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2009 年 6 月 4 日
株式会社インフォトレンズ
日本の主要 POD ベンダーの現状および戦略分析
~2008 年度決算・2009 年度事業方針から~を発表
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昨秋以降の世界経済不況と円高の影響を受け、2008 年度におけるコニカミノルタグループのプロダクショ
ンプリント事業の売上高は前年比 94.5%、富士フイルムホールディングスのプロダクションサービス事業は
91.2%と、前年を割り込む結果となりました。
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但し、コニカミノルタグループでは為替影響排除ベースでは 8%の増収を維持、富士フイルムホールディン
グスではライトプロダクション機の投入により販売台数が大幅に増加、また、リコーが新規参入するなど
2008 年度も POD 市場は活況を呈しました。
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特にカラーライトプロダクション市場では、先行するコニカミノルタに加えて、リコー、富士ゼロックスからも
新製品が投入されて競合が激しさを増しました。
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2009 年度はキヤノンがカラーライトプロダクション機への参入を表明していることから、この市場の更なる
激化が予想されます。また、富士フイルムはカラーインクジェット機の投入、コニカミノルタはミッド/ヘビー
領域向けアプローチの強化など、各社から新しい動きが発表されていることから、2009 年度も POD 市場
は大きく動き続けることが期待されます。
株式会社インフォトレンズ(東京都渋谷区広尾 1-3-18 広尾オフィスビル、代表取締役:塚本卓郎)
は、日本の主要 POD ベンダーに関する分析レポートを発表しました。本レポートは、富士ゼロックス
(富士フイルムホールディングス)、コニカミノルタ、キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン、
リコーといった日本の主要 POD ベンダーがこれまでに発表した 2008 年度決算内容、2009 年度事業方
針の分析を通じて、各社の POD 現状、また今後の方向性・戦略を明らかにするものです。また、各社
の POD 事業の戦略を比較することにより、2009 年度以降の競合状況を予測しております。
プロダクション向け製品・サービスの売上高を公表しているコニカミノルタグループ(プロダクション
プリント事業)と富士フイルムホールディングス(プロダクションサービス事業)の決算発表によれば、
世界同時不況と円高を受け 2008 年度通期では、コニカミノルタグループ プロダクションプリント事業
は前年比 94.5%、富士フイルムホールディングス プロダクションサービス事業は 91.2%と前年度を割
り込む結果となりました。
但し、コニカミノルタはノンハードの売上の貢献により、為替の影響を排除すると第 3 四半期まで前年
度実績を上回っており、2008 年度通期でも 8%の増収を維持、富士フイルムでは 700 Digital ColorPress
の投入により販売台数は大幅に増加したと発表されております。キヤノンでも imagePRESS C7000VP
と 6000 を合わせた販売はほぼ計画通りに伸びており、リコーも新規にこの市場へ参入するなど、POD
市場は引き続き活況を呈しました。
日本の主要 POD ベンダー4 社(コニカミノルタ、富士ゼロックス、キヤノン、リコー)が日本市場で
2008 年度に発売を開始した主な POD 機と 2009 年度の新製品・方針をまとめたものが表 1(次ページ)
です。
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これによれば、カラーの分野では、コニカミノルタ、富士ゼロックス、そしてリコーが 2008 年度には
揃ってライトプロダクション市場向け新製品を投入したことがわかります。また、第 4 四半期になって、
富士ゼロックスは iGen4、コニカミノルタは bizhub PRO C65hc というカラー品質の高さを売りにする
製品が発売されました。また、モノクロの分野では、毎分 90 枚~135 枚機が富士ゼロックス、キヤノ
ン、リコーから発売されました。
2009 年度は更に、ライトプロダクション市場での競合が激しさを増すことが予想されます。これは、
キヤノンもライトプロダクション市場向け製品を投入する計画であるためです。その一方、他社に先駆
けてこの市場を開拓してきたコニカミノルタは、ミッド/ヘビー領域向けのアプローチを本格化するこ
とを示しました。2009 年度は、カラー機の中・上位機種の分野でも大きな動きが見られるでしょう。
モノクロ機については、先に見たようにキヤノン、富士ゼロックス、リコーが毎分 90 枚~135 枚機を
2008 年度に投入されていることから、2009 年はこの市場における競合が激しくなると考えられます。
また、カラーインクジェット機の分野でも新しい動きが見られそうです。富士フイルムは「グラフィッ
クシステム」を重点事業のひとつと定め、「No.1 デジタルプリンティングソリューションカンパニーを
目指す」という目標を掲げて昨年の drupa で発表した Jetpress 720 の市場導入を急ぐ考えを明らかにし
ました。
昨年の drupa ではインクジェット機が大きな話題でしたが、その後に起こった世界同時不況のためイン
クジェット機の開発・発売スケジュールは遅れているように思われます。富士フイルムの Jetpress 720
により、POD 市場に新たな動きが起こることが期待されます。
表 1:日本の主要 POD ベンダーの 2008 年度の主な新製品(日本市場向け)、2009 年度新製品・方針
2008 年度の主な新製品(日本市場向け)
2009 年度新製品・方針など
カラー
モノクロ
コニカミノルタ
bizhub PRO C5501・C6501
bizhub PRO C65hc
bizuhub PRO 1600P・2000P・
2500P
富士ゼロックス/
富士フイルム
700 Digital Color Press
iGen4
4127 Enterprise Printing System
Nuvera 144テープバインダーモデル
Jetpress720
キヤノン
imagePRESS C1+
imagePRESS 1110/ 1125/ 1135
ライトプロダクション機
リコー
Pro C900
Pro C900s
Pro 907EX/ 1107EX/ 1357EX
・ 「POD」でコスト・資源を削減
・ 「トランスプロモ」
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ミッド/ヘビー領域、商業印刷への
アプローチを本格化
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※インフォトレンズフォーカスレポートシリーズ「日本の主要 POD ベンダーの現状及び戦略分析」
本レポートでは上記の他、各ベンダーの現状と今後の戦略について詳しく分析しております。また、各ベ
ンダーの売上や方針、プリントボリュームなど比較分析した図表や、各社新製品の導入を踏まえたフォー
キャストもご参照いただけます。
発 行:2009 年 5 月
ページ数:ワード形式レポート(PDF)20 ページ
価
格:¥98,000 (税別)
URL:http://www.infotrends.co.jp/rc_domestic.html
株式会社インフォトレンズについて
http://www.infotrends.co.jp/profile.html
株式会社インフォトレンズは、米国のボストンに本社を置く InfoTrends 社の日本法人です。InfoTrends 社は、ワー
ルドワイドでデジタルイメージング、ドキュメントソリューション市場に特化した綿密な調査活動を展開しているこ
とでは高い評価を得ており、お客様に市場動向の分析レポートを提供し、市場コンサルティングを行っています。株
式会社インフォトレンズは日本および中国をはじめとするアジア地域の調査活動を統括し、国内のお客様にレポート
の販売、コンサルティングをおこなっています。調査内容、発行レポートの詳細については以下の URL をご参照く
ださい。
本社サイト:http://www.infotrends.com 日本サイト:http://www.infotrends.co.jp
本プレスリリースについてのお問い合わせ先
株式会社インフォトレンズ
〒150-0012
東京都渋谷区広尾 1-3-18 広尾オフィスビル
企画営業部
担当:村部/水村
Tel. 03-5475-2663 Fax. 03-5475-2710
Email: [email protected]
株式会社インフォトレンズ
URL: http://www.infotrends.co.jp
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