■ADR機関と相談機関との連携に関するアンケート調査■ (ADR機関向け【調査票Ⅰ】) 1. 紛 争 解 決 手 続 の 合 計 利 用 件 数 ( 直 近 3 年 間 ) 件数 0 1~10 11~20 21~30 31~40 41~50 51~60 61~70 71~80 81~90 91~100 101~500 501~ 回答数 7 21 7 4 0 1 1 1 0 1 0 3 3 (いずれも金融ADR) 49 有効回答数 (件) 104.1 全体平均 平均(金融ADR 28.7 を除く) 2. 貴 機 関 に 対 す る 紛 争 解 決 手 続 の 利 用 に 関 す る 問 い 合 わ せ 件 数 (又 は 申 立 件 数 の 何 倍) 件数 0 1~30 31~60 61~90 91~120 121~150 151~200 201~300 301~500 501~1000 1001~ 有効回答数 回答数 4 10 8 4 3 1 2 1 1 3 1 (金融ADR) 38 全体平均 (件) 233.6 平均(金融ADR を除く) 114.2 -1- 3. 紛 争 解 決 手 続 の う ち 、 関 係 者 に よ る 申 立 事 件 の 件 数 の 割 合 選択肢 3割未満 3割以上5割未満 5割以上7割未満 7割以上 有効回答数 4. 回答数 30 4 4 4 42 紛争解決手続のうち、一般利用者による申立事件の申立人(一般利用者)が、貴 機関の存在を認知したきっかけ又は貴機関の紛争解決手続を利用しようと考えた きっかけを把握していますか? 選択肢 回答数 はい いいえ 有効回答数 29 16 45 (きっかけを把握している方) ※ 一般利用者が貴機関の存在を認知したきっかけ又は貴機関の紛争解決手続を 利用しようと考えたきっかけとなった情報(複数回答可) ①貴機関のウェブサイトその他の広報 ②貴機関又は関連機関が実施している苦情処理・相談窓口からの紹介 ③貴機関又は関連機関以外の相談・情報提供機関からの紹介 ④貴機関の関係者からの紹介 ⑤マスコミ報道 ⑥その他 ⑦不明 選択肢 回答数 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 有効回答数 21 17 23 10 5 11 2 30 -2- ⑦その他 ・ 弁護士・公認会計士からの紹介(2 件) ・ 友人・知人からの紹介(2 件) ・ 企業(不動産会社、製造販売業者)からの紹介(2 件) ・ ポスター・チラシ ・ 利用者からの口コミ ・ 経営者団体(商工会議所など)紹介 ・ 労働組合(ユニオン)の紹介 ・ 官庁 ・自治体・警察のチラシ配布 ・ 新聞広告 ・ テ レ ビ CM ・ 当 会 の 広 報 活 動 ( TV・ ラ ジ オ CM、 パ ン フ レ ッ ト の 配 布 等 ) ※ 全体の件数に占めるその割合はどのようなものですか? ①貴機関のウェブサイトその他の広報 (%) ②貴機関又は関連機関が実施している苦情処理・相談窓口からの紹介 (%) ③貴機関又は関連機関以外の相談・情報提供機関からの紹介 (%) ④マスコミ報道 (%) ⑤その他 (%) ⑥不明 (%) 選択肢 平均割合(%) ① 18.3 ② 29.3 ③ 31.2 ④ 1.0 ⑤ 15.8 ⑥ 4.3 有効回答数 21 (きっかけを把握していない方) ※ 一般利用者が貴機関の存在を認知したきっかけ又は貴機関の紛争解決手続を 利 用 し よ う と 考 え た き っ か け と な っ た 情 報 に つ い て 、ど の よ う な も の だ と 思 わ れますか?(複数回答可) ①貴機関のウェブサイトその他の広報 ②貴機関又は関連機関が実施している苦情処理・相談窓口からの紹介 ③貴機関又は関連機関以外の相談・情報提供機関からの紹介 ④マスコミ報道 ⑤その他 ① ② ③ ④ ⑤ 有効回答数 15 14 11 2 3 18 ⑤その他 ・当機関の関係者からの紹介 ・ 法律相談の際の弁護士からの 紹介 ・ 不明 -3- ※ 全体の件数に占めるその割合はどのようなものだと思われますか? ①貴機関のウェブサイトその他の広報 (%) ②貴機関又は関連機関が実施している苦情処理・相談窓口からの紹介 (%) ③貴機関又は関連機関以外の相談・情報提供機関からの紹介 (%) ④マスコミ報道 (%) ⑤その他 (%) 選択肢 平均割合(%) ① 24.0 ② 49.5 ③ 22.5 ④ 2.0 ⑤ 2.0 有効回答数 10 5. 