フェアちらしはこちら - ルクセンブルク貿易投資事務所

オーバーバイスの
プラリネチョコレート
“ルクセンブルガー”
ソーセージ
書籍
「小さな大国ルクセンブルク
美しき偉大な小国」
ルクセンブルク大公御用達の名門パ
ルクセンブルクのお祭りや気楽な祝
ティスリー“オーバーバイス”。今年
い事に欠かせないのが“ルクセンブ
ルクセンブルクに興味が出てきた方
10月20日のギョーム皇太子の結婚
ルガー”ソーセージ。クミンやコショ
には、この本を。日本人の視点でル
式ではウェディングケーキを担当し
ウなどをきかせたスパイシーでジュ
クセンブルクを語った貴重な一冊で
ました。隣国フランス・ベルギー・
ドイ
ーシーな味わい。世田谷区の富永精
す。面積は神奈川県程度、人口は約
ツと同様の伝統ある高い製菓技術と、
肉店は東京のルクセンブルク大使館
50万人。日本の中堅都市クラス程度
洗練されたデザインの絶妙な組み合
からレシピの提供を受け、大使館パ
の小さな国でありながら、EU原加盟
わせが魅力。日本のパティシエも修
ーティー用にこのソーセージを作っ
国六カ国の一つとしてヨーロッパで
行経験者多数。日本にもファンが多
ています。パーティーで大人気のこ
は強い存在感を示すルクセンブルク。
いものの店舗がなく、今回は銀座三
のソーセージはグリルして、パンに
一人あたりのGDP(国内総生産)が
越ルクセンブルクフェアのみの限定
はさんで食べても、そのままでも。マ
世界一という豊かさの秘密、自国語、
販売です。オーバーバイスのチョコ
イルドなマスタードをつけてどうぞ。
ドイツ語、フランス語を自在にあやつ
レートがもたらす至福のひと時を。
LUXEMBOURG
FAIR
銀座三越シェフズステージ
2012 12.5 [wed] −18
18 [tue]
る語学力や、有能な指導者を多く輩
出してきたお国柄など、知れば知る
Germany
ほど興味深い国・ルクセンブルクを、
ルクセンブルクの名物料理「パテ・
オ・リースリング」を話題のフレンチ
レストランが再現しました。本格的な
フランス料理を気軽に味わえる、な
かなか予約の取れない池尻の人気レ
ストランOGINO。荻野伸也シェフが
確かな技術で、パテをパイ皮に包み、
さらに肉とパイ皮の隙間にリースリ
ングワイン風味のジュレを流し込む
という手の込んだ一品を作り出しま
した。スライスタイプですので、ご自
宅でサラダやコルニションなどと合
わせワインと一緒にお楽しみくださ
い。リースリングはもちろん、赤ワイ
ルクセンブルクワイン
“セプドールのリヴァネール”
白ワインの伝統産地であるルクセン
ブルク。ワイン生産の歴史はローマ
時代まで遡ります。ヴェスク家がオー
ナーのセプドールは、ぶどうの栽培
からワインの醸造まで一貫して手掛
けるドメーヌ。彼らの先祖がフランス
のロレーヌからこのモーゼル渓谷の
地に移り住んで以来、250年以上も
の間ぶどう栽培を続けています。今
回販売する「リヴァネール」はリース
リングとシャスラの交配品種で、フレ
ッシュな果実味が特徴。よく冷やして
お楽しみください。
ンやスパークリングとも絶妙の相性
です。
家 庭 の 食 卓 に 欠 か せ ない
﹁リヴァネール﹂1800円
本フェアのために開発した荻野シェフの自
信作。
1枚(100g)945円(真空パック)
※写真はイメージです
Belguim
し あ わせな 食 卓の 物 語
レストラン・オギノの
「パテ・オ・リースリング」
大使館レシピによるルクセンブルガー(3
本)、粗挽きソーセージ(5本)各840円
※写真はイメージです
﹁小さな大国ルクセンブルク 美しき偉
大な小国﹂ 建部和仁著 2100円
元大使が語り尽くします。
選りすぐりの4種から素敵なボックスに詰
め合わせて。3ヶ1,050円、6ヶ2,100円∼
ルクセンブルクフェア
銀座三越ルクセンブルクフェア
◉地下3階「銀座マルシェ」内“シェフズ
ステージ”
◉2012年12月5日(水)∼18日(火)
10:00∼20:00(LO 19:15)
◉イートインコーナーでのルクセンブル
クメニュー、ワイン提供、ルクセンブル
ク製品、ゆかりの商品の販売
ぶーみんVinum
銀座三越ルクセンブルクフェアは、今話題の新
富町のワインバー「ぶーみんVinum(ヴィノ
ム)」とのコラボで実現しました。イートインコ
ーナーでは、ワインと楽しめる豚肉料理に定評
のある同店がルクセンブルクの名物料理であ
るパテ・オ・リースリング(個食タイプ)やルクセ
ンブルク風ソーセージのプレートセットを提供。
その他グラスワインやデザートも楽しめます。
東京都中央区新富1-3-15
京橋プリズムビル 1F
TEL 03-3553-0850
発行 ルクセンブルク貿易投資事務所
東京都千代田区四番町8-9
TEL 03-3265-9621
http://www.investinluxembourg.jp
France
現代のおとぎ話
「モダン・フェアリーテール(現代のおとぎ
話)」。ルクセンブルクの今の姿をこう表現す
る人がいます。フランス、
