー ポイント:RPSインサート+125grブリットポイント ノック:ACEピン+ピンノックL FOC:13.7% 重量:376gr(8.95gr/Lbs) アロースピード:約216Km/h 伝達効率:80.9% file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 スタビライザー HOYTノーススター9インチスタビライザー Bomar 6Fハンティングスタビライザー 自作ACE10.5インチショートスタビライザー(ダンプ剤充 填) のいずれか+バイブラチェックオフセットカウンターバランス を使用予定 といったスペックになったのですが、どうもシュート感覚が固 い。 いままで、アルミライザー+スプリットリムになじんでいたた めか? どちらにしても少し射込んで慣らし運転する必要がありそうで す。 2000.1.1 ハンドルの素材について ハンドルライザーの素材はウッドからマグネシュウム合金、さら にアルミ合金へと変化してきました。 ウッドはライザーの素材としては理想的なのですが、良質なもの が入手困難となってきたため、金属製のテークダウンに変換せざ るをえなかったという事情があります。 テークダウンそのものの誕生は、ウッド材料の入手難が発端と いっても過言ではありません。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 さて、こうして生まれてきた金属ハンドルライザーなのですが、 実際に使用してみると、重量が凝縮されるためウッドよりも安定 性にすぐれているのが次第にわかってきたようです。 また、 ヴェインのクリアランスも大きくとれるというメリットもありま した。 そして、軽量で内部損失が大きいマグネシュウム合金製のハンド ルライザーが一世を風靡したのですが、このマグネシュウム合金 のライザーもカーボンアローの出現、コンパウンドボウの発達、 そしてコンパウンドボウにおけるシュートスルーレストの登場な どによりクリアランスを大きくとれるアルミ合金製ライザーへと 進化してきたのです。 とくに、コンパウンドボウにおけるシュートスルーレストの登場 はハンドルライザーの形状の変化に大きな影響を与えました。 それ以前のコンパウンドボウでは、アローアラインメントをセン ターショットラインよりハンドル側に近づけることで強引にパラ ドックスを発生させ、ヴェインのクリアランスを確保するもので した。 この方法では当然のことながらエネルギー効率は減少します。 シュートスルーレストではよりセンターショットラインに近いと ころにアローアラインメントをセットするため、アローは直線的 に発射され効率も高くなり、貫通力も増加します。 しかし、ヴェインのクリアランスを確保する必要があるため、結 果としてライザーを大きくえぐった現在のようなスタイルが登場 したのです。 また、リカーブボウにおいては、カーボンアローの登場が大きな 要素となりました。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 カーボンアローは、アルミアローと比較して質量がかなり小さく なります。 そのため、リリース時のたわみはアルミアローと同じなのです が、質量が軽くスピードも速いため、たわんだ形のままで、ハン ドルライザーを通過しようとします。 その結果、ヴェインがライザーにヒットする確率が高くなってき ました。 よくあるのは、ヴェインがクリッカーを押し出してしまう現象で す。 これを防止するためには、ハンドルライザーのえぐりを大きくす る方法が有効なのはいうまでもありません。 このように、コンパウンドボウ、リカーブボウ双方ともライザー のえぐりを大きくしてクリアランスを稼ぐ必要にせまられてきた のです。 ところが、マグネシュウムでは材料が柔らかすぎるため大きなえ ぐり加工は不可能になってきました。 (この点では、ウッド素 材も同様ですが・・・・・) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 そこで、より硬質な素材・アルミ合金が登場したのです。 一方、コンピュータの発展とともに工作機械のコンピュータ制御 の技術も向上してきたため、現在のようなコンピュータ削り出し のアルミ合金ハンドルライザーが誕生することになったのです。 このことは、金型とある程度の製造ロットを必要とするマグネ シュウムライザーに比較して、設計変更の容易性および在庫ロッ トの面も含めるとメーカーにとっては好都合だったのです。 こうして登場したアルミ合金ライザーなのですが、マグネシュウ ム合金やウッド素材に比べ、内部損失が低いため振動による影響 がもろにハンドルライザーにかかってくることになりました。 リカーブボウにおいては上下リムのバランス不良が、コンパウン ドボウではホイールのシンクロ調整のまずさが振動を生み出す大 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 きな原因なのですが、メーカーが想定していた以上のストレスを ハンドルライザーに与えクラックを引き起こす要因となっている ようです。 はっきりいえば、チューニングがしっかりできていないセットで はライザーの破損は避けられないといっても過言ではないので す。 ところで、マグネシュウムライザーとアルミ合金ライザーのどち らが良いのかという 質問を良く受けます。 私なりの考え方ですが、コンパウンドボウであればクリアラン ス、ライザーの強度、質量などの点でアルミ合金ライザーをお勧 めします。 リカーブボウで、アルミアローでシュートするなら体にやさしい マグネシュウムライザーを、カーボンアローを使うならアルミ合 金ライザーを選択します。 マグネシュウムライザーでカーボンアローをシュートしたいのな ら、クリアランスをしっかりととれるチューニングとシュート技 術をマスターすることが必要になります。 