2014‐7病態生理 内分泌/代謝 下垂体 フィードバック機構 ADH 内分泌疾患 ①ホルモン過剰②ホルモン不足③反応異常 内分泌疾患:①ホルモン過剰②ホルモン不足③反応異常 間接ネガティブ フィ ドバック フィードバック 0.1ug 1ug g 下垂体 門脈系 コルチゾール 日内変動 直接ネガティブ フ フィードバック ドバ ク 前葉 40ug 後葉 1 2 下垂体疾患 下垂体前葉細胞 占拠病変はLH→FSH→ 病 GH→TSH→ACTHの順 PRLやられにくい POMC パルスで出る 出る 後葉 ニューロフィジン (キャリア蛋白)とともに 蓄積 MSH:メラノサイト刺激ホルモン 5 6 肝臓での糖新生促進 グリコーゲン5600ug 3 <1>下垂体前葉の機能低下: 汎下垂体機能低下症 成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性 小人症) <2>下垂体前葉の機能亢進: 先端巨大症(末端肥大症) / 巨人症 クッシング病 高プロラクチン血症(下垂体腺腫PRL>100ng/ml <3>下垂体後葉の機能低下: 尿崩症(diabetes insipidus) <4>下垂体後葉の機異常 <4>下垂体後葉の機異常: ADH不適合分泌症候群(SIADH) 4 下垂体腫瘍10万人に一人 先端巨大症 非機能性腺腫 (40%)、 顔変化、軟部肥大 プロラクチン産生腺腫 (30%)、視野障害 成長ホルモン腺腫 (約20%)、 高血圧、高血糖 ACTH産生下垂体腺腫 (5%) 乳汁分泌、無月経 ネルソン症候群(両副腎摘出後)、悪性腫瘍できる TSH下垂体腺腫 (1%) 、 グレリン 10mm以下は マイクロアデノーマ レプチン も刺激 7 8 • Sheehan症候群:分娩時のショックで下垂体梗塞:プロラクチン欠損 は乳汁分泌消失:男性は無症状 • 成長ホルモン分泌不全性低身長症:85%は特発性:補充療法:下 垂体性小人症 • トルコ鞍空洞 Empty sella症候群:鞍隔膜の形成不全のためトルコ 鞍へくも膜下槽が侵入して圧排;女性では妊娠の度に下垂体が増 大縮小を繰り返すためおきやすい :機能低下は10%の患者に • 自己免疫性下垂体炎 耳側半盲 梗塞では 梗塞 PRLも障害 パシレオチド ソマトスタチンアナログ ソ ト タチンアナ グ GH受容体 受容体 拮抗薬 下垂体腫瘍 経鼻法(ハーディ法) ドパミンD2受容体刺激 9 10 オキシトシンと父性、 自閉症の治療 11 12 腎集合管での水チャネル移動 抗利尿ホルモン分泌 視上核ADH 135<Na<145mEq/L q オキシトシンは 傍室核 V1A:Ca↑;平滑筋、血小板、 肝(糖新生)、心筋(肥大)、子宮 V1B:Ca↑:下垂体前葉 (CRHによるACTH分泌) V2R AMP 集合管 V2R:cAMP↑;集合管, 血管内皮(vWF、第VIII バソプレシン⇒抗利尿作用+昇圧作用 13 治療 デスモプレシン(DDAVP) 鼻腔 経口は10倍 治療 サイアザイド インドメタシン アクアポリン2 尿崩症 多飲多尿、~20L 尿低比重 血清Na>145 V2バソプレシン受容体 血漿浸透圧 14 15 16 甲状腺疾患 SIADH(ADH分泌過剰症) ●低浸透圧血症(低ナトリウム血症)、 ●尿浸透圧:300mOsm/kg以上、 ●尿中ナトリウム濃度:20mEq/L以上、 ●腎機能 副腎機能正常 ●腎機能、副腎機能正常、 ●血漿バゾプレシンが測定可能 ●脱水症なし 水分制限が治療 血漿浸透圧が低下 漿浸透 低 過剰に補正を行うと ADHの分泌が不適切に多い 橋中心髄鞘崩壊 肺疾患 肺癌 小細胞癌) 肺疾患(肺癌、小細胞癌) 6mEq/L/日以下で 中枢神経疾患(髄膜炎) 腎臓の感受性亢進(カルバマゼピン、シクロホスファミド) 甲状腺ホルモンの作用 PTH カルシトニン 嚥下で動くのが甲状腺 17 甲状腺ホルモン増加 サイログロブリン 21 診断 脈圧増大で低血圧、月経減少 • a)臨床所見 1.頻脈(心房細動)、体重減少、手指振戦、発汗増加:甲 頻脈(心房細動) 体重減少 手指振戦 発汗増加 甲 状腺中毒症所見 合併症 ・不整脈、心不全 不整脈 心不全 2.びまん性甲状腺腫大 びまん性甲状腺腫大 3.眼球突出30%、特有眼症状 ・甲状腺クリーゼ死亡率20% PTU βブロッカ PTU, βブロッカー、 • b)検査所見 ステロイド、ヨードで治療 1.FT4、FT3高値FT3>10pg/ml ・周期性四肢麻痺 2.TSH低値<0.1μU/ml ・高血糖 骨粗鬆症 3.抗TSH受容体抗体(TRAb, TBII)、刺激抗体(TSAb)陽性: (抗サイログロブリン抗体、抗TPO抗体) 4.放射性ヨードorテクネシウム甲状腺摂取率高値 低K性周期性四肢麻痺(過食後の東洋人男性に多い) 25 TSH<0.1 95%以上は 95%以上は, 血漿中で ク 結合 タンパクと結合 19 インターフェロン(自己抗体) 腺腫様 亜急性 22 甲状腺腫甲状腺腫 治療 β遮断薬;早期に自覚症状(動悸、振戦など)の改善 β遮断薬 早期に自覚症状(動悸 振戦など)の改善 ①抗甲状腺薬による薬物療法(プロピルチオウラシルPTUは緊急時 (T4→T3抑制)や妊娠授乳時によいがANCA陽性やSLEおこす チ (T4→T3抑制)や妊娠授乳時によいがANCA陽性やSLEおこす、チ アマゾールMMIは副作用少ないのでファーストチョイス:大量15mgよ り開始して漸減:効果発現まで2週以上)TSH受容体抗体陰性化まで 利点:簡便、外来治療可、妊婦可 0.5<TSH<4.3治療目標 欠点:副作用(重症肝障害、無顆粒球症(2カ月以内に発熱、咽頭痛で 発症) 皮疹) 治療期間2年 永続寛解率低い 奇形出産 発症)、皮疹)、治療期間2年、永続寛解率低い、奇形出産 ②放射性ヨウ素療法: ¹³¹Iが放射するβ線(半減期7日) 利点:短時間に完治 永続寛解率高い 侵襲少ない 外来治療可 合 利点:短時間に完治、永続寛解率高い、侵襲少ない、外来治療可、合 併疾患者も治療可能 欠点:妊娠・授乳中に禁忌、特別施設、甲状腺機能低下( 10年後には 50% )、被爆(将来妊娠OK)、眼症悪化 ③外科的治療:甲状腺を亜全摘 利点 短期間で確実 永続寛解率が高い 甲状腺腫の縮小 利点:短期間で確実、永続寛解率が高い、甲状腺腫の縮小 欠点:入院、瘢痕、甲状腺機能低下、術後合併(低Ca血症) 26 粘液水腫(甲状腺機能低下)症状 甲状腺癌 • 精神・神経・筋肉系:うつ、記憶力低下、傾眠傾向、動作 緩慢、易疲労性、アキレス腱反射遅延 緩慢、易疲労性、アキ 腱反射遅延 アジソン病を隠す ジ 病を隠す • 循環器系:拡張期高血圧、徐脈、心不全 • 消化器系:便秘、鼓腸、巨舌 消化器系:便秘 鼓腸 巨舌 • 皮膚:汗減少、乾燥、脱毛、筋肉痛 低体 低体温、手拳黄色(高カロチン) 拳黄色 高 • 生殖器系:月経過多、不妊 • 代謝系:肥満、高脂血症、 貧血 巨赤芽球性貧血 貧血、巨赤芽球性貧血 • 内分泌系:TRHによりプロラクチン上昇:乳汁漏出 • 顔貌:眉毛が薄く外側1/3が脱落、皮膚乾燥で蒼白、特徴 顔貌 眉毛が薄く外側 / が脱落 皮膚乾燥で蒼白 特徴 29 的な粘液水腫様顔貌 分化癌:2cm以上は吸引生き検 甲状腺結節5%で、うち5%癌 ・乳頭癌80%.