利 用 件 数 増 加 の た め の 取 組 (ア ) 貴 機 関 は 、 利 用 件 数 増 加 の た め に 具 体 的 な 取 組 を 実 施 し て い ま す か ? 選択肢 はい いいえ 有効回答数 回答数 46 2 48 (イ ) 具 体 的 な 取 組 内 容 (a) 利 用 件 数 増 加 の た め に ど の よ う な 取 組 を 実 施 し て い ま す か ? ( 複 数 回 答 可 ) ①ウェブサイトの開設 ②パンフレットの配布 ③相談・情報提供機関との情報交換又は連携 ④その他 選択肢 ① ② ③ ④ 有効回答数 回答数 38 44 32 5 46 -4- ④その他 ・会員に対する利用広報 ・ 会員による広報 ・ 出前講座での広報 ・ 一般市民を対象としたシンポジウムの開催 ・ リーフレット改訂の検討 ・ WEB サ イ ト に 調 停 寸 劇 動 画 を ア ッ プ ・ 国土交通省補助事業への取組 ・ 連合会に相談専用ダイヤルを設置(通話料は有料) ( 「 ウ ェ ブ サ イ ト の 開 設 」 に チ ェ ッ ク さ れ た 方 ) 貴機関の紛争解決手続を紹介するウェブサイトへのアクセス件数は年間何件 ですか? 選択肢 1,000件未満 1,000件以上1万件未満 1万件以上 把握していない 有効回答数 回答数 3 4 3 27 37 ( 「 パ ン フ レ ッ ト の 配 布 」 に チ ェ ッ ク さ れ た 方 ) どこでパンフレットを配布していますか?(複数回答可) ①貴機関又は関連機関の事務所等 ②その他 選択肢 回答数 ① ② 有効回答数 41 19 42 ②その他 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 行 政 機 関 ( 住 民 課 窓 口 、 相 談 窓 口 等 ) ・ 官 公 庁 ( 19 件 ) 消費生活センター(5 件) 法テラス、各弁護士事務所等(2 件) 関係機関・支部(2 件) 会員会社 他 ADR 機 関 警察 県市町村社協、専門士業関係等 他資格者(税理士)の会報に同封 -5- ( 「 相 談 ・ 情 報 提 供 機 関 と の 情 報 交 換 又 は 連 携 」 に チ ェ ッ ク さ れ た 方 ) -情報交換又は連携の内容はどのようなものですか? ・パンフレットの預託 ・相談・情報提供機関発行冊子への掲載 ・共通パンフレット等の作成 ・事業者団体への説明会などでのパンフレット配布 ・ 案 件 紹 介 ( 同 旨 5件 ) ・法テラスからの転送電話受付 ・消費生活センターからの紹介 ・消費生活センターとの連携を検討中 ・無料相談窓口の設置 ・ 該 当 事 案 に つ い て は ADR機 関 を 紹 介 ・国民生活センター相談課と意見交換 ・ニュースレターの送付 ・紛争解決手続の仕組み、利用方法、手続の流れ、特徴などの情報提供 ( 同 旨 4件 ) ・最近の苦情、紛争の状況と傾向などの情報提供 ・ 対 応 状 況 ・ 活 動 状 況 な ど の 情 報 提 供 ( 同 旨 3件 ) ・対象事案の内容などの情報提供 ・ 協 議 会 ・ 連 絡 会 ・ 交 流 会 の 設 置 ( 同 旨 4件 ) ・日本司法支援センター(法テラス)地方協議会への参加 ・ 筆 界 特 定 制 度 と 調 査 士 会 ADRと の 連 携 に 関 す る 連 絡 会 の 設 置 ・消費生活センター等による相談員研修等への講師派遣 ・ 事 例 紹 介 、 ADR機 関 の 概 要 、 役 割 等 の 説 明 ・官公庁の相談窓口担当者研修会への講師派遣 ・研修会講師の相互派遣 ・ 他 の ADR機 関 と の 情 報 交 換 ・医師会、保健所へ連携の働きかけ ・ 都 道 府 県 労 働 委 員 会 と 意 見 交 換 ・ 情 報 交 換 ( 同 旨 2件 ) ・個別労働紛争解決制度関係機関連絡協議会に参加 ・共同での相談会開催 ・県民相談センターとの連携、情報提供(特に交通事故) ・事例報告会・参加型研修への法テラス情報提供職員の招待 ・法テラスへの登録 ・法テラスや行政機関に対する情報提供及び各種会議に出席 ・ 法 務 局 筆 界 特 定 室 と の 連 携 ( 同 旨 2件 ) ・法務局筆界特定制度との連携、共同の相談会の開催 ・法務局筆界特定制度との連携を図るため以下の書面作成した (ア)共通のパンフレット (イ)説明資料 (ウ)統一書式の受付簿・相談票 (エ)個人情報保護法に基づく承諾書 -6- -情報交換又は連携によって、利用件数は増加しましたか? 