医療費の適正化にご協力お願いします

国保被保険者のみなさまへ
整骨院・接骨院(柔道整復師)の正しいかかり方
∼医療費の適正化にご協力お願いします∼
保険課(内線257)
整骨院や接骨院などで柔道整復師の施術を受ける場合、保険を適用でき
る範囲が決められているため、看板に「健康保険取扱い」と表示されてい
ても給付の対象とならず、全額自己負担になる場合があります。
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医
療
費
の
適
正
化
に
ご
協
力
お
願
い
し
ま
す
保険が使える場合
・打撲および捻挫(肉離れを含む)
・骨折および脱臼の応急手当(応急手当ではない場合は医師の同意が必要)
保険が使えない場合(全額自己負担)
・日常生活からくる単純な疲れや肩こり・腰痛
・スポーツや仕事による筋肉痛、筋肉疲労
・脳疾患後遺症、リウマチおよび関節炎などの慢性病からくる痛みやしびれ
・椎間板ヘルニアなど医師が治療すべきもの
・症状の改善が見られない長期にわたる漫然とした施術
最近 、柔道整復師(整骨院・接骨
院)・鍼灸師をご利用になる方に、国
民健康保険適用範囲の誤解があるこ
とから、誤った受診が生じています。
柔道整復師(整骨院・接骨院)・
鍼灸師は“医師”ではないため、施
術の行為が限定されています。
柔道整復師(整骨院・接骨院)・
鍼灸師の診療には保険証が「使える
場合」と「使えない場合」がありま
すので、受診の際には気をつけてく
ださい。
●施術を受けるときは気をつけましょう!!
重複受診をしない
同じケガで医療機関(病院、診療所など)の治療と柔道整復師の施術を重複して受けたり、
2箇所以上の整骨院および接骨院にかかったりしている場合、保険が使える施術であっても全
額自己負担になる場合があります。
ケガの原因を正しく伝える
外傷性のケガではない場合(神経痛、五十肩、ヘルニアなど病気による痛み)は、保険の対
象になりません。また、業務上災害や通勤災害で労災保険の対象になるなど他法令で給付が受
けられる場合は保険給付が行えません。
はり・きゅうの施術を受けられる方へ
マッサージの施術を受けられる方へ
保険が使える場合
保険が使える場合
・主として神経痛、リウマチ、頸腕(けいわん)症候群、五
十肩、腰痛症および頸椎(けいつい)捻挫後遺症等の慢
性的な疼痛を主症とする疾患の治療を受けたときに保
険の対象となります。
・筋麻痺や関節拘縮等であって、医療上マッサージを必
要とする症例については施術を受けたときに保険の対
象となります。
治療をうける場合の注意
・マッサージの施術をうけるにあたって、保険が使える
のは、あらかじめ医師の発行した同意書または診断書
が必要です。詳しくはマッサージ施術所などにお尋ね
ください。
・単に疲労回復や慰安を目的としたものや、疾病予防の
ためのマッサージなどは保険の対象となりませんので、
ご注意ください。
・治療を受けるにあたって、保険が使えるのは、あらか
じめ医師の発行した同意書または診断書が必要です。
詳しくは、はり・きゅう施術所などにお尋ねください。
・保険医療機関(病院、診療所など)で同じ対象疾患の
治療を受けている間は、はり・きゅう施術を受けても
保険の対象にはなりませんので、ご注意ください。
治療をうける場合の注意
●委任状への署名(捺印)は、ご自分で!!
「療養費支給申請書」に記載される負傷の原因、負傷名、施術日、施術内容、施術回数および金額を確認し、ご自分で
署名(捺印)してください。
領収書を必ずもらう
医療費の適正化にご協力ください
後日、医療機関や柔道整復師等から保険請求があったも
のをお知らせする「国民健康保険医療費のお知らせ」を送
付しますので、領収書と請求内容をご確認ください。また、
確定申告で医療費控除を受ける際に必要になりますので、
大切に保管してください。
柔道整復師等による施術を受けた方に、施術日や施術内
容および負傷の原因などについて文書等でお問い合わせす
ることがります。皆さまの保険税を適正に使用するため、
ご理解とご協力をお願いします。
問合先 保険課国保係 q82-1111
内線257
「子ども・若者育成支援県民運動」11月1日∼11月30日
スローガン「育てよう 自分に勝てる子 負けない子」
青少年の非行、いじめ、不登校、ひきこもり、児童虐待など様々な問題が深刻化しています。
また、フリーターやニートと呼ばれる若者が増えるなど若者の社会的自立の遅れも深刻化しています。
子ども・若者の健やかな育成と、子ども・若者が社会生活を円滑に営むことができるようにするため、家
庭、学校、地域住民、職場、企業など、関係機関・団体が一体となり、子ども・若者の育成支援への取り
組みが広く推進されるようご協力をお願いします。