貸 借 対 照 表 (平成22年12月31日現在) 資 産 の 部 負 [流 動 資 産] [ 462,976 ] [流 動 負 債] 現金及び預金 32,916 買掛金 受取手形 6,601 短期借入金 売掛金 298,830 リース債務 譲渡性預金 40,500 未払金 有価証券 16,500 未払費用 商品 15,335 未払法人税等 前払費用 14 未払消費税等 未収収益 30,852 前受金 短期貸付金 3,642 預り金 預け金 18,115 前受収益 繰延税金資産 587 賞与引当金 その他の流動資産 142 貸倒引当金 ▲1,062 [固 定 資 産] (有 形 固 定 資 産) 建物 構築物 機械装置 車両運搬具 器具備品 土地 リース資産 建設仮勘定 [ ( (無 形 固 定 資 産) 施設利用権 ソフトウェア リース資産 ( (投資その他の資産) 投資有価証券 関係会社株式 出資金 差入保証金 長期貸付金 長期前払費用 長期固定化債権 貸倒引当金 ( 資 産 合 計 (単位:百万円) 債 の [ 部 443,555 ] 372,785 14,122 67 15,118 911 1,540 130 192 38,081 0 604 64,610 ] [固 定 負 債] [ 11,466 24,770 ) リース債務 95 8,822 繰延税金負債 3,889 284 退職給付引当金 2,479 1,120 役員退職慰労引当金 482 12 子会社事業損失引当金 1,080 667 受入保証金 2,956 12,962 長期預り金 482 131 負 債 合 計 455,021 768 純 資 産 の 部 Ⅰ 株主資本 [ 71,048 2,579 ) 1.資本金 ( 3,500 120 2.資本剰余金 ( 5 2,435 資本準備金 5 23 3.利益剰余金 ( 67,543 (1)利益準備金 869 37,260 ) (2)その他利益剰余金 66,673 24,713 配当積立金 250 9,228 研究開発積立金 1,000 12 固定資産圧縮積立金 3,969 2,978 300周年記念事業準備積立金 200 179 別途積立金 56,590 247 繰越利益剰余金 4,664 94 Ⅱ 評価・換算差額等 [ 1,516 ▲191 その他有価証券評価差額金 1,516 純 資 産 合 計 72,565 527,586 負 債 及び 純 資 産 合 計 527,586 ] ] ) ) ) ] 損 益 計 算 書 (自 平成22年 1月 1日) (至 平成22年12月31日) 科 目 (単位:百万円) 金 額 売 上 高 商品売上高 不動産賃貸収入 1,344,274 1,905 1,346,179 売 上 原 価 商品売上原価 不動産賃貸原価 1,286,746 951 1,287,697 売上総利益 58,481 販売費及び一般管理費 50,834 営業利益 7,646 営業外収益 受取利息及び受取配当金 その他の営業外収益 885 345 1,231 営業外費用 支払利息 その他の営業外費用 251 173 424 経常利益 8,452 特別利益 貸倒引当金戻入益 投資有価証券売却益 その他特別利益 372 304 63 739 特別損失 子会社株式評価損 子会社事業損失引当金繰入額 その他特別損失 354 332 41 727 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 8,464 3,260 354 4,849 第66期個別注記表(平成22年1月1日-平成22年12月31日) 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 (1)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 (2)有価証券(譲渡性預金を含む)の評価は、満期保有目的の債券については償却原価法(利息法) を、関係会社株式については移動平均法による原価法を、その他有価証券について時価のあるも のは決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価 は移動平均法により算定)を、時価のないものは移動平均法による原価法によっています。 (3)棚卸資産の評価は、先入先出法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づ く簿価切下げの方法)により算定しております。 (4)固定資産の減価償却は次のとおりです。 ①有形固定資産(リース資産除く) 建物(建物付属設備を除く)については、定額法(耐用年数は法人税法に規定する方法と同一) によっております。その他の有形固定資産については、定率法(耐用年数は法人税法に規定す る方法と同一)によっております。 ②無形固定資産(リース資産除く) 定額法(耐用年数は法人税法に規定する方法と同一)によっております。