ところで、せっかくクリアランスの大きなアルミ合金ライザーを 購入したのに、HOYTのスーパーレストを台を複数枚張り合わ せて使用しているアーチャーを見かけます。 これでは、せっかくのクリアランスが死んでしまいます。 なんのためにライザーをえぐったライザーを購入したのかわかり ません。 これはスーパーレストのアームが短いすぎるのが原因なのです が、えぐりの大きいアルミ合金ライザーを使用するのなら、もっ とアームの長いレストを組み合わせるべきです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 HOYTやPSEのようにダブルホールのものなら、ゴールデン キーのフリップマスターやチェックイットのTRシリーズのよう なレストの使用を、ワンホールのものならAREレストのような アームの長いレストをお勧めします。 1999/9/10 チューニングと慣らし運転について チューニングをするということは、アローを押すストリングの 軌跡を変化させることです。 例えば、プランジャーのスプリングテンションを変化させる と、当然、アローとストリングの軌跡も変化します。 しかし、同時にリムの動作も変化することを意味します。 歩き方が変われば、使う筋肉が変わってくるように、リムの動 作も変化してきます。 チューニングをした後しばらくは、リムはいままでなじんでき たのと同じような動作をしようとします。 しかし、徐々に新しい環境になじんできて、リムの動き方は 変ってしまいます。 経験からいって、なじむまでに最低でも3日はかかるようで す。 これは、シュートする日数です。 放置して寝かしておく時間ではありません。 ところで、3日経過するとチューニングをした時点と比較してグ ルーピングの位置やまとまりかたも変わってきているはずで file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 す。 リムの動作がなじんだことによって、チューニングの結果も当 初とは異なってくるのです。 もし、その結果が気に入らないグルーピングであれば、また再 チューニングするしかありません。 そして、また3日ほどその状態でシュートして様子を見なければ ならないのです。 チューニングとはこの繰り返しです。 時間はかかりますが、ステップを誤らなければ確実にグルーピ ングは改善されているはずです。 短気は禁物です。 リカーブボウを例にしましたが、コンパウンドボウでも状況は 同じです。 例えば、ケーブルガイドバーのオフセット角度を変化させる と、リムがその環境になじむまである程度の日数がかかりま す。 ティラーアジャストした場合も同様です。 ところで、練習のたびにチューニングしている人はかなり多い ようです。 日本だけではなくUSAにおいても同様だとHOYT社の社長 ランディ・ウォークが苦笑いしていました。 特に、コンパウンドボウアーチャーにはその傾向が強いようで す。 チューニングをしたら、最低でも3日はその状態のままでシュー トし、その後に結果を評価する必要があります。 毎回セッティングを変化させていては、セットが環境になじむ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 時間がとれません。 3日とは、経験値から割り出したラフなものです。 調整した個所と程度によって当然のように時間は異なってきま す。 もっと時間がかかるケースも存在します。 AVALON系のライザーのように、リムの左右アラインメン トを変化できるセットの場合、アラインメントを変更すると、 リムの動作が安定するまでにかなりの時間がかかります。 ある学生の場合ですが、リムポケットがなにかの理由で緩んで しまったため、いわゆるセンターショットが狂ってしまい、ス トリングがリムのセンターを通らなくなった例があります。 実用上、必ずセンターを通っている必要はないのですが(わざ とセンターショットをずらす設計もあるくらいです)、彼の場 合はシュート時にストリングがリムのもとの位置に収まらなく なっていました。 このままでは、リムが捩じれてしまうので調整する必要があっ たのです。 すでにリムに多少の捩じれぐせがついていたので、ドローイン グマシーンでフルドロー状態のまま数日間放置しておき、くせ をある程度戻してからライザーとのマッチングを修正しまし た。 アラインメントに多少の含みをおいて修正して、しばらく様子 をみてもらうことにしたのですが、約1週間後にセンターショッ トがストレートラインを通るようになり、位置も安定してきた そうです。 矢数の多い学生でこれですから、練習のインターバルが長い社 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 会人の場合には、もっと時間がかかることが予想されます。 チューニングを施した後には、数日間の馴らし/なじみ期間が 必要でありチューニングの評価はその後に行うべきです。 チューニングに、あせりと短気は禁物です。 1999.8/21 カーターリリーサーのトラブル カーターのリリーサーは、非常に良く出来ているのですが、そ の機構を理解しておかないと事故を引き起こす可能性がありま す。 下記はBK3Dの解剖写真です。 1~3はスプリングがセットされている位置を示しています。 4は、発射用のつめでトリガーを押すとつめがはずれ、リンク を経由してフックが開放されるようになっています。 カーターで起こるトラブルでもっとも多いのは、地面に落とし たりした際にスプリングがずれてしまい、トンネルの壁に接触 してしまうため動作がぎくしゃくしてしまうというものです。 この場合、分解してスプリングの位置を壁に当たらないように 修正してやる必要があります。 この症状が出た時に、リリーサー内部にオイルを流し込んだ り、CRC等をスプレイする人が多いようですが、逆効果で す。 内部のデリケートな機構が、オイル分が付着することによって 動作しにくくなってしまいます。 