骨盤底筋トレーニングを2ヶ月継続で「尿もれ」改善 66.6% 改善の秘訣は

2011 年 12 月 9 日
40代女性の「尿もれ」と「骨盤底筋」に関する調査
骨盤底筋トレーニングを2ヶ月継続で「尿もれ」改善 66.6%
改善の秘訣は、「1回10締め」と「毎日の継続」
~「
“究極のインナーマッスル”骨盤底筋は、気軽にきたえられます!」関口由紀先生~
・骨盤底筋トレーニング未経験者の58.7%が「やり方を知らない」
・40代「尿もれ」女性の女子力52.8点。改善者と非改善者では女子力に20点差!?
ユニ・チャーム株式会社では、女性の尿もれと骨盤底筋強化に対する意識と実態を明らかにするために、全国の
40 代の尿もれを自覚している女性(骨盤底筋トレーニング経験者と未経験者)を対象に調査を行いました。
本調査結果では、骨盤底筋トレーニングを 2 ヶ月以上継続した人の約 7 割が、尿もれ症状の改善を実感しており、
改善者に共通するのは、1 回のトレーニングあたり 10 回以上締めていること、および毎日継続していることであるという
結果が明らかになりました。
一方、骨盤底筋トレーニング未経験者の 6 割近くが、「やり方を知らない」と答えており、「教室や病院に通うのが面倒・
大変」との答えが 3 割強存在することから、女性の尿もれ改善には、簡単かつ効果的な骨盤底筋トレーニングの方法を
普及することが大切だと考えられます。
今回の調査にあたり、日々第一線で患者さんを診ておられる医療法人LEADING GIRLS 理事長である泌尿器科医・
関口由紀先生より監修コメントをいただきましたので調査結果と合わせてご報告致します。
<調査結果>
① 「尿もれ」の悩み、「トイレに行く回数が増える」49.7%、「人に言えない」35.5%。
・・・・・・P3
・尿もれによる日常生活の悩みは「トイレに行く回数が増える」が最多の 49.7%、その他にも「人に言えない・
相談相手がいない」(35.5%)、「人に気づかれる気がして不安」(33.9%)と、人に言えず悩む実態が明らかに。
② 骨盤底筋トレーニング未経験者、「やり方を知らない」58.7%。
・・・・・・P3
・骨盤底筋トレーニングについて「やり方が分からない」人は 58.7%と過半数を超える。「きっかけがない」(41.3%)、
「教室や病院に通うのが面倒・大変」(32.0%)という声も。
③ 2 ヶ月のトレーニング継続で、尿もれ症状が改善した人 66.6%。秘訣は、回数と継続。
・・・・・・P4
・ 骨盤底筋トレーニングを 2 ヶ月以上実施して尿もれが改善した人、66.6%と約 7 割
・ 尿もれ改善者の特徴は、1 回のトレーニングあたり骨盤底筋を 10 回以上締めること、および毎日の継続
・ 尿もれ改善者のトレーニング期間は「半年以上」55.4%、非改善者は 4 人に 1 人が“1 週間ぼうず”
④ 「尿もれ」改善で良かったこと、「もれることの不安から開放された」69.9%。
・・・・・・・P5
・ 尿もれ改善後の感想 1 位「もれることの不安から開放された」(69.9%)、2 位「自分らしさを取り戻した」(16.9%)
<コメント:
コメント:医療法人 LEADING GIRLS 理事長 関口由紀先生
関口由紀先生>
先生>
『尿もれ、
もれ、悩みすぎずに骨盤底筋
みすぎずに骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋トレーニングで
トレーニングで改善を
改善を』
『究極の
究極のインナーマッスル”
インナーマッスル”骨盤底筋は
骨盤底筋は、どこでも気軽
どこでも気軽にきたえられます
気軽にきたえられます!
