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責任者名：小林 洋一(昭和大学病院 循環器内科 教授)

科目名：血液・造血器
(Hematology)
責任者名：小林
洋一(昭和大学病院
循環器内科
教授)
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
森
啓(昭和大学病院 血液内科
鈴木
憲史(昭和大学病院
中牧
剛(昭和大学病院 血液内科
幸道
秀樹(昭和大学病院
血液内科
兼任講師)
齋藤
文護(昭和大学病院
血液内科
講師)
光谷
俊幸(昭和大学藤が丘病院
臨床病理診断科
原田
浩史(昭和大学藤が丘病院
血液内科
塩沢
英輔(医学部
病理学
教授)
血液内科 客員教授)
准教授)
教授)
講師)
講師)
◆一般目標（GIO）
血液・造血系の生理と病理の基本的事項を理解するとともに、主要疾患の症候、診断と治
療について臨床例に則して考察する基礎的能力を身につける。病理形態、病態の分子・遺
伝子レベルでの機構に目を向け、現代医学体系における血液疾患を適正に位置づける。
◆行動目標（SBOs）
1.血液・造血系の形態と機能および調節機構を説明できる。血球の形態観察を通じて血球の
分化成熟を理解し、病的血球の所見から主要な血液疾患を識別することができる。
2.貧血症を形態所見および病態発生に基づいて分類し、病理形態像と臨床像を対比すること
ができる。
3.ポルフィリン・ヘム・グロビンの生合成および鉄、ビタミン B12、葉酸など主要栄養素の
代謝とそれらの欠乏による病態を解説することができる。
4.赤血球寿命の短縮によってもたらされる病態を分類し、その診断を先天性と後天性に区分
して説明できる。
5.白血球とその異常について、形態と機能、産生調節を生体反応および生体防御の観点から
説明するとともに、その知識を病態発生機序の解釈に応用することができる。
6.急性白血病の発生病理を理解し、細胞形態や表面マーカーの特徴から FAB 分類に従い骨
髄性およびリンパ性に区分し、標準的治療法と成績の概要を述べることができる。
7.慢性白血病および慢性骨髄増殖性疾患の定型的病理像と臨床像を列挙することができる。
1
8.悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などのリンパ系および網内系に由来する増殖性疾患の臨床的
多様性を述べ、定型例の病理像、臨床像と診断、治療的アプローチの原則を解説すること
ができる。
9.単クローン性免疫グロブリン血症をきたす病態を分類し、診断のための検査法を選択し、
治療計画の概要を提示することができる。
10.止血機構の概要とそれに関与する諸因子について述べ、出血傾向の診断に必要な検査を
選択し、結果を解釈することができる。
11.血小板の減少症・増加症・機能異常症について症候と検査所見を説明し、適切な治療方
針を設定することができる。アレルギー性紫斑病、ITP、TTP、HUS の病態が説明できる。
12.血液凝固系と線溶系の異常による病態を先天性と後天性に分けて列挙し、代表的な疾患
への対処方法を解説することができる。
13.血液疾患全般において、病因としての染色体異常・遺伝子異常・分子異常および病理像
について幅広く考察し、各疾患を分子病態の観点から理解する姿勢を示すことができる。
14.輸血療法の基本理論を理解するとともに、血液製剤の適正使用の原則と重篤な副作用に
ついて説明することができる。
15.輸血後 GVHD の病態と放射線照射による予防および自己血輸血の目的と実施について
具体的に手順を述べることができる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
ど
森
啓
随時
[email protected]
中牧
剛
随時
[email protected]
原田
浩史
随時
[email protected]
齋藤
文護
随時
[email protected]
光谷
俊幸
随時、講義終了後
[email protected]
塩沢
英輔
随時
[email protected]
2
備考
◆授業概要
正常の血球産主機構を理解することによって、どの過程の異常で疾患が発症し、治療計画
を立てるかを講義する。その過程の理解度を深めるようパワーポイントを活用する。講義
のコマ毎にミニテストを行うことがある。また、特定のテーマについて簡単なレポート提
出を求めることがある。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
教科書
内科学
第7版
著者名
出版社名
発行年
杉本 恒明、小俣
朝倉書店
1999 年
文光堂
2006 年
政男（編）
血液病学第 3 版
指定図書
三輪 史郎、柴田
昭（編）
参考書
標準血液病学
池田 康夫、押味
医学書院
和夫（編）
◆準備学習(予習・復習)
配布資料、参考書を熟読し、復習すること
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「血液の生化学」「血液・造血の生理」
３年「腫瘍学」
※関連ユニットであり、その復習もかね講義していく
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.4.2
火
1
血液学総
造血系の生
論
理と病態、
貧血総論
赤血球の産
生・崩壊、
エリスロポ
エチン・ヘ
ム・ヘモグ
ロン代謝、
貧血の症
3
１．２
森
啓
状、分類
２
25.4.2
火
2
骨髄不全
再生不良性
による貧
貧血、不応
血、鉄
性貧血、鉄
３
森
啓
の代謝
３
25.4.4
木
1
骨髄不全
赤芽球癆、
による貧
二次性貧
血、鉄
血、鉄欠乏
３
森
啓
性貧血、鉄
芽球性貧
血、ポルフ
ィリア
４
25.4.4
木
2
ビタミン
ビタミンＢ
Ｂ12、葉
12 と 葉 酸
酸巨赤芽
の代謝
球 性 貧
悪性貧血、
血、溶血
葉酸欠乏性
性貧血総
貧血
論
溶血性貧血
４
森
啓
の病態と分
類
先天性溶血
性貧血
後天性溶血
性貧血
５
25.4.5
金
1
白血球の
白血球の種
形態と機
類と機能、
能、顆粒
顆粒球減少
球 減 少
症の原因と
症、白血
臨床
病総論
白血病の分
５
中
牧
剛
類（FAB 分
類）
６
25.4.5
金
2
白血病各
急性白血
論
病、骨髄異
形成症候群
4
６．１３
中
剛
牧
の病態と治
療、抗白血
病薬の使い
方および副
作用
７
８
25.4.8
25.4.8
月
月
1
2
慢性骨髄
慢性骨髄性
増殖性疾
白血病、
患
骨髄線維症
慢性骨髄
原発性血小
増殖性疾
板血症、真
患
性赤血球増
７．１３
中
牧
剛
７
中
牧
剛
加症の病態
と治療、成
人Ｔ細胞白
血病
９
25.4.9
火
1
止血機構
血小板の産
と出血血
生、構造、
栓症の診
機能、血管
断
内皮の機
１０
原
田
浩史
能、凝固・
線溶因子と
生理的イン
ヒビター、
出血・血栓
症の診断法
１０
25.4.9
火
2
血小板・
血小板減少
１１．１
原
血管系の
症と増加
２
浩史
異常
症、血小板
凝固・線
機能異常症
溶系の異
(先天性と
常
後 天 性 ）、
von
Willebrand
病、血管性
紫斑病、凝
固異常症、
5
田
抗リン脂質
抗体症候
群 、 TTP ･
HUS
１１
25.4.10
水
1
リ ン パ
リンパ球の
球、リン
発生、分化、
パ球の異
機能、リン
常
パ球増加
８
中
牧
剛
症、リンパ
球減少症
１２
25.4.10
水
2
悪性リン
ホジキン
パ腫
病、非ホジ
８．１３
中
牧
剛
キンリンパ
腫の分類、
B 細胞、 T
細胞リンパ
腫
１３
25.4.12
金
1
免疫グロ
多発性骨髄
ブリン異
腫、単クロ
常症
ーン性免疫
９
鈴
木
憲史
グロブリン
血症、マク
ログロブリ
ン血症
１４
25.4.12
金
2
輸血の適
輸血製剤の
１４．１
幸
正化、輸
種類と期
５
秀樹
血の副作
限、同種血
用とその
輸血の副作
対策
用、交差適
６－８
齋
道
合試験、各
副作用の原
因と対策
１５
25.4.15
月
1
造血幹細
適応疾患、
胞移植
移植法、各
種移植法の
成績、長所、
6
文護
藤
欠点
１６
１７
25.4.15
25.4.16
月
火
2
1
リンパ系
非腫瘍性疾
疾患の病
患と悪性リ
理
ンパ腫
骨髄系疾
非腫瘍性疾
患の病理
患
①
7
８．９
塩
沢
英輔
６．７
光
俊幸
谷
科目名：終末医療
(Terminal medical care)
責任者名：樋口
比登実（内科学
緩和医療科学部門）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
樋口
比登実(昭和大学病院
緩和医療科
教授（員外）)
◆一般目標（GIO）
緩和ケアの概念を理解するために基礎的な知識を身につける。
◆行動目標（SBOs）
1.終末期のみではなく、癌の診断早期より必要とされる緩和医療を理解できる。（知）
2.チーム医療の必要性を説明できる。
（態・技）
3.痛みの原因を病歴・身体所見・検査結果などから分析できる。（態・技）
4.痛みの原因により、薬物療法・神経ブロック療法などの治療法が異なる事を理解する。
（知）
5.WHO ラダーに基づいた薬物療法を理解する。
（知）
6.モルヒネの作用・副作用を説明できる。（態・技）
7.トータルペインの概念を理解する。
（知）
8.インフォームドコンセントの概念を説明できる。（態・技）
9.がん告知に関する概念を理解する。
（知）
10.がん患者家族の心情を理解できる。（知）
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
など
樋口
比登実
講義終了から 18
[email protected]
時まで
◆授業概要
8
備考
終末期のみではなく、がん治療の一部として緩和医療を理解する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
参考図書
最新緩和医療学
恒藤 暁
最新医学社
2001 年
参考図書
がん疼痛の治療
梅田 恵、樋口
照林社
2008 年
とケア Q&A
比登実
難治性疼痛の薬
樋口
南山堂
2010 年
物療法
（編）
参考図書
監修
比登実
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と講義中の小テストの見なおしを行うこととする。集中
講義では過去の国試問題の演習を行う。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「生命（いのち）の講座」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.7.8
月
2
終末医療
緩和医療
1
樋口
とは？
１．２
登実
緩和医療
３．７
比
の考え方
の変化
トータル
ペインと
は？
２
25.7.9
火
2
終末医療
がん性疼
３
樋口
痛の考え
５．６
登実
方
５
WHO 方
式３段階
除痛ラダ
ー
基本５原
9
比
則
３
25.7.10
水
3
終末医療
薬物療法
４
樋口
以外の治
２
登実
療法
８
チーム医
９
療
１０
インフォ
ームドコ
ンセント
の概念
告知に関
する条件
と告知後
の対応
家族への
対応
10
比
科目名：免疫・膠原病
(Immunology and Rheumatology)
責任者名：笠間
毅
（内科学
リウマチ・膠原病内科学部門）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
笠間
毅(昭和大学病院 リウマチ・膠原病内科 准教授)
根岸
雅夫(昭和大学病院
リウマチ・膠原病内科
客員教授)
三輪
裕介(昭和大学病院
リウマチ・膠原病内科
講師)
◆一般目標（GIO）
基礎として臨床免疫学を理解し、自己免疫疾患、リウマチ膠原病疾患の概念と病態を理解
し実地診療に役立つ基本的な知識を修得する。
◆行動目標（SBOs）
1.免疫学、炎症学の基本的概念を説明できる。
2.免疫担当細胞、サイトカイン、抗体、補体、免疫複合体などについて理解し説明できる。
3.自己免疫疾患の概念・病態を説明できる。
4.発熱性疾患の中にリウマチ膠原病疾患があることを述べることができる。
5.関節炎（痛）をきたす疾患の中にリウマチ膠原病疾患があることを述べることができる。
6.皮疹（紅斑）をきたす疾患の中にリウマチ膠原病疾患があることを述べることができる。
7.レイノー現象をきたす疾患の中にリウマチ膠原病疾患があることを述べることができる。
8.関節リウマチの臨床症状、病態・治療について説明できる。
9.全身性エリテマトーデスの臨床症状、病態・治療について説明できる。
10.全身性強皮症の臨床症状・病態・治療について説明できる。
11.炎症性筋疾患の臨床症状・病態・治療について説明できる。
12.全身性血管炎症候群の分類・臨床症状・病態・治療について説明できる。
13.混合性結合織病の臨床症状、病態・治療について説明できる。
14.リウマチ反応陰性関節症の分類・臨床症状、病態・治療について説明できる。
15.成人発症スティル病の臨床症状・病態・治療について説明できる。
16.シェーグレン症候群の臨床症状・病態・治療について説明できる。
17.ベーチェット病の臨床症状・病態・治療について説明できる。
18.HLA-B27 関連リウマチ性疾患の臨床症状・病態・治療について説明できる。
11
19.痛風・偽痛風の臨床症状・病態・治療について説明できる。
20.膠原病近縁疾患の分類・臨床症状、病態・治療について説明できる。
21.皮膚疾患に合併する関節炎の臨床症状・病態・治療について説明できる。
22.リウマチ膠原病疾患に見られる腎病変を説明できる。
23.リウマチ膠原病疾患に見られる肺病変を説明できる。
24.リウマチ膠原病疾患の多臓器病変を説明できる。
25.抗核抗体をはじめとする自己抗体の意義と疾患との関連を説明できる。
26.リウマチ膠原病疾患における血清学的診断法について理解し説明できる。
27.リウマチ膠原病疾患における基本的な画像診断（XP, CT. MRI など）について理解し説
明できる。
28.リウマチ膠原病疾患における基本的な治療方針について理解し説明できる。
29.リウマチ膠原病疾患におけるステロイド薬、免疫抑制薬、抗リウマチ薬の適応と副作用
を説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
笠間
毅
随時
[email protected]
E-mail にて対応
根岸
雅夫
水曜日
[email protected]
E-mail にて対応
三輪
裕介
随時
[email protected]
E-mail にて対応
◆授業概要
内科学で講義する免疫・膠原病関連分野はおもに膠原病・自己免疫疾患である。病態の基
本に炎症および免疫異常があるため炎症論および基礎・臨床免疫学の知識を再確認しなが
ら各疾患の病態の理解を深め同時にこれらを基礎にした治療学を学ぶ。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
リウマチ病学テキ
日本リウマチ学
診断と治療社
2010 年
スト
会編集
12
教科書
ハリソン内科学
福井 次矢・黒川
メディカル・サ
（原著第 16 版）
清
イエンス
2006 年
日本語監修
指定図書
Kelley's Textbook
William
of
Kelley
N.
2008 年
Saunders
Rheumatology(8th
Edition)Arthritis
and
allied
conditions
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書で不足の内容について復習を行うこととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
免疫学および病理学関連ユニット、腎臓内科関連ユニット
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習内容
対象 SBO
担当
古典的
強皮症・炎症性筋
10-11.13.22-29
三 輪
膠原病
疾患・混合性結合
(1)
織病・Felty 症候群
臨床免
免疫応答・自己抗
疫・炎
体・サイトカイ
症学・
ン・治療学総論
学習項
目
１
２
25.4.22
25.4.24
月
水
1
1
裕介
1-4.29
笠 間
毅
治療学
３
25.4.25
木
1
古典的
全身性エリテマト
膠原病
ーデス・抗リン脂
(2)
質抗体症候群・シ
5-7.16.22-29
笠 間
毅
ェーグレン症候群
４
25.4.26
金
1
古典的
関節リウマチ・悪
膠原病
性関節リウマチ・
(3)
成人発症スティル
8.15.22-29
根 岸
雅夫
病
５
25.4.26
金
2
古典的
結節性多発動脈
膠原病
炎・顕微鏡的多発
13
12.17.22-28
三 輪
裕介
(4)
お
血管炎・Wegener
よび膠
肉芽腫症・アレル
原病類
ギー性肉芽腫性血
縁疾患
管炎・巨細胞性動
(1)
脈炎・高安動脈
炎・過敏性血管
炎
・
Schonlein-Henoch
紫斑病・クリオグ
ロブリン血症・リ
ウマチ性多発筋痛
症 ・ Goodpasture
症候群・ベーチェ
ット病・IgG4 関連
疾患
６
25.5.10
金
1
膠原病
強直性脊椎炎・反
類縁疾
応性関節炎・乾癬
患(2)
性関節炎・掌蹠膿
疱症性関節炎・そ
の他 HLA-B27 関
連リウマチ性疾
患・痛風・偽通風・
再発性多発軟骨
炎・線維筋痛症・
慢性疲労症候群
14
18-19.20-28
三 輪
裕介
科目名：内分泌・代謝・栄養
(Endocrinology, metabolism, nutrition)
責任者名：平野
勉（内科学
糖尿病・代謝・内分泌内科学部門）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
平野
勉(昭和大学病院附属東病院 糖尿病・代謝・内分泌内科
渡部
琢也(昭和大学病院附属東病院
糖尿病・代謝・内分泌内科
客員教授)
福井
智康(昭和大学病院附属東病院
糖尿病・代謝・内分泌内科
講師)
谷山
松雄(昭和大学藤が丘病院
髙橋
育克(昭和大学病院附属東病院
大塚
史子(昭和大学藤が丘病院
福地
邦彦(昭和大学病院附属東病院 臨床病理診断科
木村
聡(昭和大学横浜市北部病院 臨床病理診断科
谷岡
大輔(昭和大学病院
大池
信之(医学部
佐藤
尚太郎(昭和大学藤が丘病院 内分泌代謝科
内分泌代謝科
病理学
教授)
糖尿病・代謝・内分泌内科
内分泌代謝科
脳神経外科
教授)
助教)
講師)
教授（員外）)
准教授)
講師)
准教授)
助教)
◆一般目標（GIO）
糖尿病、肥満、脂質異常症、メタボリックシンドローム、動脈硬化、痛風、視床下部、下
垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺の形態、機能、病態生理を理解し、治療法および予後を知
る。
◆行動目標（SBOs）
1.視床下部、下垂体、甲状腺、副腎および副甲状腺の正常形態の位置と分泌されるホルモン
を説明できる。
2.視床下部、下垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺の各ホルモンの構造と作用機序、調節機構お
よび相互関係を説明できる。
3.視床下部、下垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺の各ホルモンの過剰または欠乏がもたらす身
体症状を説明できる。
4.クッシング病の病態と診断を説明できる。
5.先端巨大症を概説できる。
6.汎下垂体機能低下症を概説できる。
15
7.尿崩症を鑑別、概説できる。
8.バセドウ病の病態、症候、診断と治療を説明できる。
9.甲状腺炎（慢性・亜急性）を概説できる。
10.甲状腺機能低下症の症候、診断と治療を説明できる。
11.カルシウム代謝の異常を疾患と関連づけて説明できる。
12.副甲状腺機能の亢進症と低下症の原因、病態、症候と診断を説明できる。
13.クッシング症候群の病態、症候と診断を説明できる。
14.アルドステロン過剰症を概説できる。
15.褐色細胞腫を概説できる。
16.糖尿病の原因、病態生理、分類、症候と診断を説明できる。
17.糖尿病の急性合併症を説明できる。
18.糖尿病の慢性合併症を列挙し、概説できる。
19.糖尿病の治療（食事療法・運動療法・薬物治療）を概説できる。
20.低血糖症を概説できる。
21.肥満、肥満症、メタボリックシンドロームの定義、分類、病態、治療を説明できる。
22.脂質異常症の分類、原因と病態を説明できる。
23.脂質異常症の予防と治療を説明できる。
24.動脈硬化の成因を説明できる。
25.高尿酸血症・痛風の原因と病態を説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
備考
PHS 3103
など
平野
勉
随時
[email protected]
谷山
松雄
随時
[email protected]
大塚
史子
随時
[email protected]
渡部
琢也
随時
[email protected]
福井
智康
随時
[email protected]
16
PHS 3124
髙橋
育克
随時
[email protected]
福地
邦彦
随時
[email protected]
木村
聡
随時
[email protected]
谷岡
大輔
随時
[email protected]
佐藤
尚太郎
随時
[email protected]
大池
信之
随時
[email protected]
◆授業概要
講義は主にパワーポイントを使用し、授業前または後にパワーポイントを印刷して配布す
る。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
内科書
島田
中山書店
2002 年
指定図書
糖尿病治療ガイ
日本糖尿病学会
文光堂
2013 年
ド 2013
編
Willams Text of
R.H.Williams
W.B.Saunders
1998 年
指定図書
馨
Endocrinology
指定図書
Company
動脈硬化性疾患
日本動脈硬化学
日本動脈硬化学
予防
会編
会
イヤーノート
医療情報科学研
メディックメデ
2013
究所編
ィア
2012 年
ガイドライン
2012 年版
教科書
2013 年
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。最終講義の際にミニテストを行う為、それまでに十分に学習すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
17
２年「脂質の生化学」
「内分泌の生理」
「リンパ・内分泌・感覚・外皮の解剖」
「循環の生理」
「代謝の生理」「病態生理」
３年「循環・腎・呼吸・消化・脂質代謝の薬理」「医学英語 A」
４年「医学英語 B」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.4.17
水
1
糖 尿 病
総論・定
（1）
義・分類・
16-18
福井
智
康
成因・診断
（1）
２
25.4.17
水
2
内分泌総
内分泌疾
論
患 の 病
1-3
谷山
松
雄
態・診断
法・治療
３
25.4.18
木
1
糖 尿 病
総論・定
（2）
義・分類・
16-18
福井
智
康
成因・診断
（2）
４
５
25.4.18
25.4.19
木
金
2
1
代謝障害
痛風・ヌク
学・核酸
レオチド
代謝異常
代謝異常
副腎（1） 副 腎 皮 質
25
木村
聡
4.13.14
大塚
史
機能亢進
子
症
（Cushing
症候群・ア
スドステ
ロン症な
ど）
６
25.4.19
金
2
副腎（2） 副 腎 皮 質
機能低下
症・先天性
副腎皮質
過形成・
18
15
大塚
子
史
髄質疾患
７
25.4.22
月
2
肥満・メ
病態・合併
タボリッ
症
21
平野
勉
邦
ク
８
25.4.23
火
2
代謝障害
蛋白代謝
1-3
福地
学・蛋白
異常・無機
25
彦
代 謝 異
質と微量
常・
元素の代
無機質代
謝異常
19
福井
謝異常
９
25.4.24
水
2
糖 尿 病
糖尿病に
（3）
対する治
智
康
療
１０
１１
25.4.25
25.5.7
木
火
2
1
脂質代謝
分類・病
異常
態・治療
甲 状 腺
甲状腺の
（1）
基礎・機能
22-24
平野
勉
8.9
佐藤
尚
太郎
亢進症
１２
25.5.7
火
2
甲 状 腺
機能低下
（2）
症・腫瘍性
10
佐藤
尚
太郎
疾患・先天
性甲状腺
疾患
１３
25.5.8
水
1
下 垂 体