内部は、エアコンプレッサーなどで定期的にクリーニングして くれと言っています。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 さて、次に多いのがロックがきかなくなるトラブルです。 これには、2つの原因が考えられます。 ひとつは、1のスプリングが劣化したり破損してしまった場 合。 もうひとつは、4の部分のつめが摩耗して起こる場合です。 これらは単独でおこる場合もあるのですが、ほとんどの場合同 時進行で発生します。 スプリングの劣化だけなら交換すれば解決しますが、つめの摩 耗はどうしようもありません。 少々なら、1のスプリングを強くすればしばらくの間は機能して いるのですが、スプリングがへたって来ると危険です。 いつ暴発するかわかりません。 ロックがきかなくなったりあやしくなったら、使用を中止する ほうが賢明です。 中途半端な状態で使用したため、暴発し怪我をしてしまったと いう実例もあるのです。 おかしいと思ったら自分で分解したりしないで、購入店経由で メーカーに修理依頼したほうが無難です。 メーカーは、ユーザーが分解したり改造したものに関しては保 証と修理を拒絶しています。 保証期間は1年間で製造上の欠陥があった場合に限られます。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 1999.8/17 コンパウンドボウのセンターショットとチューニング HOYT社のリファレンス・マニュアルによると、コンパウン ドボウのセンターショットラインはリムの中心から3/16イン チ(4.8ミリ)左側(右利きの場合)の位置になります。 これは、ホイールのオフセット位置の平均だそうです。 しかし、リアルセンターショット(ストリングがノックを真っ直 ぐに押し出す位置)は実際にはここより少しずれた位置になる はずです 使用されるホイールの形状、ケーブルガイドのオフセット量、 ストリング/ケーブルのコンビネーションなどによって異なっ てくるからです。 HOYTもこれは、あくまで暫定位置であり、チューニングを スタートするための出発点であると考えて欲しいとコメントし ています。 このずれの量は、ドローイングによるハンドルライザーの歪 み、ホイールのチルト、スパイン、リリースのタイプやアー チャーのくせ等々によって異なります。 さて、この見かけ上のセンターショットラインにこだわりすぎ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 るあまり、コントロールしきれない弓具を欠陥品だときめつけ ているアーチャーは非常に多いようです。 フルドローの時にひずまないハンドルは皆無ですし、チルトし ないホイールもありません。 仮に完全なセットがそろったにしても、ストリングを完全に 真っ直ぐリリースできるアーチャーなぞ世界中さがしても皆無 だと思うのですが・・・・・ 私自身は自分の技術の中でストリングがノックを真っ直ぐに押 してやる位置を発見してゆくのがチューニングであると考えて います。 この位置はある程度の幅(スイートスポット)が必要です。 この幅がないと仕上がったセットはかなり神経質なものになっ てしまいます。 私などは、安定性や持続性のあるアーチャーではないのでス イートスポットの幅を極力大きくしようとしています。 ただ、この幅があまり大きすぎるとタイトなグルーピングは期 待できないかも知れません。 例えば、スパインの選択ですが、経験的にはやや柔らか目のス パインを選択したほうがタイトなグルーピングは実現しやすい のです。 しかし、許容範囲がせまいくなるためミスによるダメージの割 合は大きくなります。 やや固めのスパインを選択した時のほうがミスの出方は小さい のですが、あまりタイトなグルーピングは期待出来ないようで す。 この辺は、各々の技量にあわせた選択が必要です。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 さて、リアルセンターショットに話題を戻すと、経験値ではリ アルセンターショットは少しハンドル側に寄るようです。 これは、ドローイングマシーンでチェックすると確認できるの です、ハンドルの歪みと関係があるようです。 1999.8/14 スプリットリムについて(1999.8/2) スプリットリムについて誤解が多いようです。 勘違いの最も大きなものは、なぜこの形状を採用したかという 理由です。 設計の主眼はリムの質量を減らしてリムの返りスピードを上昇 させるためではありません。 (副次的にはあるでしょうが) コンパウンドボウは、そのシステム上、ドローするにつれてホ イールがチルトして行きます。 その結果として、リムも当然のように捩じられます。 特に、現在のようにショートボウレングスのセットではこの傾 向は顕著です。 一枚リムを使った場合、リムが捩じれに対し非常に強いため捩 じれはハンドルライザーにまで及んでしまいます。 その結果、ハンドルライザーは大きく捩られシュート時に反動 で戻ろうとします。 このような運動を絶えず繰り返していると、金属疲労が加速さ れてゆきます。 一方、スプリットリムでは、左右のリムが差動して捩じれるた め捩じれ現象はハンドルライザーまで及びにくくなります。(皆 無ではありません) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 そのため、ライザーの金属疲労の度合いが低くなります。 アルミライザーはメーカーが想定した以上に寿命が短いようで す。 折損したりクラックが入るという意味ではなく、金属疲労によ り焼きなまし状態になってしまうのです。 この状態になるとシュートを繰り返しライザーに熱が蓄積され てくると、ライザーが変形してきます。 その結果、アローを真っ直ぐに押し出せなくなってしまいま す。 この現象は、シュートをしばらく停止して熱が放散してくると 元の形にもどるため気が付かないことが多いのです。 