にきたえられます!』
◆Column
『40 代尿もれ女性の女子力 52.8 点。改善者と非改善者では、女子力に 20 点差!?』
1
<調査概要>
■調査趣旨
尿もれは、40 代以上の女性の 3 人に 1 人が経験していると言われながら、人に相談することができず女性の間
でも話題になりにくい症状です。そのため症状の改善方法についても、なかなか広まらないのが実状です。
尿もれ症状は、骨盤底筋を鍛えることで 7~8 割が改善すると言われていますが、骨盤底筋トレーニングによっ
て尿もれが改善することを知らない方や、適切なトレーニング方法を知らないがゆえにトレーニングを中断してし
まったり、尿もれ症状であることを諦めてしまうケースも多く存在します。
本調査では、骨盤底筋トレーニングを実施して尿もれ症状の改善につながった方々から、その方法・秘訣を
導きました。そうすることで少しでも多くの方々に実践していただき、尿もれ症状改善が改善することで、本来の自
分らしさ、女性らしさを取り戻していただけることを願っております。
■表 題
■調査主体
■調査方法
■調査期間
■調査回答者
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40 代女性の「尿もれ」と「骨盤底筋」に関する調査
ユニ・チャーム株式会社
インターネットによるアンケート調査
2011 年 11 月 11 日(金)~12 日(土)
全国の 30 歳~59 歳の、尿もれの自覚症状がある女性 414 名
①尿もれ自覚症状がある骨盤底筋トレーニング経験者 207 名
40~49 歳 155 名
30~39 歳 26 名
50~59 歳 26 名
②尿もれ自覚症状がある骨盤底筋トレーニング未経験者 207 名
40~49 歳 155 名
30~39 歳 26 名
50~59 歳 26 名
※ 各図の中の(SA)、(MA)、(n)はそれぞれ以下を表しています。
(SA):選択肢から1つを選択する回答形式
(MA):選択肢から複数の選択を可能にする回答形式
(n):質問への回答者数
※ 数値については、小数点第 1 位までの掲載としています。
■調査監修
関口由紀先生
医療法人LEADING GIRLS 理事長
1989年山形大学医学部卒業、横浜市立市民総合医療センター、横浜市立大学医学部付属病院
女性泌尿器科外来などを経て、2005年『横浜元町女性医療クリニック・LUNA』を開設。2009年骨
盤底トレーニングセンターを併設。
世界標準の女性医療を目指す、新しい日本の女性医療の拠点作りを行っている。
重田美和先生
LUNA骨盤底トレーニングセンター センター長 理学療法士
理学療法の現場から、教育の立場へと転身し、理学療法士を育成する立場で数年勤務。
勉学への情熱が満たされず、大学院に進学し、自ら、理学療法発展のために研究に没頭。
現在は、その知識を広く一般の患者さまに伝える骨盤底トレーナーとして活躍中。
2
<調査結果①>
「尿もれ」の悩み、「トイレに行く回数が増える」49.7%、「人に言えない」35.5%。
物理的にも心理的にも不安な日常生活の実態。
・ 尿もれによる日常生活の悩みは「トイレに行く回数が増える」が最多の 49.7%、その他にも「人に言えない・
相談相手がいない」(35.5%)、「人に気づかれる気がして不安」(33.9%)と、人に言えず悩む実態が明らかに。
40 代女性の尿もれの現状を明らかにするために、尿もれによる日常生活の悩みを尋ねたところ、
「トイレに行
く回数が増える」が 49.7%と一番多く挙がりました(図 1)
。また、
「人に言えない・相談相手がいない」
(35.5%)
や、
「人に気づかれる気がして不安」
(33.9%)のように、人に言えず悩んでいる実態が浮かび上がっています。
図 1 尿もれによって日常生活で抱えている悩みについて(MA,n=310)
35.5%
33.9%
人に気づかれる気がして不安
18.7%
自分だけではないかと不安になる
仕事や遊びに集中できない
18.4%
気持ちが沈みがちになる
18.1%
9.7%
旅行や外出を控える
8.4%
スポーツを控える
7.7%
夜よく眠れなくなる
7.1%
着たい服が着れない