なお、自社利用のソ フトウェアについては社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。 ③リース資産 所有権移転外ファイナンスリース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、 残存価額をゼロとする定額法によっております。 (5)貸倒引当金は、債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸 倒懸念債権・破産更生債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額 を計上しております。 (6)賞与引当金は、役員及び従業員に対する賞与支払に充てるため、役員部分は当期に負担すべき額 を、従業員部分は支給対象期間に対応する支給見込額を計上しております。 (7)退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産 の見込額に基づき計上しております。なお、数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残 存勤務期間以内の10年による定額法により、翌期から費用処理しております。また、過去勤務債 務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の3年による定額法により、発生した事業年 度から費用処理しております。 (退職給付債務に関する事項) イ.退職給付債務 ▲9,507百万円 ロ.年金資産 6,215百万円 ハ.未積立退職給付債務(イ+ロ) ▲3,292百万円 ニ.未認識数理計算上の差異 1,069百万円 ホ.未認識過去勤務債務 ▲ 255百万円 ヘ.退職給付引当金(ハ+ニ+ホ) ▲2,479百万円 (8)役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計 上しております。 (9)子会社事業損失引当金は、子会社の事業に伴う損失に備えるため、損失発生見込額を計上してお ります。 (10)消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。 1 (追加情報) (1)当事業年度より「金融商品に関する会計基準」 (企業会計基準第10号)及び「金融商品の時価等 の開示に関する適用指針」 (企業会計基準適用指針第19号) 、並びに「賃貸等不動産の時価等の開 示に関する会計基準」 (企業会計基準第20号)及び「賃貸等不動産の時価等開示に関する会計基 準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第23号)を適用しております。 (2)当社は、確定給付企業年金法の施行に伴い、平成22年4月1日に退職一時金及び適格退職年金の全 部を確定給付企業年金へ移行し、 「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」 (企業会計基準 適用指針第1号)を適用しております。 2.貸借対照表に関する注記 (1)投資有価証券には、以下のものが含まれております。 前払式証票の規制等に関する法律に基づいて供託した差入有価証券 141百万円 (2)有形固定資産の減価償却累計額 11,204百万円 (3)保証債務 被保証者 保証金額 被保証債務の内容 ㈱千味 185百万円 中央卸売市場内の仕入債務の保証 国分トラスト㈱ 5,770百万円 金融機関への債務保証 (4)関係会社に対する金銭債権債務 短期金銭債権 169,865百万円 長期金銭債権 154百万円 短期金銭債務 47,929百万円 3.損益計算書に関する注記 (1)関係会社との取引高 売上高 701,108百万円 仕入高 26,573百万円 営業取引以外の取引高 100百万円 4.株主資本等変動計算書に関する注記 (1)当事業年度の末日における発行済株式の数 普通株式 6,904,200株 (2)当事業年度の末日における自己株式の数 普通株式 0株(当事業年度▲96,700株) (変動事由の概要) 個人持ち株制度による増加(200株) 、減少(1,100株) 財務体質の改善と株式の希薄化防止の為、平成22年10月22日の取締役会の決議により消却 (95,800株) (3)当事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項 平成22年3月31日の定時株主総会において次のとおり決議いたしました。 配当金の総額 690百万円 配当の原資 利益剰余金 1株当たり配当額 100円 基準日 平成21年12月31日 効力発生日 平成22年 3月31日 2 (4)当事業年度の末日後に行う剰余金の配当に関する事項 平成23年3月31日の定時株主総会において次のとおり付議する予定です。 配当金の総額 690百万円 配当の原資 1株当たり配当額 利益剰余金 100円 基準日 平成22年12月31日 効力発生日 平成23年 3月31日 5.