シュートを続けていると左右ぶれが大きくなる傾向がある場 合、ライザーが金属疲労を起こしているかも知れません。 シュート前にセンターラインを確認しておき、横ぶれが起こり 始めた時に再度ラインを確認してみてください。 もし、センターラインがずれていたら、ハンドルライザーの金 属疲労が進行したと考えたほうが良いでしょう。 程度にもよりますが、こうなったら寿命と考えたほうが良いで しょう。 私自身のスーパースターライザー/ファーストフライトはこの 現象が進行したため現役からリタイヤさせました。 数射は平気なのですが、矢数を重ねると左方向にアローが外れ 始めます。 一日に数射しかしないハンティングやシュート間隔の長い フィールド・3D競技ならこれでも実用になるのですが、短時 間に矢数をこなさなければならないターゲット競技では致命的 です。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 さて、このハンドルライザーの金属疲労はリムの捩じれ以外に ケーブルガイドによっても引き起こされています。 ケーブルはフルドロー時に、最もテンションが強くなっていま す。 この時、ケーブルガイドバーにかかる負荷も最大となるため、 バーがハンドルを捻ってしまうのです。 メーカーがこれに気が付かないわけがなく、色々な方法で対応 しようとしています。 例えば、ケーブルガイドバーのカーボン化などもその一つで す。 また、アルファテック、パワーテック、アキュテックなどのフ レーム構造のライザー群も金属疲労対策のひとつの方法です。 これらの対策の一つとして採用されたのがスプリットリム方式 なのです。 リムを捻れやすくしてやれば、ライザーは相対的に捻れにくく なります。 そのため、ハンドルライザーにかかる負荷は軽減されます。 また、この方式ではリムは捻れやすいのですが、一枚板のもの よりハイスピードで復元しますし、質量が小さいためアロース ピードは当然上昇します。 その代わり、シュート技術が未熟なアーチャーの場合、捩じれ やすさが振動の増幅につながるのは当然です。 ピープサイトが、ケーブルを削っているような場合、リリース 動作に問題があると考えたほうが良いかと思います。 多くの場合、ドローセットが長すぎるようです。 ところで、最近捩じれをきらってスプリットリムをバンドやベ ルトで締め付けている方を見かけます。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 差動しやすいように設計されているものをわざわざ固定するの もどんなものかと思います。 ライザーの寿命を短くするだけではなく、締め付け方によって はリムを破損しかねません。 差動するリムが好みでないのなら、一枚リムのセットを選択す るべきだと思います。 ところで、下の項目にリムセーバーの画像を添付しておきまし た。 これは、スプリットリム用のものなのですが、リムの最も差動 しやすい個所で左右のリムを締め付ける構造になっています。 この部分でトラブルが起こらなければよいのですが・・・・・ リムセーバーについて(1999.7/24) USAで最近、リムセーバーが流行しつつあるようです。 つい最近現物を見る機会があったのですが、要するにドゥイン カーのラバー部分に似た「きのこを押しつぶしたような形 状」のものを両面テープで直接リムに貼付し振動を消し込もう とするものです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 たしかに、軽量アローをシュートした時の残留エネルギーの一 部はこれで解消されるかもしれませんが前述した破損トラブル の根本的な解決策にはならないと思います。 おそらく、スコープの軸の寿命位は多少長くなるかも知れませ んが、所詮オーデコロンの類にしかならないと思います。 「悪臭はもとから断たなければだめ」なのです。 まず、一番大切なのは上下ホイールのシンクロやリムの戻りを 確実に同期させ振動を起こさないことなのです。 また、リムセーバーのセットは前述したヨーク部の過剰調整の 解決には成り得ません。 なぜなら、この調整ミスによってリムが破損するのは「リムの 異常なねじれ」のためで「リムの振動」によるものではないか らです。 このように書くとリムセーバーが全く役にたたないような印象 をあたえてしまうのですが、そうは思っていません。 シュート時に発生する衝撃は想像以上に大きなものです。 この衝撃はライザーやパーツ類にダメージを蓄積するだけでは なく、アーチャー自身にもボディブローのようにダメージを与 えるのです。 特に、FITAのオールラウンドのように長丁場の試合ではこ れは大変に大きな要素なのです。 リムセーバーはこの衝撃を緩和してくれるのは確かです。 くどいようですが、繰り返します。 リムセーバーは振動によって引き起こされるダメージを緩和し てくれますが、弓の性能を向上させてくれる特効薬ではありま せん。 ベアボウの状態でほとんど振動を感じないレベルまで調整した file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 後に装着してはじめて役に立つものなのです。 セットの改造・チューニング セットの改造を指向するアーチャーが多いようなので、諸問題 をピックアップしてみました。 ☆ホイールのチェンジ HOYT(アキュホイールモデル)を中心におおまかなガイド ラインを下に示します。 旧エナジーホイールをアキュホイールに変更 5ポンドUP アキュホイールを新コマンドカムに変更 2ポンドダウン 旧マスターカムをアキュホイールに変更 15ポンドダウン アキュホイールをVECTOR5ホイールに変更 約15ポンド UP(ホイールの番手による) 以上は経験値です。 もちろん、同一のリムを使った場合ですが、ストリング/ケー ブルのコンビネーションやブレースハイトはそのホイールの特 性に合わせて変更しています。 