下垂体疾
（1）
患 の 基
5.6
谷山
松
雄
礎・前葉疾
患
１４
１５
１６
１７
25.5.9
25.5.9
25.5.10
25.5.14
木
木
金
火
1
2
2
1
その他の
脂質異常
代謝異常
症
下垂体疾
下垂体腫
患（3）
瘍
動脈硬化
成因・診
症
断・治療
下 垂 体
下垂体紅
19
25
平野
勉
3-7
谷岡
大
輔
21-24
渡部
琢
也
7
髙橋
育
１８
25.5.14
火
2
（2）その
葉疾患・低
他
Ｎａ血症
副甲状腺
副甲状腺
疾患・Ｃ
機能亢進
ａ代謝
症・機能低
克
11.12
髙橋
育
克
下症・高Ｃ
ａ血症・
低Ｎａ血
症
１９
25.5.15
水
1
糖 尿 病
その他
21-25
（4）
２０
25.5.23
木
1
智
康
代謝障害
糖尿病の
の病理
病理・脂肪
変性・痛風
病理
20
福井
16-25
大池
之
信
科目名：生殖・産婦人科
(Reproductive medicine, Obstetrics and Gynecology)
責任者名：関沢
明彦(昭和大学病院
産婦人科
准教授)
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
関沢
明彦(昭和大学病院
産婦人科
教授)
下平
和久(昭和大学病院
産婦人科
講師)
大槻
克文(昭和大学横浜市北部病院 産婦人科
市塚
清健(昭和大学病院
松岡
隆(昭和大学病院 産婦人科
講師)
森岡
幹(昭和大学病院 産婦人科
講師)
奥田
剛(昭和大学病院 産婦人科
講師)
白土
なほ子(昭和大学病院
近藤
哲郎(昭和大学病院
産婦人科 助教)
石川
哲也(昭和大学病院
産婦人科
長谷川
産婦人科
講師)
中央手術部
潤一(昭和大学病院
助教)
助教)
産婦人科
助教)
小出
馨子(昭和大学病院
産婦人科
宮本
真豪(昭和大学病院
産婦人科 助教)
仲村
将光(昭和大学病院 産婦人科
助教)
飯塚
千祥(昭和大学病院
産婦人科
助教)
清水
華子(昭和大学病院
産婦人科 助教)
三村
貴志(昭和大学病院
産婦人科
東
美和(昭和大学病院 産婦人科
講師)
助教)
助教)
助教)
大場
智洋(昭和大学病院
産婦人科
助教)
竹中
慎(昭和大学病院 産婦人科
德中
真由美(昭和大学病院
岡本
紘子(昭和大学病院
産婦人科
助教（員外）)
前田
雄岳(昭和大学病院
産婦人科
助教（員外）)
三科
美幸(昭和大学病院
産婦人科
助教（員外）)
青野
抄子(昭和大学病院
産婦人科
助教（員外）)
九島
巳樹(昭和大学病院
臨床病理診断科
助教（員外）)
産婦人科
助教（員外）)
准教授)
21
◆一般目標（GIO）
産婦人科は全年齢層の女性の医療に重要な役割を担う診療科である。
女性性器の解剖、生理を習得するとともに、妊娠・分娩・産褥の経過とその異常、婦人科
腫瘍・感染症の病態、診断、治療法を理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.女性性器の発生・解剖を習得し、その異常を説明できる。
2.視床下部－下垂体－卵巣系内分泌機構を習得し、月経不順、不妊症の検査・治療を説明で
きる。
3.妊娠・分娩・産褥の生理を習得し、その異常を説明できる。
4.胎児 well-being の評価について説明できる。
5.妊娠高血圧症候群、胎児発育不全について説明できる。
6.出生前診断について説明できる。
7.流早産について説明できる。
8.胎盤異常、羊水異常について説明できる。
9.多胎妊娠について説明できる。
10.異常分娩について説明できる。
11.婦人科感染症について説明できる。
12.子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症について説明できる。
13.婦人科悪性腫瘍について説明できる。
14.更年期障害について説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
備考
03-3784-8551（医局）
医局秘書に連絡
など
関沢
明彦
随時（要アポイン
トメント）
してアポイント
メントをお取り
ください。
下平
和久
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
22
大槻
克文
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
市塚
清健
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
松岡
隆
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
森岡
幹
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
奥田
剛
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
白土
なほ子
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
近藤
哲郎
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
石川
哲也
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
長谷川
潤一
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
23
小出
馨子
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
宮本
真豪
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
仲村
将光
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
飯塚
千祥
随時（要アポイン
03-3784-8551（医局）
トメント）
医局秘書に連絡
してアポイント
メントをお取り
ください。
九島
巳樹
随時
[email protected]
◆授業概要
産婦人科学に興味を持てるよう、第一線の研究者、臨床医が、それぞれの専門分野からト
ピックスを選んで、最新の知見を中心に講義を行う。（トピックスは随時変更の可能性があ
る。）
基本的な内容については概略的な講義となるので、必ず教科書・参考書等で自己学習を行
うこと。
授業中、基本的な知識については質問を行い、理解の程度を確認する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
教科書
標準産科婦人科
岡井
学（第４版）
琢哉
プリンシプル産
指定図書
指定図書
出版社名
発行年
医学書院
2011 年
坂元 正一、水野
メジカルビュー
2005 年
科婦人科学１
正彦、武谷 雄二
社
プリンシプル産
坂元 正一、水野
メジカルビュー
科婦人科学２
正彦、武谷 雄二
社
崇、綾部
24
2010 年
◆準備学習(予習・復習)
講義時間は限られているため、授業では最新のトピックスを中心とした講義を行う。
基本的な内容については、教科書・参考書等で自己学習を行うこと。
授業中、基本的な知識について質問を行い、その解答をもって出席とする。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「運動器系の解剖」
「循環器系・呼吸器・泌尿器の解剖」「内分泌の生理」「生命（いの
ち）の講座」
「生体と薬物」「ヒトの時間生物学」
「生殖器の生理」「腎・尿路の生理」
「細菌
と真菌」「ウイルス」「消化器・生殖器の解剖」
「リンパ・内分泌・感覚・外皮の解剖」
３年「病理病態総論」「感染症」「腫瘍学」「臨床疫学」「外科学総論」「腎・泌尿器」
４年「小児医学」「放射線医学」「麻酔・蘇生医学」「終末医療」「医療倫理」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.5.28
火
2
産婦人科
産婦人科
1-4
関沢
概論
概論
6
彦
1.2
関沢
明
トピック
ス：母体
血と出生
前診断
２
25.5.29
水
2
妊娠の生
妊娠の成
理
立
明
彦
トピック
ス：母体
血中胎児
ＤＮＡと
母体の疾
患
３
25.5.30
木
1
周産期の
妊娠に伴
生理
う母体・
胎児およ
び胎児付
属物の変
化
25
1.8
仲村
光
将
トピック
ス：産科
超音波診
断の進歩
４
25.5.31
金
1
産科検査
胎児発育
法および
と胎児超
診断法
音 波 検
4.5
市塚
清
健
査、胎児
発育遅延
トピック
ス：胎児
期からの
心疾患の
管理
５
25.5.31
金
2
発生・発
性腺・性
育・形態
管分化と
とその異
そ の 異
常
常、無月
月経とそ
経
の異常-1
PCOS
1.2
奥田
剛
3.7
大槻
克
、
トピック
ス：卵子
の老化と
その対策
６
25.6.3
月
1
ハイリス
早産
ク妊娠-1
トピック
文
ス：早産
治療最新
の 知 見
（日本早
産研究会
の臨床研
究につい
て）
７
25.6.3
月
2
婦人科良
子 宮 筋
性疾患－
腫、子宮
26
1.12
石川
也
哲
1
腺筋症、
子宮内膜
症
トピック
ス：婦人
科内視鏡
治療の実
際
８
25.6.4
火
1
分娩の生
分娩の３
理
要素、正
1.3
小出
馨
子
常分娩の
経過、胎
盤娩出機
序
トピック
ス：ノン
ゲノミッ
ク経路と
疾患
９
25.6.4
火
2
婦人科病
婦人科細
理学
胞診・組
13
九島
巳
樹
織診
トピック
ス：婦人
科病理の
トピック
ス
１０
25.6.5
水
1
不妊症
生殖補助
2
医療の実
近藤
哲
郎
際
トピック
ス：最新
の不妊治
療
１１
25.6.5
水
2
月経とそ
月経随伴
の異常-2
症状
27
1.2.14
白土
ほ子
な
思春期、
思春期、
更年期の
更年期障
生理と病
害
理
トピック
ス：月経
前緊張症
の治療
１２
25.6.6
木
1
婦人科検
産婦人科
査法・診
の画像診
断・治療
断－子宮
(1)
トピック
12.13
大場
智
洋
ス：最新
の産科画
像診断
１３
25.6.11
火
2
婦人科検
産婦人科
12.13
三村
査法・診
の画像診
3
志
断・治療
断－付属
(2)
器
13
森岡
幹
13
森岡
幹
貴
トピック
ス：異所
性妊娠の
画像診断
１４
25.6.12
水
1
腫瘍およ
子宮頸癌
びその関
の症状・
連病変-
検査・治
１（子宮-
療と副作
１）
用・管理
方針
トピック
ス：婦人
科手術へ
の 招 待
(1)
広
汎子宮全
摘とは？
１５
25.6.12
水
2
腫瘍およ
28
子宮体癌
びその関
の症状・
連病変-2
検査・治
（ 子 宮
療と副作
-2）
用・管理
方針
トピック
ス：婦人
科手術へ
の 招 待
(2)
ロ
ボット手
術と婦人
科悪性腫
瘍
１６
25.6.14
金
1
ハイリス
前 置 胎
ク妊娠-2
盤・常位
4.5.8.10
長 谷 川
潤一
胎盤早期
剥離
トピック
ス：臍帯
異常と分
娩異常
１７
25.6.14
金
2
異常分娩
胎児心拍
(1)
数 図 と
3.4.10
松岡
隆
5
関沢
明
NRFS
（1）
トピック
ス：出生
前診断と
胎児心拍
数図
１８
25.6.19
水
1
ハイリス
妊娠高血
ク妊娠-3
圧症候群
の病態と
治療
トピック
29
彦
ス：妊娠
高血圧症
候群と母
体血診断
１９
25.6.19
水
2
ハイリス
合併症妊
ク妊娠－
娠
4
トピック
3.4
下平
和
久
ス：内科
と 産 科
（妊娠糖
尿病、甲
状腺疾患
合併妊娠
の管理）
２０
25.6.20
木
1
婦人科良
良性卵巣
性疾患－
腫瘍およ
2、
び絨毛性
腫瘍およ
疾患の症
びその関
状 ・ 検
連病変-3
査・治療
（絨毛）
と 副 作
1.3.13
清水
華
子
用・管理
方針
トピック
ス：遺伝
性乳癌・
卵巣癌症
候群に対
する我々
の取り組
み
２１
25.6.21
金
1
異常分娩
胎児心拍
(2)
数 図 と
NRFS
（2）
トピック
30
3.4.10
松岡
隆
ス：研修
医になる
前に理解
しておく
べき胎児
心拍数図
２２
25.6.21
金
2
異常分娩
児頭骨盤
(3) 、 産
不均衡、
褥、産科
陣 痛 異
手術
常、過期
3.4.10
下平
和
久
妊娠
胎位・胎
勢 の 異
常、産褥
の生理と
病理、産
科手術
トピック
ス：当院
における
超緊急帝
王切開術
の実績
２３
25.6.24
月
1
性器の位
骨盤臓器
1.14
宮本
置異常
脱 の 症
11
豪
性感染症
状 ・ 検
1.3.13
宮本
真
査・治療
性感染症
トピック
ス：骨盤
臓器脱治
療におけ
る最近の
動向
２４
25.6.24
月
2
腫瘍およ
悪性卵巣
びその関
腫瘍の症
31
豪
真
連病変-4
状 ・ 検
（卵巣）
査・治療
と 副 作
用・管理
方針
トピック
ス：最新
の悪性卵
巣腫瘍治
療
２５
25.6.25
火
2
ハイリス
多胎妊娠
ク妊娠-5
と TTTS
トピック
ス：集束
超音波治
療の現状
と今後の
発展
32
4.7.9.10
市塚
健
清
科目名：臨床検査
(Clinical laboratory medicine)
責任者名：福地
邦彦(昭和大学病院
臨床病理診断科
教授（員外）)
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
福地
邦彦(昭和大学病院附属東病院 臨床病理診断科
高木
康(医学部
九島
巳樹(昭和大学病院
木村
聡(昭和大学横浜市北部病院 臨床病理診断科
教授（員外）)
医学教育推進室 教授)
臨床病理診断科
准教授)
准教授)
◆一般目標（GIO）
臨床研修を行うために必要な基本的な臨床検査に関する方法，病態への適応，および結果
の解釈を理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.正常値・基準値の概念を説明し、検査成績の評価法を述べることができる。
2.臨床検査データに影響を及ぼす生体内，生体外因子を列記することができる。
3.一般尿検査・尿沈渣の目的，適応と異常所見を説明し，結果を解釈できる。
4.肝機能検査項目を列記し，目的，適応と異常所見を説明し，結果を解釈できる。
5.腎機能検査項目を列記し，目的，適応と異常所見を説明し，結果を解釈できる。
6.臨床検査に用いられている酵素を列記し，標的臓器と異常所見を説明し，結果を解釈でき
る。
7.血中脂質代謝を説明し，代謝異常により生ずる病態の検査異常を説明できる。
8.血液学検査項目の目的，適応と異常所見を説明できる。
9.血液凝固・線溶検査の目的，適応と異常所見を説明し，結果を解釈できる。
10.代表的な腫瘍マーカーを列挙し，その意義を説明できる。
11.病理解剖の目的・意義と手順を説明できる。
12.病理組織標本の取り扱いと作製法を説明できる。
13.術中迅速診断の適応と限界を説明できる。
14.細胞診の目的と適応を列挙し，異常所見を説明できる。
15.血清学的検査による感染症検査を説明できる。
16.輸血検査法を説明できる。
33
17.炎症応答を説明できる。
18.自己免疫性疾患の検査を説明できる。
19.一般細菌培養の目的，適応と異常所見を説明し，結果を解釈できる。
20.ウイルス感染症検査の目的，適応と異常所見を説明し，結果を解釈できる。
21.院内感染について説明でき，その予防法を列記できる。
22.抗菌薬耐性菌の検査法と耐性機構を説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
備考
など
福地
邦彦
随時
[email protected]
高木
康
随時
[email protected]
木村
聡
随時
[email protected]
九島
巳樹
随時
[email protected]
◆授業概要
臨床病理学では、主に生体から取り出した血液、尿、喀痰、髄液、便、分泌物などを材料
として、疾患を診断するための客観的情報を得るための方法と結果の解釈を学ぶ。各々の
内容は以下の通りである。
1.
結果の判断の基本となる基準値の求め方、基準値の生理的な変動要因、検査の過
程における人為的な変動要因を学習する。
2.
尿検査では、尿中に疾患時に出現する蛋白、糖、ビリルビンなどの出現機序を理
解する。尿検査からは、腎、尿路系疾患はもとより、電解質代謝など全身状態を把握する
ための情報が得られる。
3.
便の検査では、腸管感染症の原因検索や、便に認められる血液の検出を行う。
4.
髄液検査では、くも膜下出血の診断や髄膜炎の原因検索を行う。
5.
臨床化学検査では、血液や尿を検体とし、酵素反応や電気泳動により検体中の量
の測定と質を判定する。測定は、血清蛋白、AST、ALT、LDH、BUN、クレアチニン、グ
34
ルコース、脂質、電解質など多岐にわたる。
6.
血液検査では、赤血球数、白血球数、血小板数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリ
ット値を算定する血算と、血液像の判定が行われる。
7.
免疫血清検査は、抗原抗体反応を利用した検査であり 1)血清中の特異抗体測定、
2)血清など体液中の微量成分の高感度検出を行う。
8.
微生物検査では、検体採取の後、菌の同定と抗菌薬感受性検査が行われる。薬剤
感受性検査の結果、MRSA や多剤耐性緑膿菌を始めとした抗菌薬耐性菌の判定が行われる。
9.
病理診断学では、病理解剖、術中迅速診断を含む組織診、細胞診の方法と意義に
ついて学ぶ。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
教科書
標準病理学
第
3版
著者名
出版社名
発行年
秦 順一 監修、
医学書院
2006 年
金原出版
2005 年
坂本 穆彦
編
集
指定図書
臨床検査法提要
編著 信州大学
- 改訂第 32 版
名誉教授
金井 正光
◆準備学習(予習・復習)
各検査対象について、生理学、生化学の教科書で、代謝上の位置を確認しておく。検査法
については、臨床検査法提要に詳細が記載されているので参考にする。病理診断に必要な
解剖学、組織学について教科書等で復習しておく。
◆全学年を通しての関連ユニット
生理学、生化学、微生物学、解剖学、病理学、内科学、外科学
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.6.25
火
1
臨床病理
正常値，
総論
検査成績
の評価，
尿検査，
糞便検査
35
1-3
福地
彦
邦
２
25.6.26
水
1
臨床化学
肝・腎機
4-6
能 検 査
福地
邦
彦
（血清蛋
白，膠質
反応，非
蛋白性窒
素成分）
３
25.6.26
水
2
臨床血液
赤血球・
8
高木
康
9
高木
康
7.10
木村
聡
11-14
九島
巳
白血球検
査と異常
（貧血・
白血病検
査）
4
25.6.27
木
1
臨床血液
血液凝固
検査とそ
の 異 常
（凝固線
溶 系 ，
DIC）
5
25.7.2
火
1
臨床化学
脂質検査
（血清脂
質の種類
と代謝，
臨 床 検
査）
・腫瘍
マーカー
６
25.7.2
火
2
病理診断
細 胞 診
（塗抹，
樹
擦過細胞
診 の 見
方）
術中迅速
診断、病
理解剖
７
25.7.3
水
3
臨床免疫
血清検査
（ 感 染
36
15.20
福地
彦
邦
症:
梅
毒、肝炎
ウイルス
他）
８
25.7.4
木
3
臨床免疫
血清検査
16-18
（炎症反
福地
邦
彦
応、自己
抗体、輸
血検査 ）
９
25.7.5
金
3
臨床微生
臨床細菌
物
学（検体
19
福地
邦
彦
採取，同
定感受性
試験）
１０
25.7.9
火
3
臨床微生
臨床細菌
物
学 (病院
内感染、
薬剤耐性
菌)，まと
め
37
21,22
福地
彦
邦
科目名：精神医学
(Psychiatry)
責任者名：岩波
明（精神医学）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
岩波
明(昭和大学附属烏山病院
工藤
行夫(昭和大学横浜市北部病院
堀
精神神経科 教授)
メンタルセンター 教授)
宏治
稲本
淳子(昭和大学附属烏山病院 精神神経科
吉益
晴夫(昭和大学横浜市北部病院
メンタルセンター 准教授)
岡島
由佳(昭和大学病院附属東病院
精神神経科
尾鷲
登志美(昭和大学藤が丘病院 精神神経科
古荘
純一(昭和大学病院附属東病院
大坪
天平(昭和大学附属烏山病院 精神神経科
兼任講師)
山田
光彦(昭和大学附属烏山病院 精神神経科
兼任講師)
小山田
静枝(昭和大学附属烏山病院
准教授)
准教授)
講師)
精神神経科
精神神経科
兼任講師)
兼任講師)
◆一般目標（GIO）
１．精神症状学・診断学・治療学についての知識を得る。
２．他科との連携における精神医学の位置付けを理解する。
３．精神医学と社会との関連について理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.精神医学的面接の留意点について概説できる。
2.精神科の治療法について列挙し、概説できる。
3.統合失調症について説明できる。
4.気分障害について説明できる。
5.脳器質性精神障害について説明できる。
6.症状精神病について説明できる。
7.コンサルテーション・リエゾン精神医学における精神科医の役割を列挙できる。
8.物質関連障害について説明できる。
38
9.認知症について説明できる。
10.児童・青年期の精神障害について説明できる。
11.神経症関連障害について説明できる。
12.パ－ソナリティ障害について概説できる。
13.精神保健福祉法について概説できる。
14.てんかんについて概説できる。
15.睡眠障害について概説できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所など
メールアドレス・連
絡先
岩波
講義終了から 17:00
明
（内線）8569
まで
工藤
行夫
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
堀
講義終了から 17:00
宏治
（内線）8569
まで
稲本
淳子
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
吉益
晴夫
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
岡島
由佳
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
尾鷲
登志美
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
古荘
純一
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
大坪
天平
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
山田
光彦
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
小山田
静枝
講義終了から 17:00
（内線）8569
まで
39
備考
◆授業概要
レジュメを配布し、スライドもしくはビデオなどを使用して講義を行い、適宜、質疑応答
を行う。精神症状を把握するための面接法や診断補助としての各種検査について理解した
後、各疾患における疫学・病因・概念・診断・症状・経過・治療・予後について学び、さ
らに精神障害者の処遇や関連法規について学ぶ。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
教科書
TEXT 精神医学
加藤
（改訂 4 版）
庭
清登
進昌、神
出版社名
発行年
南山堂
2012 年
重信、笠井
編
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
2 年「日本語対話法」
3 年「チーム医療とコミュニケーション」、「医療面接・医師と患者」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.6.28
金
4
精神症候
精神症状
学概論/
一般、面
精神科診
接法、心
断学
理検査、
1
岩波
5-7.9
堀
明
理学・生
理学的検
査など
２
25.7.1
月
3
脳器質性
定義、原
精神障害
因、分類、
(認知症
症状、経
を 含 む )/
過、治療、
症状精神
予後、神
40
宏治
病
経心理学
的検査法
３
25.7.2
火
3
パ－ソナ
疫学、病
リティ障
因論、症
害/習慣
状、病型、
および衝
経過、予
動の障害
後、治療/
/精神科
精 神 療
治 療 学
法、リハ
(1)