選択肢 増加した 特に増加していない 有効回答数 回答数 10 21 31 (増加したと回答した方について) ※ どの程度増加しましたか? ・ セ ン タ ー 開 設 は 昨 年 11 月 以 降 1 件 ・ ま だ 期 間 が 短 い の で 、 何 と も 言 え な い が 20%程 度 ・ 相 談 等 の 件 数 は 30% 増 加 ・若干程度 ・ 僅に増加(2 件) ・ 具 体 的 な デ ー タ は 持 っ て い な い が 、紛 争 申 立 件 数 が 増 加 し て い る 理 由 の ひ と つ と し て 、相 談 ・ 情 報 提 供 機 関 に よ る 積 極 的 な 当 機 関 の 消 費 者 へ の 案内等が大きく影響しているものと考える ・ 正 確 な 数 字 は 把 握 し て い な い が 、上 記 相 談 所 で 相 談 を 受 け た 方 に よ る 問 合せが近年、増えている ※ 情報交換・連携の内容のうち、どのような内容が利用件数の増加につなが ったと考えていますか? ・相談所相談員による当機関の積極的な連携と紹介 ・紛争事案について相談者の意思を確認したうえでのあっせん制度の紹介 ・ど ん な 相 談 で も 、ま ず は 紹 介 し て い た だ け れ ば 説 明 は す べ て こ ち ら で し ま す と お願いした ・事例の紹介と分析 ・常に各機関とコミュニケーションをとるよう心がけていること ・ 当 機 関 が 法 律 ( 金 融 ADR) に も と づ く 指 定 紛 争 解 決 機 関 に な っ た こ と か ら 、 利 用 者 に と っ て よ り 中 立 公 正 性 な 信 頼 の お け る ADR機 関 と の 評 価 を 受 け た こ と が 増加につながったと考える ・毎年取組を実施しているので、増加量についての比較はできないが、例えば、 新設消費生活センター等の訪問の後にはそれまでは無かった当該センターか らの紹介、問合わせが発生する等の効果は明確である ・当 セ ン タ ー の 参 加 団 体 で あ る 弁 護 士 会 、司 法 書 士 会 が 実 施 し て い る 法 律 相 談 は も と よ り 、住 宅 ・ 建 築 ・ 土 地 境 界 ・ 消 費 者 相 談 な ど 紛 争 性 の 高 い 相 談 を 受 け た そ れ ぞ れ の 団 体 よ り 、当 セ ン タ ー へ の 申 立 て が 教 示 さ れ 、件 数 増 加 に つ な が っ たと考える ・ 筆 界 特 定 制 度 と 調 査 士 会 ADRと の 連 携 に 関 す る 連 絡 会 の 設 置 に 伴 い 、 地 方 法 務 局 で 行 わ れ る 筆 界 特 定 制 度 説 明 時 に 、当 セ ン タ ー か ら も 委 員 を 派 遣 し 、セ ン タ ーの説明を行う ・利用料金の安いこと、弁護士との共同調停であること -7- (「特に増加していない」と答えた方へ) ※ その原因はどのようなものだと思われますか?(複数回答可) ① 相 談 ・ 情 報 提 供 機 関 と 情 報 交 換 し た も の の 、具 体 的 な 施 策 に つ な が ら な か っ た ため ②具体的な施策を講じたが、あまり効果がなかったため ③その他 選択肢 ① ② ③ 有効回答数 回答数 14 3 5 20 ②効 果 が な か っ た 理 由 ・ ADR の 社 会 に お け る 認 知 度 の 低 さ ・ 法テラスから紹介されて相談に来たケースが少ないため。 ③そ の 他 ・ 各機関の取り扱っている紛争の範囲が競合しているため ・ 情報交換についてはセンター開設以来定期的に行っているので一定の 問い合わせは最初からある。