さて、なぜこのような結果になるかというと、要するに、ホ イールのギア比(ストリング側:ケーブル側)の問題なので す。 つまり、ストリングが1インチドローされた時にケーブルがど れだけの量引かれるかでポンド数が変化します。 ケーブルが引かれるとリムがたわむのでポンド数は上昇しま す。 上のUPになっているのホイールの場合は1インチドローした file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 時にケーブルを引っ張る量が大きいのです。 (蛇足ですが、多くの方が勘違いされているようなのでここで コメントしておくと、上のホイールをドライブしているのは下 リムで、下のホイールをドライブしているのは上リムです。) PSEの場合、ホイールの番手が小さくなるほどギア比が小さ くなります。(つまりトップギアに近くなります) この場合、ドローフィーリングはかなり硬質になります。 滑らかなドローフィーリングが欲しいのであれば番手の大きい ホイールを使う必要がありますが、ドローレングスも長くなっ てしまいます。 ☆ストリングとケーブルの諸問題 ある地域で、「バスケーブルは運動量が小さいから細くても良 い」という説をもとにストランド数を減らしたものを使ってい るようですが、それは逆のような気がします。 コンパウンドボウはドローイングするにつれてウェイトが変化 してゆくのですが、同時にストリングとケーブルにかかってく るテンションも変化します。 しかし、ストリングとケーブルではその変化パターンは異なり ます。 ストリングは、ピーク時に最もテンションが大きくなり、フル ドロー時(バレー)にはテンションは緩くなります。 一方、ケーブルはドローイングするにつれてどんどんテンショ ンが高くなりフルドロー時に最高になります。 つまり、フルドローポジションは負荷のかなりの割合(おそら くレットオフの率だけ)をケーブルが支えているのです。 その結果、ストリングのテンションが減少しレットオフが発生 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 するのです。 以上を考えると、ケーブルはかなりの強度を要求されることに なります。 ストランド数が少ないということは、強度的に劣ることになる のですが・・・・・ USAのプロの中でも、ファイバーケーブルの伸びをきらって いまだにスチールワイヤーにこだわる人が結構多いようです。 私が以前に実験した結果では、ケーブルのストランド数 (ファーストフライトの22本でテスト)が多いもののほうが 安定していました。 しかし現在では、ホイールの溝の大きさやメーカー保証、微調 整のしやすさの問題もあり、メーカー純正品(20本)を使用 しています。 ストランド数を減らしたケーブルは、ピーキーになり振動発生 やトラブルの原因になっているような気がします。 あくまで私見ですが、ケーブルの性格を考えるとケブラー/ ファーストフライト混紡のもののほうが伸びが小さいので素材 としては向いていると思います。 しかし、耐久性が心配です。 ケブラー系素材は、伸びにくいのですが切断が突発的に発生し ます。 特に、最近のモデルのようにリムテンションを大きくしている セットでは、ケーブルの切断は致命的です。 (以前、HOYTがスーパースターモデルの初期ロットにこの 系統のケーブルを採用したことがあるのですが、比較的少ない シュート数で切断し、リムやハンドルが破損してしまったこと file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 がありました。 その後、現在のファーストフライトに変更し供給を続けていま す。) ☆ヨークの問題 かなり以前からこのサイトで問題を提起しているのですが、 ヨーク部の調整の勘違いでリムやハンドルを破損してしまった 実例が多く報告されています。 ヨーク部の過剰調整をしてから3週間程度でリム(1枚リム) が上下とも縦方向のクラックが発生した例があります。クラッ クがリムの根元のテーパー部まで達していました。 おそらくもう少しシュートしていれば、リムが剥離したか折損 していたと思います。 ケガをしなかっただけ運が良かったケースといえます。 ヨーク部を過剰調整した結果、スプリットタイプカーボナイト リムの右上が剥離した例(短い期間に同じ地区で3件たてつづ けに発生したようです)。 ヨーク部を過剰調整しかつリムボルトを緩めていたために、ス プリットリムの片側が抜けかかってしまった例。 横振動が増加してしまった結果、スコープのレベル部分が横方 向に飛び出してしまった例。 おそらく、これが原因でハンドルが破損したり、リムにたてク ラックが入ってしまった例などが情報として手元にきていま す。 (同一人物が異なるメーカーのモデルで同様のトラブルを立て 続けに発生させているところから、メーカーの設計ミスや商品 の欠陥ではないと思います) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 くどいようですが、ヨークによってホイールのチルト(傾き) を補正するのであれば、フルドローイング状態で上下ホイール が垂直になるように慎重に調整するべきです。 (このあたりの問題は、HOYTの社長のランディ・ウォーク に技術的な確認をしてあります) 下図はアーチャー側から見たホイールのチルトのプロセスで す。 簡単に描いてありますが、実際にはホイールの偏心の関係で現 象はもっと露骨に表れるはずです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ファクトリーセットの場合、リムはピークウェイト時を中心に 左右にほぼ均等に近い状態でねじられるのですが、ヨークの過 剰セットの場合、リムは右側部分だけがかなりねじられます。 これが、リムのたてクラックや、剥離の原因となるうえ、戻り 方の関係で右から左へボクシングのフックのような衝撃を発生 させます。 