ビリテ－
2.12
岡島
由
佳
ション
４
25.7.2
火
4
統合失調
疫学、病
症
因論、症
3
稲本
淳
子
状、病型、
経過、予
後、治療
５
25.7.3
水
4
気分障害
疫学、病
4
因論、症
尾鷲
登
志美
状、病型、
経過、予
後、治療
６
25.7.4
木
4
児童・青
概念、分
年期の精
類、治療、
神障害
被虐待児
10
古荘
純
一
症候群、
精 神 遅
滞 、 児
童・思春
期心性な
ど
７
25.7.5
金
4
てんかん
概念、疫
/睡眠・覚
学、病因
醒障害
論、発作
型、症候
群、治療、
予後
41
14.15
吉益
夫
晴
８
25.7.9
火
4
物質関連
概念、発
障害
生機序、
8
小 山 田
静枝
類型、経
過、予後、
社会的背
景
９
25.7.10
水
4
神経症関
概念、分
連障害/
類、発生
摂食障害
機序、社
11
大坪
天
平
会文化的
背景、予
後、治療
１０
25.7.12
金
3
精神科治
薬 物 療
療学(2)
法、その
2
山田
光
彦
他の生物
学的治療
法など
１１
25.7.12
金
4
精神医学
精神障害
と社会と
者の処遇
の関連
と法規、
司法精神
医学
42
13
工藤
夫
行
科目名：神経
(Neurology)
責任者名：水谷
徹（脳神経外科学）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
水谷
徹(昭和大学病院 脳神経外科
教授)
河村
満(昭和大学病院附属東病院 神経内科
福井
俊哉(昭和大学横浜市北部病院
市川
博雄(昭和大学藤が丘病院
村上
秀友(昭和大学病院附属東病院
神経内科
講師)
加藤
大貴(昭和大学病院附属東病院
神経内科
講師)
稗田
宗太郎(昭和大学病院附属東病院 神経内科
講師)
石垣
征一郎(昭和大学病院附属東病院
講師)
栗城
綾子(昭和大学病院附属東病院
金野
竜太(昭和大学横浜市北部病院 内科
清水
克悦
泉山
仁(昭和大学藤が丘病院
池田
尚人(昭和大学横浜市北部病院
脳神経外科
和田
晃(昭和大学病院 脳神経外科
講師)
杉山
達也(昭和大学病院 脳神経外科
講師)
谷岡
大輔(昭和大学病院
講師)
松本
浩明(昭和大学藤が丘病院
脳神経外科 講師)
今泉
陽一(昭和大学藤が丘病院
脳神経外科 講師)
鈴木
佳宣(昭和大学病院
脳神経外科
北原
功雄(昭和大学病院
脳神経外科 兼任講師)
内科
教授)
教授（員外）)
脳神経内科 准教授)
神経内科
神経内科
脳神経外科
脳神経外科
助教)
助教)
准教授)
准教授)
兼任講師)
◆一般目標（GIO）
神経系の構造・機能とその障害の病因・病態・臨床症状を知る。さらに検査法と鑑別診断
および神経系作用薬とその作用機序を知る。脳、脊髄、末梢神経系の疾患を理解し、その
疾患に対する手術適応および外科的治療を説明できる。
◆行動目標（SBOs）
43
1.神経系（骨格筋を含む）の形態・構造と機能を説明できる。
2.脳の血管の正常構造を説明できる。
3.神経系の相互位置関係を説明できる。
4.大脳皮質における機能の局在とその障害による各種症候群を説明できる。
5.小脳の構造とその連絡路および運動失調症について説明できる。
6.脳浮腫と脳腫脹、脳ヘルニアの病態を説明できる。
7.末梢神経・筋障害の臨床症状・病態・治療について説明できる。
8.脊髄疾患の臨床症状・病態・治療について説明できる。
9.痴呆性疾患の臨床症状・病態・治療について説明できる。
10.脳血管障害の病型分類・臨床症状・病態・治療について説明できる。
11.くも膜下出血の病態・治療を説明できる。
12.中枢神経感染症の臨床症状・病因・病態・治療について説明できる。
13.代謝性疾患・中毒性疾患の臨床症状・病因・病態・治療について説明できる。
14.大脳基底核障害の臨床症状・病因・病態・治療について説明できる。
15.神経疾患治療薬の代表的な薬物名を述べ、その作用機序を説明できる。
16.脳死と植物状態について説明できる。
17.脳外科的疾患の画像診断（XP、 CT、 MRI、 DSA など）を理解する。
18.頭蓋内腫瘍の病理学的分類とその特徴および治療を説明できる。
19.下垂体腺腫の各病型とその内分泌学的症候および治療を説明できる。
20.頭部外傷の種類・治療・予後を説明できる。
21.脊髄破裂・水頭症などの先天奇形を説明できる。
22.機能脳神経外科の疾患・外科的治療法などを理解する。
23.発達性神経疾患の種類・治療を説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
ど
河村
満
随時
[email protected]
福井
俊哉
随時
[email protected]
市川
博雄
随時
[email protected]
44
備考
村上
秀友
随時
[email protected]
加藤
大貴
随時
[email protected]
稗田
宗太郎
随時
[email protected]
石垣
征一郎
随時
[email protected]
栗城
綾子
随時
[email protected]
金野
竜太
随時
[email protected]
水谷
徹
随時
[email protected]
清水
克悦
随時
[email protected]
泉山
仁
随時
[email protected]
池田
尚人
随時
[email protected]
和田
晃
随時
[email protected]
杉山
達也
随時
[email protected]
谷岡
大輔
随時
[email protected]
松本
浩明
随時
[email protected]
今泉
陽一
随時
[email protected]
鈴木
佳宣
随時
[email protected]
北原
功雄
随時
[email protected]
◆授業概要
45
M４前期の神経の授業は神経内科および脳神経外科が担当する。各授業はその担当の先生に
任され、スライドを用いて行ったり、また、資料を配布したりして行われる。授業中にミ
ニテストを施行する場合もある。授業は、前半は脳神経外科、後半は神経内科に分けられ、
内容は行動目標・到達目標に準じて行われる。神経内科の扱う疾患および脳神経外科の扱
う疾患をともに理解し、診断・治療を学ぶ。脳神経外科では、実際の手術影像を見せなが
ら手術の概説も行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
ベッドサイドの
田崎
義昭ら
南山堂
1994 年
太田
富雄・松
金芳堂
2008 年
三輪書店
2003 年
金芳堂
2002 年
南江堂
2011 年
医歯薬出版
2012 年
南山堂
2006 年
神経の診かた
（第 15 版）
〃
〃
脳神経外科
改
訂 10 版
谷
ニュースタンダ
生塩
之敬・種
ード
子田
護
山田
和雄
脳神経外
科学
雅生
編集
編
集
〃
〃
グリーンバーグ
グリーンバーグ
脳神経外科ハン
黒岩 敏彦
ドブック
訳
プロブレム・オ
河村
満・中島
リエンテッド
雅士
編集
河村
満
平山
惠造ら
監
神経救急 Q＆A
〃
メディカルスタ
編著
ッフのための神
経内科学
指定図書
臨床神経内科学
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
46
なし
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対象 SBO
担当
１
25.6.6
木
3
脳血管障
脳血管障
10.11
水
害（１）
害総論
脳 腫 瘍
良性脳腫
（１）
・機
瘍・機能
能外科
外科・モ
２
25.6.6
木
4
谷
徹
17-19.22
清
水
克悦
ニタリン
グ
３
25.6.10
月
3
脳血管障
脳血管障
害（２）
害各論
10.11
和
田
晃
くも膜下
出血
４
25.6.10
月
4
脳血管障
脳血管障
害（３）
害各論
10.11
今
泉
陽一
脳出血
５
６
25.6.11
25.6.11
火
火
3
4
脳血管障
脳血管内
害（４）
治療
小児脳神
水頭症・
経外科・
先天性疾
神経内視
患・神経
鏡
内視鏡・
10.11
松
本
浩明
12.17-19.21
谷
岡
大輔
下垂体疾
患
７
25.6.12
水
3
脳 腫 瘍
脳腫瘍総
（２）
論・脳腫
18.19
泉
山
仁
瘍病理
８
25.6.12
水
4
脳 腫 瘍
脳腫瘍各
（３）
論
18
泉
山
仁
悪性脳腫
瘍
９
25.6.14
金
3
脳血管障
47
脳血管障
10.11
杉
山
害（５）
害各論
達也
脳梗塞、
その他
１０
25.6.14
金
4
脊髄外科
脊 髄 腫
8
瘍、その
北
原
功雄
他
１１
25.6.17
月
3
総論
頭蓋内圧
1-3.6.16
亢進・脳
池
田
尚人
ヘ ル ニ
ア・意識
障害
１２
25.6.17
月
4
外傷
頭部外傷
20
鈴
木
佳宣
１３
25.6.19
水
3
脊髄疾患
総論：分
（１）
類、症状、
8
栗
城
綾子
検査など
１４
25.6.19
水
4
ミオパチ
多 発 筋
ー
炎、筋ジ
7,15
稗
田
宗太郎
ストロフ
ィー、重
症筋無力
症、周期
性四肢麻
痺など
１５
25.6.20
木
3
中枢神経
髄膜炎・
感染症
脳炎・脳
12
加
藤
大貴
膿瘍など
１６
25.6.20
木
4
認知症の
アルツハ
診断と治
イマー型
療
認知症な
9
福
井
俊哉
ど
１７
25.6.21
金
3
頭痛
1 次性頭
23
痛と 2 次
加
藤
大貴
性頭痛
１８
25.6.25
火
3
てんかん
48
てんかん
23
石
垣
と類縁疾
征一郎
患
１９
25.6.25
火
4
脊髄小脳
臨 床 病
変性症
型・症状
5
稗
田
宗太郎
など
２０
25.6.26
水
3
大脳基底
パーキン
核障害に
ソン病と
ついて
その類縁
14
村
上
秀友
疾患
２１
25.6.26
水
4
脊髄疾患
各論（各
（2）
種脊髄疾
8
村
上
秀友
患）
２２
25.6.27
木
3
末梢神経
総論、各
7
疾患（１） 論 （ 変
市
川
博雄
性・遺伝
性疾患）
２３
25.6.27
木
4
末梢神経
各論（脱
7,13
疾患（２） 髄 、 中
市
川
博雄
毒・代謝、
その他）
２４
25.6.28
金
3
高次脳機
大脳皮質
能障害
症状概論
49
4
河
満
村
科目名：運動器
(Musculo-skeletary Diseases)
責任者名：稲垣
克記（整形外科学）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
稲垣
克記(昭和大学病院
渥美
敬(昭和大学藤が丘病院
阪本
桂造(昭和大学病院
整形外科 客員教授)
廣島
和夫(昭和大学病院
整形外科
客員教授)
栗山
節郎(昭和大学病院
整形外科
客員教授)
平泉
裕(昭和大学病院 整形外科
准教授)
與市(昭和大学病院 整形外科
准教授)
神
整形外科
教授)
整形外科
教授)
中村
正則(昭和大学横浜市北部病院 整形外科
渡辺
幹彦(昭和大学病院
整形外科
客員教授)
助崎
文雄(昭和大学病院
整形外科
講師)
富田
一誠(昭和大学附属豊洲病院 整形外科
永井
隆士(昭和大学病院 整形外科
池田
純(昭和大学病院 整形外科
准教授)
准教授)
講師)
講師)
◆一般目標（GIO）
運動・支持器官（骨・関節）の外傷や疾患の病態を理解するために、四肢・脊椎の構造、
機能とその発育を習得する。また各領域の疾患の病態・診断・治療について系統的に学習
し、理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.運動器の定義を説明できる。
2.骨折、関節の脱臼、亜脱臼、捻挫、靭帯損傷の定義、分類、診断と治療を説明できる。
3.骨・関節・軟骨・靭帯の構造と機能を説明できる。
4.骨の成長と骨形成・吸収の機序を説明できる。
5.関節の適合性を説明できる。
6.神経学的高位診断ができる。
7.関節痛と関節腫脹の原因を列挙できる。
50
8.腰背部痛の原因を列挙できる。
9.骨壊死・変形性関節症を説明できる。
10.脊椎・脊髄の構造を説明できる。
11.腰椎椎間板ヘルニア・腰椎分離・すべり症の症候と治療を説明できる。
12.筋力評価法と筋力低下が生じる機序を説明できる。
13.骨粗鬆症を説明できる。
14.新鮮外傷の取り扱い方を知る。
15.スポーツ障害・外傷につき説明できる。
16.関節リウマチのＸ線分類と内科的及び外科的治療法を説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
など
稲垣
克記
講義時間内のみ
[email protected]
渥美
敬
〃
atsumi@ med.showa-u.ac.jp
阪本
桂造
〃
[email protected]
廣島
和夫
〃
栗山
節郎
〃
[email protected]
平泉
裕
〃
[email protected]
中村
正則
〃
[email protected]
渡辺
幹彦
〃
[email protected]
神
助崎
與市
文雄
〃
〃
[email protected]
51
備考
富田
一誠
〃
[email protected]
永井
隆士
〃
[email protected]
池田
純
〃
[email protected]
◆授業概要
１．運動器の正常構造と機能
基礎医学で学んできた運動器の解剖・生理学を、より機能的に理解しさらに臨床上
重要な機能解剖や成長と発育、加齢に伴う骨・関節の正常Ｘ線画像を学習する。総論とし
て整形外科的疾患の主要徴候と病態生理を横断的に学ぶ。
２．骨・関節疾患
上肢（肩・肘･手）、小児と成人の股関節、膝関節・足疾患、脊椎・末梢神経疾患の
診断と治療に関する学習を行う。
３．関節リウマチ・炎症性疾患
関節リウマチの病態、Ｘ線診断学、重症度(Larsen 分類)、薬物療法, 生物学的製剤の
注意点、リハビリテーション、外科的治療法等につき学ぶ。
４．骨粗鬆症などの代謝性疾患
骨粗鬆症の定義と病態、骨細胞と破骨細胞の骨代謝サイクル、骨密度と骨質、ビス
フォスフォネート、高齢者に発生する代表的な骨折を知る。
５．腫瘍・骨系統疾患
骨肉腫、軟骨肉腫、Ewing 肉腫など主要な骨腫瘍の好発年齢、好発部位、悪性度、
Ｘ線所見を理解する。代表的な骨系統疾患を学ぶ。
６．外傷学一般
救急センターで扱う長管骨開放骨折の初期治療としての Golden hour 以内の洗浄,
Debridment, 深部感染予防、骨接合法、皮膚の被覆に関する知識を得る。また骨折の全身
合併症と局所合併症を知る。
７．スポーツ障害
日本代表オリンピック選手をはじめとしたトップアスリートのチームドクターから
選手の管理、ドーピング、各競技の外傷･障害の対処法につき講義を受ける。また、テーピ
ング法の実際を学習し体表解剖・機能解剖を学ぶ。
◆教
種別
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
図書名
著者名
出版社名
52
発行年
教科書
標準整形外科学
内田
淳正
監
2011 年
医学書院
修
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。形成的評価を行うことがある。最終講義の際にミニテストを行う為、それま
でに十分に学習すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「運動器系の解剖」
４年「免疫・膠原病」「神経（末梢神経）」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
２
３
25.5.15
25.5.16
25.5.16
水
木
木
2
1
2
運動器の
運動器の
機能と解
正常構造
剖
と機能
脊柱の臨
脊椎・脊
床
髄疾患
運動器の
整形外科
主要症候
的疾患の
1-3
稲垣
克
記
10
平泉
裕
5.6
池田
純
4
永井
隆
主要症候
と病態生
理
４
25.5.17
金
1
運動器の
運動器の
成長と発
発生・成
育
長 ・ 発
士
達・加齢
５
６
25.5.17
25.5.20
金
月
2
1
脊柱解剖
脊椎の構
と機能
造と機能
神経障害
神経（末
梢
9.11
神
12
稲垣
神
與市
克
記
経）・肘
７
25.5.20
月
2
股関節疾
53
関節疾患
8
中村
正
患
（股－小
則
児・成人）
８
25.5.21
火
1
関節リウ
炎症（RA
マチ・Ｏ
も含む）
8.16
渥美
敬
14
渡辺
幹
Ａ
９
25.5.21
火
2
外 傷 学
外傷学一
（新鮮例
般
彦
治療）
１０
１１
１２
１３
25.5.22
25.5.22
25.5.27
25.5.27
水
水
月
月
1
2
3
4
上肢の疾
上
肢
患
（肩・手）
下肢の疾
下
患
（膝・足）
骨腫瘍・
腫瘍・系
系統疾患
統疾患
骨粗鬆症
代謝性疾
肢
2.5.12
25.5.28
火
1
スポーツ
スポーツ
障害
外傷・障
害
54
一
誠
7
助崎
文
雄
8
廣島
和
夫
13
患
１４
富田
阪本
桂
造
15
栗山
郎
節
科目名：放射線医学
(Radiology)
責任者名：後閑
武彦（放射線医学）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
後閑
武彦(昭和大学病院
放射線科
教授)
廣瀬
正典(昭和大学病院
放射線科
准教授)
清野
哲孝(昭和大学病院
放射線科 講師)
扇谷
芳光(昭和大学病院
放射線科
吉村
亮一(昭和大学病院
放射線治療科
須山
淳平(昭和大学病院
放射線科 講師)
新城
秀典(昭和大学病院
放射線治療科
橋本
東児(昭和大学藤が丘病院
放射線科
濱田
健司(昭和大学藤が丘病院
放射線科 講師)
講師)
講師)
助教)
准教授)
◆一般目標（GIO）
画像診断学の基礎、放射線治療の基礎と臨床について勉強し、M4 後期での診断系実習、
M5、M6 での臨床実習のために必要な基礎知識を身につける。
◆行動目標（SBOs）
1.Ｘ線検査、CT、MRI、超音波検査の基本的な原理を説明することができる。
2.Ｘ線検査、CT、MRI、超音波検査の基本的な検査法、適応、画像診断法を説明する。
3.Ｘ線検査用造影剤、MRI 造影剤の種類、特徴、副作用を説明する。
4.脳神経画像診断、頭頚部画像診断の種類、適応、画像読影の基本について説明できる。
5.胸部画像診断、乳腺画像診断の種類、適応、画像読影の基本について説明できる。
6.腹部（消化器、婦人科、泌尿器）画像診断、適応、画像読影の基本について説明できる。
7.Interventional
Radiology（IVR）、血管の画像診断の種類、適応、画像読影の基本につ
いて説明できる。
8.核医学、骨軟部画像診断の種類、適応、画像読影の基本について説明できる。
9.放射線物理学、放射線生物学の基礎およびがん治療における放射線治療の役割を説明でき
る。
10.主ながん種における放射線治療の適応および有害事象について説明できる。
55
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
後閑
武彦
講 義 終 了 から 17
医局 8573
時まで
廣瀬
正典
講 義 終 了 から 17
医局 8573
時まで
清野
哲孝
随時
[email protected]
扇谷
芳光
講 義 終 了 から 17
医局 8573
時まで
吉村
亮一
随時
[email protected]
須山
淳平
講 義 終 了 から 17
PHS 3684
時まで
新城
秀典
講 義 終 了 から 17
医局 8573
時まで
橋本
東児
講 義 終 了 から 17
医局 8573
時まで
濱田
健司
講 義 終 了 から 17
医局 8573
時まで
◆授業概要
放射線医学は大きくは IVR、核医学を含む放射線診断学と放射線治療学からなるが、まず
画像診断総論、造影剤総論としてＸ線検査、CT、MRI、超音波の各検査の原理、特徴、適
応などの画像検査の基礎を講義する。また、これらの検査法で使用される造影剤に関して、
医学生として知らなければならない基本を学ぶ。その後、放射線診断の各論として脳神経、
頭頚部、胸部、腹部、骨軟部、心血管の画像診断ならびに核医学、IVR について講義する。
放射線治療については、それを理解するに必要な放射線物理学、放射線生物学およびがん
治療における放射線治療の役割を概説する。主ながん種における放射線治療の適応、集学
的治療における放射線治療の位置づけおよび放射線治療の有害事象について講義を行う。
56
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
推奨参考図書
標準放射線医学
西谷
弘ほか
出版社名
発行年
医学書院
2011 年
編
推奨参考図書
新放射線医学
宗近 宏次
編
日本医事新報社
2004 年
推奨参考図書
腹部 CT・MRI
後閑 武彦
編
中外医学社
2009 年
南山堂
2010 年
チェックアップ
推奨参考図書
放射線治療学
井上 俊彦ほか
改訂 4 版
編
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と推薦参考図書で予習及び復習を行う。特に講義中に解
説した問題に関しては学ぶべき重要点が含まれているので十分理解すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
３年「環境衛生（電離放射線と健康）」「腫瘍学（癌治療における放射線療法）」
「肝・胆・膵（肝胆膵疾患の画像診断）」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.7.3
水
1
画像診断総論、 Ｘ線検査、CT、 1-3
造影剤総論
MRI、超音波の
後
閑
武彦
各検査の原理、
特徴、適応、画
像診断の基礎
２
25.7.3
水
2
脳神経、頭頚部
脳神経、頭頚部
画像診断
画像診断の基
4
清
野
哲孝
礎、問題演習
３
25.7.4
木
1
胸部、乳腺画像
胸部、乳腺画像
診断
診断の基礎、問
5
廣
瀬
正典
題演習
４
25.7.5
金
1
腹部画像診断
消化器、婦人
科、泌尿器画像
診断の基礎、問
題演習
57
6
扇
芳光
谷
５
25.7.5
金
2
Interventional
Interventional
Radiology
Radiology
（IVR）、心・
（IVR）の基礎
血管の画像診
（ 各 種 治 療
断
法）、血管の画
7
橋
本
東児
像診断の基礎、
問題演習
６
25.7.8
月
1
核医学・骨軟部
核医学装置、放
画像診断
射性医薬品、各
8
須
山
淳平
種核医学検査
と画像診断の
基礎、骨軟部画
像診断の基礎、
問題演習
７
25.7.9
火
1
放射線治療総
放射線治療の
論
概略、放射線医
9
吉
村
亮一
学物理学と放
射線医学生物
学の基礎
８
25.7.10
水
1
放射線治療各
脳腫瘍、頭頚部
論（１）
癌、肺癌、食道
10
新
城
秀典
癌、乳癌
９
25.7.11
木
2
放射線治療各
泌尿生殖器癌、 10
濱
論（２）
婦人科癌、造血
健司
器腫瘍、骨軟部
腫瘍、消化器
(食道以外)癌、
小児腫瘍、良性
疾患その他
58
田
科目名：臨床医学演習（チュートリアル）２
(PBL tutorial（Clinical Medicine 2))
責任者名：高木
康（医学教育推進室）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：演習（４号館２０１号教室、１号館３階・５階ＰＢＬ教室）
◆担当教員
高木
康(医学部 医学教育推進室 教授)
久光
正(医学部 生体制御学
宮崎
章(医学部
田中
和生(医学部
微生物学 教授)
大塚
成人(医学部
肉眼解剖学
小風
暁(医学部 公衆衛生学
瀧本
雅文(昭和大学病院
森
啓(昭和大学病院 血液内科
熊澤
武志(医学部
中西
孝子(医学部 生体制御学
泉﨑
雅彦(医学部
生体調節機能学
立道
昌幸(医学部
衛生学
准教授)
巖本
三壽(医学部
生化学
准教授)
大西
司(昭和大学病院 呼吸器・アレルギー内科
野津
史彦(昭和大学病院
平泉
裕(昭和大学病院 整形外科
准教授)
中牧
剛(昭和大学病院 血液内科
准教授)
井上
和明(昭和大学藤が丘病院
今井
元(医学部
齋藤
光次(医学部 病理学
講師)
塩沢
英輔(医学部 病理学
講師)
李
生化学
教授)
教授)
教授)
臨床病理診断科
法医学
教授)
教授)
教授（員外）)
准教授)
教授)
消化器内科
顕微解剖学
暁鵬(医学部 法医学
教授)
准教授)
准教授)
消化器内科 准教授)
講師)
講師)
髙宮
有介(医学部 医学教育推進室
講師)
安原
努(昭和大学病院 臨床病理診断科
浅野
拓(昭和大学病院 循環器内科
小西
一男(昭和大学病院
消化器内科
講師)