性生活に影響が生じる
その他
1.3%
3.9%
16.1%
特に不満はない
0.0%
人に言えず悩む
実態が明らかに
49.7%
トイレに行く回数が増える
人に言えない・相談相手がいない
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
<調査結果②>
骨盤底筋トレーニング未経験者、「やり方を知らない」58.7%。
骨盤底筋トレーニングの方法の啓発が必要。
・骨盤底筋トレーニングについて「やり方が分からない」人は 58.7%と過半数を超える。「きっかけがない」(41.3%)、
「教室や病院に通うのが面倒・大変」(32.0%)という声も。
尿もれの改善法である骨盤底筋トレーニングの未経験者にその理由を聞いたところ、
「やり方がわからない」が
58.7%と最も多く、過半数を超える結果になっています(図 2)
。次いで「きっかけがない」
(41.3%)
、
「トレー
ニング教室や病院に通うのが面倒・大変」
(32.0%)という結果となり、改善方法も分からず一人で悩む様子や、
思いきって教室や病院でトレーニングを学ぶことができない実態が読み取れます。
図 2 骨盤底筋を強化するトレーニング・体操をしない理由について(MA,n=75)
58.7%
(骨盤底筋トレーニングの)やり方がわからない
41.3%
きっかけがない
28.0%
トレーニング・体操は面倒くさい
どこで教えてもらえるのかわからない
20.0%
自宅で気軽に行うことができない
20.0%
骨盤底筋強化が何に良いのかわからない
14.7%
トレーニング・体操をする時間がない
14.7%
必要性を感じない
トレーニングをすることが恥ずかしい
その他
0.0%
約 6 割が、トレーニング
方法を知らない
32.0%
トレーニング教室や病院に通うのが面倒・大変
5.3%
4.0%
5.3%
10.0%
3
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
<調査結果③>
骨盤底筋トレーニングを2ヶ月継続で「尿もれ」の改善を実感 66.6%
改善の秘訣は、「1 回 10 締め」と「毎日」の継続。
・ 骨盤底筋トレーニングを 2 ヶ月以上実施して尿もれが改善した人、66.6%と約 7 割
・ 尿もれ改善者の特徴は、1 回のトレーニングあたり骨盤底筋を 10 回以上締めること、および毎日の継続
・ 尿もれ改善者のトレーニング期間は「半年以上」55.4%、非改善者は 4 人に 1 人が“1 週間ぼうず”
40 代の女性の多くが自覚している尿もれについて、骨盤底筋を締めて緩めるトレーニングの実施期間別に改善
率を見てみると、2 ヶ月以上実施した人の 66.6%が尿もれの症状が改善したという結果になりました(図 3)
。
図 3 骨盤底筋トレーニング・体操の実施期間別、尿もれ改善の効果(SA,n=155)
改善効果があった
多少効果があった
全く効果がなかった
どちらともいえない
あまり効果がなかった
6.5%
2ヶ月以上
11.8%
54.8%
21.5%
5.4%
1.6%
1ヶ月以下
32.3%
0.0%
33.8%
20.0%
40.0%
11.3%
60.0%
21.0%
80.0%
100.0%
そこで、尿もれ症状が改善した人の骨盤底筋トレーニングについて、1 回に骨盤底筋を締める回数とその実施
頻度を調べたところ、改善者の過半数が、1 回のトレーニングで骨盤底筋を 10 回以上締め、それを毎日行って
いたことがわかりました(図 4-1、4-2)
。また改善した人としなかった人で骨盤底筋トレーニングの実施期間を
比較すると、改善した人の 55.4%が「半年以上」と答えており、症状の改善後も継続してトレーニングを続けて
いる様子が読み取れます。これに対して、改善しなかった人は「1 週間程度」以下と答えた人が 25.9%と、4 人
に 1 人以上という結果に(図 5-1、5-2)
。改善しなかった人は“1 週間ぼうず”になってしまっているケースが
多いことから、骨盤底筋トレーニングを毎日、長く続ける姿勢が、改善のポイントと言えそうです。
図 4-1 骨盤底筋トレーニングで骨盤底筋を締める回数(1 回あたり)(SA,n=83)