尚、アップル社(コンピュータではなく、アーチェリーのメー カー)が、レーザービームを使った補正用ジグ(Laser Axel Alignment Tool)をAMOショーで発表していました。 さて、以上のチルトの原因はストリングとケーブルのセット位 置のギャップとケーブルガイドの存在にあるのですが、これを きらってケーブルガイドレスのスプリットケーブルシステムに 変更するアーチャーも多いようです。 このシステムの注意事項は京都の大畑さんのホームページを参 照してください。 このシステムは理論上は素晴らしいシステムなのですが欠点も あります。 アーチャーのリリース技術が未熟だとケーブルが暴れて振動が 増加してしまいます。 また、筈こぼれした時のアローの動作も予測がつかない怖さも あります。 ケーブルガイドの存在は欠点もあるのですが、同時にケーブル の暴れを押え込むダンプ効果も併せ持つのです。 単純にどちらがいいというものではありません。 暴れが消えない結果、スタビライザーの根元が折損してしまっ file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 たケースもあります。 (ケーブルの暴れの最も大きな原因は、ドローレングスのあや まり、オーバードローセッティングであると考えています。) Caution!! 上記のような改造や調整を行った場合、当然メーカー保証・ ディーラー保証の対象から外されてしまいますのでご注意くだ さい。 やる以上は相応の覚悟が必要です。 尚、この記事は改造を積極的に推奨するものではありません。 改造を行った結果発生したトラブルは自己の責任で解決してく ださい。 念のため・・・・ 1999.7/13 ワンカムに関する考察 以前テストした感触や数人のアーチャーからの話を聞いた結果 からワンカムは3D/ハンティング用であるという印象が強く なりました。 分類から言えば、スピード優先の極致ということです。 つまり、20-30ヤードの距離を直線的にアローを飛ばせれ ば良く、それ以上の距離は考えていない設計なのです。 あるベテランアーチャーは、60mまではかなり的中するそう ですが、それ以上の距離ではばらつきが目立つそうです。 最初はカーボンを使う予定だったそうなのですが、いろいろと 試した結果、XX75の2114+5インチターキーフェザー file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 +125グレインフィールドポイントの組み合わせが最も結果 が良く、90mでのグルーピングも最高だったそうです。 一部の人々は、ワンカムはオールラウンド向きであるといって いるようですが、動作と設計思想から判断してターゲットモデ ルであるとは言えないと思います。 (90メートルを飛ばないという意味ではありません、当てに くいセットだといっているのです) ところで、日本国内でのワンカムの売り文句は、「調整の必要 がないコンパウンドボウ」なのですが、「調整の必要がない」 のではなく「調整できない」と考えたほうがよろしいかと思い ます。 ワンカムでも、絶対に調整しなくてはならない個所が一個所だ けあります。 それは、ストリング/ケーブルとケーブルのテンションのバラ ンスです。 特に、ドローレングスをより短く調整しようとして、ストリン グ/ケーブルを巻き上げたような場合、ケーブルのテンション がルーズになってきます。 そうなると、振動が発生し始めるのです。 ある程度は、ケーブルを巻き上げると解決するのですが、ケー ブルを巻き上げた結果せっかく短く調整したドローレングスは また長くなってしまいます。 このストリング/ケーブルとケーブルのテンションをうまくコ ントロールできないとワンカムは使い物になりません。 (ストリング類を自作する場合には要注意です) できれば、ファクトリーセットのままで使用するのが無難だと 思います。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 セットをアーチャーにあわせるのではなく、アーチャーがセッ トに合わせると考えたほうが良いと思います。 1999/7/13 インドア用アローの作成 こんな時期にとも思うのですが、インドア/ショートハーフ用 にアルミアローを作成することにしました。 今使用しているバイパーとビーマン・レーシング900の組み 合わせでは、矢飛びが速すぎて良く見えないのと、ややヒステ リックな弦音なのでそれを解消する意味で作成に踏み切ったも のです。 アローはXX75の1913(弓道用の1メートルシャフト) のカラーはオリーブ。 ヴェインはやっと入手できたトゥルーフライトの5インチター キー(虎斑のパープル)。 ポイントは1913用のRPSインサート(取り寄せ中)+手 持ちの125グレインフィールドポイント ノックは、X7の1914用のユニブッシュを介して、ACE 用ピンノックのL といったところです。 アローレングスはシミュレータで計算した結果26.1/2イ ンチ。 質量は 382グレイン(10.6グレイン/ポンド) FOCは 16.8% エネルギー効率は 80.4%といったところです。 1999.7/10 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 流行病 5ポンド病 コンパウンドボウにもなれ、ある程度スコアが出てきたアー チャーが必ずかかる病気が「5ポンド病」です。 欲も出てきて、もっとスコアアップをと考えてなのでしょうが、 必ず「もう5ポンドピークを上げたい」と相談してきます。 そして、止めるようにアドバイスしたにもかかわらず、皆さんな ぜか5ポンドアップしてしまうのです。 そして、多くの人が、「アローがきれいに飛ばない」、「スコア がでない」、「弓がおかしくなった」といってくるのです。 