そのため増加としては確認できない ・ 製品分野別に対応しているため ・ 連携を始めたばかり(2 件) (b) 利 用 者 数 の 増 加 に 向 け た 貴 機 関 の 取 組 に つ い て 、効 果 が ど の 程 度 あ が っ て い る と考えていますか? ・各 地 で 研 修 会 や 説 明 会 を 行 い 、広 報 活 動 を 行 っ た こ と に よ っ て 、2011年 度 か ら 2012年 度 は 20件 以 上 も 取 扱 件 数 が 増 加 し た ・地 下 鉄 車 内 及 駅 で の ポ ス タ ー 等 の 広 報 及 び 会 員 へ の 周 知 徹 底 、ま た 申 立 費 用 の 無 料 化 に よ り 23年 度 ま で は 3件 の 申 立 で あ っ た が 、 24年 度 は 申 立 件 数 が 10件 と なった ・ あ っ せ ん 申 立 件 数 に つ い て は 、 ま だ ま だ 全 体 的 な 数 が 少 な い も の の 、 平 成 23 年 度 が 5件 、 平 成 24年 度 が 10件 で あ る こ と か ら 件 数 は 倍 増 し て い る ・ 年 に 2回 リ ー フ レ ッ ト を 行 政 機 関 等 に 配 付 し て お り 、 配 布 後 は 問 い 合 わ せ が 増 加する ・行 政 等 の 相 談 窓 口 に 対 し 、当 ADRセ ン タ ー の 周 知 を 働 き か け 出 来 た 結 果 、当 ADR セ ン タ ー の 業 務 内 容 の 範 囲 に 係 る ト ラ ブ ル に つ い て は 、当 セ ン タ ー に 申 立 人 を 送られるようになった ・平 成 22年 10月 に 指 定 紛 争 解 決 機 関 に な り 、当 機 関 の 周 知 を 求 め ら れ 、取 組 み を 積 極 的 に 実 施 し た 結 果 、 そ の 前 後 で 比 較 す る と 申 立 件 数 は 、 約 5割 増 加 し て い ることから、ある程度の効果はあがっていると考えている ・毎 年 度 、当 機 関 の 認 知 媒 体 の 調 査 を 行 っ て お り 、当 機 関 の 実 施 す る 広 報 活 動 に 一定の効果があがっていることを確認している ・パ ン フ レ ッ ト や ウ ェ ブ を み て 問 い 合 わ せ を し た と い う 電 話 や 窓 口 で の 会 話 が あ るので、一定程度効果はあがっていると考えられる ・一定の効果は上がっている -8- ・各 種 相 談 窓 口 等 に 備 置 さ れ て い る 国 土 交 通 省( 補 助 事 業 者 )お よ び 当 会 作 成 の ADRリ ー フ レ ッ ト 閲 覧 に よ る 問 い 合 わ せ が 数 件 入 っ た ・僅に増加。継続した取り組みが必要 ・少しずつ浸透しつつあるが、もっと一点集中で取組むことが必要 ・ 県 内 120ヶ 所 へ の チ ラ シ 配 置 に よ り 、 認 知 度 が あ が っ て い る と 思 う ・法 務 大 臣 認 証 か ら 3年 を 経 過 し た 社 労 士 会 ADRが 多 く な っ て い る の で 国 民 に 少 し づつ周知されてきている ・ 相 談 等 の 受 付 と 回 答 が 30% 増 加 ・ 苦 情 は 増 加 し た が 、 ADRの 利 用 は 変 化 し て い な い ・紛 争 の 前 段 階 で あ る 相 談・苦 情 な ど の 件 数 は 着 実 に 増 加 し て お り 、一 定 程 度 の 効果はあがっていると考えている ・仲 裁 手 続 等 の 内 容 が 分 か ら な か っ た 人 が HPを 見 て 、利 用 し て み る 気 に な る こ と はそれなりにあるのではないかと思う ・も し 、こ の よ う な 活 動 を 実 施 し な か っ た 場 合 、消 費 生 活 セ ン タ ー の 紹 介 を 受 け た 消 費 者 か ら の 相 談 数 は か な り 減 少 す る と 思 わ れ る が 、数 値 的 に は 表 現 で き な い ・目 に 見 え る 程 の 効 果 は あ が っ て い な い か も し れ な い が 、継 続 し て い く こ と が 重 要と考えている ・こ れ ま で 、機 関 の 整 備 、充 実 に 活 動 の 重 点 を お い て お り 、こ れ か ら が 本 格 的 な 効果が表れると考えている ・ あ ま り 効 果 は あ が っ て い な い ( 同 旨 3件 ) ・ あ が っ て な い ( 同 旨 2件 ) ・現在検討中 ・効果検証ができている段階になく、コメントできない ・検証していない (ウ ) 利 用 件 数 増 加 の た め の 具 体 的 な 取 組 を 実 施 す る た め に 障 害 に な っ て い る 事 項 は 何ですか?