自分らしく、そして日本らしく暮らしていくための眼力(めぢから)を養う 第3回 国文研オープンセミナーご案内 ‒希望をひらく経済のもう一つの見方‒ [講演者] 矢野 修一氏 (高崎経済大学経済学部 教授) 12月7日(火) [日時]平成22年 15:00∼17:00(受付開始時間14:40) [場所]日本橋浜町Fタワー13階 『㈱建設技術研究所 会議室A』 東京都中央区日本橋浜町3-21-1(裏面の案内図を参照してください) 参加費無料 定 員:100名(定員になり次第、受付を締め切ります) 申込方法:裏面のとおりeメール 又はFAXにてお申し込みください 申込締切:平成22年12月3日(金) 17:00必着 ●講演概要 日本の経済は長く暗い道を歩み続けています。個人に目をやれば賃金が低下し、雇用は先細り。国や自治体を見れ ば景気浮揚と財政再建の問題が…。漠たる不安感・閉塞感漂う日本が元気になるには我々はどうすればいいでしょう? このセミナーでは、政治経済学者 A.O. ハーシュマン研究で知られる高崎経済大学の矢野修一教授を講師としてお招 きし、現代社会における政治経済問題の見方や、それらの解決策としての様々な視点をご紹介いただきながら、これ からの日本社会のあり方を改めて考えます。 【主な内容】 「市場原理主義の行き着く先:ゲーティッド・コミュニティ」 「 “ 公共性 ”復権の手掛かりとなりうる問い」「政 治経済学の歴史の中で何故「金もうけ」が重視されたか」「 “ 競争 ”はどのように衰退プロセスを反転させ、回 復への力を生み出すのか」 「スラック経済観の現実性」「連帯経済の胎動」 講演者紹介 【講演者からのメッセージ】 混迷深まる社会で、日本でも、世界でも、ただただ不安におののくばかりではなく、何とかしようと、いろいろな人たちと協 力しながら動き始めている人たちがいます。しかし、そうした人たちの取り組みの意味や意義は、主流の経済学では必ずしも明 らかになりません。場合によっては、非現実的であるとか、非合理的であると言われてしまいます。でもそれは、 「メガネ」の 具合が悪く、現実が見えていないだけかもしれません。必ずしも見えていない現実を見えるようにし、生まれたばかりの動きを 育むには、経済・社会に対するどのような見方、考え方が必要でしょうか。経済学の長い歴史の中にはいろいろな財産があります。 より良き社会に向けた「プロジェクト・スモール・エックス」を正しく評価するための様々な視点や、 「可能性の政治経済学」 の考え方を皆さんに紹介したいと思います。 【略歴】 1991 年 3 月 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程 単位取得退学 1991 年 4 月 高崎経済大学経済学部専任講師 2002 年 4 月 高崎経済大学経済学部教授(∼現在に至る) 2008 年 4 月 高崎経済大学経済学部長(∼2010 年 3 月) 【主な著書・訳書】 『可能性の政治経済学』法政大学出版局 2004 年 『現代経済学』岩波書店(共著)2008 年 A.O. ハーシュマン著『離脱・発言・忠誠』ミネルヴァ書房 2005 年 A.O. ハーシュマン著『連帯経済の可能性』法政大学出版局(共訳) 2008 年 他 株式会社建設技術研究所(CTI)および国土文化研究所とは? 我社は、60 年以上の歴史を有する総合建設コンサルタントとして、社会資本整備の多様な分野で、調査、計画、設計、事業執 行マネジメントなどの幅広い業務を展開してきました。国土文化研究所は " 心の豊かさを醸成できる空間を創出する " ために、 これまでの CTI の知織、技術を結集して「CTI のシンクタンク」になると同時に、その成果を公共機関や市民に提案していくこ とを使命として 2002 年に設立された研究開発組織です。 国文研オープンセミナーとは? 頼るべき価値観の揺らぐ現代社会で、自分らしく、そして日本らしく暮らしていくには、巷に溢れる情報の中から真に役立つ 情報、あるいはそういった情報を見極めるための「眼力(めぢから) 」が必要になります。国文研セミナーは、このような“ 暮 らしに役立つ眼力 ”を養うための機会を積極的に御提供します。第 1 回の「犯罪発生確率の高い場所の特性」 、第 2 回の 「 “○○危機 ”は私たちが創り出す !?−数字で読み解く真実。食料危機説を例として」に続き、今回は経済社会における「危機」 と解決に向けた視点を読み解く ”眼力 ”について考えたいと思います。 ≪第3回 国文研オープンセミナー 参加申込(無料)≫ ふりがな 氏 名 所 属 (お勤め先) 【 自宅 ・ 所属先 】 ※左記のいずれかに○をご記入ください。 住所 〒 − 連 絡 先 TEL FAX E-mail 今後のセミナー案内送付のご希望 【 希望する ・ 希望しない 】 eメール または FAX にてお申し込みください。 申込先 12月3日(金)17:00必着 株式会社建設技術研究所 国土文化研究所企画室 セミナー事務局宛 E-mail:[email protected] FAX 番号: 03-5695-1968 セミナーに関するお問合せ先 〒103-8430 東京都中央区日本橋人形町 2-15-1 フジタ人形町ビル 6 階 甘酒横丁 株式会社 建設技術研究所 国土文化研究所企画室 セミナー事務局 TEL : 03-5695-1967(ダイヤルイン) FAX : 03-5695-1968 E-mail:[email protected] 水天宮 金子(学) ・森山・黄 日本橋浜町 F タワー ●会場はこのビルの 13 階になります。
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