ピークが5ポンド高くなりましたから、スパインも当然1ランク 固いアローを選択して対応するようアドバイスしているのです が、それにもかかわらず、「調子が悪くなった」とクレームに近 い発言をし始めます。 (もちろん、スパインを変更しないともっとひどいことになって しまうのですが、実施していない方も多いようです。) リカーブで5ポンドも一度にアップしたら地獄の苦しみだと思う のですが、なぜコンパウンドボウだと5ポンドなのでしょう か? 確かに、コンパウンドボウだと5ポンドアップでもドローイング は可能です。 しかし、発生する衝撃はかなりのものです。 多くの場合、この過剰にアップした衝撃に負けてコントロールを file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 失い、スコアがダウンしているようです。 でも、本人はそれが原因と考えずに、道具のせいにし始めるので す。 もちろん、当人にとっては大変なできごとなのでパニックに陥っ た結果、リリーサーを変えてみたり、スタビライザーをチェンジ したりという道具の変更に走り、次第に泥沼に沈んで行き、症状 をますます重くしてゆくのです。 悪いことに、そのアーチャーの周りの人々が、あれやこれやとア ドバイスをしたり、調整してくれたりして症状をますます悪化さ せているのが現実のようです。 これが、「5ポンド病」の概要です。 まあ、一種の「はしか」のようなものと考えあきらめてはいるの ですが、致命傷になってしまうアーチャーも少なくないので す。 5ポンドアップした衝撃は、ちょうどボクシングのボディブロー のように、体に蓄積され続けます。 そして、ある日突然、関節や筋が痛くて弓を引けなくなってしま うという症状の方も確実に増加しているのです。 1999.6/22 コンパウンドボウの破損トラブルの原因について(1999.6/15) ホイールのシンクロがとれていない file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 フルドロー時のホイールのシンクロチェックは必須です。 ある程度、シンクロチェックができたらベアボウの状態で シュートしてみてください。 もし、まだ振動が起こったり弦音が大きいようなら、シンクロ の再調整が必要かもしれません。 スタビライザーの振動が逆流している スタビライザーを装着することによって、振動は増幅すると考 えたほうが良いと思います。 ちゃんとチューニングしてあるセットであれば、なにもつけな い、所謂ベアボウのほうが振動は発生しません。 単に、振動防止を考えるなら、スタビライザーは逆効果です。 極言をすれば、スタビライザーは振動増幅器として機能してい るともいえます。 しかし、スタビライザーの装着がスコアアップに貢献している のは事実です。 振動防止効果はスタビライザーの本来の目的ではないと考えた ほうが妥当ではないでしょうか。 スタビライザーの本当の効果は、エイミングのしやすさと不良 運動の防止です。 これはスコアを狙うためには有効な手段なのです。 スタビライザーの装着により発生したデメリット(振動の増幅) file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 は他の手段で消す必要があります。 いくつかの方法を提示しておきます。 カウンターバランスの設置 PSEの場合には、ケーブルガイドをアッパー型(サイトマウ ント装着型)に変更し、ケーブルガイド用のホール(5/16イ ンチ)にカウンターバランスをセットしたものが良い結果を生 んでいるようです。 HOYTの場合には、カウンターバランスに利用できるような ブッシュがないため、オフセットモジュールを介してオフセッ トカウンターバランスを装着することをお奨めします。 (私自身はこの方式を採用しています) 最近、海外でもこの方式が増加しています。特に、ボウレング スの短いセットでは有効な方法です。 ただし、この方法でも振動吸収方法(特に、カウンター部分) を吟味しないと、特定の周波数の発生によってライザーが破損 したりサイトが折損するなどのトラブルが発生することもある ようです。 1999年のアリゾナカップで優勝したDave Cousin sはカウンター部に5インチカーボンハイドロリック(X-R ING製)を使用しています。 オフセットモジュールのテストをお願いしたアーチャーはEA STON製のMロッドにカーテルのフレキシブルダンパーウェ イトを使用してこれも良い結果を生んでいるようです。 どちらにしても、カウンター部の振動吸収がポイントのようで file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 す。 ダンプタイプのスタビライザーの使用 また、センターロッドのみで行くなら、ダンプ剤を内蔵した重 量級のスタビライザーの使用(例えばBomar)も効果的で すが、ドゥインカーのように軽量でリデュースマウントと組み 合わされたものも有効です。重いセットが嫌いな方にはお奨め です。 いずれ手持ちのベンピアソンのマーキュリーカプラー(5オン ス水銀入りウェイト)も試してみるつもりです。 アロー重量の不足 FITAラウンドをシュートするなら、最低でもAMO基準 の「6グレイン/ポンド超」はクリアしておく必要がありま す。 ボウレングスが短いセットの場合、「7グレイン/ポンド」で も軽すぎて空射ちに近い状態になるようです。 例えば私が使用しているバイパーのようなセットの場合がそう です。 ポンドあたり7.5グレインのシャフト重量で、エネルギー伝 達効率が78%を超えているにもかかわらず弦音はかなりヒス テリックです。 チューニングはきっちりとっているつもりですし、他の誰から も騒音や振動についてコメントされたことは皆無です。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 にもかかわらず、試しにシュートした超重量級シャフト(18 20、大昔の試作品で市販されていなかった?)