(複数回答可) ①良い案が思いつかない ②取組実施のための費用を負担することが困難 ③事務局の人員体制を考えるとそこまで取り組む余裕がない ④利用件数を増加させる必要性を感じていない ⑤その他 選択肢 ① ② ③ ④ ⑤ 有効回答数 回答数 3 2 2 1 0 5 -9- (エ ) 今 後 の 利 用 者 数 増 加 に 向 け た 取 組 と し て は 、 関 係 者 に よ る 申 立 事 件 と 一 般 利 用 者による申立事件のどちらに重点を置いた取組が重要だと考えていますか? ①関係者による申立事件 ②どちらかといえば関係者による申立事件 ③どちらも ④どちらかといえば一般利用者による申立事件 ⑤一般利用者による申立事件 選択肢 関係者 どちらかといえば関係者 どちらも どちらかといえば一般利用者 一般利用者 有効回答数 回答数 10 8 12 2 10 42 ※その理由 関係者 ・実際、申込案件のすべてが会員から紹介 ・一般に知られていない ・会員とその契約関係者との紛争解決のみを取り扱う ・関 係 者 に よ る 申 立 事 件 は 、紛 争 の 内 容 が 事 前 相 談 に よ っ て 整 理 さ れ て お り 、も っとも効果的解決ができる ・関 係 者 の 積 極 的 な 関 与 が な け れ ば 利 用 者 数 増 加 に は つ な が ら な い と 考 え ら れ る ため ・一 般 利 用 者 か ら 直 接 の 問 い 合 わ せ の 場 合 、当 セ ン タ ー の 扱 え る 紛 争 の 範 囲 外( 司 法 書 士 代 理 権 の 範 囲 外 )で あ る 場 合 が 多 い た め 、会 員 か ら の 申 立 の 増 加 を は かる取り組みが重要だと考えている ・ 世 間 一 般 に は 、 ADRの 認 識 ・ 知 識 に 不 足 が あ り 、 関 係 者 に よ る 後 ろ 盾 が 必 要 で あると思う ・当機関は、苦情手続前置(関係者の関与)の手続のため ・ ADRに 適 し た 事 案 に つ い て 利 用 増 を 図 る の が 合 理 的 ・一般利用者に重点を置いた時の活動費に限りがあるから どちらかといえば関係者 ・ 土 地 家 屋 調 査 士 法 に 基 づ く ADR代 理 人 と し て の 認 定 を 受 け た 者 と し て 、 そ の 特 別資格を活かせることが第一次用件要件と考えられるから ・利 用 者 数 増 加 と い う こ と で あ れ ば 、関 係 者 に よ る 申 立 件 数 を 増 や す こ と が 有 効 であると思われる ・民 事 調 停 を 利 用 す る ケ ー ス が 多 い た め 、関 係 者 が 積 極 的 に セ ン タ ー を 活 用 で き るように環境を整備したい ・併 せ て 、関 係 者 に も 、一 般 利 用 者 に セ ン タ ー を 積 極 的 に 紹 介 し て も ら い 利 用 率 の向上に努めたい ・ 関 係 者 が 仲 介 す る こ と に よ り 申 立 案 件 の 整 理 等 が で き 、 ADRが ス ム ー ズ に 運 ぶ ことが考えられる ・社会保険労務士として常に労働問題にかかわっているため ・関係者の利用が広がらない限り、一般利用者の利用も広がるとは思えない ・ 現 在 で も 金 融 ADR事 件 を 除 け ば 会 員 申 立 事 件 の 方 が 多 い も の の 、 ま だ ま だ 会 員 申 立 件 数 を 増 加 さ せ る こ と は 可 能 で あ る と 考 え ら れ る た め 、短 期 的 に は 会 員 向 けの取組を行った方が申立件数を増加させることにつながると思われる - 10 - どちらも ・個別労働紛争は全企業の事業主、全労働者共通の問題である ・労 働 者 の 利 用 が 圧 倒 的 に 多 い が 、社 会 保 険 労 務 士 勤 務 等( 企 業 内 )会 員 及 び 使 用者による利用も重要と考える ・ 件 数 の 増 加 に 向 け た 取 り 組 み は 継 続 的 に 実 施 す べ き で あ る が 、 ADRの 性 格 か ら どちらかに重点を置くという取り組みは、なじまないものと考える ・会員からの紹介の方が成約しやすいと考えるが一般市民への認知も大切 ・ 地 域 性 が 強 い 紛 争 を 扱 っ て い る の で 、 あ ら ゆ る PRが 効 果 的 で あ る ・ 内 外 と も に ADRに つ い て 認 知 さ せ て い く こ と が 重 要 ・当 セ ン タ ー は 裁 判 外 紛 