濱嵜
裕司(昭和大学病院
循環器内科
講師)
講師)
講師)
59
必修
横江
琢也(昭和大学病院 呼吸器・アレルギー内科
保坂
浩臣(昭和大学藤が丘病院
佐々木
皮膚科
康(昭和大学横浜市北部病院
講師)
産婦人科
講師)
三邉
武彦(医学部 医科薬理学
岩瀬
万里子(医学部 臨床薬理学 助教)
白倉
哲郎(医学部
金田
有理(昭和大学病院 麻酔科 助教)
森川
賢一(昭和大学病院 消化器内科
加藤
徳介(昭和大学病院
大中
徹(昭和大学病院 消化器・一般外科
森田
順(昭和大学病院 泌尿器科
松田
和広(昭和大学病院
消化器・一般外科 助教)
阿部
祥英(昭和大学病院
小児科 助教)
西城
誠(昭和大学病院 放射線科
佐藤
伸弘(昭和大学病院
形成外科
助教)
白旗
敏之(昭和大学病院
整形外科
講師)
村上
幸三(昭和大学病院
放射線治療科 助教)
小幡
輝之(昭和大学病院 麻酔科 助教)
中山
智理(昭和大学病院
吉田
真人(昭和大学病院附属東病院
黒沢
顕三(昭和大学病院附属東病院 精神神経科
広田
由子(医学部
峯岸
玄心(昭和大学附属烏山病院 精神神経科
前田
智子(昭和大学横浜市北部病院
久保
定徳(昭和大学附属豊洲病院 内科
講師)
相田
貞継(昭和大学附属豊洲病院 外科
講師)
石田
博雄(昭和大学病院
呼吸器・アレルギー内科
岡部
万喜(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
新村
京子(昭和大学病院附属東病院
矢野
怜(昭和大学病院附属東病院 神経内科
林
微生物学
助教)
助教)
腎臓内科
助教)
助教)
助教)
助教)
助教)
小児外科
病理学
講師)
助教)
眼科
講師)
助教)
講師)
助教)
救急医学科
助教)
助教)
助教（員外）)
糖尿病・代謝・内分泌内科
助教（員外）)
助教)
武史
長村
杏奈(昭和大学病院
糖尿病・代謝・内分泌内科
清水
幸子(昭和大学病院
産婦人科
山本
咲
新井
昌幸
小林
裕介
兼任講師)
60
助教（員外）)
龍
家圭
◆一般目標（GIO）
臨床実習で適切な診察・診療ができるようになるために、提示症例についての病態生理、
原因、症候、診断と治療を理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.PBL チュートリアルによる症例解析手順を述べることができる。(知）
2.生殖・産婦人科関連器官の構造と機能を述べ、主な血液の病態生理、原因、症候、診断と
治療を説明できる。（知）
3.免疫・膠原病系の構造と機能を述べ、主な生殖・産婦人科疾患の病態生理、原因、症候、
診断と治療を説明できる。（知）
4.内分泌・代謝系の構造と機能を述べ、主な整形外科関連疾患の病態生理、原因、症候、診
断と治療を説明できる。
（知）
5.精神医学系器官の構造と機能を述べ、主な神経疾患の病態生理、原因、症候、診断と治療
を説明できる。（知）
6.学生間の良好なコミュニケーションを構築できる。（態）
7.医学情報を収集して、解析できる。
（知・技）
8.収集した医学情報を適切に説明できる。（態・技）
◆評価方法
・チュートリアル中の態度（30％）
、レポート（30％）。MSE（40％）。
・MSE は paper patient での医療面接、検査、診断、治療、病態生理についての筆記試験。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
ど
高木
康
随時
[email protected]
森
啓
火曜日除いて可能
[email protected]
教授室
平泉
裕
長村
杏奈
[email protected]
矢野
怜
[email protected]
61
備考
◆授業概要
・提示症例の問題点を列記し、各自がこれらの問題点について自学自習する。
・学生が自学自習した内容をグループ内でプレゼンテーションする。
・チューターの適切な指導のもとにグループで討議して問題点を解決する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
参考書
内科学
杉本 恒明、小俣
朝倉書店
2003 年
文光堂
2003 年
学習研究社
2004 年
医学書院
2001 年
南山堂
2004 年
政男、
水野 美邦 編
参考書
内科学Ⅰ、Ⅱ
黒川 清、松沢
佑次 編
参考書
PBL のすすめ
マジュンダ、竹
尾 恵子 著
参考書
PBL 判断能力を
ウッズ、新道 幸
高める主体的学
恵 訳
習
参考書
手引書
実践 PBL テュ
吉田 一郎、大西
ートリアル
弘高 編著
臨床医学演習 2
手引
◆準備学習(予習・復習)
・系統講義で行っている疾患・病態の内容をプリントで予習・復習する。
・図書館あるいは購入した参考書で疾患・病態について予習する。
・日常生活でコミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルを鍛錬する。
◆全学年を通しての関連ユニット
３年「症候学演習」「臨床医学演習 1」
４年「血液・造血器」「内分泌・代謝・栄養」「運動器」「神経」
５年「臨床実習」
６年「選択臨床実習」
◆予定表
62
回
年月日
曜日
時限
学習項
学習内容
25.5.8
水
2
象
担当
SBO
目
1
対
オリエ
タイムスケジュー
ンテー
ル
1.6.7.8
高
木
康
ション
2
25.5.13
月
1
血液
症例提示：血液
1.2.6.7.8
血液－
1
3
25.5.13
月
2
血液
チュートリアル
1.2.6.7.8
(SGD)
4
25.5.20
月
3
血液
チュートリアル（コ
1
1.2.6.7.8
25.5.20
月
4
血液
チュートリアル
1.2.6.7.8
25.5.24
金
1
MSE(Multi-station
血液
1.2.6.7.8
Examination)
7
25.5.24
金
2
血液
症例の解説
血液－
2
（SGD)
6
血液－
2
アタイム）
5
血液－
久
光
正
1.2.6.7.8
森
啓
8
25.5.27
月
1
内
分
泌・代
9
25.5.27
月
2
25.6.3
月
3
内
代謝・栄養
泌・代
分
謝・栄
謝・栄
養
養－
内
分
泌・代
10
症例提示：内分泌・ 1.3.6.7.8
チュートリアル
1.3.6.7.8
(SGD)
内
分
泌・代
謝・栄
謝・栄
養
養－
内
分
泌・代
謝・栄
63
チュートリアル（コ
アタイム）
1.3.6.7.8
内
分
泌・代
謝・栄
養
11
25.6.3
月
4
内
養－
分
泌・代
12
25.6.10
月
1
チュートリアル
1.3.6.7.8
（SGD)
内
分
泌・代
謝・栄
謝・栄
養
養－
内
分
泌・代
MSE(Multi-station
1.3.6.7.8
Examination)
高
木
康
謝・栄
養
13
25.6.10
月
2
内
分
症例の解説
1.3.6.7.8
泌・代
長
村
杏奈
謝・栄
養
14
25.6.17
月
1
運動器
症例提示：運動器
1.4.6.7.8
運動器
－1
15
25.6.17
月
2
運動器
チュートリアル
1.4.6.7.8
(SGD)
16
25.6.24
月
3
運動器
チュートリアル（コ
－1
1.4.6.7.8
アタイム）
17
25.6.24
月
4
運動器
チュートリアル
25.6.28
金
1
運動器
MSE(Multi-station
1.4.6.7.8
25.6.28
金
2
運動器
症例の解説
運動器
－2
1.4.6.7.8
Examination)
19
運動器
－2
（SGD)
18
運動器
田
中
和生
1.4.6.7.8
平
泉
裕
20
25.7.1
月
1
神経
症例提示：神経
1.5.6.7.8
神経－
1
64
21
25.7.1
月
2
神経
チュートリアル
1.5.6.7.8
(SGD)
22
25.7.8
月
3
神経
チュートリアル（コ
1
1.5.6.7.8
25.7.8
月
4
神経
チュートリアル
1.5.6.7.8
25.7.12
金
1
MSE(Multi-station
神経
1.5.6.7.8
Examination)
25
25.7.12
金
2
神経
症例の解説
神経－
2
（SGD)
24
神経－
2
アタイム）
23
神経－
瀧
雅文
1.5.6.7.8
矢
怜
65
本
野
科目名：法医学実習
(Forensic Medicine Laboratory)
責任者名：佐藤
啓造（法医学）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（４号館２０１号教室、５号館６階実習室）
必修
◆担当教員
佐藤
啓造(医学部 法医学
教授)
熊澤
武志(医学部 法医学
教授（員外）)
李
暁鵬(医学部
法医学
講師)
道解
公一(医学部
法医学
講師)
加藤
雅治(医学部
法医学
兼任講師)
晋(医学部
法医学
助教)
入戸野
丸茂
明美(富士吉田教育部
富士吉田教育部 兼任講師)
加藤
礼(昭和大学病院 消化器・一般外科
助教)
◆一般目標（GIO）
一般の臨床医に必須の知識である死亡診断書（死体検案書）作成、死体検案のやり方、医
師に必要な各種届出義務を習得するほか、医療行為による人為的な死（安楽死・尊厳死・
良心的輸血拒否・人工妊娠中絶）の倫理、血液型検査、一酸化炭素ヘモグロビン測定、メ
トヘモグロビン測定を理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.死亡診断書と死体検案書の区別ができ、両者を作成できる。
2.死体検案の方法（死後経過時間の推定を含む）を説明できる。
3.法的にみた医師の役割と義務を説明できる。
4.医師に必須の各種届出義務を説明できる。
5.医療行為による人為的な死（安楽死・尊厳死・良心的輸血拒否・人工妊娠中絶）の要求に
対する対処法を説明できる。
6.ABO 式血液型を説明でき、検査ができる。
7.Lewis 式血液型と分泌-非分泌型を説明でき、検査ができる。
8.Rh 式血液型を説明でき、検査ができる。
9.MN 式血液型を説明でき、検査ができる。
10.一酸化炭素ヘモグロビン測定法を説明でき、検査ができる。
66
11.メトヘモグロビン測定法を説明でき、検査ができる。
12.医療事故と医療過誤の対処法、予防対策を説明できる。
13.医療現場における個人情報の取扱い、医師の守秘義務を説明できる。
◆評価方法
出席、レポート（20％）
、筆記試験（80％）を総合して総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所など
メールアドレス・連
備考
絡先
佐藤
啓造
実習終了から１時間
熊澤
武志
実習終了から１時間
中内
暁博
実習終了から１時間
加藤
雅治
実習終了から１時間
◆授業概要
1.死亡診断書（死体検案書）作成 ： 201 号室（佐藤）
日本人 3 例、外国人 1 例の死亡診断書ないし死体検案書を作成し、提出する。病死、自殺、
事故死の事例がある。外国人のものは英語の死亡診断書も作成する。添削を受け、解答例
と自分の書類を比較することによって書き方を身に付ける。
2.死体検案 ： 201 号室（佐藤）
病死、自殺、他殺、事故死各 1 例をスライドで供覧する。死因とその判断根拠、死因の種
類（自・他殺、事故、病死の別）とその判断根拠をレポートに書き、提出する。後日、も
う一度、スライドを見ながら答合わせをする。
3.死の倫理 ： 201 号室（佐藤）
安楽死、尊厳死、良心的輸血拒否、人工妊娠中絶について種々の事例を提示し、どのよう
に対処するかレポートとして提出。後日、答合わせをする。
4.医師の届出義務 ： 201 号室（佐藤）
15 症例について届出先、届出期限、届出の根拠となる法律を記してレポートとして提出。
後日、答合わせをする。
5.医療過誤判例分析 ： 201 号室（加藤）
各自、別々の判例を与えられ、図書館などで判例分析をしてレポートとして提出する。こ
67
の分野は、特にレポートとテストの両方で合否が判定される。
6.血液型 ： 5 号館 6 階実習室
各自の血液の ABO 式、Rh 式（C、c、D、E、e）、MN 式、Lewis 式血液型を判定する。
AIDS や肝炎ウイルスのキャリアの人は採血を拒否してもらい、教員の血液の血液型を判定
してレポートを提出する。
7.一酸化炭素ヘモグロビン、メトヘモグロビン ： 実習室
各自の血液と、一酸化炭素ヘモグロビン、メトヘモグロビンを 20％位ずつ含む血液の両方
について一酸化炭素ヘモグロビンとメトヘモグロビンの測定をして、レポートを提出する。
将来、一酸化炭素ヘモグロビンやメトヘモグロビンの測定が必要となったとき、自分で測
定ができるようにする。
8.以上の項目について最後の時間に筆記試験を行う。合否はレポートと試験の両方で項目ご
とに発表する。不合格の場合には再試験、再々試験、最終試験まで行う。最終試験で未合
格項目が 2 つ以上ある学生は成績保留で試験委員会に報告する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
参考書
ＮＥＷ法医学・
編集
医事法
木
臨床のための法
佐藤 啓造
医学（第 6 版）
か
教科書
勝又・鈴
ほ
出版社名
発行年
南江堂
2008 年
朝倉書店
2010 年
◆準備学習(予習・復習)
初回に実習の手引きを配布するので、各項目について行う前に関係する部分を読んで内容
を把握したうえで実習に参加する。宿題として出されたレポートを提出すると共に、返却
されたレポートと解答例を比較し、死亡診断書の書き方などを自分のものとする。試験に
は佐藤の経験例から毎年、新しい事例を出題する。
◆全学年を通しての関連ユニット
３年「法科学」「法医学」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内
対象 SBO
担当
1
加 藤
容
1
25.5.9
木
3
医事法規
講義と
実例分
析
68
雅治
2
25.5.9
木
4
医療過誤
判例分
3.4
析
3
25.5.10
金
3
死亡診断
死亡診
書
断書作
加 藤
雅治
3
佐 藤
啓造
成
4
25.5.10
金
4
医師の届
各事例
出義務
の届出
12
佐 藤
啓造
先と法
的根拠
5
25.5.13
月
3
6.9
血 液 型
採血と
中 内
（ABO・
血液型
暁博
MN）
判定
入 戸
野
晋
丸 茂
明美
加 藤
礼
熊 澤
武志
6
25.5.13
月
4
7.8
血 液 型
血液型
中 内
（ Rh 、
判定と
暁博
Lewis）
レポー
入 戸
ト作成
野
晋
丸 茂
明美
加 藤
礼
熊 澤
武志
7
25.5.14
火
3
一酸化炭
一酸化
素ヘモグ
炭素ヘ
69
10
中 内
暁博
ロビン
モグロ
入 戸
ビン測
野
定
晋
丸 茂
明美
加 藤
礼
熊 澤
武志
8
25.5.14
火
4
11
メトヘモ
メトヘ
中 内
グロビン
モグロ
暁博
ビン測
入 戸
定
野
晋
丸 茂
明美
加 藤
礼
熊 澤
武志
9
25.5.15
水
3
死体検案
スライ
2
ドによ
佐 藤
啓造
る死体
検案
10
25.5.15
水
4
死の倫理
安
楽
5
道 解
死・良
公一
心的輸
佐 藤
血
啓造
拒
否・人
工妊娠
中絶
11
25.5.16
木
3
まとめ
レポー
ト
返
却・解
70
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12
佐 藤
啓造
説
12
25.5.16
木
4
試験
実習試
験
71
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12
佐 藤
啓造
科目名：病理学実習Ⅰ
(Pathology Laboratory Ⅰ)
責任者名：瀧本
雅文(昭和大学病院
臨床病理診断科
教授)
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（５号館５階実習室）
必修
◆担当教員
国村
利明(昭和大学横浜市北部病院
臨床病理診断科
田尻
琢磨(医学部 病理学
客員教授)
大池
信之(医学部
病理学
准教授)
齋藤
光次(医学部
病理学
講師)
杉山
朋子(医学部
病理学
講師)
濱谷
茂治(昭和大学横浜市北部病院
准教授)
臨床病理診断科
講師)
広田
由子(医学部 病理学
尾松
睦子(昭和大学横浜市北部病院 臨床病理診断科
助教)
塩沢
英輔(医学部
本間
まゆみ(医学部
病理学
病理学
講師)
講師)
助教)
◆一般目標（GIO）
系統講義を通して３年生までに学んできた全身諸臓器の疾患についての理解を深めるため
に、病理形態学的立場からそれらの組織像をあらためて認識する。
◆行動目標（SBOs）
1.呼吸器の炎症性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
2.呼吸器の腫瘍性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
3.小児の呼吸器疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
4.消化管の腫瘍性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
5.消化管の炎症性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
6.肝胆膵の炎症性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
7.肝胆膵の腫瘍性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
8.内分泌臓器の疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
9.中枢神経の炎症性疾患や循環障害を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
10.中枢神経の腫瘍性疾患を臨床病理学的および病理形態学的に説明できる。
11.剖検症例の臨床経過を理解し、解明すべき問題点を抽出できる。
72
12.剖検症例の肉眼所見を説明できる。
13.剖検症例の病理組織所見を説明できる。
14.剖検症例の解明すべき問題点を病理学的に説明できる。
◆評価方法
出席状況、実習態度、レポート、筆記試験を総合して総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
国村
利明
随時
[email protected]
横浜市北部病院
大池
信之
随時
[email protected]
病理学講座 病理
学部門
齋藤
光次
随時
03-3784-8119 (医局)
病理学講座 病理
学部門
杉山
朋子
随時
[email protected]
病理学講座 病理
学部門
濱谷
茂治
随時
[email protected]
横浜市北部病院
広田
由子
随時
[email protected]
病理学講座 病理
学部門
尾松
睦子
随時
[email protected]
横浜市北部病院
塩沢
英輔
随時
3784-8122 (医局)
病理学講座 病理
学部門
本間
まゆみ
随時
3784-8122 (医局)
病理学講座 病理
学部門
◆授業概要
本実習で対象とする疾患は M3 までの系統合議で履修済みのものがほとんどである。本実
習では病理組織標本を顕微鏡を用いて観察を行い、特徴的な病理所見をスケッチすること
が主な内容となる。
実習においては、はじめに教員が当日履修する複数の疾患について、それぞれの臨床経
過をパワーポイントを用いて提示し、必要に応じて各種画像も供覧する。学生はこれらの
中から情報を抽出し、想定すべき疾患を想起した上で、当該疾患のプレパラートを顕微鏡
73
を用いて観察する。スケッチブックに特徴的な病理所見をスケッチし、その解説を記入し、
病理診断を検討する。学生がこれらの作業を終了した時点で、教員が疾患の病理所見につ
いての解説を行う。剖検症例についても同様の実習を行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
教科書
標準病理学
監修：坂本穆彦， 医学書院
発行年
2010
北川昌伸，仁木
利郎
教科書
組織病理アトラ
監修：小池盛雄， 文光堂
ス
深山正久，恒吉
最新版
正澄，森永正二
郎
◆準備学習(予習・復習)
実習開始前に予定表が配布されるので、対象となる疾患について事前に予習しておくこと。
実習中に配られたプリントとスケッチブックを用いて復習を行うこと。
実習の終盤には実習内容に基づいた試験を行うので、それまでに十分に学習すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
３年：「病理病態総論Ⅰ・Ⅱ」，「感染症」，「外科学総論」，
「肝・胆・膵」，など
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
1-2
25.4.2
火
3
呼吸器
4
呼吸器性
1･2
国村
疾患，腫
明
瘍性疾患
大池
利
信
之
3-4
25.4.3
水
3
呼吸器
4
呼吸器性
1-2
濱谷
疾患，腫
治
瘍性疾患
大池
茂
信
之
5-6
25.4.4
木
3
呼 吸 器
74
小児呼吸
3
杉山
朋
4
4-5
（小児）
器疾患
子
消化器疾
消化管炎
塩沢
患
症 性 疾
輔
英
患，腫瘍
性疾患
7-8
25.4.5
金
3
呼 吸 器
小児呼吸
3
尾松
4
（小児）
器疾患
4-5
子
消化器疾
消化管炎
杉山
患
症 性 疾
子
睦
朋
患，腫瘍
性疾患
9-10
25.4.8
月
3
肝胆膵
4
炎症性疾
6-7
広田
患，腫瘍
子
性疾患
本間
由
ま
ゆみ
11-12
25.4.9
火
3
肝胆膵
4
炎症性疾
6-7
広田
患，腫瘍
子
性疾患
国村
由
利
明
13-14
25.4.10
水
3
内分泌
内分泌腫
8
濱谷
4
中枢神経
瘍性疾患
9-10
治
中枢神経
齋藤
循 環 障
次
茂
光
害・炎症
性・腫瘍
性疾患
15-16
25.4.12
金
3
内分泌
内分泌腫
8
尾松
4
中枢神経
瘍性疾患
9-10
子
中枢神経
齋藤
循 環 障
次
害・炎症
性・腫瘍
性疾患
17-18
25.4.15
月
3
解剖症例
75
解剖症例
11-14
全員
睦
光
4
の病理診
断
19-20
25.4.16
火
3
試験
4
76
記述試験
1-14
全員
科目名：病理学実習Ⅱ
(Pathology Laboratory Ⅱ)
責任者名：瀧本
雅文(昭和大学病院
臨床病理診断科
教授)
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（５号館５階実習室）
必修
◆担当教員
瀧本
雅文(昭和大学病院
九島
巳樹(昭和大学病院 臨床病理診断科
准教授)
矢持
淑子(昭和大学病院
臨床病理診断科
准教授)
松山
高明(昭和大学病院
臨床病理診断科
兼任講師)
秋田
英貴(昭和大学病院 臨床病理診断科
兼任講師)
塩沢
英輔(医学部
野呂瀬
本間
臨床病理診断科
病理学
朋子(昭和大学病院
まゆみ(医学部
病理学
教授)
講師)
臨床病理診断科 講師)
助教)
◆一般目標（GIO）
病理診断における組織所見を理解するために顕微鏡的に各疾患の組織形態を習得する。ま
た剖検症例を解析して剖検診断書を作製する。
◆行動目標（SBOs）
1.骨髄・リンパ節疾患を顕微鏡的に観察できる。
2.婦人科・乳腺疾患を顕微鏡的に観察できる。
3.男性生殖器疾患を顕微鏡的に観察できる。
4.腎疾患を顕微鏡的に観察できる。
5.循環器疾患を顕微鏡的に観察できる。
6.剖検症例を解析できる。
◆評価方法
出席、レポート、口答試験、CPC 形式発表、スライド投影試験等を総合して総括的評価を
行う。
◆オフィス・アワー
病理学（臨床病理診断学部門） 03-3784-8122
77
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
[email protected]
病理学（臨床病理
ど
瀧本
九島
雅文
矢持
巳樹
塩沢
淑子
野呂瀬
英輔
本間
朋子
まゆみ
実習終了後 30 分
実習室
診断学部門）
実習終了後 30 分
病理学（臨床病理
実習室
診断学部門）
実習終了後 30 分
病理学（臨床病理
実習室
診断学部門）
実習終了後 30 分
病理学（臨床病理
実習室
診断学部門）
実習終了後 30 分
病理学（臨床病理
実習室
診断学部門）
実習終了後 30 分
病理学（臨床病理
実習室
診断学部門）
◆授業概要
1.
骨髄・リンパ節、婦人科・乳腺、男性生殖器、腎、循環器疾患の組織所見を理解
するため顕微鏡などにより観察する。そしてその特徴的な所見を説明できるようにする。
2.
