(雑誌抄録)大腸菌並に葡萄状球

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(雑誌抄録)大腸菌並に葡萄状球菌に依る耳性右側頭葉膿
瘍の一治験例
黒澤
東京女医学会雑誌, 12(4):414-414, 1942
http://hdl.handle.net/10470/18284
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
4.14
獲熱,痙痛等によるも尚困難にして耳後部に膿瘍の存
20歳女子。悪性腫瘍等の遣帯封素因ii登明されず0
在する揚合は試験切開を施行し骨面を治息する必要あ、
7歳頃より右耳漏,難聴あ剃隆性中耳炎として目潰を
り。外耳炎と丹毒の匿溺は丹毒特有の:L知ger氏緊張
旧く。主訴,右耳漏及び難聴。右側慢性穿孔性肉眠性
線に因る。外耳炎と耳茸,耳茸は大抵慢性中耳炎の第
骨疽性中耳炎の診臨の下に根治手循施行す。術後6日
こ次症として生起する故,先づ耳茸を除去し,中耳炎・
目よb嘔吐,頭痛加はり脈縛細ノ」・にして稻々不整,項
存する時は根濃手術を施行すべし。耳茸を俘ふ慢性中
張直存在し腰椎穿刺の結果及び帰一糎炎を認むる事よ
耳炎は謄合併症の危陰多し,赦にレ線にても欝不確實
り膿瘍;の疑ひの下に再手術施行。鼓室天蓋より乳臓賓
なる時をま積檀璽勺に手争隊を行オ、o=耳垢とタト翼悪ミ董:落窪腫と
天蓋に亘り帯く硬謄膜を露繊するに褒赤を認めず。乳
の証題は耳垢水黙耳に黙る。鼓膜炎と中継炎,鼓膜炎
鍔賓天蓋の所で側頭葉に向ひ約2cm穿刺,陰籐にて
は耳痛潜きも護熱勘く,旦つ難聴は殆んどなし。鼓膜
引くに直ちに黄色濃厚:膿汁謹闘さる。約2Cecの膿汁
損傷後日淺い時は特有の翼孔を認め中耳炎に因る穿孔
吸引す更に乳騎餐天蓋より鼓室に亘)/約1e皿の十字
と鑑旨し得Q乳幼児中耳炎の鼓膜の嚢赤腫脹僅少にて
切開を加ふに同郷の悪臭ある膿汁流出,注意深く静か
然も衰態せる場隠題に清化不良症の時その傾向が著し
に切開創を開大するに深部よジ約15ccの膿汁流出し
き爲注意を要す。又60歳前後で鼓膜所見零度なるに
購の搏動著萌と’なる。約3.5e皿の撃1りを有す。術後
高度の頭痛,難字ある時…は先づMrucosus中耳炎を考
朕簿30を算し緊張昆違へる程良;好且整調となるQ膿汁
へ湖菌學的透織を再三反復する必要あηD慢性中耳炎、
照査の結果溶血力の張い大腸菌と白色葡梵讃球菌を諮
よ9静脈醤炎を起せる時には田γ斡US,腎孟炎と誤る
明す。ヘナチラミン5ceの艀脈内7アヂプロンエGec
事あ)○ 鑑月額{(をま (毫ueckenstedt 民法を試み伺レ線
の筋肉内注射施行す。再:手衛後2目昌よジー雨域態良
撮影も併用す。又結核症の存在を参・考にす。鼻科に於
好にな.りつXあるも7日屋項部選≡だ硬く腰書筐置酒U施行
て副鼻腔炎とAllergie性鼻炎,この場合身艦他の部
するに液罎300,細胞数48G,海濁蓑蟹農1にして:3Gcc
のAlle矯ie性疾患の有無,クシヤミの連績的護作の
探販す。此れ・より溶」1kLカの強い自’色葡萄歌球菌を言登推
有無,岡一家族竪襟疾患の有無,.櫛の飽畳的所見殊
す。巷推讐:内にルジ{ル0毒ccを生理的食盤1酷く5ccに
ze鼻汁中のエオジン嗜好性白血球璽多&び蜘ck K
混じ注入,輸血5eCG施行す。 i失第に液塵,掴濁減少
Adrena]in消息子法を参考とす。上顎洞悪性腫婆の初:
す。]2日目後頭下穿劇を施行するに食慾佳良となる0
幾重験として頑固なる欝痛は注目に値す。疑はしき時
13肩目術創導爆となPi鉾膿著しく滅賛す017欝彊弩
は早くレ線撮影及び上顎洞を開き試切組織検査によ
100,細胞数○,項部張直浩失す。Zto刮目ドレーン載
る・鼻舳・小雛ψi瀕h・ri・’が主で成人では勉の
去しか・一且を充旗す。以後畳豊源、370Cに蓬せるミ蒔無く
全身疾患を考ふ。咽頭に於て徽i毒性潰蕩とワンサン氏
一般歌勧解復し入院後65日目退院,112EI目耳後縫
アンギNナの潰瘍,顯粒細減詩性アンギ帥ナの罷溺は
合施行す。本物は膿瘍聴放後不幸購膜炎を併護せるも
ワ蝦反慮胞,細菌検査を行ひ,殊に後者はSalfOnamid
ルジtSルO・O「CC生理的食出水に混じ注入,爾後腰椎穿
齊ら S極▽継san齊1の使用による事あり,血液検査を行
刺叉は後頭下穿剰に:よ)t治癒せしめたる1例なDo
へば診懸確實なり。}iphtherieと假性クル{フa。後
者は突然呼吸困難,瞑聲を起す,又adreロali温吸入或
(黒澤抄)
鷺洲下る夢脳中灘i磯一瞥詞
は注入により呼吸困難忽ち漕退す。π侯頭癌,結核,徽
毒の剥製は全身朕態,年齢,内科,外科爵勺疾患の有無
藤井有知
申:央醤學11塗3號零9(昭1和ユ7年3月)
血沈漁ntouX氏反慮,ワ氏反鷹ヨ{ドカリの試瞼的
31歳,女(妾ならん)主訴呼吸困i難,口腔の腫脹Q
内服禽不確實の時は試験切片の組織的検査を行ふ。
現病歴,午後8時自殺の局濤㌻にるジ羽エ瓶猫下し,1
(財前軍)・
時間後より三下,頸部,口腔底の浮腫性腫脹を黙し,
飛雪弔辞ζ灘簿賊球歯ζ催悉耳盤右翻
2時間孚後黒褐色胃内容を吐畠せり。漸次腫脹塗強し
貸舟膿瘍の蘭治駝綱
呼吸困難を來し,内服10時問後四肢特に腓腸部の筋
今 井 龍 雄
肉痛を訴へ12時間後入院現症,意識明瞭なれど顔貌
黒 瀬 正 政
不安駅をなし,呼吸困難榎聲あり談話聞き取り得ず。
?台療學難誌エ2谷3號241頁
輕慶眼球突溝あり,頸部の腫脹著しく中等度の牙開緊
一70一