争 解 決 手 続 の 利 用 の 促 進 に 関 す る 法 律 に 基 づ く 裁 判 外 紛 争 解 決 機 関 と し て 、専 門 性 を 持 っ た 士 業 団 体 を 中 心 に 、 各 自 治 体 、経 済 団 体 等 の 各 種 団 体 が 参 画 し 、運 営 及 び 手 続 を 協 働 し て 行 い 、市 民 に と っ て 裁 判 と 並 ぶ 魅 力 的 で 利 用 し や す い 裁 判 外 紛 争 解 決 手 続 を 提 供 し 、も っ て 市 民 の 権 利 利 益 の 適 切 な 実 現 に 資 す る こ と を 目 的 と し て い る た め 、一 般 の 利 用 者 の 申 立 て は も ち ろ ん の こ と 、一 般 市 民 が 関 係 者 を 通 じ て 、当 セ ン タ ー に 申 立 て を 行 う こ と も あ るので、どちらにも重点を置く必要がある ・不 特 定 多 数 の 市 民 宛 に 働 き か け る よ り も 、会 員 等 の 関 係 者 に 対 し て 働 き か け ADR の 有 用 性 が 認 識 さ れ れ ば 利 用 に 結 び つ く と 考 え る が 、一 方 、一 般 市 民 に 対 し て ADRを 紛 争 解 決 手 段 と し て 周 知 し て 貰 う こ と も 重 要 で あ る どちらかといえば一般利用者 ・自主交渉援助型の調停なので、関係者による事件はなじまない ・ 今 後 、特 定 の 業 界 に 属 す る 事 業 者 か ら の 紛 争 申 出 が 増 え て く る と 想 定 さ れ る が、当該事業者の多くは当会の非会員であるため 一般利用者 ・一般の人に広く利用してもらうことが普及につながると思うため ・国 セ ン の 調 査 に よ る と 潜 在 的 な 紛 争 は 顕 在 化 さ れ た 紛 争 の 数 十 倍 と の こ と な の で 、公 益 財 団 で あ る 当 相 談 セ ン タ ー と し て は 公 共 の 福 祉 に 寄 与 す る 点 か ら こ の ような潜在的な紛争を解決することが使命であると考えるから ・ 消 費 者 の た め の 、 消 費 者 団 体 に よ る 、 ADR機 関 で あ る こ と か ら 、 一 般 消 費 者 か らの申立が主となるのは必然と思う ・申 立 は 、一 般 利 用 者( 消 費 者 )を 対 象 と し て お り 、関 係 者 に よ る 申 立 は 基 本 的 に 予 定 し て い な い ( 同 旨 4件 ) ・関係者には限りがある (オ )A D R 機 関 が よ り 利 用 さ れ る よ う に な る た め に は 、 何 が 必 要 だ と 思 い ま す か ? ・ ADRと い う 制 度 の 周 知 ・ 広 報 活 動 ( 同 旨 20件 ) ・ 政 府 、 自 治 体 と し て の 広 報 活 動 ( 同 旨 4件 ) ・ JARDAに よ る 広 報 活 動 ・ 調 停 の メ リ ッ ト の 周 知 ( 同 旨 4件 ) ・「解決サポート」の認知向上 ・ 公 的 機 関 が ADRを 認 知 す る こ と ・公共機関(市役所等)で定期的相談日を設けて市民にアピールする ・ 裁 判 所 ・ 官 庁 ・ 他 の ADR機 関 等 と の 協 力 連 携 ・法テラス等の組織を利用して、事件を紹介してもらう ・調停管理者、調停人のレベルアップ ・ 弁 護 士 会 ADRは 特 に 民 事 調 停 と の 比 較 が 問 題 に な る と 考 え る 。 裁 判 所 の 手 続 き に よ り も 使 い 勝 手 が よ く 、魅 力 が あ る と 思 っ て 貰 う こ と 、そ の た め の 広 報 と 制 度 設 計 の 工 夫 が 必 要 で あ る と 考 え る 。 つ ま り 、 ADRの 調 書 長 所 の 手 続 き が 簡 便 、 柔 軟 、 迅 速 - 11 - で あ る こ と 、を 一 般 の 利 用 者 (市 民 )や 申 立 代 理 人 (弁 護 士 )に 周 知 す る こ と 、申 立 や 受 付 を よ り 簡 単 な も の に す る こ と (仙 台 の 震 災 ADRの FAXで の 申 込 み や 受 付 支 援 、名 古 屋 で の 受 付 支 援 で の 取 り 組 み が 参 考 な る )専 門 ADR (現 在 、 医 療 、 金 融 が あ る )を 新 設 拡 充 す る こ と 、 等 が 考 え ら れ る 。 