解剖症例を小グループで観察検討しその剖検診断書を作製する。最後にそれにつ
いて CPC 形式での発表会を行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
※病理病態総論でのプリント、実習でのプリント
種別
図書名
著者名
出版社名
参考書
組織病理アトラ
小池盛雄等
ス
修
監
発行年
文光堂
◆準備学習(予習・復習)
実習中に配布されたプリントなどの復習と参考書などで不足分をを補い予習復習を行う。
最後に観察した疾患を中心にスライド試験を行うため、十分に学習すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年
人体解剖学および生理学の講義および実習
３年「病理病態総論Ⅰ」
「病理病態総論Ⅱ」「循環器」「呼吸器」「消化管」「肝・胆・膵」
４年「病理学実習Ⅰ」
「血液・造血器」
「免疫・膠原病」
「生殖・産婦人科」
「神経」
「運動器」
78
「臨床検査」
「耳鼻咽喉・口腔」「皮膚」「小児医学」
◆予定表
平成 25 年 4 月 17 日（水）～5 月 8 日（水）3・4 限
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
1-2
25.4.17
水
3 ～
4
病理組織
病理組織
学
スケッチ
1-6
病 理 学
(臨床病
理診断
3-4
25.4.18
木
3 ～
4
病理組織
病理組織
学
スケッチ
1-6
病 理 学
(臨床病
理診断
5-6
25.4.19
金
3 ～
4
1-6
病理組織
病理組織
病 理 学
学
ス ケ ッ
(臨床病
チ、剖検
理診断
症例解析
7-8
25.4.22
月
3 ～
4
1-6
病理組織
病理組織
病 理 学
学
ス ケ ッ
(臨床病
チ、剖検
理診断
症例解析
9-10
25.4.23
火
3 ～
4
1-6
病理組織
病理組織
病 理 学
学
ス ケ ッ
(臨床病
チ、剖検
理診断
症例解析
11-12
25.4.24
水
3 ～
4
1-6
病理組織
病理組織
病 理 学
学
ス ケ ッ
(臨床病
チ、剖検
理診断
症例解析
13-14
25.4.25
木
3 ～
4
病理組織
病理組織
学
スケッチ
1-6
病 理 学
(臨床病
理診断
15-16
25.4.26
金
3 ～
4
病理組織
79
病理組織
1-6
病 理 学
学
(臨床病
試験
理診断
17-18
25.5.7
火
3 ～
4
6
病理組織
解剖症例
病 理 学
学
発 表 準
(臨床病
備、剖検
理診断
診断書作
成
19-20
25.5.8
水
3 ～
4
病理組織
CPC
学
式発表会
形
6
病 理 学
(臨床病
理診断
80
科目名：薬理学実習
(Pharmacology Laboratory)
責任者名：小口
勝司
（薬理学
医科薬理学部門）、小林
真一
（薬理学
部門）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（４号館２０１号教室、５号館２階・６階実習室）
◆担当教員
小口
勝司(医学部 医科薬理学
小林
真一(医学部
臨床薬理学 教授)
岩井
信市(薬学部
医薬品評価薬学
池野
美恵子(医学部 医科薬理学 客員教授)
田中
榮之介(医学部 臨床薬理学 客員教授)
辻
まゆみ(医学部
教授)
教授)
医科薬理学
准教授)
内田
直樹(医学部 臨床薬理学
准教授)
植田
俊彦(昭和大学病院附属東病院
眼科
上條
由美(大学院保健医療学研究科
看護学科
佐々木
准教授)
准教授)
晶子(医学部 医科薬理学 講師)
西村
有希(医学部
臨床薬理学 講師)
寺本
輝代(医学部
医科薬理学
長谷川
仁美(医学部
酒井
均(医学部
飯田
茂幸(医学部
小山田
兼任講師)
医科薬理学 兼任講師)
臨床薬理学
臨床薬理学
兼任講師)
兼任講師)
英人(医学部 医科薬理学 助教)
宇髙
結子(医学部
医科薬理学
助教)
三邉
武彦(医学部
医科薬理学
助教)
岩瀬
万里子(医学部 臨床薬理学 助教)
齊藤
敏江(医学部
倉橋
千佳
臨床薬理学
助教)
◆一般目標（GIO）
薬物の作用を観察・体験し、薬物と生体の相互作用の理解を深める。
◆行動目標（SBOs）
81
必修
臨床薬理学
1.実験動物を用い、薬物の反応を観察し、その薬理作用および作用機序を説明できる。
2.実験動物の摘出臓器・組織の反応を観察し、その薬理作用および作用機序を説明できる。
3.ヒトを対象とした試験の必須過程を実践し、その必要性を把握できる。
4.自らが検者・被験者となり薬理作用を体験し、自覚症状・他覚所見の発生機序を説明でき
る。
◆評価方法
実習態度、レポート、試験の総合点により評価。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
など
小口
勝司
実習終了後 60 分
03-3784-8125
小林
真一
実習終了後 60 分
03-3784-8128
岩井
信市
実習終了後 60 分
[email protected]
池野
美恵子
要予約
03-3784-8125
田中
榮之介
要予約
03-3784-8128
実習終了後 60 分
[email protected]
辻
まゆみ
内田
直樹
実習終了後 60 分
[email protected]
植田
俊彦
要予約
03-3784-8128
上條
由美
要予約
03-3784-8125
実習終了後 60 分
[email protected]
佐々木
晶子
西村
有希
実習終了後 60 分
[email protected]
寺本
輝代
要予約
03-3784-8128
82
備考
長谷川
仁美
酒井
均
要予約
03-3784-8128
飯田
茂幸
要予約
03-3784-8128
実習終了後 60 分
[email protected]
小山田
英人
宇髙
結子
実習終了後 60 分
[email protected]
三邉
武彦
実習終了後 60 分
[email protected]
岩瀬
万里子
実習終了後 60 分
[email protected]
齊藤
敏江
要予約
03-3784-8128
倉橋
千佳
実習終了後 60 分
[email protected]
◆授業概要
本実習では動物およびヒトを対象とした実験を行うため、実習初日に動物実験に関する法
律、およびヘルシンキ宣言についてレクチャーを行う。２日目以降は、４つのグループ（各
３０名前後）に分かれ、前半の４日間は動物、後半の４日間はヒトを対象とした実験を行
う。計８項目の実験終了後、実習を通し薬物の作用について理解が深まったかを確認する
ため、筆記試験を行う。また最終日には動物慰霊祭を行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
薬理学実習書
（2011）
◆準備学習(予習・復習)
予習として実習書をよく読んでくること。予習した内容の提出が必要な項目もある。また、
全ての実験終了後、テストを行うため、実習の手順、内容、薬物の作用などについて復習
をしておくこと。
83
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「生体と薬物」「自律神経・神経筋接合部の薬理」
３年「循環・腎・呼吸・消化・脂質代謝の薬理」「中枢神経系の薬理」
４年「臨床薬理学」「EBM」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
1-2
25.5.17
金
3
オリエン
全実習期
小林
4
テーショ
間を通し
一
ン・レク
ての諸注
小口
チャー
意、評価
司
方法の説
明、各実
習項目の
説明、ヘ
ルシンキ
宣言、動
物実験と
動物愛護
及び管理
に関する
法律
3-10
25.5.21
火
3
実験動物
・ウサギ
25.5.22
水
4
を用いた
摘出腸管
25.5.23
木
実習
に対する
25.5.24
金
薬物の作
用の観察
・モルモ
ット摘出
心臓に対
する薬物
の作用の
観察
・動物実
験シミュ
84
1.2
全員
真
勝
レーショ
ンソフト
を使用し
た薬物の
作用の確
認および
薬物の競
合的拮抗
作用の認
知
・マウス
に対する
中枢神経
作用薬等
の行動お
よび症状
に対する
影響の観
察
11-18
25.5.28
火
3
ヒトを対
・自律神
25.5.29
水
4
象とした
経作用薬
25.5.30
木
実習
の点眼に
25.5.31
金
よる瞳孔
径、調節
力、眼圧
に対する
影響の体
験
・カテコ
ールアミ
ン類の血
圧、脈拍、
自 覚 症
状、他覚
所見に対
する影響
85
3.4
全員
の体験
・アルコ
ール飲用
後 の 血
圧、呼吸、
運 動 能
力、作業
能力など
中枢神経
系に対す
る影響の
体験
・カフェ
インの薬
効評価の
ための二
重盲検試
験
19-20
25.6.4
火
3
実習試験
全員
4
21-22
25.6.5
水
3
総括
4
実習全体
小口
の総括、
司
実験動物
慰霊祭
86
勝
科目名：チーム医療実践の基盤チュートリアル
(Tutorial Learning for Practice of Team Medicine)
責任者名：高宮
有介（医学教育推進室）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：演習（旗の台、長津田キャンパス PBL 室）必修
◆担当教員
高木
康(医学部
医学教育推進室 教授)
成島
道昭(昭和大学横浜市北部病院
鈴木
雅隆(医学部
髙宮
有介(医学部 医学教育推進室
講師)
木内
祐二(薬学部
薬学教育推進室
教授)
片岡
竜太(歯学部
歯科教育推進室
教授)
下司
映一(保健医療学部 看護学科
教授)
中西
孝子(医学部
生体制御学 准教授)
泉﨑
雅彦(医学部
生体調節機能学
今井
元(医学部 顕微解剖学
磯﨑
正典(医学部 病理学
肉眼解剖学
医療教育支援室
教授（員外）)
准教授)
教授)
講師)
助教（員外）)
◆一般目標（GIO）
入院患者に対して適切な医療を実践する基盤を構築するために、さまざまな医療専門職の
視点から明らかになった情報や問題点を共有し、医療チームとして対応策を提示する能力
を修得する。
◆行動目標（SBOs）
1.入院患者に関して多くの医療職が用いるさまざまな書式、その目的と内容を説明できる。
2.入院患者の病状や経過を、病棟で利用できる診療録等の資料や医療チームの討議からまと
めることができる。
3.入院患者の治療やケアの問題点を、医療チームの討議により抽出することができる。
4.患者への最善の治療やケアを、科学的根拠と医療チームの討議により提案できる。
5.患者の情報、評価、治療計画について、SOAP 形式などを用いて分かりやすくまとめるこ
とができる。
6.患者の安全や医療倫理に関する問題に対して、医療チーム全体で積極的に対応するための
討議と提案ができる。
87
7.守秘義務を順守して、患者情報を適切に取り扱うことができる。
8.自分の意見を分かりやすく他者に伝え、他者の意見を傾聴し、積極的で効果的なグループ
討議ができる。
9.医療チームの討議により、患者情報の共有、診断や治療方針の共通の理解をもつことの重
要性を説明できる。
10.患者中心の医療における医療チームの協調や連携の必要性を討議できる。
◆評価方法
小グループ討議の参加態度と積極性（60％）、自学自習のレポートと説明（20％）・発表の
内容と態度（20％）により評価する。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
備考
など
高木
康
随時
[email protected]
成島
道昭
随時
[email protected]
鈴木
雅隆
随時
[email protected]
髙宮
有介
随時
[email protected]
◆授業概要
病院実習で直面しうる医療チーム全体が関わるべき代表的な臨床的な問題をテーマに、４
学部連携 PBL チュートリアルを実施する。診療録などの病棟で用いる書式で提示された患
者症例について、経過と患者の持つ課題を小グループ討議でまとめ、チーム医療による最
善の治療やケアを提案する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
手引き
学 部 連 携 PBL
著者名
出版社名
発行年
杉本恒明，矢崎
朝倉書店
2007 年
中山書店
2009 年
チュートリアル
参考書
内科学
義雄編
参考書
内科学
小川聡編
88
PBL のすすめ
参考書
マジュンダ、竹
学習研究社
2004 年
医学書院
2001 年
南山堂
2004 年
尾 恵子 著
参考書
PBL 判断能力を
ウッズ、新道 幸
高める主体的学
恵 訳
習
参考書
実践 PBL テュ
吉田 一郎、大西
ートリアル
弘高 編著
◆準備学習(予習・復習)
提示された患者症例について小グループ討議で解析を行い、グループ討議で抽出した学習
事項を、参考書やガイドラインなどを用いて各自次回までに自己学習を行う。発表会後に
は、リソース資料を参照して、病棟で用いる患者資料の記載方法、活用法や適切な科学的
根拠に基づく医学的診断・治療の提案のプロセスを復習する。
◆全学年を通しての関連ユニット
１年「チーム医療の基盤 A」「チーム医療の基盤 B」
２年「日本語対話法」
３年「症候学演習」「臨床医学演習 1」「チーム医療とコミュニケーション」
４年「臨床医学演習 2」
「EBM」
「臨床薬理学」
「医療倫理」
「基本的診察技法実習」
「治療系
実習」「診断系実習」
５年「臨床実習（各診療科）」
６年「選択臨床実習」
◆予定表
回
1
年月日
25.6.7
曜日
金
時限
1
対象 SBO
担当
1.2.3.4.5.6.7.8
4 学部フ
学 習 項
学 習 内
目
容
小 グ ル
提 示 さ
ー プ 討
れ た 症
ァシリ
議
例 に 対
テータ
して、小
タスク
グ ル ー
プ 討 議
で 患 者
の 病 状
と 経 過
を ま と
89
め、ファ
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
で 問 題
点 と 学
習 項 目
を 抽 出
する
2
25.6.7
金
2
1.2.3.4.5.6.7.8
4 学部フ
小 グ ル
提 示 さ
ー プ 討
れ た 症
ァシリ
議（コア
例 に 対
テータ
タ イ ム
して、小
タスク
１）
グ ル ー
プ 討 議
で 患 者
の 病 状
と 経 過
を ま と
め、ファ
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
で 問 題
点 と 学
習 項 目
を 抽 出
する
90
3
25.6.7
金
3
1.2.3.4.5.6.7.8
4 学部フ
小 グ ル
提 示 さ
ー プ 討
れ た 症
ァシリ
議（コア
例 に 対
テータ
タ イ ム
して、小
タスク
１）
グ ル ー
プ 討 議
で 患 者
の 病 状
と 経 過
を ま と
め、ファ
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
で 問 題
点 と 学
習 項 目
を 抽 出
する
4
25.6.7
金
4
1.2.3.4.5.6.7.8
4 学部フ
グ ル ー
提 示 さ
プ学習
れ た 症
ァシリ
例 に 対
テータ
して、小
タスク
グ ル ー
プ 討 議
で 患 者
の 病 状
と 経 過
を ま と
め、ファ
シ リ テ
ー タ 参
91
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
で 問 題
点 と 学
習 項 目
を 抽 出
する
5
25.6.13
木
1
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
小 グ ル
各 自 の
ー プ 討
学 習 内
ァシリ
議（コア
容 の 提
テータ
タ イ ム
示 と 合
タスク
2）
意 形 成
の た め
に、ファ
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
と 引 き
続 く グ
ル ー プ
学 習 を
行う。
6
25.6.13
木
2
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
小 グ ル
各 自 の
ー プ 討
学 習 内
ァシリ
議（コア
容 の 提
テータ
タ イ ム
示 と 合
タスク
2）
意 形 成
の た め
に、ファ
92
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
と 引 き
続 く グ
ル ー プ
学 習 を
行う。
7
25.6.13
木
3
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
グ ル ー
各 自 の
プ学習
学 習 内
ァシリ
容 の 提
テータ
示 と 合
タスク
意 形 成
の た め
に、ファ
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
と 引 き
続 く グ
ル ー プ
学 習 を
行う。
8
25.6.13
木
4
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
グ ル ー
各 自 の
プ学習
学 習 内
ァシリ
容 の 提
テータ
示 と 合
タスク
意 形 成
93
の た め
に、ファ
シ リ テ
ー タ 参
加 型 の
小 グ ル
ー プ 討
議（コア
タイム）
と 引 き
続 く グ
ル ー プ
学 習 を
行う。
9
25.6.18
火
1
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
小 グ ル
各 自 の
ー プ 討
学 習 内
ァシリ
議（発表
容 の 提
テータ
準備）
示 と 合
タスク
意 形 成
を 行 い
（ コ ア
タ
イ
ム ）、 複
数 の グ
ル ー プ
で 合 意
内 容 を
相 互 に
発 表 し
討 議 を
行う。
10
25.6.18
火
2
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
小 グ ル
各 自 の
ー プ 討
学 習 内
ァシリ
議（発表
容 の 提
テータ
準備）
示 と 合
タスク
意 形 成
94
を 行 い
（ コ ア
タ
イ
ム ）、 複
数 の グ
ル ー プ
で 合 意
内 容 を
相 互 に
発 表 し
討 議 を
行う。
11
25.6.18
火
3
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
発表・討
各 自 の
議
学 習 内
ァシリ
容 の 提
テータ
示 と 合
タスク
意 形 成
を 行 い
（ コ ア
タ
イ
ム ）、 複
数 の グ
ル ー プ
で 合 意
内 容 を
相 互 に
発 表 し
討 議 を
行う。
12
25.6.18
火
4
3.4.5.6.7.8.9.10
4 学部フ
発表・討
各 自 の
議
学 習 内
ァシリ
容 の 提
テータ
示 と 合
タスク
意 形 成
を 行 い
（ コ ア
95
タ
イ
ム ）、 複
数 の グ
ル ー プ
で 合 意
内 容 を
相 互 に
発 表 し
討 議 を
行う。
96
科目名：医学英語Ｂ
(Medical English B)
責任者名：平野
勉（糖尿病・代謝・内分泌内科
教授）
学期：前期
対象学年：4 年
授業形式等：演習（４号館２０１号教室、１号館３階・５階ＰＢＬ教室）
◆担当教員
平野
勉(昭和大学病院附属東病院 糖尿病・代謝・内分泌内科
佐々木
康綱(昭和大学病院 腫瘍内科
教授)
尾本
正(昭和大学病院 心臓血管外科
准教授)
野津
史彦(昭和大学病院
消化器内科
准教授)
水野
克己(昭和大学病院
小児科 准教授)
土佐
泰祥(昭和大学病院
形成外科
依田
光正(昭和大学病院 リハビリテーション科
笠間
毅(昭和大学病院 リウマチ・膠原病内科 准教授)
田中
明彦(昭和大学病院 呼吸器・アレルギー内科
伊藤
敬義(昭和大学病院
消化器内科
講師)
酒井
哲郎(昭和大学病院
循環器内科
講師)
原田
浩史(昭和大学藤が丘病院
伊與田
雅之(昭和大学病院
准教授)
血液内科
腎臓内科
講師)
講師)
講師)
渡辺
秀晃(昭和大学病院
森田
將(昭和大学病院 泌尿器科
扇谷
芳光(昭和大学病院
放射線科 講師)
大塚
直樹(昭和大学病院
麻酔科 講師)
詫間
隆博(昭和大学病院
感染症内科
下平
和久(昭和大学病院 産婦人科
池田
純(昭和大学病院 整形外科
金野
竜太(昭和大学横浜市北部病院
杉山
美紀子(昭和大学病院附属東病院
加古
結子(昭和大学病院 小児科 助教)
阿部
祥英(昭和大学病院
谷
准教授)
皮膚科 准教授)
講師)
講師)
講師)
講師)
内科
助教)
皮膚科
助教)
小児科 助教)
将之(昭和大学附属烏山病院
精神神経科 助教)
真田
建史(昭和大学横浜市北部病院
山縣
文(昭和大学附属烏山病院
メンタルセンター 講師)
精神神経科 助教)
97
教授)
必修
富田
由里(昭和大学病院 呼吸器外科
助教)
福田
賢一郎(昭和大学病院
古田
厚子(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
助教)
中條
敬人(昭和大学病院 脳神経外科
助教)
菅沼
理江(昭和大学病院
小児外科
古泉
友丈(昭和大学病院
消化器・一般外科 助教)
大田
美智(昭和大学病院附属東病院 皮膚科 非常勤女性医師)
大田
進(昭和大学病院 呼吸器・アレルギー内科
松原
倫子
久川
聡(昭和大学病院 臨床病理診断科
救急医学科
助教)
助教)
助教（員外）)
兼任講師)
◆一般目標（GIO）
１．英語論文を読み、正しく理解し、内容を咀嚼して批評できること、及び英語で論文を
書くために必要な論文構成、表現法、慣用句などの基礎知識を修得する。
２．診療に必要な英会話の基礎的表現法を習得する。
◆行動目標（SBOs）
1.臨床各科の一流医学雑誌の論文を読む。
2.研究の背景と目的を理解する。
3.研究方法と study design を理解し、目的に合致しているかを吟味する。
4.研究結果の意味を考え、その結果に自ら考察を加える。
5.考察を読んで自分の考えと比較し、結果の意味を再考する。
6.目的を振り返り、考察の内容を考慮して結論の妥当性を審判する。
7.以上を報告書にまとめ、講義（演習）時間を使用して発表する。
8.質疑・応答を通じ、論文の理解度を深め、また発表の評価を受ける。
9.上記により英語論文を読むことに慣れ、力を付け、さらに事象の英語表現法や医学英語の
構文法を学び、英語論文作製のための基礎知識を習得する。
10.問診で必要な英会話表現法を学ぶ。
11.繰り返し練習することで実践的な力を養う。
◆評価方法
発表と質疑応答を通じて、論文から得た知識を自分のものにしているかを採点する。
英会話演習後の小テストで採点する。
98
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
平野
勉
[email protected]
随時
◆授業概要
第 1～6 回は 10 人程度のスモールグループに分かれ、3 回の演習を 1 クールとして原則 1
診療科の論文について学習する。合計 2 クールの演習がある。第 7～9 回は全体で英会話演
習を行う。
スモールグループ演習は、臨床科の教員の指導のもと行う。学習するのは、指導教員の専
門分野の医学論文となる。授業のすすめ方は担当教員ごとに異なるので、その指示に従う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
小冊子
Patient-Doctor
尾本 正
昭和大学医学部
2013 年
Conversation
◆準備学習(予習・復習)
スモールグループ演習：2 クールの演習で、各自 2 編の論文を読み理解する。各学生に医学
論文が割り振られる。その論文の概要を発表し、質疑できるように予習する必要がある。
◆全学年を通しての関連ユニット
なし
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.5.23
木
2
医学英語
論文のプ
演習 1
レゼンテ
1～11
第 1 回担
当者
ー シ ョ
ン、質疑
２
25.5.30
木
2
医学英語
演習 2
99
〃
1～11
第 2 回担
当者
３
25.6.6
木
2
医学英語
〃
1～11
演習 3
４
25.6.20
木
2
医学英語
当者
〃
1～11
演習 4
５
25.6.27
木
2
医学英語
25.7.4
木
2
医学英語
〃
1～11
８
25.7.10
25.7.11
水
木
2
3
第 5 回担
当者
〃
1～11
演習 6
７
第 4 回担
当者
演習 5
６
第 3 回担
第 6 回担
当者
1～11
尾本
正
〃
1～11
尾本
正
〃
1～11
尾本
正
英会話演
英会話演
習1
習
英会話演
習2
９
25.7.11
木
4
英会話演
習3
100
科目名：ＥＢＭ
(EBM)
責任者名：小風
暁
（公衆衛生学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
小風
暁(医学部
松井
研一(医学部
公衆衛生学
研究推進室
教授)
教授（員外）)
◆一般目標（GIO）
科学的な医療の実践のために、３つの要素すなわち、臨床的専門技能、利用可能な最善の
外部根拠、患者の価値と期待を統合するための方法を理解し習得する
◆行動目標（SBOs）
1.臨床上の疑問を解答可能な形で挙げることができる。
2.最善のエビデンスを見つけることができる。
3.治療に関する論文を吟味することができる。
4.診断に関する論文を吟味することができる。
5.システマティックレビューを吟味することができる。
6.害／病因の論文を吟味することができる。
7.予後に関する論文を吟味することができる。
8.エビデンスを適用することができる。
9.エビデンスの用語を説明できる。
10.エビデンスのレベルと勧告の強さを説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
ど
小風
暁
随時
[email protected]
101
備考
松井
研一
[email protected]
随時
◆授業概要
目の前の患者に何をなすべきかという命題は、医師にとって現場で常に直面する重要な課
題である。最善の治療方針を決定していくための考え方、手順、必要な情報収集、情報の
吟味、など一連の過程を概説する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
参考書
EBM の道具箱
ダグラス・バデ
中山書店
2007 年
（第２版）
ノック、カー
南江堂
2002 年
オーシーシー㈱
1998 年
医学書院
1998 年
南江堂
2009 年
ル・ヘネガン
参考書
続 EBM 実践ワ
名郷 直樹
ークブック
参考書
参考書
根拠に基づく医
久繁 哲徳
監
療
訳
P-drug マ ニ ュ
訳：津谷 喜一
アル：
郎、別府 宏圀、
WHO の進める
佐久間 昭
医薬品適正処方
参考書
ステップアップ
名郷 直樹
EBM
実践ワークブッ
ク
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と参考書で不足の内容について予習復習を行うこととす
る。
◆全学年を通しての関連ユニット
診断、治療、予後、予防、等に関する全てのユニット
◆予定表
102
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.9.11
水
2
EBM 総
EBM の
論
定義とス
9.10
小風
暁
1.2.5
小風
暁
6
小風
暁
4
松井
研
テップ
２
25.9.12
木
1
Step 1、2
質問の定
式化、エ
ビデンス
を探す
３
25.9.12
木
2
Step 3
害／病因
の論文を
吟味する
４
25.9.13
金
1
Step 3
診断に関
する論文
一
を吟味す
る
５
25.9.13
金
2
Step 3
治療に関
3
する論文
松井
研
一
を吟味す
る
６
25.9.17
火
1
Step 3
予後に関
Step 4、5
する論文
を吟味す
る
エビデン
スを患者
に適用す
るプロセ
スを評価
する
103
7.8
松井
一
研
科目名：臨床薬理学
(Clinical Pharmacology)
責任者名：小林
真一
（薬理学
臨床薬理学部門）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
小林
真一(医学部
臨床薬理学
教授)
安原
一(法人本部
理事長室
小口
勝司(医学部
医科薬理学
村山
純一郎(薬学部 病院薬剤学 教授)
内田
直樹(医学部
臨床薬理学
准教授)
深澤
一郎(医学部
臨床薬理学
兼任講師)
相談役（臨時）)
教授)
◆一般目標（GIO）
合理的薬物療法を行うための臨床薬理学の基礎知識を修得する。特に病態生理と薬物動態
を考慮に入れた薬物治療を理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.根拠に基づいた合理的薬物療法を概説できる。
2.主要な薬物動態学的パラメータ、コンパートメントを列挙し、説明できる。
3.医薬品の適正使用の手順を説明できる。
4.医薬品の開発のプロセスを説明できる。