では驚くほど 静かなシュート音でした。 オープンハンドグリップスタイルによる弓の放り投げ これは致命的です。サイトの折損、ライザーのクラックの原因 のほとんどがこれのような気がします。 リカーブボウでも同様なのですが、なぜかオープンハンドグ リップを初心者に教えることが多いようです。 大昔の、「ティラーアジャストのできないウッドの一本ボウ」 の時代の教え方がなんの疑問もなく教えられています。 現在の質量の大きいライザーを使用するためには、オープンハ ンドグリップはむいていません。 この方法では、アーチャーはどうしてもオーバードローになら ざるを得ません。 EASTONやバイターで発売しているスローモーションビデ オを見ていただくとわかるのですが、オープンハンドグリップ で弓を放り投げるようなトップアーチャーは皆無です。 グリップはしっかり手の中に握っている必要があると思いま す。 しっかり握っていれば、チューニングのずれはすぐに認識でき るはずです。 もし、リフレックスライザーを使用しているのなら、オープン ハンドグリップはすぐに止めるべきです。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 ドローレングスが長すぎるためリリースが膨らみかつ質量のあるライザー が使用できない。 リカーブでも同様の現象がおきているのですが、ドローレング スが長すぎる結果として、リリースが膨らみストリングを横方 向に荒らすことになります。 この場合、リカーブボウではライザーのクラックやリムチップ の破損が発生しやすくなります。 コンパウンドボウでは、ストリングのサービング部の異常なゆ るみやライザーのクラック発生などの原因になります。 また、ドローセットが長すぎる場合には、質量のあるセットを 使用できなくなります。 ドローセットが長すぎると、腕の筋肉の上側のみでテンション をささえるようになる結果、質量が支えられなくなるのです。 ある程度の質量を支えるためには、腕の下側の筋肉のテンショ ンを強くすることが必要です。 そのためには、ドローレングスを短くする必要があるのです。 試しに、重目のダンベルを片手で支えてみてください。筋肉の 下側を使わなければ、重量を保持しにくいはずです。 弓が重過ぎるとこぼす人はすべてといって良いほどオーバードローイング です。 現在のボウは、軽量なアローを高速で発射するために、ハンド ルライザーの質量が増加してきました。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 軽すぎる質量の弓ではコントロールがむずかしいのと、内部損 失が低いため発生した衝撃の逃げ場がありません。 そのため、破損の確率は高くなるはずです。 質量の軽い弓で軽量のアローを高速で発射すると相当の衝撃が 発生します。 発生した衝撃をねじ伏せるだけの腕力と体力がないと、弓をコ ントロールすることは不可能です。 逆説的な言い方ですが、質量の軽いセットほど体力と腕力を必 要とするのです。 ヨーク部の調整ミス ブレースハイトポジションでのホイールの傾きにこだわって、 ヨーク部にツイストをかけホイール軸を水平にしてしまう方が 多いのですが、この調整をすると、ドローイング時にホイール 軸は大きく右に(右利きの場合)傾いてしまいます。 これに伴いリムも大きくねじられるため、スプリットリムでは 片一方のリムに過剰に負荷がかかるため、一方のリムの抜けや 剥離が発生します。スプリットではない所謂一枚板のリムで は、リムの端のカット部分のひび割れが発生します。 もし、リムにこれらのトラブルが発生しない時には、ライザー が折損してしまいます。 また、シュート時にはリムが大きくねじれて戻るため、ストリ ングとケーブルに横運動が発生する結果、サイトエクステン ションやスコープの折損、水準器が横にとんでしまうなどの信 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 じられないような現象が発生します。 ヨーク部のツイストで軸の水平度調整をするのであれば、ピー クドローからフルドローにかけてホイールが垂直に(軸が水平) になるように調整すべきです。 ブレースハイトポジションでの水平アラインメントの調整は セットに致命傷を与えます。 アーチャーのシュート技術やチューニングの善し悪しは、 サービングゆるみ現象で判断できます。 もし、ホイール部分のサービングがゆるんですきまが空いて いるようなら、ストリングがまっすぐにもどっていないこと を示しています。 シュート技術でいえば膨らみリリース、チューニング技術で 言えば前述のヨーク部の調整の誤りなどが大きな原因です。 また、ノッキングポイントあたりのセンターサービングが緩 んだりずれたりするようなら、弓をまっすぐにドローイング していないことを示しています。 ピークウェイトが高すぎて、弓を振り上げないとドローでき ないアーチャーに多いようです。 当然、このドローイング方法ではレストからアローがダウン する確率が高くなります。 ターゲットパニック防止の意味からも、セットアップ時サイ トピンを的の中心につけそのままの位置を保持したままでド ローすることをお奨めします。 file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25] アーチェリーラボ01 言い換えれば、弓を振り上げないとドローできないような ピークウェイトの設定はするべきではありません。 あなたの、サービングがこのような症状をしめしているとす れば色々な面を見直す必要があると思います。 トップページへ戻る file:///E¦/hyper-dat/coatlhead-web-new/news.html[2014/10/30 10:55:25]
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