ま た 、 他 の 相 談 機 関 と も 連 携 し て 、 ADRを 解 決手段として活用してもらうことも重要だと考える ・ ADRの 信 頼 性 の 確 立 ( 同 旨 2件 ) ・ さ ま ざ ま な ADR機 関 が 日 本 全 国 津 々 浦 々 に 設 立 さ れ る こ と ・ ADR法 第 5条 に 基 づ く 法 務 大 臣 の 認 証 を 受 け て お る が 時 効 中 断 効 力 等 法 的 効 果 が 付 与 さ れ て い る が 、裁 判 所 の 民 事 調 停 の 和 解 と 同 等 の 法 的 効 力 を 付 与 さ れ る 必 要 が あ る ・市 民 へ の 広 報 活 動 が 一 番 必 要 だ が 、別 の 観 点 か ら は 、手 続 に 明 確 な あ る 程 度 の 執 行 力を持たせることも必要であると考える ・一般相談の処理の内容を高く評価して欲しい ・ ADR機 関 の 財 政 基 盤 強 化 ・法教育 ・ 申 立 ・ 手 続 に 関 す る 費 用 負 担 の 軽 減 ( 同 旨 2件 ) ・身 近 な 方( 会 員 等 )か ら 利 用 さ れ る よ う な 存 在 に な ら な け れ ば 他 者 か ら の 利 用 も な い ・弁護士が活用すること ・設置運営者としての意識の向上 ・中立性、公正性の確保 ・利便性・納得感のある手続き ・経験を積み重ねていくこと ・扱 う 紛 争 の 中 で 特 に ニ ー ズ が あ る と 思 わ れ る 分 野 で 専 門 性 を 高 め 、研 修 、広 報 を 行 うこと ・解決事例の実績づくり ・会員への広報 ・契約書や約款に仲裁・調停条項を盛り込むことを促進する (カ )そ の 他 に 、 貴 機 関 が 利 用 者 数 の 増 加 に 向 け て 取 り 組 ま れ て い る こ と や 、 取 組 を 検討されていることなどがあれば、ご記載ください。 ・リーフレット・手続実施者名簿改訂の検討 ・各種団体・自治体への出前説明会の検討 ・ 広 報 用 DVDの 活 用 ・ 利 便 性 向 上 の た め の 利 用 者 ア ン ケ ー ト の 実 施 ( 同 旨 2件 ) ・当機関の相談員に対する人材育成の強化に努めている ・ ADRの PRに 努 め て い る 。 ま ず は 知 っ て も ら う こ と か ら ・ ADR利 用 の 際 の 相 手 方 応 諾 手 数 料 の 廃 止 ・ 現 在 2年 間 限 定 で は あ る が 、 申 立 費 用 を 無 料 と し て い る ・ 説 明 会 ・ 講 演 活 動 等 の 実 施 ( 同 旨 3件 ) ・ホ ー ム ペ ー ジ の ス マ ー ト フ ォ ン 対 応 を 計 画 し て い る 。こ れ に よ り ホ ー ム ペ ー ジ 経 由 の利用者増加をはかりたい ・ホームページの充実、関係機関との連携、研修の充実と強化 ・マスコミ等を活用 ・ ポ ス タ ー ・ リ ー フ レ ッ ト 等 の 配 布 な ど の 周 知 活 動 ( 同 旨 2件 ) ・ホームページ・リーフレットの配布 ・地元のお祭りにおいて広報用うちわを配布 ・地下鉄車内広告、市営バス車内広告、テレビコマーシャルの放映 ・専門誌に定期的に解決事例の記事を掲載 - 12 - ・ 会 員 へ の 取 組 ・ 広 報 強 化 ( 同 旨 3件 ) ・ 関 係 行 政 や 関 係 団 体 に 対 す る 広 報 活 動 ( 同 旨 4件 ) ・ 調 査 士 会 で 月 1回 の 無 料 相 談 を 行 っ て い る ・相談会の開催 ・境 界 デ リ ケ ー ト ゾ ー ン で あ る 隣 地 と の 界 に 境 界 標 等 を 設 置 す る 際 の 、隣 人 と の 話 し 合いによる和解調書の作成と認証 ・個 別 労 使 紛 争 の 解 決 の た め の 専 用 相 談 ダ イ ヤ ル を 設 置 し て 全 国 か ら の 相 談 を 受 け て いる ・報 告 書 を 消 費 者 セ ン タ ー 等 に 送 付 し 、週 末 に 相 談 が あ る 場 合 に 当 セ ン タ ー の 留 守 番 電話に吹き込むよう依頼している ・裁 定 を 東 京 千 代 田 区 の 事 務 所 で 行 う こ と に な っ て い る た め 、使 い 勝 手 が 悪 い と 思 わ れる。