5.臨床試験の科学性と倫理性を説明できる。
6.病態時における薬物投与計画を提示できる。
7.妊娠、授乳中の薬物療法の原則を説明できる。
8.小児の特殊性と薬物療法の原則を説明できる。
9.医薬品添付文書の読み方を説明できる。
10.老人の特殊性と薬物療法の原則を説明できる。
11.処方箋の書き方、服薬の基本、コンプライアンスを説明できる。
12.代表的な中枢神経作用薬の適応症、薬理作用、副作用を説明できる。
13.代表的な循環器作用薬の適応症、薬理作用、副作用を説明できる。
14.代表的な化学療法薬の適応症、薬理作用、副作用を説明できる。
15.医薬品の適正使用における薬物相互作用を例示できる。
104
16.医薬品の副作用被害救済制度について説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
小林
真一
要予約
03-3784-8128
安原
一
要予約
[email protected]
小口
勝司
要予約
03-3784-8125
村山
純一郎
要予約
[email protected]
内田
直樹
随時
[email protected]
深澤
一郎
講義終了後１時間
03-3784-8128
◆授業概要
合理的薬物治療は、ハードな存在である薬物と、ソフトな存在である人間との出会いから
生まれる。そこで、薬物の使い方の科学（薬物治療学・臨床薬理学）が必要となる。薬物
治療の最適化を行うためには、薬物治療の経過中の薬物の効き方と安全性についての評価
を行い、次回の薬物投与計画（薬物・投与量・投与方法の選択）に反映させることが出来
なければならない。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
教科書
臨床薬理学
指定図書
著者名
第
小林
３版
原
臨床薬理学テキ
植松
真一、安
出版社名
発行年
医学書院
2011 年
南江堂
2001 年
一、他
俊彦、他
スト
改訂第２版
105
〃
臨床薬理学ハン
安原
一、他
メディカルサイ
ドブック
エンス
第２版増補版
ーナショナル
1991 年
インタ
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「生体と薬物」「自律神経・神経筋接合部の薬理」
３年「循環・腎・呼吸・消化・脂質代謝の薬理」「中枢神経系の薬理」
４年「EBM」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.9.17
火
2
臨床薬理
臨床薬理
学総論
学とは、
1
小林
真
一
合理的薬
物療法
２
25.9.18
水
1
〃
臨床薬物
2
動態学Ⅰ
３
25.9.18
水
2
〃
臨床薬物
25.9.19
木
1
〃
医薬品の
真
一
6
動態学Ⅱ
４
小林
小林
真
一
4.5
開発と臨
小林
真
一
床試験Ⅰ
５
25.9.19
木
2
〃
医薬品の
4.5
開発と臨
小林
真
一
床試験Ⅱ
６
25.9.20
金
1
老人の臨
老人の特
床薬理
殊性、老
106
10
安原
一
人の薬物
療法
７
25.9.20
金
2
処方箋
処方箋の
11
書き方、
村山
純
一郎
服薬コン
プライア
ンス
８
25.9.24
火
1
医薬品添
医薬品添
付文書
付文書の
9
安原
一
7.8
深澤
一
読み方、
副作用、
禁忌薬
９
25.9.24
火
2
小児・周
小児の特
産期の臨
殊性、小
床薬理
児の薬物
郎
療法、催
奇形性、
妊娠、授
乳中の薬
物療法
１０
１１
25.9.25
25.9.25
水
水
1
2
医薬品副
医薬品副
作用被害
作用被害
救済制度
救済制度
中枢神経
適応症、
作用薬
薬 理 作
16
内田
直
樹
12
小口
勝
司
用、副作
用、薬物
治療選択
１２
25.9.26
木
1
循環器作
適応症、
用薬
薬 理 作
13
安原
一
14
安原
一
用、副作
用、薬物
治療選択
１３
25.9.26
木
2
化学療法
適応症、
薬
薬 理 作
用、副作
107
用、薬物
治療選択
１４
25.9.27
金
1
まとめ
医薬品の
適正使用
と薬物相
互作用
108
3.15
安原
一
科目名：耳鼻咽喉・口腔
(Otorhinolaryngology)
責任者名：小林
一女（耳鼻咽喉科学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
洲崎
春海(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
教授)
小林
一女(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
准教授)
肥後
隆三郎(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
准教授)
恭之(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
講師)
比野平
工藤
睦男(昭和大学病院
耳鼻咽喉科
講師)
渡邊
荘(昭和大学病院 耳鼻咽喉科
嶋根
俊和(昭和大学藤が丘病院
耳鼻咽喉科 准教授)
金井
憲一(昭和大学藤が丘病院
耳鼻咽喉科 准教授)
門倉
義幸(昭和大学横浜市北部病院
小林
斉(昭和大学藤が丘病院
講師)
耳鼻咽喉科 講師)
耳鼻咽喉科
講師)
◆一般目標（GIO）
耳鼻咽喉頭頸部領域の解剖、生理、機能を知る。さらに耳鼻咽喉頭頸部領域における疾患
の診断、検査法を知り、疾患の概要、治療について学ぶ。
◆行動目標（SBOs）
1.耳、鼻、口腔、咽頭、喉頭、気管、食道、頸部の各構造を説明できる。
2.聴覚の生理（きこえについて）を説明できる。
3.身体平衡の生理（めまいについて）を説明できる。
4.難聴の種類と原因疾患を挙げられる。
5.めまいの種類と原因疾患をあげられる。
6.急性中耳炎、良性発作性頭位眩暈症について説明できる。
7.鼻の生理・機能（嗅覚）を説明できる。
8.固有鼻腔の疾患を挙げられる。
9.副鼻腔の疾患を挙げられる。
10.アレルギー性鼻炎について説明できる。
11.急性、慢性副鼻腔炎について説明できる。
109
12.鼻出血をきたす疾患を挙げ、説明できる。
13.口腔・咽頭の生理・機能（嚥下、咀嚼、味覚）を説明できる。
14.咽頭痛をきたす疾患を挙げ、説明できる。
15.上気道炎、扁桃炎について説明できる。
16.喉頭の生理・機能（音声、呼吸）を説明できる。
17.嗄声をきたす疾患を挙げ、説明できる。
18.代表的な頸部の良性腫瘤を挙げられる。
19.頭頸部領域の悪性腫瘍を挙げられる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
備考
など
洲崎
春海
随時
[email protected]
小林
一女
〃
[email protected]
肥後
隆三郎
〃
[email protected]
〃
[email protected]
比野平
恭之
工藤
睦男
〃
[email protected]
渡邊
荘
随時
[email protected]
〃
[email protected]
その他の教員
◆授業概要
１.耳科学総論
聴器の臨床解剖、生理、機能、聴力検査、平衡機能検査、
画像検査
２.耳科学各論１
内耳・後迷路疾患
（ＢＰＰＶ、聴神経腫瘍、顔面神経
麻痺など）
３.耳科学各論２
外耳・中耳疾患
110
（急性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫、
耳硬化症など）
４.鼻科学総論
鼻・副鼻腔の臨床解剖、生理、機能、画像検査、嗅覚検
査、アレルギー検査、味覚検査
５.鼻科学各論１
鼻腔の疾患（アレルギー性鼻炎）、嗅覚、味覚障害
６.鼻科学各論２
副鼻腔疾患（慢性副鼻腔炎）
７.口腔、咽頭疾患
扁桃疾患、睡眠時無呼吸症、アデノイド
８.喉頭疾患
嗄声をきたす疾患、声帯ポリープ、声帯結節の症状、
所見、診断、治療法
９.頭頸部腫瘍総論
頭頸部の臨床解剖、生理、機能、頭頸部悪性腫瘍の診断、
治療
10.頭頸部腫瘍各論１
口腔、咽頭の悪性腫瘍の診断、治療法、舌癌、上咽頭癌、
中咽頭癌、下咽頭癌
11.頭頸部腫瘍各論２
喉頭癌、鼻・副鼻腔の悪性腫瘍の診断、治療法について。
12.頭頸部腫瘍各論３
頭頸部の良性腫瘍について診断、治療法、甲状腺、唾液腺
腫瘍の症状、所見、診断、治療法
13.気管・食道
気管・食道の疾患、異物の診断、摘出法、気管切開の
適応など
14.音声、言語、嚥下
言語障害、嚥下のしくみ、嚥下障害の診断、治療法
15.頭部、顔面外傷
頭頸部の外傷について、鼻骨骨折、側頭骨骨折、顔面外
傷の症状、所見、診断、治療法
16.耳鼻咽喉科のリハビリテーション
人工内耳、補聴器、めまいのリハビリについて手
術法、処方など
17.耳鼻咽喉科の社会医学
◆教
診断書の書き方、身障法、労災法について。
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
教科書
新耳鼻咽喉科学
切替
（改訂 10 版）
村
SUCCESS 耳鼻
洲崎
咽喉科
木
指定図書
一郎、野
出版社名
発行年
南山堂
2004 年
金原出版
2007 年
恭也
春海、鈴
衞、吉原
俊雄
◆準備学習(予習・復習)
講義は指定図書を中心として行う。講義中に配布されたプリント、参考書、教科書で不足
の内容については予習、復習を行うこととする。
111
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「感覚の生理」「リンパ・内分泌・感覚・外皮の解剖」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
２
３
４
５
６
25.9.11
25.9.11
25.9.12
25.9.12
25.9.13
25.9.13
水
水
木
木
金
金
3
4
3
4
3
4
耳科学総
解剖・生
論
理・検査
耳科学各
内耳・後
論Ⅰ
迷路疾患
耳鼻咽喉
人 工 内
科のリハ
耳・補聴
ビリテー
器・めま
ション
い
耳鼻咽喉
身障法・
科の社会
労災法・
医学
学校保健
頭頸部腫
解剖・生
瘍総論
理・検査
頭頸部腫
甲状腺・
瘍各論１
唾液腺疾
1.2.3
小林
一
女
4、５，６
小林
一
女
4.5
小林
一
女
4.5.6
小林
斉
1
門倉
義
幸
１８
工藤
睦
男
患
７
８
25.9.17
25.9.17
火
火
3
4
鼻科学総
解剖・生
論
理・検査
鼻科学各
鼻 腔 疾
論１
患・嗅覚
1.7
渡邊
荘
8.10.12
渡邊
荘
9,11
金井
憲
障害・味
覚障害
９
１０
25.9.18
25.9.18
水
水
3
4
鼻科学各
副鼻腔疾
論２
患
口腔・咽
良性疾患
112
一
13.14
門倉
義
頭疾患
１１
25.9.19
木
3
外傷
幸
顔 面 外
4.5.12
傷、側頭
比 野 平
恭之
骨骨折
１２
１３
25.9.19
25.9.20
木
金
4
3
耳科学各
外耳・中
論２
耳疾患
頭頸部腫
悪性腫瘍
瘍各論２
（喉頭・
４．６
比 野 平
恭之
19
嶋根
俊
和
副鼻腔）
１４
１５
25.9.25
25.9.25
水
水
3
4
気管・食
異物、気
道
管切開
頭頸部腫
悪性腫瘍
瘍各論３
（口腔・
１
工藤
睦
男
１８
肥後
隆
三郎
咽頭）
１６
25.9.26
木
3
音声・言
失語・言
語・嚥下
語発達遅
13
肥後
隆
三郎
滞・嚥下
障害
１７
25.9.26
木
4
喉頭疾患
良性疾患
16.17
肥後
三郎
113
隆
科目名：皮膚
(Dermatology)
責任者名：末木
博彦（皮膚科学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
末木
宋
博彦(昭和大学病院附属東病院
皮膚科 教授)
寅傑(昭和大学横浜市北部病院 皮膚科
客員教授)
秋山
正基(昭和大学病院附属東病院
皮膚科 准教授)
中田
土起丈(昭和大学横浜市北部病院
北見
由季(昭和大学病院附属東病院
渡辺
秀晃(昭和大学病院
保坂
浩臣(昭和大学藤が丘病院
皮膚科
講師)
内田
隆夫(昭和大学藤が丘病院
皮膚科
講師)
安木
良博(昭和大学病院附属東病院
皮膚科 兼任講師)
永田
茂樹(昭和大学病院附属東病院
皮膚科 兼任講師)
皮膚科
准教授)
皮膚科 講師)
皮膚科 准教授)
◆一般目標（GIO）
１．医学生が将来一般臨床医として必要な皮膚科学の知識を習得する。
２．皮膚疾患の診かた・考え方を身につける。
◆行動目標（SBOs）
1.皮膚疾患を理解する上で必要な、解剖学・生理学・生化学・免疫学などの基礎医学的事項
を説明できる。
2.皮膚疾患における発疹（原発疹、続発疹）を理解し、説明できる。
3.各論においては、各皮膚疾患の疫学、発疹の特徴、病理所見、検査法、鑑別診断法、治療、
予後、病因について説明することができる。
4.スライドにより各皮膚疾患の特徴を視覚的にも十分把握し、臨床実習に備える。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
114
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
備考
など
末木
宋
博彦
寅傑
随時
[email protected]
随時
[email protected]
秋山
正基
随時
[email protected]
中田
土起丈
随時
[email protected]
北見
由季
随時
[email protected]
渡辺
秀晃
随時
[email protected]
保坂
浩臣
随時
[email protected]
内田
隆夫
随時
[email protected]
安木
良博
随時
[email protected]
永田
茂樹
随時
[email protected]
◆授業概要
総論について学んだ後に代表的な皮膚疾患について学習していく。授業は必ずしも教科書
レベルにとどまらず、up-to-date な内容も交えたものとする。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
あたらしい皮膚
清水
宏
中山書店
2005 年
マイナー皮膚科
上野
賢一、大
金芳堂
2006 年
学第８版
塚
標準皮膚科学
西川
医学書院
2007 年
（第８版）
か
科学
指定図書
〃
藤男
武二
115
ほ
◆準備学習(予習・復習)
授業に集中して、映し出される臨床所見を視覚的にしっかりと把握することが最重要であ
る。また皮膚疾患は数が極めて多いため、自己学習による整理、確認を行うこととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
３年「症候学演習」
４年「医学英語Ｂ」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
1
25.9.27
金
2
総論Ⅰ
皮膚解剖
1
学、生理
末木
博
彦
学、免疫
学
2
25.9.30
月
1
総論Ⅱ
皮膚科診
2
断学
3
25.9.30
月
2
各論Ⅰ
代謝異常
渡辺
秀
晃
3.4
症、ウイ
中田
土
起丈
ルス感染
症
4
25.10.1
火
1
各論Ⅱ
角化症、
3.4
炎症性角
内田
隆
夫
化症、附
属器疾患
5
25.10.1
火
2
各論Ⅲ
真菌症
3.4
北見
由
季
6
25.10.2
水
1
各論Ⅳ
細菌感染
3.4
宋
3.4
安木
寅傑
症
7
25.10.2
水
2
各論Ⅴ
性病、動
物性皮膚
症、ハン
116
博
良
セン病
8
25.10.3
木
1
各論Ⅵ
膠原病、
3.4
色素異常
北見
由
季
症、肉芽
腫症
9
25.10.3
木
2
各論Ⅶ
物理・化
3.4
学障害、
永田
茂
樹
血管炎、
紫斑症
10
25.10.4
金
1
各論Ⅷ
紅斑症，
3.4
紅皮症、
渡辺
秀
晃
中毒疹・
薬疹
11
25.10.4
金
2
各論Ⅸ
湿疹・皮
3.4
膚炎群、
保坂
浩
臣
蕁麻疹、
痒疹
12
25.10.7
月
1
各論Ⅹ
水疱症、
3.4
膿疱症、
秋山
正
基
母斑・母
斑症
13
25.10.7
月
2
各論Ⅺ
皮膚腫瘍
3.4
秋山
基
117
正
科目名：眼
(Ophthalmology)
責任者名：高橋
春男(昭和大学病院
眼科
教授)
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義（４号館２０１号教室）
必修
◆担当教員
高橋
春男(昭和大学病院附属東病院
眼科
教授)
植田
俊彦(昭和大学病院附属東病院
眼科
准教授)
岩渕
成祐(昭和大学病院
西村
栄一(昭和大学病院附属東病院
伊藤
勇(昭和大学病院附属東病院 眼科
吉田
真人(昭和大学病院附属東病院
眼科
講師)
恩田
秀寿(昭和大学病院附属東病院
眼科
講師)
小菅
正太郎(昭和大学病院附属東病院
齋藤
雄太(昭和大学病院附属東病院
小池
昇(昭和大学附属豊洲病院
笹元
威宏(昭和大学附属豊洲病院 眼科
藤澤
邦見(昭和大学横浜市北部病院
南
眼科
准教授)
眼科
講師)
講師)
眼科 助教)
眼科
眼科
助教)
准教授)
講師)
眼科
雅之(昭和大学横浜市北部病院 眼科
准教授)
講師)
早田
光孝(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
眼科
講師)
淺野
泰彦(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
眼科
講師)
◆一般目標（GIO）
眼および付属器の解剖、生理を理解し、視路を把握することにより、いかに「物が見える
か」を知る。眼の疾患の種類を知りその病態、症状を理解し治療法を知る。
◆行動目標（SBOs）
1.眼と付属器の解剖と生理を説明できる。
2.視機能の特徴を説明できる。
3.小児期における視機能の特徴を説明できる。
4.外眼疾患の病因、症状、治療を説明できる。
5.内眼疾患の病因、症状、治療を説明できる。
6.眼の外傷と救急について説明できる。
118
7.眼科検査について説明できる。
8.眼科薬物治療の作用機序と副作用について説明できる。
9.眼科観血的治療について適応、術式、合併症について説明できる。
10.全身疾患と眼との関連を説明できる。
11.眼の加齢変化について説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
高橋
春男
植田
俊彦
講 義 終 了 か ら
[email protected]
18:00 まで
岩渕
成祐
講 義 終 了 か ら
[email protected]
18:00 まで
◆授業概要
眼科疾患の理解のために、眼球および眼瞼、涙道など付属器の基本的な解剖と生理を学習
した後に、代表的な眼科疾患である白内障、緑内障、糖尿病網膜症などについて学習する。
各授業では、教科書を用いてそれぞれの疾患の病態生理、症状、治療について紹介する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
標準眼科学（11
大野 重昭、木下
医学書院
2010 年
版）
茂、中澤 満
◆準備学習(予習・復習)
教科書として指定した「標準眼科学」に沿って授業を行う。不足の内容については各授業
でスライド資料を配布するので、これらを参考に予習復習を行うこととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「リンパ・内分泌・感覚・外皮の解剖」「中枢神経の生理」「感覚の生理」
119
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.10.9
水
3
総論・各
解剖・発
論
生、視機
1.2.7
高橋
春
男
能 （ 視
力 ・ 調
節）、眼の
診察の順
序
２
25.10.9
水
4
各論
水晶体
1.5.9.11
高橋
春
男
３
25.10.10
木
3
各論
視神経、
1.4.9
視路、外
恩田
秀
寿
眼筋
４
25.10.16
水
3
各論
全身病と
10.11
眼
５
25.10.16
水
4
各論
涙器・眼
25.10.17
木
3
各論
網膜・硝
栄
一
1.4.9
瞼
６
西村
吉田
真
人
1.5.8.9
子体（解
岩渕
成
祐
剖 ・ 生
理 ・ 検
査・眼底
病像・腫
瘍・加齢
黄 斑 変
性）
７
25.10.17
木
4
各論
ぶどう膜
1.5.9
伊藤
勇
1.4.9
笹元
威
（炎症・
腫瘍）
８
25.10.21
月
3
各論
120
結膜・角
膜・強膜
９
25.10.21
月
4
各論
視 機 能
宏
1.2.7.11
（光覚・
植田
俊
彦
色覚・輻
輳・瞳孔）
１０
25.10.23
水
3
各論
小児眼科
1-3.7
植田
俊
彦
１１
25.10.24
木
3
各論
外傷・眼
1.4.5.9
南
1.5.8-10
藤澤
雅之
窩
１２
25.10.24
木
4
各論
網膜・硝
子体（糖
邦
見
尿病・高
血圧）
１３
25.10.28
月
3
各論
網膜・硝
1.5.9
伊藤
勇
1.5.8.9
早田
光
子体（未
熟児網膜
症・網膜
剥 離 ・
BRVO ・
BRAO）
１４
25.10.28
月
4
各論
緑内障
孝
121
科目名：形成・再建・再生医学
(Plastic, reconstructive and regenerative medicine)
責任者名：吉本
信也（形成外科学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義（４号館２０１号教室）
必修
◆担当教員
吉本
信也(昭和大学病院
大久保
形成外科
文雄(昭和大学病院
教授)
美容外科
教授)
清水
祐紀(昭和大学病院
形成外科
准教授)
土佐
泰祥(昭和大学病院
形成外科
准教授)
◆一般目標（GIO）
形成外科の基本概念を知り、その対象疾患および治療法を知ることを目的とする。また、
熱傷や交通外傷、先天異常など境界領域の疾患についての知識も習得する。
◆行動目標（SBOs）
1.形成外科の概念、歴史、治療対象を述べることができる。
2.縫縮術、Ｚ形成術、Ｗ形成術を説明できる。
3.植皮術（遊離植皮術、有茎植皮術）について説明できる。
4.皮膚以外の組織移植について述べることができる。
5.マイクロサージャリーについて、その手技と適応疾患を述べることができる。
6.創傷治療について述べることができる。
7.熱傷の治療について述べることができる。
8.潰瘍や褥瘡について説明できる。
9.皮面形成術について述べることができる。
10.ケロイドと肥厚性瘢痕の違いを説明でき、また治療法も述べることができる。
11.皮膚腫瘍の種類について述べることができる。
12.先天異常の原因と疾患について理解し、また各種の症候群について説明することができ
る。
13.顔面外傷の原因と治療について述べることができる。
14.顔面骨骨折の種類と治療について述べることができる。
15.美容外科の社会的意義および対象について述べることができる。
122
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
吉本
信也
月・木
講義終了
[email protected]
から 18:00 まで
大久保
文雄
〃
[email protected]
清水
祐紀
〃
[email protected]
土佐
泰祥
〃
[email protected]
◆授業概要
形成外科学の概念、四大対象（外傷、腫瘍、先天異常、美容）の理解と具体的な治療症例
の呈示により、形成外科学に対する興味と理解を深めてもらう。また随時、形成的評価を
行うことがある。形成的評価は、ミニテストなどにより行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
標準形成外科学
秦 維郎、野﨑
医学書院
2008 年
南山堂
2004 年
幹弘
〃
形成外科学
編
波利井
清紀
監修
指定図書
形成外科手術書
鬼塚 卓弥
南山堂
2007 年
参考書
美容外科手術プ
市田 正成、谷野
文光堂
2000 年
ラクティス
隆三郎、
（Ⅰ）（Ⅱ）
保阪 善昭編
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。
123
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「組織の構造と個体発生」「運動器系の解剖」「感覚の生理」「肉眼解剖学実習」
３年「病理病態総論」「腫瘍学」
４年「生殖・産婦人科」「運動器」「耳鼻咽喉・口腔」「皮膚」「眼」「小児医学」「麻酔・蘇
生医学」「救急医学」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.10.31
木
3
形成外科
形成外科
1.12
の概念、
吉本
信
也
口唇口蓋
裂、先天
異常、
四肢の異
常
２
25.10.31
木
4
〃
縫縮術、
2.3.4.5
植皮術、
大 久 保
文雄
皮膚以外
の組織移
植、
マイクロ
サージャ
リー
３
25.11.7
木
3
〃
ク ラ ニ
オ、頭頚
部再建、
創 傷 治
療、
皮面形成
術、瘢痕
治療、潰
瘍、褥創
124
6.8.9.10
土佐
祥
泰
４
25.11.7
木
4
〃
顔 面 外
7.11.13
傷、熱傷、 14.15
機械的損
傷、皮膚
腫瘍、
あざ、美
容外科
125
清水
紀
祐
科目名：リハ・介護・在宅医療
(Rehabilitation medicine,nursing care,home medical care)
責任者名：水間
正澄（リハビリテーション医学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
水間
正澄(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
川手
信行(保健医療学部
笠井
史人(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
依田
光正(昭和大学病院
リハビリテーション科
准教授)
諸冨
伸夫(昭和大学病院
リハビリテーション科
兼任講師)
理学療法学科
リハビリテーション科
教授)
リハビリテーション科
准教授)
准教授)
◆一般目標（GIO）
臨床医として良質で幅広い医療を提供することができるために、リハビリテーション・介
護・在宅医療の基本を学ぶ。
◆行動目標（SBOs）
1.リハビリテーションの概念と適応を説明できる。
2.リハビリテーションチームの構成を説明し、医師の役割を説明できる。
3.福祉・介護との連携におけるリハビリテーションの役割を説明できる。
4.国際生活機能分類ならびに国際生活機能分類の内容を説明できる。
5.機能障害、日常生活活動（ADL）の評価ができる。
6.理学療法、作業療法および言語聴覚療法について概説できる。
7.各種疾患による障害とそのリハビリテーションアプローチ・介護について説明できる。
8.各種合併症とその予防・治療法を説明できる。
9.介護の定義と種類を説明できる。
10.日常生活動作の介護と環境整備の要点を概説できる。
11.在宅医療について概説できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
126
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
水間
正澄
講 義 終 了 か ら
[email protected]
18:00 まで
川手
信行
講 義 終 了 か ら
[email protected]
18:00 まで
笠井
史人
講 義 終 了 か ら
045-974-2221
18:00 まで
諸冨
伸夫
講 義 終 了 か ら
03-3784-8782
18:00 まで
依田
講義終了から 18： [email protected]
光正
00 まで
◆授業概要
臨床実習で学ぶリハビリテーション医学の基本的事項を学ぶ。講義にスライドを中心とし、
できる限り事例を取り上げて説明する。資料は毎回のスライド内容の抜粋を配布すること
を原則とする。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
参考書
最新リハビリテ
米本
ーション医学
修
恭三
監
出版社名
発行年
医歯薬出版
2005 年
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と参考書で不足の内容について復習を行うこととする。
予習する場合は参考書にて行うこと。
◆全学年を通しての関連ユニット
なし
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.11.11
月
3
リハ医学
リハ医学
①
概念
127
1.4.5
水間
澄
正
障害と評
価
２
３
25.11.14
25.11.18
木
月
3
3
リハ医学
各種アプ
②
ローチ法
リハ・介
リハの流
護①
れ
6.7
川手
信
行
2.3
川手
信
行
チームと
連携
４
25.11.18
月
4
リハ・介
リハ・介
護②
護の実践
7-11
依田
光
正
（脳血管
障害）
５
25.11.21
木
3
リハ・介
リハ・介
護③
護の実践
7-11
笠井
史
人
（脊髄損
傷）
６
25.11.21
木
4
在宅医療
在宅医療
の考え方
と実際
128
10.11
諸冨
夫
伸
科目名：小児医学（小児内科・小児外科）