成人女性,放射線15年後,微小石灰化,リンパ節転移 のみ,10年生存85%, 放射性ヨード内用療法、ソラフェニブ ブ (BRAF変異に) ・濾胞癌8%. 濾胞癌8% 遠隔転移,サイログロブリン高値, 遠隔転移 サイログロブリン高値 10年生存70% ・髄様癌1-2%,calcitonin/CEA産生,1/3は遺伝MEN, 10年生存60% 未分化癌1%:60歳以上。1年以内に死亡 未分化癌 60歳以上 年以内に死亡 悪性リンパ腫: 60歳以上:橋本病から 多発性内分泌腺腫症Multiple Endocrine Neoplasia 多発性内分泌腺腫症 MEN1型(Wermer症候群);下垂体腫瘍、副甲状腺腺腫、膵消化管 内分泌腫瘍(ガストリン インスリン) 内分泌腫瘍(ガストリン・インスリン) MEN2型RET遺伝子:2a型(Sipple症候群)甲状腺髄様癌、副甲状 腺腺腫 褐色細胞腫 腺腺腫、褐色細胞腫 2b型:甲状腺髄様癌、多発神経腫、褐色細胞腫 30 20 バセドウBasedow病(Graves病) 亜急性甲状腺炎 バセドウ 橋本病 TSH>10 > Βブロッカー ステロイドで抑制 び慢性甲状腺腫は機能正常 だが50%は自己抗体陽性に 甲状腺機能亢進 • バセドウ病(自己抗体) • プランマー病(自律性) • 中毒性多結節性甲状腺腫 • TSH産生腫瘍 正常 破壊性(1‐2カ月でなおる) • 無痛性甲状腺炎(出産後) • 亜急性甲状腺炎 結節性 薬剤性(アミオダロン 甲状腺腫 ラン 病 プランマー病 (ヨード多い)・ (ヨ ド多い) 甲状腺 ペルオキシダーゼ キ ダ ゼ (TPO) 不活性型リバースT3, rT3 18 TSHはTRHおさえない TSHは おさえない BBB通れない ①熱産生作用 ②脳発達や骨発育 ③LDL受容体増加させ コレステロール排泄 ④糖吸収増加 ④糖吸収増加、 インスリン分泌低下 ⑤肝臓や筋肉の酵素発現 ⑥β受容体増強 ⑦グリコサミノグリカンの ⑦グリ サミ グリカンの 皮下組織沈着抑制 38度以上 甲状腺痛い:片側性甲状腺腫大 女 倍 女に7倍 ウイルス上気道感染後:自然治癒 CRP陽性、赤沈>50mm 多核巨細胞 肉芽腫様変化 多核巨細胞・肉芽腫様変化 • • • • • 1835アイルランドGraves,1840ドイツ ド ド 抗TSH受容体抗体(TRAb)刺激型 甲状腺ホルモン合成・分泌亢進 自己免疫:20 60歳女に5 10倍 自己免疫:20‐60歳女に5‐10倍 家族歴50%:人口の2%の頻度 限局性 粘液水腫 喫煙者に多い 131I‐uptake NSAIDsできかなければステロイド投与 23 甲状腺ホルモン減少 • 原発性 • 先天性(クレチン病) クレチン病cretinism 胎生期 乳児期 胎生期・乳児期 • 後天性(橋本病・治療後) 後 性(橋本病 治療後) 成長遅れ,四肢短く, • 中枢性 知能低く 知能低く, 併発病で死亡しやすい。 • 下垂体性(腫瘍) 眠そうな表情,黄色い頬, • 視床下部性(腫瘍 視床下部性(腫瘍・炎症) 炎症) 突き出た腹部,臍ヘルニア • 甲状腺ホルモン不応症 • ヨードのとりすぎで甲状腺機能 ド とりすぎ 甲状腺機能 低下:中止後1カ月で回復 • ネフローゼ症候群でT4喪失 • 低T3症候群: fT4正常fT3低値 全身状態が悪いことが原因 27 副腎疾患 15% 75% 10% デヒドロエピアンドロステロン 31 24 橋本病(慢性甲状腺炎) • 甲状腺抗原に対する自己抗体;リンパ 球が自己甲状腺組織を破壊 抗サイログロブリン抗体、抗TPO抗体 (正常でもある)リチウム、IFN、IL (正常でもある)リチウム IFN IL-2 2 で誘導 • 20~60歳女に10倍5%:遺伝的素因50% 20~60歳女に10倍5% 遺伝的素因50% • 80%甲状腺機能正常:TSH<10 • びまん性硬い腫れ:悪性リンパ腫進展 • 橋本脳症:急性発症の精神・神経症 橋本脳症:急性発症の精神 神経症 状:治療はステロイド • 妊婦では潜在性甲状腺機能低下症で も胎児のIQ低い(0.5<TSH<2.5目標) 機能低下に治療 T4(レボチロキシン) のみで少量から開始 (T3の80%はT4より作られる カテコラミン刺激作用 ステ イド代謝促進 ステロイド代謝促進 T4半減期は7日、T3は1日 rT3はさらに短い T3は10倍の活性 粘液水腫昏睡は 28 低体温と意識障害でT4静注 • 急性副腎皮質不全 1)副腎発症 Adrenal crisis:ストレス Adrenal crisis:ストレス・薬物 薬物、 2)Waterhouse‐Friedrichsen syndrome重症感染症 、副腎出血、血栓、 副腎出血 血栓 3)ステロイド離脱症候群 • 慢性原発性副腎皮質機能低下症(アジソン病) • クッシング症候群 • アルドステロン症Aldosteronism 続発性アルドステロン症 • 先天性副腎皮質酵素欠損症 :副腎性器症候群 • 褐色細胞腫 Pheochromocytoma 32 クッシング症候群 • ACTH依存性 クッシング病(下垂体)最多 異所性ACTH産生腫瘍 異所性CRH産生腫瘍 • ACTH非依存性(副腎性) 片側副腎性:腺腫、癌 両側副腎性:副腎過形成: 副腎内のコルチコトロピンが原因 • 異所性受容体: gastric inhibitory peptide 受容体 8mgDEXでも 8 DEXでも 抑制されない ACTH>20pg/ml 前日23時に デキサメタゾン1mg で早朝コルチゾール で早朝コルチゾ ル 抑制されない(5以上) moon face ACTH<5pg/ml 早朝コルチゾール >15ug/dL 33 脂質異常 34 うつ状態 高血圧 多毛 筋力低下 圧迫骨折 迫骨折 糖尿病 多のう胞卵巣症候群 易感染性 との鑑別 35 36 アジソン病 褐色細胞腫 黒色 尿K>40mEq/L レニン低値 レニン・アンジオテンシン系 OKなので高K血症ない 38 37 頭痛 動悸 発汗発作 頭痛・動悸・発汗発作 便秘傾向 血漿メタネフリン 尿中VMA ((バニリル リル マンデル酸) 陽性 バナナ、柑橘類 過剰運動 避けて検査 CT MRI MIBGシンチグラフィ CT,MRI,MIBGシンチグラフィー 41 インクレチンIncrein=intestine secretion insulin GIP=glucose dependent insulinotropic peptide GLP‐1=glucagon like peptide‐1 食欲おさえる グルカゴン 分泌抑制 45 39 • α+β遮断薬(ラベタロール) 遮断薬( ベタ ) β β遮断薬単独は禁忌:α作用が、相対的に強くなる ため。