税効果に関する注記 繰延税金資産・負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産( 流動) 貸倒引当金 賞与引当金 未払事業税・ 事業所税 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金資産の純額 繰延税金資産( 固定) 退職給付引当金 子会社事業損失引当金 子会社株式評価損 投資有価証券評価損 役員退職慰労引当金 固定資産減損損失 減価償却限度超過 その他 繰延税金資産合計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債( 固定) 固定資産圧縮積立金 その他有価証券評価差額金 退職給付信託設定益 繰延税金負債合計 繰延税金負債の純額 394 百万円 235 161 189 981 ▲ 394 587 587 1, 008 439 381 294 196 106 81 127 2, 635 ▲ 1, 493 1, 142 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 2, 723 1, 141 1, 168 5, 032 3, 889 3 6.リースにより使用する固定資産に関する注記 貸借対照表に計上した固定資産のほか、物流機器及びシステム機器等の一部については、所有権移転外 ファイナンスリース契約により使用しております。 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額 取得価額 相当額 建物 機械装置 器具備品 ソ フ ト ウ エア 合 計 ( 単位: 百万円) 減価償却 期末残高 累計額相当額 相当額 55 997 622 5 1, 680 31 533 415 4 984 23 463 207 1 696 注1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額は、重要性の ある契約物件の金額を合算して表示しております。 注2)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割合 が低い為、利息込法により算定しております。 (2)未経過リース料期末残高相当額等 1年内 217 百万円 1年超 478 百万円 合計 696 百万円 注1)未経過リース料期末残高相当額は、重要性のある契約物件の金額を合算して表示して おります。 注2)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残 高等に占める割合が低い為、利息込法により算定しております。 (3)支払リース料・減価償却費相当額 支払リース料 219百万円 減価償却費 219百万円 (4)減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 7.金融商品に関する注記 (1)金融商品の状況に関する事項 ①金融商品に対する取組方針 当社は短期的な預金及び安全性の高い信託受益権を中心に資金運用をする方針です。一部、長期 の商品に対しても運用を行いますが、それらは、主として国債など比較的安全性の高い資産に基 づく商品に限定しております。また、資金調達に関しては、銀行からの借入による方針です。 ②金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制 現金預金に含まれている定期預金、及び譲渡性預金は、余剰資金の運用商品です。これらは、銀 行の信用リスク、及び流動性リスクに晒されております。当該リスクに関しては、経理財務部が 運用先を分散することにより信用リスクの軽減を図り、また運用期間を短期にすることにより流 動性リスクの軽減を図っております。 営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されています。当該リスクに関しては、審査法 務部を中心に与信限度枠の設定及び残高管理を行っており、必要に応じて担保並びに保証を取得 しております。 仕入割戻等の未入金分である未収収益は、仕入先の信用リスクに晒されております。当該リスク に対し、未収収益残高が仕入債務を超えないよう残高管理を行っております。 営業債務である買掛金及び連結子会社の余剰資金を集約している預り金は、それら全てが1年以 内の支払期日です。 4 (2)金融商品の時価等に関する事項 当期の決算日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の通りです。 ( 単位: 百万円) 項目 貸借対照表 計上額 時価 差額 32,916 32,916 - 298,830 298,830 - (ⅲ)譲渡性預金 40,500 40,500 - (ⅳ)未収収益 30,852 30,852 - (ⅴ)買掛金 (372,785) (372,785) - (ⅵ)預り 金 (38,081) (38,081) - (ⅰ)現金及び預金 (ⅱ)売掛金 注)負債に計上されているものについては、 ( )で表示しております。 ①金融商品の時価の算定方法並びに有価証券取引に関する事項 (ⅰ)現金及び預金、(ⅱ)売掛金、(ⅲ)譲渡性預金、(ⅳ)未収収益、(ⅴ)買掛金、(ⅵ)預り金 これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価格にほぼ等しいことから、当該帳簿価格によっ ています。 ②金銭債権の決算日後の償還予定額 項目 (単位: 百万円) 1年以内 (ⅰ)現金及び預金 1年超 32,916 - 298,830 - (ⅲ)譲渡性預金 40,500 - (ⅳ)未収収益 30,852 - (ⅱ)売掛金 8.関連当事者との取引に関する注記 (1)親会社及び法人主要株主等 属性 会社等の名称 議決権等の 所有(被所有) 割合 親会社 国分トラスト㈱ 被所有 直接 56.3 % (単位:百万円) 関連当事者 との関係 取引の内容 役員の兼任 国分トラスト㈱の 銀行借入に対する 債務保証 5 取引 金額 5,770 科目 期末残高 --- --- ( 2 ) 子会社及び関連会社等 属性 子会社 会社等の名称 関東国分㈱ ( 単位: 百万円) 議決権等の 所有( 被所有) 割合 所有 直接 92. 0 % 関連当事者 と の関係 取引の内容 当社取扱商品 の販売 商品の販売 資金貸借 資金の預り 注1 ) 注2 ) 取引 金額 科目 期末残高 119, 517 売掛金 33, 884 5, 358 預り 金 10, 103 子会社 廣屋国分㈱ 所有 直接 96. 8 % 当社取扱商品 の販売 役員の兼任 商品の販売 95, 240 売掛金 20, 940 子会社 東北国分㈱ 所有 直接 100. 0 % 当社取扱商品 の販売 商品の販売 61, 393 売掛金 15, 615 当社取扱商品 の販売 商品の販売 54, 678 売掛金 15, 454 資金貸借 資金の預り 3, 084 預り 金 6, 465 子会社 東京国分㈱ 所有 直接 100. 0 % 子会社 シュ レン国分㈱ 所有 直接 73. 7 % 当社取扱商品 の販売 商品の販売 58, 762 売掛金 13, 290 子会社 サンリ ッ ク 国分㈱ 所有 直接 70. 0 % 当社取扱商品 の販売 商品の販売 45, 057 売掛金 9, 010 子会社 新潟国分㈱ 所有 直接 97. 8 % 当社取扱商品 の販売 商品の販売 22, 262 売掛金 6, 348 子会社 関西国分㈱ 所有 直接 100. 0 % 当社取扱商品 の販売 商品の販売 25, 882 売掛金 5, 729 取引条件及び取引条件の決定方針等 注1 ) 価格その他の取引条件は市場実勢を勘案し て取引を行っており ます。 注2 ) 資金の預り の取引金額欄には年間平均残高を記載し ており ます。 9.1株当たり情報に関する注記 1株当たりの純資産 10,510円32銭 1株当たりの当期純利益 702円38銭 10.重要な後発事象に関する注記 (1)神奈川支社の分割 当社は、平成23年1月1日をもって神奈川支社を会社分割し、神奈川国分㈱に承継いたしました。 会社分割の概要は以下の通りです。 ①会社分割の目的 承継会社に子会社の東京国分㈱ならびに廣屋国分㈱の神奈川エリアの事業を統合し、グループ一 体化を図ることにより競争力を高め、地域密着型のフルライン・チャネルを目指すため一連の再 編を行いました。 ②会社分割の形態 神奈川国分㈱を承継会社とする分社型吸収分割 6 ③分割会社の概要 ・事業内容 酒類食料品卸売業 ・資本金 10百万円 ・承継する資産等 資産 3,209百万円 負債 1,042百万円 純資産 2,166百万円 ④分割期日 平成23年1月1日 (2)国分ホールディングス㈱の設立 平成22年10月22日開催の取締役会において、単独株式移転により純粋持株会社を設立することを決 議いたしました。平成22年12月24日開催の臨時株主総会の承認を経て、平成23年1月4日に「国分ホ ールディングス㈱」を設立いたしました。 尚、旧国分ホールディングス㈱は、平成22年12月1日付で国分トラスト㈱に商号変更しております。 ①持株会社設立の目的 創業300年を目前に将来のあるべき姿を見据え、グループ戦略機能の強化、成長分野への資源 配分、 グループ内のシナジーの拡大等を図り、 企業価値の最大化を目指すため設立いたしました。 ②株式移転の方法等 ・当社を株式移転完全子会社、持株会社を株式移転設立完全親会社とする単独株式移転 ・株式の割当比率 当社普通株式1株に対して、設立する持株会社の普通株式1株を割当交付 ・株式移転により交付する新株式数 6,904,200株 ③持株会社の概要 ・事業内容 グループ会社の事業活動管理 ・資本金 35億円 ・本店所在地 東京都中央区日本橋1丁目1番1号 ・代表者 國分勘兵衛 ④持株会社設立登記日(効力発生日) 平成23年1月4日 7
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