Manual

No. WMD3-008-0
WinLoader
【取扱説明書】
第2.30版
2003年1月30日
株式会社
〒183-0055
〒558-0041
ダイナックス
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大 阪 府 大 阪 市 住 吉 区 南 住 吉 1 - 1 9 - 1 TEL:06-6606-4860
CORPORATION
1-12-7-1001 FUCHU-CHO,FUCHU-SHI,TOKYO J A P A N
1-19-1 MINAMISUMIYOSHI,SUMIYOSHI-KU,OSAKA J A P A N
FAX:042-360-1837
FAX:06-6606-5160
【1:WinLoader の概要】
WinLoader はシステムのバージョンアップ等によるシステムプログラム更新のための Windows 版ローデ
ィングツールです。制御システムが配線された最終形態のままホストコンピュータよりシステムプログラ
ムの更新を行うことができます。
メモ
WinLoader は Windows のスクリーンセーバーを『(なし)』の設定にしてご使用ください。
【1−1: WinLoader の動作環境】
対
応
O
S Windows 95/98/Me Windows NT/2000/XP
インストール方法 WinLoader.ZIP を Windows マシンの適当なフォルダに解凍して下さい。
上記インストールが終わりますと、フォルダに以下のファイルが作成されます。
WinLoader
lib
WinLoader 起動にあたり、必要な DLL ファイルが登録されています。
readme
set
default の set ファイルが登録されています。
set ファイルにはローディング設定内容が保存されています。
起 動 と 終 了 起動は WinLoader.exe をダブルクリックして下さい。
終了は WinLoader 初期画面の EXIT ボタンをクリックして下さい。
(【2:WinLoader の画面】参照)
【1−2: ローディング準備】
各ターゲットにローディングするファイルは以下のようになります。
CBIC-MFC
システムローダ・デバッガ
アプリケーション
(SRing-LAN、RS485-LAN 経由での高速ローディング用)
ターゲットシステム システムローダ・デバッガ (搭載済み)
※通常、システムローダ・デバッガは変更する必要がありません。
システムプログラム
Fics-Atoms/ LMC Series
Fics-SRing Series
Programable Terminal
Atom Series
タッチパネルファイル(for TPC1)
オプション
ユーザ・プログラム
DbgMFL1.HEX
MFCLOAD.MOT
xxxxxx.HEX
xxxxxx.MOT
xxxxxx.HEX
xxxxxx.HEX
xxxxxx.HEX
【1−3: ターゲットシステムのシステムローダ・デバッガ】
WinLoader 対象のターゲットシステムは、Dbgxxx.HEX という名称のシステムローダ・デバッガが搭載
されるようになっています。通常、このシステムローダ・デバッガそのものの変更はありませんが、特
別な場合にはシステムローダ・デバッガの変更も WinLoader により行うことができます。但し、このシ
ステムローダ変更の為のローディング経路は通常、RS232C 又は DPRAM に限定されますのでご注意願い
ます。
【1−4: RS232C 経由使用時の注意事項】
■DOS 画面を開いた後に WinLoader(RS232C 経由)を使用する場合は、一度パソコンの電源を
ON/OFF してから、WinLoader を立ち上げなおす必要があります。
■Comm Port Recive Error (Time Out) 又は Comm Port Open Error が表示された場合はコントローラの
電源を ON/OFF し、WinLoader を立ち上げなおして下さい。
WinLoader-1-
【2:WinLoader の画面】
《初期画面》
WinLoader を起動すると、はじめに初期画面が立ち上がります。初期画面で初期設定、バージョン
表示などが行えます。
Set ファイル名の指定
Set ファイルの読み込み
終了ボタン
設定内容の保存
ローディング
オプション設
定
ダウンロード画面表示
バージョン表示
バージョン表示のファイルへの出力
<Setting File>
View
LOAD
新規に登録する set ファイル名、又は既存の set ファイル名を View… ボタン、又は直接入力
(Path、ファイル名共に)で指定します。
既存の set ファイルを指定した場合、 LOAD ボタンをクリックすると、保存した設定内容が表示
され、接続されている Fics-Atoms Series、Atom Series 等のバージョン表示を自動的に行います。
<First Setting>
Atom Max
Port Setting
接続する Atom の最高軸数を指定します。
ポートの設定を行います。(通常:340、RS232C 使用時:9600N81)
システムにより異なりますので注意して下さい。
WinLoader-2-
《Download 画面》
初期画面で Download ボタンをクリックすると、初期画面の‘Version Information’が‘Download’
に変わります。既に指定ファイルがローディングされている場合、各ファイル名の前にある O K 表
示のランプが点灯します。
バージョン画面表示
ファイルの参照
Atom のローディング
ファイルの参照
<AtomCH>
Hollow
Download
メモ
ファイルのダウンロード
ファイルのダウンロード
Atom のローディング結果はこの <AtomCH> に、‘01.OK’‘02.NG’のように表示されます。
Atom の HEX ローディングを中断した場合等に、Hollow Download オプションをチェックす
ると再度ローディングすることが出来ます。
・初期設定により、ファイルの指定項目の表示が異なります。
・Atom が接続されておらず、RT1 上に‘COM ERR’が表示されている場合でもローディングは
可能です。
・ターゲットシステムプログラムのローディングにより、初期化が行われ、エラー状態になる
ことがあります。以下のような場合ですが、ターゲットシステムに接続されている RT1 の
画面表示で左上に−INIT−の表示が出ています。エラーが出た状態では正しい通信が行えま
せんので、エラーをクリアし、RT1 を初期画面にしてください。
エラー
エラークリアの方法
ROM Check ERROR
プロジェクト ID を入力します
PGM Check ERROR
RT1 の CLR キーを押します
PRM Check ERROR
PD Check ERROR
・初期画面の Target System 選択で TPC1 を選択すると、Download 画面に以下の項目が表示さ
れるので、タッチパネル用の HEX ファイルを指定し、ローディングして下さい。
WinLoader-3-
【付録:WinLoader の接続例】
WinLoader の設定は以下の接続例を参照して下さい。
<ISA>
接続例
1:
(DPRAM,RS485 経由)
PATH
2:
(DPRAM,SRing 経由)
PATH
3:
(SRing-LAN,
RS485 経由)
PATH
4:
(SRing-LAN 経由)
PATH
5:
(R485-LAN,SRing
経由)
PATH
6:
(R485-LAN 経由)
PATH
Host System
パソコン
Target Path
DPRAM
Target System
Target
System
RS485
LAN-CH
Atom
DPRAM
(DPRAM)
Fics-Atoms/LMC Series
PC―(DPRAM)―>Fics-Atoms/LMC Series―(RS485)―>Atom
パソコン
DPRAM
Fics-SRing
SRing
RS485
Atom
Fics-SRing
DPRAM
(DPRAM)
PC―(DPRAM)―>Fics-Atoms/LMC Series―(SRing)―>Atom
パソコン
DPRAM
Target
System
Atom Data Path
SRing-LAN Target
System
RS485
SRing
Atom
SRing-LAN
RS485
DPRAM
Fics-Atoms/LMC Series
1∼7
PC―(DPRAM)―>Target―(SRing-LAN)―>Fics-Atoms/LMC Series(1)―(RS485)―>Atom
パソコン
DPRAM
Target
System
SRing-LAN
Programable
Terminal
SRing-LAN
Programable Terminal
DPRAM
1∼7
PC―(DPRAM)―>Target―(SRing-LAN)―>Programable Terminal(1)
パソコン
DPRAM
Target
System
R485-LAN Fics-SRing
SRing
Atom
R485-LAN
Fics-SRing
DPRAM
1∼31
PC―(DPRAM)―>Target―(R485-LAN)―>Fics-SRing(1)―(SRing)―>Atom
パソコン
DPRAM
Target
System
R485-LAN
Programable
Terminal
R485-LAN
Programable Terminal
DPRAM
1∼31
PC―(DPRAM)―>Target―(R485-LAN)―>Programable Terminal(1)
WinLoader-4-
SRing
<CBIC-MFC>
接続例
7:
(SRing-LAN 経由)
PATH
8:
(SRing-LAN 経由)
PATH
9:
(R485-LAN 経由)
PATH
10:
(R485-LAN 経由)
PATH
11:
(RS485 経由)
Host System
SRing-LAN
Target System
Target
System
LAN-CH
Atom Data Path
Atom
RS485
CBIC-MFC
SRing-LAN
RS485
Fics-Atoms/LMC Series
1∼7
PC―(DPRAM)―>CBIC-MFC―(SRing-LAN)―>Fics-Atoms/LMC Series (1)―(RS485)―>Atom
SRing-LAN
Programable
Terminal
CBIC-MFC
SRing-LAN
Programable Terminal
1∼7
PC―(DPRAM)―>CBIC-MFC―(SRing-LAN)―>Programable Terminal(1)
R485-LAN
Fics-SRing
RS485
Atom
CBIC-MFC
R485-LAN
Fics-SRing
SRing
1∼31
PC―(DPRAM)―>CBIC-MFC―(R485-LAN)―>Fics-SRing (1)―(SRing)―>Atom
R485-LAN
Programable
Terminal
CBIC-MFC
R485-LAN
Programable Terminal
1∼31
PC―(DPRAM)―>CBIC-MFC―(R485-LAN)―>Programable Terminal(1)
Atom
RS485
CBIC-MFC
PATH
Target Path
RS485
Atom
PC―(DPRAM)―>CBIC-MFC―(RS485)―>Atom
<RS232C>
PATH
14
Target Path
Fics-SRing
SRing
Atom Data Path
Atom
Programable
Terminal
Programable Terminal
RS232C
PC―(RS232C)―>Programable Terminal
WinLoader-5-
RS485
Atom
Atom
RS232C
PC―(RS232C)―>Atom
LAN-CH
Atom
RS485
Fics-SRing
RS232C
PC―(RS232C)―>Fics-SRing―(SRing)―>Atom
C
2
3
2
S
R
PATH
Target System
RS232C
Fics-Atoms/LMC Series
PC―(RS232C)―>Fics-Atoms/LMC Series―(RS485)―>Atom
RS232C
PATH
15
Target
System
C
2
3
2
S
R
PATH
13:
(SRing 経由)
Host System
C
2
3
2
S
R
接続例
12:
(RS485 経由)
SRing