術前に循環血液量を回復させておく • 手術で悪性か どうか確定 両側とっても 補充は不要 交感神経あるので • 10年以上は他の 内分泌癌合併 を観察 42 糖尿病:diabetes melitus • インスリン作用:末梢グルコース取り込み(筋)、グ ルコース産生抑制(肝)、同化作用:脂肪分解(脂肪 細胞 蛋白分解 筋 を抑制 細胞)、蛋白分解(筋)を抑制 • 血糖維持:空腹時は肝糖産生抑制、食後は細胞へ: 1時間で5g(血管中)糖消費 糖毒性 朝 g/ 管障害 効果 • 糖毒性は朝FBS>170mg/dl:血管障害:ソモジー効果 (夜間3amの低血糖で朝高血糖),暁現象(5amより 上昇:抗インスリンホルモンによる) • prediabetic:空腹時血糖異常100‐125mg/dl耐糖能 異常:140‐199(75g糖2時間) HbA1c>5.6‐6% • 糖尿病:症状あり:FBS(空腹時血糖)>126mg/dl, BS (血糖)>200mg/dl75g糖負荷2時間, HbA1c≧6.5% g g • ヘモグロビンA1c:ヘモグロビン結合糖:2カ月の糖 (50%1カ月分) 46 1)副腎外原発(ノルアドレナリン優位) ⇒10%(膀胱 胸腔 頚部) ⇒10%(膀胱・胸腔・頚部) 2)悪性⇒10% クロム反応で 3)両側副腎原発⇒10% 褐色調化 (両側性なら (両側性ならMEN2型の確率が高い) 2型の確率が高い) 4)小児発症⇒10% )小児発症 血圧正常が10% 圧 常が 5)家族内発生⇒10%(von Recklinghausen病) 6)部位⇒後腹膜腔>90%、両側性10%、副腎外15% )部位 後腹膜腔 両側性 副腎外 7)甲状腺髄様癌と合併 ⇒Sipple症候群(両側性・家族性のことが多い) 40 インスリン分泌と作用 糖代謝 治療 褐色細胞腫の症状: 特発性(自己免疫)、結核性、癌転移 多臓性自己免疫症候群 医原性 (副甲状腺 甲状腺 糖尿病) (副甲状腺、甲状腺、糖尿病) 副腎不全 急性は副腎出血(髄膜炎菌)や梗塞 初期には球状層がやられる 全身倦怠、食欲不振、色素沈着、低血圧 女性はアンドロゲン低下 急性副腎不全 ACTH>100、MSH高値、 クリーゼは コルチゾール低値<3、 アルドステロン低値 ショック症状 低Na, 高K、アシドーシス、時に高Ca 好酸球増多 治療はデキサメタゾンやプレドニゾン 寝る前投与して早朝ACTH<20pg/ml 外傷・手術・感染症・ストレスに糖質ステロイド増量 adipsin Cペプチド ソマトスタチンは インスリン・ グルカゴン抑制 43 • 1型(β細胞破壊:自己抗体:抗GAD):若年、肥満な し、急性発症、甲状腺疾患家族歴:中高年で膵癌 • 2型(インスリン抵抗性とインスリン分泌低下:40歳 以降)、遺伝と環境が半々 • 妊娠FBS>110, 75g糖負荷1時間>180, 2時間>153 • 薬剤性:免疫抑制剤(シクロスポリン)、HIVプロテ アーゼ抑制薬、非定型精神病薬(クロザピン、オラ ンザピン):肝硬変、膵疾患、クッシング・GH • 45歳以上は3年ごとにスクリーニング リスク因子:BMI>25 運動不足 1親等にDM 黄 • リスク因子:BMI>25, 運動不足、1親等にDM,黄 