2003 年 1 月 31 日ダイキン工業株式会社サービス本部業界初中国で独資サービス会社の事業開始 ~サービス価値の提供で中国における事業展開を加速~ ダイキン工業株式会社（本社：大阪市）は、ＷＴＯ加盟によりサービス業種の規制が緩和された中国において、空調業界としては初めて、北京・上海・広州に独資でサービス会社を設立し、このほど本格的に事業を開始いたします。このサービス会社は、ダイキンブランド製品だけでなく他社製品の故障修理を含めた空調・冷凍設備トータルのアフターサービス及びメンテナンスを実施し、2005 年には 45 の拠点を立ち上げ、中国全体で社員数 500 人に加え、外部の協力会社からの人材も確保し、最終総人員数 1000 人体制とする計画です。現在、当社は中国において、上海大金空調有限公司（合弁会社、ダイキン資本 70％： 1995 年 11 月設立）、恵州大金三石空調有限公司（合弁会社、ダイキン資本 70％：1997 年 3 月設立）の現地生産製品と輸入製品を販売しております。それぞれの製品のアフターサービスは、上海大金・恵州大金のサービス部門とサービス認定店とが連携を取り実施していますが、中国における事業の構造改革を進める中で、サービスに関してはこのほど設立する会社が全てを担当することになります。日本国内おいては、年間６０万件のサービス件数を処理し、24 時間 365 日総合受付相談窓口（ダイキンコンタクトセンター）・携帯端末支援システム（e-SWAT）・故障予知遠隔監視システム（エアネット）等を駆使し、業界№１のサービス品質を提供しています。今回のサービス会社設立は、これまで培ったサービスのノウハウと最先端ＩＴシステムを一気に中国に展開し、ダイキン製品をお使いいただくお客様に対して最高のサービス品質を提供することで、ダイキンブランド製品の拡販つなげていくことをねらいとしております。中国消費者協会によると、空調機器の普及率が上がるにつれ、アフターサービスに対するクレームが急増していると言われています。また、世界中から投資が集中している各地域の経済開発区の空調機器設備においても、機器単体だけでなく、周辺設備を含めたシステム全体としてのトラブルが、数多く発生していると報告されています。このようなニーズに応えるため、ダイキンは日本国内で保有する最先端のサービスシステムを中国において確立し、徹底した顧客志向でサービスの価値を提供することで、ダイキンブランドイメージを一気に高めていきたいと考えています。 1 【サービス会社の概要】会社名北京：大金空調技術（北京）有限公司上海：大金空調技術（上海）有限公司広州：大金空調技術（広州）有限公司設立場所北京：北京経済技術開発区上海：上海閔行(ﾐﾝｺｳ)経済技術開発区広州：広州経済技術開発区資本金北京：２億円（１６０万米㌦）上海：３億円（３００万米㌦）広州：２億円（１６０万米㌦）営業開始時期２００３年２月から順次スタート北京：２００３年２月１０日上海：２００３年４月１日広州：２００３年３月１日業務内容・空調冷凍機器（ダイキンおよび他社製品）のアフターサービスおよびメンテナンス・空調周辺設備のアフターサービスおよびメンテナンス・故障予知遠隔監視（エアネットサービスシステム）・サービス部品、部材の輸入販売人員体制２００５年までに、社員５００人体制と、外部のサービス協力会社５００人を確保し、全体で１,０００人体制とする計画以上 ●報道機関からのお問い合わせダイキン工業株式会社広報部【本社】〒530-8323 大阪市北区中崎西二丁目４番 12 号（梅田センタービル） TEL (06)6373−4348（ダイヤルイン）広報部長芝道雄【東京支社】〒163-0235 東京都新宿区西新宿２丁目６番１号（新宿住友ビル） TEL (03)3344−8030（ダイヤルイン）広報部東京担当部長井上武郎 ●内容についてのお問い合わせダイキン工業株式会社サービス本部〒530-8323 大阪市北区中崎西二丁目４番 12 号（梅田センタービル） TEL (06)6374-9373（ダイヤルイン）グローバルサービス部長仲上昭次 2