サーバーのリモートアクセス管理 ソフトウェア vs. 組み込みESP vs. KVM ツール選択の際に考慮すべき、重要なポイントとは? 目次 リモートサーバー管理 1 リモートサーバー管理とは 2 リモートサーバー管理ツールを選ぶ際に考慮すべき4つの基準 3 ソフトウェアベースのリモートアクセス 4 組込み型サービスプロセッサー(ESP) 5 KVM-over-IP 6 4つの基準をベースとした、リモートサーバー管理ツール の比較 7 なぜKVM-over-IPが優れたリモートサーバー管理ツール なのか 1 リモートサーバー管理とは IT管理者、ラボやネットワークの管理者は、複数のコンピュータシステムにアクセスし、管理する必要がありますが、そ れらのシステムの多くは広く分散した場所にあり、定期的なメンテナンスはもちろん、不意に発生する不具合や修理に もリアルタイムで対応しなければなりません。これらを考慮すると、機器の形式やメーカー、設置場所に関係なく、迅速 かつセキュアに動作し、どのシステムにもアクセスできるツールを選ぶ必要があります。 リモートアクセス管理ツールを大別すると、以下の3つのカテゴリーに分類されます。 ソフトウェアベースのリモートアクセスシステム コンピューター組込み型サービスプロセッサー (RDP、VNC等) (iLO、DRAC、RSA等) アウトオブバンドKVM-over-IPスイッチ (ラリタンのDominion シリーズや他社のデジタルKVM等) これらのカテゴリーは単にツールがどう物理的に設置されているか示したものであり、仕事を実行させるにあたり、各カテ ゴリーにおけるツールそれぞれの能力や限界を理解することが重要です。 最適な選択をするにはどうすればいいのでしょうか? 3 リモー トサーバー管理ツールを選ぶ際に考慮すべき 2 4つの基準 幸い、これらのツールは長年にわたって展開されてきたため、私たちは実際にツールを扱う機会に恵まれてきました。そ こで、リモートサーバー管理ツールの選択にあたって、常に考慮すべき4つの基本要件とは何でしょうか? 信頼性 セキュア シンプルな管理 高性能 最も必要とするときにリモートアクセス管理を実現できるか? そのリモートアクセス管理ツールは、ハッカーやサイバー攻撃から安全に守られるのか? そのリモートアクセス管理ツールの管理や保守は簡単か? 配置場所に関係なく、あらゆるシステムへのアクセス制御ができ、日常のタスクはもちろん、 トラブルシ ューティングをリアルタイムで実行できるか? 前のページで3つのカテゴリーに分類されたツールに ついて、具体的に検討しましょう。 4 3 ソフトウェアベースのリモートサーバー管理システム 概要 各ターゲットコンピューターにインストールされた、ソフトウェア アプリケーション 代表的なシステムがRDP、VNC、pcAnywhere 無料で利用できるRDP、VNCなど ハードウェアは不要 しかし、以下を考慮すると… アクセスするコンピューターすべてにソフトウェアをインストールし、メンテナンスが必要 ターゲットコンピューターのOSやネットワークが機能している必要がある BIOSレベルのアクセスを提供していないため、 リブートやその他、緊急措置が必要なときがある システムリソースに関する製品アプリケーションとの競合 報告されているセキュリティリスク 不適切な設定によるリモートアクセスが、セキュリティ違反の62%を占める 8300万人がVNCポートを、2300万人がRDPポートを開けている 結論として 一般的に広く使われているが、その性能には限界があり、セキュリティ面での課題がある 5 4 組込み型サービスプロセッサー(ESP) 概要 コンピューター内に内蔵されたハードウェアベースのリモートアクセス たとえばHPのiLO、DellのDRAC、IBMのRSA BIOSレベルのアクセス、仮想メディア、電源制御が可能 個別のLANポートを使えばアウトオブバンドのソリューションが可能 しかし、以下を考慮すると… KVM-over-IP並みの機能を入手するには、ライセンス料が必要 アウトオブバンドのアクセスには、追加のLANポートが必要 何百ものサービスプロセッサーを管理するのは難しい 複数のベンダーによるシステムやサービスプロセッサーをうまく管理するのは 悪夢のように難しい 最近の調査で衝撃的な脆弱性が明らかに 認証やクリアテキストパスワード等、一切要求されずにログイン可能 米国国土安全保障省(DHS)がセキュリティ勧告「CERT Alert(TA13-207A)」を公表 結論として 性能は優れているものの、目に見えないコストがかかり、管理が難しい うえにセキュリティの問題がある 6 5 KVM-over-IPソリューション 概要 ターゲットコンピューターのKVMポートに物理的に接続するハードウェアスイッチ 1、8、16、32、64台のサーバーに接続、数千台までサポート可能 コスト発生とハードウェアの設置は導入時一回のみ そして、以下を考慮すると… アウトオブバンドのBIOSレベルでの、マルチベンダーコンピューターへの真のリモートアクセスを実現 リモートブーティングを含む、仮想メディア機能 エージェントレスでの導入のため、生産効率低下は一切なし セキュアなアクセス-運用ネットワークは一切使用せず、ターゲットコンピューターのOSにも依存しない 簡単な設定と管理 結論として 高性能、高信頼性、高セキュリティで管理が容易 7 6 4つの基準をベースとした、 リモートサーバー管理ツールの比較 顧客ニーズ ソフトウェアアクセス サービスプロセッサー KVM-over-IP セキュリティ 性能 信頼性 容易な管理 8 なぜKVM-over-IPが優れたリモー トサーバー 7 管理ツールなのか 高性能−ラックの前にいるような作業が可能 高セキュリティ−最もセキュアなリモート管理 BIOSレベルのリモートアクセス ターゲットコンピューターに依存しないセキュリティバリア リモートブーティングを含む、仮想メディア 軍隊でも豊富な導入実績を誇る高セキュリティと暗号化 PDUとの連携でリモート電源制御も可能 容易な管理−シンプルな管理とメンテナンス 高信頼性−最も必要なときに役に立つ ターゲットコンピューターのOSやネットワークに依存しない 設定作業とメンテナンスが容易 アクセス、管理、ロギングの一元化を実現 真のアウトオブバンドアクセス−KVMポート経由での接続 モデム接続も可能 9 ラリタンのKVM-over-IPで、究極のリモートサーバー 管理を実感してください テストドライブを体験してみる さらに検討するには? Dominion KX IIIの詳細を見る ラリタンのKVMリモートアクセスソリューションが選ばれている5つの理由 10
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