(Pediatrics)
責任者名：板橋
家頭夫(昭和大学病院
小児科
教授)
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
板橋
家頭夫(昭和大学病院
田角
勝(昭和大学病院 小児科
久保田
健夫(昭和大学病院
小児科
教授)
教授（員外）)
小児科
客員教授)
水野
克己(昭和大学病院
小児科 准教授)
土橋
一重(昭和大学病院
小児科 講師)
岩崎
順弥(昭和大学病院
小児科 講師)
今井
孝成(昭和大学病院
小児科 講師)
土岐
彰(昭和大学病院 小児外科
嶋田
博行(昭和大学病院
小児外科
客員教授)
千葉
正博(昭和大学病院
小児外科
准教授)
鈴木
淳一(昭和大学病院
小児外科
講師)
渡井
有(昭和大学横浜市北部病院 こどもセンター
杉山
彰英(昭和大学病院
磯山
恵一(昭和大学藤が丘病院
小児科 教授)
池田
裕一(昭和大学藤が丘病院
小児科
梅田
陽(昭和大学横浜市北部病院 こどもセンター
教授)
富田
英(昭和大学横浜市北部病院 循環器センター
教授（員外）)
曽我
恭司(昭和大学横浜市北部病院
田中
大介(昭和大学附属豊洲病院 小児科
教授)
小児外科
准教授)
助教)
講師)
こどもセンター
講師)
准教授)
◆一般目標（GIO）
臨床実習を行うために小児医学の基礎知識を得る。
◆行動目標（SBOs）
1.小児の成長、発達について説明できる。
2.小児保健医学について説明できる。
3.主要な小児疾患（小児内科・外科）に関する原因、病態、症状や治療、予後について説明
129
ができる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所
メールアドレス・連絡先
など
板橋
家頭夫
随時
[email protected]
田角
勝
〃
[email protected]
水野
克己
〃
katsuorobi@
med.showa-u.ac.jp
土橋
一重
〃
[email protected]
岩崎
順弥
〃
[email protected]
今井
孝成
〃
[email protected]
磯山
恵一
〃
[email protected]
池田
裕一
〃
[email protected]
梅田
陽
〃
[email protected]
富田
英
〃
[email protected]
曽我
恭司
〃
[email protected]
田中
大介
〃
[email protected]
土岐
彰
〃
[email protected]
嶋田
博行
〃
[email protected]
130
備考
千葉
正博
〃
[email protected]
鈴木
淳一
〃
[email protected]
渡井
有
〃
[email protected]
杉山
彰英
〃
[email protected]
◆授業概要
小児医学（小児科・小児外科）全般についての概説を行う。小児医学は、新生児期から思
春期まで非常に幅の広い分野である。総論および各論も多くの時間を割り振ることができ
ない。このため時間的にも不足する分が多く、重点のみの講義となる。その内容を基礎に
教科書等を活用し、勉強してほしい。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
（講義内容は必要最小限の事項のみであるため、指定の教科書を購入すること）
種別
図書名
著者名
指定図書
標準小児科学
監修
第７版
廣
標準小児外科学
著者
第6版
伊藤泰雄、高松
指定図書
出版社名
発行年
医学書院
2009
岡田 正、 医学書院
2012
森川 昭
英夫
◆準備学習(予習・復習)
講義中配布されたプリントの復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行う
こととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
小児医学はすべての分野を含むため、M２、M３の内容のほとんどの部分がなんらかの形が
関与する。なかでも成長・発達は、特に重要である。これら分野は小児科において非常に
大切であり、関連する分野が多いので必ず復習しておくこと。また小児期の感染症学や臨
床遺伝学（一部）は重要な分野ではあるが、M３で講義されており、M４の講義にないので
注意すること。
131
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.10.8
火
2
小児医学
小児医学
概論
概要、診
成長と発
察法、検
達
査法、成
1.2
板橋
家
頭夫
長 と 発
達、小児
栄養
２
25.10.9
水
1
新生児学
新生児の
Ⅰ
生理、ハ
1.3
板橋
家
頭夫
イリスク
新生児
３
25.10.9
水
2
小児救急
蘇生法、
医学
誤嚥、中
3
曽我
恭
司
毒
4
25.10.10
木
1
新生児学
呼吸器疾
Ⅱ
患、黄疸、
3
水野
克
己
未熟児網
膜症、
その他の
疾患
５
25.10.10
木
2
外来小児
外 来 疾
科学、
患、小児
小 児 保
保健、予
健・社会
防医学
1.3
梅田
陽
3
今井
孝
保健学
６
25.10.15
火
1
免疫・ア
免疫疾患
レルギー
総論、免
疫異常、
膠原病お
よび類縁
疾患
132
成
７
25.10.15
火
2
血液・造
総論、赤
血 器 疾
血球系・
患、腫瘍
白血球系
（固形腫
疾患、骨
瘍をのぞ
髄増殖性
く）
疾患、出
3
磯山
恵
一
血 性 疾
患、組織
球増殖性
疾患、白
血病、悪
性リンパ
腫
８
25.10.16
水
1
内分泌・
糖尿病、
代謝疾患
成長、内
3
土橋
一
重
分泌疾患
９
１０
25.10.16
25.10.17
水
木
2
1
小児遺伝
概論・各
学
論
小児生活
肥満、脱
習慣病、
水症、水
消化器疾
電解質異
患
常、乳児
3
久 保 田
健夫
3
田中
大
介
下痢症、
急性胃腸
炎、肝疾
患
１1
25.10.17
木
2
先天性代
代謝異常
謝異常
症総論、
新生児マ
ススクリ
ーニング
テスト、
ア ミ ノ
酸・糖質
代 謝 異
133
3
梅田
陽
常、有機
酸血症、
ムコ多糖
症、脂質
代謝異常
１２
25.10.18
金
1
神経・精
総論、痙
神疾患Ⅰ
攣性疾患
1.3
田角
勝
3
田角
勝
3
富田
英
3
今井
孝
（てんか
ん、熱性
痙攣）、脳
性麻痺
１３
25.10.18
金
2
神経・精
フロッピ
神疾患Ⅱ
ーインフ
ァント、
筋ジスト
ロフィー
症、発達
障害、自
閉 症 、
ADHD
１４
25.10.21
月
2
循環器疾
循環器の
患Ⅰ
形態、機
能 的 発
達、疫学、
検査・診
断、心臓
健診と心
疾患の管
理、心不
全
１５
25.10.22
火
1
呼吸器疾
アレルギ
患
ー疾患、
成
呼吸器疾
患
１６
25.10.22
火
2
腎・泌尿
泌尿器の
器疾患
形態的・
134
3
池田
一
裕
機能的発
育、小児
腎疾患の
特徴、糸
球 体 疾
患、無症
候性蛋白
尿・血液、
腎不全、
腎･尿路
奇形、腎
尿細管疾
患
１７
25.10.23
水
1
循環器疾
先天性心
患Ⅱ
疾患、後
3
岩崎
順
弥
天性心疾
患、不整
脈、末梢
循環障害
（ショッ
ク）、起立
性調節障
害
１８
25.10.23
水
2
小児外科
先天性食
総論
道 閉 鎖
消化器外
症、胃食
科疾患
道 逆 流
（上部消
症、
化管 1）
消化管穿
3
土岐
彰
3
土岐
彰
孔（胃破
裂
、
NEC）
１９
25.10.24
木
1
消化器外
直腸肛門
科疾患
奇形、ヒ
（下部消
ルシュス
135
化管）
プルング
病
２１
25.10.24
木
2
胸部・腹
横隔膜ヘ
壁外科疾
ルニア、
患
嚢胞性肺
疾
3
杉山
彰
英
患
（CCAM
を含む）、
臍帯ヘル
ニア、腹
壁破裂
２０
25.10.25
金
2
日常外科
そけいヘ
疾患
ルニア、
3
千葉
正
博
停 留 精
巣、腸重
積症、臍
異常（臍
ヘ ル ニ
ア、尿膜
管遺残）、
頚部疾患
（正中頚
嚢胞、側
頚嚢胞）
２２
25.10.28
月
1
肝胆膵外
胆道閉鎖
科疾患
症、胆道
3
鈴木
淳
一
拡張症、
門脈圧亢
進症、膵
癒合不全
２３
25.10.28
月
2
消化器外
肥厚性幽
科疾患
門 狭 窄
（上部消
症、小腸
化管 2）
閉 鎖 症
（十二指
腸閉鎖、
136
3
渡井
有
空腸・回
腸閉鎖）、
腸回転異
常症
２４
25.10.29
火
1
固形腫瘍
神 経 芽
腫
、
Wilms 腫
瘍、肝芽
腫、奇形
腫、横紋
筋肉腫
137
3
嶋田
行
博
科目名：麻酔・蘇生医学
(Anesthesiology and resuscitation)
責任者名：久光
正(医学部
生体制御学
教授)
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
信太
賢治(昭和大学病院
麻酔科 准教授)
岡安
理司(昭和大学病院
麻酔科 准教授)
◆一般目標（GIO）
各種の麻酔法および周術期の患者管理を理解するとともに、集中治療医学や疼痛管理法の
実際について学習する。
◆行動目標（SBOs）
1.麻酔の概念を説明し、麻酔科医の業務を説明できる（麻酔中の患者の人権保護）
。（知）
2.術前管理と前投薬を説明できる。（知）
3.吸入麻酔薬、静脈麻酔薬、筋弛緩薬などを説明できる。（知）
4.吸入麻酔薬の吸収と排泄の機序を説明できる。
（知）
5.局所麻酔薬と局所麻酔法を説明できる。（知）
6.各種手術に対する麻酔法の実際を説明できる。
（知）
7.疼痛を来す疾患と管理法を説明できる。（知）
8.急性呼吸不全と呼吸管理を説明できる。（知）
9.集中治療医学と用いる各種医療機器を説明できる。（知）
10.全身管理に必要な輸液輸血さらに酸-塩基平衡を説明できる。（知）
11.周術期の全身管理に使用するモニターを説明できる。（知）
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。但し、授業中の態度不良者には、留年も含めた措置を考慮
する。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
ど
138
備考
信太
賢治
〃
[email protected]
岡安
理司
〃
[email protected]
◆授業概要
麻酔の概念、麻酔方法、使用する薬剤などについて
周術期における患者の呼吸・循環管理などについて
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
標準麻酔科学
熊澤 光生、弓削
医学書院
2006 年
（第５版）
孟文、古家 仁
南江堂
2001 年
2006 年
教科書
麻酔科学
指定図書
改訂
劔持 修、花岡
第３版
一雄
新
後藤 文夫、齋藤
真興交易医書出
繁
版部
麻酔科ガイ
ドブック
◆準備学習(予習・復習)
講義中の復習と教科書などで不足の内容について予習復習を行うこととする。
◆全学年を通しての関連ユニット
２年「運動器系の解剖」
「循環器系・呼吸器・泌尿器の解剖」「神経・筋の生理」「中枢神経
の生理」「血液・造血の生理」「内分泌の生理」「呼吸の生理」
「体温の生理」「循環の生理」
「消化器の生理」「自律神経・神経筋接合部の薬理」
「代謝の生理」「腎・尿路の生理」
３年「循環・腎・呼吸・消化・脂質代謝の薬理」「中枢神経系の薬理」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.9.27
金
3
麻酔科学
麻酔科学
概論
序論と麻
酔科医の
139
1.2
岡安
司
理
業務、麻
酔器と医
療ガス
２
25.9.27
金
4
呼吸生理
麻酔に必
8
要な呼吸
岡安
理
司
生理、気
道確保法
３
４
25.9.30
25.10.2
月
水
3
3
静脈麻酔
静脈麻酔
と麻酔補
薬、筋弛
助薬
緩薬
吸入麻酔
吸入麻酔
薬の薬理
薬の吸収
作用
と排泄、
3
岡安
理
司
4
岡安
理
司
吸入麻酔
薬各論
５
25.10.2
水
4
麻酔管理
各種手術
6
に対する
信太
賢
治
麻酔管理
の実際、
麻酔と合
併症
６
25.10.3
木
3
局所麻酔
局所麻酔
法
薬と麻酔
5
信太
賢
治
法（脊髄
くも膜下
麻酔、硬
膜 外 麻
酔）
７
25.10.3
木
4
輸液・輸
酸塩基平
血
衡と術中
10
岡安
理
司
輸液輸血
８
25.10.4
金
3
各種モ
ニター
全身管理
11
に使用す
岡安
理
司
るモニタ
ー
９
25.10.4
金
4
ペインク
140
疼痛管理
7
信太
賢
リニック
１０
25.10.7
月
3
呼吸管理
治
急性呼吸
8
不全と呼
岡安
理
司
吸 管 理
（酸素療
法、人工
呼吸法）
１１
25.10.7
月
4
集中治療
集中治療
医学
体系と各
種機器
141
9
岡安
司
理
科目名：危機管理入門
(Introduction to patient safety and risk management)
責任者名：有賀
徹（救急医学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義４号館２０１号教室
必修
◆担当教員
有賀
徹(昭和大学病院 救急医学科
内田
英二(医学部
研究推進室
教授)
純一郎(医学部
臨床薬理学
客員教授)
辻
山本
教授)
竹ノ内
武史
敏孝(昭和大学藤が丘病院 薬局
薬剤師)
◆一般目標（GIO）
１．良質な医療を提供するために、医療現場における危機とは何かを理解する。
２．医療における危機に安全に対処するために、危機管理の基本姿勢を身に付ける。
３．医師として安全な危機管理を行うために、具体的な危機管理の方法を知る。
◆行動目標（SBOs）
1.具体的な医療事故を具体的に列記できる。
2.インシデント･アクシデントについて説明できる。
3.医療事故発生時に医療従事者として行うべき行動を述べることができる。
4.インシデント･アクシデント発生時に行うことを述べることができる。
5.医療安全管理室の業務について記述することができる。
6.医療安全管理がチームとして機能していることを理解する。
7.医療事故発生後の対応について説明することができる。
8.医療事故予防のための方策を具体的に述べることができる。
9.インシデントレポートの具体的な利用方法を述べることができる。
10.病院における医療安全推進のために医療従事者として寄与することができる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
142
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
[email protected]
メールにて対応
ど
有賀
徹
水
講義終了から
17:00 まで
◆授業概要
医療機関における日常の危機管理、医療事故発生時の緊急対応など具体的な例をあげて、
今後さらに厳しさを増す医療そのものに対する社会の評価に応え、患者中心の安全意識の
高い医療従事者となるための心構えを会得できるようにする。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
医療安全管理対
昭和大学病院
講義 1 ヶ月前に
2012 年
策ポケットマニ
教務課から配布
ュ ア ル （ 2012
年）
有害事象の報
日本救急医学会
告・学習システ
他監訳
2011 年
へるす出版
ムのための
WHO ドラフト
ガイドライン
◆準備学習(予習・復習)
日常的に新聞、ニュースなどの医療に関係する報道に目を通し、今日本で起こっている様々
な医療事故や医療訴訟を通して、医療機関及びその従事者に対する社会の目とそれに対応
すべく努力する関係機関の姿を見聞しておく。
◆全学年を通しての関連ユニット
４年「医療倫理」「救急医学」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.10.29
火
2
総論(1)
143
危機管理
1-10
辻
純一
とは何か
２
25.10.30
水
1
総論(2)
医療にお
郎
1-10
ける危機
内田
英
二
管理
３
25.10.30
水
2
各論(1)
病院の危
3.5-8
有賀
徹
1-10
山本
武
機管理・
クライシ
スマネー
ジメント
４
25.10.31
木
1
各論(2)
感染管理
の実際
５
25.10.31
木
2
各論(3)
患者の安
全
144
史
3.6.9.10
竹 ノ 内
敏孝
科目名：医療倫理
(Medical ethics)
責任者名：有賀
徹（救急医学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
有賀
徹(昭和大学病院 救急医学科
佐藤
啓造(医学部
法医学
内田
英二(医学部
研究推進室
田村
京子(富士吉田教育部
岡安
理司(昭和大学病院
教授)
教授)
教授)
富士吉田教育部 教授（員外）)
麻酔科 准教授)
◆一般目標（GIO）
１．患者にとって最良の治療を選択するために、医療の持つ社会的側面を理解する。
２．倫理的問題を認識するための、基本的姿勢・態度を身に付ける。
３．医療現場における倫理的問題を解決するための、具体的な方法を知る。
◆行動目標（SBOs）
1.医師としての社会的責務について具体的に列挙できる。
2.日常診療における医療倫理の具体的問題を列記できる。
3.治療内容に関して、わかりやすい説明と患者が自発的に同意するための方法を知る。
4.患者の判断能力を評価する方法を知る。
5.医療者が薦める治療を拒否した場合の、すべき方法を知る。
6.患者が自ら判断できない場合の、すべき方法を知る。
7.終末期医療における具体的な問題とその対応策を知る。
8.倫理委員会の役割について説明できる。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
145
備考
ど
有賀
徹
水
講義終了から
[email protected]
メールにて対応
17:00 まで
◆授業概要
医療に携わる者として必要な、研究における倫理基準、日常診療における倫理基準、緊急
対応時の倫理基準などを、具体的な例をあげて学習する。最終的に、治療を受ける患者を
中心に据えた双方にとって満足度の高い医療を提供できるべく、その基本的な理念を会得
できるようにする。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
指定図書
資料集
生命倫
著者名
出版社名
発行年
左記編集委員会
太陽出版
2003 年
理と法
◆準備学習(予習・復習)
日常的に新聞、ニュースなどの医療に関する報道や、過去の様々な倫理に反する医療研究
や医療事例に対する自らの考えをまとめておく。医師となる自分が、そしてその前に、患
者として、患者家族として医療を受ける場合に、基本的に守られるべきものが何であるか
を考えおく。
◆全学年を通しての関連ユニット
４年「危機管理入門」「救急医学」 医学史に関する講義
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.11.1
金
1
各論(2)
終末期医
1.3.7
有賀
徹
1.8
佐藤
啓
療・臓器
移植など
２
25.11.1
金
2
総論(1)
法と倫理
造
３
25.11.5
火
1
総論(2)
研究倫理
3.4.5.8
内田
二
146
英
４
25.11.5
火
2
総論(3)
倫理学と
1.2.5.6
医療倫理
５
25.11.6
水
1
各論(1)
輸血に関
すること
など
147
田村
京
子
3-6
岡安
司
理
科目名：中毒
(Toxicology)
責任者名：有賀
徹(昭和大学病院
救急医学科
教授)
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
有賀
徹(昭和大学病院 救急医学科
佐藤
啓造(医学部
三宅
康史(昭和大学病院
岡島
由佳(昭和大学病院附属東病院
村山
純一郎(薬学部 病院薬剤学 教授)
法医学
教授)
教授)
救急医学科
教授（員外）)
精神神経科
准教授)
◆一般目標（GIO）
１．中毒患者の安全な管理のために、基本的な初期治療の方法を知る。
２．中毒患者の初期治療を円滑に行うために、原因物質の薬理作用を検索する方法を身に
つける。
３．医療者側の安全のために、中毒患者を取り扱う時の基本的予防策を理解する。
４．自殺の再企図を予防するために、中毒患者の背景を理解する。
◆行動目標（SBOs）
1.インターネットを用いて中毒物質の副作用、体内動態、特異的治療法などを検索できる。
2.薬剤部と協力して原因物質を特定するための方法を知る。
3.日本中毒学会の HP にアクセスし中毒患者の基本的な初期治療の方法を学ぶ。
4.胃洗浄、活性炭の投与、特異的解毒薬、血液浄化法などの基本的手技と治療内容を理解す
る。
5.危険な中毒物質の医療者側の暴露を予防する方法を知る。
6.病院におけるバイオテロに対する対策を知る。
7.自殺企図患者の精神科へのコンサルトの時期と具体的な予防対策法を知る。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
148
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
[email protected]
メールにて対応
内線 8744
電話にて対応
ど
有賀
徹
木
講義終了から
17:00 まで
三宅
康史
適時
◆授業概要
中毒に関する疫学を学ぶとともに、最近の動向や精神科との関連についても学習する。基
本的な薬物中毒患者の応急処置、薬物情報の習得法、安全な管理を学ぶ。災害としてのバ
イオテロについての基本的な知識を学ぶ。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
教科書
中毒ハンドブッ
坂本哲也
監訳
ク
出版社名
発行年
メディカル・サ
1999 年
イエンス・イン
ターナショナル
◆準備学習(予習・復習)
特になし
◆全学年を通しての関連ユニット
薬理学全般、法医学
４年「危機管理入門」「救急医学」 薬理学全般
法医学全般
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.11.6
水
2
各論(1)
中毒患者
7
の精神医
岡島
由
佳
学的側面
２
25.11.7
木
1
総論(2)
中毒の法
医学的側
面
149
1.2
佐藤
造
啓
３
25.11.7
木
2
総論(1)
急性薬物
1.3-6
中毒と初
三宅
康
史
期対応
４
25.11.8
金
2
各論(2)
臨床にお
ける薬物
動態
150
1.2.3
村山
一郎
純
科目名：救急医学
(Emergency and critical care medicine)
責任者名：有賀
徹（救急医学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
有賀
徹(昭和大学病院 救急医学科
三宅
康史(昭和大学病院
救急医学科
教授（員外）)
中村
俊介(昭和大学病院
救急医学科
准教授)
齋藤
司(昭和大学病院 総合内科
林
教授)
准教授)
宗貴(昭和大学藤が丘病院救命救急センター
救急医学科
准教授)
◆一般目標（GIO）
１．臨床医として広範な救急患者に対応するために、基本的な primary care の方法を理解
する。
２．重症患者の安全で効果的な治療のために、救命救急センターに搬入される患者の全身
管理を理解する。
３．肉親の死に対する家族の精神的サポートのために、家族へのアプローチの仕方を理解
する。
４．社会医学としての救急医学を理解するために、救急医療システムの具体的内容を知る。
◆行動目標（SBOs）
1.pre-hospital care から救急センターにおける初療までの仕組み（組織・体制）に関する知
識を習得する。
2.primary care に関し、救急医療体制における初期診断の基本となるバイタルサインや理
学的所見の重要性を習得する。
3.BLS、ACLS、JPTEC、JATEC などの初期診療に必要な学習コースの存在を理解する。
4.多臓器に及ぶような侵襲を受けた様々な重症患者の生体反応に関する病態生理を学び、そ
の治療法に関する基本的考え方を習得する。
5.防ぎえた外傷死を避けるために、外傷初療の基本的な流れを習得する。
6.災害医学に関する基本的事項を理解する。
7.社会医学としての救急医療を理解するために
151
突然死、異状死体、心臓死あるいは脳死に
対する実際の対応法を学習し、救急医学における生命の尊厳に対する考え方を習得する。
◆評価方法
定期試験で総括的評価を行う。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
[email protected]
メールにて対応
内線 8744
電話にて対応
ど
有賀
徹
木
講義終了から
17 時まで
三宅
康史
適時
◆授業概要
本邦における救急医療の現状、それを改善すべく進化する救急医療システム全体について
の最新の情報を学ぶ。現在、救命救急センターで行われている集中治療、災害医療、重症
外傷などについて具体的な例をあげて学習する。救急医療領域で行われている各種診療コ
ースを紹介する。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
種別
図書名
著者名
出版社名
発行年
教科書
標準救急医学
日本救急医学会
医学書院
2013 年
第5版
監修
へるす出版
2012 年
へるす出版
2011 年
医学書院
2005 年
へるす出版
2011 年
指定図書
改訂第４版
外
日本外傷学会・
傷初期診療ガイ
日本救急医学会
ド
ラ
イ
ン
JATEC
〃
〃
救急診療指針改
日本救急医学会
訂第 4 版
監修
病院前救護とメ
日本救急医学
ディカルコント
会・厚生労働
ロール
省・総務省消防
庁
〃
監修
JRC 蘇生ガイド
日本蘇生協議会
ライン 2010
監修
日本救急医療財
152
団
監修
◆準備学習(予習・復習)
日常的に新聞、ニュース、テレビなどで医療に関係する報道やドラマを通して、自分なり
に救急医療をイメージしておく。
◆全学年を通しての関連ユニット
整形外科学、脳神経外科学、侵襲学、解剖学、生理学、生化学、薬理学
４年「危機管理入門」「医療倫理」「中毒」
◆予定表
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
象
担当
SBO
１
25.11.11
月
1
総論
救急医学
1.6.7
有賀
2.3.4
林
2.3.5
三宅
徹
の 方 法
論、メデ
ィカルコ
ントロー
ル体制、
ER、災害
医学
２
25.11.11
月
2
各論(1)
シ ョ ッ
宗貴
ク・重症
患者管理
３
25.11.12
火
1
各論(2)
外傷患者
の初療
４
25.11.12
火
2
各論(3)
胸痛・不
康
史
2.3.4
齋藤
司
2.3.5
中村
俊
整脈など
５
25.11.13
水
1
各論(4)
心肺脳蘇
生
153
介
科目名：ＣＢＴ特別講義
(Step lectures to the computer based testing)
責任者名：後閑
武彦（放射線科
教授）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：講義(４号館２０１号教室) 必修
◆担当教員
後閑
武彦(昭和大学病院
放射線科
小風
暁(医学部
中館
俊夫
佐藤
啓造(医学部
宮崎
章(医学部
田中
和生(医学部
瀧本
雅文(昭和大学病院
臨床病理診断科
稲垣
克記(昭和大学病院
整形外科
森
啓(昭和大学病院 血液内科
田角
勝(昭和大学病院 小児科
三宅
康史(昭和大学病院
内田
直樹(医学部
笠間
毅(昭和大学病院 リウマチ・膠原病内科 准教授)
吉田
仁(昭和大学病院 消化器内科
金丸
みつ子(医学部
杉山
朋子(医学部
病理学
髙宮
有介(医学部
医学教育推進室
酒井
哲郎(昭和大学病院
本田
浩一(昭和大学病院 腎臓内科
大塚
直樹(昭和大学病院
清野
哲孝(昭和大学病院 放射線科
田中
明彦(昭和大学病院
呼吸器・アレルギー内科
澤田
晃暢(昭和大学病院
乳腺外科
福井
智康(昭和大学病院附属東病院
糖尿病・代謝・内分泌内科
下平
和久(昭和大学病院
講師)
村上
秀友(昭和大学病院附属東病院
大滝
博和(医学部
公衆衛生学
法医学
生化学
教授)
教授)
教授)
教授)
微生物学
教授)
教授)
教授)
教授（員外）)
救急医学科
臨床薬理学
教授)
教授（員外）)
准教授)
准教授)
生体調節機能学
講師)
講師)
講師)
循環器内科 講師)
講師)
麻酔科 講師)
産婦人科
顕微解剖学
講師)
講師)
講師)
神経内科
助教)
154
講師)
講師)
小司
久志(昭和大学病院
感染症内科
助教)
◆一般目標（GIO）
診療参加型の臨床実習に加わり、実りある実習をするために、医学教育モデル・コア・カ
リキュラムに準拠した臨床実習に欠かすことのできない医学的知識を再確認し、これを評
価する CBT（Computer Based Testing）で好成績を収める。
◆行動目標（SBOs）
医学教育モデル・コア・カリキュラム
Ａ．基本事項
Ｂ．医学・医療と社会
Ｃ．医学一般
Ｄ．人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療
Ｅ．全身におよぶ生理的変化、病態、診断、治療
Ｆ．診療の基本
各項目の行動目標を達成できる。
1.
