"I'll Be Home For Christmas" 毎年この時期になるとジングルベル、ホワイトクリスマスが街に流れ、クリスマス気分と年の瀬を感じさせてくれます。 そしてクリスマスの歌には本当に素晴らしい曲が多くあり、 宗教には関係なく、聞くのも歌うのも大変楽しいものです。 今日はその中の一つ、小生の大好きな曲 「I'll be home for Christmas」を紹介させてください。 太平洋戦争の最中 1943 年に Bing Crosby の歌で大ヒットとなり、 以来数多くの歌手によって今も歌い継がれてき 名曲中の名曲 ですから、皆さんも一度や二度は耳にされているはずです。 Youtube にも数多く載せられていますのでぜひ一度お聞きになってください。 Vanessa Williams -- "I'll Be Home For Christmas" (1996) http://www.youtube.com/watch?v=UHM-YezEwjA&feature=fvsr Bing Crosby - I'll be Home for Christmas (1943) http://www.youtube.com/watch?v=lIq-jqm4Vdg -- 歌詞 -- I'll be home for Christmas Please have snow and mistletoe Christmas Eve will find me I'll be home for Christmas You can count on me And presents on the tree Where the love light gleams If only in my dreams 離れて暮らす家族や恋人を想い「何としてもクリスマスには帰るから待っていて欲しい」 と切なる想いを歌ったものです。 素晴らしい曲であると同時に、この曲が大ヒット した背景には第二次大戦、朝鮮動乱、ベトナム・・・・・・・イラク、アフガンと続く 米国軍人たちとその家族の切なる想いがあります。 Josh Groban GMA I'll be home for Christmas 2007 http://www.youtube.com/watch?v=HxIdPC1SZUU 短い歌詞ですが、英会話にも有効な表現が幾つかあります。 You can count on me 「俺も数の内に入れておいてよ」=「君の傍へ行くから」 英語の定例句で、招待やお誘いを受けた時に 「You can count on me = 参加する」と使います。 Christmas Eve will find me 同じような意味ですが「クリスマスイブには逢えるよ」です。 と来れば、単なるクリスマスのラブソングと思いがちですが 実は最後に戦時の残酷な背景が歌われているのです。 If only in my dreams 「実際は帰れるかどうか解らない、せめて夢の中だけでも」 こう云う歌詞の意味と背景に想いを馳せながらこの歌を聴くと・・・・・ どうですか、泣かせるでしょう。 Merry Christmas and a Happy New Year
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