50回以上
40~49回
2.4%
図 4-2 骨盤底筋トレーニング実施頻度(1 日に行う回数)(SA,n=83)
28.9%
1日2~3回以上
30.1%
1日1回
0.0%
30~39回
7.2%
週4~5回
9.6%
15.7%
41.0%
わからない
0.0%
月1回以下
1.2%
2.4%
その他
7.2%
5.0 %
3.6%
月2~3回
24.1%
1~9回
10.8%
週1回
10~19回
0.0%
10.0% 15.0% 20.0 % 25.0% 30.0 % 35.0 % 40.0 % 45.0%
図 5-1 骨盤底筋トレーニング実施期間(改善した人)(SA,n=83)
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
図 5-2 骨盤底筋トレーニング実施期間(改善しなかった人)(SA,n=54)
2~3日, 3.7%
2~3日, 0.0%
1週間程度, 4.8%
2~3週間, 10.9%
改善者の約 6 割が
トレーニングを毎日継続
15.7%
週2~3回
20~29回
1年以上, 22.2%
1年以上, 33.7%
1週間程度, 22.2%
1ヶ月, 9.6%
半年以上, 7.4%
2ヶ月, 6.0%
2~3週間, 7.4%
3ヶ月以上, 13.0%
3ヶ月以上, 13.3%
1ヶ月, 18.5%
半年以上, 21.7%
4
2ヶ月, 5.6%
<調査結果④>
「尿もれ」改善で良かったこと、「もれることの不安から開放された」69.9%。
「尿もれ」症状の改善により、「自分らしさを取り戻した」女性も 2 割。
・ 尿もれ改善後の感想 1 位「もれることの不安から開放された」69.9%、2 位「自分らしさを取り戻した」16.9%
骨盤底筋トレーニングによって尿もれが改善した人に、改善して良かったことを尋ねたところ、
「もれることの
不安から開放された」が 69.9%と一番多く挙がりました(図 6)
。次いで「自分らしさを取り戻した気がする」
(16.9%)
、
「何事も前向きに取り組めるようになった」
(15.7%)と、尿もれを改善することで不安から解放され、
活き活きとした自分を取り戻した 40 代女性の姿が浮かび上がりました。
図 6 骨盤底筋トレーニング・体操で尿もれの症状改善に効果が感じられて良かったと思うこと(MA,n=83)
69.9%
もれることの不安から解放された
16.9%
自分らしさを取り戻した気がする
15.7%
何事にも前向きに取り組めるようになった
14.5%
外出が増えた
9.6%
女性として再び輝けた気がする
見た目の印象が改善された
6.0%
明るくなったと言われる
6.0%
3.6%
夫婦関係が改善した
うつの傾向がなおった
1.2%
その他
12.0%
0.0%
20.0%
5
40.0%
60.0%
80.0%
【コメント】
コメント】 医療法人 LEADING GIRLS 理事長 関口由紀先生
関口由紀先生
●尿もれ、悩みすぎずに骨盤底筋トレーニングで改善を
40 代女性の 3 人に 1 人が経験しているといわれる「尿もれ」。女性にとっては誰でも起こりうる症状です。原因は
子宮や膀胱をハンモックのように支える「骨盤底筋」という筋肉が緩んでしまうことです。女性はもともと、出産が出
来るようなからだの仕組みから骨盤底筋が強くできておらず、年齢を重ねると緩みやすくなってしまいます。骨盤
底筋が緩んでしまった状態で、せきやくしゃみ、大笑いするなど腹部に圧力がかかると、尿道を締めることができず
尿もれが起こります。
尿もれがひどくなると、外出がおっくうになるなど QOL(Quality Of Life)が下がってしまう傾向にあります。活き
活きと自分らしい生活を送るためにも、骨盤底筋を収縮させてきたえるトレーニングで、尿もれの症状をしっかりと
改善することが重要です。
また日常生活で吸水・消臭効果がある、尿もれケア専用のライナーを使用することもお勧めです。生理用ナプキ
ンなどと違い、吸水に特化しているので、蒸れなどの不快症状がなく一日中快適に過ごすことができます。
●“究極のインナーマッスル”骨盤底筋は、自宅でも電車の中でも気軽にきたえられます!