◆評価方法
共用試験実施機構の共用試験（CBT）の成績結果で評価する。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
後閑
武彦
随時
[email protected]
◆授業概要
問題と解説を中心に知識等の整理を行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
特に指定しない（講義配布プリント）
◆準備学習(予習・復習)
各学年を通して、これまで学習した知識等を総復習すること。講義中配布されたプリント
の復習と教科書と参考書で不足の内容について予習復習を行うこととする。
155
◆全学年を通しての関連ユニット
これまで学習した全ユニット
◆予定表
回
１
年月日
25.11.8
曜日
金
時限
1
学習項目
C 医学一般
1(1)
2(5)(6)
学習
対
内容
SBO
象
全項目
担当
宮崎
章
２
25.11.11
月
4
A 基本事項
B
3 4
全項目
医 学 ・ 医 療 と 社 会
小風
暁
(1)(2)(3)(4)(5)
３
25.11.13
水
2
A 基本事項
B
3 4
全項目
医 学 ・ 医 療 と 社 会
中館
俊夫
(1)(2)(3)(4)(5)
４
25.11.14
木
1
B 医学・医療と社会(6)
全項目
E 全身におよぶ生理学的変化、
25.11.14
木
2
C
啓造
7
病態、診断、治療
５
1(2)(3) 、
医 学 一 般
全項目
2(1)(2)(4)
６
25.11.18
月
1
佐藤
大滝
博和
C 医学一般
3(1)(2)
全項目
田中
和生
７
25.11.18
月
2
B 医学・医療と社会
(8)臨床研
全項目
究と医療
直樹
C 医学一般
3(4)
F 診察の基本
８
25.11.19
火
1
C 医学一般
2(1)
1(4)
2(3)
全項目
D 人体各器官の正常構造と機
能、病態、診断、治療
5(1)
９
25.11.19
火
2
内田
6(1)
1(1)
金丸
みつ
2(1)
子
8(1)
C 医学一般
156
4(1)(2)(3)(4)(5)
全項目
杉山
E 全身におよぶ生理学的変化、
2(1)(2)
病態、診断、治療
１０
25.11.20
水
1
B 医学・医療と社会
F 診察の基本
F
診
朋子
(7)(8)
全項目
2(2)(11)
察
の
瀧本
雅文
基
本
3(1)(2)(3)(4)(5)(6)
１１
25.11.20
水
2
C 医学一般
3(3)
F 診察の基本
全項目
2(7)
清野
哲孝
画像問題
１２
25.11.21
木
1
D 人体各器官の正常構造と機
能、病態、診断、治療
F 診療の基本
１３
25.11.21
木
2
5
1(5)(15)(17)
能、病態、診断、治療
診
酒井
哲郎
D 人体各器官の正常構造と機
F
全項目
療
の
全項目
6(2)(3)(4)
基
田中
明彦
本
1(16)(18)(19)(20)
１４
25.11.22
金
2
D 人体各器官の正常構造と機
全項目
能、病態、診断、治療 8(2)(3)(4)
F 診療の基本
１５
25.11.25
月
1
能、病態、診断、治療
１６
25.11.25
月
2
25.11.25
月
3
25.11.25
月
4
11
療
全項目
の
田角
勝
人体各器官の正常構造と機
診
小司
久志
5
能、病態、診断、治療
F
全項目
1
E 全身におよぶ生理学的変化、
D
澤田
晃暢
E 全身におよぶ生理学的変化、
病態、診断、治療
１８
全項目
2(3)(6)
病態、診断、治療
１７
浩一
1(31)(32)(33)
D 人体各器官の正常構造と機
F 診察の基本
本田
全項目
7
基
吉田
仁
本
1(9)(24)(25)(26)(27)(28)(29)(30)
１９
25.11.26
火
1
F 診察の基本
2(8)(9)
F 診察の基本
2(4)(5)(10)(13)
全項目
大塚
直樹
157
２０
25.11.26
火
2
A 基本事項 1 2
全項目
E 全身におよぶ生理学的変化、
２１
25.11.27
水
2
1(1)(2)(6)
D 人体各器官の正常幸造と機
能、病態、診断
2(2)(3)(4)
F
の
診
康史
4(1)(3)
病態、診断、治療
F 診療の基本
三宅
療
基
全項目
村上
秀友
本
(3)(4)(21)(22)(23)
２２
25.11.28
木
1
E 全体におよぶ生理学的変化、
病態、診断、治療
全項目
3 免疫アレ
笠間
毅
ルギー疾患
F 診察の基本
２３
25.11.28
木
2
1(7)(10)(13)(35)
D 人体各器官の正常幸造と機
能、病態、診断
F 診療の基本
２４
25.11.28
木
3
全項目
1(2)(3)(4)
森
啓
1(11)(12)
D 人体各器官の正常幸造と機
全項目
能、病態、診断 12
福井
智康
E6
F 診療の基本
25
25.11.28
木
4
1(8)
2(5)
D 人体各器官の正常幸造と機
全項目
能、病態、診断 4
F 診察の基本
26
25.11.29
金
1
25.11.29
金
2
克記
2(11)
D 人体各器官の正常構造と機
能、病態、診断、治療
27
稲垣
F 診察の基本
1(34)
F 診察の基本
1
全項目
9 10
下平
和久
全項目
髙宮
有介
158
科目名：基本的診察技法実習
(Practice in Basic physical examination technique)
責任者名：小林
洋一（循環器内科（三内）
教授）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（大学附属病院等）
必修
◆担当教員
昭和大学病院：呼吸器・ｱﾚﾙｷﾞｰ内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、耳鼻咽喉科、
眼科、脳神経外科、泌尿器科、消化器・一般外科
藤が丘病院：耳鼻咽喉科、眼科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、消化器外科、脳
神経内科、脳神経外科
横浜市北部病院：内科、耳鼻咽喉科、眼科、脳神経外科、呼吸器センター、循環器センタ
ー、心臓血管カテーテル室
豊洲病院：内科、外科
豊洲クリニック：眼科
※担当教員については、別途配付する「基本的診察技法実習手引」を参照すること。
小林
洋一(昭和大学病院
循環器内科
教授)
◆一般目標（GIO）
医学部５年で行うベッドサイドラーニング（BSL）のために必要な基本的診察術である医
療面接、視診、聴診、触診、打診の知識、技能および態度を修得する。
◆行動目標（SBOs）
＜態度の行動目標＞
（９～１２）
1.望ましい患者－医療者関係を築き、健康状態に関する情報を的確に収集するために、医療
面接を適切に行う能力を身につける。
2.患者さんの健康のめど（健康状態の概略）を把握するために、バイタルサイン（体温、脈
拍、呼吸数、血圧）を測定する能力を修得する。
3.四肢に現れる主要な徴候や病態を把握するために、四肢診察の基本を身につける。
4.頭頸部の主要な徴候や病態を把握するために、頭頸部診察の基本を身につける。
5.胸部の主要な徴候や病態を把握するために、基本的な胸部診察を適切に行う能力を身につ
ける。
6.心臓の主要な病態を把握するために、基本的な心臓診察を適切に行う能力を身につける。
159
7.腹部の主要な病態を把握するために、基本的な腹部診察を適切に行う能力を身につける。
8.神経の主要な徴候や病態を把握するために、基本的な神経診察を適切に行う能力を身につ
ける。
9.診察に備えての心がけ（例：爪の手入れ、口臭の対策、白衣の清潔）ができる。
10.診察に際しては、患者さんにその旨を説明し、了解を得る。
11.患者さんに不快な思いをさせない配慮をする（例：手・聴診器を温めるなど）
。
12.手順を患者さんに説明しながら診察を進める。
◆評価方法
各回の実習後ミニオスキーで修学度をチェックすることを基本とする。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
小林
洋一
随時
[email protected]
◆授業概要
教材としてＤＶＤを使用し、その後、教員が実技指導を頭頸部、胸部、腹部、神経系を中
心に行う。
◆教
種別
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
手引書
図書名
著者名
出版社名
臨床実習開始前
医療系大学間共
医歯学教育シス
の「共用試験」
用試験実施評価
テム研究センタ
機構
ー
基本的診察技法
実習手引(別途
配布)
◆準備学習(予習・復習)
ミニオスキー終了後、仲間同士で実習内容を反復練習すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
なし
160
発行年
◆予定表
平成 25 年 9 月 24 日（火）～12 月 3 日（火）3・4 限
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
SBO
１
25.9.24
火
3
①頭頸部
1～14
（耳鼻）
診察
②頭頸部
（眼）診
察
③ 胸 部
（ 呼 吸
器）診察
④ 胸 部
（ 循 環
器）診察
⑤腹部診
察
⑥神経系
診察（四
肢・末梢
神経）
⑦神経系
診察（中
枢神経）
⑧直腸診
察
⑨医療面
接特別演
習
２
25.9.24
火
4
〃
1～14
３
25.10.1
火
3
〃
1～14
４
25.10.1
火
4
〃
1～14
161
象
担当
５
25.10.8
火
3
〃
1～14
６
25.10.8
火
4
〃
1～14
７
25.10.15
火
3
〃
1～14
８
25.10.15
火
4
〃
1～14
９
25.10.22
火
3
〃
1～14
１０
25.10.22
火
4
〃
1～14
１１
25.10.29
火
3
〃
1～14
１２
25.10.29
火
4
〃
1～14
１３
25.11.5
火
3
〃
1～14
１４
25.11.5
火
4
〃
1～14
１５
25.11.12
火
3
〃
1～14
１６
25.11.12
火
4
〃
1～14
１７
25.11.19
火
3
〃
1～14
１８
25.11.19
火
4
〃
1～14
１９
25.11.26
火
3
〃
1～14
２０
25.11.26
火
4
〃
1～14
２１
25.12.2
月
3
〃
1～14
162
２２
25.12.2
月
4
〃
1～14
２３
25.12.3
火
3
〃
1～14
２４
25.12.3
火
4
〃
1～14
163
科目名：治療系実習
(Practice in Therapeutic Skill)
責任者名：吉本
信也（形成外科
教授）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（大学附属病院等）
必修
◆担当教員
※担当教員については、別途配付する「診断系・治療系実習手引」を参照すること。
吉本
信也(昭和大学病院
形成外科
教授)
◆一般目標（GIO）
医学部５年で行うベッドサイドラーニング（BSL）のために必要な清潔操作と一次創傷処
置から一次救命処置（脳心肺蘇生）の基本的手技について理解し、モデルを用いて正しく
実施する技能を修得する。
◆行動目標（SBOs）
1.清潔と不潔の区別を説明できる。（知）
2.器具の清潔操作の注意点を説明できる。（知、技）
3.手洗いとガウンテクニックを実施できる。（知、技、態）
4.手術野の消毒について理解し、実施できる。（知、技、態）
5.切開、縫合、抜糸の手技を理解し、モデルを用いて清潔操作を加味しながら実施できる。
（知、技、態）
6.一次創傷処置としての止血法を理解し、実施できる。（知、技）
7.創傷処置や手術後の包帯法、固定法について理解し、モデルを用いて実施できる。（知、
技、態）
8.静脈採血の手順、部位と合併症を列挙し、正しく実施できる。（知、技、態）
9.気道確保の意義と適応を説明できる。（知、技、態）
10.挿管の手技を説明し、モデルを用いて実施できる。（知、技、態）
11.マスク麻酔の適応と実際について説明でき、モデルを用いて実施できる。（知、技、態）
12.基本的バイタルサインの意義とモニターの方法を実施できる。（知、技）
13.心肺停止状態を把握でき、その診断ができ、その対処法について実施できる。（知、技、
態）
14.一次救命処置（脳心肺蘇生）の基本的手技について説明し、モデルを用いて実施できる。
（知、技、態）
164
◆評価方法
技能・態度 100%で評価する。
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所など
メールアドレス・連
備考
絡先
吉本
信也
◆授業概要
主に外科系診察料における医療行為を修得するために、基本的手技に関する知識と態度に
ついての講義と実習を行う。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
「診断系・治療系実習手引」参照（別途配布）
◆準備学習(予習・復習)
各学年を通じて、これまで学習した知識を総復習すること。
◆全学年を通しての関連ユニット
これまで学習した各関連の全ユニット
◆予定表
平成 25 年 10 月 30 日（水）～11 月 27 日（水）3・4 限
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
SBO
１
25.10.30
水
3
①手術室
実習
②縫合実
習
③創処置
実習
④採血・
気管挿管
実習
165
1～14
象
担当
⑤CPR・
AED・モ
ニタ実習
２
25.10.30
水
4
〃
1～14
３
25.11.6
水
3
〃
1～14
４
25.11.6
水
4
〃
1～14
５
25.11.13
水
3
〃
1～14
６
25.11.13
水
4
〃
1～14
７
25.11.20
水
3
〃
1～14
８
25.11.20
水
4
〃
1～14
９
25.11.27
水
3
〃
1～14
１０
25.11.27
水
4
〃
1～14
166
科目名：診断系実習
(Practice in Diagnostic Imaging)
責任者名：後閑
武彦（放射線医学）
学期：後期
対象学年：4 年
授業形式等：実習（大学附属病院等）
必修
◆担当教員
※担当教員については、別途配布する「診断系・治療系実習手引」を参照すること。
後閑
武彦(昭和大学病院
放射線科
教授)
◆一般目標（GIO）
医学部５年で行うベッドサイドラーニング（BSL）のために必要な画像診断（Ｘ線検査、
CT、MRI、核医学検査、超音波検査）、内視鏡診断、心電図・心音図診断を習得する。
◆行動目標（SBOs）
1.Ｘ線検査（単純撮影、造影検査）、CT、MRI、核医学検査の原理、および各検査の読影の
原理を説明する。（態）
2.超音波検査の種類と原理、および検査で得られる情報の意義を説明でき、超音波で行う治
療を概説する。（態）
3.内視鏡検査の種類と原理、適応、および検査で得られる情報の意義を説明でき、内視鏡を
用いる治療を概説する。
（態）
4.脳・脊髄・頭頸部の画像診断（Ｘ線検査、CT、MRI、核医学検査、超音波検査）の意義
と適応を説明でき、代表的な脳・脊髄・頭頸部疾患の画像診断所見を概説できる。（知）
5.呼吸器系の画像診断（Ｘ線検査、CT、MRI、核医学検査、超音波検査）の意義と適応を
説明でき、代表的な呼吸器疾患の画像診断所見を概説できる。（知）
6.循環器系の画像診断（Ｘ線検査、CT、MRI、核医学検査、超音波検査）の意義と適応を
説明でき、代表的な循環器疾患の画像診断所見と心電図・心音図所見を概説できる。（知）
7.消化器系の画像診断（Ｘ線検査、CT、MRI、核医学検査、超音波検査）の意義と適応を
説明でき、代表的な消化器疾患の画像診断所見を概説できる。（知）
8.骨盤内臓器の画像診断（Ｘ線検査、CT、MRI、核医学検査、超音波検査）の意義と適応
を説明でき、代表的な骨盤内臓器疾患の画像所見を概説できる。（知）
9.筋骨格系および乳房の画像診断（Ｘ線検査、CT、MRI、核医学検査、超音波検査）の意
義と適応を説明でき、代表的な筋骨格系疾患および乳房疾患の画像診断所見を概説できる。
（知）
167
10.代表的な呼吸器疾患と消化器疾患の内視鏡所見を概説できる。（知）
◆評価方法
技能・態度 100％で評価する
◆オフィス・アワー
担当教員
対応時間 ・場所な
メールアドレス・連絡先
備考
ど
後閑
武彦
教授室または読影
[email protected]
室
◆授業概要
内視鏡、心電図・心音図や様々な画像診断について学ぶ実習である。６～７人程度の小グ
ループに分かれ、昭和大学病院、藤が丘病院、横浜市北部病院のいずれかで実習を行う。
具体的な実習内容は各々の病院の各担当科に任されるが、基本的には実習前に配布される
実習手引きに示されている内容が中心となる。
◆教
材（教科書、推奨参考図書、プリント等）
「診断系・治療系実習手引」参照（別途配布）
◆準備学習(予習・復習)
診断系・治療系実習手引きを事前に読み、各実習に備えること。実習手引きで不足の内容
については参考書も利用し、予習復習を行うこと。
◆全学年を通しての関連ユニット
３年「循環器」「呼吸器」「消化管」
「腎・泌尿器」「肝・胆・膵」
４年「生殖・産婦人科」「神経」「運動器」「放射線医学」「耳鼻咽喉・口腔」「眼」「小児医
学」など
◆予定表
平成 25 年 10 月 18 日（金）～11 月 29 日（金）3・4 限
回
年月日
曜日
時限
学習項目
学習内容
対
SBO
１
25.10.18
金
3
①頭頸部
画像診断
168
1～10
象
担当
②胸部画
像診断
③腹部画
像診断
④内視鏡
画像診断
⑤循環器
画像診断
⑥骨関節
画像診断
２
25.10.18
金
4
〃
1～10
３
25.10.25
金
3
〃
1～10
４
25.10.25
金
4
〃
1～10
５
25.11.1
金
3
〃
1～10
６
25.11.1
金
4
〃
1～10
７
25.11.8
金
3
〃
1～10
８
25.11.8
金
4
〃
1～10
９
25.11.22
金
3
〃
1～10
１０
25.11.22
金
4
〃
1～10
１１
25.11.29
金
3
〃
1～10
１２
25.11.29
金
4
〃
1～10
169

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2013年度 - 甲南女子大学

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て ん か ん を か か え る 人 と 家 族 の 旅 行 医 学

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「福島発！！浅部地中熱ヒートポンプと SP 免震基礎

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10 国際コミュニケーション研究科開講科目表

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