色人、妊娠糖尿病(巨大児4500g) 、高血圧 ( (>135/80), HDL<35, 中性脂肪>250, 多嚢胞卵巣、 / ), , 中性脂肪 , 多嚢胞卵巣、 黒色表皮腫, 血管病変, HbA1c >5.7% • グリコアルブミン:2週間の平均血糖値を反映 • インスリンあると脂肪分解抑制するのでDKA(ケトー シス)おきにくい 47 44 糖尿病の症状 • 口渇、多飲、多尿、夜間尿 • 体重減少:脂肪や筋肉が分解 • 易感染性:白血球機能低下:糖 尿病患者では歯周病が重症化 • 創傷治癒の遷延化:血流障害、 コラーゲン形成不全 ラ ゲン形成不全 • 視力障害(網膜症)、蛋白尿 • ケトアシドーシス性や高浸透圧 性の昏睡により死に至ることが 性の昏睡により死に至る とが ある • 家族歴や肥満が半数に • 血糖>170で尿糖(+) T2DM]] 48 糖尿病性昏睡 ベータートロフィンで β細胞代償性増殖 49 寝る前基礎インスリン(10単位、0.2U/kg) 3日ごとに2Uずつ調整して70-130mg/dl ず 調整 g 空腹血糖に180mg/dl以上なら4Uずつ メトフォルミンや他の経口薬続ける ォ 他 経 薬続 2-3カ月でA1cが7%以上なら: 1、昼食前、夕食前、寝る前の血糖調べる 、 食前、 食前、寝 前 糖調 2、各食事直前後に速効性インスリン4U 3、必要量に調整、pre-mixed p insulinも可 糖質5gにインスリン1U イ インスリン投与法 リ 投与法 健常人1日40Uインスリン(基礎50%)) 53 • • • • • • • • • 1型糖尿病 治療目標 SGLT2阻害薬 5剤が発売 •食後・空腹時も血糖依存的に 下げる 54 55 糖尿病性神経障害 ①多発性神経障害:感覚神経や ①多発性神経障害 感覚神経や 運動神経の障害:靴下・手袋型 :ポリオール代謝異常にアルド スリダクタ ゼ阻害(肝障害) ースリダクターゼ阻害(肝障害) 、症状にはSNRI、抗うつ薬、抗て んかん薬 失明3500 失明 透析14000 下肢切断3000人 ②自律神経障害:下痢や便秘、不 整脈、発汗異常、無緊張膀胱、 起立性低血圧、勃起障害など 起 性低 、勃起障害な Roux en Y法 Roux-en-Y法 57 58 糖尿病性網膜症 • (単純性網膜症や増殖性網膜症)20年以上で90 以 発症 %以上に発症 • レーザー光凝固術: 前増殖性期 新生血管 前増殖性期に新生血管 発生防ぐ:進行阻止 糖尿病性腎症の経過 血糖コントロール 51 • HbA1c<7%(NGSP) b <7%( ) 糖毒性の回避 • 空腹 空腹血糖70‐130mg/dl 糖 g/ 1型:インスリン補充 2型:インスリン抵抗性軽減 • 食後血糖<180mg/dl 食事療法 • 血圧<130/80mmHg 血圧 蛋白20%,脂肪20%, 糖60% LDL‐C<100mg/dl C<100mg/dl • LDL 運動療法 • HDL‐C>40mg/dl 薬物療法:3ヶ月無効な場合 • 中性脂肪<150mg/dl インスリン絶対適応: 糖尿病昏睡、手術、妊婦 • 妊婦厳しいFBS<100, 妊婦厳しいFBS<100 重症感染症・外傷 食後1h<140, 2h<120 重症肝・腎障害 低血糖症状(交感神経)BS<55 意識障害BS<50 糖尿病の予防 食事・運動 食事 運動 禁煙 バリアトリック手術(減量術) メトフォルミン リパ ゼ抑制剤(オリスタット) リパーゼ抑制剤(オリスタット) αグリコシダーゼ抑制剤 チアゾリン エストロゲン・プロゲスチン エストロゲン プロゲスチン 妊婦健診:24‐28週のFBS<95 治療はインスリン:子供肥満傾向 2型糖尿病 50 血圧コントロール ACE阻害薬や ARBで進行おくらす 急激な血糖変動は 急激な血糖変動 IGF増加して悪化 ACE阻害薬や ARBで蛋白尿減らす 年 61 • 糖尿病性ケトアシドーシス:1型に多い、若年者に多い死 亡原因(女2倍)、感染が誘因:口渇、倦怠感、嘔吐、腹痛 、呼吸数増加(クスマール呼吸)、ケトン臭(尿ケトン体): ,p 治療は大量輸液、K,Mg,P補充 , g, 250<BS<400, pH<7.30 • 劇症1型糖尿病: 1型の20% :20‐50歳で1週以内に糖尿病 性ケトアシド シスで発症(抗GAD( ): 性ケトアシドーシスで発症(抗GAD(‐): • 高浸透圧性非ケトン性昏睡:数週の経過(脱水)BS>600, 浸透圧>310 pH>7 35高齢者で死亡:意識障害 痙攣 横 浸透圧>310, pH>7.35高齢者で死亡:意識障害、痙攣、横 紋筋融解症:インスリンが脂肪酸遊離抑制(ケトン体(‐)): 治療は輸液(1L/h→1L/2h→1L/3h) BS 100 /dl/h低下さ 治療は輸液(1L/h→1L/2h→1L/3h):BS>100mg/dl/h低下さ せると脳浮腫おこす • 乳酸アシドーシスはメトホルミンでおきることがある 乳酸 ド ホ おきる とがある 52 • 低血糖も意識障害:インスリン自己免疫症候群でも 単純性 前増殖性 増殖性 毛細血管瘤 → 点状出血 → 硬性白斑 軟性白斑(綿花様白斑) 62 網膜血管新生 → 硝子体出血 → 網膜剥離 ③単一性神経障害:神経への細 血管の血栓 顔面神経 動眼神 血管の血栓:顔面神経・動眼神 経麻痺 •腸管から肝臓への食事由来の糖質 量不変:脂肪分解による尿中ケトン 体出現 56 糖尿病性腎症 終末糖化産物 ((advanced glycation end‐products p :AGE) ①遺伝的背景:30~40%に発症(発症感受性遺伝子と発 症抑制遺伝子) ②高血糖、糸球体過剰濾過、生活習慣と糖尿病性腎症発症 ③糸球体高血圧の是正(RAS阻害薬の使用) 2型糖尿病血糖コントロールで蛋白尿頻度33%減少 透析 透析に至る最大原因 る最大原 尿中アルブミン排泄量(UAE): 早期腎症 30mg/gクレアチニ ン:顕性腎症:300mg/gクレアチニン以上 59 60 脂質異常症 • 総コレステロール値220 mg/dL 以上) • LDLコレステロール140mg/dl(以上)悪玉 LDLコレステロ ル140 /dl(以上)悪玉 • HDLコレステロール40mg/dl(未満)善玉 g • 中性脂肪(トリグリセリド)150mg/dl(以上) LDL C TC (HDL C) TG/5 (空腹時にTG 400 LDL‐C=TC‐(HDL‐C)‐TG/5 (空腹時にTG <400 mg/dL ) /dL ) 高 高LDL‐C血症 症 低HDL‐C血症 高 血症 高TG血症 II型家族性脂質異常症: LDL受容体障害で血中LDL↑ 63 肝LDL受容体増加 ↑ スタチン コレステロール 合成抑制 横紋筋融解症 64 長期投与で横紋筋中CoQ10濃度下げる
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