ドイツ、ベルギーに囲
まれた神奈川県ほどの国土に点在する古城、
豊かな緑、中世の面影を残す町並み、そして国
民に慕われるアンリ大公とそのご一家。そんな
優雅な印象のルクセンブルクは、実は国民一
たくさん並んでいます。中には仔牛と豚で作っ
お城とリキュール
たパテとリースリングワインのジュレが詰まっ
ルクセンブルクの古城とゆ
かりのあるリキュールはい
かがですか? ボーフォール
城 のカシ スリキュー ル の
「CASSERO」は中世の騎
士が描かれたボトルが素敵。
ルクセンブルクの名城「ヴ
ィアンデン城」の城下町は
クルミの産地。リキュール
はクルミ市の定番商品。
人当たりGDP
(国内総生産)世界一の豊かな
ていてサイズも店により様々。1920年代にル
クセンブルク市で町の名物になるような美味し
い物を作ろうという機運のもと、ある菓子職人
によって開発されたメニューだそうです。それ
以来どの店でもこの手の込んだパテを作り始
め、国民から愛される定番メニューになったと
か。ここにも、ルクセンブルクの人たちの美食
に対する並々ならぬ意欲と仲間意識が感じら
聖ニコラ用
お菓子の
盛り合わせかご
国でもあります。欧州政治経済の中心的役割
を担い、多数のEU機関や世界有数の金融セ
れますね。
お祭りに息づく歴史と伝統
ンターを有しています。度重なる戦火をくぐり
抜けてきた小国がなぜ? と思われるでしょう。
ルクセンブルクには670年以上続く由緒あ
その答えは自らの立場を理解する賢さと国民
るお祭り「シューバーファウアー(Schueber-
の間の連帯感にあるようです。ルクセンブルク
fouer)」があります。1340年に盲目王ジャン
カシスリキュール
という国の物語には、小さくてもキラキラと輝
によって始められたこのイベントは今ではヨー
く宝石を見つけたような、そんな喜びが隠れて
ロッパでも有数の規模の移動遊園地として知
いるのです。
られ、毎年夏の終わりに多くの人でにぎわいま
す。屋台で人気の食べ物の一つが“ルクセンブ
ルクセンブルクの食卓
ルガー”ソーセージ。その場でグリルしてパン
真面目でシャイな人が多いルクセンブルク
にはさんで手渡ししてくれます。ビールにもワ
人は、いったん仲良くなるとおせっかいなほど
インにもよく合います。
世話焼きです。独特の辛口ユーモアも親しい
子供たちは夏にはシューバーファウアーを、
間柄だからこそ許されるもの。固い絆の裏返し
冬には聖ニコラの到来を楽しみにしています。
なのです。そんな彼らの楽しみは美味しい食事
12月6日の朝になるとルクセンブルクの子供
を家族や友人同士で楽しむこと。ルクセンブル
たちは起きてすぐドアの外を確かめます。聖ニ
クの食事は「フランスの質、
ドイツの量」と言わ
コラが1年間良い子にしていた子供たちにお
れる通り、手の込んだ料理が山盛りに出てきま
菓子やプレゼントを置いていくといわれている
す。国民一人あたりのミシュラン星の数が世界
からです。聖ニコラ(ルクセンブルク語ではク
一というのもうなずける食いしん坊のルクセン
レーシェン)はサンタクロースの原型と言われ、
ブルク人。まずは自慢のスパークリングワイン、
ロバに乗り、ホゼカーと呼ばれる黒い顔の従
者を連れて登場します。聖ニコラは3,
4世紀頃
「クレマン・
ド・リュクサンブール」で乾杯してか
らゆっくりと食事を楽しみます。生産量の少な
いルクセンブルクワインは日本ではほとんど
パテ・オ・リースリング
ボックスメンチェン
シュトレンボール
の実在の人物でミラという町(現在のトルコ)
のキリスト教の司教でした。貧しい子供たちを
知られていませんが、実は国際ワインコンクー
救うことに生涯をかけたことから子供の聖人と
ルでメダルを多数獲得する実力派。最後のデ
して様々な伝説が生まれました。ルクセンブル
輝かせます。実はルクセンブルクはフランスや
ベルギーに負けないお菓子の美味しい国なの
です。
ルクセンブルクの名物料理はなんといって
も「パテ・オ・リースリング」。街でパン屋や総菜
屋のウィンドーを覗くと、出べそのような丸い
輪が上についている細長いパイ包みのパテが
ル
る〝
され
ジ
リル ーセー
でグ 〟
ソ
ー
ンド
スタ ブルガ
ン
クセ
ザートは食事のハイライトで立派な紳士も目を
聖ニコラについて
シューバーファウアー
中世から続くお祭りは、大規模な交易市場
としてスタート。伝統行事なだけに、大公
や市長ら要人が毎年会場を訪れます。
聖ニコラは学校やショッピン
グセンターなどに登場し、子
供たちにプレゼントやお菓子
を配ります。ボックスメンチェ
ンは甘いブリオッシュ生地の
人型パン。
ドレンチェリーのボ
タンがついたものやアイシン
グがかかったものもあります。
クのお菓子屋さんではこの時期に「ボックスメ
ンチェン」という人型のパンが売られ、聖ニコ
ラを象ったチョコレートやお菓子、クルミ、ミカ
ンなどが盛られたバスケットが店頭をにぎやか
に飾ります。広場にはクリスマスマーケットが
立ち、家族が集うクリスマスに向けてわくわく
する季節が始まるのです。