電子メールなどの手段を用いて、裁定ができないかを探っているところ ・面談手続の実施時間を延長した(夜間の実施) ・広 報 と し て 、リ ー フ レ ッ ト 、パ ン フ レ ッ ト の 作 成 、会 館 や 法 律 相 談 セ ン タ ー に 備 え 置 い た り 、適 宜 、会 員 向 け に 全 会 員 発 送 や 、外 部 に 発 送 等 を 行 っ て い る ほ か 、弁 護 士 会 の PRに 紛 争 解 決 セ ン タ ー の ペ ー ジ を 設 け て い る ・弁 護 士 会 法 律 相 談 セ ン タ ー の 相 談 担 当 者 研 修 で 紛 争 解 決 セ ン タ ー で の あ っ せ ん 仲 裁 手続きについて説明を行っている ・ 今 後 の 取 り 組 み と し て 、 ADR手 続 き 紹 介 の 動 画 を 作 成 し て 弁 護 士 会 HPに 掲 載 す る 、 申 立 時 の 受 付 支 援 制 度 を 創 設 す る 。 専 門 ADRを 新 設 、 拡 充 す る 、 他 の 相 談 機 関 と の 連携を図る、などを検討している 6. 日 本 A D R 協 会 に 対 す る 要 望 事 項 や 期 待 さ れ て い る 事 項 、改 善 す べ き 事 項 な ど が あ れば、ご記載ください。 ・ 2012年 4月 1日 付 の 提 言 「 ADR法 の 改 正 に 向 け て 」 の 早 期 実 現 の た め の 行 動 強 化 を 期 待 す る 。特 に 弁 護 士 法 第 72条 の 規 律 の 緩 和 及 び 和 解 合 意 に 対 す る 執 行 力 の 付 与( 同 旨 2件 ) ・ ADR機 関 の 連 携 ・ 交 流 の 促 進 の た め の 会 合 開 催 ( 同 旨 3件 ) ・ ADR制 度 の 周 知 ・ 広 報 ( 同 旨 8件 ) ( TVや 漫 画 、 教 育 機 関 向 け な ど ) ・裁判所(調停)との連携(情報交換を求める等) ・各機関との情報共有及び提供 ・行政機関等による財政面での補助(支援)体制 ・ 国 か ら ADR機 関 へ の 支 援 が よ り 改 善 さ れ る よ う 支 援 の 強 化 ・ 特 に な し ( 3件 ) 7. そ の 他 、 自 由 に ご 意 見 を お 書 き く だ さ い 。 ・ADRの 着 実 な 定 着 の た め に は 何 を す べ き か 、我 々 ADR事 業 者 自 体 も 様 々 な 観 点 か ら 考え、協力していかねばならないと考える ・一つ一つの団体がもっと工夫をすべき ・ ADR認 証 機 関 に お い て は 、 手 続 関 係 者 が 定 期 的 に 研 修 を 受 講 す る こ と に な っ て い る が 、ADRに 関 す る 研 修 は あ ま り 民 間 で 開 催 さ れ て い な い よ う に 思 わ れ る 。ADR関 連 の 知 見 を 有 す る 貴 協 会 に お い て 、 ADR業 務 に 有 益 な 研 修 を 今 後 も 定 期 的 に 開 催 し て い ただけると有り難い ・手 続 実 施 者 等 の 研 修 も 当 会 独 自 で 工 夫 し て 行 っ て い る が 、定 期 的 に 参 加 で き る 研 修 を企画していただきたい ・ 日 常 的 解 決 手 段 で あ る ADRは 未 来 的 な も の で あ り 、 国 民 の 希 望 す る も の で あ る 。 さ らなる向上を望む ・ア ン ケ ー ト 集 計 よ り も 、各 機 関 に ヒ ア リ ン グ す る 等 、き め 細 か い 実 情 把 握 に 努 め る - 13 - べき ・ 当 方 の ADRは 相 談 前 置 で あ り 、 月 ・ 水 ・ 金 に 相 談 員 が 相 談 対 応 、 あ っ せ ん を 実 施 し 、あ っ せ ん 不 調 に 終 わ っ て 、双 方 が ADRを 希 望 し た 時 に 、ADR開 催 と な る 。し か し 実 際 は ADRを 示 唆 す る と ADRを 開 催 す る 前 に 和 解 に 至 る こ と が 多 い ・ 特 に な し ( 4件 ) ADR機関向け【調査票Ⅰ】以上 - 14 -
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