排尿をガマンするときに力を入れる筋肉が、骨盤底筋です。骨盤底筋は他の筋肉と比べ、意識しづらい筋肉
ですが、コツさえつかめれば、いつでもどこでも気軽にトレーニングできます。尿もれ症状の改善には、毎日こつ
こつとトレーニングを続けることがポイントです。数ヶ月続ければ効果を感じることが出来るでしょう。そのためには、
キッチンで料理するとき、お風呂に入ったとき、電車で通勤しているときなど、骨盤底筋トレーニングを行うタイミン
グを習慣化することをお勧めします。
骨盤底筋をきたえると、尿もれの改善だけでなく、血行が良くなることで冷えや生理痛・月経不順の改善、頻尿
や子宮脱の改善、女性ホルモンの分泌、姿勢の改善、性生活の向上など、女性に嬉しい様々な効果が期待でき
ます。また改善だけでなく症状の予防効果もあり、年齢に関係なく全ての女性がきたえるべき筋肉です。まさに
骨盤底筋は女性にとって“究極のインナーマッスル”といえます。
実際に正しく締まっているのか不安な場合は、専門家に見てもらいましょう。自分で膣に指を入れて確かめて
みるのも有効です。また数ヶ月続けても効果が出なければ専門家の受診をお勧めします。一度正しいトレーニング
法をマスターできれば、自宅でも電車の中でも気軽に実施することが出来ます。
ぜひ骨盤底筋トレーニングを行って、自分らしい活き活きとした生活を送ってください。
■骨盤底筋トレーニング法
・イスに座り、リラックスした状態で、脚を肩幅に開く
・排尿をガマンする要領で、骨盤底筋を上に吸い上げるように締める
・そのまま 3 秒キープし、緩める (慣れたら 5 秒に伸ばしてみましょう)
・これを 10 回、1 日 5~10 セット行う
関口由紀先生
医療法人LEADING GIRLS 理事長
1989年山形大学医学部卒業、横浜市立市民総合医療センター、横浜市立大学医学部付属病院女性
泌尿器科外来などを経て、2005年『横浜元町女性医療クリニック・LUNA』を開設。2009年骨盤底トレー
ニングセンターを併設。
世界標準の女性医療を目指す、新しい日本の女性医療の拠点作りを行っている。
6
◆40 代尿もれ女性の“女子力”は平均 52.8 点!
今回の調査で、尿もれ症状を自覚している 40 代女性に自身の女子力を尋ねたところ、平均 52.8 点という結果になりました
(図 7)。また 30 代、50 代にも同じ質問をしたところ、30 代 51.5 点、50 代は 54.5 点と、年代が上がるにつれて女子力も上がっ
ていることが分かりました(図 7)。年齢を重ねるほど、自分に自信をもち活き活きとした女性が多いようです。
図 7 自分で思う自分の女子力(女性力)(100 点満点)(FA,n=414)
30代
51.5点
40代
52.8点
50代
0.0点
54.5点
10.0点
20.0点
30.0点
40.0点
50.0点
60.0点
◆尿もれの改善者と非改善者では、女子力に 20 点差!?
前述した 40 代女性の女子力について、骨盤底筋トレーニングの効果別で比較してみたところ、トレーニングで尿もれ症状
が改善した人は平均 58.9 点、改善しなかった人は平均 49.4 点でした(図 8)。さらに、「全く効果がなかった」人に限定すると平
均 38.1 点と、20 点以上の差が出ていることが分かります(図 8)。“尿もれを改善して活き活きとした自分を取り戻した”という
調査結果からも分かるように、尿もれの改善と女子力は関連が深いようです。
また骨盤底筋をきたえると尿もれの改善だけでなく、便秘や冷え、女性ホルモンの分泌を促すなど、女性にとって嬉しい
様々な効果があるといわれています。話題の膣トレーニングも骨盤底筋をきたえるトレーニングで、性生活の満足度がアップ
するといわれています。こういった効果からも、骨盤底筋をきたえることと女子力の関連性が伺えます。
“女性の究極のインナーマッスル”といわれる骨盤底筋。女子力アップに骨盤底筋をきたえてみるのはいかがでしょうか。
図 8 自分で思う自分の女子力(女性力)(100 点満点)(FA,n=155)
改善効果があった
59.6点
多少効果があった
58.8点
あまり効果がなかった
52.9点
全く効果がなかった
38.1点
どちらともいえない
0.0点
48.5点
10.0点
20.0点
30.0点
40.0点
50.0点
60.0点
≪本件に関するお問い合わせ先≫
一般メディアの方は、 ユニ・チャーム㈱広報グループ 別所
流通業界紙・誌の方は、 ユニ・チャーム㈱営業企画部
7
TEL:03-6722-1019
TEL:03-6722-1007
20 点差以上